JP3528341B2 - 燃焼装置 - Google Patents

燃焼装置

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JP3528341B2 JP17574795A JP17574795A JP3528341B2 JP 3528341 B2 JP3528341 B2 JP 3528341B2 JP 17574795 A JP17574795 A JP 17574795A JP 17574795 A JP17574795 A JP 17574795A JP 3528341 B2 JP3528341 B2 JP 3528341B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は燃料を気化噴出して燃焼
させる燃焼装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の燃焼装置は、図4に示す
ように、タンク24にカートリッジタンク25から液体
燃料が供給され、同タンク24の燃料はポンプ26によ
って気化器27に供給され、ここで気化されてノズル2
8より水平方向に噴出される。そしてこのノズル28か
ら噴出された気体燃料は、エジェクタ効果により一次空
気を吸引しながら気化器27の下流側に離れて設けた混
合管29内で混合されて、混合管29と一体形成された
ライン形状のバーナ部30に供給され、そこで燃焼され
る。生じた燃焼ガスは、バーナ部30の周囲を覆うよう
に配設された燃焼筒31で上方へ導かれ、上記燃焼筒3
1を覆ったダクト32で送風機33からの室内空気流と
混合され、温風として排出されて暖房に利用される。そ
して、この燃焼装置はポンプ26の駆動周波数や印加電
圧を変えて燃料供給量を調節すると、一次空気量もそれ
につれて増減し、燃料と空気の比が一定に保たれたまま
燃焼量を変えることができるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
な従来の構成の燃焼装置は、バーナ部30は横長のライ
ン形状となるため、火炎が左右均一になりがたく、どう
しても両端の燃焼が乱れやすい傾向がある。そして燃焼
炎が真上に吹き出されるため、流れを抑えることが難し
くリフト燃焼を生じやすい欠点もあった。また、経年的
にも、ライン形状であるため温度の不均一によって、バ
ーナ部30が変形もしやすい欠点があった。さらに、気
化器27と離れて、混合管29、バーナ部30を配設す
るため、バーナ部30の熱を気化器27が回収する構成
が取り難く、バーナ部30が横長であるため、機器の寸
法も横長になる問題もあった。
【0004】従来この問題を解決するために、図5に示
すように、気化器34で気化されたガスをノズル35よ
り垂直方向に噴出して、そしてこのノズル35から噴出
された気化ガスは、気化器34の下流側に設け、かつ気
化器34と一体形成された混合管36内で、エジェクタ
効果により一次空気を吸引しながら混合して、混合管3
6の混合管噴出口より噴出させる。そして混合管36噴
出口と内壁および混合管36と内壁との距離がほぼ一定
になるように上部が半球状で下部が円筒状のバーナ部3
7で混合管36外周を覆って、混合ガスが混合管36か
ら折り返し混合管36外周下方へ流れるようにして、バ
ーナ部37の下方周壁に設けた多数の炎孔38から混合
ガスを噴出させ燃焼するような方式も考えられた。
【0005】このような構成の燃焼装置では、混合管3
6外周を混合ガスが折り返し流れて、バーナ部37の下
方周壁に設けた多数の炎孔38から混合ガスを均一に噴
出させ燃焼させるため、火炎が均一になり、燃焼炎が外
周方向に噴出されるため、燃焼炎が上方に流れるように
バーナリング39などで流れ方向を制御するようなもの
で簡単にリフト炎を抑えることができるようになる。
【0006】しかしながら、気化器34で気化されたガ
スをノズル35より垂直方向に噴出させるため、バーナ
部37の高さが高くなり、燃焼筒31やダクト32の高
さ寸法が高くなる傾向をあった。そして機器の倒れ易さ
や、メンテ性等の本体構成上の制約でバーナ部37の高
さを低くすると、混合管36の長さが足りなくなり、ノ
ズル35から噴出された気化ガスのエジェクタ効果が弱
くなり、一次空気の吸引量が減少するので、一次空気量
の不足を補うため、送風機33からの風の一部をノズル
35の噴出に合わせて別に供給するようになっている。
【0007】ここでバーナ部の燃焼は一次空気供給構成
のばらつきや、電圧変動やほこり付着の影響を受けやす
く、特にその影響を受けた状態で停電時や強燃焼時から
微弱燃焼時に切り替えた時は、バーナ部37近傍の温度
は高くなるとともに炎孔38より噴出する混合ガスの噴
出力が弱くなり、燃焼炎が密着しながらも乱れて、燃焼
炎がバーナ部37と混合管36の空間で燃焼する逆火燃
焼を生じ、CO、臭気そしてススの発生し、特にススは
バーナ部内や炎孔に付着して目詰まりを起こして次回か
らの燃焼に支障をきたす可能性があった。つまり、この
逆火燃焼は第一段階は混合ガス経路途中の第1の狭隘部
つまり混合管36の噴出口とバーナ部37内部の上部と
の隙間で火炎面を形成し、そして逆火がさらに進むと混
合管36の入り口で火炎面を形成するようになり、C
O、臭気を発生しながらバーナ部37内をススけさせ、
経路途中内壁などに付着して経路を狭くさせて混合ガス
の流路抵抗となり一次空気の吸引を妨げてしまい、次の
燃焼時には一次空気量不足となり燃焼状態が悪くなる問
題があった。
【0008】本発明は上記課題を解決するもので、燃焼
装置のコンパクト化を図りつつ良好な燃焼ができるよう
にするとともに、逆火燃焼を防止して、簡単な構成で安
定した燃焼を長期間に渡って得ることを目的としたもの
である。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、第1の構成では、燃料を貯蔵するタンクと、
このタンクから燃料を吸引する電磁ポンプと、前記電磁
ポンプによって供給されてくる燃料を気化する気化器
と、前記気化器に配設し気化されたガスを噴出するノズ
ルと、前記ノズルに離れて対向する位置に配設し噴出さ
れた気化ガスのエジェクター効果により1次空気を吸引
しながら混合する混合管と、前記混合管の混合ガス噴出
口を覆うように外周に配設し混合管からの混合ガスを折
り返し混合管外周下方へ流し、かつその下方周壁に設け
た多数の炎孔から混合ガスを噴出させて燃焼するバーナ
部とを備え、上記バーナ部は上部から下方に向かって断
面積を徐々に大きくした円錐状の上部周壁と炎孔を配設
した円筒状の下部周壁を有し、前記バーナ部の内部には
前記混合管との間に前記バーナ部の上部空間を径方向で
ほぼ2分する円筒状の均圧リングを、バーナ部上部から
下方へその下端が前記下部周壁に設けた炎孔のほぼ中央
の高さに位置するように配設した構成としてある。
【0010】また、第2の構成では、均圧リングに代え
て、混合管と外周のバーナ部の上部の空間を径方向でほ
ぼ2分する円筒部と、上記バーナ部の上部内側に沿って
配設し2重構造とする絞り部を一体成形した均圧筒を配
設した構成としてある。
【0011】
【作用】本発明は上記第1の構成によって、混合管の混
合ガス噴出口より噴出した混合ガスは混合管外周と均圧
リングの空間を通過して下方に流れそして炎孔から噴出
するようになるので、混合管長さがあたかも長くなった
ような形となり、混合管が短くても、すなわちバーナ部
のサイズがコンパクトでも十分な一次空気が吸引でき、
かつこの一次空気と燃料ガスとの混合も十分に行われる
ようになり、良好な燃焼が可能となる。それに加え、バ
ーナ部内の経路が半分の広さで倍の長さとなり、バーナ
部内の燃焼例えば混合管の噴出口とバーナ部内部の上部
との隙間で火炎面を形成し難くなり逆火燃焼が生じ難く
なる。
【0012】また、第2の構成によれば上記した作用に
加え炎孔に形成される火炎によってあぶられ高温になり
やすいバーナ部上部は二重構造となっていて、二重壁に
よる遮熱効果によって、バーナ部内部の混合ガスの温度
は比較的低く維持され、混合ガスの温度が高くなりすぎ
て混合ガスの流れに澱みが生じたときに発生しやすい異
常燃焼が低減できるとともに、また混合ガスの急激な温
度上昇による音の発生を低減することに加え遮音効果に
よって、ノズルから噴出された燃料ガスの噴出音や、混
合管内への混合ガスの流入音及び混合管内での混合音を
低減することができ、燃焼装置の低騒音化を図ることが
できる。
【0013】
【実施例】以下本発明の一実施例について図面に基づい
て説明する。
【0014】図1〜図3において、1は本体ケースで、
その下方側部に液体燃料を保有するタンク2とそのタン
ク2上部に着脱自在にカートリッジタンク3が配設して
ある。4はタンク2の上面に配設したポンプで、その上
端から送油パイプ5が気化器6に接続されている。気化
器6には、気化器6の温度を検知するサーミスタなどの
温度検出手段7と、気化器温度検出手段7からの出力に
基づいて気化器6を所定温度に保つヒータ8と、供給さ
れた燃料を効率よく気化させる気化素子9と、気化ガス
を噴出するノズル10と、上面が平面な座面を形成する
バーナ座11と、バーナ座11の周囲に立てた受熱フラ
ンジ12を有する。
【0015】13はバーナ座11に載置されノズル10
上方に配設された入り口がスロート形状の混合管で、ノ
ズル10から噴出された気化ガスのエジェクタ効果によ
り1次空気を吸引しながら混合するようになっている。
【0016】14は、前記混合管13を覆いかつバーナ
座11に重ねて載置したバーナ部で、混合管からの混合
ガスを折り返し混合管13外周下方へ流しかつその下方
周壁に設けた多数の炎孔15から混合ガスを噴出させて
燃焼炎を形成するようになっている。そしてバーナ部1
4は、上部は断面積を小さくしバーナ部14の炎孔15
の上部まで断面積を徐々に大きくした円錐状とし、炎孔
を配設した下方周壁は円筒状としてある。
【0017】16は、前記混合管と外周のバーナ部の上
部の空間を径方向でほぼ2分するように配設した円筒状
の均圧リングで、バーナ部上部から下方へその下端がバ
ーナ部炎孔のほぼ中央の高さに位置するように配設して
ある。
【0018】17は、バーナ部の炎孔から外周方向に噴
出された燃焼炎を上方に流れるように流れ方向を制御す
るバーナリングである。
【0019】18はバーナ部15を覆い燃焼ガスを上方
へ導く燃焼筒で、その背部に室内空気流を取入れ排出す
る送風機19が配設してある。20は上記燃焼筒18を
覆い上述の燃焼ガスと室内空気流を混合して温風にする
ダクトである。21は前記気化器温度検出手段7からの
出力に基づいてヒータ8への通電の制御や、運転条件を
設定する操作部22の信号に基づき、ポンプ4や送風機
18などを予め決められたシーケンスで制御する制御部
である。
【0020】上記した構成において、液体燃料は、カー
トリッジタンク3から一定油面を保つようにタンク2に
供給され、そしてポンプ4によってタンク2から吸い上
げられ送油パイプ5を介し気化器6に送られる。送られ
た燃料はヒータ8で所定温度以上にに保たれた気化器6
内の気化素子9で気化し高圧蒸気になりノズル10より
噴出され、その際エジェクタ効果により一次空気を吸引
しながら気化器6の下流側に設けた混合管13内で混合
されて、バーナ部14に供給され燃焼される。そして生
じた燃焼ガスは、燃焼筒18の上方へ流れてゆき、ダク
ト20内で送風機19からの室内空気流と混合され、温
風として排出されて暖房に利用される。
【0021】また制御部21は、また操作部22で設定
された条件に基づいてヒータ8、ポンプ4、送風機19
などを予め決められたシーケンスで制御して、運転の開
始、停止、また燃焼量の可変等の運転制御する。
【0022】そして、バーナ部14での燃焼について説
明する。ノズル10より噴出された気化ガスは、エジェ
クタ効果により一次空気を吸引しながら気化器6の下流
側に設けた混合管13内で混合されて混合管13外周を
混合ガスが折り返しよう流して、バーナ部14の下方周
壁に設けた多数の炎孔15から混合ガスを均一に噴出さ
せ燃焼させるため、火炎が均一になり、燃焼炎が外周方
向に噴出されるため、燃焼炎が上方に流れるようにバー
ナリング17などの流れ方向を制御するようなもので簡
単にリフト炎を抑えることができるようになる。また、
受熱フランジ12は、バーナ部14で形成される燃焼火
炎で加熱され、この燃焼火炎からの熱回収作用によっ
て、気化器6の温度が一定温度以上に保たつためのヒー
タ8の通電の一部或いは全部が軽減される。
【0023】ここで、エジェクタの作動原理について説
明する。ノズル10から気化ガスが駆動流として噴出
し、その周囲の空気が、駆動流の噴出によって周囲の生
じる負圧と駆動流の粘性によって引きずられて駆動流と
一緒になって混合管13のスロート部(入り口の曲線
部)より入り、駆動流と吸引された空気が混合し、混合
管13の先端側のディフューザ部分(ストレート部分)
で圧力を高められて混合管13出口より放出される。こ
のスロート部の大きさは、炎孔面積の比率によって決定
され、混合管13内壁の荒さなどで左右され滑らかな場
合30〜45%、荒い場合45〜60%のとき1次空気
の吸引性がよく、実用上、炎孔面積の30〜70%で高
率の吸引量が得られるようになっている。そして、ディ
フューザ部は、ここを流れる1次空気と気化ガスとの混
合ガスが渦流を起こすことなく適当な膨張を許すため、
その断面積を急変させずに拡大することが原則で、この
ため、ディフューザ部の長さはスロート直径の6〜10
倍の長さとし、混合ガスの流れに沿って直径を角度4〜
10゜で拡大していくのが適当な寸法となっている。
【0024】しかしながら、機器の倒れ易さや、メンテ
性等の本体構成上の制約でバーナ部14の高さを低くす
ると、混合管13の長さが足りなくなってしまいノズル
10から噴出された気化ガスのエジェクタ効果が弱くな
ってしまうが、混合管13の混合ガス噴出口より噴出し
た混合ガスは混合管13外周と均圧リング16の空間を
通過して下方に流れそして炎孔15から噴出するように
なるので、混合管13長さがあたかも長くなったような
形となり、混合管13が短くても、すなわちバーナ部1
4のサイズがコンパクトでも十分な一次空気が吸引で
き、かつこの一次空気と燃料ガスとの混合も十分に行わ
れるようになり、良好な燃焼が可能となる。
【0025】それに加え、バーナ部14内の経路が半分
の広さで倍の長さとなり、混合管13の噴出口とバーナ
部14内部の上部との隙間で火炎面を形成しようとして
も火種としての火炎が到達し難くなり、バーナ部14内
の燃焼が生じなくなって逆火燃焼が生じ難くなる。
【0026】したがって、均一な燃焼が得られやすい混
合管13外周をバーナ部14で覆う構成で、バーナ部1
4、混合管13の高さを高くせずに、一次空気を吸引す
るエジェクタ効果を増して、コンパクト化を図りつつ良
好な燃焼ができるようにするとともに、逆火燃焼を防止
して、簡単な構成で安定した燃焼を長期間に亘って得る
ことができるようになる。
【0027】図2はさらに他の実施例を示し、先の実施
例で述べた部分と同じ部分は同一番号を付記して説明を
省略し、異なる部分のみ説明する。23は、前記混合管
13と外周のバーナ部14の上部の空間を径方向でほぼ
2分する円筒部と、前記バーナ部14の上部内側に沿っ
て配設し2重構造とする絞り部を一体成形した均圧筒
で、バーナ部14上部から下方へその下端がバーナ部
14に設けた炎孔15のほぼ中央の高さに位置するよう
に配設した構成としてある。
【0028】したがってこの構成によれば、上記の構成
と同様に均一な燃焼が得られやすい混合管13外周をバ
ーナ部14で覆う構成で、バーナ部14、混合管13の
高さを高くせずに、一次空気を吸引するエジェクタ効果
を増して、コンパクト化を図りつつ良好な燃焼ができる
ようにするとともに、逆火燃焼を防止して、簡単な構成
で安定した燃焼を長期間に渡って得ることができるよう
になる。
【0029】そしてそれに加え、炎孔に形成される火炎
によってあぶられ高温になりやすいバーナ部14上部は
二重構造となっていて二重壁による遮熱効果によって、
バーナ部14内部の混合ガスの温度は比較的低く維持さ
れ、混合ガスの温度が高くなりすぎて混合ガスの流れに
澱みが生じたときに発生しやすい異常燃焼を低減できる
とともに、また混合ガスの急激な温度上昇による音の発
生を低減することに加え、遮音効果よって、ノズル10
から噴出された燃料ガスの噴出音や、混合管13内への
混合ガスの流入音及び混合管13内での混合音を低減す
ることができ、燃焼装置の低騒音化が図れる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように本発明の燃焼装置に
よれば、均一な燃焼が得られやすい混合管外周をバーナ
部で覆う構成で、バーナ部と混合管外周との空間に混合
管の作用を付加することで、混合管の高さを高くせず
に、一次空気を吸引するエジェクタ効果を増して、燃焼
装置のコンパクト化を図りつつ良好な燃焼ができるよう
にするとともに、逆火燃焼を防止して、簡単な構成で安
定した燃焼を長期間に亘って得ることができる効果があ
る。
【0031】さらに、遮熱と遮音の作用を付加すること
で、混合ガスの温度が高くなりすぎて混合ガスの流れに
澱みが生じたときに発生しやすい異常燃焼を低減できる
とともに燃焼装置の低騒音化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における燃焼装置の構成図
【図2】同燃焼装置の他の発明例を示す構成図
【図3】同燃焼装置を用いた温風暖房機の要部断面図
【図4】従来の燃焼装置の用いた温風暖房機の要部断面
【図5】従来の他の燃焼装置の要部断面図
【符号の説明】
4 ポンプ 6 気化器 10 ノズル 13 混合管 14 バーナ部 15 炎孔 16 均圧リング 23 均圧筒
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 浦川 芳久 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−340516(JP,A) 実開 昭61−110933(JP,U) 実開 昭64−54617(JP,U) 実開 昭61−53630(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F23D 11/02 F23D 11/10 F23D 11/40 - 11/44

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料を貯蔵するタンクと、このタンクか
    ら燃料を吸引する電磁ポンプと、前記電磁ポンプによっ
    て供給されてくる燃料を気化する気化器と、前記気化器
    に配設し気化されたガスを噴出するノズルと、前記ノズ
    ルに離れて対向する位置に配設し噴出された気化ガスの
    エジェクター効果により1次空気を吸引しながら混合す
    る混合管と、前記混合管の混合ガス噴出口を覆うように
    外周に配設し混合管からの混合ガスを折り返し混合管外
    周下方へ流し、かつその下方周壁に設けた多数の炎孔か
    ら混合ガスを噴出させて燃焼するバーナ部とを備え、
    記バーナ部は上部から下方に向かって断面積を徐々に大
    きくした円錐状の上部周壁と炎孔を配設した円筒状の下
    部周壁を有し、前記バーナ部の内部には前記混合管との
    間に前記バーナ部の上部空間を径方向でほぼ2分する円
    筒状の均圧リングを、バーナ部上部から下方へその下端
    が前記下部周壁に設けた炎孔のほぼ中央の高さに位置す
    るように配設した燃焼装置。
  2. 【請求項2】 均圧リングに代えて、混合管と外周のバ
    ーナ部の上部の空間を径方向でほぼ2分する円筒部と、
    上記バーナ部の上部内側に沿って配設し2重構造とする
    絞り部を一体成形した均圧筒を配設してなる請求項1記
    載の燃焼装置。
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