JPH07179892A - 床用洗浄剤 - Google Patents
床用洗浄剤Info
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- JPH07179892A JPH07179892A JP5324336A JP32433693A JPH07179892A JP H07179892 A JPH07179892 A JP H07179892A JP 5324336 A JP5324336 A JP 5324336A JP 32433693 A JP32433693 A JP 32433693A JP H07179892 A JPH07179892 A JP H07179892A
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- JP
- Japan
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- floor
- glycol
- resin wax
- cleaning
- ether
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C11—ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
- C11D—DETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
- C11D3/00—Other compounding ingredients of detergent compositions covered in group C11D1/00
- C11D3/43—Solvents
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C11—ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
- C11D—DETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
- C11D1/00—Detergent compositions based essentially on surface-active compounds; Use of these compounds as a detergent
- C11D1/004—Surface-active compounds containing F
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- Detergent Compositions (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 合成樹脂系つや出し剤が塗布されている床面
から汚れを除去すると共に光沢のある平滑な皮膜を再生
する床用洗浄剤を提供する。 【構成】 アルコール系及びグリコール系溶剤の１種ま
たは２種以上とアミン類、フッ素系界面活性剤を必須成
分とする水溶液で、合成樹脂系つや出し剤皮膜の表層部
を溶解することにより汚れを除去し、且つ光沢のある平
滑な皮膜を再生することを特徴とする床用洗浄剤。
から汚れを除去すると共に光沢のある平滑な皮膜を再生
する床用洗浄剤を提供する。 【構成】 アルコール系及びグリコール系溶剤の１種ま
たは２種以上とアミン類、フッ素系界面活性剤を必須成
分とする水溶液で、合成樹脂系つや出し剤皮膜の表層部
を溶解することにより汚れを除去し、且つ光沢のある平
滑な皮膜を再生することを特徴とする床用洗浄剤。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は床用洗浄剤に関し、特
に合成樹脂系つや出し剤が塗布されている床面から汚れ
を除去すると共に光沢のある平滑な皮膜を再生する床用
洗浄剤に関する。
に合成樹脂系つや出し剤が塗布されている床面から汚れ
を除去すると共に光沢のある平滑な皮膜を再生する床用
洗浄剤に関する。
【０００２】
【従来の技術】建物の床用つや出し剤として、一般に、
合成樹脂を有効成分とするつや出し剤（以下樹脂ワック
スという）が使用されている。樹脂ワックスを塗布した
直後の床面は、光沢のある美しい外観を呈しているが、
時間が経過するにつれて、歩行によるスリ傷や汚れが樹
脂ワックスの皮膜に付着し、美観が損なわれるのでとき
どき洗浄する。樹脂ワックスの表面を除去する洗浄は、
洗浄剤を用いて床面を床用パッドを付けたポリッシャー
で行われるが、汚れが樹脂ワックスの表面に付着するだ
けでなく、スリ傷の中にも付着するので、洗浄は汚れと
スリ傷の付いた樹脂ワックス皮膜の表層部を除去するよ
うに行われる。したがって、洗浄剤は樹脂ワックスに対
する適度な溶解力を持たなければならない。この溶液力
が弱いと汚れを除去するのに長時間を要する。そこで水
溶性溶剤とアミン類からなる除去用洗浄剤を用いると、
アミンの量が多いため樹脂ワックス皮膜をムラにする欠
点があり、又作業も悪い。また近年、床洗浄に自動床洗
浄機が多く使用されている。自動洗浄機による洗浄で
は、洗浄剤散布から床用パッドによるスクラビングまで
の時間が短いため、特に即効性のある溶解力が要求され
る。しかし、自動床洗浄機用として満足な洗浄剤がなく
洗浄力に劣るのが現状である。
合成樹脂を有効成分とするつや出し剤（以下樹脂ワック
スという）が使用されている。樹脂ワックスを塗布した
直後の床面は、光沢のある美しい外観を呈しているが、
時間が経過するにつれて、歩行によるスリ傷や汚れが樹
脂ワックスの皮膜に付着し、美観が損なわれるのでとき
どき洗浄する。樹脂ワックスの表面を除去する洗浄は、
洗浄剤を用いて床面を床用パッドを付けたポリッシャー
で行われるが、汚れが樹脂ワックスの表面に付着するだ
けでなく、スリ傷の中にも付着するので、洗浄は汚れと
スリ傷の付いた樹脂ワックス皮膜の表層部を除去するよ
うに行われる。したがって、洗浄剤は樹脂ワックスに対
する適度な溶解力を持たなければならない。この溶液力
が弱いと汚れを除去するのに長時間を要する。そこで水
溶性溶剤とアミン類からなる除去用洗浄剤を用いると、
アミンの量が多いため樹脂ワックス皮膜をムラにする欠
点があり、又作業も悪い。また近年、床洗浄に自動床洗
浄機が多く使用されている。自動洗浄機による洗浄で
は、洗浄剤散布から床用パッドによるスクラビングまで
の時間が短いため、特に即効性のある溶解力が要求され
る。しかし、自動床洗浄機用として満足な洗浄剤がなく
洗浄力に劣るのが現状である。
【０００３】このように床用パッドによるスクラビング
によって樹脂ワックス表面層が除去されるため、洗浄の
後は光沢のない状態となり、樹脂ワックスを塗布して光
沢を回復している。このような洗浄・塗布を通常は数十
回繰り返し、遂にこの繰返しでは満足に美観を回復する
ことができなくなるに到って、除去用洗浄剤を用いて樹
脂ワックスを完全に除去し、新たに樹脂ワックスを塗布
している。また一方、エンボスタイルの床面、階段およ
びポリッシャーの使用できない場所等には自己再分散性
樹脂ワックスが使用されている。これは自己再分散性樹
脂ワックスをあらかじめ塗布して皮膜を作っておき、表
面が汚れたら再度、自己再分散性樹脂ワックスを塗布す
ることにより皮膜表面を溶解し、汚れはモップに移行
し、きれいな皮膜が再生されるものである。しかし、あ
らかじめ自己再分散性樹脂ワックスを塗布して皮膜を作
っておく必要があり、また、その皮膜は耐水性、耐洗剤
性に劣り、光沢がないという欠点がある。
によって樹脂ワックス表面層が除去されるため、洗浄の
後は光沢のない状態となり、樹脂ワックスを塗布して光
沢を回復している。このような洗浄・塗布を通常は数十
回繰り返し、遂にこの繰返しでは満足に美観を回復する
ことができなくなるに到って、除去用洗浄剤を用いて樹
脂ワックスを完全に除去し、新たに樹脂ワックスを塗布
している。また一方、エンボスタイルの床面、階段およ
びポリッシャーの使用できない場所等には自己再分散性
樹脂ワックスが使用されている。これは自己再分散性樹
脂ワックスをあらかじめ塗布して皮膜を作っておき、表
面が汚れたら再度、自己再分散性樹脂ワックスを塗布す
ることにより皮膜表面を溶解し、汚れはモップに移行
し、きれいな皮膜が再生されるものである。しかし、あ
らかじめ自己再分散性樹脂ワックスを塗布して皮膜を作
っておく必要があり、また、その皮膜は耐水性、耐洗剤
性に劣り、光沢がないという欠点がある。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】最近、省力化、労働時
間短縮のために自動床洗浄機を使用した洗浄が多く行わ
れるようになってきた。この洗浄は洗浄剤散布から床用
パッドによるスクラビングまでの時間が短いため特に即
効性が要求される。本発明は、特に自動床洗浄機の使用
において、充分な洗浄力を有し、洗浄後の樹脂ワックス
表面を光沢のある滑らかな状態に仕上げることのできる
床用洗浄剤を提供することを目的とする。また本発明は
歩行量が多い等により汚れやすい部分の部分補修とし
て、モップで容易に汚れを除去し、そのまま乾燥するこ
とにより樹脂ワックス表面が光沢のある滑らかな状態に
仕上げることのできる床用洗浄剤を提供することを目的
とする。すなわち、本発明は従来困難とされていた洗浄
とつや出しを同時に達成することができ、省力化と時間
短縮を果すことが目的である。
間短縮のために自動床洗浄機を使用した洗浄が多く行わ
れるようになってきた。この洗浄は洗浄剤散布から床用
パッドによるスクラビングまでの時間が短いため特に即
効性が要求される。本発明は、特に自動床洗浄機の使用
において、充分な洗浄力を有し、洗浄後の樹脂ワックス
表面を光沢のある滑らかな状態に仕上げることのできる
床用洗浄剤を提供することを目的とする。また本発明は
歩行量が多い等により汚れやすい部分の部分補修とし
て、モップで容易に汚れを除去し、そのまま乾燥するこ
とにより樹脂ワックス表面が光沢のある滑らかな状態に
仕上げることのできる床用洗浄剤を提供することを目的
とする。すなわち、本発明は従来困難とされていた洗浄
とつや出しを同時に達成することができ、省力化と時間
短縮を果すことが目的である。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明者らは鋭意研究の結果、（Ａ）アルコール系
溶剤及びグリコール系溶剤の１種または２種以上、
（Ｂ）アミン類及び（Ｃ）フッ素系界面活性剤を必須成
分として含有する水溶液が合成樹脂系つや出し剤皮膜の
表層部を溶解することにより汚れを除去し、かつ光沢の
ある平滑な皮膜を再生することができることを知見し本
発明に到達した。
め、本発明者らは鋭意研究の結果、（Ａ）アルコール系
溶剤及びグリコール系溶剤の１種または２種以上、
（Ｂ）アミン類及び（Ｃ）フッ素系界面活性剤を必須成
分として含有する水溶液が合成樹脂系つや出し剤皮膜の
表層部を溶解することにより汚れを除去し、かつ光沢の
ある平滑な皮膜を再生することができることを知見し本
発明に到達した。
【０００６】こゝで、上記成分（Ａ）、（Ｂ）及び
（Ｃ）の配合割合は、成分（Ａ）６５〜９８重量％、成
分（Ｂ）１〜３５重量％及び成分（Ｃ）０．０５〜２重
量％とするのが好ましく、特に成分（Ａ）８０〜９７重
量％、成分（Ｂ）３〜２０重量％、成分（Ｃ）０．１〜
１重量％とするのがより好ましい〔成分（Ａ）＋（Ｂ）
＋（Ｃ）＝１００％〕。そして、水溶液の濃度は、成分
（Ａ）＋（Ｂ）＋（Ｃ）が３〜２０重量％、特に５〜１
５重量％とするのが好ましい。たゞし、成分（Ａ）／成
分（Ｂ）の重量比は後述するように５０／１〜２／１
（重量比）とすることが特に好ましい。
（Ｃ）の配合割合は、成分（Ａ）６５〜９８重量％、成
分（Ｂ）１〜３５重量％及び成分（Ｃ）０．０５〜２重
量％とするのが好ましく、特に成分（Ａ）８０〜９７重
量％、成分（Ｂ）３〜２０重量％、成分（Ｃ）０．１〜
１重量％とするのがより好ましい〔成分（Ａ）＋（Ｂ）
＋（Ｃ）＝１００％〕。そして、水溶液の濃度は、成分
（Ａ）＋（Ｂ）＋（Ｃ）が３〜２０重量％、特に５〜１
５重量％とするのが好ましい。たゞし、成分（Ａ）／成
分（Ｂ）の重量比は後述するように５０／１〜２／１
（重量比）とすることが特に好ましい。
【０００７】以下に、上記本発明の組成物について詳細
に説明する。アルコール系及びグリコール系溶剤 樹脂ワックス皮膜に対する溶解性に優れ、適度の揮発性
を持たなければならない。また、毒性及び臭気の強いも
のは不適切である。ベンジルアルコール、エチレングリ
コールモノベンジルエーテル、ジエチレングリコールモ
ノベンジルエーテル、エチレングリコールモノフェニル
エーテル及びジエチレングリコールモノブチルエーテル
が好ましい。イソプロピルアルコール、３−メチル−３
−メトキシブタノール、エチレングリコールモノメチル
エーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、プ
ロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレング
リコールモノエチルエーテル等は水への溶解性はよい
が、低濃度での樹脂ワックス皮膜に対する溶解力に劣る
ため不経済である。エチレングリコールモノブチルエー
テルは溶解力が大きく、適度の揮発性があるが、毒性及
び臭気が強いので、これを配合した洗浄剤を換気の悪い
室内で使用すると清掃作業者への影響が現われるので余
り好ましくない。
に説明する。アルコール系及びグリコール系溶剤 樹脂ワックス皮膜に対する溶解性に優れ、適度の揮発性
を持たなければならない。また、毒性及び臭気の強いも
のは不適切である。ベンジルアルコール、エチレングリ
コールモノベンジルエーテル、ジエチレングリコールモ
ノベンジルエーテル、エチレングリコールモノフェニル
エーテル及びジエチレングリコールモノブチルエーテル
が好ましい。イソプロピルアルコール、３−メチル−３
−メトキシブタノール、エチレングリコールモノメチル
エーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、プ
ロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレング
リコールモノエチルエーテル等は水への溶解性はよい
が、低濃度での樹脂ワックス皮膜に対する溶解力に劣る
ため不経済である。エチレングリコールモノブチルエー
テルは溶解力が大きく、適度の揮発性があるが、毒性及
び臭気が強いので、これを配合した洗浄剤を換気の悪い
室内で使用すると清掃作業者への影響が現われるので余
り好ましくない。
【０００８】アミン類 樹脂ワックス皮膜への溶解力を更に高めるためにはアル
カリ剤が必要である。アルカリ剤として一般に苛性ソー
ダ、苛性カリ、炭酸ソーダ、炭酸カリ、ケイ酸ソーダ及
びモノエタノールアミン、モノイソプロパノールアミン
が使用できるが、苛性ソーダ、苛性カリ、炭酸ソーダ、
炭酸カリ、ケイ酸ソーダ等の無機アルカリの使用は後で
樹脂ワックス皮膜に残留するため耐水性、耐洗剤性、耐
ヒールマーク性を損ねる。揮発性のモノエタノールアミ
ン、モノプロパノールアミンの使用が好ましい。
カリ剤が必要である。アルカリ剤として一般に苛性ソー
ダ、苛性カリ、炭酸ソーダ、炭酸カリ、ケイ酸ソーダ及
びモノエタノールアミン、モノイソプロパノールアミン
が使用できるが、苛性ソーダ、苛性カリ、炭酸ソーダ、
炭酸カリ、ケイ酸ソーダ等の無機アルカリの使用は後で
樹脂ワックス皮膜に残留するため耐水性、耐洗剤性、耐
ヒールマーク性を損ねる。揮発性のモノエタノールアミ
ン、モノプロパノールアミンの使用が好ましい。
【０００９】フッ素系界面活性剤 樹脂ワックス皮膜の表面を均一に濡れ、滑らかな樹脂ワ
ックス皮膜を再生するには、表面張力を低下し、濡れ
性、レベリング性を付与しなければならない。濡れ性、
レベリング性を付与するには少量添加で効果を発揮する
パーフルオロアルキルカルボン酸塩、パーフルオロアル
キルアミノ酸、ポリオキシエチレンパーフルオロアルキ
ルエーテル等のフッソ系界面活性剤が好ましい。
ックス皮膜を再生するには、表面張力を低下し、濡れ
性、レベリング性を付与しなければならない。濡れ性、
レベリング性を付与するには少量添加で効果を発揮する
パーフルオロアルキルカルボン酸塩、パーフルオロアル
キルアミノ酸、ポリオキシエチレンパーフルオロアルキ
ルエーテル等のフッソ系界面活性剤が好ましい。
【００１０】アルコール系及びグリコール系溶剤とアミ
ン類の比率 上記必須成分アルコール系及びグリコール系溶剤とアミ
ン類の重量比は５０／１から２／１までの範囲とするの
が好ましい。アルコール系及びグリコール系溶剤の比率
がこれより大きいと不経済であり、また溶剤の残留によ
るベタツキが残る。アミン類の比率がこれより大きいと
樹脂ワックス皮膜の深部まで溶解するためムラになりや
すく、樹脂ワックス皮膜除去剤となってしまう。
ン類の比率 上記必須成分アルコール系及びグリコール系溶剤とアミ
ン類の重量比は５０／１から２／１までの範囲とするの
が好ましい。アルコール系及びグリコール系溶剤の比率
がこれより大きいと不経済であり、また溶剤の残留によ
るベタツキが残る。アミン類の比率がこれより大きいと
樹脂ワックス皮膜の深部まで溶解するためムラになりや
すく、樹脂ワックス皮膜除去剤となってしまう。
【００１１】その他の成分 本発明の床用洗浄剤は上記必須成分のほかに、任意成分
として従来の洗浄剤に用いられてきた界面活性剤、脂肪
酸塩、水質軟化剤、香料、染料、消泡剤などを含有する
ことができる。界面活性剤としては、ポリオキシエチレ
ンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェ
ニルエーテル等の非イオン界面活性剤及びアルキルスル
フォン酸塩、アルキル硫酸塩、アルキルベンゼンスルフ
ォン酸塩、アルキルジフェニルジスルフォン酸塩等の陰
イオン界面活性剤がある。脂肪酸塩としてはラウリン酸
ナトリウム石けん、ラウリン酸モノエタノール石けん等
がある。水質軟化剤としてはエチレンジアミン四酢酸塩
等がある。
として従来の洗浄剤に用いられてきた界面活性剤、脂肪
酸塩、水質軟化剤、香料、染料、消泡剤などを含有する
ことができる。界面活性剤としては、ポリオキシエチレ
ンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェ
ニルエーテル等の非イオン界面活性剤及びアルキルスル
フォン酸塩、アルキル硫酸塩、アルキルベンゼンスルフ
ォン酸塩、アルキルジフェニルジスルフォン酸塩等の陰
イオン界面活性剤がある。脂肪酸塩としてはラウリン酸
ナトリウム石けん、ラウリン酸モノエタノール石けん等
がある。水質軟化剤としてはエチレンジアミン四酢酸塩
等がある。
【００１２】製造方法及び使用方法 本発明の床用洗浄剤を製造するには、必須成分及び任意
成分の所定割合を水に溶解して水溶液にすればよい。自
動床洗浄機による洗浄では原液もしくは２〜１０倍の水
溶液を自動床洗浄機の洗剤タンクに投入し、自動床洗浄
機の使用方法に従って洗浄すればよい。モップ等による
洗浄・つや出しは原液もしくは２〜１０倍の水溶液をモ
ップに含ませ汚れている個所をこすり取り、そのまま乾
かせばよい。
成分の所定割合を水に溶解して水溶液にすればよい。自
動床洗浄機による洗浄では原液もしくは２〜１０倍の水
溶液を自動床洗浄機の洗剤タンクに投入し、自動床洗浄
機の使用方法に従って洗浄すればよい。モップ等による
洗浄・つや出しは原液もしくは２〜１０倍の水溶液をモ
ップに含ませ汚れている個所をこすり取り、そのまま乾
かせばよい。
【００１３】
【実施例】次に本発明を実施例により詳細に説明する。
ただし、以下の実施例は、本発明を何等制限するもので
はない。実施例における比および％は、それぞれ重量比
および重量％を表す。
ただし、以下の実施例は、本発明を何等制限するもので
はない。実施例における比および％は、それぞれ重量比
および重量％を表す。
【００１４】
【表１】
【００１５】
【表２】
【００１６】（注１） ベンジルアルコール （注２） エチレングリコールモノベンジルエーテル （注３） ジエチレングリコールモノベンジルエーテル （注４） エチレングリコールモノフェニルエーテル （注５） ジエチレングリコールモノブチルエーテル （注６） モノエタノールアミン （注７） モノイソプロパノールアミン （注８） パーフルオロアルキルカルボン酸カリウム
商品名 住友スリーエム社製 フロラード Ｆ−１２９ （注９） パーフルオロアルキルアミノ酸 商品名 チ
バガイギー社製 ローダインＳ−１００ （注１０）３−メチル−３−メトキシブタノール （注１１）ラウリル硫酸ナトリウム 商品名 花王社製
エマール ２Ｆ （注１２）ドデシルベンゼンスルフォン酸ナトリウム
商品名 花王社製 ネオペレックス Ｆ−６５ （注１３）ラウリン酸 商品名 花王社製 ルナック
Ｌ−９８ （注１４）エチレンジアミン四酢酸四ナトリウム
商品名 住友スリーエム社製 フロラード Ｆ−１２９ （注９） パーフルオロアルキルアミノ酸 商品名 チ
バガイギー社製 ローダインＳ−１００ （注１０）３−メチル−３−メトキシブタノール （注１１）ラウリル硫酸ナトリウム 商品名 花王社製
エマール ２Ｆ （注１２）ドデシルベンゼンスルフォン酸ナトリウム
商品名 花王社製 ネオペレックス Ｆ−６５ （注１３）ラウリン酸 商品名 花王社製 ルナック
Ｌ−９８ （注１４）エチレンジアミン四酢酸四ナトリウム
【００１７】性能評価試験 本発明の床用洗浄剤の性能を明らかにするために、実施
例及び比較例の組成物について、つぎのような性能評価
を行なった。試験項目と試験方法を以下に示し、その結
果を示す。
例及び比較例の組成物について、つぎのような性能評価
を行なった。試験項目と試験方法を以下に示し、その結
果を示す。
【００１８】（１）洗浄性試験 試験基材としてホモジニアスビニル床タイル（ＪＩＳ
Ａ５７０５）（信越ポリマー社製 ハイプレーンＨＰ−
００５）を用い、これに後記の樹脂ワックスを塗布し
た。塗布方法はＪＩＳ Ｋ−３９２０に準じて、１回当
たりの塗布量を１０±２ｍｌ／ｍ2 としてガーゼを用い
て３回塗布した。こうして作った試験基材をヒールマー
ク試験機に取付け、試験ドラム内にゴムブロック６個を
入れ、毎分５０回転で５分間回転させた。その後、逆方
向に５分間回転させ、合計１０分間回転を与え、ヒール
マークを付着させた。ヒールマークを付着させた試験基
材を７日間エイジングした。このように処理した試験基
材を水平に置き、０．６ｇに切断したガーゼ（約１１０
ｍｍ×１５０ｍｍ）を四つ折りにし、実施例及び比較例
の洗浄剤が１０±２ｍｌ／ｍ2 となるようにメスピペッ
トで試験基材上に移し均一にこするように塗布した。評
価は目視判定でヒールマークが完全に除去した場合〇、
少し残った場合△、多量に残った場合×とした。
Ａ５７０５）（信越ポリマー社製 ハイプレーンＨＰ−
００５）を用い、これに後記の樹脂ワックスを塗布し
た。塗布方法はＪＩＳ Ｋ−３９２０に準じて、１回当
たりの塗布量を１０±２ｍｌ／ｍ2 としてガーゼを用い
て３回塗布した。こうして作った試験基材をヒールマー
ク試験機に取付け、試験ドラム内にゴムブロック６個を
入れ、毎分５０回転で５分間回転させた。その後、逆方
向に５分間回転させ、合計１０分間回転を与え、ヒール
マークを付着させた。ヒールマークを付着させた試験基
材を７日間エイジングした。このように処理した試験基
材を水平に置き、０．６ｇに切断したガーゼ（約１１０
ｍｍ×１５０ｍｍ）を四つ折りにし、実施例及び比較例
の洗浄剤が１０±２ｍｌ／ｍ2 となるようにメスピペッ
トで試験基材上に移し均一にこするように塗布した。評
価は目視判定でヒールマークが完全に除去した場合〇、
少し残った場合△、多量に残った場合×とした。
【００１９】（２）光沢再生試験 試験基材としてコンポジションビニル床タイル（ＪＩＳ
Ａ５７０５）（タジマ社製 Ｐタイル Ｐ−６０）を
用い、これに後記の樹脂ワックスを塗布した。塗布方法
はＪＩＳ Ｋ−３９２０に準じて、１回当たりの塗布量
を１０±２ｍｌ／ｍ2 としてガーゼを用いて４回塗布し
た。その後７日間エイジングし、スチールウール（日本
スチールウール社製 ボンスター）で研摩した。このよ
うに作成した試験基材を水平に置き、０．６ｇに切断し
たガーゼ（約１００ｍｍ×１５０ｍｍ）を四つ折りに
し、実施例及び比較例の洗浄剤が１０±２ｍｌ／ｍ2 と
なるようにメスピペットで試験基材上に移し均一にこす
るように塗布した。３０分間以上乾燥後、光沢度を測定
し、次式により光沢再生率を求め、評価した。但し、光
沢度の測定はＪＩＳ Ｋ−３９２０に準じた。 樹脂ワックス４回塗布後の光沢度＝Ｇ0 洗浄剤塗布前の光沢度＝Ｇ1 洗浄剤塗布後の光沢度＝Ｇ2
Ａ５７０５）（タジマ社製 Ｐタイル Ｐ−６０）を
用い、これに後記の樹脂ワックスを塗布した。塗布方法
はＪＩＳ Ｋ−３９２０に準じて、１回当たりの塗布量
を１０±２ｍｌ／ｍ2 としてガーゼを用いて４回塗布し
た。その後７日間エイジングし、スチールウール（日本
スチールウール社製 ボンスター）で研摩した。このよ
うに作成した試験基材を水平に置き、０．６ｇに切断し
たガーゼ（約１００ｍｍ×１５０ｍｍ）を四つ折りに
し、実施例及び比較例の洗浄剤が１０±２ｍｌ／ｍ2 と
なるようにメスピペットで試験基材上に移し均一にこす
るように塗布した。３０分間以上乾燥後、光沢度を測定
し、次式により光沢再生率を求め、評価した。但し、光
沢度の測定はＪＩＳ Ｋ−３９２０に準じた。 樹脂ワックス４回塗布後の光沢度＝Ｇ0 洗浄剤塗布前の光沢度＝Ｇ1 洗浄剤塗布後の光沢度＝Ｇ2
【数１】光沢度再生率（％）＝（Ｇ2 −Ｇ1 ）／（Ｇ0
−Ｇ1 ）×１００ Ｇ0 は試験基材と樹脂ワックスにより決まるものであ
り、この試験では８０であった。Ｇ1 はスチールウール
での研摩頻度により決まるものであり、この試験では３
０であった。評価の判定は光沢再生率７０％以上が〇、
７０％以下３０％以上が△、３０％以下が×とした。
−Ｇ1 ）×１００ Ｇ0 は試験基材と樹脂ワックスにより決まるものであ
り、この試験では８０であった。Ｇ1 はスチールウール
での研摩頻度により決まるものであり、この試験では３
０であった。評価の判定は光沢再生率７０％以上が〇、
７０％以下３０％以上が△、３０％以下が×とした。
【００２０】（３）試験に用いたつや出し剤 上記の試験に使用した樹脂ワックスの組成を以下に示
す。
す。
【００２１】
【表３】 （注１５）ローム アンド ハース社製 デュラプラス
２ 固型分濃度３８％ （注１６）スチレン−マレイン酸共重合樹脂（アトケム
ジャパン社製 ＳＭＡ２６２５Ａ）１５％濃度２５％の
アンモニア水３％および水８２％を混合し、６０℃に加
熱溶解したもの （注１７）東邦化学社製 ハイテック Ｅ−４Ｂ 固型
分濃度４０％ （注１８）住友スリーエム社製 フロラード Ｆ−１２
９ （注１８）ＳＷＳ社製 ＳＷＳ−２１１
２ 固型分濃度３８％ （注１６）スチレン−マレイン酸共重合樹脂（アトケム
ジャパン社製 ＳＭＡ２６２５Ａ）１５％濃度２５％の
アンモニア水３％および水８２％を混合し、６０℃に加
熱溶解したもの （注１７）東邦化学社製 ハイテック Ｅ−４Ｂ 固型
分濃度４０％ （注１８）住友スリーエム社製 フロラード Ｆ−１２
９ （注１８）ＳＷＳ社製 ＳＷＳ−２１１
【００２２】性能評価試験結果
【表４】
【００２３】
【発明の効果】本発明の床用洗浄剤を用いることによ
り、合成樹脂を有効成分とする床用つや出し剤を塗布し
た床面を効率よく洗浄でき、さらに光沢のある平滑な皮
膜を再生することができる。これは従来の床用洗浄剤及
び床用つや出し剤除去用洗浄剤にはない効果であり、自
己再分散性合成樹脂系つや出し剤の欠点を克服するもの
である。よって大巾な作業の省力化、労働時間の短縮が
計れ、建物の清掃管理に寄与すること多大である。
り、合成樹脂を有効成分とする床用つや出し剤を塗布し
た床面を効率よく洗浄でき、さらに光沢のある平滑な皮
膜を再生することができる。これは従来の床用洗浄剤及
び床用つや出し剤除去用洗浄剤にはない効果であり、自
己再分散性合成樹脂系つや出し剤の欠点を克服するもの
である。よって大巾な作業の省力化、労働時間の短縮が
計れ、建物の清掃管理に寄与すること多大である。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｃ１１Ｄ 7:28）
Claims (4)
- 【請求項１】 （Ａ）アルコール系及びグリコール系溶
剤の１種または２種以上と（Ｂ）アミン類及び（Ｃ）フ
ッ素系界面活性剤を必須成分とする水溶液からなる床用
洗浄剤。 - 【請求項２】 アルコール系及びグリコール系溶剤がベ
ンジルアルコール、エチレングリコールモノベンジルエ
ーテル、ジエチレングリコールモノベンジルエーテル、
エチレングリコールモノフェニルエーテル及びジエチレ
ングリコールモノブチルエーテルである請求項１の床用
洗浄剤。 - 【請求項３】 アミン類がエタノールアミン、プロパノ
ールアミン等のアルカノールアミンである請求項１の床
用洗浄剤。 - 【請求項４】 アルコール系及びグリコール系溶剤とア
ミン類の重量比が５０／１から２／１までの範囲である
請求項１の床用洗浄剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5324336A JPH07179892A (ja) | 1993-12-22 | 1993-12-22 | 床用洗浄剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5324336A JPH07179892A (ja) | 1993-12-22 | 1993-12-22 | 床用洗浄剤 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07179892A true JPH07179892A (ja) | 1995-07-18 |
Family
ID=18164650
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5324336A Pending JPH07179892A (ja) | 1993-12-22 | 1993-12-22 | 床用洗浄剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07179892A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000009640A1 (en) * | 1998-08-12 | 2000-02-24 | Reckitt Benckiser Inc. | Hard surface cleaning and disinfecting compositions |
| EP2254981A1 (en) * | 2008-02-20 | 2010-12-01 | Diversey, Inc. | Low volatile organic compounds cleaner composition |
| JP2019089992A (ja) * | 2017-11-13 | 2019-06-13 | シーバイエス株式会社 | 架橋された塗膜用の洗浄剤組成物および床面の管理方法 |
| US11891586B2 (en) | 2019-04-12 | 2024-02-06 | Ecolab Usa Inc. | Highly acidic antimicrobial multi-purpose cleaner and methods of making and using the same |
-
1993
- 1993-12-22 JP JP5324336A patent/JPH07179892A/ja active Pending
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000009640A1 (en) * | 1998-08-12 | 2000-02-24 | Reckitt Benckiser Inc. | Hard surface cleaning and disinfecting compositions |
| US6136770A (en) * | 1998-08-12 | 2000-10-24 | Reckitt Benckiser Inc. | Hard surface cleaning and disinfecting compositions comprising fluorosurfactants |
| US6306810B1 (en) | 1998-08-12 | 2001-10-23 | Reckitt Benckiser Inc. | Hard surface cleaning and disinfecting compositions comprising fluorosurfactants |
| US6440916B1 (en) | 1998-08-12 | 2002-08-27 | Reckitt & Colman Inc. | Hard surface cleaning and disinfecting compositions comprising fluorosurfactants |
| US6514923B1 (en) | 1998-08-12 | 2003-02-04 | Reckitt Benckiser Inc. | Hard surface cleaning and disinfecting compositions comprising fluorosurfactants |
| EP2254981A1 (en) * | 2008-02-20 | 2010-12-01 | Diversey, Inc. | Low volatile organic compounds cleaner composition |
| EP2254981A4 (en) * | 2008-02-20 | 2012-10-03 | Diversey Inc | CLEANING COMPOSITION WITH LOW CONTENT OF VOLATILE ORGANIC COMPOUNDS |
| US8951954B2 (en) | 2008-02-20 | 2015-02-10 | Diversey, Inc. | Low volatile organic compounds cleaner composition |
| JP2019089992A (ja) * | 2017-11-13 | 2019-06-13 | シーバイエス株式会社 | 架橋された塗膜用の洗浄剤組成物および床面の管理方法 |
| US11891586B2 (en) | 2019-04-12 | 2024-02-06 | Ecolab Usa Inc. | Highly acidic antimicrobial multi-purpose cleaner and methods of making and using the same |
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