JP3521693B2 - ペーパロールの装填ガイド機構 - Google Patents

ペーパロールの装填ガイド機構

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JP3521693B2
JP3521693B2 JP18982197A JP18982197A JP3521693B2 JP 3521693 B2 JP3521693 B2 JP 3521693B2 JP 18982197 A JP18982197 A JP 18982197A JP 18982197 A JP18982197 A JP 18982197A JP 3521693 B2 JP3521693 B2 JP 3521693B2
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康規 木下
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Noritsu Koki Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ペーパマガジン
内に装填されるペーパロールの装填ガイド機構に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、ネガフィルムのネガ像を印画紙
(以下、ペーパという)に焼付ける写真焼付機において
は、写真焼付機本体の外周に設けられるマガジン接続口
にペーパマガジンを接続し、そのペーパマガジン内に収
納されているペーパロールからペーパを引き出して写真
焼付機本体内の露光部に送り、その露光部において焼付
処理したのち、現像部に搬送して現像処理している。
【0003】上記ペーパマガジンは、その内部に収納さ
れるペーパロールの巻径、すなわち、ペーパの長さは、
ペーパのマガジンへの装填作業を考慮して、通常、二百
数十m程度とされている。
【0004】このため、同一サイズの焼付処理を多量に
連続して行う場合、ペーパロールを頻繁に交換する必要
が生じる。
【0005】そのような問題点を解決するため、ペーパ
長さが五百m程度の巻径の大きい太巻きのペーパロール
を収納することができる大型のペーパマガジンが提案さ
れ、同一サイズのネガフィルムの多量の焼付けに際し、
その大型のペーパマガジンが用いられてきている。
【0006】上記大型のペーパマガジンは、蓋によって
開閉される開口部を一側に有し、内部にはペーパロール
を支持する片持ち支持されたロール軸が設けられ、上記
開口部からロール軸上にペーパロールを装填するように
している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、大型のペー
パマガジンにおいては、ペーパロールを支持するロール
軸の自由端がペーパマガジン内に位置するため、ペーパ
ロールの装填に際し、十数kgの重量を有するペーパロ
ールを持ち上げ、ペーパロールにおけるコアの中心孔を
ロール軸に一致させた状態でロール軸上にペーパロール
を装填する必要があり、しかも、装填作業は暗室内での
作業であるため、ペーパロールの装填に非常に手間がか
かっていた。
【0008】また、ロール軸の自由端には、そのロール
軸上にセットされたペーパロールを内側から挟持するチ
ャックの操作用のロックレバーが設けられているため、
ペーパロールの端面がロックレバーで傷付けられないよ
うに注意してペーパロールを装填する必要があり作業性
にも問題があった。
【0009】この発明の課題は、大型ペーパマガジンの
ロール軸上にペーパロールを簡単にセットすることがで
きるようにした装填ガイド機構を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明においては、蓋によって開閉される開口
部を一側に有するペーパマガジン内に片持ち支持された
ロール軸を設け、上記開口部からそのロール軸上にペー
パロールを装填するペーパロールの装填ガイド機構にお
いて、前記ロール軸の先端部に、接続状態において先端
部が前記開口部から外方に臨むペーパロール誘導用のロ
ールガイドを上記ロール軸と同軸上に着脱自在に接続し
た構成を採用したのである。
【0011】ここで、ロールガイドを着脱自在に支持す
る手段として、ロール軸の先端部に小径のホルダリング
を設け、そのホルダリングにロールガイドの後端面で開
口する嵌合孔を着脱自在に嵌合する構成のものを採用す
ることができる。
【0012】また、ペーパロールの差し込みの容易化を
図るため、前記ロールガイドの先端部にテーパ部を設け
た構成を採用している。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。図1および図2に示すように、
ペーパマガジン1は、蓋2によって開閉される開口部3
を一側に有し、他側の側板4には軸受ハウジング5が取
付けられ、その軸受ハウジング5に取付けられた軸受6
によってロール軸7が片持ち支持されている。
【0014】ロール軸7は、上記軸受6によって端部が
回転自在に支持された芯軸8と、その芯軸8上に設けら
れた2本の筒体9a、9bとから成る。2本の筒体9
a、9bのうち、一方の筒体9aは芯軸8に固定され、
他方の筒体9bは芯軸8の軸方向に移動自在に支持され
ている。
【0015】芯軸8の自由端は筒体9bを貫通し、上記
筒体9bより外方に位置する芯軸8の端部にホルダリン
グ10が取付けられている。
【0016】ホルダリング10の外径は筒体9bの外径
より小径とされ、そのホルダリング10の偏心位置に設
けられた軸方向の孔11に筒体9bの端面に設けられた
突出部12が挿入されている。
【0017】ホルダリング10は二股片13を有し、そ
の二股片13によって両端部が支持されたピン14を中
心としてロックレバー15が揺動自在に支持されてい
る。
【0018】ロックレバー15は、突出部12を軸方向
に押圧する加圧部16を有し、上記ロックレバー15を
水平の加圧解除位置から下向きに揺動させることによ
り、上記加圧部16が突出部12を押圧して移動可能な
筒体9bを固定の筒体9aに向けて移動させるようにな
っている。
【0019】2本の筒体9a、9b間には、その外側に
セットされるペーパロールRのペーパコアaを内径面か
ら挟持するチャック17が設けられている。
【0020】チャック17は、ゴム等の弾性体から成る
弾性リング18と、その弾性リング18を固定の筒体9
aの端面に固定する止めリング19と、弾性リング18
の内径面に装着されたリング状のコイルばね20とから
成り、上記弾性リング18は、ロックレバー15を下向
きに揺動して移動自在の筒体9bを固定の筒体9aに向
けて移動させたとき、その移動自在の筒体9bに形成さ
れたテーパ面21がコイルばね20を押圧する作用によ
り外径方向に拡径し、ペーパコアaを内側から挟持する
ようになっている。
【0021】前記ホルダリング10にはロールガイド2
2の後端面で開口する嵌合孔23が嵌合されている。ロ
ールガイド22に形成された上記嵌合孔23は、水平状
態とされたロックレバー15を収納可能とする深さを有
し、外径は筒体9bの外径と略同径とされている。ま
た、ロールガイド22はテーパ部24を先端部に有し、
このテーパ部24はロールガイド22をホルダリング1
0に取付けた状態においてペーパマガジン1の開口部3
から外部に臨むようになっている。
【0022】実施の形態で示す装填ガイド機構は上記の
構造から成り、ペーパロールRの装填に際しては、ペー
パマガジン1の蓋2を開放し、ホルダリング10にロー
ルガイド22の嵌合孔23を嵌合してホルダリング10
にロールガイド22を接続する。
【0023】一方、装填しようとするペーパロールRを
図1に示す台車30上に載置してペーパマガジン1の位
置まで搬送する。
【0024】台車30として任意のものを使用すること
ができるが、ここでは、複数のキャスタ31が取付けら
れた台車フレーム32上にハンドル33と、ペーパロー
ルRを受ける受台34とを設け、上記受台34上にペー
パロールRの外周下部を支持する左右一対の支持ブロッ
ク35と、ペーパロールRの背面を受ける倒れ防止板3
6とを設けている。
【0025】左右一対の支持ブロック35は相対的に移
動自在に支持され、その支持ブロック35の左右方向の
位置調整によって径の異なるペーパロールRをその中心
がペーパマガジン1のロール軸7と同一高さとなるよう
にペーパロールRを保持し得るようになっている。
【0026】ペーパロールRを支持する台車30をペー
パマガジン1の開口部3の位置まで搬送し、ロールガイ
ド22とペーパロールRの中心を一致させ、かつロール
ガイド22の先端部がペーパロールRにおけるペーパコ
アaの中心孔bに挿入される位置までペーパロールRを
搬送したのち、そのペーパロールRをロール軸7に向け
て押し込むことにより、ペーパロールRはロールガイド
22により案内されてロール軸7上にセットされる。
【0027】上記のようなペーパロールRのセット作業
において、ロックレバー15はロールガイド22内に収
納されているため、ペーパロールRがロックレバー15
との衝突によって傷がつくという不都合の発生は皆無で
あり、注意を払うことなくペーパロールRをセットする
ことができる。
【0028】ペーパロールRの装填後は、図3に示すよ
うに、ロールガイド22を取外し、ロックレバー15を
倒してチャック17によりペーパロールRを挟持し、蓋
3を回動して開口部3を閉じる。
【0029】
【発明の効果】以上のように、この発明においては、ペ
ーパマガジンのロール軸にロールガイドを接続すること
により、ロールガイドの先端部はペーパマガジンの開口
部から外部に臨むため、ロールガイドが接続されたロー
ル軸とペーパロールの中心の位置合わせが容易であると
共に、その位置合わせ後に、ペーパロールをロール軸に
向けて押し込むことにより、ペーパロールはロールガイ
ドに案内されてロール軸上にセットされるため、ペーパ
ロールをロール軸上に簡単にセットすることができ、作
業性の向上を図ることができる。
【0030】また、ペーパガイドはロール軸の先端部に
設けたホルダリングに嵌合孔を嵌合する取付けであるた
め、ペーパガイドの取付けおよび取外しが容易である。
【0031】さらに、ペーパガイドの先端部にテーパ部
を設けたことにより、ペーパガイドに対するペーパロー
ルの差し込みが容易であり、ペーパガイドとペーパロー
ルの中心に多少のずれがある場合でも、ペーパロールを
ペーパガイドにスムーズに挿入することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態を示す一部切欠正面図
【図2】同上のロール軸の部分を示す拡大断面図
【図3】ペーパロールの装着状態を示す断面図
【符号の説明】
1 ペーパマガジン 2 蓋 3 開口部 7 ロール軸 10 ホルダリング 22 ロールガイド 23 嵌合孔 24 テーパ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03B 27/00 - 27/80

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蓋によって開閉される開口部を一側に有
    するペーパマガジン内に片持ち支持されたロール軸を設
    け、上記開口部からそのロール軸上にペーパロールを装
    填するペーパロールの装填ガイド機構において、前記ロ
    ール軸の先端部に、接続状態において先端部が前記開口
    部から外方に臨むペーパロール誘導用のロールガイドを
    上記ロール軸と同軸上に着脱自在に接続したことを特徴
    とするペーパロールの装填ガイド機構。
  2. 【請求項2】 前記ロール軸の先端部に小径のホルダリ
    ングを設け、そのホルダリングにロールガイドの後端面
    で開口する嵌合孔を着脱自在に嵌合したことを特徴とす
    る請求項1に記載のペーパロールの装填ガイド機構。
  3. 【請求項3】 前記ロールガイドの先端部にテーパ部を
    設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載のペーパ
    ロールの装填ガイド機構。
JP18982197A 1997-07-15 1997-07-15 ペーパロールの装填ガイド機構 Expired - Lifetime JP3521693B2 (ja)

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EP98113189A EP0892304B1 (en) 1997-07-15 1998-07-15 Installation guide mechanism for paper roll and guide apparatus for paper magazine
DE69803959T DE69803959T2 (de) 1997-07-15 1998-07-15 Führungsmechanismus für Papierrolle und Führungsgerät für Papiermagazin
US09/115,735 US6100962A (en) 1997-07-15 1998-07-15 Installation guide mechanism for paper roll and guide apparatus for paper magazine

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