JP3519341B2 - プレストレストコンクリート部材及びその製造方法並びにグラウト材の充填確認方法 - Google Patents

プレストレストコンクリート部材及びその製造方法並びにグラウト材の充填確認方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はポストテンション
方式でプレストレスが導入される場合に、シース内への
グラウト材の充填状況を確認できるプレストレストコン
クリート部材、及びその製造方法、並びにグラウト材の
充填確認方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】ポスト
テンションによってプレストレスが導入されるプレスト
レストコンクリート部材では、コンクリート中に埋設さ
れるシース内にPC鋼材を配置し、その緊張後、アンボ
ンドの場合を除き、シース内にPC鋼材とコンクリート
との付着を確保するためにグラウト材が充填され、シー
ス内の空洞が埋められる。
【0003】シース内へのグラウト材の充填が完了した
ことは従来、シースの容積と、充填されたグラウト材の
体積を比較し、グラウト材の体積がシースの容積を上回
ることを確認することで判断しているが、シースの内周
面にはグラウト材との付着のための溝が形成されている
こともあることから、容積を正確に計算することは難し
いため、数値の比較のみによっては密実に充填されてい
るか否かを判断することができない。
【0004】充填状況の最終的な確認はプレストレスト
コンクリート部材の表面からシースの周辺部分を叩き、
音の変化によって空隙の位置を探ることにより行われる
が、聴覚に頼るため不確実であり、空隙の位置を正確に
特定することは不可能と言える。
【0005】この発明は上記背景より、シース内のグラ
ウト材の充填状況を正確に確認できるプレストレストコ
ンクリート部材とその製造方法、並びにグラウト材の充
填確認方法を提案するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1ではシースに長
さ方向に間隔を隔てて部分的に、もしくは長さ方向に連
続的に検査孔を形成し、シースの検査孔側に隣接し、プ
レストレストコンクリート部材のいずれかの表面に連通
する探査道を形成し、検査孔を介してシース内と探査道
を連通させた形でプレストレストコンクリート部材を製
作することにより、請求項7に記載のように探査道への
超小型カメラの挿入を可能にし、プレストレストコンク
リート部材をグラウト材の充填状況を直接的に目視によ
り確認できる構造にする。
【0007】探査道を有するプレストレストコンクリー
ト部材は請求項2に記載のように検査孔が明けられたシ
ースの検査孔側に隣接し、プレストレストコンクリート
部材のいずれかの表面から連続する型枠を配置した状態
でコンクリートを打設することにより製造され、型枠の
内周側の空間が検査孔を介してシース内の空間に連通す
ると共に、プレストレストコンクリート部材のいずれか
の表面に連通し、探査道となる。
【0008】探査道内へはプレストレストコンクリート
部材のいずれかの表面から、グラウト材の充填状況の確
認時に超小型カメラが挿入され、充填不良箇所が発見さ
れた場合の追加充填時にグラウトホースが挿入される。
【0009】探査道は型枠の内周側に形成されることか
ら、コンクリートの硬化後に型枠を回収しない場合、請
求項3に記載のように探査道とシースの検査孔を連通さ
せるために、型枠は中空で、検査孔に対応した位置に連
通孔が明けられる。請求項4に記載のように型枠を回収
する場合は型枠のあった部分の空洞が探査道となり、探
査道が直接シースの検査孔に連通するため、型枠が中空
である必要はなく、型枠に孔を明けることも必要でな
い。
【0010】型枠の回収は型枠の外周面に剥離剤や離型
剤等を塗布しておくことによっても行えるが、請求項5
に記載のように1ピッチで周回する複数の環要素がコイ
ル状に連続した形、または請求項6に記載のように閉じ
た環要素が互いに線要素で連結された形に型枠を形成
し、型枠全体として軸方向に伸縮自在にし、隣接する環
要素を収縮時に互いに密着させ、伸長時に互いに分離さ
せることにより、コンクリート硬化後の回収を容易に行
うことが可能になる。
【0011】請求項5,6の場合、型枠はコンクリート
の硬化後にプレストレストコンクリート部材の表面側に
位置する軸方向の一端側から引っ張られ、伸長すること
で硬化したコンクリートから離脱し、脱型される。
【0012】脱型時には型枠の軸方向の一端が引っ張ら
れることにより図7〜図10に示すようにその側から順
次、環要素がそれに隣接する環要素から分離し、請求項
5の場合は1ピッチの環要素が、請求項6の場合は1本
の環要素が残りの環要素から独立して離脱する。
【0013】このため、硬化しているコンクリートから
型枠が受ける脱型時の抵抗は全環要素が離脱し終えるま
で常に1ピッチや1本の環要素が受ける抵抗のみになる
ため、必ずしも型枠表面に剥離剤や離型剤等を塗布して
おかなくとも型枠を回収することが可能になる。
【0014】シースに隣接する探査道を有するプレスト
レストコンクリート部材におけるグラウト材の充填状況
の確認は請求項7に記載のように探査道内に超小型カメ
ラを挿入してシース内部を撮影することにより行われ、
超小型カメラが検査孔から撮影したシース内部の映像が
パソコンのディスプレイやモニターの画面に表示される
ことで、グラウト材の充填状況を直接的に目視により確
認することができるため、充填不良箇所があればその位
置が容易に特定される。
【0015】充填不良箇所が発見された場合には上記の
通り、探査道内に挿入されるグラウトホースを通じ、シ
ースの検査孔からグラウト材の追加充填が行われ、充填
不良の空隙が埋められる。探査道はグラウト材の追加充
填後、必要によりグラウト材によって埋められる。
【0016】従来のように打撃音の変化によって空隙の
位置を探る方法によれば、空隙の位置を特定できた場
合、その位置に貫通孔を明けることによりグラウト材の
追加充填が行われるため、追加充填作業が煩雑であり、
貫通孔の形成位置が空隙の位置から外れていれば充填が
難しくなる。
【0017】これに対し、請求項1のプレストレストコ
ンクリート部材とそれを製造する請求項2〜6によれ
ば、シースに隣接し、シースの検査孔に連通する探査道
があるため、貫通孔を明ける必要はない上、探査道を通
じて追加充填を行うことができるため、追加充填作業が
単純化される。また請求項7の方法によれば正確に空隙
位置を特定することができるため、高い精度で追加充填
作業が行える。
【0018】
【発明の実施の形態】請求項1のプレストレストコンク
リート部材(以下PC部材)1はポストテンションによ
ってプレストレスが導入されるコンクリート部材におい
て、図1,図2に示すようにPC鋼材2が挿通するシー
ス3に隣接し、シース3の内部に充填されるグラウト材
4の充填状況を確認するための空洞の探査道5が形成さ
れたものである。PC部材1はプレキャスト部材と現場
で構築されるプレストレストコンクリート造構造物の一
部を含む。
【0019】シース3には図4に示すように長さ方向に
間隔を隔てて部分的に、もしくは長さ方向に連続的に検
査孔3aが明けられ、図2に示すようにシース3の検査孔
3a側に隣接してPC部材1のいずれかの表面に連通する
探査道5が形成され、検査孔3aを介してシース3の内部
と探査道5が連通する。
【0020】探査道5はコンクリート中に型枠6を配置
しておくことにより形成され、その端部がPC部材1の
いずれかの表面に連通することで、後述のように超小型
カメラ10が挿入されるための通路として利用される。
【0021】PC部材1は図3に示すようにシース3の
検査孔3a側に隣接し、PC部材1のいずれかの表面から
連続する型枠6を配置した状態でコンクリートを打設す
ることにより製作、もしくは構築され、探査道5は型枠
6が残されることによって、または型枠6が回収される
ことによって形成される。
【0022】型枠6がコンクリート中に残され、回収さ
れない場合は型枠6の内部がそのまま探査道5になるた
め、中空の型枠6が使用される。回収される場合は型枠
6の外形によって探査道5の断面が決まるため、中空か
中実かを問わない。回収されない場合の型枠6の内周の
断面と、回収される場合の型枠6の外周の断面には超小
型カメラ10が挿入できる程度の大きさが与えられる。図
3〜図6では円形断面の探査道5を形成する型枠6を示
しているが、探査道5、すなわち型枠6の断面形状は一
切問われない。
【0023】図3,図4はコンクリートの硬化後に回収
される型枠6を使用してPC部材1を製作する場合のシ
ース3と型枠6の組み合わせ例を示す。ここではシース
3の検査孔3aと型枠6との間に筒状のパッキン7を挟ん
でいるが、回収可能な型枠6を使用する場合、型枠6を
シース3の検査孔3aに密着させた状態で配置すれば、パ
ッキン7を用いる必要はない。図2はパッキン7によっ
て検査孔3aと探査道5を連通させた場合を示している。
【0024】図面ではパッキン7の位置決めとズレ止め
をするために、シース3の外周に形成されるリブ3bの位
置に検査孔3aを形成し、パッキン7をリブ3bに係合させ
ている。
【0025】回収可能な型枠6は図7,図8に示すよう
に1ピッチで周回する複数の環要素6aがコイル状に連続
した形をする場合と、図9,図10に示すように閉じた環
要素6aが互いに線要素6bで連結された形をする場合があ
り、いずれも全体の軸方向に伸縮自在で、収縮時に隣接
する環要素6a,6aが互いに密着し、伸長時に隣接する環
要素6a,6aが互いに分離してコンクリートから離脱す
る。図3〜図5では図6に示すように複数の環要素6aが
連続した形の型枠6を使用した場合を示す。
【0026】回収可能な型枠6を使用する場合は、型枠
6の回収によって型枠6が存在した部分に探査道5とな
る空洞ができ、型枠6がシース3に密着していれば探査
道5とシース3の検査孔3aが直接連通し、図示するよう
にパッキン7を介在させる場合はパッキン7の内部を介
して探査道5と検査孔3aが連通する。
【0027】型枠6を回収しない場合は探査道5が型枠
6の内部に形成されるため、図示しないが、検査孔3aと
探査道5を連通させるために、型枠6の、検査孔3aに対
応した位置に連通孔が明けられる。
【0028】型枠6は図3,図4に示すようにシース3
に沿って配置され、回収される場合はシース3に対し、
バンド8によって拘束された状態でPC部材1中に埋設
される。型枠6はPC部材1の製作後に回収され、型枠
6を埋設した位置に探査道5が形成される。パッキン7
とバンド8はコンクリート中に残される。型枠6の回収
後、シース3内にPC鋼材2が挿通させられ、グラウト
材4が充填される。
【0029】型枠6が回収される場合に、コンクリート
が打設直後の流動性を有しているときに、型枠6の内部
へののろの浸透が生じないような素材で型枠6が製作さ
れている場合、またはのろの浸透が生じないような被覆
剤等が型枠6の表面に塗布されている場合は型枠6は直
接コンクリート中に埋設されてもよいが、図3,図5で
は安全のために型枠6のコンクリートの打設側にのろの
浸透を阻止するカバー9を被せている。
【0030】シース3内へのグラウト材4の充填後、探
査道5内には図1,図2に示すようにPC部材1の表面
に連通する端部からファイバースコープやCCDカメラ
等の超小型カメラ10が挿入される。超小型カメラ10は検
査孔3aの位置からシース3の内部を撮影し、その映像は
パソコン11のディスプレイやモニターの画面に表示され
る。
【0031】検査孔3aから見たシース3の内部の様子が
画面上に表示されることで、シース3の全長に亘ってグ
ラウト材4の充填状況が直接的に目視によって確認でき
るため、充填不良の空隙があればその位置の特定が容易
に行える。
【0032】図2に示すような充填不良箇所が発見され
れば、探査道5内にグラウトホースが挿入され、検査孔
3aが長さ方向に部分的に形成されている場合は充填不良
箇所に近い検査孔3aからグラウト材4の追加充填が行わ
れる。探査道5にはグラウト材4の追加充填後、必要に
よりグラウト材4が充填される。
【0033】
【発明の効果】請求項1、及び請求項2〜6ではシース
に検査孔を形成すると共に、シースの検査孔側に隣接
し、プレストレストコンクリート部材のいずれかの表面
に連通する探査道を形成し、検査孔を介してシース内と
探査道を連通させるため、探査道への超小型カメラの挿
入が可能になり、シース内へのグラウト材の充填状況を
直接的に目視により確認できる構造になる。
【0034】コンクリートの硬化後に回収する型枠を使
用する請求項4〜6では型枠のあった部分の空洞が探査
道となり、探査道が直接シースの検査孔に連通するた
め、検査孔に連通させるための孔を型枠に明ける必要が
ない。
【0035】請求項7では探査道内に超小型カメラを挿
入してシース内部を撮影することによりグラウト材の充
填状況を確認するため、グラウト材の充填状況を直接的
に目視により確認することができ、充填不良箇所があれ
ばその位置を正確に特定することができる。
【0036】請求項1〜6のプレストレストコンクリー
ト部材によれば、シースに隣接し、シースの検査孔に連
通する探査道があるため、部材に貫通孔を明ける必要は
ない上、探査道を通じて追加充填を行うことができるた
め、追加充填作業が単純化される。また請求項7の方法
によれば正確に空隙位置を特定することができるため、
高い精度で追加充填作業が行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】探査道を有するプレストレストコンクリート部
材を示した断面図である。
【図2】図1の拡大図である。
【図3】(a) は回収可能な型枠を用いる場合の型枠とシ
ースの組み合わせ例を示した立面図、(b) は(a) の断面
図である。
【図4】図3に示す型枠とシースの関係を示した斜視図
である。
【図5】図3に示す型枠とバンド及びカバーの関係を示
した斜視図である。
【図6】図3に示す型枠を示した斜視図である。
【図7】回収可能な円形断面の型枠の回収時の様子を示
した斜視図である。
【図8】回収可能な角形断面の回収時の様子を示した斜
視図である。
【図9】回収可能な円形断面の他の型枠の回収時の様子
を示した斜視図である。
【図10】回収可能な角形断面の他の型枠の回収時の様
子を示した斜視図である。
【符号の説明】
1……プレストレストコンクリート部材、2……PC鋼
材、3……シース、3a……検査孔、3b……リブ、4……
グラウト材、5……探査道、6……型枠、6a……環要
素、6b……線要素、7……パッキン、8……バンド、9
……カバー、10……超小型カメラ、11……パソコン。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 成田 良輔 東京都品川区東品川1丁目39番地9号 日本電気システム建設株式会社内 (56)参考文献 特開 平1−105866(JP,A) 特開 平8−100530(JP,A) 特開 昭62−164961(JP,A) 特開 平10−54140(JP,A) 特開 平11−14573(JP,A) 特開 平7−317215(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04C 3/00 - 3/46,5/08 E04G 21/12 104

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンクリート中に埋設されたシース内に
    PC鋼材が配置され、その緊張後にシース内にグラウト
    材が充填されるプレストレストコンクリート部材であ
    り、シースに長さ方向に間隔を隔てて部分的に、もしく
    は長さ方向に連続的に検査孔が明けられ、シースの検査
    孔側に隣接し、端部がプレストレストコンクリート部材
    のいずれかの表面に連通し、グラウト材の充填状況の確
    認時に超小型カメラが挿入され、充填不良箇所が発見さ
    れた場合の追加充填時にグラウトホースが挿入される
    査道が形成され、検査孔を介してシース内と探査道が連
    通しているプレストレストコンクリート部材。
  2. 【請求項2】 コンクリート中に埋設されたシース内に
    PC鋼材が配置され、その緊張後にシース内にグラウト
    材が充填されるプレストレストコンクリート部材におい
    て、長さ方向に間隔を隔てて部分的に、もしくは長さ方
    向に連続的に検査孔が明けられたシースの検査孔側に隣
    接し、プレストレストコンクリート部材のいずれかの表
    面から連続する型枠を配置した状態でコンクリートを打
    設し、検査孔を介してシース内に連通すると共に、端部
    プレストレストコンクリート部材のいずれかの表面に
    連通し、グラウト材の充填状況の確認時に超小型カメラ
    が挿入され、充填不良箇所が発見された場合の追加充填
    時にグラウトホースが挿入される探査道を形成するプレ
    ストレストコンクリート部材の製造方法。
  3. 【請求項3】 型枠は中空であり、シースの検査孔に対
    応した位置に連通孔が明けられている請求項2記載のプ
    レストレストコンクリート部材の製造方法。
  4. 【請求項4】 コンクリートの打設後、型枠を回収する
    請求項2記載のプレストレストコンクリート部材の製造
    方法。
  5. 【請求項5】 型枠は1ピッチで周回する複数の環要素
    がコイル状に連続した形をし、全体の軸方向に伸縮自在
    で、収縮時に隣接する環要素が互いに密着し、伸長時に
    隣接する環要素が互いに分離してコンクリートから離脱
    する請求項4記載のプレストレストコンクリート部材の
    製造方法。
  6. 【請求項6】 型枠は閉じた環要素が互いに線要素で連
    結された形をし、全体の軸方向に伸縮自在で、収縮時に
    隣接する環要素が互いに密着し、伸長時に隣接する環要
    素が互いに分離してコンクリートから離脱する請求項4
    記載のプレストレストコンクリート部材の製造方法。
  7. 【請求項7】 PC鋼材が挿通し、長さ方向に間隔を隔
    てて部分的に、もしくは長さ方向に連続的に検査孔が明
    けられたシースの検査孔側に隣接し、検査孔を介してシ
    ース内に連通すると共に、端部がプレストレストコンク
    リート部材のいずれかの表面に連通し、グラウト材の充
    填状況の確認時に超小型カメラが挿入され、充填不良箇
    所が発見された場合の追加充填時にグラウトホースが挿
    入される探査道が形成され、シース内にグラウト材が充
    填されているプレストレストコンクリート部材の前記
    査道内に超小型カメラを挿入してシースの内部を撮影す
    るグラウト材の充填確認方法。
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