JP3520262B2 - プラスチック製容器のハンドル取付構造 - Google Patents

プラスチック製容器のハンドル取付構造

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JP3520262B2 JP2001037478A JP2001037478A JP3520262B2 JP 3520262 B2 JP3520262 B2 JP 3520262B2 JP 2001037478 A JP2001037478 A JP 2001037478A JP 2001037478 A JP2001037478 A JP 2001037478A JP 3520262 B2 JP3520262 B2 JP 3520262B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプラスチック製容器
に運ぶために設けられるハンドルの取付構造に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】プラスチック製容器を吊って運ぶために
該容器に取り付けられるプラスチック製のハンドルは、
図1に示したように、可撓性の帯状部材3の先端に括部
4を形成しその先端に縦割円錐形の取付用突起5を一体
に形成し、該取付用突起をプラスチック製容器に開設さ
れた円形取付孔に押し付けた際に該取付用突起に形成さ
れた縦割溝6が弾性的に収縮することで該取付用突起の
外径を縮小させ、その円形取付孔中に該取付用突起を嵌
合できるようにしたものであった。
【0003】またプラスチック製容器にひょうたん形の
取付孔が開設され、該取付孔の大径部に上記取付用突起
5を嵌合した後、該取付用突起を該取付孔の小径部に移
動させることで、上記ハンドルが該容器に取り付けられ
るようにするハンドル取付構造も従来から知られてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし従来の上記ひょ
うたん形の取付孔による取付構造では、使用中に取付用
突起がその大径部から抜脱し易い欠点がある。また、上
記のように単なる円形取付孔に取付用突起5を押し付け
ることで該取付用突起を弾性的に縮径させ嵌合させる構
造では、使用中に抜脱することのないようにするため該
円形取付孔の内径を取付用突起の外径よりもかなり小さ
めにする必要があるので、取付時に取付用突起を相当強
い力で押し付けなければ嵌合できず、そのために木槌を
使用したりしていると誤ってプラスチック製容器を打っ
て破損させることがあるという問題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係るプラスチッ
ク製容器のハンドル取付構造は上記課題を解消しようと
するもので、先端に縦割円錐形の取付用突起が一体に形
成されたプラスチック製のハンドルと、該取付用突起の
外径より僅かに小さい円形取付孔が開設されたプラスチ
ック製容器とからなり、該円形取付孔を構成する壁の略
半円部分が互いに他の略半円部分に対して内外方向に段
差をもって形成され、取付用突起を該円形取付孔に斜め
に挿入することで該取付用突起を先ず外方に形成された
略半円部分の内側に係合させ、その後に該取付用突起を
真直にしつつ押圧することで該取付用突起を該円形取付
孔の内側に嵌合させるようにしたことを特徴とする。ま
た本発明は上記プラスチック製容器のハンドル取付構造
において、プラスチック製容器はその外周面より略水平
に起立する起立壁と該起立壁の先端から下方に垂下する
垂下壁とからなる鉤形リブを一体に形成してなるもので
あり、円形取付孔は該垂下壁に開設するものであること
を特徴とする。また、本発明に係るプラスチック製容器
のハンドル取付構造は、先端に縦割円錐形の取付用突起
が一体に形成されたプラスチック製のハンドルと、該取
付用突起の外径より僅かに小さい円形取付孔が開設され
たプラスチック製の取付部材とからなり、該円形取付孔
を構成する壁の略半円部分が互いに他の略半円部分に対
して内外方向に段差をもって形成され、取付用突起を該
円形取付孔に斜めに挿入することで該取付用突起を先ず
外方に形成された略半円部分の内側に係合させ、その後
に該取付用突起を真直にしつつ押圧することで該取付用
突起を該円形取付孔の内側に嵌合させるようにしたこと
を特徴とする。また本発明は上記プラスチック製容器の
ハンドル取付構造において、プラスチック製容器はその
外周面より略水平に起立する起立壁と該起立壁の先端か
ら下方に垂下する垂下壁とからなる鉤形リブを一体に形
成してなるものであり、円形取付孔が開設された取付部
材は、前記起立壁の上面に載架する上片部と、前記垂下
壁の内側に係合する下片部が形成されたものであること
を特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】次に図面に従い本発明の実施の形
態を医療廃棄物処理用のプラスチック製容器について説
明する。図2は本発明に係るプラスチック製容器1と該
容器に取り付けられるハンドル2の外観斜視図で、ハン
ドル2は、図1に示したように、可撓性の帯状部材3の
先端に括部4を介して縦割円錐形の取付用突起5が一体
に形成され、該取付用突起5に縦割溝6が形成されたも
のである。
【0007】またプラスチック製容器1は、図3にも示
したように、その外周面より略水平に起立する起立壁7
と該起立壁の先端から下方に垂下する垂下壁8とからな
る鉤形リブ9が一体に形成され、該垂下壁8に内径が前
記取付用突起5の外径より僅かに小さい円形取付孔10
が開設される。また、図4に示したように、該円形取付
孔10を構成する垂下壁8は下方の略半円部分10aが
上方の略半円部分10bに対して段差gだけ外方向にず
れるように形成される。
【0008】このように形成した円形取付孔10に取付
用突起5を嵌合するに際しては、先ず図5に示したよう
に、該取付用突起5を円形取付孔10中に斜めに挿入し
て該取付用突起5の一部を下方の略半円部分10aの内
側に係合させる。そして、その係合部を支点にし矢印で
示したように該取付用突起5を回転させることで該取付
用突起を真直にしつつさらに押圧することで、図6に示
したように、該取付用突起5を該円形取付孔の内側に嵌
合させる。このように取付用突起5を一旦斜めにして略
半円部分10aに係合させた後、その係合部を支点とし
て該取付用突起5を回転させ該取付用突起5全体を該円
形取付孔10の内側に嵌合することで、梃子作用が働
き、挿入力が倍加される。このため強い力を要さず容易
に嵌合できる。そして、円形取付孔10の内径が取付用
突起5の外径に対して小さいことで、使用中に該取付用
突起5が上下いずれの方向に引っ張られても抜脱するお
それはない。
【0009】一方、図7〜図11に示した実施形態は、
ハンドル2をプラスチック製の取付部材11を介してプ
ラスチック製容器1に取り付けるものであって、該取付
部材11の前面に取付用突起5の外径より僅かに小さい
円形取付孔10が開設され、該円形取付孔10は、上記
実施形態と同様に、下方の略半円部分10aが上方の略
半円部分10bに対して段差gだけ外方向にずれるよう
に形成され、前記取付用突起5を該円形取付孔10に斜
めに挿入することで該取付用突起を先ず外方に形成され
た略半円部分10aの内側に係合させ、その後に該取付
用突起を真直にしつつ押圧することで該取付用突起を該
円形取付孔10の内側に嵌合できるようにしている。こ
のためこの実施形態の場合も円形取付孔10に取付用突
起5を容易に嵌合することができる。
【0010】そして該取付部材11には、上縁から後方
に水平に延びる上片部12と、下縁から後方に延びさら
に上方に折り返された一対の下片部13が一体に形成さ
れる。そして、図9に示したように該下片部13をプラ
スチック製容器に形成された垂下壁8の内側に係合させ
た後、該取付部材11を矢印で示したように回転させ上
片部12を起立壁7の上面に載架させることで該取付部
材11を着脱自在に該プラスチック製容器に取り付けら
れるようになる。
【0011】このようにこの実施形態では、取付部材1
1を設けることによりハンドル2をプラスチック製容器
に着脱自在に取り付けられるようになることから、使用
現場においても該容器に必要に応じてハンドル2を取り
付け使用できる。そしてこの実施形態ではプラスチック
製容器自体に上記のような円形取付孔を開設する必要が
ないことから、このような取付孔を形成することによっ
て該容器の強度を損ねたり、手で直接に容器を持った場
合に手指が取付孔にあたって手指を痛めるようなおそれ
がない。
【0012】なお、図10,図11に示した符号14は
このプラスチック製容器の蓋であって、医療廃棄物用容
器の場合このように蓋14が被せられ衛生上の観点から
容器ごと焼却処分される。そしてその際でも、ハンドル
2は図11に示したように容器から取り外すことができ
るので、その再使用(サイクル)が可能となる。また、
蓋14を被せることで、該蓋14の外周の下縁部が取付
部材11の上片部12上に位置することから、運搬中等
において該取付部材が無用に離脱するおそれがなくな
る。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように本発明のプラスチッ
ク製容器のハンドル取付構造は、円形取付孔を構成する
壁の略半円部分が互いに他の略半円部分に対して内外方
向に段差をもって形成され、取付用突起を該円形取付孔
に斜めに挿入することで該取付用突起を先ず外方に形成
された略半円部分の内側に係合させ、その後に該取付用
突起を真直にしつつ押圧することで該取付用突起を該円
形取付孔の内側に嵌合させるようにしたので、その梃子
作用により強い力を要しないで容易に嵌合でき、取付作
業を容易ならしめる。そして、強固に取り付けられるの
で使用中に抜脱するおそれの少ないものが提供できる有
益な効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るプラスチック製容器のハンドルの
要部拡大斜視図。
【図2】本発明の実施形態を示すプラスチック製容器と
ハンドルの外観斜視図。
【図3】本発明の実施形態を示すプラスチック製容器の
要部拡大部分断面斜視図。
【図4】図3のA−A線断面図。
【図5】本発明の実施形態を示すハンドルを取り付ける
際のプラスチック製容器の要部拡大縦断面図。
【図6】本発明の実施形態を示すプラスチック製容器の
ハンドル取付部の拡大縦断面図。
【図7】本発明の実施形態を示す取付部材の斜視図。
【図8】本発明の実施形態を示す取付部材の横断面図。
【図9】本発明の実施形態を示す取付部材をプラスチッ
ク製容器に取り付ける際の横断面図。
【図10】本発明の実施形態を示す取付部材をプラスチ
ック製容器に取り付けた横断面図。
【図11】本発明の実施形態を示すプラスチック製容器
からハンドルを取り外したときの斜視図。
【符号の説明】
1 プラスチック製容器 2 ハンドル 4 括部 5 取付用突起 6 縦割溝 7 起立壁 8 垂下壁 9 鉤形リブ 10 円形取付孔 10a 略半円部分 10b 略半円部分 11 取付部材 12 上片部 13 下片部 g 段差

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端に縦割円錐形の取付用突起が一体に
    形成されたプラスチック製のハンドルと、該取付用突起
    の外径より僅かに小さい円形取付孔が開設されたプラス
    チック製容器とからなり、該円形取付孔を構成する壁の
    略半円部分が互いに他の略半円部分に対して内外方向に
    段差をもって形成され、取付用突起を該円形取付孔に斜
    めに挿入することで該取付用突起を先ず外方に形成され
    た略半円部分の内側に係合させ、その後に該取付用突起
    を真直にしつつ押圧することで該取付用突起を該円形取
    付孔の内側に嵌合させるようにしたことを特徴とするプ
    ラスチック製容器のハンドル取付構造。
  2. 【請求項2】 プラスチック製容器はその外周面より略
    水平に起立する起立壁と該起立壁の先端から下方に垂下
    する垂下壁とからなる鉤形リブを一体に形成してなるも
    のであり、円形取付孔は該垂下壁に開設するものである
    請求項1に記載のプラスチック製容器のハンドル取付構
    造。
  3. 【請求項3】 先端に縦割円錐形の取付用突起が一体に
    形成されたプラスチック製のハンドルと、該取付用突起
    の外径より僅かに小さい円形取付孔が開設されたプラス
    チック製の取付部材とからなり、該円形取付孔を構成す
    る壁の略半円部分が互いに他の略半円部分に対して内外
    方向に段差をもって形成され、取付用突起を該円形取付
    孔に斜めに挿入することで該取付用突起を先ず外方に形
    成された略半円部分の内側に係合させ、その後に該取付
    用突起を真直にしつつ押圧することで該取付用突起を該
    円形取付孔の内側に嵌合させるようにしたことを特徴と
    するプラスチック製容器のハンドル取付構造。
  4. 【請求項4】 プラスチック製容器はその外周面より略
    水平に起立する起立壁と該起立壁の先端から下方に垂下
    する垂下壁とからなる鉤形リブを一体に形成してなるも
    のであり、円形取付孔が開設された取付部材は、前記起
    立壁の上面に載架する上片部と、前記垂下壁の内側に係
    合する下片部が形成されたものである請求項3に記載の
    プラスチック製容器のハンドル取付構造。
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