JP3516543B2 - ターンシグナルランプ用着色コーチング剤およびターンシグナルランプ - Google Patents
ターンシグナルランプ用着色コーチング剤およびターンシグナルランプInfo
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Description
熱サイクル性にすぐれた着色塗膜を形成しうる自動車の
ターンシグナルランプ用着色コーチング剤および該着色
コーチング剤を用いてなり、前記着色塗膜を有する着色
ターンシグナルランプバルブよりなるターンシグナルラ
ンプに関する。
プとして下記の2種類が知られている。第1は、透明で
無着色のターンシグナルランプバルブにアンバー色のキ
ャップを取り付けたものであるが、製造コストが高くな
る欠点がある。第2は、無着色ターンシグナルランプバ
ルブにクロム系顔料を含有するコーチング剤を塗布して
点燈の際にアンバー色を呈するもので、例えば、ドイツ
国オスラム社、フランス国フィリップス社、ハンガリー
国GE社などの市販品が知られているが、使用されるコ
ーチング剤がクロム系顔料を含有しているため有害なク
ロム化合物の廃棄物処理という公害問題を有している。
来技術における問題点がなく、製造コストが安く、しか
も公害問題のないターンシグナルランプ用着色コーチン
グ剤および該着色コーチング剤を用いたターンシグナル
ランプを提供することを目的としている。該着色コーチ
ング剤は、ターンシグナルランプの点滅の繰り返しに伴
う温度変化の繰り返しに、耐える良好な耐冷熱サイクル
性、点燈時の耐熱性、および基材上の密着性を有する塗
膜を形成しうることが必要である。ターンシグナルバル
ブは点燈時の色度の要件を満足することが必要である。
m未満の赤色酸化鉄(α−Fe2 O3 )赤色顔料とイン
ドリノン系、キナクリドン系、メタルコンプレックスア
ゾ系、透明ベンガライエロー系および縮合アゾ系よりな
る群から選ばれる少くとも1種の黄色顔料とを重量比
0.1対99.9ないし80対20の割合で混合してな
る混合顔料を皮膜形成性樹脂(固形分)100重量部当
り1.0〜500重量部の割合で配合してなるターンシ
グナルランプ用着色コーチング剤;および無着色ターン
シグナルランプバルブの表面に、前記着色コーチング剤
を塗布・乾燥・硬化させて形成される着色硬化塗膜を有
する着色ターンシグナルランプバルブよりなるターンシ
グナルランプであって、該ターンシグナルランプを点燈
したときの色度がCIE−XYZ表色系のx,y色度座
標において、下記式(I),(II)および(III): 0.429≧y≧0.398 …(I) 0.007≧z …(II) x+y+z=1 …(III) (上記各式中、x,yおよびzは、光源色の三刺戟値
X,YおよびZに対応する色度座標変換値を表わす。)
で表わされる条件を満足することを特徴とする前記ター
ンシグナルランプを提供するものである。
られる赤色顔料は、粒径0.1μm未満、好ましくは
0.05μm以下、さらに好ましくは0.03μm以下
の赤色酸化鉄(α−Fe2 O3 )であって、透明性であ
り、公知の方法、例えばアルカリの存在下、所定のp
H、温度、時間等の条件下、硫酸鉄を空気酸化する方法
により得られる。粒径0.1μm以上の赤色顔料を用い
ると、ターンシグナルランプ用としての条件を満足する
色が得られなくなるので好ましくない。
SF社製商品名シコトランスレッドL−2815、シコ
トランスレッドL−2816、シコトランスレッドL−
2817、シコトランスレッドK−2915D、シコト
ランスレッドL−2915D;ヒルトンデービス社製商
品名トランスオキサイドレッド;キャペル(Cappe
lle)社製商品名CAPPOXYT RED M64
77/GSなどがあげられ、それらの粒径は約0.01
〜0.03μmである。
脂に熱溶融分散後、冷却・粉砕するか、好ましくはさら
に溶剤を添加・混合し、さらに機械的手段により一次粒
子の状態になるまで微細分散させることが着色塗膜の透
明性の点で好ましい。樹脂と赤色顔料との配合割合は、
重量比で95:5〜20:80、好ましくは75:25
〜50:50の範囲であり、樹脂の割合が95を超える
と顔料とのからみが悪く分散しにくく着色力も低下して
好ましくなく、樹脂の割合が20未満では細かく分散し
にくくなるので好ましくない。
色顔料の例として、インドリノン系、キナクリドン系、
メタルコンプレックスアゾ系、透明ベンガライエロー
系、縮合アゾ系の黄色顔料があげられる。これらの黄色
顔料も前記赤色顔料と同様の方法で微細分散することが
好ましい。
ジンイエロー2RLT(チバ・ガイギー社製、イソイン
ドリノン系黄色顔料、商品名)、イルガジンイエロー5
GT(チバ・ガイギー社製、メタルコンプレックスアゾ
系黄色顔料、商品名)、イルガジンイエロー8GN(チ
バ・ガイギー社製、縮合アゾ系黄色顔料、商品名)、シ
ンカシャゴールドYT−919−D(チバ・ガイギー社
製、キナクリドン系黄色顔料、商品名)、シンカシャゴ
ールドYT−923−D(チバ・ガイギー社製、キナク
リドン系黄色顔料、商品名)、トランスオキサイドイエ
ロー(ヒルトンデービス社製、透明ベンガライエロー系
黄色顔料、商品名)などがあげられる。
色顔料と黄色顔料との混合割合は、重量比で0.1対9
9.9ないし80対20、好ましくは0.5対99.5
ないし40対60の範囲にある。赤色顔料の混合割合が
重量比で0.1対99.9より小さくなるとそれを使用
して得られる硬化塗膜の耐冷熱サイクル性が低下するの
で好ましくなく、80対20より大きくなるとそれを使
用して得られるターンシグナルランプの色度がターンシ
グナルランプとしての色度の条件を満足しなくなるため
好ましくない。
合で混合して得られる混合顔料を、皮膜形成性樹脂(固
形分)100重量部当り1.0〜500重量部、好まし
くは30〜60重量部の割合で配合して本発明のターン
シグナルランプ用着色コーチング剤が得られる。混合顔
料の配合割合が1.0重量部未満では着色が低下するの
で好ましくなく、500重量部を超えると形成される硬
化塗膜の密着性が低下するので好ましくない。
膜形成性樹脂の例として、シリコーンポリエステル樹
脂、シリコーンアルキド樹脂、シリコーンエポキシ樹
脂、シリコーンアクリル樹脂、シリコーンフェノール樹
脂、シリコーンポリウレタン樹脂、シリコーンメラミン
樹脂などがあげられるが、これらのうち形成される硬化
塗膜の物性の点でシリコーンポリエステル樹脂が好まし
く、その例としてKR−5235(信越化学社製、シリ
コーンポリエステル樹脂、商品名)などがあげられる。
さらにシランカップリング剤を配合することが好まし
い。該シランカップリング剤の例として、ビニルトリク
ロルシラン、ビニルトリス(β−メトキシエトキシ)シ
ラン、ビニルトリエトキシシラン、ビニルトリメトキシ
シラン、γ−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラ
ン、β−(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチルト
リメトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルトリメト
キシシラン、γ−グリシドキシプロピルメチルジエトキ
シシラン、N−β(アミノエチル)γ−アミノプロピル
トリメトキシシラン、N−β(アミノエチル)γ−アミ
ノプロピルメチルジエトキシシラン、γ−アミノプロピ
ルトリエトキシシラン、N−フェニル−γ−アミノプロ
ピルトリメトキシシラン、γ−メルカプトプロピルトリ
メトキシシラン、γ−クロロプロピルトリメトキシシラ
ンなどがあげられる。
膜形成性樹脂(固形分)100重量部当り0.5〜10
0重量部、好ましくは5〜25重量部の範囲であり、該
範囲外では耐冷熱サイクル性が低下する傾向がある。
じ、添加剤として、表面活性剤、レベリング剤、消泡
剤、光安定剤、酸化防止剤、熱安定剤、紫外線吸収剤、
増粘剤などを含有することができる。
ステル系、ケトン系、芳香族系、セロソルブ系、アルコ
ール系などの溶剤を、皮膜形成性樹脂(固形分)100
重量部に対し1000重量部以下の割合で添加して使用
するのが好ましい。
ターンシグナルランプバルブの表面に、前記着色コーチ
ング剤を塗布・乾燥・硬化させて形成される着色硬化塗
膜を有する着色ターンシグナルランプバルブにより構成
されることが必要であり、該着色ターンシグナルランプ
バルブはバルブソケットに装着されると共に、該バルブ
ソケットが固定されたランプボディとその前面開口部に
取着された前面レンズとによって形成される灯室内に配
置されている。
シグナルランプバルブの表面に塗布する方法としては一
般に公知の方法、例えば、浸漬塗装、エアスプレー塗
装、ディスク塗装、スピン塗装などがあげられる。本発
明の着色コーチング剤を塗布後、100〜300℃で5
〜120分、好ましくは180〜250℃で20〜60
分の条件下に乾燥・硬化させて乾燥膜厚0.01〜10
00μm、好ましくは0.2〜15μmの着色硬化塗膜
が形成される。該膜厚が0.01μm未満では、充分発
色せず好ましくなく、1000μmを超えると塗装作業
性が低下し、塗膜物性が低下するので好ましくない。
られるターンシグナルランプは、点燈の時の色度がCI
E−XYZ表色系のx,y色度座標において、下記式
(I)、(II)および(III): 0.429≧y≧0.398 …(I) 0.007≧z …(II) x+y+z=1 …(III) (式中、x,yおよびzは光源色の三刺戟値X,Yおよ
びZに対応する色度座標変換値を表わす。)で表わされ
る条件を満足することが必要である。ここにCIEは、
国際照明委員会の略称である。上記条件を満足しない
と、自動車のターンシグナルランプの点燈時の色度が国
際規格を満足しないことになる。
ルランプの1例について以下説明する。図1において、
1はターンシグナルランプ、2はランプボディであって
このランプボディ2の前面開口部には前面レンズ3が取
着されて灯室4が形成されている。また、この灯室4内
にはバルブソケット6に装着されたバルブ5が設けられ
ており、このバルブ5は、点滅するように構成されてお
り、8はフィラメントである。更にバルブ5の表面に
は、本発明の着色コーチング剤を塗布・硬化させてなる
着色硬化塗膜7が形成されている。しかして、バルブ5
を点灯するとフィラメント8からの照射光はアンバー色
に着色され、このアンバー色の照射光は前記前面レンズ
3を透過して前方に照射され、よってアンバー色の点滅
によるターンシグナルランプとしての機能が発揮され
る。
に詳しく説明する。ここに「部」および「%」は共に重
量基準による。
化鉄赤色顔料、商品名、粒径0.01〜0.03μm)
35部およびCAB 551−0.2(イーストマン
コダック社製、セルロースアセテートブチレート樹脂、
商品名)65部を熱ニーダーで120℃、2時間の条件
下に加熱・混練し、次いで熱2本ロールで120℃の条
件下に加熱・混練して該顔料を溶融樹脂中に1次粒子の
状態で分散させ、冷却後粉砕し、次いでメチルエチルケ
トンを添加し、その25%メチルエチルケトン樹脂溶液
中に該顔料を分散させ、さらにサンドミルで、28℃、
液流量200℃/分の条件下2回分散させ冷却の際生じ
た顔料の粗粒を1次粒子の状態にもどして微細分散赤色
顔料ペースト(1)を得た。
インドリノン系黄色顔料、商品名)35部およびCAB
551−0.2(イーストマン コダック社製、CAB
樹脂、商品名)65部を用いる以外、製造例1と同様に
して微細分散黄色顔料ペースト(1)を得た。
赤顔料、商品名)40部およびCAB551−0.2
(イーストマン コダック社製、CAB樹脂、商品名)
60部を用いた以外、製造例1と同様にして微細分散赤
色顔料ペースト(2)を得た。
料(粒径0.1μm)、商品名]35部およびCAB5
51−0.2の65部を使用した以外実施例1と同様に
して赤色顔料ペースト(3)を得た。
を、自動車のターンシグナルランプ用の無着色ターンシ
グナルランプバルブの表面に、乾燥膜厚7μmとなるよ
うに浸漬塗装により塗布し、210℃、30分の条件で
焼付を行ない着色硬化塗膜を形成させた。かくして得ら
れた着色硬化塗膜を有する着色ターンシグナルランプバ
ルブを用いて得られるターンシグナルランプは、その着
色硬化塗膜がクロム顔料を用いて得られる従来のものと
比べて同等の透明性と色調を有すると共に機能性にすぐ
れたものであった。上記着色硬化塗膜の性能試験結果を
表1に示す。
スト(1)25.93部を用いた以外、実施例1と同様
の実験を行なった。得られた結果を表1に示す。
スト(1)7.8部を用いた以外、実施例1と同様の実
験を行なった。得られた結果を表1に示す。
と同様の実験を行なった。得られた結果を表1に示す。
ースト(2)を用いた以外実施例1と同様の実験を行な
った。得られた結果を表1に示す。
ースト(2)を使用し、かつシランカップリング剤を使
用しなかった以外、実施例1と同様の実験を行なった。
得られた結果を表1に示す。
(3)を使用した以外、実施例1と同様の実験を行なっ
た。得られた結果を表1に示す。
ト(1)25.0部に代えて黄色顔料ペースト(1)2
6部を使用した以外、実施例1と同様の実験を行なっ
た。得られた結果を表1に示す。
ト(1)25.0部に代えて赤色顔料ペースト(1)2
6部を使用した以外、実施例1と同様の実験を行なっ
た。得られた結果を表1に示す。
色コーチング剤を使用した以外、実施例1と同様の実験
を行なった。得られた結果を表1に示す。
チング剤を使用した以外、実施例1と同様の実験を行な
った。得られた結果を表1に示す。
び色度の評価は下記の基準によって行なった。
テープを塗膜面にはりつけ、次いで強く引きはがしたと
きの塗膜面の状態を下記の基準により評価した。 ○:クロスカットした部分以外は完全に付着している。 △:クロスカットした部分以外も一部はがれている。 ×:クロスカットした部分以外も全てはがれている。
の基準により評価した。○;塗膜外観及び密着性に異状がみられない。 △;塗膜の変色があり、一部はがれが生じている。 ×;塗膜の変色があり、全体的にはがれが生じている。
0分を1サイクルとし、塗膜にクラック等の異状をきた
すまでのサイクル数で表示・評価する。
光測色方法により、色度が前記式(I)、(II)および
(III)の範囲の条件を満足するか否かについて下記の通
り評価した。 ○:上記条件を十分満足する範囲内にある。 △:上記条件を辛うじて満足する範囲内にある。 ×:上記条件を満足する範囲内にない。
ンシグナルランプバルブに適用すると、密着性、耐熱性
にすぐれると共に、特に耐冷熱サイクル性にすぐれた着
色硬化塗膜が形成されると共にターンシグナルランプの
点燈時の色度の要件を満足する塗膜を形成することが可
能であり、耐久性にすぐれた自動車のターンシグナルラ
ンプが得られる。本発明によれば顔料としてクロム系の
顔料を使用していないので、有害なクロム化合物の廃棄
物処理の問題がない。本発明によれば無着色のターンシ
グナルランプバルブに直接着色硬化塗膜を形成して着色
ターンシグナルランプバルブとしているので無着色ター
ンシグナルランプバルブにアンバー色のキャップを取り
付ける必要がない。
るための断面略図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 粒径0.1μm未満の赤色酸化鉄(α−
Fe2 O3 )赤色顔料とインドリノン系、キナクリドン
系、メタルコンプレックスアゾ系、透明ベンガライエロ
ー系および縮合アゾ系よりなる群から選ばれる少くとも
1種の黄色顔料とを重量比0.1対99.9ないし80
対20の割合で混合してなる混合顔料を皮膜形成性樹脂
(固形分)100重量部当り1.0〜500重量部の割
合で配合してなり、該皮膜形成性樹脂がシリコーンポリ
エステル樹脂、シリコーンアルキド樹脂、シリコーンエ
ポキシ樹脂、シリコーンアクリル樹脂、シリコーンフェ
ノール樹脂、シリコーンポリウレタン樹脂およびシリコ
ーンメラミン樹脂よりなる群から選ばれることを特徴と
するターンシグナルランプ用着色コーチング剤。 - 【請求項2】 シランカップリング剤をさらに配合して
なる請求項1記載のコーチング剤。 - 【請求項3】 該皮膜形成性樹脂がシリコーンポリエス
テル樹脂である請求項1記載のコーチング剤。 - 【請求項4】 該赤色顔料を構成する赤色酸化鉄の粒径
が0.05μm以下である請求項1記載のコーチング
剤。 - 【請求項5】 該赤色顔料を構成する赤色酸化鉄の粒径
が0.03μm以下である請求項1記載のコーチング
剤。 - 【請求項6】 無着色ターンシグナルランプバルブの表
面に、請求項1〜5記載の着色コーチング剤を塗布・乾
燥・硬化させて形成される着色硬化塗膜を有する着色タ
ーンシグナルランプバルブよりなるターンシグナルラン
プであって、該ターンシグナルランプを点燈したときの
色度がCIE−XYZ表色系のx,y色度座標におい
て、下記式(I),(II)および(III): 0.429≧y≧0.398 …(I) 0.007≧z …(II) x+y+z=1 …(III) (上記各式中、x,yおよびzは、光源色の三刺戟値
X,YおよびZに対応する色度座標変換値を表わす。)
で表わされる条件を満足することを特徴とする前記ター
ンシグナルランプ。
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