JP3522981B2 - トリガー式液体噴出器 - Google Patents
トリガー式液体噴出器Info
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- valve body
- flow passage
- discharge valve
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、トリガー式液体噴
出器に係る。
出器に係る。
【０００２】
【従来の技術】この種液体噴出器として、例えば、実開
昭62−170168号公報の噴出器が知られている。
昭62−170168号公報の噴出器が知られている。
【０００３】該噴出器は、容器体口頸部嵌合用の装着筒
上端から垂直筒を起立し、該垂直筒の中間部からシリン
ダを、かつ垂直筒の上端から射出筒を、それぞれ前方突
出し、そのシリンダ内へ嵌合させた中空プランジャを金
属製の弾性体で前方付勢し，また、その中空プランジャ
の前端面を、上記射出筒前部に枢着させて垂下するトリ
ガーの上部後面へ係合させ、該トリガーを前後に操作す
ることで、容器体内液体を吸込み弁、吐出弁を介して射
出筒前端から噴出するよう設けている。
上端から垂直筒を起立し、該垂直筒の中間部からシリン
ダを、かつ垂直筒の上端から射出筒を、それぞれ前方突
出し、そのシリンダ内へ嵌合させた中空プランジャを金
属製の弾性体で前方付勢し，また、その中空プランジャ
の前端面を、上記射出筒前部に枢着させて垂下するトリ
ガーの上部後面へ係合させ、該トリガーを前後に操作す
ることで、容器体内液体を吸込み弁、吐出弁を介して射
出筒前端から噴出するよう設けている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】この種噴出器は、コス
ト削減のため、構造を簡易化することが望まれ、例え
ば、吸込み弁および吐出弁等に構造を簡易化する余地が
残されていた。
ト削減のため、構造を簡易化することが望まれ、例え
ば、吸込み弁および吐出弁等に構造を簡易化する余地が
残されていた。
【０００５】また、近時、資源を再利用するため、また
廃棄物処理の都合上から、廃棄物を金属、合成樹脂、或
いは硝子等に分別して収集することが行われているが、
従来の噴出器は、金属製の弾性体を取り外して分別廃棄
することが不能ないし困難であるため、分別収集に適さ
ない不都合があった。
廃棄物処理の都合上から、廃棄物を金属、合成樹脂、或
いは硝子等に分別して収集することが行われているが、
従来の噴出器は、金属製の弾性体を取り外して分別廃棄
することが不能ないし困難であるため、分別収集に適さ
ない不都合があった。
【０００６】請求項１の発明は、吸込み弁、吐出弁の構
造を簡易とすることができるよう設けた。請求項２の発
明は、上記請求項１の発明が有する解決課題の他、弾性
体を合成樹脂材で形成することで、分別廃棄に支障なく
対応できるよう設けた。
造を簡易とすることができるよう設けた。請求項２の発
明は、上記請求項１の発明が有する解決課題の他、弾性
体を合成樹脂材で形成することで、分別廃棄に支障なく
対応できるよう設けた。
【０００７】
【課題を解決するための手段】第１の手段として、容器
体口頸部嵌合用の装着筒上端から垂直筒を起立し、該垂
直筒の中間部からシリンダを、かつ垂直筒の上端から射
出筒を、それぞれ前方突出し、その射出筒前部に枢着さ
せて垂下するトリガーの上部後面へ、上記シリンダ内へ
前方付勢させて嵌合させた中空プランジャの前端面を係
合させ、上記トリガーを操作することで、容器体内液体
を吸込み弁、吐出弁を介して射出筒前端から噴出するよ
う設けたトリガー式液体噴出器において、
体口頸部嵌合用の装着筒上端から垂直筒を起立し、該垂
直筒の中間部からシリンダを、かつ垂直筒の上端から射
出筒を、それぞれ前方突出し、その射出筒前部に枢着さ
せて垂下するトリガーの上部後面へ、上記シリンダ内へ
前方付勢させて嵌合させた中空プランジャの前端面を係
合させ、上記トリガーを操作することで、容器体内液体
を吸込み弁、吐出弁を介して射出筒前端から噴出するよ
う設けたトリガー式液体噴出器において、
【０００８】上記垂直筒２内面に付設した区画壁部によ
って垂直筒２内を、上記容器体４と連通する第１流通路
18と、上記射出筒６と連通する第２流通路19とに区画
し、
って垂直筒２内を、上記容器体４と連通する第１流通路
18と、上記射出筒６と連通する第２流通路19とに区画
し、
【０００９】また、上記シリンダ５の後端壁中央部から
上記第１流通路18と連通する弁体嵌合筒部21を、かつシ
リンダ５の後端壁外周部から上記第２流通路19と連通す
る短筒部22を、それぞれ前方突設し、
上記第１流通路18と連通する弁体嵌合筒部21を、かつシ
リンダ５の後端壁外周部から上記第２流通路19と連通す
る短筒部22を、それぞれ前方突設し、
【００１０】更に、上記吐出弁12の吐出弁体を、上記弁
体嵌合筒部21の外面に嵌着させた基筒部24と、該基筒部
の前端部外面から後方外方へ拡開突設しかつ上記短筒部
22の内面へ後端部外面を圧接させた弾性筒部27とで形成
し、
体嵌合筒部21の外面に嵌着させた基筒部24と、該基筒部
の前端部外面から後方外方へ拡開突設しかつ上記短筒部
22の内面へ後端部外面を圧接させた弾性筒部27とで形成
し、
【００１１】また更に、上記吸込み弁11の吸込み弁体
を、上記基筒部21の前端面から前方突設した複数の弾性
螺旋帯部25, 25前端で支持されかつ上記弁体嵌合筒部21
の前端面へ圧接させた弁板26で形成し、それ等吐出弁体
と吸込み弁体を弾性を有する合成樹脂材で一体形成し
た。
を、上記基筒部21の前端面から前方突設した複数の弾性
螺旋帯部25, 25前端で支持されかつ上記弁体嵌合筒部21
の前端面へ圧接させた弁板26で形成し、それ等吐出弁体
と吸込み弁体を弾性を有する合成樹脂材で一体形成し
た。
【００１２】第２の手段として、上記構成とした噴出器
において、シリンダ５の前端部に付設した第１係合突部
23前面へコイルスプリング10の後端を、かつ中空プラン
ジャ７の前端部外面に付設した第２係合突部31後面へコ
イルスプリング10の前端を、それぞれ係合させて、中空
プランジャ７を前方付勢し、かつ、そのコイルスプリン
グ10を合成樹脂材で一体形成した。
において、シリンダ５の前端部に付設した第１係合突部
23前面へコイルスプリング10の後端を、かつ中空プラン
ジャ７の前端部外面に付設した第２係合突部31後面へコ
イルスプリング10の前端を、それぞれ係合させて、中空
プランジャ７を前方付勢し、かつ、そのコイルスプリン
グ10を合成樹脂材で一体形成した。
【００１３】
【発明の実施の形態】先ず、本実施形態の概略を説明す
ると、本実施形態の噴出器は、容器体口頸部嵌合用の装
着筒１上端から起立する垂直筒２から吸上げパイプ３を
容器体４内底部へ垂下し、また、その垂直筒２の中間部
からシリンダ５を、かつ垂直筒２の上端から射出筒６
を、それぞれ前方突出し、更に、そのシリンダ５内へ嵌
合させた中空プランジャ７の前端面を、上記射出筒６前
部に枢着させて垂下するトリガー９の上部後面へ係合さ
せ、該トリガーをコイルスプリング10の弾性に抗して操
作することで、容器体４内液体を吸込み弁11、吐出弁12
を介して射出筒６前端の噴霧用ノズル13から噴出するよ
う形成している。以下、公知の部分を省略して、本実施
形態の噴出器を構成する各部材について説明する。
ると、本実施形態の噴出器は、容器体口頸部嵌合用の装
着筒１上端から起立する垂直筒２から吸上げパイプ３を
容器体４内底部へ垂下し、また、その垂直筒２の中間部
からシリンダ５を、かつ垂直筒２の上端から射出筒６
を、それぞれ前方突出し、更に、そのシリンダ５内へ嵌
合させた中空プランジャ７の前端面を、上記射出筒６前
部に枢着させて垂下するトリガー９の上部後面へ係合さ
せ、該トリガーをコイルスプリング10の弾性に抗して操
作することで、容器体４内液体を吸込み弁11、吐出弁12
を介して射出筒６前端の噴霧用ノズル13から噴出するよ
う形成している。以下、公知の部分を省略して、本実施
形態の噴出器を構成する各部材について説明する。
【００１４】垂直筒２は、上記装着筒１上端の頂壁後部
から起立する内筒部15と、該内筒部外面へ嵌合させた外
筒部16とで形成され、その内筒部15の中間部に穿設した
小透孔17を、後述弁体嵌合筒部21を介してシリンダ５と
連通させることで、内筒部15の内部を、容器体４内とシ
リンダ５を連通させる第１流通路18とし、また、その内
筒部15の上半を小径として、該小径部外面と上記外筒部
16の上部内面との間に形成した間隙を射出筒６と連通す
る第２流通路19としている。更に、内筒部15の上方後部
内面には突条15ａを縦設し、該突条下端面に吸上げパイ
プ３の上端面後部を係合させて、吸上げパイプ３が深く
嵌合され過ぎることを阻止している。本実施形態では、
垂直筒２を内外二重筒とし、かつ内筒部15上半の小径部
を区画壁部として、垂直筒２内を第１および第２流通路
18，19に区画したが、垂直筒２内を第１，第２流通路1
8, 19に区画してあれば、内外両筒部15, 16で垂直筒２
を形成することを要しない。
から起立する内筒部15と、該内筒部外面へ嵌合させた外
筒部16とで形成され、その内筒部15の中間部に穿設した
小透孔17を、後述弁体嵌合筒部21を介してシリンダ５と
連通させることで、内筒部15の内部を、容器体４内とシ
リンダ５を連通させる第１流通路18とし、また、その内
筒部15の上半を小径として、該小径部外面と上記外筒部
16の上部内面との間に形成した間隙を射出筒６と連通す
る第２流通路19としている。更に、内筒部15の上方後部
内面には突条15ａを縦設し、該突条下端面に吸上げパイ
プ３の上端面後部を係合させて、吸上げパイプ３が深く
嵌合され過ぎることを阻止している。本実施形態では、
垂直筒２を内外二重筒とし、かつ内筒部15上半の小径部
を区画壁部として、垂直筒２内を第１および第２流通路
18，19に区画したが、垂直筒２内を第１，第２流通路1
8, 19に区画してあれば、内外両筒部15, 16で垂直筒２
を形成することを要しない。
【００１５】シリンダ５は、その後端面を、上記外筒部
16の前壁で形成する後端壁により閉塞すると共に、該後
端壁の中央部から後方大径の弁体嵌合筒部21を、かつそ
の後端壁外周部から短筒部22を、それぞれ前方突設し、
その弁体嵌合筒部21を上記小透孔17を介して第１流通路
18と連通させ、また、短筒部22後端と弁体嵌合筒部21後
端との間の後端壁部分の上部に穿設した流通孔20を介し
て、上記短筒部22を第２流通路19と連通させている。更
に、当該シリンダは、前端部を除く筒壁部分を小内径と
して、該小内径部の前端を第１係合突部23としている。
16の前壁で形成する後端壁により閉塞すると共に、該後
端壁の中央部から後方大径の弁体嵌合筒部21を、かつそ
の後端壁外周部から短筒部22を、それぞれ前方突設し、
その弁体嵌合筒部21を上記小透孔17を介して第１流通路
18と連通させ、また、短筒部22後端と弁体嵌合筒部21後
端との間の後端壁部分の上部に穿設した流通孔20を介し
て、上記短筒部22を第２流通路19と連通させている。更
に、当該シリンダは、前端部を除く筒壁部分を小内径と
して、該小内径部の前端を第１係合突部23としている。
【００１６】吸込み弁11の吸込み弁体および吐出弁12の
吐出弁体は、弾性を有する合成樹脂材で一体形成し、吐
出弁体は、上記弁体嵌合筒部21の外面に凹凸の嵌着手段
で嵌着させた基筒部24と、該基筒部の前端部外面から後
方外方へ拡開突設しかつ上記短筒部22の内面へ後端部外
面を圧接させた弾性筒部27とで形成している。また、吸
込み弁体は、上記基筒部21の前端面から前方突設した複
数かつ横断面半円形の弾性螺旋帯部25, 25前端で支持さ
れ、かつ上記弁体嵌合筒部21の前端面へ圧接させた弁板
26で形成し、該弁板の後面中央部に付設した小突部を上
記弁体嵌合筒部21の前端部内面へ嵌合させている。
吐出弁体は、弾性を有する合成樹脂材で一体形成し、吐
出弁体は、上記弁体嵌合筒部21の外面に凹凸の嵌着手段
で嵌着させた基筒部24と、該基筒部の前端部外面から後
方外方へ拡開突設しかつ上記短筒部22の内面へ後端部外
面を圧接させた弾性筒部27とで形成している。また、吸
込み弁体は、上記基筒部21の前端面から前方突設した複
数かつ横断面半円形の弾性螺旋帯部25, 25前端で支持さ
れ、かつ上記弁体嵌合筒部21の前端面へ圧接させた弁板
26で形成し、該弁板の後面中央部に付設した小突部を上
記弁体嵌合筒部21の前端部内面へ嵌合させている。
【００１７】コイルスプリング10は、一部縦断面板状の
螺旋帯28前後両端にリング状板部29a, 29bをそれぞれ付
設し、かつ前方側のリング状板部29ａの内周面に周設し
た係合突条30の前面を、中空プランジャ７前部の小外径
部外面に周設した第２係合突部31の前面へ、かつ後方側
のリング状板部29ｂの後面外周部をシリンダ５の第１係
合突部23の前面へ、それぞれ係合させて、中空プランジ
ャ７を前方付勢している。当該コイルスプリングは合成
樹脂材で一体形成する。
螺旋帯28前後両端にリング状板部29a, 29bをそれぞれ付
設し、かつ前方側のリング状板部29ａの内周面に周設し
た係合突条30の前面を、中空プランジャ７前部の小外径
部外面に周設した第２係合突部31の前面へ、かつ後方側
のリング状板部29ｂの後面外周部をシリンダ５の第１係
合突部23の前面へ、それぞれ係合させて、中空プランジ
ャ７を前方付勢している。当該コイルスプリングは合成
樹脂材で一体形成する。
【００１８】本実施形態の噴出器は、以下のようにして
液体を噴出させる。即ち、図１が示す状態からトリガー
９の下部をコイルスプリング10の弾性に抗して容器体側
へ引き寄せると、中空プランジャ７が押し込まれて、シ
リンダ５内の液体が加圧され、弾性筒部27が弾性変形し
て吐出弁12が開弁し、シリンダ５内液体が第２流通路1
9、射出筒６を通って噴霧ノズル13から噴出する。次い
で、トリガー９を解放すると、中空プランジャ７が前進
して、シリンダ５内が負圧化するため、弾性螺旋帯部2
5, 25が弾性変形して、弁板26が弁体嵌合筒部21の前端
面から離れ、容器体４内の液体がシリンダ５内へ流入す
る。尚、材料限定がない各部材は適宜合成樹脂材で成形
する。
液体を噴出させる。即ち、図１が示す状態からトリガー
９の下部をコイルスプリング10の弾性に抗して容器体側
へ引き寄せると、中空プランジャ７が押し込まれて、シ
リンダ５内の液体が加圧され、弾性筒部27が弾性変形し
て吐出弁12が開弁し、シリンダ５内液体が第２流通路1
9、射出筒６を通って噴霧ノズル13から噴出する。次い
で、トリガー９を解放すると、中空プランジャ７が前進
して、シリンダ５内が負圧化するため、弾性螺旋帯部2
5, 25が弾性変形して、弁板26が弁体嵌合筒部21の前端
面から離れ、容器体４内の液体がシリンダ５内へ流入す
る。尚、材料限定がない各部材は適宜合成樹脂材で成形
する。
【００１９】
【発明の効果】本発明は上記構成とするものであり、請
求項１記載の発明の場合は、吐出弁12の吐出弁体を、弁
体嵌合筒部21の外面に嵌着させた基筒部24と、該基筒部
の前端部外面から後方外方へ拡開突設しかつ短筒部22の
内面へ後端部外面を圧接させた弾性筒部27とで形成し、
また、吸込み弁11の吸込み弁体を、基筒部21の前端面か
ら前方突設した複数の弾性螺旋帯部25, 25前端で支持さ
れかつ弁体嵌合筒部21の前端面へ圧接させた弁板26で形
成し、それ等吐出弁体と吸込み弁体を弾性を有する合成
樹脂材で一体形成したから、吐出弁体と吸込み弁体を容
易に作製できると共に、容器組み立に要する手数が軽減
され、コストを削減できる。
求項１記載の発明の場合は、吐出弁12の吐出弁体を、弁
体嵌合筒部21の外面に嵌着させた基筒部24と、該基筒部
の前端部外面から後方外方へ拡開突設しかつ短筒部22の
内面へ後端部外面を圧接させた弾性筒部27とで形成し、
また、吸込み弁11の吸込み弁体を、基筒部21の前端面か
ら前方突設した複数の弾性螺旋帯部25, 25前端で支持さ
れかつ弁体嵌合筒部21の前端面へ圧接させた弁板26で形
成し、それ等吐出弁体と吸込み弁体を弾性を有する合成
樹脂材で一体形成したから、吐出弁体と吸込み弁体を容
易に作製できると共に、容器組み立に要する手数が軽減
され、コストを削減できる。
【００２０】請求項２記載の発明の場合は、上記請求項
１の効果の他、コイルスプリング10を合成樹脂材で一体
形成したから、噴出器を構成する各部材を合成樹脂材で
形成することができ、よって、分別廃棄に支障なく対応
できる。
１の効果の他、コイルスプリング10を合成樹脂材で一体
形成したから、噴出器を構成する各部材を合成樹脂材で
形成することができ、よって、分別廃棄に支障なく対応
できる。
【図１】 本発明容器の一実施形態を示す縦断面図であ
る。
る。
【図２】 同実施形態で用いられるコイルスプリングの
斜視図である。
斜視図である。
【図３】 同実施形態で用いられる部材の拡大斜視図で
ある。
ある。
【図４】 同部材の拡大縦断面図である。
【図５】 同部材の部分側面図である。
【図６】 Ａ−Ａ線を矢示方向に見た横断面図である。
10…コイルスプリング 11…吸込み弁 12…吐出弁
Claims (2)
- 【請求項１】 容器体口頸部嵌合用の装着筒上端から垂
直筒を起立し、該垂直筒の中間部からシリンダを、かつ
垂直筒の上端から射出筒を、それぞれ前方突出し、その
射出筒前部に枢着させて垂下するトリガーの上部後面
へ、上記シリンダ内へ前方付勢させて嵌合させた中空プ
ランジャの前端面を係合させ、上記トリガーを操作する
ことで、容器体内液体を吸込み弁、吐出弁を介して射出
筒前端から噴出するよう設けたトリガー式液体噴出器に
おいて、 上記垂直筒２内面に付設した区画壁部によって垂直筒２
内を、上記容器体４と連通する第１流通路18と、上記射
出筒６と連通する第２流通路19とに区画し、 また、上記シリンダ５の後端壁中央部から上記第１流通
路18と連通する弁体嵌合筒部21を、かつシリンダ５の後
端壁外周部から上記第２流通路19と連通する短筒部22
を、それぞれ前方突設し、 更に、上記吐出弁12の吐出弁体を、上記弁体嵌合筒部21
の外面に嵌着させた基筒部24と、該基筒部の前端部外面
から後方外方へ拡開突設しかつ上記短筒部22の内面へ後
端部外面を圧接させた弾性筒部27とで形成し、 また更に、上記吸込み弁11の吸込み弁体を、上記基筒部
21の前端面から前方突設した複数の弾性螺旋帯部25, 25
前端で支持されかつ上記弁体嵌合筒部21の前端面へ圧接
させた弁板26で形成し、 それ等吐出弁体と吸込み弁体を弾性を有する合成樹脂材
で一体形成したことを特徴とするトリガー式液体噴出
器。 - 【請求項２】 シリンダ５の前端部に付設した第１係合
突部23前面へコイルスプリング10の後端を、かつ中空プ
ランジャ７の前端部外面に付設した第２係合突部31後面
へコイルスプリング10の前端を、それぞれ係合させて、
中空プランジャ７を前方付勢し、かつ、そのコイルスプ
リング10を合成樹脂材で一体形成したことを特徴とする
請求項１記載のトリガー式液体噴出器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18676396A JP3522981B2 (ja) | 1996-06-26 | 1996-06-26 | トリガー式液体噴出器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18676396A JP3522981B2 (ja) | 1996-06-26 | 1996-06-26 | トリガー式液体噴出器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH105645A JPH105645A (ja) | 1998-01-13 |
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