JP3527317B2 - 車両用前後進切換装置の制御装置 - Google Patents
車両用前後進切換装置の制御装置Info
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- Control Of Transmission Device (AREA)
Description
の制御装置に係り、前後進を頻繁に繰返すフロントロー
ダ作業等に利用される。
伝達系に油圧式前後進切換装置を備え、ハンドルの近傍
に配置した前後進切換レバーを前進位置と後進位置とに
操作したときに、制御弁を介して前後進切換装置を前進
と後進とにそれぞれ切換えるようにしたものがあり、前
後進を頻繁に繰返すフロントローダ作業に便利にしたも
のがある(特公平5−81448号公報参照)。
弁に前進信号と後進信号とをそれぞれ送信する前後進切
換スイッチのオン・オフが瞬時になされるため、操作フ
ィリングが比較的悪いものであった。また、前後進切換
レバーは操縦ハンドルの近傍に配置されているため、車
両への乗降に際して不測に前後進切換レバーに接触した
場合、誤動作するおそれがあった。
クションにするとともに、前後進切換スイッチのオン状
態を長く維持することで操作フィリングを向上させ、か
つ、乗降時の誤動作を確実に防止したことを目的とする
ものである。
3の近傍に前後進切換レバー27を設け、この前後進切
換レバー27を前後方向の前進位置Fと後進位置Rとに
操作したときに制御弁19を介して油圧式前後進切換装
置11を前進と後進にそれぞれ切換えるようにした車両
用前後進切換装置の制御装置において、前述の目的を達
成するために、次の技術的手段を講じている。
進信号と後進信号とをそれぞれ送信する前後進切換スイ
ッチ40,41を設け、前記前後進切換レバー27は、
持上げ位置と持下げ位置とに上下動自在に設けられ、該
切換レバー27を持下げ位置にしているとき該切換レバ
ー27を前後方向に操作不能とするインターロック手段
42を設け、前記切換レバー27を持上げ位置にしたと
き前記インターロック手段42を解除して前記前後進切
換スイッチ40,41をオン・オフ操作するように構成
されていることを特徴とするものである。
チ40,41をオン・オフ操作する作動部42Cを備
え、該作動部42Cはオン状態を長く保持する形状とさ
れていることが望ましい。
的に前進又は後進させる場合には、前後進切換レバー2
7を持上げることにより、インターロック手段42を解
除し、その後に当該切換レバー27を前進位置F又は後
進位置Rに操作すると、前後進切換スイッチ40,41
のいずれかがオン・オフされて制御弁19に前進信号と
後進信号のいずれかを送信し、これによって、油圧式前
後進切換装置11が作動し、車両1が前進又は後進す
る。
作動部42Cによって長く保持されて操作フィリングを
良好にする。一方、前後進切換レバー27を持下げる
と、インターロック手段42が機能して当該切換レバー
27の前後方向操作を拘束状態に保持(維持)し、これ
によって、乗降時に当該切換レバー27に接触しても不
測に誤動作することはない。
る。図1および図5において、車両1は2軸4車輪形に
四輪駆動トラクタで例示され、車体2の前後方向中央部
分に、操縦ハンドル3を備え、該ハンドル3の後方に運
転席4を備えることで操縦手段とされ、この操縦手段は
キャビン5によって包囲されている。
を有し、該ドア7は外周に雨仕舞シール8を周設したフ
レームレスとされている。車体2はミッションケースを
兼ねており、エンジン9からの動力を主クラッチ10を
介して油圧式前後進切換装置11に伝達し、主変速装置
12等を介して後輪に伝動しており、これらは車体2に
内蔵されている。
14との間に軸架された前進ギヤー列15及び後進ギヤ
ー列16と、これらギヤー列15,16を伝動軸14に
選択的に接続する油圧式の前進クラッチ17及び後進ク
ラッチ18を備えて成り、そのクラッチ17,18は電
磁制御弁19により制御される。制御弁19は前進ソレ
ノイド20と後進ソレノイド21を有し、前進ソレノイ
ド20が励磁したときに前進クラッチ17に、後進ソレ
ノイド21が励磁したときに後進クラッチ18にそれぞ
れ圧油を送り、両者ソレノイドがともに消磁したときに
圧油の供給を断つようになっている。
ネット22の後部に備えた計器パネル23に具備されて
いて、該計器パネル23は左右乗降口6間の中央部でか
つ床板24より上方に位置している。計器パネル23に
はハンドルポスト25が立設されており、該ハンドルポ
スト25にはハンドル3を有するハンドル軸26が挿通
支持されており、図示例ではチルトハンドルとされてい
る。
脇に前後進切換レバー27がハンドルポスト25に沿っ
て備えられていて、該レバー27の上端は屈曲され、グ
リップ28を有する。図2及び図3を併せて参照すると
明らかなように、前後進切換レバー27は、組立分解を
容易にするため、グリップ28を有する第1軸29とそ
の下部に接続連結された第2軸30とからなり、第2軸
30はその下端が床板24にボール軸受31を介して支
持され、上端がブラケット32に別のボール軸受33を
介して支持され、これら軸受31,33によって長軸で
あっても芯振れを吸収しつつ、回動自在および軸方向摺
動自在(持上げ位置と持下げ位置)に支持されている。
て、この筒軸34が第2軸30の上部に套嵌されてお
り、両軸34,30は長孔35とこの孔に嵌挿されたス
プリングピン36とによって図2に示す回動(前後進切
換動作)Xを伝達可能であるとともに、長孔35の範囲
を超えると図2に示す上下動(押上げと押下げ)Yを伝
達可能とされている。
周に巻付けているコイルバネ37のバネ受け38を椀形
状にすることで該ピン36の突出両端を覆っているとと
もに、該ピン36によってバネ受け38の上昇移動を拘
束している。ブラケット32は、L形に形成されていて
その立面が計器パネル23等の側面に取外し自在に装着
されており、該ブラケット32の底面にはスイッチ取付
台39がボルト39A等によって固定されている。
レノイド20,21に信号を送信する前進切換スイッチ
40と後進切換スイッチ41が左側で前後に振分けられ
て備えられ、該スイッチ40,41の接触子40A,4
1Aは第2軸30の側面又は第2軸30にスプリングピ
ン42Aによって取着した筒体42Bにス割して平坦面
に形成した作動部42Cによってオン・オフ可能とされ
ている。
置Fと後進位置Rとにそれぞれ操作することで第2軸3
0が回動Xされることにより、接触子40A,41Aの
いずれか一方をオンに長く保持しつつ他方をオフにする
ものであり、ここに、前後進切換スイッチ40,41の
いずれかの信号を制御弁19に送信するように構成され
ている。
ー27を押下げ位置にしたとき該レバー27を前後方向
に操作不能とするインターロック手段42が備えられて
いる。インターロック手段42は、ブラケット32にお
ける立面32Aの上縁をU字形に切込んで形成した凹部
43とこの凹部43の前後方向中間部分でかつ凹部43
に向かって突出しているロック体44を備え、該ロック
体44をブラケット32にビス等で固定するとともに、
該ロック体44の上端には、上方先細りの傾斜ガイド4
4Aが形成されているとともに転動自在なローラ44B
を備えている。
動自在なローラ45Aを有するアーム45が左右方向外
方に突出されており、該アーム45のローラ45Aがロ
ック体44のローラ44Aと凹部43の立面43A内に
位置しているとき、すなわち、前後進切換レバー27を
押下げ位置にしているときには、筒軸34にアーム45
が固定されていることから、前後進切換レバー27を前
進位置Fおよび後進位置Rのいずれにも操作不能として
いるのである。
インターロック手段42を解除すると、アーム45はロ
ック体44の傾斜ガイド44Aより上方に外れ、凹部4
3内でアーム45(レバー27に相当)を前後位置F,
Rのいずれかに操作可能であり、このとき、前後位置
F,Rの位置決めは凹部43の前後立面43Aによって
確保される。
ら前後進切換レバー27を押下げると、アーム45又は
そのローラ45Aが傾斜ガイド44Aに案内されて再度
インターロック状態に保持されて、乗降時に切換レバー
27に不測に接触しても、前後進切換スイッチ40,4
1は中立に保持されたままで誤動作するのが防止されて
いる。
孔35とスプリングピン36に代替してスプライン結合
したものであっても良い。また、前後進切換装置11を
油圧式としていることにより、主クラッチ10は必要と
せず省略することが可能である。
進を頻繁に繰返す例えばローダ作業時において操作フィ
リングを向上することができるし、乗降時に不測な誤動
作をすることもない。
である。
図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 操縦ハンドル(3)の近傍に前後進切換
レバー(27)を設け、この前後進切換レバー(27)
を前後方向の前進位置(F)と後進位置(R)とに操作
したときに制御弁(19)を介して油圧式前後進切換装
置(11)を前進と後進にそれぞれ切換えるようにした
車両用前後進切換装置の制御装置において、 前記制御弁(19)に前進信号と後進信号とをそれぞれ
送信する前後進切換スイッチ(40)(41)を設け、
前記前後進切換レバー(27)は、持上げ位置と持下げ
位置とに上下動自在に設けられ、該切換レバー(27)
を持下げ位置にしているとき該切換レバー(27)を前
後方向に操作不能とするインターロック手段(42)を
設け、前記切換レバー(27)を持上げ位置にしたとき
前記インターロック手段(42)を解除して前記前後進
切換スイッチ(40)(41)をオン・オフ操作するよ
うに構成されており、前記インターロック手段(42)
はロック体(44)を備えており、前後進切換レバー
(27)はアーム(45)を備えており、このアーム
(45)は前記前後進切換レバー(27)が持上げ位置
にあるときには前記ロック体(44)の上方側に位置し
ており、前後進切換レバー(42)を前進位置(F)又
は後進位置(R)で持下げ位置にすると、アーム(4
5)が前後進切換レバー(27)と共に下方移動してロ
ック体(44)の前又は後に位置して該ロック体(4
4)によってアーム(45)の前後方向の動きが規制さ
れることにより、前後進切換レバー(42)が後進位置
(R)又は前進位置(F)に切換操作不能とされ且つ前
後進切換スイッチ(40)(41)が中立に保持される
ように構成されていることを特徴とする車両用前後進切
換装置の制御装置。 - 【請求項2】 前記前後進切換スイッチ(40)(4
1)をオン・オフ操作する作動部(42C)を備え、該
作動部(42C)はオン状態を長く保持する形状とされ
ていることを特徴とする請求項1記載の車両用前後進切
換装置の制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14339595A JP3527317B2 (ja) | 1995-06-09 | 1995-06-09 | 車両用前後進切換装置の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14339595A JP3527317B2 (ja) | 1995-06-09 | 1995-06-09 | 車両用前後進切換装置の制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08332869A JPH08332869A (ja) | 1996-12-17 |
JP3527317B2 true JP3527317B2 (ja) | 2004-05-17 |
Family
ID=15337773
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14339595A Expired - Fee Related JP3527317B2 (ja) | 1995-06-09 | 1995-06-09 | 車両用前後進切換装置の制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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Families Citing this family (3)
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---|---|---|---|---|
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JP5308324B2 (ja) * | 2009-12-22 | 2013-10-09 | 株式会社クボタ | 作業車 |
JP2013067239A (ja) * | 2011-09-21 | 2013-04-18 | Kubota Corp | 作業車の速度維持解除構造 |
-
1995
- 1995-06-09 JP JP14339595A patent/JP3527317B2/ja not_active Expired - Fee Related
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