JP3527005B2 - 印字装置の制御方法 - Google Patents

印字装置の制御方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、媒体を搬送して印
字する印字装置の制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は、小切手や手形等に対して磁気イ
ンク文字を印字する印字装置の要部を示す構成図であ
る。スタッカ1から繰出しローラ2によって1枚ずつ繰
り出される媒体Pは、搬送路Lに沿って設けられている
複数の搬送ローラ3によって印字部4に搬送される。印
字部4は、ソレノイド41によって駆動されるハンマー
42と、そのハンマー42の正面側に設けられた活字輪
(印字輪)43とを備え、活字輪43と媒体Pとの間に
磁気インクを含むインクリボン44が位置している。印
字部4は、ハンマー42によって媒体Pをその印字面の
裏側からインクリボン44を挟んで活字輪43に向かっ
て叩打することにより、活字輪43の外周部に形成され
ている文字が媒体Pの印字面に印字されるようになって
いる。印字部4の下流側には、媒体Pを排出する媒体排
出口(以下、排出口という)5が設けてある。
【0003】M1は、繰出しローラ2を駆動する繰出し
モータであるが、精密な回転制御が不要なので、例えば
DCモータ等が用いられる。M2は、各搬送ローラ3を
回転駆動する搬送モータであり、搬送ローラ3による媒
体Pの搬送量をステップ数によって容易に制御できるス
テッピングモータが用いられている。M3は、印字すべ
き活字を選択するために活字輪43を回転する活字輪モ
ータであり、これも回転量の制御を容易に行うためにス
テッピングモータが用いられている。
【0004】繰出しローラ2の直後に設けられている取
込み検知センサS1は、スタッカ1から媒体Pが繰り出
されたことを検知するためのものである。印字部4の前
方に設けられている印字位置検知センサS2は、印字部
4直前に媒体の前端部が到達したことを検知するための
ものである。この検知センサS2によって媒体Pの前端
部が検知された時点から搬送モータM2のステップ数を
計数することによって、印字位置検知センサ2の位置を
基準とする媒体の搬送量を検出することができる。印字
部4の印字位置、すなわちハンマー42のほぼ中心線上
に設けられている媒体検知センサS3は、媒体Pが印字
部4に到達していることを検知するためのものである。
この媒体検知センサS3によって、媒体の到達が検知さ
れていれば、印字動作の実行が許可される。もし、媒体
が未到着であれば、媒体Pに対する印字動作の実行を禁
止することにより、ハンマー42が媒体P無しで活字輪
43に直接衝突することを防止している。排出口5の直
前に設けられている媒体排出検知センサS4は、媒体P
が排出口5から排出されたことを検知するためのもので
ある。上記各センサS1〜S4は、例えば透過型の光検
知センサによって構成されている。
【0005】上述した印字装置は、媒体Pを搬送ローラ
3によって印字間隔に相当する単位で搬送して、印字部
4によって印字を行うようになっている。印字部4のハ
ンマー42の叩打等の影響を受ける等して媒体の搬送状
態に変動が生じることにより、媒体が搬送ローラ3に対
してスリップしたり、紙詰まりしたりする場合がある。
この場合には、これを検知して搬送動作の停止や搬送不
良発生の警告を行っている。媒体検知センサS3及び媒
体排出検知センサS4間で生じる搬送不良は次のような
方法によって検知されている。すなわち、媒体Pの前端
部が媒体検知センサS3に到達してから媒体排出検知セ
ンサS4に到達するまでに、実際に要した搬送モータM
2のステップ数を計数し、そのステップ数が、予め上記
両検知センサS3,S4間の設計上定められている距離
に基づいて算出される搬送モータM2のステップ数(基
準ステップ数)と、許容される所定の搬送誤差に対応す
るステップ数(許容ステップ数)との総和を越えたとき
に、搬送不良が発生したものと判定している。また、媒
体Pの前端部が到達したことを検知する両センサS3,
S4間の距離には、それら両センサを筐体等に取り付け
る際に生じる誤差(組立て誤差)によって各印字装置に
よってばらつき(機差)が生じる。したがって、従来
は、機差に相当するステップ数を上記所定の許容ステッ
プ数に含めて設定している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
印字装置によって媒体に印字される磁気インク文字は手
形や小切手等の金額を示すので、印字ずれの許容範囲は
厳しい値に設定されている。しかも、印字間隔の許容範
囲は、磁気インク文字読取り装置(MICR)の読取り
精度に対応して設定されており、上述した印字装置の機
差に比較して厳しい値となっている。しかしながら、印
字装置において、許容範囲を越える印字ずれが生じたと
しても、その印字ずれが上記許容ステップ数に対応する
搬送ずれの範囲内にある限り、上記印字ずれを検知する
ことはできない。したがって、搬送不良が検知されなか
ったとしても、媒体に印字された印字間隔の精度を保証
することはできない。本発明は、このような事情に基づ
いてなされたものであって、搬送不良の検知精度を向上
させて、印字ずれを確実に検知することにより、印字間
隔の精度を保証することができる印字装置の制御方法を
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の印字装置の制御
方法は、媒体に印字を行う印字手段の印字位置直近に設
けられた媒体検知センサと、媒体排出口近傍に設けられ
た媒体排出検知センサと、ステッピングモータを駆動源
として媒体を搬送する搬送手段とを設けた印字装置にお
いて、前記印字手段の印字動作を停止した状態で、前記
媒体を前記搬送手段によって搬送させて、前記媒体検知
センサが媒体の前端部を検知してから前記媒体排出検知
センサが前記媒体の前端部を検知するまでに要する前記
ステッピングモータの実測ステップ数を計数し、前記実
測ステップ数と、前記媒体検知センサから前記媒体排出
検知センサまでの設計距離に対応する前記ステッピング
モータのステップ数で示される基準ステップ数との差に
基づいて補正ステップ数を算出して保持しておき、前記
印字手段の印字動作中に、前記媒体検知センサが前記媒
体の前端部を検知してから前記媒体排出検知センサが媒
体の前端部を検知するまでに要した前記ステッピングモ
ータのステップ数を計数し、そのステップ数が、前記基
準ステップ数、前記補正ステップ数及び所定の許容範囲
を示すステップ数の総和からなる判定基準ステップ数を
越えたときに、搬送不良が発生したと判定して、搬送不
良発生に対応する所定の処理動作を実行することを特徴
としている。上記制御方法によれば、印字動作を停止し
た状態で媒体を媒体検知センサ及び媒体排出検知センサ
間を搬送するのに要した実測ステップ数と、基準ステッ
プ数との差から補正ステップ数を算出して保持してお
き、印字動作中に、媒体を上記両検知センサ間を搬送す
るのに要したステップ数を計数し、そのステップ数が、
基準ステップ数、許容ステップ数及び補正ステップ数の
総和からなる判定基準ステップ数を越えたときに、搬送
不良が発生したと判定して、搬送不良に対応する所定の
処理動作を実行する。
【0008】また、本発明の印字装置の制御方法は、上
記印字手段が、磁気インク文字又はOCR文字を印字す
るものであることを特徴としている。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して説明する。図1は、本発明の制御方法を適用する印
字装置の構成図であり、図2は、補正ステップ数設定動
作を示すフローチャートであり、図2は、搬送量監視動
作を示すフローチャートである。なお、図1において、
従来例を示す図4と同一または相当する部材には同一の
符号を付し、その説明を省略する。
【0010】D1〜D3は、各モータM1〜M3を駆動
するドライバである。ドライバD2,D3は、制御信号
(パルス信号)を入力してそのステップ数に対応してス
テッピングモータであるモータM2,M3の回転制御を
行う。なお、ドライバD2、搬送モータM2及び搬送ロ
ーラ3によって搬送手段が構成されている。制御部10
は、各ドライバD1〜D3に対して制御信号を送出して
モータM1〜M3を駆動するとともに、各検知センサS
1〜S4の検知信号を入力して後述する制御動作を行
う。また、印字手段を構成する印字部4に対して従来と
同様に印字動作に伴う制御を行う。制御部10に設けら
れているカウンタ11は、ドライバD2に供給される制
御信号(パルス信号)のステップ数を計数するものであ
る。
【0011】操作部13は、所定の操作指令を制御部1
0に与えるための操作キー等から構成されている。表示
部14は、所定の表示情報を表示するものであり、搬送
不良が生じた場合にはその旨を示す警告表示を行うもの
である。
【0012】記憶部12は、次述する基準ステップ数X
1、許容範囲を示す許容ステップ数X2及び補正ステッ
プ数X3を格納するものであり、印字装置の電源がオフ
されても記憶内容を保持するバッテリーバックアップさ
れたRAM等から構成されている。基準ステップ数X1
は、媒体検知センサ(媒体検知センサ)S3及び媒体排
出検知センサ(媒体排出検知センサ)S4間の設計距離
に対応する搬送モータM2のステップ数であり、予め記
憶部12に格納されている。許容ステップ数X2は、媒
体検知センサS3及び媒体排出検知センサS4間におい
て、媒体Pの許容される搬送量誤差に対応する搬送モー
タM2のステップ数であり、予め記憶部12に格納され
ている。上記搬送量誤差は、媒体Pに印字される印字間
隔の許容範囲に比較して小さい値となっている。補正ス
テップ数X3は、後述する図2に示される補正ステップ
数設定動作によって、媒体Pを搬送させる間に、媒体P
の前端部が媒体検知センサS3で検知されてから媒体排
出検知センサS4で検知されるまでに要する搬送モータ
M2のステップ数を実際に計数して得られる実測ステッ
プ数から上記基準ステップ数X1を減算して得られる値
である。
【0013】次に図2のフローチャートを参照して、補
正ステップ数設定動作を説明する。なお、この補正ステ
ップ数設定動作は、基本的に印字装置の製造段階で行わ
れるものである。まず、操作部13に対して補正ステッ
プ数設定動作の実行を指令する操作がなされると(ステ
ップST1)、制御部10は、ドライバD1,D2に対
して制御信号を与えることにより、繰出しモータM1及
び搬送モータM2を起動する(ステップST2)。これ
により、繰出しローラ2によってスタッカ1から1枚の
媒体Pが繰り出されて搬送ローラ3へ送り出されて紙面
右方向へ搬送される。制御部10は、ドライバD2に与
える制御信号の1ステップごとに、媒体検知センサS3
から入力される検知信号に基づいて媒体Pの前端部が検
知されたか否かを監視する(ステップST3)。制御部
10は、媒体検知センサS3から入力される検知信号に
よって媒体Pの前端部を検知すると(ステップST3で
肯定(“Y”))、カウンタ11をクリアする(ステッ
プST4)。そして、制御部10は、カウンタ11をイ
ンクリメントする(ステップST5)。次いで、制御部
10は、ドライバD2に与える制御信号の1ステップご
とに、媒体排出検知センサS4から入力される検知信号
に基づいて媒体Pの前端部が検知されたか否かを監視す
る(ステップST6)。検知されなければ(ステップS
T6で否定(“N”))、制御部10は、ステップST
5に移行してカウンタ11をインクリメントする。
【0014】制御部10は、媒体排出検知センサS4か
ら入力される検知信号によって媒体Pの前端部を検知す
ると(ステップST6で肯定(“Y”))、その時点の
カウンタ11の計数値が両検知センサS3,S4間の実
測ステップ数に相当しているので、この実測ステップ数
を記憶部12に格納されている基準ステップ数X1から
減算することにより、補正ステップ数X2を求めて記憶
部12に格納する(ステップST7)。制御部10は、
媒体排出検知センサS4から入力される検知信号に基づ
いて媒体Pの後端部が検知されたか否かを監視する(ス
テップST8)。制御部10は、媒体排出検知センサS
4から入力される検知信号によって媒体Pの後端部を検
知すると(ステップST8で肯定(“Y”))、その時
点で媒体Pが排出口5から排出されているので、搬送モ
ータM2の駆動を停止して(ステップST9)、一連の
動作を終了する。なお、上記補正ステップ数設定動作
は、印字部4による印字動作が停止された状態でなされ
る。これは、印字動作の際に、特にハンマー42による
媒体Pに対する叩打がなされることにより媒体Pの搬送
状態に影響が与えられるので、その影響を除いた状態で
実測ステップ数を計数するためである。
【0015】図3は、媒体に対して印字部4が通常の印
字動作を行っている間に行われる搬送量監視動作を示す
フローチャートである。まず、制御部10は、印字動作
が起動されているか否かを監視する(ステップST1
0)。制御部10は、印字動作が起動されたと判定する
と(ステップST10で肯定(“Y”))、媒体検知セ
ンサS3から入力される検知信号に基づいて媒体Pの前
端部が検知されたか否かを監視する(ステップST1
1)。制御部10は、媒体検知センサS3から入力され
る検知信号によって媒体Pの前端部を検知すると(ステ
ップST11で肯定(“Y”))、カウンタ11をクリ
アする(ステップST12)。そして、制御部10は、
カウンタ11をインクリメントする(ステップST1
3)。次いで、制御部10は、ドライバD2に与える制
御信号の1ステップごとに、媒体排出検知センサS4か
ら入力される検知信号に基づいて媒体Pの前端部が検知
されたか否かを監視する(ステップST14)。検知さ
れなければ、制御部10は、ステップST13に移行し
てカウンタ11をインクリメントする。
【0016】制御部10は、媒体排出検知センサS4か
ら入力される検知信号によって媒体Pの後端部を検知す
ると、その時点におけるカウンタ11の計数値であるス
テップ数、すなわちステップS3,S4間を搬送するの
に要した搬送モータM2のステップ数が、記憶部12に
格納されている基準ステップ数X1、許容ステップ数X
2及び補正ステップ数X3の総和(以下、判定基準ステ
ップ数という)以下か否かを判定する(ステップST1
5)。制御部10は、カウンタ11によって計数されて
いるステップ数が上記判定基準ステップ数以下であると
判定されれば(ステップST15で肯定(“Y”))、
両検知センサS3,S4間の搬送中に搬送不良が生じて
いないので、媒体排出検知センサS4から入力される検
知信号に基づいて媒体Pの後端部が検知されたか否かを
監視する(ステップST16)。制御部10は、媒体排
出検知センサS4から入力される検知信号によって媒体
Pの後端部を検知すると(ステップST16で肯定
(“Y”))、その時点で媒体Pが排出口5から排出さ
れているので、搬送モータM2の駆動を停止して(ステ
ップST17)、一連の動作を終了する。一方、ステッ
プST15で否定(“N”)、すなわちカウンタ11に
よって計数されているステップ数が上記判定基準ステッ
プ数を越えていると判定されれば、搬送不良発生に対応
する所定の処理動作として、搬送モータM2の駆動を停
止して(ステップST18)、両検知センサS3,S4
間において搬送不良が生じた旨を示す警告表示を表示部
14に表示させる(ステップST19)。そして、再起
動処理の指令が操作部13に入力されたか否かを監視し
(ステップST20)、再起動処理の指令が入力された
と判定されれば(ステップST20で肯定
(“Y”))、ステップST16,ST17を実行して
終了する。
【0017】以上詳述したように、この実施の形態によ
れば、補正ステップ数設定動作においては、印字動作を
停止した状態で媒体を媒体検知センサS3及び媒体排出
検知センサS4間を搬送するのに要した実測ステップ数
と、基準ステップ数X1との差から補正ステップ数X3
を算出して記憶部12に格納しておき、搬送量監視動作
においては、実際の印字動作を実行する過程において媒
体を検知センサS3,S4を搬送するのに要したステッ
プ数を計数し、そのステップ数が、上記基準ステップ数
X1、許容ステップ数X2及び補正ステップ数X3の総
和からなる判定基準ステップ数を越えたときに、搬送不
良が発生したと判定している。つまり、補正ステップ数
X3によって判定基準ステップ数を補正しているので、
上記両検知センサS3,S4間の距離のばらつき(機
差)を考慮して許容ステップ数X2を設定する必要がな
い。したがって、上記許容ステップ数X2を印字間隔の
不良が検出できる程度の厳しい値に設定することによっ
て、搬送不良の検知精度を向上させて印字ずれを確実に
検知することができるので、印字装置によって媒体に印
字された印字間隔の精度を保証することができる。
【0018】この実施の形態によれば、記憶部12に補
正ステップ数X3が格納されているので、その補正ステ
ップ数X3を読み出すことによって、補正ステップ数設
定動作によって計数した実測ステップ数が基準ステップ
数X1に対してずれているステップ数と、基準ステップ
数X1より長い方向にずれているのか、短い方向にずれ
ているのかを容易に認識することができる利点がある。
【0019】この実施の形態では、印字手段を構成する
印字部4が磁気インク文字を印字するものとして説明し
たが、本発明はこれに限定されるものではなく、印字手
段がOCR文字あるいはその他の文字を印字するもので
あってもよいことはもちろんである。
【0020】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の印字装置
の制御方法によれば、印字動作を停止した状態で媒体を
媒体検知センサ及び媒体排出検知センサ間を搬送するの
に要した実測ステップ数と、基準ステップ数との差から
補正ステップ数を算出して保持しておき、印字動作中
に、媒体を上記両検知センサ間を搬送するのに要したス
テップ数を計数し、そのステップ数が、基準ステップ
数、許容ステップ数及び補正ステップ数の総和からなる
判定基準ステップ数を越えたときに搬送不良が発生した
と判定して搬送不良に対応する所定の処理動作を実行し
ている。つまり、補正ステップ数によって判定基準ステ
ップ数を補正しているので、媒体検知センサ及び媒体排
出検知センサ間の距離のばらつき(機差)を考慮して許
容ステップ数を設定する必要がない。したがって、上記
許容ステップ数を印字間隔の不良が検出できる程度の厳
しい値に設定することによって、搬送不良の検知精度を
向上させて印字ずれを確実に検知することができるの
で、印字装置によって媒体に印字された印字間隔の精度
を保証することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法を適用する印字装置の構成を示すブ
ロック図である。
【図2】補正ステップ数設定動作を示すフローチャート
である。
【図3】搬送量監視動作を示すフローチャートである。
【図4】従来方法を説明するための印字装置の要部構成
図である。
【符号の説明】
3 搬送ローラ 4 印字部(印字手段) 5 媒体排出口 10 制御部 11 カウンタ 12 記憶部 X1 基準ステップ数 X2 許容ステップ数 X3 補正ステップ数 M2 搬送モータ(ステッピングモータ) S3 媒体検知センサ S4 媒体排出検知センサ P 媒体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−4395(JP,A) 特開 平2−270577(JP,A) 特開 昭62−105662(JP,A) 特開 昭63−71062(JP,A) 特開 昭48−94521(JP,A) 特開 昭62−187058(JP,A) 特開 平3−193374(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 11/42 B65H 7/06 G06F 3/12

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 媒体に印字を行う印字手段の印字位置直
    近に設けられた媒体検知センサと、媒体排出口近傍に設
    けられた媒体排出検知センサと、ステッピングモータを
    駆動源として媒体を搬送する搬送手段とを設けた印字装
    置において、 前記印字手段の印字動作を停止した状態で、前記媒体を
    前記搬送手段によって搬送させて、前記媒体検知センサ
    が媒体の前端部を検知してから前記媒体排出検知センサ
    が前記媒体の前端部を検知するまでに要する前記ステッ
    ピングモータの実測ステップ数を計数し、 前記実測ステップ数と、前記媒体検知センサから前記媒
    体排出検知センサまでの設計距離に対応する前記ステッ
    ピングモータのステップ数で示される基準ステップ数と
    の差に基づいて補正ステップ数を算出して保持してお
    き、 前記印字手段の印字動作中に、前記媒体検知センサが前
    記媒体の前端部を検知してから前記媒体排出検知センサ
    が媒体の前端部を検知するまでに要した前記ステッピン
    グモータのステップ数を計数し、 そのステップ数が、前記基準ステップ数、前記補正ステ
    ップ数及び所定の許容範囲を示すステップ数の総和から
    なる判定基準ステップ数を越えたときに、搬送不良が発
    生したと判定して、搬送不良発生に対応する所定の処理
    動作を実行すること、 を特徴とする印字装置の制御方法。
  2. 【請求項2】 印字手段は、磁気インク文字又はOCR
    文字を印字するものであることを特徴とする請求項1記
    載の印字装置の制御方法。
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