JP3528608B2 - 先行車発進報知装置 - Google Patents
先行車発進報知装置Info
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Description
ある場合に、自車の前方の先行車が発進したときには、
先行車の発進を報知することができる先行車発進報知装
置に関し、特に、先行車の発進を報知した後に自車前方
に割込んできた割込車が発進したことをも報知すること
ができる先行車発進報知装置に関する。
止時に、レーザレーダを利用して自車と先行車との車間
距離をサンプリング時間毎に記憶しておき、この車間距
離が一定以上離れた場合には、先行車が発進したことと
して自車の運転者に報知するものである。
行車が発進したことを報知した後に、レーザレーダの発
光を停止させ、次に、先行車の発進を報知するためのレ
ーダ発光条件が成立するまでは、レーザレーダの発光を
禁止するようにしていた。この結果、レーザレーダに用
いられている発光素子の耐久性の向上に寄与することが
できた。
先行車発進報知装置にあっては、例えば道路が渋滞して
自車が停止中である場合に、自車前方の先行車が発進し
たときに、先行車が発進したことを報知した後に、自車
が停止中のままの状態で、自車の前方に割込車が発生し
たときには、レーザレーダの発光が停止されていたの
で、自車前方に割込んできた割込車が発進したことを報
知することができなかった。
その目的としては、先行車の発進を報知した後に、自車
前方に割込んできた割込車が発進したことをも報知する
ことができる先行車発進報知装置を提供することにあ
る。
上記課題を解決するため、自車が停止状態にある場合
に、自車の前方にレーザレーダを発光して先行車との車
間距離を検出し、この車間距離に基づいて、先行車が存
在した場合に、先行車が発進したと判断したときには、
先行車が発進したことを報知する先行車発進報知装置に
おいて、前記先行車の発進を報知した場合に、前記レー
ザレーダの発光を所定時間だけ延長し、この延長した所
定時間内に自車前方に割込車が検出されない場合には前
記レーザレーダの発光を停止させるように制御する発光
制御手段と、この延長された所定時間内に検出される車
間距離に基づいて、自車前方に割込車が存在するかを判
断する割込車存在判断手段と、この割込車が発進したか
を判断する割込車発進判断手段とを備えたことを要旨と
する。
るため、前記発光制御手段は、前記レーザレーダの発光
を間欠発光になるように制御することを要旨とする。
の発進を報知した場合に、レーザレーダの発光を所定時
間だけ延長するように制御し、この延長された所定時間
内に検出される車間距離に基づいて、自車前方に割込車
が存在すると判断した場合に、この割込車が発進したと
判断したときには、割込車が発進したことを報知するよ
うにしているので、先行車の発進を報知した後に、自車
前方に割込んできた割込車が発進したことをも報知する
ことができる。
ーザレーダの発光を間欠発光になるように制御すること
で、この間欠発光期間に検出される車間距離に基づい
て、自車前方に割込車が存在すると判断した場合に、こ
の割込車が発進したかと判断したときには、割込車が発
進したことを報知するようにしているので、先行車の発
進を報知した後に、自車前方に割込んできた割込車が発
進したことをも報知することができる。この結果、レー
ザレーダに用いられている素子の耐久性の向上に寄与す
ることができる。
を参照して説明する。 (第1の実施の形態)図1は、本発明の第1の実施の形
態に係る先行車発進報知装置1のシステム構成を示す図
である。図1に示すように、先行車発進報知装置1に
は、レーザレーダ3、車速センサ5、メインSW7、P
KB_SW9、インジケータ13、ブザー15が接続さ
れている。
M、RAM及びタイマから構成され、ROMに記憶され
ている制御プログラムに従って、後述する先行車の発進
を報知するためのレーダ発光条件が満たされている場合
に、継続的に先行車の発進を報知するように装置全体を
制御する。
距離、方向及び相対速度を計測する装置であり、水平方
向に12度程度の範囲内でレーダビームを掃引して発光
し、測距対象物の角度情報をも得られるスキャン方式が
使用されている。なお、レーザレーダ3は、先行車発進
報知装置1からの制御信号に応じて、発光又は停止動作
を行うように制御される。
ータリエンコーダからのパルス信号を計数して自車の走
行車速を検出する。メインSW7は、先行車発進報知装
置1を動作させるための主スイッチである。PKB_S
W9は、車輪又はプロペラシャフトをロックして車両を
停止させるためのブレーキアクチュエータを作動させる
スイッチであり、パーキングブレーキのON操作や解除
操作を検出するスイッチである。
置され、先行車が発進したことを例えば赤ランプを点灯
して運転者に報知する。ブザー15は、先行車が発進し
たことを例えば警報音を発生して運転者に報知する。
て、先行車発進報知装置1の動作を説明する。まず、ス
テップS10では、先行車が発進したことを運転者に報
知するためのレーダ発光条件として、キーシリンダにI
GNキーが挿入されIGN_SW(図外)がアクセサリ
位置までON操作され、かつ、停止時にPKB_SW9
がON操作され、かつ、車速センサ5で検出される車速
が停止状態を表す0km/hとなり、かつ、メインSW
7がON操作されているか否かを判断し、この条件が成
立した場合にはステップS20に進む。一方、この条件
が成立していない場合にはステップS10に戻り、この
条件が成立するまで処理を繰り返す。
ップS20では、レーザレーダ3に発光開始信号を送っ
て連続して発光させ、先行車と自車との車間距離の計測
を開始する。
ダ3から得られる先行車と自車との車間距離に基づいて
先行車の存在を判断する。即ち、レーザレーダ3から得
られるこの車間距離が、例えば一定時間として5sec
の間で一定距離として10m以内にある場合には、先行
車が存在していることとする。ここで、先行車が存在し
ない場合にはステップS100に進み、レーザレーダ3
に発光停止信号を送って発光を停止させ、次に、ステッ
プS10に戻り、上述したような処理を繰り返す。
存在する場合にはステップS40に進み、インジケータ
13に点滅信号を送ってインジケータ13を点滅させて
スタンパイ完了を運転者に報知し、先行車の発進を報知
するための待機状態にあることを報知する。
ダ3から得られる先行車と自車との車間距離に基づいて
先行車が発進したか否かを判断する。即ち、レーザレー
ダ3から得られるこの車間距離が、例えば一定時間とし
て5secの間で一定距離として10mより大きくなっ
た場合には先行車が発進したこととする。ここで、先行
車が発進していない場合にはステップS50の処理を繰
り返す。一方、先行車が発進した場合にはステップS6
0に進む。
進したので、ブザー15に報知信号を送って、先行車が
発進したことを運転者に報知する。そして、ステップS
70では、ステップS10と同様に、先行車の発進を報
知した後に、レーダ発光条件が継続して成立しているか
否かを判断する。そして、ステップS80では、レーダ
発光条件が継続して成立しているので、レーザレーダの
発光を例えば5sec〜10secの一定時間だけ延長
し、この延長時間以内か否かを判断する。
間以内の場合、ステップS30と同様に、レーザレーダ
3から得られる先行車と自車との車間距離に基づいて先
行車の存在を判断する。ここで、先行車が存在する場合
にはこの先行車は割込車であるのでステップS40に進
み、以後、ステップS40〜S90に示す処理を繰り返
す。
検知した場合には、レーザレーダ3の発光を継続したま
ま、スタンパイ完了を報知し、割込車の発進を検出する
まで、レーザレーダ3の発光を継続して、割込車の発進
を報知するための処理(ステップS40〜S90)を維
続する。さらに、割込車が移動した場合でも、2台目以
降の割込車を検知したときには、同様の処理を繰り返
す。
停止中である場合に、先行車が発進したことを検知した
ときには、ステップS60で、先行車の発進を運転者に
報知し、次に、自車停車の状態で、左右方向からの割込
み車が発生し、自車の直前に停車した場合でも、ステッ
プS60に再度進み、新たな割込車の発進を報知する動
作を継続することができる。
が成立しなくなった場合、又は、ステップS80で、レ
ーザレーダの発光が延長時間を超えた場合、又は、ステ
ップS90で、自車の前方から先行車が移動して存在し
ていない場合には、ステップS100に進み、レーザレ
ーダ3に発光停止信号を送って発光を停止させ、次に、
ステップS10に戻り、上述したような処理を繰り返
す。
の形態に係る先行車発進報知装置のシステム構成は、図
1に示す第1の実施の形態の先行車発進報知装置1の構
成と同様であり、その説明を省略する。次に、図3に示
すフローチャートに従って、先行車発進報知装置1の動
作を説明する。なお、各ステップにおける処理内容は、
図2に示す各ステップの処理内容と同様であるので、詳
細な説明は省略するが、処理の流れが異なるので、ここ
では、フローチャートに従って動作を説明することとす
る。
進したことを運転者に報知するためのレーダ発光条件が
成立したか否かを判断し、この条件が成立した場合には
ステップS220に進む。一方、この条件が成立してい
ない場合にはステップS210に戻り、この条件が成立
するまで処理を繰り返す。
ップS220では、レーザレーダ3に発光開始信号を送
って連続して発光させ、先行車と自車との車間距離の計
測を開始する。そして、ステップS230では、レーザ
レーダ3から得られる先行車と自車との車間距離に基づ
いて先行車の存在を判断する。ここで、先行車が存在し
ない場合にはステップS300に進み、レーザレーダ3
に発光停止信号を送って発光を停止させ、次に、ステッ
プS210に戻り、上述したような処理を繰り返す。
が存在する場合にはステップS240に進み、インジケ
ータ13に点滅信号を送ってインジケータ13を点滅さ
せてスタンパイ完了を運転者に報知し、先行車の発進を
報知するための待機状態にあることを報知する。
ーダ3から得られる先行車と自車との車間距離に基づい
て先行車が発進したか否かを判断する。ここで、先行車
が発進していない場合にはステップS250の処理を繰
り返す。一方、先行車が発進した場合にはステップS2
60に進む。そして、ステップS260では、先行車が
発進したので、ブザー15に報知信号を送って、先行車
が発進したことを運転者に報知する。
S210と同様に、先行車の発進を報知した後に、レー
ダ発光条件が継続して成立しているか否かを判断する。
そして、ステップS280では、レーダ発光条件が継続
して成立しているので、レーザレーダを間欠的に発光す
る。例えば、先行車発進報知装置1から間欠制御信号を
レーザレーダ3に送り、レーザレーダ3に間欠的な発光
をさせる。この時、先行車発進報知装置1は、発光期間
を表すhighレベル信号を1sec間、停止期間を表
すlowレベル信号を5sec間だけ交互に繰り返す間
欠制御信号を生成してレーザレーダ3に送り、レーザレ
ーダ3を間欠的に発光/停止を繰り返させるように制御
する。
S230と同様に、レーザレーダ3から得られる先行車
と自車との車間距離に基づいて先行車の存在を判断す
る。ここで、先行車が存在する場合にはこの先行車は新
たに割込んできた割込車であるのでステップS220に
進み、以後、新たに割込んできた割込車を先行車として
扱い、ステップS220〜S290に示す処理を繰り返
す。
しない場合にはステップS270に進み、レーダ発光条
件が継続して成立しているか否かを判断し、レーダ発光
条件が継続して成立している場合には、以後、ステップ
S270〜S290に示す処理を繰り返す。
在しなくなった場合にはステップS270に進み、レー
ダ発光条件が継続して成立していない場合、すなわち、
例えば自車が走行を開始した場合にはステップS300
に進む。
後に、先行車の発進を報知するためのレーダ発光条件が
成立している時(ステップS270)には、レーザレー
ダ3を間欠的に発光し、新たに割込んできた割込車を検
出した場合には、レーザレーダ3の発光を通常の連続発
光状態に復帰させ、先行車の発進を報知する動作を維続
する。
停止中である場合に、先行車が発進したことを検知した
ときには、ステップS260で、先行車の発進を運転者
に報知し、次に、自車停車の状態で、左右方向からの割
込み車が発生し、自車の直前に停車した場合でも、再度
ステップS260で、新たに割込んできた割込車の発進
を報知する動作を継続することができる。
報知する動作を一旦行った後でも、レーザレーダの発光
を一定時間だけ継続的に、あるいは、レーザレーダを間
欠的に発光することによって、自車が渋滞時に停止して
いる際に、先行車の発進を報知する動作を行った後に、
自車が停車状態のまま、左右方向から他の割込み車が発
生して自車の直前に停車した場合でも、新たに割込んで
きた割込車の発進を報知する動作を継続することができ
るようになり、さらに、レーザレーダの素子寿命の向上
に寄与することができる。
知装置1のシステム構成を示す図である。
知装置1の動作を説明するためのフローチャートであ
る。
知装置1の動作を説明するためのフローチャートであ
る。
Claims (2)
- 【請求項1】自車が停止状態にある場合に、自車の前方
にレーザレーダを発光して先行車との車間距離を検出
し、この車間距離に基づいて、先行車が存在した場合
に、先行車が発進したと判断したときには、先行車が発
進したことを報知する先行車発進報知装置において、 前記先行車の発進を報知した場合に、前記レーザレーダ
の発光を所定時間だけ延長し、この延長した所定時間内
に自車前方に割込車が検出されない場合には前記レーザ
レーダの発光を停止させるように制御する発光制御手段
と、 この延長された所定時間内に検出される車間距離に基づ
いて、自車前方に割込車が存在するかを判断する割込車
存在判断手段と、 この割込車が発進したかを判断する割込車発進判断手段
とを備えたことを特徴とする先行車発進報知装置。 - 【請求項2】前記発光制御手段は、 前記レーザレーダの発光を間欠発光になるように制御す
ることを特徴とする請求項1記載の先行車発進報知装
置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP18457398A JP3528608B2 (ja) | 1998-06-30 | 1998-06-30 | 先行車発進報知装置 |
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---|---|---|---|
JP18457398A JP3528608B2 (ja) | 1998-06-30 | 1998-06-30 | 先行車発進報知装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2000016207A JP2000016207A (ja) | 2000-01-18 |
JP3528608B2 true JP3528608B2 (ja) | 2004-05-17 |
Family
ID=16155578
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18457398A Expired - Fee Related JP3528608B2 (ja) | 1998-06-30 | 1998-06-30 | 先行車発進報知装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3528608B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002002328A (ja) * | 2000-06-28 | 2002-01-09 | Daihatsu Motor Co Ltd | 追従走行装置及びその制御方法 |
-
1998
- 1998-06-30 JP JP18457398A patent/JP3528608B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
JP2000016207A (ja) | 2000-01-18 |
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