JP5196442B2 - 注出キャップと注出容器及び塗布具の組み合わせ - Google Patents
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Description
頂板14内側の注出口18の周りから容器口頸部への装着筒20を、また頂板外周から外周壁22をそれぞれ垂下し、少なくとも上面開口の嵌挿部26を外周部に備えるキャップ本体12と、
このキャップ本体12の上面を覆う蓋体50と、
上記嵌挿部26内に昇降自在に挿入されたスライド部材60と、を具備し、
嵌挿部26は、スライド部材60の基部を嵌挿部内に残してスライド部材を上限位置へ引き上げ可能に形成し、かつこの引上げ状態でスライド部材60の注出口寄りの一側面のうちキャップ本体12上方へ露出する部分を、平らで垂直な第1受面68として、注出物を塗布部に付けるときに注出口と反対側の塗布部背面を第1受面68で受けて塗布部の位置決めすることが可能に構成した。
上記嵌挿部26を、頂板14の外周部に穿設した嵌合孔28と、この嵌合孔の外側の外周壁部分に縦設した案内溝30とで形成し、
スライド部材60を、注出口側に上記第1受面を有し、かつ上記嵌合孔28内への嵌合によりキャップ本体に内装したスライド受台62と、スライド受台の下部から案内溝30内を通過して外周壁22の外面へ係合する係合子66とで形成している。
注出口寄りのスライド受台62の一側面と隣り合う頂板部分を上記注出筒16と同程度の高さに隆起させて、位置決め用段部32に形成し、この位置決め用段部の上面を、上記塗布部の側面を受けるための第2受面34としている。
注出口寄りのスライド受台62の一側面のうち引上げ状態で注出筒16の上面と同じ高さにある部分に、上向きの段部である位置決め用段部32を形成し、この位置決め用段部の上面を上記塗布部の側面を受けるための第2受面34としている。
さらにスライド受台62の下端部に、外周壁22の内面へ昇降可能に嵌着した内側嵌合リング72を連結し、かつキャップ本体の外周壁内面に1つ又は高さの異なる複数の係合リブ42を形成して、内側嵌合リング72が係合リブ42を強制的に乗り越えることで、スライド部材の引上げ長さが判るように構成している。
上記嵌挿部26を、頂板14の外周部から外周壁22へ亘って形成した凹溝38と、この凹溝の内面に縦設した第1の係合条40とで形成し、
スライド部材60を、凹溝内に昇降可能に嵌合したスライド受台62と、スライド受台の外面に上記第1の係合条との係合可能に縦設した第2の係合条76とで形成し、スライド受台の内面に上記第1受面68を形成している。
塗布部84の背面90を位置決め用のスライド部材60の第1受面68に、また塗布部84の側面92を位置決め用段部32の第2受面34にそれぞれ当接させた状態で、塗布部84の塗布面88が注出筒16に触れない程度に接近するように構成したことを特徴とする。
○塗布部の位置決め用の第1受面68を備えるから、指先の動作が確かではない利用者でも注出口に対して塗布部を所定の位置関係にセットすることが大変容易である。
○第1受面68をスライド部材60に設けた、第1受面付きの壁板をキャップ本体から起立させた構造と比較して、注出キャップ全体をコンパクトにすることができる。
○利用者が位置決めを必要としない場合に、スライド部材が操作の邪魔にならない。
10…注出キャップ 12…キャップ本体 14…頂板 16…注出筒
18…注出口 20…装着筒 22…外周壁 24…薄肉ヒンジ
26…嵌挿部 28…嵌合孔 30…案内溝 32…位置決め用段部
34…第2受面 36…案内板 38…凹溝 40…第1の係合条
42…係合リブ
50…蓋体 52…蓋板 54…蓋周壁 58…垂下筒
60…スライド部材 62…スライド受台 64…縦リブ 66…係合子
66a…突片 66b…操作板 68…第1受面 70…係止爪
62…内側嵌合リング 64…外側嵌合リング 66…第2の係合条
80…塗布具 82…柄 84…塗布部 86…基部 88…塗布面 90…背面
92…側面 P…注出物
Claims (9)
- 柄付き塗布部に注出物を付着させるための注出キャップであって、
頂板14内側の注出口18の周りから容器口頸部への装着筒20を、また頂板外周から外周壁22をそれぞれ垂下し、少なくとも上面開口の嵌挿部26を外周部に備えるキャップ本体12と、
このキャップ本体12の上面を覆う蓋体50と、
上記嵌挿部26内に昇降自在に挿入されたスライド部材60と、を具備し、
嵌挿部26は、スライド部材60の基部を嵌挿部内に残してスライド部材を上限位置へ引き上げ可能に形成し、かつこの引上げ状態でスライド部材60の注出口寄りの一側面のうちキャップ本体12上方へ露出する部分を、平らで垂直な第1受面68として、注出物を塗布部に付けるときに注出口と反対側の塗布部背面を第1受面68で受けて塗布部の位置決めすることが可能に構成したことを特徴とする、注出キャップ。 - 上記嵌挿部26を、頂板14の外周部に穿設した嵌合孔28と、この嵌合孔の外側の外周壁部分に縦設した案内溝30とで形成し、
スライド部材60を、注出口側に上記第1受面を有し、かつ上記嵌合孔28内への嵌合によりキャップ本体に内装したスライド受台62と、スライド受台の下部から案内溝30内を通過して外周壁22の外面へ係合する係合子66とで形成したことを特徴とする、請求項1に記載した注出キャップ。 - 上記注出口18を、頂板14の中心から起立した注出筒16の筒孔として形成するとともに、
注出口寄りのスライド受台62の一側面と隣り合う頂板部分を上記注出筒16と同程度の高さに隆起させて、位置決め用段部32に形成し、この位置決め用段部の上面を、上記塗布部の側面を受けるための第2受面34としたことを特徴とする、請求項2に記載した注出キャップ。 - 上記注出口18を、頂板14の中心から起立した注出筒16の筒孔として形成するとともに、
注出口寄りのスライド受台62の一側面のうち引上げ状態で注出筒16の上面と同じ高さにある部分に、上向きの段部である位置決め用段部32を形成し、この位置決め用段部の上面を上記塗布部の側面を受けるための第2受面34としたことを特徴とする、請求項2に記載した注出キャップ。 - 注出口寄りのスライド受台62の一側面上端に塗布部の側面に係止するための係止爪70を形成したことを特徴とする、請求項2から請求項4のいずれかに記載の注出キャップ。
- 係合子66の先端部に、操作板66bに代えて、外周壁22の外面へ昇降可能に嵌着した外側嵌合リング72を連結し、この嵌合リングを含むスライド部材を硬質の材料で形成したことを特徴とする、請求項2から請求項5のいずれかに記載した注出キャップ。
- さらにスライド受台62の下端部に、外周壁22の内面へ昇降可能に嵌着した内側嵌合リング72を連結し、かつキャップ本体の外周壁内面に1つ又は高さの異なる複数の係合リブ42を形成して、内側嵌合リング72が係合リブ42を強制的に乗り越えることで、スライド部材の引上げ長さが判るように構成したことを特徴とする、請求項6に記載した注出キャップ。
- 上記嵌挿部26を、頂板14の外周部から外周壁22へ亘って形成した凹溝38と、この凹溝の内面に縦設した第1の係合条40とで形成し、
スライド部材60を、凹溝内に昇降可能に嵌合したスライド受台62と、スライド受台の外面に上記第1の係合条との係合可能に縦設した第2の係合条76とで形成し、スライド受台の内面に上記第1受面68を形成したことを特徴とする、請求項1に記載した注出キャップ。 - 請求項3又は請求項4に記載の注出キャップ10を含む注出容器2と、柄付きの塗布部84を含む塗布具80との組み合わせであって、塗布部84の背面90を位置決め用のスライド部材60の第1受面68に、また塗布部84の側面92を位置決め用段部32の第2受面34にそれぞれ当接させた状態で、塗布部84の塗布面88が注出筒16に触れない程度に接近するように構成したことを特徴とする、注出容器と塗布具との組み合わせ。
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2009
- 2009-04-30 JP JP2009111665A patent/JP5196442B2/ja not_active Expired - Fee Related
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