JP3519783B2 - エンジン駆動式空気調和装置 - Google Patents

エンジン駆動式空気調和装置

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    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04D29/00Details, component parts, or accessories
    • F04D29/70Suction grids; Strainers; Dust separation; Cleaning
    • F04D29/701Suction grids; Strainers; Dust separation; Cleaning especially adapted for elastic fluid pumps
    • F04D29/703Suction grids; Strainers; Dust separation; Cleaning especially adapted for elastic fluid pumps specially for fans, e.g. fan guards

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はエンジンを駆動源とし
て、冷暖房を行うエンジン駆動式空気調和装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】例えば特公平3−59340号公報に
は、エンジンと、このエンジンに駆動される圧縮機と、
冷媒用熱交換器(室外熱交換器)とを熱源側ユニット内
部に収納したエンジンヒートポンプが開示されている。
このエンジンヒートポンプでは架台を構成する1枚の底
板の上にエンジン及びこのエンジンによって駆動される
圧縮機を載置し、上半分の熱交換器室内には熱交換器が
収納され、熱交換器用の2個のファンが上下に並べて設
けられている。そして、パッケージにはファン用の開口
が形成され、それぞれの開口にはファンの先端に接近し
てファンガードが取り付けられている。
【0003】また、例えば実開平3―17198号公報
には、中心のプレートと、この中心プレートから放射状
に延びた複数本のガード支柱と、プレート周囲に螺旋状
に拡大されガード支柱との交差部で固着されたガードワ
イヤとからなるファンガードが開示されている。そし
て、上記実開平3―17198号公報に開示されたファ
ンガードをパッケージに取り付けるときには、例えば特
開平3―152323号公報の空気調和機の室外ユニッ
トのファンガードの従来の技術に開示されているよう
に、一般に各ガード支柱の先端を折り曲げて挿入端部を
形成し、各挿入端部をパッケージの開口部に形成された
孔に挿入して固定している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術におい
て、エンジン及び圧縮機の運転に伴い発生する振動は防
振ゴム等によって低減されて底板に達する。そして、1
枚の底板の上にエンジン及びこのエンジンによって駆動
される圧縮機が載置されているので、底板の下に2本の
脚及び補強部材が設けられているのに拘わらず、底板に
伝わったエンジンおよび圧縮機の振動によって、1枚の
底板全体が振動する。そして、この振動がパッケージに
伝わるとともに送風機の振動がパッケージに伝わる。こ
こで、ファンガードの各ガード支柱の挿入端部がパッケ
ージの開口部に形成された孔に挿入しているだけなた
め、開口に取り付けられたファンガードが振動し、ファ
ンガード自身の振動及びファンガードとパッケージとの
接触によるいわゆるびびり音が発生、エンジン駆動式空
気調和機の運転音が増加するという問題が発生する。
【0005】本発明は、簡単な構成にてファンガードの
振動を低減し、びびり音を抑え、エンジン駆動式空気調
和機の運転音を低減することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、請求項1の発明によれば、エンジンと、こ
のエンジンによって駆動される圧縮機と、この圧縮機及
びエンジンを載置する架台を収納した機械室と、この機
械室に隣接して設けられ、外気の吸込口、外気の吹出
口、室外熱交換器、吹出口に臨んで設けられた送風機、
及び吹出口に形成された環状のフランジに取付られて吹
出口を覆うファンガードとを備えた熱交換器室とを備
え、前記ファンガードは中心に設けられた中心カバー
と、この中心カバーに一端が接続され中心カバーから放
射状に延び他端にフランジ外周から外周方向に膨らんだ
円弧状の折曲部が形成されるとともにこの折曲部から延
びた延出部の先端に前記フランジとの固定部が形成され
た複数本の放射状の補強ワイヤと、各放射状の補強ワイ
ヤの間に所定間隔毎に渡されたワイヤと、各放射状の補
強ワイヤの折曲部の外側に接続された環状の補強ワイヤ
とを備えたエンジン駆動式空気調和装置を提供するもの
である。
【0007】さらに、請求項2の発明によれば、エンジ
ンと、このエンジンによって駆動される圧縮機と、この
圧縮機及びエンジンを載置する架台を収納した機械室
と、この機械室に隣接して設けられ、外気の吸込口、外
気の吹出口、室外熱交換器、吹出口に臨んで設けられた
送風機のファン、及び吹出口に形成された環状のフラン
ジに取付られて吹出口を覆うファンガードとを備えた熱
交換器室とを備え、前記ファンガードは中心に設けられ
た中心カバーと、この中心カバーに一端が接続され中心
カバーから放射状に延び他端にフランジ外周から外周方
向に膨らんだ円弧状の折曲部が形成されるとともにこの
折曲部から延びた延出部の先端に前記フランジとの固定
部が形成された複数本の補強ワイヤと、各補強ワイヤの
間に所定間隔毎に渡されたワイヤとを備え、フランジ先
端と補強ワイヤとの間に間隔を設けたエンジン駆動式空
気調和装置を提供するものである。
【0008】
【作用】請求項1の発明によれば、放射状の補強ワイヤ
の折曲部が環状の補強ワイヤによって補強され、かつ、
折曲部は外周方向に膨らみ円弧状に形成されているの
で、折曲部の強度が向上し、振動は折曲部にて大幅に減
少する。このため、折曲部から放射状の補強ワイヤの中
心方向に伝わる振動は減少し、放射状の補強ワイヤ及び
補強ワイヤの間に渡されたワイヤの振動によるびびり音
を減少する。
【0009】また、折曲部から放射状の補強ワイヤを中
心方向に伝わる振動を減少するので、放射状の補強ワイ
ヤの間に渡されたワイヤによるファンガードの補強の必
要性は減少し、ワイヤのピッチを従来のファンガードよ
り広くすることが可能になる。また、請求項2の発明に
よれば、放射状の補強ワイヤと吹出口に臨んだ送風機の
ファンとの間隔が増加し、放射状の補強ワイヤの中心方
向に伝わった振動によってファンガードが上下方向に振
動した場合にも、送風機のファンがファンガードに接触
することを回避することが可能になる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例について、図
1、図2及び図3に基づいて詳細に説明する。ここで、
図1は室外ユニットの正面図、図2は図1の要部拡大
図、図3はファンガードの上面図である。1はエンジン
駆動式空気調和機の室外ユニットであり、室外ユニット
1は1台あるいは複数台の室内ユニット(図示せず)と
配管接続される。2は室外ユニット1の下部に設けられ
た機械室、3はこの機械室2の上に設けられた熱交換器
室である。4は機械室2に設置されたエンジン、5はこ
のエンジン4の駆動力がたわみ継手5aを介して伝えら
れ駆動される圧縮機である。6はエンジン4の下部に設
けられたオイルパンである。
【0011】7は機械室2の下面を覆う矩形の基部架
台、7Aは基部架台7の四隅に固定された熱交換器室3
を支持する支持フレーム、8は基部架台7の上に振動防
止部材10…を介して載置された駆動部架台である。そ
して、駆動部架台8上にエンジン4が脚4a…を介して
載置固定され、圧縮機5が脚5b…を介して載置固定さ
れている。
【0012】以下、熱交換器室3について説明する。1
1は室外ユニット1の外皮であるパッケージであり、こ
のパッケージ11の側壁11Aには外気吸込口12が形
成されている。また、13は外気吸込口12に臨んで設
けられ熱交換器室3内に収納された室外熱交換器、1
4、14はパッケージ11の天壁11Bに形成された外
気の吹出口、15、15は天壁11Bから上方へ折曲し
て各吹出口14に形成された環状のフランジである。さ
らに、16、16は吹出口14に臨んで設けられた送風
機、17、17は各吹出口14を覆うようにフランジ1
5、15に取り付けられたファンガードである。各送風
機16、16はパッケージ11に支持部材(図示せ
ず。)を介して取り付けられたファンモータ16Mとこ
のファンモータ16Mによって駆動されるファン16F
とから構成されている。
【0013】以下、ファンガード17について詳細に説
明する。なお、各ファンガード17、17は同様な構成
であり、一方のファンガード17について説明する。図
2、第3図及び図4に示した18はファンガード17の
中心に設けられた円形の中心カバー、20…はこの中心
カバー18に一端が接続され中心カバー18から放射状
に延び他端に外周方向に膨らんだ円弧状の折曲部21が
形成された第1の補強ワイヤである。この第1の補強ワ
イヤ20…の折曲部21から延びた延出部22の先端に
フランジ15との固定部23が形成されている。また、
24は一端が中心カバー18に接続され、他端に折曲部
21が形成され、隣り合った第1の補強ワイヤ20の間
に放射状に設けられた第2の補強ワイヤである。25は
一端が中心カバー18に接続されそれぞれ第1、第2の
補強ワイヤ20、24間に渡された渦巻状のワイヤで、
このワイヤ25は直径が例えば2mm程度であり、所定
間隔毎に補強ワイヤ20に例えば溶接接続されている。
26は第1、第2の補強ワイヤ20、24の折曲部21
の外側に例えば溶接接続され直径が例えば4mmぐらい
の環状の補強ワイヤである。
【0014】また、上記フランジ15の適所にはファン
ガード17の固定部23に対応してビス止め用の孔(図
示せず。)が複数個形成されている。そして、ビス28
によって固定部23がフランジ15に固定され、ファン
ガード17が吹出口14に取り付けられている。さら
に、第1の補強ワイヤ20の延出部22は、固定部23
をフランジ15に固定したときにフランジ15の上端と
ファンガード17との間、即ち、フランジ15の上端と
第1、第2の補強ワイヤ20、24の下端との間に所定
の間隔例えばほぼ10mmの間隔29が形成されるよう
な長さに予め形成されている。
【0015】さらに、図1において、30は排気トップ
であり、エンジン4は廃熱回収器及びマフラー(共に図
示せず)を介して排気トップ30に接続されている。ま
た、31は機械室2と熱交換室3との仕切板であり、こ
の仕切板37の機械室2側の面には防音材32が設けら
れている。上記のように構成された室外ユニット1の運
転時、エンジン4が運転し、駆動力が圧縮機5に伝わ
り、冷媒が圧縮機5及び室外熱交換器13、図示しない
四方弁及び図示しない室内ユニットの室内熱交換器(利
用側熱交換器)を含む冷媒回路に循環して室内ユニット
にて冷房運転或は暖房運転が行われる。また、エンジン
4とともに送風機16は運転し、外気が吸込口から熱交
換器室内3に導入され、室内熱交換器にて熱交換して吹
出口から外部へ吹き出される。
【0016】エンジン4及び圧縮機5が運転していると
き、運転に伴いそれぞれに振動が発生し、振動が脚4a
…及び脚5b…を介して駆動部架台8に伝わる。そし
て、駆動部架台8は振動し、この振動は振動防止部材1
0…を介して基部架台7に伝わり、さらに、弱まりなが
ら基部架台7からパッケージ11に伝わる。また、送風
機16の運転に伴う振動が送風機16から送風機支持部
材(図示せず)を介してパッケージ11に伝わり、送風
機16、エンジン4及び圧縮機5の運転に伴い発生した
振動の一部がフランジ15からファンガード17に伝わ
る。
【0017】このとき、振動がファンガード17の固定
部23から延出部22に伝わるが、折曲部21が補強ワ
イヤ26によって補強されているので、振動は折曲部2
1で減少する。さらに、折曲部21は外周方向に膨らみ
円弧状に形成されているので、折曲部21の強度が向上
し、振動は折曲部21にて一層減少する。このため、折
曲部2からさらに第1、第2の補強ワイヤ20、24の
中心方向に伝わる振動は減少する。
【0018】また、吹出口14に形成されたフランジ1
5の先端とファンガード17との間、即ち、フランジ1
5の上端と第1、第2の補強ワイヤ20、24の下端と
の間に所定の間隔例えばほぼ10mmの間隔が形成され
ている。このため、第1、第2の補強ワイヤ20、24
の中心方向に伝わった振動によってファンガード17が
上下方向に振動した場合にも、送風機16のファン16
Fがファンガード17に接触することは回避される。
【0019】上記実施例によれば、第1、第2の補強ワ
イヤ20、24の折曲部21が環状の補強ワイヤ26に
よって補強されているので、振動は折曲部21で減少す
る。さらに、折曲部21は外周方向に膨らみ円弧状に形
成されているので、折曲部21の強度が向上し、振動は
折曲部21にて一層減少する。このため、折曲部21か
ら第1、第2の補強ワイヤ20、24の中心方向に伝わ
る振動は減少し、第1、第2の補強ワイヤ20、24及
び第1、第2の補強ワイヤ20、24に接続された渦巻
状のワイヤ25の振動によるびびり音を減少することが
でき、この結果、エンジン駆動式空気調和装置の運転音
を減少して、低騒音化を図ることができる。
【0020】また、折曲部21から第1、第2の補強ワ
イヤ20、24を中心方向に伝わる振動を減少すること
ができるので、環状のワイヤ25によるファンガード1
7の補強作用を低減することができる。このため、ワイ
ヤ25のピッチを従来のファンガードより広くすること
ができ、この結果、ワイヤ25の長さを減少して材料を
減少することができると共に、ワイヤ25と第1、第2
の補強ワイヤ20、24との接続箇所即ち溶接箇所を減
少することができ、エンジン駆動式空気調和装置の製造
コストを削減することができる。
【0021】また、各第1、第2の補強ワイヤ20、2
4の折曲部21の外側に渡されて環状の補強ワイヤ26
が取り付けられているので、折曲部は補強ワイヤー26
によって一層補強され、ファンガード17の取付前の移
送時あるいはファンガード17取付後のエンジン駆動式
空気調和装置の輸送時等に折曲部21に他の部材が衝突
したときにもファンガード17の変形を回避することが
できる。
【0022】さらに、吹出口14に形成されたフランジ
15の先端とファンガード17との間、即ち、フランジ
15の上端と第1、第2の補強ワイヤ20、24の下端
との間に間隔29が形成されているため、第1、第2の
補強ワイヤ20、24の中心方向に伝わった振動によっ
てファンガード17が上下方向に振動した場合にも、送
風機16のファン16Fがファンガード17に接触する
ことは回避され、接触による騒音の発生を防止すること
ができる。
【0023】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲にて変形実
施することができる。例えば、ファンガード17は上記
実施例ように円形のものに限定されるものではなく、例
えば五角形、六角形等の多角形のものでも、上記実施例
のように形成することによって同様の作用効果を得るこ
とができる。
【0024】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されたエンジ
ン駆動式空気調和装置であり、請求項1の発明によれ
ば、吹出口に形成された環状のフランジに取り付られて
吹出口を覆うファンガードは中心に設けられた中心カバ
ーと、この中心カバーに一端が接続され中心カバーから
放射状に延び他端に外周方向に膨らんだ円弧状の折曲部
が形成されるとともにこの折曲部から延びた延出部の先
端に前記フランジとの固定部が形成された複数本の放射
状の補強ワイヤと、各放射状の補強ワイヤに渡され所定
間隔毎に接続されたワイヤと、各放射状の補強ワイヤの
折曲部の外側に接続された環状の補強ワイヤとを備えて
いるので、放射状の補強ワイヤの折曲部が補強ワイヤに
よって補強され、かつ、折曲部は外周方向に膨らみ円弧
状に形成されて折曲部の強度が向上し、エンジン、圧縮
機あるいは送風機の運転時に本体のフランジから折曲部
に伝わった振動は折曲部にて大幅に減少する。このた
め、折曲部から放射状の補強ワイヤの中心方向に伝わる
振動は減少し、ファンガードの振動によるびびり音を減
少することができ、この結果、エンジン駆動式空気調和
装置の運転音を減少して、低騒音化を図ることができ
る。
【0025】また、折曲部から第1、第2の補強ワイヤ
を中心方向に伝わる振動を減少することができるので、
上記補強ワイヤに接続するワイヤのピッチを従来のファ
ンガードより広くすることができ、この結果、ワイヤの
長さを減少して材料を減少することができると共に、ワ
イヤと第1、第2の補強ワイヤとの接続箇所即ち溶接箇
所を減少することができ、エンジン駆動式空気調和装置
の製造コストを削減することができる。
【0026】請求項2の発明によれば、吹出口の環状の
フランジに取付られて吹出口を覆うファンガードは中心
に設けられた中心カバーと、この中心カバーに一端が接
続され中心カバーから放射状に延び他端に折曲して前記
フランジとの固定部が形成された複数本の補強ワイヤ
と、補強ワイヤに渡され所定間隔毎に接続されたワイヤ
とを備え、フランジ先端と補強ワイヤとの間に間隔を設
けられているので、補強ワイヤと吹出口に設けられた送
風機のファンとの間隔が増加し、第1、第2の補強ワイ
ヤの中心方向に伝わった振動によってファンガードが上
下方向に振動した場合にも、送風機のファンがファンガ
ードに接触することは回避され、接触による騒音の発生
を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】エンジン駆動空気調和機の室外ユニットの概略
正面図である。
【図2】図1に示した室外ユニットの要部拡大図であ
る。
【図3】ファンガードの上面図である。
【図4】ファンガードの中心部の拡大図である。
【符号の説明】
1 室外ユニット 2 機械室 3 熱交換器室 4 エンジン 5 圧縮機 13 室外熱交換器 14 吹出口 15 フランジ 16 送風機 16F ファン 17 ファンガード 18 中心カバー 20 第1の補強ワイヤ 21 折曲部 22 延出部 23 固定部 24 第2の補強ワイヤ 25 ワイヤ 26 補強ワイヤ 29 間隔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭55−72074(JP,U) 実開 昭57−3967(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24F 5/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンと、このエンジンによって駆動
    される圧縮機と、この圧縮機及びエンジンを載置する架
    台を収納した機械室と、この機械室に隣接して設けら
    れ、外気の吸込口、外気の吹出口、室外熱交換器、吹出
    口に臨んで設けられた送風機、及び吹出口に形成された
    環状のフランジに取付られて吹出口を覆うファンガード
    とを備えた熱交換器室とを備え、前記ファンガードは中
    心に設けられた中心カバーと、この中心カバーに一端が
    接続され中心カバーから放射状に延び他端にフランジ外
    周から外周方向に膨らんだ円弧状の折曲部が形成される
    とともにこの折曲部から延びた延出部の先端に前記フラ
    ンジとの固定部が形成された複数本の放射状の補強ワイ
    ヤと、各放射状の補強ワイヤの間に所定間隔毎に渡され
    たワイヤと、各放射状の補強ワイヤの折曲部の外側に接
    続された環状の補強ワイヤとを備えたことを特徴とする
    エンジン駆動式空気調和装置。
  2. 【請求項2】 エンジンと、このエンジンによって駆動
    される圧縮機と、この圧縮機及びエンジンを載置する架
    台を収納した機械室と、この機械室に隣接して設けら
    れ、外気の吸込口、外気の吹出口、室外熱交換器、吹出
    口に臨んで設けられた送風機のファン、及び吹出口に形
    成された環状のフランジに取付られて吹出口を覆うファ
    ンガードとを備えた熱交換器室とを備え、前記ファンガ
    ードは中心に設けられた中心カバーと、この中心カバー
    に一端が接続され中心カバーから放射状に延び他端に
    ランジ外周から外周方向に膨らんだ円弧状の折曲部が形
    成されるとともにこの折曲部から延びた延出部の先端に
    前記フランジとの固定部が形成された複数本の放射状の
    補強ワイヤと、各放射状の補強ワイヤの間に所定間隔毎
    に渡されたワイヤとを備え、フランジ先端と補強ワイヤ
    との間に間隔を設けたことを特徴とするエンジン駆動式
    空気調和装置。
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