JP3524371B2 - 回転軸連結機構 - Google Patents

回転軸連結機構

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JP3524371B2 JP04720598A JP4720598A JP3524371B2 JP 3524371 B2 JP3524371 B2 JP 3524371B2 JP 04720598 A JP04720598 A JP 04720598A JP 4720598 A JP4720598 A JP 4720598A JP 3524371 B2 JP3524371 B2 JP 3524371B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、駆動モータ等の駆動
源の回転を駆動軸から従動軸に伝達するために両者を連
結する回転軸連結機構に関し、特に、駆動軸側に対して
着脱自在にされた従動軸側に駆動源の回転を伝達するた
めの回転軸連結機構に関する。
【0002】
【従来の技術】駆動源から回転力の供給を受けて回転す
る回転部品を着脱自在に備えた装置がある。例えば、電
子写真法を用いた画像形成を行う画像形成装置では、画
像形成状態を良好に維持すべく感光体ドラム等の回転部
品が定期的に交換される。このような装置では、回転部
品の交換作業を容易にするとともに、交換後においても
回転部品を正確に回転させるために、回転部品を装置の
適正な位置に容易に着脱できるように構成する必要があ
る。
【0003】このため従来の装置では、回転部品を装置
の前面から回転軸方向に挿脱できるユニット体に構成
し、装置の内部にユニット体を挿入した際に従動軸であ
る回転部品の回転軸と装置の駆動軸とを連結させる連結
部を含む回転軸連結機構を備えている。例えば、特開平
1−199022号公報に開示された構成では、画像形
成装置であるカラーディジタル複写機本体に対して感光
体ドラムを含む作像ユニットを案内機構である伸縮レー
ルを介して複写機本体の前面側から挿脱自在にし、作像
ユニットを複写機本体に挿入した際に感光体ドラムの回
転軸の端部と複写機本体の駆動部から突出する駆動軸の
端部とに回転伝達部材であるカップリングを形成し、両
者の回転伝達部材を結合させることにより、駆動軸の回
転を従動軸である感光体ドラムの回転軸に伝達するよう
にしている。
【0004】また、特開平1−199022号公報に開
示された構成では、図6(A)に示すように、カップリ
ング403を備えた感光体ドラムの回転軸40′の端部
に突出したピン407が嵌入するピン受穴408をカッ
プリング406を備えた駆動軸405の端部に形成し、
又は、図6(B)に示すように、感光体ドラムの回転軸
40′においてカップリング403から突出した端部4
0″が駆動軸405の端部405′が没入したカップリ
ング406のボス部に嵌入させるようにし、感光体ドラ
ムの回転軸40′の軸中心が駆動軸405の軸中心に一
致するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、駆動軸
に接近する方向への従動軸の移動を案内する案内機構に
含まれる伸縮レールやスライダ等の部品は一般に寸法誤
差や取付誤差を生じ易く、案内機構を構成する部品に誤
差を生じている場合には駆動軸と従動軸との軸芯が一致
していない状態で従動軸が駆動軸に接近することにな
り、駆動軸端部のピン受穴又は没入部に対する従動軸端
部のピン又は従動軸端部自体の嵌入のみによって従動軸
と駆動軸との軸芯を一致させて両者を連結するようにし
た特開平1−199022号公報の構成では、駆動軸端
部のピン受穴又は没入部と従動軸端部のピン又は従動軸
端部自体とが正確に位置決めされていない状態で当接
し、これらの部材に変形を生じた状態で駆動軸と従動軸
とが結合される結果、駆動軸及び従動軸の回転伝達部材
に歪みや破損を生じ、駆動軸及び従動軸の回転時に振動
や騒音を発生して画質の劣化や作業環境の劣悪化を招く
だけでなく、装置を動作させることができなくなって稼
働効率の低下を招く問題がある。
【0006】即ち、特開平1−199022号公報に代
表される従来の構成では、駆動軸自体及び従動軸自体に
形成した連結機構のみによって駆動軸と従動軸との軸芯
を一致させるようにしているため、駆動軸と従動軸との
軸芯が一致していない状態で両者が接近した場合に、駆
動軸自体及び従動軸自体に変形を生じ易く、駆動軸及び
従動軸のそれぞれに固定されている回転伝達部材を適正
に結合させることができなくなる問題がある。
【0007】この発明の目的は、装置本体において駆動
軸の軸芯位置を規定する部材を用いて従動軸の軸芯位置
を規定することにより、駆動軸及び従動軸以外の部材に
よって両者の軸芯を確実に一致させることができるよう
にし、駆動軸と従動軸との軸芯が一致しない状態で両者
が接近した場合にも、駆動軸自体及び従動軸自体に変形
や破損を生じることがなく、駆動軸の回転を従動軸に常
に適正に伝達することができる回転軸連結機構を提供す
ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載した発明
は、駆動軸の軸芯と従動軸の軸芯との相対的な位置関係
を規定して駆動軸と従動軸とを連結する回転軸連結機構
において、駆動軸を軸支する軸受及び従動軸を軸支する
軸受を、駆動軸の軸芯と従動軸の軸芯との相対的な位置
関係に応じた位置に保持する位置決め部材を設け、前記
位置決め部材は、略円筒形形状を呈し、前面側端部の内
周面に前記従動軸を軸支する軸受が固定され、背面側の
内周面が前記駆動軸を軸支する軸受の外周面に外嵌する
ことを特徴とする。
【0009】請求項1に記載した発明においては、駆動
軸の軸芯と従動軸の軸芯との相対的な位置関係が、駆動
軸自体及び従動軸自体以外の部材である位置決め部材に
よって規定される。したがって、駆動軸と従動軸とを相
対的に接近させて両者を連結する際に駆動軸又は従動軸
の移動方向に誤差を生じた場合にも駆動軸自体及び従動
軸自体に変形や破損を生じることがない。特に、駆動軸
を軸支する軸受と従動軸を軸支する軸受との両方が単一
の部品である位置決め部材の内部に位置し、駆動軸自体
及び従動軸自体以外の部材によって駆動軸と従動軸とが
互いの軸芯が一致する位置に配置される。
【0010】
【0011】
【0012】請求項に記載した発明は、互いに軸方向
に係合する駆動軸の端部に取り付けた駆動側カップリン
グと従動軸の端部に取り付けた従動側カップリングとに
よって構成された回転連結部材を含み、前記位置決め部
材が駆動軸の軸芯と従動軸の軸芯とが一致する位置に駆
動軸を軸支する軸受及び従動軸を軸支する軸受を支持す
ることを特徴とする。
【0013】請求項に記載した発明においては、位置
決め部材により駆動軸の軸芯と従動軸の軸芯とを一致さ
せると、駆動側カップリングと従動側カップリングとが
係合し、駆動側カップリングと従動側カップリングとに
よって構成される回転連結部材を介して駆動軸の回転が
従動軸に伝達される。
【0014】請求項に記載した発明は、前記位置決め
部材が支持するいずれか一方の軸受が、無限摺動用ボー
ルスプライン軸受であることを特徴とする。
【0015】請求項に記載した発明においては、位置
決め部材が支持する駆動軸側の軸受又は従動軸側の軸受
のいずれかが無限摺動用ボールスプラインによって構成
される。したがって、例えば、駆動軸に対して従動軸を
軸方向に接近させて両者を連結する場合に、従動軸を軸
支する軸受を無限摺動用ボールスプライン軸受によって
構成することにより、従動軸の移動が円滑に行われる。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は、画像形成装置に適用した
この発明の実施形態に係る回転軸連結機構の構成を示す
図である。この実施形態に係る回転軸連結機構1は、感
光体ドラム222の回転軸(以下、従動軸と言う。)2
4を画像形成装置本体に設けられている駆動軸23に連
結する。画像形成装置本体において駆動軸23は、中間
部を軸受30及び軸受32により軸支されており、前面
側端部に駆動側カップリング25を固定しているととも
に、背面側端部近傍において駆動ギア22及びフライホ
イール35を固定している。この駆動軸23には、回転
軸ギア21aと駆動ギア22との噛合によって駆動モー
タ21の回転が伝達される。なお、駆動軸23は軸方向
に所定量だけ移動自在にされているとともに、スプリン
グ34の弾性力により前面側に付勢されている。
【0017】駆動軸23を軸支する一方の軸受32は、
駆動モータ21を保持する駆動ユニットフレーム29b
に固定されている。また、駆動軸23を軸支する他方の
軸受30は、駆動ユニットフレーム29aの孔部に嵌入
して固定されている。駆動ユニットフレーム29aは、
画像形成装置本体の背面側フレーム28にビス止めされ
ている。また、駆動ユニットフレーム29bは、駆動ユ
ニットフレーム29aにビス止めされている。さらに、
駆動ユニットフレーム29aの前面側には、位置決め部
材27がビス止めされている。位置決め部材27は、略
円筒形形状を呈し、背面側フレーム28の前面側に露出
している。この位置決め部材27の前面側端部の内周面
には軸受31が固定されている。また、位置決め部材2
7の背面側端部の内周面は、駆動ユニットフレーム29
aに固定された軸受30の外周面に外嵌する。
【0018】従動軸24は、感光体ドラム222を含む
画像形成ユニットを搭載した画像形成ユニットフレーム
37に軸支されている。詳細には、画像形成ユニットフ
レーム37には、前面側端部に軸受33が固定されてい
るとともに、背面側端部に支持台36が設けられてい
る。軸受け33は、画像形成ユニットフレーム37の前
面側に形成された孔部に嵌入することにより、画像形成
ユニットフレーム37における固定位置を位置決めされ
ている。従動軸24は、前面側端部を軸受33によって
軸支されているとともに、背面側端部近傍を感光体ドラ
ム222の背面側フランジ222aを介して支持台36
に支持されている。軸受33は、従動軸24の周面に全
周にわたって対向する。一方、支持台36は、従動軸2
4の背面側端部及び背面側フランジ222aの下方への
移動のみを規制しており、従動軸24の背面側端部は、
左右方向及び上方向の所定範囲において移動することが
てきる。
【0019】なお、従動軸24には、前面側フランジ3
8及び背面側フランジ222aを介して感光体ドラム2
22が固定されている。したがって、感光体ドラム22
2は従動軸24と一体的に回転する。また、背面側フラ
ンジの背面側端部には、従動側カップリング26が一体
的に形成されている。この従動側カップリング26は、
駆動側カップリング25に係合して駆動軸23の回転を
従動軸24に伝達する回転伝達部材である。
【0020】上述した構成において、駆動側カップリン
グ25及び従動側カップリング26からなる回転伝達部
材と位置決め部材27とによってこの発明の回転軸連結
機構が構成されている。
【0021】画像形成装置本体の組立時において、軸受
30を駆動ユニットフレーム29aの孔部に嵌入して固
定した後に、位置決め部材27の背面側端部の内周面が
軸受30の外周面に外嵌する状態で位置決め部材27を
駆動ユニットフレーム29aにビス止めする。したがっ
て、駆動ユニットフレーム29aにおける位置決め部材
27の固定位置は、駆動ユニットフレーム29aの孔部
に嵌入した軸受30の外周面と位置決め部材27の背面
側端部の内周面との当接によって規定されている。この
軸受30は、駆動軸23の軸芯位置を規定する。
【0022】一方、位置決め部材27は、前面側端部に
固定した軸受31により従動側カップリング26を介し
て従動軸24の軸芯位置を規定する。したがって、従動
軸24の軸芯位置は、駆動軸23の軸芯位置を規定する
軸受30によって位置決めされた位置決め部材27に固
定された軸受31によって規定されることになり、位置
決め部材27を介して駆動軸23の軸芯位置に一致する
位置に規定される。
【0023】即ち、駆動軸23を軸支する軸受30と従
動軸24を軸支する軸受31との両方が単一の部品であ
る位置決め部材27の内部に位置し、駆動軸23自体及
び従動軸24自体以外の部材によって駆動軸23と従動
軸24とを互いの軸芯が一致する位置に規定している。
【0024】図2は、上記画像形成装置に感光体ドラム
222を含む画像形成ユニットを装着して駆動軸と従動
軸とを連結する際の回転軸連結機構の動作を説明する図
である。感光体ドラム222を含む画像形成ユニットを
搭載した画像形成ユニットフレーム37は、画像形成装
置本体に対して前後方向に挿脱自在にされている。図2
(A)に示すように、画像形成ユニットフレーム37を
画像形成装置本体の前面側に引き出した状態で、画像形
成ユニットフレーム37に感光体ドラム222を含む画
像形成ユニットを搭載すると、従動軸24の背面側端部
は従動側カップリング26を介して画像形成ユニットフ
レーム37の背面側に形成された支持台36上に載置さ
れる。
【0025】図2(B)に示すように、感光体ドラム2
22を搭載した画像形成ユニットフレーム37を画像形
成装置本体内の背面側に挿入していくと、位置決め部材
27の前面側端部に固定された軸受31の内周面に従動
側カップリング26の外周面が当接する。この後、画像
形成ユニットフレーム37をさらに背面側に挿入してい
くと、図2(C)に示すように、従動側カップリング2
6が駆動側カップリング25に係合して従動軸23と駆
動軸24との連結が完了し、駆動軸23の回転が駆動側
カップリング25と従動側カップリング26とを介して
駆動軸24及び感光体ドラム222に伝達される状態に
なる。
【0026】前述のように、従動軸カップリング26を
介して従動軸24を軸支する軸受31を固定した位置決
め部材27は、駆動軸23を軸支する軸受30によって
位置決めされていることから、駆動軸23を軸支する軸
受30と従動軸24を軸支する軸受31との相対的な位
置関係が位置決め部材27によって規定されている。一
方、軸受30が嵌入する孔部を形成した駆動ユニットフ
レーム29aは背面側フレーム28にビス止めされるこ
とから、軸受30及び駆動ユニット29aの位置は位置
決め部材27によって規定することになる。
【0027】したがって、軸受30及び軸受31は位置
決め部材27によって位置決めされることになり、位置
決め部材27において軸受30に外嵌する背面側端部の
内周面の中心位置と前面側端部に固定した軸受31の中
心位置とを正確に一致させておくことにより、従動側カ
ップリング26が軸受31に嵌入する際に、従動軸24
の軸芯位置と駆動軸23の軸芯位置とを正確に一致させ
ることができ、駆動側カップリング25と従動側カップ
リング26とを適正な状態で結合させ、駆動軸23の回
転を従動軸24に正確に伝達することができる。
【0028】なお、軸受30及び軸受31を位置決めす
る位置決め部材27が背面側フレーム28の孔部に嵌入
していることから、軸受30及び軸受31の位置は背面
側フレーム28に形成する孔部の位置によって規定する
ことができる。このため、それぞれに感光体ドラム22
2を備えた複数の画像形成ユニットを直線上に配置した
フルカラー画像形成装置のように、装置本体に着脱自在
にされた複数の回転部材の相対的な位置関係を正確に規
定して配置する必要がある場合にも、背面側フレーム2
8に複数の孔部を適正な位置に形成するだけで、各回転
部材の相対的な位置関係を正確に維持できる。
【0029】また、軸受30〜33は、いずれもボール
ベアリングを用いることができる。特に、軸受31は、
従動側カップリング26を軸支する機能を有するととも
に、従動側カップリング26が軸方向に挿脱されること
を考慮して、例えば、特公昭53−22208号公報に
開示されているような無限摺動用ボールスプライン軸受
とすることができる。
【0030】図3は、上記回転軸連結機構の一部を構成
する回転伝達部材の構成を示す図である。上述のよう
に、回転軸連結機構1において、駆動側カップリング2
5及び従動側カップリング26によって回転伝達部材が
構成されている。駆動軸23の前面側端部に固定された
駆動側カップリング25の前面側端部の周面には山部2
5aと谷部25bとが交互に繰り返して形成されてお
り、従動軸24の背面側端部に固定された従動側カップ
リング26の背面側端部の周面には山部26aと谷部2
6bとが交互に繰り返して形成されている。駆動軸23
に従動軸24を接近させていくと、従動側カップリング
26の山部26aが駆動側カップリング25の谷部25
bに嵌入し、駆動側カップリング25の山部25aが従
動側カップリング26の谷部26bに嵌入する。
【0031】駆動側カップリング25及び従動側カップ
リング26の形状を図3に示すように形成することによ
り、駆動軸23と従動軸24とのいずれが移動する場合
にも、駆動側カップリング25及び従動側カップリング
26を確実に連結することができる。
【0032】なお、位置決め部材27の駆動軸23の軸
方向に直交する断面形状は、図4(B)に示すように駆
動側カップリング25の周面の全周に対向する形状だけ
でなく、駆動側カップリング25の周面の半周を越える
範囲に対向することを条件として、例えば図4(C)〜
(E)に示すような種々の形状とすることができる。こ
の場合に、位置決め部材27の断面形状を駆動側カップ
リング25の周面の上側の半周を越える範囲に対向する
形状とすることにより、装置内に飛散したトナー等の塵
埃が駆動側カップリング25及び従動側カップリング2
6に付着することを防止して両者の結合状態を良好にす
ることができる。また、位置決め部材27の断面形状を
駆動側カップリング25の周面の下側の半周を越える範
囲に対向する形状とすることにより、駆動側カップリン
グ25及び従動側カップリング26の当接により生じた
微粉による装置内の汚損を防止することができる。さら
に、位置決め部材27の断面形状を駆動側カップリング
25の全周に対向する形状とすることにより、駆動側カ
ップリング25と従動側カップリング26との連結時の
騒音を遮断することができる。
【0033】また、図5に示すように、位置決め部材2
7の内部における駆動軸23及び従動軸24の軸方向に
ついて、駆動側カップリング25と従動側カップリング
26との結合位置から軸受30の中心までの距離L1
は、駆動側カップリング25と従動側カップリング26
との結合位置から軸受31の中心までの距離L2より長
く設定されている。この構成により、駆動側カップリン
グ25の自由度を大きくして駆動側カップリング25と
従動側カップリング26との結合を容易にすることがで
きる。
【0034】さらに、上記の実施形態では、この発明の
回転軸連結機構を画像形成装置に適用した場合を例にあ
げて説明したが、駆動軸と従動軸との軸芯を一致させて
結合するようにした画像形成装置以外の装置においても
この発明を同様に実施することができる。
【0035】
【発明の効果】請求項1に記載した発明によれば、駆動
軸の軸芯と従動軸の軸芯との相対的な位置関係を駆動軸
自体及び従動軸自体以外の部材である位置決め部材によ
って規定することにより、駆動軸と従動軸とを相対的に
接近させて両者を連結する際に駆動軸又は従動軸の移動
方向に誤差を生じた場合にも駆動軸自体及び従動軸自体
に変形や破損を生じることがなく、従動軸に対して駆動
軸の回転を常に適正に伝達することができる。特に、駆
動軸を軸支する軸受と従動軸を軸支する軸受との両方が
単一の部品である位置決め部材の内部に位置し、駆動軸
自体及び従動軸自体以外の部材によって駆動軸と従動軸
とを互いの軸芯が一致する位置に配置することが可能に
なる。
【0036】
【0037】請求項に記載した発明によれば、位置決
め部材により駆動軸の軸芯と従動軸の軸芯とを一致させ
ることによって駆動側カップリングと従動側カップリン
グとを係合させることができ、駆動側カップリングと従
動側カップリングとによって構成される回転連結部材を
介して駆動軸の回転を従動軸に正確に伝達することがで
きる。
【0038】請求項に記載した発明によれば、位置決
め部材が支持する駆動軸側の軸受又は従動軸側の軸受の
いずれかを無限摺動用ボールスプラインによって構成す
ることにより、例えば、駆動軸に対して従動軸を軸方向
に接近させて両者を連結する場合に従動軸の移動を円滑
に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態に係る回転軸連結機構を適
用した画像形成装置の要部の構成を示す図である。
【図2】上記回転軸連結機構における連結動作を説明す
る図である。
【図3】上記回転軸連結機構の一部を構成する回転伝達
部材の構成を示す図である。
【図4】上記回転軸連結機構の他の一部を構成する位置
決め部材の断面形状を示す図である。
【図5】上記位置決め部材の内部における軸受の位置関
係を示す図である。
【図6】従来の回転軸連結機構の構成を示す図である。
【符号の説明】
1−回転軸連結機構 23−駆動軸 24−従動軸 25−駆動側カップリング(回転伝達部材) 26−従動側カップリンク(回転伝達部材) 28−背面側フレーム 29a、29b−駆動ユニットフレーム 30、31、32、33−軸受 37−画像形成ユニットフレーム 222−感光体ドラム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭58−103047(JP,U) 実開 昭57−84120(JP,U) 特公 昭43−12363(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16D 1/02 F16D 1/10

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】駆動軸の軸芯と従動軸の軸芯との相対的な
    位置関係を規定して駆動軸と従動軸とを連結する回転軸
    連結機構において、 駆動軸を軸支する軸受及び従動軸を軸支する軸受を、駆
    動軸の軸芯と従動軸の軸芯との相対的な位置関係に応じ
    た位置に保持する位置決め部材を設け 前記位置決め部材は、略円筒形形状を呈し、前面側端部
    の内周面に前記従動軸を軸支する軸受が固定され、背面
    側の内周面が前記駆動軸を軸支する軸受の外周面に外嵌
    する ことを特徴とする回転軸連結機構。
  2. 【請求項2】互いに軸方向に係合する駆動軸の端部に取
    り付けた駆動側カップリングと従動軸の端部に取り付け
    た従動側カップリングとによって構成された回転連結部
    材を含み、前記位置決め部材が駆動軸の軸芯と従動軸の
    軸芯とが一致する位置に駆動軸を軸支する軸受及び従動
    軸を軸支する軸受を支持する請求項1に記載の回転軸連
    結機構。
  3. 【請求項3】前記位置決め部材が支持するいずれか一方
    の軸受が、無限摺動用ボールスプライン軸受である請求
    項1または2に記載の回転軸連結機構。
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