JP3524623B2 - 摩擦式無段変速機 - Google Patents
摩擦式無段変速機Info
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- JP3524623B2 JP3524623B2 JP07573895A JP7573895A JP3524623B2 JP 3524623 B2 JP3524623 B2 JP 3524623B2 JP 07573895 A JP07573895 A JP 07573895A JP 7573895 A JP7573895 A JP 7573895A JP 3524623 B2 JP3524623 B2 JP 3524623B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、遠心送風機、遠心圧
縮機、ラジアルタービン等の羽根車のような高速回転体
を駆動する出力軸を無段変速し、入力軸回転数が変動し
ても羽根車が装着されている出力軸が一定回転できるよ
うに増速する摩擦式無段変速機に関し、特に摩擦式無段
変速機構に対する潤滑構造に関する。
縮機、ラジアルタービン等の羽根車のような高速回転体
を駆動する出力軸を無段変速し、入力軸回転数が変動し
ても羽根車が装着されている出力軸が一定回転できるよ
うに増速する摩擦式無段変速機に関し、特に摩擦式無段
変速機構に対する潤滑構造に関する。
【0002】
【従来の技術】摩擦式無段変速機において、入力軸回転
数が小さくても出力軸を高回転させるようにした構造の
ものとして、図3に示すように、摩擦式無段変速機構1
の入力軸12に遊星歯車機構2を連結し、この歯車機構
2の入力軸25の回転を増速して変速機構1の入力軸1
2に伝達するものが考えられている。
数が小さくても出力軸を高回転させるようにした構造の
ものとして、図3に示すように、摩擦式無段変速機構1
の入力軸12に遊星歯車機構2を連結し、この歯車機構
2の入力軸25の回転を増速して変速機構1の入力軸1
2に伝達するものが考えられている。
【0003】上記摩擦式無段変速機構1は、ハウジング
11の両側に入力軸12と出力軸13を同軸上に対向配
置し、出力軸まわりに移動自在に取付けたキャリア14
に支持軸15を介して複数のダブルコーン16を回転可
能に取付け、そのダブルコーン16が、出力軸13の端
部のコーン17と、入力軸12に連結するアウターリン
グ18とに同時に接触するようにしている。
11の両側に入力軸12と出力軸13を同軸上に対向配
置し、出力軸まわりに移動自在に取付けたキャリア14
に支持軸15を介して複数のダブルコーン16を回転可
能に取付け、そのダブルコーン16が、出力軸13の端
部のコーン17と、入力軸12に連結するアウターリン
グ18とに同時に接触するようにしている。
【0004】また、遊星歯車機構2は、インターナルギ
ヤ22に複数のプラネタリーギヤ23を噛合させ、この
プラネタリーギヤ23を支持するキャリア24を入力軸
25に連結し、各プラネタリーギヤ23と噛合するサン
ギヤ26を変速機構1の入力軸12に固定している。
ヤ22に複数のプラネタリーギヤ23を噛合させ、この
プラネタリーギヤ23を支持するキャリア24を入力軸
25に連結し、各プラネタリーギヤ23と噛合するサン
ギヤ26を変速機構1の入力軸12に固定している。
【0005】この構造では、遊星歯車機構2の入力軸2
5が回転すると、インターナルギヤ22と噛合するプラ
ネタリーギヤ23の自転と公転により、サンギヤ26と
固定されている変速機構1の入力軸12が増速駆動さ
れ、出力軸13に取付けた羽根車機構3の羽根車19が
高速回転することになる。
5が回転すると、インターナルギヤ22と噛合するプラ
ネタリーギヤ23の自転と公転により、サンギヤ26と
固定されている変速機構1の入力軸12が増速駆動さ
れ、出力軸13に取付けた羽根車機構3の羽根車19が
高速回転することになる。
【0006】上記構造の摩擦式無段変速機においては、
変速機構1及び遊星歯車機構2内部の潤滑条件を最適な
ものにする上で、潤滑油循環方式を採用することが好ま
しい。
変速機構1及び遊星歯車機構2内部の潤滑条件を最適な
ものにする上で、潤滑油循環方式を採用することが好ま
しい。
【0007】そこで、摩擦式無段変速機では、変速機構
1と遊星歯車機構2のハウジング11を共通のものと
し、そのハウジング11の端部に、トロコイド等のオイ
ルポンプ32を中央部に組込んだ蓋部材31を取付け、
オイルポンプ32のロータを遊星歯車機構2の入力軸2
5に連結すると共に、前記ハウジング11の下部に、変
速機内部の潤滑油が集中するオイルタンク33を取付
け、このタンク33内に設けたストレーナとリリーフ弁
38をハウジング11の壁面内部に設けた内部配管を介
してオイルポンプ32の吸入口に接続し、該ポンプ32
の回転によりオイルタンク33内から吸い上げた潤滑油
を、ポンプ32の吐出口に連通してハウジング11に設
けた内部通路40で、出力軸軸受やダブルコーン16の
支持部、及びダブルコーン16とアウターリング18の
摩擦接触面等に供給するようにしている。
1と遊星歯車機構2のハウジング11を共通のものと
し、そのハウジング11の端部に、トロコイド等のオイ
ルポンプ32を中央部に組込んだ蓋部材31を取付け、
オイルポンプ32のロータを遊星歯車機構2の入力軸2
5に連結すると共に、前記ハウジング11の下部に、変
速機内部の潤滑油が集中するオイルタンク33を取付
け、このタンク33内に設けたストレーナとリリーフ弁
38をハウジング11の壁面内部に設けた内部配管を介
してオイルポンプ32の吸入口に接続し、該ポンプ32
の回転によりオイルタンク33内から吸い上げた潤滑油
を、ポンプ32の吐出口に連通してハウジング11に設
けた内部通路40で、出力軸軸受やダブルコーン16の
支持部、及びダブルコーン16とアウターリング18の
摩擦接触面等に供給するようにしている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した図
3に示す潤滑構造では、ポンプから潤滑部までの潤滑経
路が長いため、摩擦式無段変速機を起動した際、潤滑油
が必要個所に供給されるまでにある程度の時間が経過
し、その間は摩擦接触部は無潤滑に近い状態で稼働する
ことになる。このため、起動時に潤滑油がオイルポンプ
から供給されるまでの時間もある程度の潤滑油を供給し
ないと接触部の摩耗が早くなり寿命が短くなるという問
題が生じる。
3に示す潤滑構造では、ポンプから潤滑部までの潤滑経
路が長いため、摩擦式無段変速機を起動した際、潤滑油
が必要個所に供給されるまでにある程度の時間が経過
し、その間は摩擦接触部は無潤滑に近い状態で稼働する
ことになる。このため、起動時に潤滑油がオイルポンプ
から供給されるまでの時間もある程度の潤滑油を供給し
ないと接触部の摩耗が早くなり寿命が短くなるという問
題が生じる。
【0009】特に、摩擦式無段変速機構のダブルコーン
とアウターリングの摩擦接触部においては、動力伝達部
であるため特に起動時の潤滑が問題となる。このため、
摩擦接触部を油浴潤滑にし、摩擦接触部が常に潤滑油に
浸されている状態にすれば起動時の潤滑不足の問題は解
消できるが、しかし、油浴潤滑では定格回転時には油の
撹拌抵抗が大きくなって伝達効率を低下させてしまう問
題が生じる。
とアウターリングの摩擦接触部においては、動力伝達部
であるため特に起動時の潤滑が問題となる。このため、
摩擦接触部を油浴潤滑にし、摩擦接触部が常に潤滑油に
浸されている状態にすれば起動時の潤滑不足の問題は解
消できるが、しかし、油浴潤滑では定格回転時には油の
撹拌抵抗が大きくなって伝達効率を低下させてしまう問
題が生じる。
【0010】そこで、この発明の課題は、変速機が起動
した時からポンプによって潤滑油が摩擦接触部に供給さ
れるまでの間、摩擦接触部に潤滑油を供給できるように
し、摩擦接触部の潤滑油切れが防止でき、しかも定格回
転時の伝達効率に及ぼす影響も小さい摩擦式無段変速機
を提供することにある。
した時からポンプによって潤滑油が摩擦接触部に供給さ
れるまでの間、摩擦接触部に潤滑油を供給できるように
し、摩擦接触部の潤滑油切れが防止でき、しかも定格回
転時の伝達効率に及ぼす影響も小さい摩擦式無段変速機
を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記のような課題を解決
するため、この発明は、摩擦式無段変速機構の入力部に
入力軸の回転を変速機構の入力部に伝達する歯車機構を
連結し、この変速機構の下部に、摩擦式無段変速機構及
び歯車機構の潤滑油が集中するオイルタンクを設け、上
記歯車機構の入力軸に、オイルタンク内の潤滑油を吸い
上げるオイルポンプを組込み、変速機のハウジング本体
に、そのオイルポンプで吸い上げた潤滑油を変速機構及
び歯車機構の所要部所に供給するための通路を設けた摩
擦式無段変速機において、変速機のハウジング本体内で
摩擦式無段変速機構の摩擦接触部材の直下位置にオイル
リザーバーを設け、このオイルリザーバー内に収納した
潤滑油に前記摩擦接触部材の下部が浸漬するようにした
構成を採用したものである。
するため、この発明は、摩擦式無段変速機構の入力部に
入力軸の回転を変速機構の入力部に伝達する歯車機構を
連結し、この変速機構の下部に、摩擦式無段変速機構及
び歯車機構の潤滑油が集中するオイルタンクを設け、上
記歯車機構の入力軸に、オイルタンク内の潤滑油を吸い
上げるオイルポンプを組込み、変速機のハウジング本体
に、そのオイルポンプで吸い上げた潤滑油を変速機構及
び歯車機構の所要部所に供給するための通路を設けた摩
擦式無段変速機において、変速機のハウジング本体内で
摩擦式無段変速機構の摩擦接触部材の直下位置にオイル
リザーバーを設け、このオイルリザーバー内に収納した
潤滑油に前記摩擦接触部材の下部が浸漬するようにした
構成を採用したものである。
【0012】この発明の第2の手段は、上記の構造にお
いて、オイルリザーバーが、オイルタンク内の潤滑油の
油面よりも上方に位置している構成を採用したものであ
る。
いて、オイルリザーバーが、オイルタンク内の潤滑油の
油面よりも上方に位置している構成を採用したものであ
る。
【0013】
【作用】オイルリザーバー内に収納した潤滑油に摩擦接
触部材の下部が浸漬しているので、変速機が起動したと
きからポンプによって潤滑油が摩擦接触部に供給される
までの間、このリザーバー内にある潤滑油がかき上げら
れて摩擦接触部に潤滑油を供給することができる。
触部材の下部が浸漬しているので、変速機が起動したと
きからポンプによって潤滑油が摩擦接触部に供給される
までの間、このリザーバー内にある潤滑油がかき上げら
れて摩擦接触部に潤滑油を供給することができる。
【0014】オイルリザーバーは容量が小さいため、摩
擦接触部材の回転によって潤滑油は飛散し、リザーバー
内に潤滑油が残存していても容量が小さいため、定格回
転時の撹拌損失は小さく、伝達効率に及ぼす影響も小さ
い。
擦接触部材の回転によって潤滑油は飛散し、リザーバー
内に潤滑油が残存していても容量が小さいため、定格回
転時の撹拌損失は小さく、伝達効率に及ぼす影響も小さ
い。
【0015】
【実施例】以下、この発明の実施例を添付図面の図1と
図2に基づいて説明する。
図2に基づいて説明する。
【0016】図1のように、この発明の摩擦式無段変速
機は、摩擦式無段変速機機構1と、この機構の入力側に
取り付けた遊星歯車機構2と、出力側に取り付けた羽根
車機構3との組み合わせによって構成され、遊星歯車機
構2に対する入力を、遊星歯車と摩擦式無段変速機1と
で増速し、羽根車機構3を高速回転させるようになって
いる。
機は、摩擦式無段変速機機構1と、この機構の入力側に
取り付けた遊星歯車機構2と、出力側に取り付けた羽根
車機構3との組み合わせによって構成され、遊星歯車機
構2に対する入力を、遊星歯車と摩擦式無段変速機1と
で増速し、羽根車機構3を高速回転させるようになって
いる。
【0017】上記摩擦式無段変速機構1と遊星歯車機構
2の内部構造やオイルタンク33及びポンプ32等は、
従来の技術の項で述べた通りであり、図3と同一部分に
ついては同一符号を付して説明に代える。
2の内部構造やオイルタンク33及びポンプ32等は、
従来の技術の項で述べた通りであり、図3と同一部分に
ついては同一符号を付して説明に代える。
【0018】この発明の実施例では、図1に示すよう
に、ハウジング11の内部で摩擦接触部材であるアウタ
ーリング18の直下位置にオイルリザーバー51を設
け、このリザーバー51内に収納した潤滑油Aにアウタ
ーリング18の下部が浸漬するようにしている。
に、ハウジング11の内部で摩擦接触部材であるアウタ
ーリング18の直下位置にオイルリザーバー51を設
け、このリザーバー51内に収納した潤滑油Aにアウタ
ーリング18の下部が浸漬するようにしている。
【0019】上記オイルリザーバー51は、図2の如
く、上面が開口し、アウターリング18の外周接線方向
に長い容器状に形成され、オイルタンク33内の潤滑油
Aの油面よりも上方に水平状態で配置されている。
く、上面が開口し、アウターリング18の外周接線方向
に長い容器状に形成され、オイルタンク33内の潤滑油
Aの油面よりも上方に水平状態で配置されている。
【0020】この発明の摩擦式無段変速機は上記のよう
な構成であり、変速機の停止時は図1と図2に示すよう
に、アウターリング18の外周下部がオイルリザーバー
51内に蓄えられている潤滑油A内に浸漬している。
な構成であり、変速機の停止時は図1と図2に示すよう
に、アウターリング18の外周下部がオイルリザーバー
51内に蓄えられている潤滑油A内に浸漬している。
【0021】変速機の起動時は、アウターリング18の
回転により、オイルリザーバー51内の潤滑油Aに浸漬
していた部分が上方に回動することにより、アウターリ
ング18に付着していた潤滑油はかき上げられて上部の
位置で垂れ落ち、アウターリング18とダブルコーン1
6の摩擦接触部に潤滑油を供給する。
回転により、オイルリザーバー51内の潤滑油Aに浸漬
していた部分が上方に回動することにより、アウターリ
ング18に付着していた潤滑油はかき上げられて上部の
位置で垂れ落ち、アウターリング18とダブルコーン1
6の摩擦接触部に潤滑油を供給する。
【0022】起動時は、オイルポンプ32で吸上げたオ
イルタンク33内の潤滑油A1 が摩擦接触部に到達する
までに時間がかかるため、上記したオイルリザーバー5
1内に蓄えられた少量の潤滑油Aによって、摩擦式無段
変速機を起動してからしばらくの時間、摩擦接触部の潤
滑を行なう。
イルタンク33内の潤滑油A1 が摩擦接触部に到達する
までに時間がかかるため、上記したオイルリザーバー5
1内に蓄えられた少量の潤滑油Aによって、摩擦式無段
変速機を起動してからしばらくの時間、摩擦接触部の潤
滑を行なう。
【0023】オイルリザーバー51の容量は小さいた
め、このリザーバー51内に蓄えられた潤滑油Aは、ア
ウターリング18の回転速度が増すにつれて飛散し、定
格回転時は潤滑油の残存量が減少し、潤滑油の撹拌によ
る損失は小さく、伝達効率に及ぼす影響も小さい。
め、このリザーバー51内に蓄えられた潤滑油Aは、ア
ウターリング18の回転速度が増すにつれて飛散し、定
格回転時は潤滑油の残存量が減少し、潤滑油の撹拌によ
る損失は小さく、伝達効率に及ぼす影響も小さい。
【0024】摩擦式無段変速機の起動後、ある時間経過
するとオイルポンプ32によって摩擦接触部に潤滑油が
供給される。
するとオイルポンプ32によって摩擦接触部に潤滑油が
供給される。
【0025】また、変速機の停止時は、各部の回転数の
低下に伴い、ハウジング11の内部の潤滑油の一部がオ
イルリザーバー51に再び蓄えられ、次の起動に備える
ことになる。
低下に伴い、ハウジング11の内部の潤滑油の一部がオ
イルリザーバー51に再び蓄えられ、次の起動に備える
ことになる。
【0026】
【発明の効果】以上のように、この発明によると、摩擦
接触部材の下部にオイルリザーバーを設け、このリザー
バー内に蓄えた潤滑油内に摩擦接触部材の下部を浸漬さ
せるようにしたので、摩擦式無段変速機の起動時に、摩
擦式無段変速機構の摩擦接触部に潤滑油を供給すること
ができ、起動時の潤滑油の不足による摩擦接触部の摩耗
による短寿命を防ぐことができる。
接触部材の下部にオイルリザーバーを設け、このリザー
バー内に蓄えた潤滑油内に摩擦接触部材の下部を浸漬さ
せるようにしたので、摩擦式無段変速機の起動時に、摩
擦式無段変速機構の摩擦接触部に潤滑油を供給すること
ができ、起動時の潤滑油の不足による摩擦接触部の摩耗
による短寿命を防ぐことができる。
【0027】また、オイルリザーバーの容量は小さいの
で、変速機が起動すると内部の潤滑油は飛散し、潤滑油
が残存していても容量が小さいため、定格回転時の撹拌
損失は小さく、伝達効率に及ぼす影響も小さい。
で、変速機が起動すると内部の潤滑油は飛散し、潤滑油
が残存していても容量が小さいため、定格回転時の撹拌
損失は小さく、伝達効率に及ぼす影響も小さい。
【図1】この発明に係る摩擦式無段変速機の縦断正面図
【図2】図1の矢印II−IIに沿う縦断側面図
【図3】摩擦式無段変速機の先行技術を示す縦断正面図
11 ハウジング
12 入力軸
13 出力軸
16 ダブルコーン
18 アウターリング
25 入力軸
32 オイルポンプ
33 オイルタンク
40 内部配管
51 オイルリザーバー
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 昭60−245868(JP,A)
特開 昭61−27359(JP,A)
特開 平7−19321(JP,A)
特開 平7−301300(JP,A)
特開 平6−117511(JP,A)
特開 平2−261950(JP,A)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
F16H 13/00 - 15/52
F16H 9/00 - 9/26
F16H 37/02
F16H 57/02
F16H 57/04
Claims (2)
- 【請求項1】 摩擦式無段変速機構の入力部に入力軸の
回転を変速機構の入力部に伝達する歯車機構を連結し、
この変速機構の下部に、摩擦式無段変速機構及び歯車機
構の潤滑油が集中するオイルタンクを設け、上記歯車機
構の入力軸に、オイルタンク内の潤滑油を吸い上げるオ
イルポンプを組込み、変速機のハウジング本体に、その
オイルポンプで吸い上げた潤滑油を変速機構及び歯車機
構の所要部所に供給するための通路を設けた摩擦式無段
変速機において、 変速機のハウジング本体内で摩擦式無段変速機構の摩擦
接触部材の直下位置にオイルリザーバーを設け、このオ
イルリザーバー内に収納した潤滑油に前記摩擦接触部材
の下部が浸漬するようにしたことを特徴とする摩擦式無
段変速機。 - 【請求項2】 オイルリザーバーは、オイルタンク内の
潤滑油の油面よりも上方に位置している請求項1記載の
摩擦式無段変速機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07573895A JP3524623B2 (ja) | 1995-03-31 | 1995-03-31 | 摩擦式無段変速機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07573895A JP3524623B2 (ja) | 1995-03-31 | 1995-03-31 | 摩擦式無段変速機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08270745A JPH08270745A (ja) | 1996-10-15 |
JP3524623B2 true JP3524623B2 (ja) | 2004-05-10 |
Family
ID=13584929
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP07573895A Expired - Fee Related JP3524623B2 (ja) | 1995-03-31 | 1995-03-31 | 摩擦式無段変速機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3524623B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104315124A (zh) * | 2014-07-21 | 2015-01-28 | 杭州南方通达齿轮有限公司 | 一种行星减速机的润滑结构 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2818724B1 (fr) * | 2000-12-21 | 2003-03-21 | Renault | Carter contenant un mecanisme, en particulier d'une boite de vitesses de vehicule automobile |
JP5018874B2 (ja) * | 2009-12-18 | 2012-09-05 | アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 | 円錐摩擦リング式無段変速装置 |
JP2020133604A (ja) * | 2019-02-26 | 2020-08-31 | 株式会社豊田自動織機 | 遠心圧縮機 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60245868A (ja) * | 1984-05-16 | 1985-12-05 | Mitsubishi Electric Corp | 車両用無段変速機 |
JPS6127359A (ja) * | 1984-07-19 | 1986-02-06 | Yamaha Motor Co Ltd | 車両用トロイダル形無段変速機 |
JPH0672656B2 (ja) * | 1989-03-31 | 1994-09-14 | 日産自動車株式会社 | トロイダル無段変速機のローディングカム装置 |
JP2831883B2 (ja) * | 1992-10-08 | 1998-12-02 | 住友重機械工業株式会社 | 湿式機械式の無段変速機 |
JPH0719321A (ja) * | 1993-06-30 | 1995-01-20 | Toyota Motor Corp | 無段変速機の潤滑装置 |
JP3173280B2 (ja) * | 1994-05-10 | 2001-06-04 | 日産自動車株式会社 | 摩擦車式無段変速機 |
-
1995
- 1995-03-31 JP JP07573895A patent/JP3524623B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104315124A (zh) * | 2014-07-21 | 2015-01-28 | 杭州南方通达齿轮有限公司 | 一种行星减速机的润滑结构 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08270745A (ja) | 1996-10-15 |
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