JP3523532B2 - 繰返し使用可能な梱包枠 - Google Patents

繰返し使用可能な梱包枠

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JP3523532B2 JP17788399A JP17788399A JP3523532B2 JP 3523532 B2 JP3523532 B2 JP 3523532B2 JP 17788399 A JP17788399 A JP 17788399A JP 17788399 A JP17788399 A JP 17788399A JP 3523532 B2 JP3523532 B2 JP 3523532B2
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    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は物品を輸送するた
めに梱包する分野において、従来の使い捨てタイプの木
材梱包枠と異なる、繰返し使用可能な梱包枠に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に大型機器などの物品を輸送する際
に、出荷現場にて木材の梱包枠を輸送物品の外形に沿っ
て製作・加工し、輸送物品との隙間に緩衝材を適宜挿入
し、輸送完了後にこの木材梱包枠を持ち帰り小片に切り
分けて焼却、廃棄処分している。木材梱包枠の製作・加
工、緩衝材を適宜挿入する工程は熟練を要し、作業時間
も多くかかる。従来の輸送用木材梱包枠の態様を図10
に示す。
【0003】木材梱包枠は大小さまざまな釘やボルトで
固定してあるため、開梱時にハンマーやバール類でこじ
開けるのが通常の作業方法であり、損傷が激しく実際上
再使用できないので、輸送する輸送物品ごとに新たに製
作が必要である。輸送完了後の木材梱包枠の処分にも多
くの作業時間がかかるとともに焼却による熱などが大気
中に放出されている。
【0004】また、昇降式運搬機(以下、ハンドリフタ
と称す)を用いて木材梱包枠で梱包された輸送物品を工
場内や客先構内を移動させるときに、輸送物品を持上げ
るためにハンドリフタのフォーク部を輸送物品の下敷き
の腰下板と木材梱包枠の底板の隙間に挿入するが、輸送
物品の重量を支えるために腰下板を強固に製作する必要
があった。
【0005】さらに、木材梱包枠で梱包された輸送物品
をトラックなどへ積み込み、固定、荷おろしなどの工程
中や輸送中に、その木材梱包枠が破損し輸送物品を傷つ
けてしまうこともあった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】大型機器などの物品を
輸送する際に使用している、使い捨てタイプの木材梱包
枠(標準的な大型機器1台に使用する木材の容積は約7
0リットル)の焼却、廃棄処分を無くすことにより、森
林資源の保護、大気汚染防止及び地球温暖化防止に役立
てることを第一の課題とする。
【0007】次に、繰返し使用可能な梱包枠に切り替え
て使用するに際し、輸送物品などへの着脱の容易性、小
型化、作業時間の短縮、保管の省スペース化を図ること
を第二の課題とする。
【0008】また、輸送物品との隙間に適宜挿入してい
た緩衝材をなくすことができるように密着して装着でき
る梱包枠の構造とすることを第三の課題とする。
【0009】さらに、容易にハンドリフタを用いて工場
内や客先構内を移動できる構造とすることを第四の課題
とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、複数の縦
枠材とこれらの間を連結する複数の横枠材とによりそれ
ぞれ構成される正面枠と背面枠と一対の側面枠と、前記
背面枠と前記側面枠とに少なくとも組み合わされる底枠
とを備える繰返し使用可能な梱包枠において、前記正面
枠は、前記複数の横枠材の途中で二つの部分に分割可能
な構造を有し、前記二つの部分はそれぞれ前記一対の側
面枠の一端に取付けられており、前記側面枠はその途中
で折れ曲がる構造になっており、前記側面枠の前記一端
側が前記折れ曲がる構造によって外方向に開くときに、
前記正面枠の前記二つの部分も前記側面枠と一緒に外方
向に移動することによって、前記正面枠側の間口が広が
ことを特徴とする繰返し使用可能な梱包枠を提案する
ものである。このように間口を広げられるので、輸送物
品に傷を着けることなく、容易に挿脱ができる。
【0011】第2の発明は、請求項1において、前記底
枠は、前記背面枠又は前記側面枠の下部に回転可能に結
合されており、前記正面枠を二つに分割し、前記側面枠
を途中で折り曲げ、前記底枠を前記背面枠方向に回転さ
せて当該梱包枠を折り畳むことを特徴とする繰返し使用
可能な梱包枠を提案するものである。このように折り畳
み機構を備えているので、輸送物品を送り届けた帰路で
の輸送スペースと倉庫での保管スペースとを半減させる
ことができる。
【0012】第3の発明は、請求項1又は請求項2にお
いて、前記横枠材のうちの左右双方の前記側面枠の前記
横枠材はその途中で折れ曲がる構造を有することを特
徴とする繰返し使用可能な梱包枠を提供するものであ
る。このように、前記側面枠の横枠材はその途中で折れ
曲がるので、輸送物品の挿脱するための位置合わせを容
易とすることができる。
【0013】第4の発明は、請求項1ないし請求項3の
いずれか1項において、前記側面枠の前記横枠材に、弾
力性を持つ材質からなるローラを備えていることを特徴
とする繰返し使用可能な梱包枠を提供するものである。
このように弾力性を持つ材質からなるローラがガイドの
働きも併せ持つので、輸送物品に傷を付けることなく、
輸送物品を挿脱するための前後、左右方向の位置合わせ
と挿脱作業を容易にすることができる。
【0014】第5の発明は、請求項1ないし請求項4の
いずれか1項において、前記底枠の前記側面枠側に、傾
斜を有する案内ガイドを備えていることを特徴とする繰
返し使用可能な梱包枠を提供するものである。このよう
に前記外面枠の両側面枠側に傾斜を持つ案内ガイドを備
えているので、輸送物品を挿脱するための上下方向の位
置合わせと挿脱作業を容易にすることができる。
【0015】第6の発明は、請求項1ないし請求項5の
いずれか1項において、前記正面枠は、該正面枠の前記
縦枠部材のそれぞれに対して平行になるように横棒で固
定されている一対の縦柱部材と、これら縦柱部材に備え
られているビーム部材とを有し、該ビーム部材の一端は
前記一方の縦柱部材に回転可能に支承され、他端は前記
他方の縦柱部材に着脱可能な構造になっていることを特
徴とする繰返し使用可能な梱包枠を提供するものであ
る。このように前記ビーム部材の片側が各々挿脱可能な
構造になっているので、一人の作業者で前記正面枠の間
口を容易に広げることができる。
【0016】第7の発明は、請求項6において、前記ビ
ーム部材は、3次元動作できるように前記縦柱部材に回
転可能に支承されていることを特徴とする繰返し使用可
能な梱包枠を提供するものである。このように前記横枠
材が3次元動作できるようになっているので、他の横枠
部材とぶつかることなく、上下いずれの前記横枠材から
でも任意の順序で、各々対応する前記縦柱部材に係止し
たり、外すことができる。
【0017】第8の発明は、請求項6又は請求項7にお
いて、前記ビーム部材の他端を前記他方の縦柱部材から
外した状態では、前記ビーム部材の前記他端が、前記一
方の縦柱部材に係着可能になっていることを特徴とする
繰返し使用可能な梱包枠を提供するものである。このよ
うに前記横枠材のビーム部材の片側を回転可能に支承さ
れている前記縦枠材側に弾力性を持って容易に係着でき
るようになっているので、外した横枠材で輸送物品を傷
つけることなく、挿脱できると共に作業を一人で安全に
おこなうことができる。
【0018】第9の発明は、請求項1ないし請求項8の
いずれか1項において、前記背面枠又は前記側面枠の下
部に回転可能に結合されている前記底枠を、前記背面枠
に係止させるロック機構を備えていることを特徴とする
繰返し使用可能な梱包枠を提供するものである。このよ
うに回転可能に支承されている底枠を有するので、前記
繰り返し使用可能な梱包枠を折り畳む構造にすることが
でき、保管時のスペースを半減させることができると共
に、前記ロック機構によって作業を一人で安全に行うこ
とができる。
【0019】第10の発明は、請求項1ないし請求項9
のいずれか1項において、前記背面枠又は前記側面枠の
下部に回転可能に結合されている前記底枠は、該底枠を
回転させることによって前記背面枠に達するときに、自
動的に落下防止するストッパが掛かることを特徴とす
る繰返し使用可能な梱包枠を提供するものである。この
ように前記底枠に自動的に落下防止のストッパが掛かる
ので、作業を一人で安全に行うことができると共に、こ
の繰り返し使用可能な梱包枠が重心のバランスを崩して
勝手に手前に倒れるようなことが無いようにできる。
【0020】第11の発明は、請求項1ないし請求項1
0のいずれか1項において、折り畳まれた前記繰返し使
用可能な梱包枠を複数台積重ねられるように、前記側面
枠から外側に突出するガイド用の鍔を備えていることを
特徴とする繰返し使用可能な梱包枠を提供するものであ
る。このように前記側面枠から外側に突出するガイドの
鍔を供えることにより、積重ねるときの位置合わせを一
人の作業者で容易に行うことができ、上に積重ねられる
この梱包枠が下段の梱包枠の左右の鍔に挟まれて、輸送
時にも荷崩れをしないようにできる。
【0021】第12の発明は、請求項1ないし請求項1
1のいずれか1項において、前記一対の側面枠の上部に
は前記横枠材が相対する方向で、かつ前記側面枠に対し
て直角に延びる押さえ金具を有し、該押さえ金具が天井
枠の作用を行うことを特徴とする繰返し使用可能な梱包
枠を提供するものである。このように天井枠の作用を行
う押さえ金具があるので、前記繰り返し使用可能な梱包
枠を装着した状態で、輸送物品の上面に備えられる吊り
ボルトにロープを掛けて吊り上げることができる。
【0022】第13の発明は、複数の縦枠材とこれらの
間を連結する複数の横枠材とによりそれぞれ構成される
正面枠と、これに対応する背面枠と、これらの間を結合
する一対の側面枠を備えた繰返し使用可能な梱包枠にお
いて、輸送物品に前期繰返し使用可能な梱包枠を装着
後、前記正面枠側および前期背面枠側から昇降式運搬機
のフォーク部を挿入して移動させるための開口部を備え
たことを特徴とする繰返し使用可能な梱包枠を提案す
る。このように前記フォーク部を挿入して移動させるた
めの開口部を備えているので、前期輸送物品自身の下部
の開口部を利用でき、特別に強固な腰下板を設ける必要
をなすことができる。
【0023】第13の発明は、請求項1ないし請求項1
2のいずれか1項において、前記正面枠および前記背面
枠の下部に梱包枠移動用の開口部を備えていることを特
徴とする繰返し使用可能な梱包枠を提供するものであ
る。このように昇降式運搬機のフォーク部を挿入して移
動させるための開口部を備えているので、前記輸送物品
自身の下部の開口部を利用することができ、特別に強固
な腰下板を設ける必要性を無くすことができる。
【0024】第14の発明は、請求項1ないし請求項1
3のいずれか1項において、前記底枠は前記背面枠又は
前記側面枠の下部に回転可能に結合されており、前記正
面枠のビーム部材の片側を前記縦枠材から外した状態
で、前記横枠材を途中で外側方向に折り曲げたときに前
記正面枠の間口が広がることを特徴とする繰返し使用可
能な梱包枠を提供するものである。これにより、前述の
ような効果を組み合わせた効果を得ることができる.
【0025】第15の発明は、請求項1ないし請求項1
4のいずれか1項において、前記正面枠のビーム部材の
片側が対応する前記縦枠材に対して着脱可能な構造にな
っており、前記複数の横枠材のうちの左右双方の側面枠
の横枠材は、その途中で折れ曲がる構造を有し、前記底
枠は前記背面枠又は前記側面枠の下部に回転可能に結合
されており、前記底枠を上方に持ち上げ、かつ前記正面
枠のビーム部材の片側を前記縦枠材から外した状態で、
前記横枠材を途中で内側方向に折り曲げて折り畳むこと
を特徴とする繰返し使用可能な梱包枠を提供するもので
ある。これにより、前述のような効果を組み合わせた効
果を得ることができる。
【0026】正面枠の詳細は図1において示すように、
双方の側面枠と共用する2本の縦枠材1、短い上下の横
棒2で縦枠材1に対してそれぞれ平行になるように固定
された2本の縦柱部材3、及びこれら縦柱部材間を一端
は前後及び上下に回転自在な支承機構SUで連結され、
他端は上下に動く自由端になっており、対面側の縦柱部
材3の係止部4に上方から掛けてそれぞれ係止される横
棒でなる4本のビーム部材5により構成される。
【0027】ビーム部材5それぞれには対面側の縦柱部
材3から外したときには前記一端と同じ側の縦柱部材3
に容易に係着できるようバネ性を持つ材料で作られた係
着部6を有する。この係着部6は縦柱部材3の太さより
も若干小さいコの字状の断面を有し、係着させるときに
はそのコの字状の部分を縦柱部材3に押し込んで係着さ
せる。したがって、ビーム部材5が他方の縦柱部材3か
ら外されている場合には、正面枠は二つに分割された状
態を呈する。
【0028】側面枠の詳細は図1において示すように、
正面枠と共用する縦枠材1、背面枠と共用する縦枠材
7、その途中で後述する折曲機構BEにより梱包枠内外
に折れ曲がる上下の横枠材8とそれぞれのガイド用ロー
ラ9により構成される。
【0029】ガイド用ローラ9は、図3で示すように、
側面枠上部のそれぞれの横枠材8における折曲機構BE
よりも背面側に位置する固定部分に設置され、クレーン
にて吊り上げたり、またはハンドリフタで持ち上げた状
態で、輸送物品に傷つけずに容易に梱包枠に挿脱できる
ようにするとともに、輸送物品をこの梱包枠に当接させ
て固定させるためのガイドとして用いられる。
【0030】また、左右の側面枠上部には輸送物品の上
部を密着して押さえるために、下面に薄いゴム材のよう
な緩衝材を貼り付けた押え金具10が溶接してある。押
え金具10は輸送物品の上部に備えられる図示しない
ボルトで輸送物品を吊り上げたとき、この梱包枠の自
重を支えることのできる機械的強度を持つ。
【0031】さらに、それぞれの側面枠の折曲機構BE
は一般的な構造であり、図3において示すように、それ
ぞれの側面枠の上及び下の横枠材8が途中でおのおの二
分割されてピンを介して回転自在に連結され、側面枠の
横枠材8の途中に位置する前記ピンを支点として容易に
内外に折れ曲げることが可能である。
【0032】底枠の詳細は図4において示すように、左
右側面はL字型金属板11で、正面と背面は金属平板1
2で構成され、この梱包枠の下部に位置し、両側面枠の
下部の横枠材にそれぞれロッドピンを介して回転可能に
結合されている。底枠の左右のL字型金属板11には輸
送物品を導入案内するための傾斜をもった案内ガイド2
6が、例えば合計4個固定されている。
【0033】底枠を背面枠に堅固に固定するために、図
6に示すように、後述するロック機構LOが底枠と背面
枠中段の横枠材13の間に設けられている。
【0034】また、底枠と右側面枠との間に後述のスト
ッパ機構STが設けられており、通常底枠は背面枠に対
して直角であるが、それ以上の角度とならないようにす
るとともに、底枠と背面枠のロック機構LOが外された
状態で左右の側面枠が外側に折れ曲がっているときにこ
の梱包枠が手前に倒れてこないように係止させる構造と
なっている。
【0035】底枠のストッパ機構STは、図5において
示すように、左右の側面枠が外側に折れ曲がっていると
きにこの梱包枠が手前に倒れてこないように係止させる
ために、底枠の正面側を床面に降ろしたときに右側面枠
に取付けられたストッパ用ピン14が底枠の右側面に回
転自在に取付けられたストッパ15のスリットの先端の
鍵部16に自動的に引っ掛かる機構であり、底枠を背面
枠とほぼ90゜に固定しそれ以上の角度にさせない。
【0036】底枠を床面から持上げるときには、ストッ
パ用ピン14を前記鍵部16から脱出させ、ストッパ用
ピン14が移動可能な状態になってから底枠の正面側を
背面枠に向かって持上げて回転させる。
【0037】また、底枠と背面枠とのロック機構LOは
図6において示すように、背面枠中段の横枠材13に取
付けられた逆L字型をしたロック部材17と底枠の正面
側部材に取付けられた鍵型のロック用溝18により構成
され、ロック部材17はスプリング27にて下方へ押さ
えられている。底枠を背面枠に当接した状態で、ロック
部材17を持上げ旋回させてロック用溝18に挿入した
のちロック用溝18の鍵部に引っ掛かけることにより、
底枠が背面枠中段の横枠材13に堅固に固定される。
【0038】また、図7に示す積重ね用ガイド機構GU
は、折り畳んだ複数のこの梱包枠を崩れない様に容易に
積重ねるためのガイドである。積重ね用ガイド機構GU
は、背面枠と共有する縦枠材7と平行するそれぞれの縦
柱部材19の上、下4か所に固定されたコの字型金具2
0と、これら金具のそれぞれに溶接された10mm程度
の高さのガイド用の鍔21からなる。
【0039】折り畳まれたこの梱包枠を複数積重ねると
き、上に積重ねられる上段の梱包枠の縦枠材7が下段の
梱包枠の鍔21の間に挟まれてガイドされ、容易に積重
ねができると同時に、輸送のときにおいても荷崩れする
ことなく積重ね状態を保持できる。なお、ガイド用ロー
ラ9もこの梱包枠の積重ね時にその上下方向の位置を規
制する役割を果たす。
【0040】この梱包枠の枠材では、外部からの衝撃か
ら輸送物品を守るために必要となる厚い金属板と比較し
て同じ強度を持ちながらより軽い角形鋼管を使用し、こ
の梱包枠の内面で輸送物品と接触する箇所には傷防止用
に薄いゴム材のような緩衝材を貼り付けてある。
【0041】次に、以上の構成物の可動部分の構成を具
体的に説明しながらその作用について図2〜図4、図7
〜図9を参照して説明する。
【0042】まず、折り畳まれて保管されていたこの梱
包枠を広げ、輸送物品を挿脱する形態について説明す
る。図3で示すように、所定の位置に立てたこの梱包枠
の正面に位置する折り畳まれた正面枠の双方の縦柱部材
3を引出す。このとき、引出す力によって側面枠の中央
を支点として内側に折り畳まれていたそれぞれの側面枠
の上、下横枠材8が折曲機構BEにおいてほぼ真っ直ぐ
になり、さらに左右に押し開く力により側面枠の2本の
縦柱部材3は左右反対側に移動し、これに伴い正面枠の
間口は幅が大きく広がる。このとき、正面枠の4本のビ
ーム部材5の自由端はそれぞれの支承機構SUが連結さ
れている縦柱部材3にそれぞれの係着部6により係着さ
れている。したがって、折り畳み時には正面枠は2つに
分割されている。
【0043】次に、底枠と背面枠中段の横枠材13との
前記ロック機構LOを外し、背面枠にロックされていた
底枠をほぼ90゜回転させて床まで降ろす。このとき、
前述したようにストッパ機構STにより底枠と背面枠が
ほぼ90゜に固定されるので、この梱包枠は安定に自立
する。
【0044】続いて、図示しないが、クレーンを用いて
輸送物品上面の4隅に備えてある吊りボルトにロープを
掛けて吊り上げ、またはハンドリフタのフォーク部を図
8に示す輸送物品の下部と床面との間の隙間SPに差込
んで持ち上げ、輸送物品を床面から焼く10cm浮か
し、間口の広まった正面枠側からガイド用のローラ9に
軽く当てながらこの梱包枠の奥に押し入れ、背面枠に到
達したところで図4の案内ガイド26に従って輸送物品
を底枠まで降ろす。
【0045】その後、正面枠の間口を狭めて一対の側面
枠を平行にし、図4で示す左右の側面枠下部の嵌合用凸
部22をそれぞれ対応する底枠の嵌合用凹部23に嵌合
させ、底枠を安定に固定する。
【0046】次に、図2と図9に示すように、正面枠の
左右の縦柱部材3間を4本のビーム部材5で連結する。
ビーム部材5の連結方法は、まずビーム部材5の一端を
正面枠の同じ縦柱部材3に係着されていた係着部6を外
し手前側に回転させて引出し、上方又は下方へ回転させ
て対面の縦柱部材3の連結用金具24に係止する。な
お、最上段のビーム部材5には輸送物品の正面上部に実
装されている操作・表示部を保護する棒状の金属で作ら
れたカバー25が取付けてある。このようにして、輸送
物品の梱包が完了する。
【0047】トラックなどへの移動方法は、クレーンを
使用する場合は図示しない輸送物品上面の吊りボルトを
使ってこの梱包枠を装着した状態で吊り上げ、ハンドリ
フタを使用する場合は輸送物品下面と底枠の隙間に正面
側から、または背面側からハンドリフタのフォーク部を
差込みこの梱包枠を装着した状態で持ち上げて移動させ
る。
【0048】輸送終了後は上記手順を逆に行って輸送物
品をこの梱包枠から取り出した後、図7に示すように、
この梱包枠を元のような形に折り畳み、正面枠の左右縦
柱部材3を背面枠中段の横枠材13に取付けてある接着
テープ28にて固定する。この梱包枠が複数台あるとき
は、崩れないように積重ね用ガイド機構GUに合わせ、
積重ねる。この作業は輸送車の荷台などでも容易に行え
る。
【0049】なお、以上の実施例では金属製梱包枠につ
いて述べたが、強化性のプラスチック材又は金属とそれ
らプラスチック材とを組合わせたものなどでも良い。
【0050】
【発明の効果】 この発明によれば、使い捨てタイプの
木材梱包枠(標準的な輸送機器1台で使用する木材の容
積は約70リットル)と梱包緩衝材などの焼却、廃棄処
分を無くすことにより、森林資源の保護、大気汚染防止
及び地球温暖化防止に役立てることができる。そして、
繰返し使用可能な梱包枠に切り替えて使用するに際し、
金属製梱包枠の工場での大量生産が可能となり、従来の
木材梱包枠の製作、解体、焼却、廃棄などの作業時間が
不要となる。また、輸送物品への着脱を短時間で容易に
確実に行える構造も実現できたので全体としての作業時
間が大幅に短縮される。さらに、この梱包枠を約半分に
折り畳むことにより保管の省スペース化が実現できた。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る金属製梱包枠の全体の態様を示
す。
【図2】 本発明に係る輸送物品に装着した金属製梱包
枠の実施の態様を示す。
【図3】 同梱包枠の側面枠の折曲機構の態様を示す。
【図4】 同梱包枠の底枠と右側面枠の連結機構の態様
を示す。
【図5】 同梱包枠の底枠のストッパ機構の態様を示
す。
【図6】 同梱包枠の底枠と背面枠とのロック機構の態
様を示す。
【図7】 同梱包枠の積重ね用積重ね用ガイド機構の態
様を示す。
【図8】 同梱包枠の輸送物品の装着方法の態様を示
す。
【図9】 同梱包枠のビームの連結機構の態様を示す。
【図10】 従来の輸送用木製梱包枠の態様を示す。
【符号の説明】
1・・・縦枠材、2・・・横棒、3・・・縦柱部材、4
・・・係止部、5・・・ビーム部材、6・・・係着部、
7・・・縦枠材、8・・・横枠材、9・・・ローラ、1
0・・・押え金具、11・・・L字型金属板、12・・
・金属平板、13・・・横枠材、14・・・ストッパ用
ピン、15・・・ストッパ、16・・・鍵型の溝、17
・・・ロック部材、18・・・ロック用溝、19・・・
縦柱部材、20・・・コの字型金具、21・・・鍔、2
2・・・嵌合用凸部、23・・・嵌合用凹部、24・・
・連結用金具、25・・・カバー、26・・・案内ガイ
ド、27・・・スプリング、28・・・接着テープ BE・・・折曲機構、LO・・・ロック機構、ST・・
・ストッパ機構、GU・・・ガイド機構、SP・・・隙
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 昭二 東京都豊島区高田1丁目18番1号 オリ ジン電気株式会社内 (72)発明者 石井 友司 埼玉県春日部市小渕778番地1号 大和 梱包運輸株式会社内 (72)発明者 大西 秀和 東京都港区芝浦3丁目4番1号 株式会 社エヌ・ティ・ティ ファシリティーズ 内 (72)発明者 勝又 達泰 東京都港区芝浦3丁目4番1号 株式会 社エヌ・ティ・ティ ファシリティーズ 内 (56)参考文献 特開 昭51−52089(JP,A) 特開 平6−336249(JP,A) 特開 平7−149346(JP,A) 特開 平11−139318(JP,A) 特開 平7−89571(JP,A) 実開 昭52−14874(JP,U) 実開 平4−91868(JP,U) 実開 昭51−10174(JP,U) 実開 昭57−48025(JP,U) 実開 昭60−90183(JP,U) 実開 昭56−144120(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65D 61/00

Claims (15)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の縦枠材とこれらの間を連結する複数
    の横枠材とによりそれぞれ構成される正面枠と背面枠と
    一対の側面枠と、前記背面枠と前記側面枠とに少なくと
    も組み合わされる底枠とを備える繰返し使用可能な梱包
    枠において、前記正面枠は、前記複数の横枠材の途中で二つの部分に
    分割可能な構造を有し、 前記二つの部分はそれぞれ前記一対の側面枠の一端に取
    付けられており、 前記側面枠はその途中で折れ曲がる構造になっており、 前記側面枠の前記一端側が前記折れ曲がる構造によって
    外方向に開くときに、前記正面枠の前記二つの部分も前
    記側面枠と一緒に外方向に移動することによって、前記
    正面枠側の間口が広がる ことを特徴とする繰返し使用可
    能な梱包枠。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記底枠は、前記背面枠又は前記側面枠の下部に回転可
    能に結合されており、前記正面枠を二つに分割し、前記
    側面枠を途中で折り曲げ、前記底枠を前記背面枠方向に
    回転させて当該梱包枠を折り畳む ことを特徴とする繰返
    し使用可能な梱包枠。
  3. 【請求項3】請求項1又は請求項2において、 前記横枠材のうちの左右双方の前記側面枠の前記横枠材
    その途中で前記縦枠材に沿って左右に折れ曲がる構
    造を有することを特徴とする繰返し使用可能な梱包枠。
  4. 【請求項4】請求項1ないし請求項3のいずれか1項に
    おいて、 前記側面枠の前記横枠材に、 弾力性を持つ材質からなる
    ローラを備えていることを特徴とする繰返し使用可能な
    梱包枠。
  5. 【請求項5】請求項1ないし請求項4のいずれか1項に
    おいて、 前記底枠の前記側面枠側に、傾斜を有する案内ガイドを
    備えている ことを特徴とする繰返し使用可能な梱包枠。
  6. 【請求項6】請求項1ないし請求項5のいずれか1項に
    おいて、 前記正面枠は、該 正面枠の前記縦枠部材のそれぞれに対
    して平行になるように横棒で固定されている一対の縦柱
    部材と、これら縦柱部材に備えられているビーム部材と
    を有し、ビーム部材の一端は前記一方の縦柱部材に回
    転可能に支承され、他端は前記他方の縦柱部材に着脱可
    能な構造になっていることを特徴とする繰返し使用可能
    な梱包枠。
  7. 【請求項7】請求項6において、 前記ビーム部材は、3次元動作できるように前記縦柱部
    材に回転可能に支承されていることを特徴とする繰返し
    使用可能な梱包枠。
  8. 【請求項8】請求項6又は請求項7において、 前記ビーム部材の他端を前記他方の縦柱部材から外した
    状態では、前記ビーム部材の前記他端が、前記一方の
    柱部材に係着可能になっていることを特徴とする繰返し
    使用可能な梱包枠。
  9. 【請求項9】請求項1ないし請求項8のいずれか1項に
    おいて、 前記背面枠又は前記側面枠の下部に回転可能に結合され
    ている前記底枠を、前記背面枠に係止させるロック機構
    を備えていることを特徴とする繰返し使用可能な梱包
    枠。
  10. 【請求項10】請求項1ないし請求項9のいずれか1項
    において、 前記背面枠又は前記側面枠の下部に回転可能に結合され
    ている前記底枠は、該底枠を回転させることによって
    記背面枠に達するときに、自動的に落下防止するスト
    ッパが掛かることを特徴とする繰返し使用可能な梱包
    枠。
  11. 【請求項11】請求項1ないし請求項10のいずれか1
    項において、 折り畳まれた前記繰返し使用可能な梱包枠を複数台積重
    ねられるように、前記側面枠から外側に突出するガイド
    用の鍔を備えていることを特徴とする繰返し使用可能な
    梱包枠。
  12. 【請求項12】請求項1ないし請求項11のいずれか1
    項において、 前記一対の側面枠の上部には前記横枠材が相対する方向
    で、かつ前記側面枠に対して直角に延びる押さえ金具を
    有し、該押さえ金具が天井枠の作用を行うことを特徴と
    する繰返し使用可能な梱包枠。
  13. 【請求項13】請求項1ないし請求項12のいずれか1
    項において、 前記正面枠および前記背面枠の下部に梱包枠移動用の開
    口部を備えている ことを特徴とする繰返し使用可能な梱
    包枠。
  14. 【請求項14】請求項1ないし請求項13のいずれか1
    項において、 前記底枠は前記背面枠又は前記側面枠の下部に回転可能
    に結合されており、 前記正面枠のビーム部材の片側を前記縦枠材から外した
    状態で、前記横枠材を途中で外側方向に折り曲げたとき
    に前記正面枠の間口が広がることを特徴とする繰返し使
    用可能な梱包枠。
  15. 【請求項15】請求項1ないし請求項14のいずれか1
    項において、 前記正面枠のビーム部材の片側が対応する前記縦枠材に
    対して着脱可能な構造になっており、 前記複数の横枠材のうちの左右双方の側面枠の横枠材
    、その途中で折れ曲がる構造を有し、 前記底枠は前記背面枠又は前記側面枠の下部に回転可能
    に結合されており、 前記底枠を上方に持ち上げ、かつ前記正面枠のビーム部
    材の片側を前記縦枠材から外した状態で、前記横枠材を
    途中で内側方向に折り曲げて折り畳むことを特徴とする
    繰返し使用可能な梱包枠。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007320647A (ja) * 2006-06-05 2007-12-13 Mitsubishi Electric Corp 梱包材の保持治具

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