JP3524641B2 - エンジンの運転状態制御装置 - Google Patents

エンジンの運転状態制御装置

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JP3524641B2
JP3524641B2 JP19554395A JP19554395A JP3524641B2 JP 3524641 B2 JP3524641 B2 JP 3524641B2 JP 19554395 A JP19554395 A JP 19554395A JP 19554395 A JP19554395 A JP 19554395A JP 3524641 B2 JP3524641 B2 JP 3524641B2
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  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Electrical Control Of Ignition Timing (AREA)
  • Characterised By The Charging Evacuation (AREA)
  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多気筒エンジンの
排気系の温度変化に応じて点火時期や空燃比等の各種制
御量を制御する技術に係り、特に、排気系の温度を正確
に把握して最適な制御を行うことができるエンジンの運
転状態制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、排気ガスの温度を検出してエンジ
ン制御にフィードバックする技術が提案されている。し
かしながら、排気ガスの温度は絶えず変化するとともに
その変化量も大きく、よって、排気ガスの温度を検出し
てもエンジンの制御に利用することは不可能であった。
そこで、本出願人は、排気管壁温を検出して燃料供給量
の制御にフィードバックすることにより、排気脈動波を
エンジンの運転に有効に利用する技術を開示した(特願
平7ー100152号)。この技術によれば、排気管壁
温の変化が緩やかであるため、エンジンを精度よくかつ
安定的に制御することでき、これにより、当初の目的で
あるエンジンの出力および燃費の向上が可能となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、排気管の温
度は、排気管に沿ってあるいは衝突して流れる走行中の
相対空気流や、気象上の風、雨あるいは降雪を受け、そ
の全長に渡って低下する。これにより、排気脈動波の伝
わる速度は、エンジンに近く排気管壁温度が高い箇所程
速く、エンジンから遠ざかり排気管壁温度が低い箇所程
遅くなる。多気筒エンジンの場合、複数の排気管の形状
を全く同一にするのは困難であり、走行中の相対気流
や、気象上の風、雨あるいは降雪が各排気管を冷却する
状況は排気管毎に異なることになる。
【0004】このため、多気筒エンジンの場合には、複
数の排気管のうちの1つの壁温を検出しても、走行状態
や気象条件等の変化に追従させて、他の排気管における
脈動波の伝わる速度を正確に把握することは困難であ
る。よって、ある排気管の壁温に基づいて他の排気管が
接続された気筒を制御しても、排気脈動波の伝わる速度
を正確に検出することを前提とした各種制御に狂いが生
じ、返って当該気筒の出力や燃費を低下させる結果とな
る。
【0005】よって、この発明は、多気筒エンジンの特
定の排気管の壁温を検出する場合であっても、他の排気
管が接続された気筒に対してもそれぞれ排気脈動を有効
に利用して出力および燃費を向上させることができるエ
ンジンの運転状態制御装置を提供することを目的として
いる。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、複数の気筒を有し、各気筒の燃焼室の排気ガス出口
に排気ガスを外部へ排出する排気管を設けたエンジンの
運転状態制御装置において、上記排気ガス出口から発せ
られる排気ガス圧力波が上記排気管により反射されて上
記排気ガス出口に戻るタイミングを変更するタイミング
変更手段を上記各気筒毎に設け、上記気筒のうち、ある
特定のものの排気管に同排気管の壁温を検出する壁温検
出手段を設け、この壁温検出手段の検出結果と、各気筒
毎に予め定めた係数に基づいて上記各タイミング変更手
段をそれぞれ別個に動作させる制御手段を設け、この制
御手段が、上記壁温検出手段の設けられた箇所の基準温
度を記憶し、この基準温度と上記壁温検出手段による検
出結果との差を演算して制御補正量を算出し、この制御
補正量に前記係数を掛け合わせた結果に基づいて前記タ
イミング変更手段をそれぞれ別個に動作させることを特
徴としている。
【0007】請求項2に記載の発明は、請求項1におい
て、前記気筒を複数の気筒群に分類し、各気筒群の気筒
のうち、ある特定のものの排気管に前記壁温検出手段を
設け、前記制御手段が、各壁温検出手段の設けられた箇
所の基準温度を記憶し、この基準温度と前記各壁温検出
手段による検出結果との差を演算して制御補正量を算出
し、この制御補正量に前記係数を掛け合わせた結果に基
づいて各気筒の前記タイミング変更手段をそれぞれ別個
に動作させることを特徴とする。
【0008】
【0009】請求項1に記載の発明にあっては、全ての
気筒に対して壁温のデータがなくても、各気筒毎に設け
た係数によって気筒間どうしの差に対応して各タイミン
グ変更手段が動作する。よって、例えば、冷却され易い
位置に配置された排気管が接続された気筒については、
より高温の排気ガスを排出するように点火時期を遅らせ
るなどタイミング変更手段を動作させることにより、排
気ガス圧力波が排気ガス出口に戻るタイミングを適切に
設定することができる。
【0010】請求項2に記載の発明にあっては、特性の
似かよった気筒を集めて気筒群を構成することにより、
当該気筒群の気筒間どうしの差を小さくすることができ
る。したがって、当該気筒群の特定の気筒の排気管の壁
温を検出することにより、他の気筒の排気管の壁温もほ
ぼ正確に把握することができ、全ての排気管に壁温検出
手段を設けたのに近い状態となる。よって、全ての気筒
についてタイミング変更手段を適切に動作させることが
できる。
【0011】
【発明の実施の形態】
A.第1実施例 (1)自動二輪車の構成 以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら
説明する。まず、図1を参照してエンジンの運転状態制
御装置(以下、運転状態制御装置と略称する)を有する
エンジンが搭載された自動二輪車について説明する。図
1において符号1フレームであり、フレーム1は、ヘッ
ドパイプ2と、このヘッドパイプ2に連結された左右一
対のメインフレーム5と、これらメインフレーム5の間
に架設されてクロスメンバを形成するバックステー6
と、メインフレーム5の下部に連結されたリヤアームブ
ラケット7等から構成されている。
【0012】ここで、メインフレーム5には燃料タンク
3とV型4気筒エンジン4が取り付けられ、ヘッドパイ
プ2には、前輪8を懸架するフロントフォーク9および
このフロントフォーク9を操作するハンドル10が回動
自在に支持されている。また、バックステー6には、後
述するシートカウル16を固定するためのブラケット6
aが車体後方へ向けて突設されている。また、リアアー
ムブラケット7にはリアアーム11が回動自在に支持さ
れ、リアアーム11には後輪12が回転自在に支持され
ている。なお、符号13はリアアーム11とバックステ
ー6との間に介装されたクッションユニットである。
【0013】次に、エンジン4の下部気筒(第1、第3
気筒)4aには、エンジン4の下方から車体の右側後部
へ延在する排気管14が取り付けられ、排気管14の先
端部には消音器14aが取り付けられている。また、エ
ンジン4の上部気筒(第2、第4気筒)4bには、燃料
タンク3の下方から後輪12の上方へ延在する排気管1
4が取り付けられ、排気管14の先端部には消音器14
aが取り付けられている。なお、符号15は空気抵抗を
減少させるとともに運転者を風圧から保護するためのフ
ロントカウリングである。
【0014】次に、シートカウル16は、後輪の上方に
配置された2本の排気管14の上方および両側方を覆う
ように断面略門型状に形成されており、シート17が装
着されかつフレーム1のブラケット6aに取付ボルト1
8によって取り付けられた前部シートカウル19と、こ
の前部シートカウル19の後部に係止部20を介して着
脱自在に取り付けられた後部シートカウル21とに2分
割形成されている。前後シートカウル19,21を分割
する分割線は、シート17の後方からシートカウル16
の両側部を排気管14の最も太い部分を避けて前下がり
に斜めに横切るように配置されている。すなわち、上述
した分割線からシートカウル16を分割することによっ
て、前部シートカウル19が側面視略三角形状の片持ち
梁として作用することになり、これによって前部シート
カウル19を必要最小限度の寸法をもって形成すること
ができる。
【0015】後部シートカウル21は、係止部20によ
って前部シートカウル19に着脱自在に取り付けられて
いる。後部シートカウル21は、前部シートカウル19
よりも剛性が低い材料で構成されている。そして、後部
シートカウル21を取り外すには、その前側部分を内側
へ撓ませることにより、係止部20の係合状態を解除し
て後方へ引き離す。また、後部シートカウル21を取り
付けるには、排気管14を覆うようにして車体後方から
前部シートカウル19に近接させ、その前側部分を撓ま
せて係止部を係止する。
【0016】(2)エンジン等の構成 次に、図2および図3を参照してエンジン4等の構成に
ついて説明する。図3に示すように、エンジン4は第1
気筒4a、第2気筒4b、第3気筒4cおよび第4気筒
4dから構成されている。図において符号41はシリン
ダボデイ3、42はシリンダヘッド、43は点火プラグ
(タイミング変更手段)である。また、44は、各気筒
4a,…に摺動自在に収容されたピストンの往復動が伝
達されるクランク軸(それぞれ図示略)を収容したクラ
ンクケースである。
【0017】ここで、各気筒4a,…は、気象条件から
受ける影響あるいは各気筒4a,…の特性等が似かよっ
たものどうしを集めてn個の気筒群に分類されている
(この例ではn=2)。すなわち、エンジン4の下側に
配置された第1、第3気筒4a,4cは、第1気筒群と
され、エンジン4の上側に配置された第2、第4気筒4
b,4dは、第2気筒群とされている。また、第1、第
2気筒群には、基準気筒として、第1気筒4aと第4気
筒4dが定められ、第1、第4気筒4a,4dに接続さ
れた排気管14には、熱電対又はサーミスタ等からなる
壁温センサ(壁温検出手段)24が設けられている。図
5は壁温センサ24の取付状態を示す図である。壁温セ
ンサ24は、排気管14の外壁に凸部14bを膨出形成
し、この凸部14b内に壁温センサ24の先端部をロウ
付けして固定され、排気管14の通路抵抗を小さくする
ようになされている。なお、壁温センサ42の代わりに
熱電対あるいはサーミスタを排気管14の中心部に突出
させ、排気ガス温度を計測させてこの計測出力をECU
100へ入力させる途中において、出力が変動すると
き、この変動の時定数を増大させる遅延回路を介在させ
るようにしても良い。
【0018】次に、図4は運転状態制御装置の制御ブロ
ック図である。図中符号100は、エンジン4の各部を
制御するECU(制御手段)である。このECU100
には各種センサから検出結果を示す信号が入力される。
すなわち、エンジン4のスロットルバルブ(図示略)に
設けられたエンジン負荷センサ(スロットル開度セン
サ)101は、スロットル開度信号THをECU100
に出力する。また、エンジン4のクランク軸に設けられ
たエンジン回転数センサ102は、ECU100にエン
ジン回転数信号NEを出力する。また、n個ある気筒群
に設けられた基準気筒としての第1、第4気筒4a,4
dの壁温センサ24,…は、壁温信号Ti(i=1〜
n)をECU100に出力する。
【0019】次に、符号105はデータメモリであり、
図6(a)に示すように、スロットル開度THとエンジ
ン回転数NEに対応する基準制御量I0(i)(ただし
i=1〜n)を示す各種マップを記憶している。そし
て、これらマップは、n個ある気筒群のなかの基準気筒
(第1、第4気筒4a,4d)の基準制御量I0(i)
を指示している。なお、この実施例では、制御量I0
(i)を点火時期とした場合について説明するが、その
他、排気タイミングや背圧バルブ開度など種々の制御量
I0(i)がスロットル開度THとエンジン回転数NE
に対応するマップとして記憶させることができる。ま
た、これらその他の制御量I0(i)の制御については
後述する。
【0020】図6(b)は、各壁温センサ24が設けら
れた位置の排気管14の基準温度T0(i)を、スロッ
トル開度THとエンジン回転数NEに対応させたマップ
であり、データメモリ105はこれらマップも記憶して
いる。これらマップは、各気筒群の基準気筒(第1、第
4気筒4a,4d)に属する排気管14の基準温度T0
(i)を指示している。そして、ECU100は、エン
ジン負荷センサ101とエンジン回転数センサ102の
検出結果から各マップを参照し、各壁温センサ24に対
応する各部の基準温度T0(i)を読み出すとともに、
各部の基準温度T0(i)と各壁温センサ24で検出さ
れた壁温Tiとの壁温差δTiを算出する。ここで、基
準温度T0(i)とは、上述のように排気管の長さを設
定する場合の計算基準となる温度であり、排気管温度を
この基準温度T0(i)に保持すると、その温度におけ
る音速と排気管長さが適応し、排気脈動効果が充分に得
られる温度であり、実際には実験により求めるのが一般
的である。
【0021】また、データメモリ105は、図6(c)
に示すように、壁温差δTiとエンジン回転数NEとに
対応する制御補正量δIを示すマップを記憶している。
このマップは、スロットル開度の全閉状態を0%、全開
状態を100%とした場合に、0%から100%までを
例えば10等分した場合の各スロットル開度の範囲毎に
設けられている。このようなマップは、各気筒群毎に設
けられており、よって、この実施例の場合には、マップ
の数は20個(10×n)となる。そして、ECU10
5は、エンジン負荷センサ101の検出結果に基づい
て、図6(c)に示すマップのうち当該スロットル開度
THに対応するものを選択し、上記壁温差δTiとエン
ジン回転数センサ102の検出結果から図6(c)に示
すマップを参照し、制御補正量δIを読み出して制御量
Iを補正する。
【0022】そして、ECU100は、補正した制御量
Iに基づいて全部でm個(この例では4個)ある気筒4
a,…のアクチュエータ群110,…114にそれぞれ
制御信号を出力する。アクチュエータ群110,…は、
点火プラグ43などのように排気ガス圧力波が排気管1
4により反射されて排気ガス出口に戻るタイミングを変
更し得る種々のアクチュエータを含む。
【0023】(3)運転状態制御装置の動作 次に、図7を参照して上記構成の運転状態制御装置の動
作について説明する。まず、ECU25は、エンジン回
転数センサ102からエンジン回転数NE、エンジン負
荷センサ101からスロットル開度TH、各壁温センサ
24から壁温T(i)を入力し(ステップS1)、図6
(a)のマップを参照して各気筒群における基準制御量
I0(点火時期)を読み出す(ステップS2)。
【0024】次いで、ECU25は、図6(b)に示す
マップから各壁温センサ24が属する気筒群に対応する
ものを参照し、エンジン回転数NEとスロットル開度T
Hにより定まる運転点における基準温度T0(i)を読
み出し(ステップS3)、各壁温センサ24により検出
された壁温T(i)と基準温度T0(i)との壁温差δ
T(i)を算出する(ステップS4)。そして、このよ
うにして各気筒群毎に壁温差δT(i)を算出する。
【0025】次に、ECU100は、図6(c)に示す
マップから、各壁温センサ24が属する気筒群のもので
あってスロットル開度THに対応するものを参照し、上
記のようにして算出した壁温差δT(i)とエンジン回
転数NEに対応する制御補正量δI(i)を読み出す
(ステップS5)。次いで、各気筒4a,…毎に設定さ
れた補正係数D(j)をデータメモリ105から読み出
し、各補正係数D(j)を各制御補正量δI(i)に掛
け合わせて各気筒4a,…毎に制御補正量δI(j)を
算出する(ステップS6)。ここで、補正係数D(j)
は、各気筒4a,…の特性や排気管14の位置、特に、
排気管14が冷却され易い状況で配置されているか否か
等の各種条件により設定される。
【0026】次に、ECU100は、図6(a)に示す
マップから読み出した各気筒群毎の基準制御量I0
(i)に上記演算により求めた制御補正量δI(j)を
加算し、各気筒4a,…毎に最終的な制御量I(j)を
算出する(ステップS7)。そして、制御量I(j)に
基づいて点火プラグ43を作動させる(ステップS
8)。このようなアルゴリズムは、エンジンの停止の指
示がなされるまでエンジンの点火サイクル毎に行われ、
補正された制御量I、つまり補正された点火時期により
以下のような点火が行われる。
【0027】たとえば、図1に示すように、第2、第4
気筒4b,4dからなる第2気筒群の排気管14,14
は、シートカウル16の内側に配置されているが、第
1、第3気筒4a、4cからなる第1気筒群の排気管1
4,14は、後輪12の側方に配置されているため冷却
され易い。そして、第1気筒群の排気管14が冷却され
て壁温センサ24で検出された壁温T(1)が低くなる
結果、上記のようにして求められる制御補正量δI
(1)が負となり、制御量I(1)は基準制御量I0
(1)よりも小さくなる。そして、制御量I(1)に第
1気筒4aの補正係数D(1)が掛け合わされた結果、
最終的な第1気筒4aの制御量I(1)が基準制御量I
0(1)よりも小さくなると、点火時期がスロットル開
度THとエンジン回転数NEにより定められた基準の点
火時期より遅く設定され、その結果、より温度の高い排
気ガスが発生する。これにより、排気管14における音
速が高くなり、排気ガスの圧力波が排気ガス出口に戻る
時期が早くなる。すなわち、排気管14の壁温T(1)
が低いときに何ら手だてを施さなければ、排気ガスの圧
力波が排気ガス出口に戻る時期が設計値よりも遅くなっ
て排気脈動を利用することができないが、上記のように
制御することにより、排気ガスの圧力波の伝搬速度が引
き上げられて、圧力波の戻りタイミングが設計値に近付
くように補正される。よって、排気ガスの脈動効果を有
効に利用して出力および燃費を向上させることができ
る。
【0028】さらに、上記運転状態制御装置において
は、制御量I(i)に各気筒4a,…の補正係数D
(j)を掛け合わせて最終的な制御量I(j)を算出す
るから、各気筒4a,…の特性や、当該気筒4a,に接
続された排気管14の位置や外部に対する露出の状況等
に応じて圧力波の戻りタイミングがより適切に設定され
る。しかも、図6に示すような各種マップを各気筒群の
基準気筒についてのみ設ければよいから、データメモリ
105の容量および演算量を少なくすることができ、さ
らに、ECU100の能力を通常程度のものとすること
ができる。
【0029】特に、上記運転状態制御装置においては、
エンジン4の下側と上側とに配置された気筒4a,4c
および4b,4dによって気筒群を構成し、各気筒群の
基準気筒4a,4dの排気管14に壁温センサ24を設
けているから、基準気筒4a,4dの排気管14の壁温
T(i)を検出することで、他の気筒4b,…の排気管
14の壁温もほぼ正確に把握することができる。よっ
て、全ての排気管14に壁温センサ24を設けたのと同
等の状態となり、全ての気筒4a,について点火プラグ
43による点火時期を適切に設定して排気脈動を有効に
利用することができる。
【0030】B.第2実施例 上記第1実施例では、m個の気筒4a,…をn個の気筒
群に分類し、各気筒群について制御補正量I(i)を算
出するようにしているが、第2実施例では気筒群に分類
せずに、1つの制御補正量I(1)を算出する。よっ
て、第1実施例では、データメモリ105は、図6
(a),(b)に示すように、それぞれ第1気筒群から
第n気筒群までn個のマップを記憶していたが、本実施
例では図中符号(1)で示すものだけを記憶する。ま
た、図6(c)に示すマップについても、1つの気筒群
について使用されるマップのみを記憶している。以下、
図8を参照しながら本発明の第2実施例について説明す
る。
【0031】まず、ECU25は、エンジン回転数セン
サ102からエンジン回転数NE、エンジン負荷センサ
101からスロットル開度TH、各壁温センサ24から
壁温T(k)(ただし、k=1〜LでLは壁温センサ2
4の数)を入力する(ステップS10)。次に、図6
(a)に符号(1)で示すマップを参照し、壁温センサ
14が属する各気筒における基準制御量I0(1)を読
み出すとともに、図6(b)に符号(1)で示すマップ
を参照し、エンジン回転数NEとスロットル開度THに
より定まる運転点における基準温度T0(1)を読み出
す(ステップS11)。
【0032】次に、ECU100は、以下の演算により
平均の壁温Tを算出する(ステップS12)。なお、下
記式においてC(k)(ただし、k=1〜L)は、壁温
センサ24の取付位置等を考慮して各壁温T(k)に重
み付けするための係数である。 T=[C(1)*T(1)+C(2)*T(2)+……
+C(L)*T(L)]/[C(1)+C(2)+……
+C(L)]
【0033】次に、ECU100は、上記演算により算
出された平均の壁温Tと基準温度T0(1)との壁温差
δTを算出する(ステップS13)。次に、ECU10
0は、図6(c)に示すマップからスロットル開度TH
に対応するものを参照し、上記のようにして算出した壁
温差δTとエンジン回転数NEに対応する制御補正量δ
Iを読み出す(ステップS14)。次いで、各気筒4
a,…毎に設定された補正係数D(j)をデータメモリ
105から読み出し、各補正係数D(j)を各制御補正
量δIに掛け合わせて各気筒4a,…毎に制御補正量δ
I(j)を算出する(ステップS15)。
【0034】次に、ECU100は、図6(a)に示す
マップから読み出した基準制御量I0(1)に上記演算
により求めた各制御補正量δI(j)を加算し、各気筒
4a,…毎に最終的な制御量I(j)を算出する(ステ
ップS16)。そして、制御量I(j)に基づいて点火
プラグ43を作動させる(ステップS17)。このよう
なアルゴリズムは、エンジンの停止の指示がなされるま
でエンジンの点火サイクル毎に行われ、補正された制御
量I(j)つまり点火時期により上述したと同等の点火
が行われる。以上のように、この第2実施例において
も、特定の気筒4a,…に属する排気管14の壁温T
(k)と、各気筒4a,…毎に設定した補正係数D
(j)に基づいて制御量I(j)を算出するから、前記
第1実施例と同様の効果を奏する。
【0035】なお、上記第2実施例では、各壁温T
(k)に重み付けをして平均の壁温Tを算出している
が、前記第1実施例において各気筒群に複数の基準気筒
を設ける場合には、同様の演算により各気筒群の平均の
壁温T(i)を算出するように制御することもできる。
【0036】C.その他の適用例 以上は本発明を点火時期の制御に適用したものである
が、以下に説明するような排気管14の背圧の制御や空
燃比の制御にも適用することができ、前記第1、第2実
施例および以下の適用例を任意に組み合わせて適用する
こともできる。以下、本発明の他の適用例について説明
する。
【0037】(1)排気タイミングの制御 図9は本発明を排気タイミングの制御に適用した例を示
す図であり、図中符号50は吸気ポート、51はピスト
ン、52は排気ポート(排気ガス出口)である。なお、
図8までのものと同一符号は同一又は相当部分を示す。
この運転状態制御装置は、排気ポート52の上縁部に回
転自在に配設され、排気開始時期を変化させる排気可変
バルブ53と、この排気可変バルブ53を回転駆動する
アクチュエータ54とを備えている。
【0038】そして、この運転状態制御装置におけるE
CU100は、前記第1または第2実施例のようにして
算出された最終的な制御補正量δIが0よりも小さく、
よって、各気筒に属する排気管の各壁温が基準温度より
低い傾向にあるほど、排気可変バルブ53を開き始める
タイミングを早める。これにより、排気ガスが高温の状
態で排気管内に排出されて排気管内での排気ガス温度が
上昇する。その結果、排気圧力波が排気ポート52に戻
るタイミングが速くなって設計値に近付き、これによ
り、排気脈動を有効に利用して出力および燃費を向上さ
せることができる。
【0039】(2)排気管の等価管長の制御 図10は本発明を排気管14の等価管長の制御に適用し
た例を示す図である。なお、図9までのものと同一符号
は同一又は相当部分を示す。この運転状態制御装置は、
排気管14の上流側に開口するように接続形成されたブ
ランチ管56と、このブランチ管56の開口部を開閉す
るブランチ開閉弁57と、このブランチ開閉弁57を開
閉駆動するアクチュエータ58とを備えている。そし
て、ブランチ開閉弁57を開けてブランチ管56を排気
管14に連通させると、排気管14の等価管長が長くな
るようになっている。
【0040】そして、この運転状態制御装置におけるE
CU100は、上述のようにして算出された最終的な制
御補正量δIが0よりも小さく、よって、排気管14の
各壁温が基準温度より低い傾向にあるほど、ブランチ開
閉弁57を閉じる。よって、排気管14の壁面温度が低
いことによって等価管長が実質的に延長された状態とな
っても、ブランチ開閉弁57を閉じて等価管長を短縮す
ることにより相殺することができる。その結果、排気圧
力波が排気ポート52に戻るタイミングが速くなって設
計値に近付き、これにより、排気脈動を有効に利用して
出力および燃費を向上させることができる。
【0041】(3)排気管の背圧の制御 図11は本発明を排気管の背圧の制御に適用した例を示
す図である。なお、図10までのものと同一符号は同一
又は相当部分を示す。この運転状態制御装置は、排気管
14の端部に設けられたコンバジェントコーン14cの
下流側に開閉自在に配設された背圧調整バルブ60と、
この背圧バルブ60を開閉駆動するアクチュエータ61
とを備えている。
【0042】そして、この運転状態制御装置においてE
CU100は、上述のようにして算出された最終的な制
御補正量δIが0よりも小さく、よって、排気管14の
各壁温が基準温度より低い傾向にあるほど背圧調整バル
ブ61を閉じるようにしたので、排気管14の壁面温度
が低い傾向にある場合は、排気管14内の圧力が上昇
し、排気圧力波の伝搬速度が上昇する。その結果、排気
圧力波が排気ポートに戻るタイミングが速くなって設計
値に近付き、よって、排気脈動を有効に利用して出力お
よび燃費を向上させることができる。
【0043】(4)補助排気ポートの流量制御 図12は、本発明を補助排気ポートの流量の制御に適用
した例を示す図である。なお、図11までのものと同一
符号は同一又は相当部分を示す。この運転状態制御装置
は、メインの排気ポート52をバイパスする一対の補助
排気ポート64,64を開閉する開閉バルブ65と、こ
の開閉バルブ65を開閉駆動するアクチュエータ66と
を備えている。
【0044】そして、この運転状態制御装置におけるE
CU100は、上述のようにして算出された最終的な制
御補正量δIが0よりも小さく、よって、排気管の各壁
温が基準温度より低い傾向にあるほど補助排気ポート6
4を開くので、排気ガスが高温の状態で排出されて排気
ガス温度が上昇する。その結果、排気圧力波が排気ポー
トに戻るタイミングが速くなって設計値に近付き、よっ
て、排気脈動を有効に利用して出力および燃費を向上さ
せることができる。
【0045】(5)排気タイミングの制御の他の例 図13は本発明を排気タイミングの制御に適用したその
他の例を示す図である。なお、図12までのものと同一
符号は同一又は相当部分を示す。図中符号70は吸気バ
ルブ、71は排気バルブである。また、72は吸気バル
ブ70を駆動するカム、73は排気バルブ71を駆動す
るカムであり、これらカム72,73は図中時計方向へ
回転させられる。この運転状態制御装置では、カム73
の回転開始位置が図中実線で示す位置から二点鎖線で示
す位置まで連続的に可変とされている。この構成によ
り、カム73の回転開始位置を図中二点鎖線で示す側へ
移動させるに従って、排気バルブ71が開くタイミング
が速くなる。
【0046】そして、この運転状態制御装置におけるE
CU100は、前述のようにして算出された最終的な制
御補正量δIが0よりも小さく、よって、各気筒に属す
る排気管の各壁温が基準温度より低い傾向にあるほど、
排気バルブ73の回転開始位置を図中二点鎖線で示す位
置の方へずらす。これにより、排気バルブ73が開き始
めるタイミングが早くなり、排気ガスが高温の状態で排
気管内に排出されて排気管内での排気ガス温度が上昇す
る。その結果、排気圧力波が排気ポート52に戻るタイ
ミングが速くなって設計値に近付き、よって、排気脈動
を有効に利用して出力および燃費を向上させることがで
きる。
【0047】(6)空燃比の制御 本発明は、空燃比の制御にも適用することができる。図
14は、空燃比と排気ガス温度との関係を示す線図であ
る。図14に示すように、排気ガスの温度は空燃比が範
囲Aにあるときは空燃比の増加とともに上昇し、空燃比
がCのときに極大値をとり、空燃比が範囲Bにあるとき
は空燃比の増加に従って減少する。そして、データメモ
リは、図14に示すデータをマップとして記憶してい
る。
【0048】この運転状態制御装置におけるECUは、
図6(b)に示すマップを参照し、スロットル開度TH
とエンジン回転数NEに対応する基準温度T0を読み出
す。そして、基準温度T0と壁温センサにより検出され
た壁温Tとを比較し、壁温差δTに応じて以下のように
して排気ガス温度を調整する。たとえば、壁温差δTが
0よりも小さい場合において、空燃比が範囲Aにあると
すると、ECUは空燃比を上げて排気ガス温度を上昇さ
せる。また、空燃比が範囲Bにある場合には、ECUは
空燃比を下げて排気ガス温度を上昇させる。その結果、
排気圧力波が排気ポート52に戻るタイミングが速くな
って設計値に近付き、よって、排気脈動を有効に利用し
て出力および燃費を向上させることができる。
【0049】(7)その他の適用例 排気管14の内部に、同排気管の有効管長を変更する部
材を配置することができる。たとえば、図11に示すコ
ンバージェントコーン14cの内部に、これとほぼ相似
形の部材を長手方向へ移動可能に設けることができる。
また、図10に示すブランチ開閉弁57に代えて、ブラ
ンチ管56の軸線方向に摺動可能なピストンを配置して
等価管長を変更するように構成することもできる。な
お、本発明は、2サイクルエンジンおよび4サイクルエ
ンジンに適用することができる。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、全
ての気筒に対して壁温のデータがなくても、各気筒毎に
設けた係数によって気筒間どうしの差に対応して各タイ
ミング変更手段が動作するので、各気筒の特性や環境に
応じてタイミング変更手段を動作させることにより、排
気ガス圧力波が排気ガス出口に戻るタイミングを適切に
設定することができる(請求項1)。
【0051】また、特性の似かよった気筒を集めて気筒
群を構成することにより、当該気筒群の気筒間どうしの
差を小さくすることができる。したがって、当該気筒群
の特定の気筒の排気管の壁温を検出することにより、他
の気筒の排気管の壁温もほぼ正確に把握することがで
き、全ての排気管に壁温検出手段を設けたのに近い状態
となる。よって、全ての気筒についてタイミング変更手
段を適切に動作させることができる(請求項2)。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における第1実施例を適用
した自動二輪車を示す側面図である。
【図2】第1実施例を適用したエンジンの側面図であ
る。
【図3】図2の矢印III方向矢視である。
【図4】第1実施例の制御回路を示すブロック図であ
る。
【図5】第1実施例における壁温センサの取付け構造を
示す図である。
【図6】第1実施例におけるエンジンの制御マップを示
す図である。
【図7】第1実施例の動作を示すフローチャートであ
る。
【図8】実施の形態における第2実施例の動作を示すフ
ローチャートである。
【図9】本発明の他の適用例における排気タイミング制
御手段を示す図である。
【図10】本発明の他の適用例における排気管長制御手
段を示す図である。
【図11】本発明の他の適用例における背圧制御手段を
示す図である。
【図12】本発明の他の適用例における補助排気ポート
開閉制御手段を示す図である。
【図13】本発明の他の適用例におけるエンジンの要部
を示す側断面図である。
【図14】本発明の他の適用例を説明するための空燃比
と検出排気温度との一般的関係を示す線図である。
【符号の説明】
4 エンジン 14 排気管 21 エンジン回転数センサ 22 開度センサ 24 壁温センサ(壁温検出手段) 43 点火プラグ(タイミング変更手段) 52 排気ポート(排気ガス出口) 53 排気可変バルブ(タイミング変更手段) 56 ブランチ管 57 ブランチ管開閉バルブ(タイミング変更手段) 60 背圧調整バルブ(タイミング変更手段) 65 補助排気ポート開閉バルブ(タイミング変更手
段) 100 ECU(運転状態制御手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI F02P 5/15 F02P 5/15 B (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F02B 27/06 F02D 9/04 F02D 41/02 305 F02D 45/00 360 F02P 5/15

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の気筒を有し、各気筒の燃焼室の排
    気ガス出口に排気ガスを外部へ排出する排気管を設けた
    エンジンの運転状態制御装置において、 上記排気ガス出口から発せられる排気ガス圧力波が上記
    排気管により反射されて上記排気ガス出口に戻るタイミ
    ングを変更するタイミング変更手段を上記各気筒毎に設
    け、 上記気筒のうち、ある特定のものの排気管に同排気管の
    壁温を検出する壁温検出手段を設け、 この壁温検出手段の検出結果と、各気筒毎に予め定めた
    係数とに基づいて上記各タイミング変更手段をそれぞれ
    別個に動作させる制御手段を設け この制御手段が、上記壁温検出手段の設けられた箇所の
    基準温度を記憶し、この基準温度と上記壁温検出手段に
    よる検出結果との差を演算して制御補正量を算出し、こ
    の制御補正量に前記係数を掛け合わせた結果に基づいて
    前記タイミング変更手段を動作させる ことを特徴とする
    エンジンの運転状態制御装置。
  2. 【請求項2】 前記気筒を複数の気筒群に分類し、各気
    筒群の気筒のうち、ある特定のものの排気管に前記壁温
    検出手段を設け、前記制御手段が、各壁温検出手段の設けられた箇所の基
    準温度を記憶し、この基準温度と前記各壁温検出手段に
    よる検出結果との差を演算して制御補正量を算出し、こ
    の制御補正量に前記係数を掛け合わせた結果に基づいて
    各気筒の前記タイミング変更手段をそれぞれ別個に動作
    させることを特徴とする請求項1に記載のエンジンの運
    転状態制御装置。
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