JP3517050B2 - 床用艶回復剤 - Google Patents

床用艶回復剤

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、床面の光沢の低下
を回復するための床用艶回復剤に関する。より具体的に
は、床用艶だし剤が塗布された床面の光沢が、傷、汚れ
等のため低下した場合に、スプレーバフによって光沢を
回復する作業において使用される床用艶回復剤に関す
る。
【0002】
【従来の技術】木質系、プラスチック系等、建物の床用
の艶だし剤としては、一般に合成樹脂を主成分とする艶
だし剤(水性フロアーポリッシュ・ポリマータイプとい
われる。)が使用されている。艶だし剤を床面に塗布し
皮膜を形成した場合、皮膜形成後しばらくは、床表面は
光沢のある美しい面を呈している。しかし、時間の経過
とともに歩行等により皮膜表面が損傷を受け、また汚れ
が付着して床表面の光沢が低下する。
【0003】床表面の傷、汚れが著しい場合は、皮膜を
洗浄、除去して、再度艶だし剤を塗布する。この皮膜の
洗浄、及び剥離、除去の方法としては、従来より行われ
ているウエット方式がある。
【0004】床表面の傷、汚れが軽度な場合は、ドライ
バフ又はスプレーバフによる光沢の回復作業、いわゆる
ドライ方式の作業が行われる。ドライバフは、超高速バ
フ機にバフ用パッド、白パッド或いは赤パッドを装着
し、1000rpm以上の高速回転数にて実施される。
その際、光沢の回復度は、艶だし剤の成分である樹脂、
ワックスの種類及びその艶だし性能によって左右され
る。特に艶だし性能の低い艶だし剤では、ドライバフで
はなく、床用艶回復剤をスプレー塗布した後、バフによ
る作業が実施される。
【0005】スプレー塗布に用いられる艶回復剤として
は、従来より、グリコールエーテル系溶剤及びアルコー
ル系溶剤の1種又は2種以上と、界面活性剤とを必須成
分とした水溶液(タイプA)が使用されている。また、
JIS K 3920に規定された乳化性艶だし剤又は
水性艶だし剤を、不揮発分濃度5重量%程度に調整した
もの(タイプB)も用いられている。
【0006】上記のタイプAでは、溶剤によって皮膜の
表層部を膨潤させ、膨潤した皮膜をパッドで平滑にする
ことにより光沢が回復する。また、タイプBは、樹脂、
ワックス等の不揮発性成分、及びグリコールエーテル系
溶剤等の融合剤などを含有する。そしてスプレーバフ時
には、融合剤により皮膜の表層部を膨潤させ、膨潤した
皮膜をパッドで平滑にする際に、不揮発分が皮膜の傷を
埋め、光沢が回復される。
【0007】皮膜の表層部を膨潤させる作用を有する成
分としては、タイプAでは、ジエチレングリコールモノ
エチルエーテル、ジエチレングリコールジエチルエーテ
ル、プロピレングリコールモノメチルエーテル等のグリ
コールエーテル系溶剤が使用される。その他、メタノー
ル、エタノール等のアルコール系溶剤も用いられる。し
かし、これらの溶剤では、水溶性が高いため、艶だし剤
の皮膜の表層部を効率的に膨潤させることができず、光
沢が十分に回復しないという問題がある。
【0008】タイプBの艶回復剤では、皮膜の表層部を
膨潤させる作用を有する成分、即ち、融合剤として、前
記のグリコールエーテル系溶剤等の他に、トリブトキシ
エチルホスフェート、ジブチルフタレート等の可塑剤が
使用される。これら可塑剤は床用艶だし剤の主成分であ
る樹脂、ワックスの良溶媒であり、且つ水溶性が低いた
め、添加量が多くなるとスプレー時に艶回復剤からなる
皮膜内に移行して取り込まれ、皮膜にスプレー跡が残る
という問題もある。また、可塑剤の添加量が少なくなる
と、艶回復剤の皮膜形成性が劣り粉化の原因となる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来技術の
問題点を解決するものであり、スプレーバフによって床
面の光沢を回復する作業において使用され、従来の艶回
復剤に比べてその性能が向上した床用艶回復剤を提供す
ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の目
的を達成するため、床用艶回復剤の成分と床表面の光沢
の回復の程度との相関について鋭意検討した。その結
果、従来の艶回復剤の成分を使用せず、又は併用し、特
定の化合物を、特に、特定量配合することにより、光沢
の回復性能が向上することを見出し、本発明を完成する
に至った。
【0011】第1発明の床用艶回復剤は、N−アルキル
−2−ピロリドン(但し、該アルキル基はメチル基、エ
チル基、n−プロピル基又はiso−プロピル基であ
る。)を含有し、且つ重合体からなる固形分を含有しな
ことを特徴とする。
【0012】第1発明において、上記「N−アルキル−
2−ピロリドン」のアルキル基は、炭素数が1〜3のメ
チル基、エチル基、n−プロピル基又はiso−プロピ
ル基である。これら4種類の化合物の中では、通常、N
−メチル−2−ピロリドンが使用される。
【0013】第1発明において、床用艶回復剤を100
重量%とした場合に、N−アルキル−2−ピロリドンの
含有量は、第2発明のように0.3〜40重量%の範囲
が好ましい。この含有量が0.3重量%未満では光沢の
回復性能が十分ではない場合がある。また、40重量%
を越えると、N−アルキル−2−ピロリドンが床用艶だ
し剤からなる皮膜内に移行して取り込まれ、皮膜の表面
にスプレー跡が残ることがある。
【0014】N−アルキル−2−ピロリドンの含有量は
1〜30重量%、特に2〜25重量%の範囲が好まし
い。この範囲であれば、光沢の回復は十分であり、また
皮膜の表面にスプレー跡が残ることもない。
【0015】また、第1発明の床用艶回復剤では、従来
の前記タイプAの艶回復剤に使用されているグリコール
エーテル系溶剤を第3発明のように併用することができ
る。また、アルコール系溶剤を適宜併用することもでき
る。グリコールエーテル系溶剤としては、ジエチレング
リコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモ
ノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノプロピル
エーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、
ジエチレングリコールジエチルエーテル、プロピレング
リコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモ
ノエチルエーテル、ジプロピレングリコールモノエチル
エーテル、プロピレングリコールモノプロピルエーテル
及びジプロピレングリコールモノプロピルエーテル等が
挙げられる。
【0016】更に、アルコール系溶剤としては、メタノ
ール、エタノール、イソプロピルアルコール及び3−メ
チル−3−メトキシブタノール(別名;ソルフィット)
等が挙げられる。これらの溶剤は1種のみを用いてもよ
いし、2種以上を併用してもよい。尚、上記のグリコー
ルエーテル系溶剤及びアルコール系溶剤は、艶回復剤1
00重量%に対して10〜30重量%程度の使用量とす
ればよい。
【0017】上記の溶剤は、特にN−アルキル−2−ピ
ロリドンの含有量が少ない場合、例えば1〜15重量
%、特に第3発明のように1〜10重量%の場合に使用
すればより効果的である。尚、第1発明の床用艶回復剤
には、上記の各成分の他、0.5重量%、特に0.1重
量%以下程度の少量の湿潤剤、水質軟化剤等を配合する
ことができる。また、必要に応じて少量の香料、染料な
どを添加することもでき、残部は水である。
【0018】湿潤剤としては、通常、界面活性剤が使用
される。界面活性剤としては、パーフルオロアルキルカ
ルボン酸塩、パーフルオロアルキルアミノ酸、ポリオキ
シエチレンパーフルオロアルキルエーテル等のフッ素系
界面活性剤、ポリオキシエチレンメチルポリシロキサン
等のシリコーン系界面活性剤、ポリオキシエチレンアル
キルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエ
ーテル等の非イオン系界面活性剤、及びアルキルスルホ
ン酸塩、アルキル硫酸塩、アルキルベンゼンスルホン酸
塩、アルキルジフェニルスルホン酸塩等の陰イオン系界
面活性剤などを使用することができる。
【0019】
【0020】また、重合体からなる「固形分」を含有す
る場合、上記重合体からなる「固形分」の含有量は、1
〜10重量%の範囲である。この含有量が1重量%未満
では光沢の回復性能が十分ではないことがある。また、
10重量%を越えると、皮膜表面の傷等を埋めて平滑に
し、光沢を回復するに要する以上の固形分量となる。そ
のため皮膜が厚くなって剥離作業の際の弊害となり好ま
しくない。
【0021】上記のN−アルキル−2−ピロリドンの含
有量は0.5〜8重量%、特に1〜6重量%程度がより
好ましい。また、固形分の含有量は2〜8重量%、特に
3〜5重量%程度がより好ましい。N−アルキル−2−
ピロリドン及び固形分の含有量が上記範囲であれば、光
沢回復の効果が大きく、且つ剥離作業の弊害となるよう
な不都合を生ずることもない。
【0022】固形分を構成する上記「重合体」として
は、アクリル酸、メタクリル酸、並びにアクリル酸メチ
ル、アクリル酸エチル、メタクリル酸メチル及びメタク
リル酸エチル等のアクリル酸エステルなどを単独で重合
させた樹脂、又は2種以上のモノマーを共重合させた樹
脂が挙げられる。また、上記のアクリル系モノマーにス
チレン等のビニル系モノマーを共重合させた樹脂を使用
することもできる。更に、ウレタン系樹脂等の他、天然
ワックス、合成ワックスなどを使用することもできる。
【0023】上記の各種樹脂及びワックスは、通常、そ
れぞれを媒質とするエマルションとして床用艶回復剤に
配合される。それらのエマルション中の重合体の含有量
は特に制限はされないが、一般に30〜60重量%、特
に30〜50重量%程度の重合体が懸濁されたエマルシ
ョンとして供給されている。
【0024】尚、固形分は、アクリル系樹脂、ウレタン
系樹脂等の樹脂のみからなる場合、ワックスのみからな
る場合、及び両者が併用される場合がある。併用する場
合の固形分の量比は前記の通りである。樹脂のみを使用
する場合は、その含有量は0.5〜7重量%、特に1〜
4重量%程度が好ましい。また、ワックスのみを使用す
る場合は、その含有量は0.3〜5重量%、特に0.5
〜3重量%程度が好ましい。樹脂若しくはワックスが上
記の範囲であれば、十分に光沢を回復することができ
る。
【0025】発明の床用艶回復剤には、上記の各成分
の他、1〜5重量%程度の融合剤、1重量%、特に0.
5重量%以下の少量の可塑剤、湿潤剤、消泡剤及び防腐
剤等を配合することができる。湿潤剤としては、第1発
明の場合と同様の各種の界面活性剤を使用することがで
きる。また、必要に応じて少量の香料、染料等を配合す
ることもでき、残部は水である。尚、上記の融合剤は、
特にN−アルキル−2−ピロリドンの含有量が少ない場
合に、使用量を増やすことが好ましい。
【0026】本発明の床用艶回復剤は、剥離、除去を要
するほどには傷付いたり、汚れたりしていない床用艶だ
し剤からなる皮膜の表面に適用される。その使用方法
は、先ず、皮膜の表面を十分に清浄にした後、艶回復剤
の原液又は水によって2〜10倍程度に希釈したものを
スプレー塗布する。塗布後、直ちにバフ用パッド、白パ
ッド又は赤パッドを装着した超高速バフ機で塗布した艶
回復剤が乾燥するまでバフし、光沢を回復させる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施例及び比較例
により更に具体的に説明する。但し、本発明はこれら実
施例に限定されるものではない。 (1)性能評価に供した床用艶回復剤 表1は、発明の固形分を含まない艶回復剤の組成を、
また表2は、重合体からなる固形分を含む艶回復剤の組
成をそれぞれ示す。尚、表1及び表2において、各数値
は重量%を表し、全量が100重量%である。
【0028】
【表1】
【0029】
【表2】
【0030】上記表1及び表2において、各成分として
は下記のものを使用した。 1)ソルフィット;株式会社クラレ製 2)湿潤剤;チバーガイギー社製、商品名「ローダインS
−100」 3)水質軟化剤;BASFジャパン社製、商品名「トリロ
ンBパウダー」 4)アクリル系樹脂エマルション;ローム&ハース社製、
商品名「プライマルB−1604」
【0031】5)ウレタン系樹脂エマルション;ICI
Resins USA社製、商品名「ネオレッツR96
0」 6)酸化ポリエチレンワックスエマルション;アライドケ
ミカル社製のポリエチレンワックス、商品名「AC−3
92」をポリオキシエチレンノニルフェニルエーテルを
用いて乳化した、有効成分30重量%のエマルション
【0032】7)アルカリ可溶性樹脂;アルコケミカル社
製、商品名「SMA2625A」をアンモニア水を用い
て溶解した、有効成分15重量%の樹脂 8)融合剤;ジエチレングリコールモノエチルエーテル 9)消泡剤;ダウコーニング社製、商品名「FSアンチフ
ォーム544」 10)防腐剤;吉富製薬株式会社製、商品名「マイクロバ
ンPS」
【0033】(2) 光沢を回復させる性能の評価 床材として、JIS A 5705に定められた規格の
ホモジニアスビニル床タイル(信越ポリマー株式会社
製、商品名「ハイプレーンHP−004」)を用いた。
この床材の表面に、表3に示す組成の床用艶だし剤を塗
布した。尚、この表3の艶だし剤の各成分としては、表
中に具体的な化合物名を記載したもの以外は、上記表1
又は表2において使用したのと同じものを用いた。
【0034】
【表3】
【0035】艶だし剤の塗布方法はJIS K 392
0に準じた。即ち、床材表面にガーゼで塗布量10±2
ml/m2 となるように3回塗布した後、4日間放置し
て皮膜を形成した(この時点での皮膜表面の光沢度をG
0 とする。)。その後、青パッド(クレノートン社製、
ベアパッド青)でこの皮膜の表面を研磨し、傷、汚れを
模して光沢を低下させた(この時点での光沢度をG1
する。)。
【0036】次いで、この床材を固定床上に載置し、皮
膜表面に艶回復剤を2〜3ml/m2 になるようにスプ
レー塗布した。塗布後直ちに、ニューバフパッド(クレ
ノートン社製)を装着した超高速バフ機(アマノ株式会
社製、型式「クリーンバーニーD430」)によって、
1500rpmの高速回転で艶回復剤が乾燥するまでバ
フした(この時点での光沢度をG2 とする。)。その
後、JIS K 3920に準じて光沢度を測定し、次
式により光沢回復率を求めた。 光沢回復率(%)=(G2 −G1 )/(G0 −G1 )×
100
【0037】尚、G0 は床材と床用艶だし剤により決ま
るものであり、上記の試験では90%であった。G1
青パッドの研磨頻度により決まるものであり、この試験
では40%であった。実施例、比較例の各艶回復剤の性
能評価の結果を表1及び表2に併記する。尚、性能評価
の結果の、◎は光沢回復率75%以上、○は50%以
上、75%未満、△は25%以上、50%未満、及び×
は25%未満であることを表す。
【0038】表1の結果によれば、グリコールエーテル
系の溶剤を併用しない場合は、N−メチル−2−ピロリ
ドンの含有量が25重量%と高い実施例1のみが、光沢
を回復する性能が◎となっており、N−メチル−2−ピ
ロリドンの含有量が多い方がよいことが分かる。
【0039】また、実施例2と4とを比較してみると、
N−メチル−2−ピロリドンに適量のグリコールエーテ
ル系溶剤を併用した場合は、上記の性能がより向上する
ことが分かる。尚、比較例1〜4の結果の通り、アルコ
ール系溶剤も含め、溶剤を種々変化させてみても、N−
メチル−2−ピロリドンを含有しない場合は光沢回復の
性能が不十分であり、特にアルコール系溶剤のみを使用
した比較例4ではより性能が低いことが分かる。
【0040】表2の結果によれば、N−メチル−2−ピ
ロリドンを1重量%使用した実施例6及び9と、3重量
%又は5重量%使用した実施例7〜8及び10〜11と
では、使用するエマルションの種類、量にかかわりな
く、光沢回復の性能の差が明らかであり、N−メチル−
2−ピロリドンの含有量が多い方が良好な結果となって
いる。また、N−メチル−2−ピロリドンの含有量が多
ければ、融合剤の使用量を減らしても、又は使用しなく
てもよい結果が得られることが分かる。尚、比較例5〜
6では、エマルションの種類にかかわりなく、また融合
剤を比較的多量に含有していても、光沢回復の性能が低
いことが分かる。
【0041】
【発明の効果】発明によれば、従来の床用艶回復剤に
使用されていた溶剤及び樹脂エマルションを適量併用
し、又はそれらをまったく使用することなく、特定の化
合物、N−アルキル−2−ピロリドンを、特に特定量含
有させることにより、優れた光沢回復性能を有する床用
艶回復剤を得ることができる。本発明の床用光沢回復剤
を使用すれば、光沢の回復が効率よくでき、床表面の高
度な美観が維持される。また、作業時間も短縮され、省
力化される。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−263046(JP,A) 特開 平3−66771(JP,A) 特開 昭58−52399(JP,A) 特開 平8−73814(JP,A) 特開 平8−109353(JP,A) 特開 平7−179892(JP,A) 特開 平5−78619(JP,A) 特開 平3−86775(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C09G 1/00 - 1/18 C09D 5/00 C09D 7/12 C09D 201/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 N−アルキル−2−ピロリドン(但し、
    該アルキル基はメチル基、エチル基、n−プロピル基又
    はiso−プロピル基である。)を含有し、且つ重合体
    からなる固形分を含有しないことを特徴とする床用艶回
    復剤。
  2. 【請求項2】 上記床用艶回復剤を100重量%とした
    場合に、上記N−アルキル−2−ピロリドンは0.3〜
    40重量%である請求項1記載の床用艶回復剤。
  3. 【請求項3】 更にグリコールエーテル系溶剤を含有
    し、且つ上記床用艶回復剤を100重量%とした場合
    に、上記N−アルキル−2−ピロリドンは1〜10重量
    %であり、上記グリコールエーテル系溶剤は10〜30
    重量%である請求項1又は2に記載の床用艶回復剤。
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