JP3516256B2 - フェルールの光ファイバ固定構造 - Google Patents
フェルールの光ファイバ固定構造Info
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- G02B6/36—Mechanical coupling means
- G02B6/38—Mechanical coupling means having fibre to fibre mating means
- G02B6/3807—Dismountable connectors, i.e. comprising plugs
- G02B6/3833—Details of mounting fibres in ferrules; Assembly methods; Manufacture
- G02B6/3855—Details of mounting fibres in ferrules; Assembly methods; Manufacture characterised by the method of anchoring or fixing the fibre within the ferrule
- G02B6/3861—Adhesive bonding
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- Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)
Description
ァイバ固定構造に関し、特に、光ファイバの被覆を圧入
状態で仮固定するように改良したフェルールの光ファイ
バ固定構造に関するものである。
どの大量の情報を伝送する手段として光通信が用いられ
ており、通常、その光通信は、電気信号を一旦光に変換
し、その光を光ファイバを介して伝搬させ、そして、取
り出した光を電気信号に再度変換することによって、大
量の情報を伝送するようになっている。
や、発光素子を有するレセプタクルとの接続のために、
種々形態の光コネクタが用いられている。
と、その光ファイバの端末に被着するフェルールと、こ
れらを収容するハウジングとを備えており、光ファイバ
とフェルールは次のような部材で構成されている。
は、コアとクラッドから成る断面視円形状に形成された
芯線2を有しており、その芯線2の外側には、一次被覆
3及び二次被覆4(これらはジャケットと呼ばれること
もある)が層を為して設けられている。尚、同図中にお
いては、端末加工が施されており、所定長さに皮剥され
て、芯線2と一次被覆3とが露出した状態を示してい
る。
ファイバ1に被着するフェルール5は、合成樹脂により
段付の略円筒形状に形成されており、上記一次被覆3及
び上記芯線2に対する大小2つの内径を有する収容部
6、7が形成されている。
5の一端5aから他端5bにかけて貫通しており、収容
部6、7の連成部分には、収容部7側にテーパ7aが形
成されている。
向)の長さは、一次被覆3の露出長さと同等で、収容部
7の延在方向の長さも芯線2の露出長さと同等になるよ
うに形成されている。また、収容部6の内径D1は、挿
入クリアランスのために一次被覆3の外径D2よりも僅
かに大きく形成されている。
略中央には、図示しない前記ハウジングに対する環状の
フランジ5cが前記軸方向に対して直交方向に突出形成
されており、前記一端5a部分に相当する前記外周壁に
も同様のフランジ5dが形成されている。
ェルール5は、次のような工程を経て固定されるように
なっている。
一次被覆3及び二次被覆4の段部までの間の範囲Hに接
着剤(図示しない)を全面塗布する。続いて、上記接着
剤を塗布した光ファイバ1にフェルール5を前記一端5
a側から挿着し、図4に示される状態のように被着す
る。そして、自然又は強制的乾燥により上記接着剤を固
化させる。
術にあっては、接着剤を用いて光ファイバ1とフェルー
ル5とを固定する構造がとられているために、その接着
剤が乾燥するまでの間、次のような事態が生じてしまう
恐れがあった。
覆3とに対して挿入クリアランス(僅かではあるが合計
D1−D2分のクリアランスが生じる。図3参照)があ
るために、接着剤が完全に乾燥するまでの間、特に移動
などに際しては、取扱を慎重に行わないと、フェルール
5が動いてズレたりすることが挙げられる(何らかの物
に当たった場合には、抜け落ちることもあり得る)。
なる影響を与えることになるので、このような工程を今
後も続けることは当然に好ましいことではない。
フェルール5に対するズレ等の有無をチェックする工程
が必要となってくるので、その検査工程にかかる人員の
配置なども考慮しなければならず、さらに作業効率を低
下させることになる。
固定する構造には、さらなる改善の余地があると言わざ
るを得ない。
イバ1とフェルール5との固着強度であり、接着剤に混
入した空気が被着する際に抜けきれず、そのまま接着剤
が乾燥してしまうと、場合によっては固着強度が著しく
低下した状態の製品が存在してしまうことになる。
て接着面に数多く接した状態になっていると、その接着
剤が乾燥した際に、気泡の分だけ接着面積が減少し、固
着強度が低下してしまうことになる。
へ貫通する空気抜き孔を形成することが考えられるが、
気泡の生じる部位がランダムであることから十分な対策
にはならず、また、成形金型も空気抜き孔用のピンを設
けることから複雑な金型になって実現性が薄い。
線Pに示される方向に回しながら徐々に被着し、空気抜
きを行っている。
がそれなりの大きさを有する場合に効果を奏するもの
で、実際、上記D1−D2分のクリアランスは設計的に
僅かであるために、接着剤中の空気を十分に抜くことは
できない。さらに上記方法は、非常に面倒な作業である
ことから作業時間がかなりかかって作業効率を低下させ
ている。
さらなる改善の余地があると言わざるを得ない。
バとフェルールとの固定にかかる作業効率を著しく向上
させることのできるフェルールの光ファイバ固定構造を
提供することを課題とする。
なされた請求項1記載の本発明のフェルールの光ファイ
バ固定構造は、端末加工によって芯線を被覆から露出し
た光ファイバに被着するとともに前記被覆及び前記芯線
に対する大小2つの内径を有する収容部を一端から他端
にかけて貫通するよう内部に連成したフェルールと、前
記光ファイバとの接着固定におけるフェルールの光ファ
イバ固定構造であって、大きな内径の前記収容部に、該
収容部の半径方向内側に突設されて前記被覆の直径より
も小さな内径で、かつ、該収容部の軸線方向に延設され
た隆起が設けられ、該隆起により前記被覆が大きな内径
の前記収容部に対して圧入状態で仮固定されたことを特
徴としている。
バ固定構造は、フェルールが光ファイバに被着された際
には、隆起が光ファイバの被覆を内方側へ圧縮すること
になるので、フェルールが光ファイバに対してズレてし
まうことはなく、安定した接着固定が行われる。しか
も、隆起が収容部の軸線方向に延設されているから、光
ファイバの被覆を仮保持する部分が増えて、フェルール
のズレが確実に防止される。そして、フェルールと光フ
ァイバとの接着固定が完了するまでの間、作業効率を低
下させるような在来の慎重な作業は当然に必要なくな
る。また、フェルールのズレに対する検査も廃止又は簡
略化することができる。従って、上述の固定構造は、光
ファイバとフェルールとの固定にかかる作業効率を著し
く向上させることができる。また、構成部品の増加を伴
わないので、上記作業効率の面と合わせてコストに対す
るメリットが非常に大きい。尚、上記した接着固定と
は、接着剤が固化してフェルールと光ファイバとの固定
を成し得るものとする。
ァイバ固定構造は、請求項1に記載のフェルールの光フ
ァイバ固定構造において、大きな内径の前記収容部に該
収容部の一方の端から他方の端にかけて軸線方向に延び
る溝が形成されたことを特徴としている。
その収容部の軸線方向に延びる溝を形成するようになっ
ている。このような溝を形成すると、光ファイバに対す
るクリアランスが溝の部分で従来よりも大きくなる。ま
た、上述の隆起により、その隆起に圧縮される部分及び
近傍の接着剤が溝側へ移動することになる。そして、こ
れに伴って、接着剤に混入した空気(気泡)が集まって
大きな空気の固まりを形成すると、その浮力も作用して
空気が容易に外部に抜けることになる。従って、従来の
ようなフェルールを回しながら光ファイバへ被着する、
非常に面倒な作業を行わずとも空気抜きが可能になり、
作業効率を著しく向上させることができる。また、上述
と同様に、構成部品の増加を伴わないので、上記作業効
率の面と合わせてコストに対するメリットが非常に大き
い。
ァイバ固定構造は、請求項2に記載のフェルールの光フ
ァイバ固定構造において、前記溝が前記軸線方向に直交
する方向の断面視で略半円状に形成されたことを特徴と
している。
形成した溝を、その収容部の軸線方向に直交する方向の
断面視で略半円状に形成するようになっている。このよ
うな形状にすることにより、接着剤がその粘性にかかわ
らず溝内にまんべんなくいきわたるようになる。従っ
て、溝内への接着剤の流入の際に、空気層を新たに生む
ことがないので、フェルールと光ファイバとの接着固定
をよりよくすることができる。
ァイバ固定構造は、請求項1ないし請求項3いずれか記
載のフェルールの光ファイバ固定構造において、前記フ
ェルールの前記一端に開口する、大きな内径の前記収容
部の開口縁に、前記一端から前記フェルールの内方に向
けて次第に窄まるテーパが形成されたことを特徴として
いる。
口する、大きな内径の収容部の開口縁に、前記一端から
フェルールの内方に向けて次第に窄まるテーパを形成よ
うになっている。従って、光ファイバの被覆がそのテー
パによって上述の隆起へ案内されるようになるので、フ
ェルールを被着する際の圧入作業がしやすくなり、作業
効率の向上に寄与することができる。
実施の形態を説明する。図1は本発明のフェルールの光
ファイバ固定構造の一実施の形態を示すフェルールの断
面図と光ファイバの平面図である。また、図2は図1の
フェルールに対して光ファイバ挿着側端部となる一端部
の拡大図である。尚、図1に示される光ファイバは、従
来例と基本的に同一の構成となっているので同一の符号
を付して詳細な説明を省略する。
より成形された光ファイバ用のフェルールを示してお
り、そのフェルール21には、一端21aから中央を越
えて他端21b側寄りにかけて延在するとともに、フェ
ルール21の中心軸に同軸となる大きな内径の収容部2
2と、その収容部22の前記他端21b側の端部に前記
中心軸に直交する方向へ段を形成して連成されるととも
に、その段から前記他端21bにかけて前記中心軸と同
軸で延在する小さな内径(収容部22の内径に対して小
さい)の収容部23とが形成されており、これら収容部
22、23を内部に有することによってフェルール21
が段付の略円筒状の外観になっている。
例と同様、略中央と前記一端21a部分に環状のフラン
ジ21cと21dが前記中心軸に対して直交方向に突出
形成されており、前記他端21b側には、テーパ21e
が周設されている。
21aから前記段にかけて延在するとともに、前記中心
軸に平行な隆起24と溝25とが形成されており、ま
た、収容部22の前記一端21aに開口する開口縁全周
には、フェルール21の内方に向けて次第に窄まるテー
パ26が形成されている。
3に示される内径D1と同じ)は、前記光ファイバ1の
一次被覆3(図1参照)の外径D2(特許請求の範囲に
記載した直径に相当)よりも僅かに大きく形成されてお
り、従来同様、前記一次被覆3に対する挿入クリアラン
スが設けられている。
おける垂直方向と水平方向とにそれぞれ2つずつ(合計
4つ)、その先端部が内方へ向けて突出しており、先端
部には、円弧状の面が形成されている。また、各隆起2
4の先端部で形成される内径D4は、前記外径D2より
も若干小さく形成されている。
ける垂直方向と水平方向とに約45°傾く方向にそれぞ
れ2つずつ(合計4つ)、その溝25の奥部が外方へ向
けて窪んでおり、丁度隆起24、24間に1つの割合で
形成されている。また、溝25は、断面視で略半円状に
形成されており、前記奥部で形成される径D5は、前記
内径D3に前記挿入クリアランス(D3−D2)分を足
したものよりも大きく形成されている。
る如く、前記段から連続して光ファイバ1の芯線2に対
するテーパ23aが形成されており、そのテーパ23a
から臨む収容部23の内径は、ほぼ光ファイバ1の芯線
2の外径に一致するように形成されている(芯線2に対
するクリアランスは当然にあるものとする)。また、収
容部23の延在方向(フェルール21の中心軸方向)の
長さは、芯線2の露出長さと同等になるように形成され
ている。
に構成されたフェルール21を光ファイバ1に被着する
工程を説明する。
一次被覆3及び二次被覆4の段部までの間の範囲H(図
3参照)に接着剤(図示しない)を全面塗布する。続い
て、上記接着剤を塗布した光ファイバ1にフェルール2
1を前記一端21a側から挿着していく。
26によって隆起24へ容易に案内される。その後、フ
ェルール21の挿着に伴って、一次被覆3が隆起24に
より内方側へ圧縮され、また、隆起24により圧縮され
る部分の図示しない前記接着剤は、剥ぎ取られながらも
薄膜を形成して隆起24と一次被覆3との間に介在す
る。尚、隆起24により圧縮される部分は、他の部分よ
りも早く固化して仮固定の効果を高めるようになる。
傍の図示しない前記接着剤が溝25側へ移動し、その溝
25内にも図示しない前記接着剤が徐々に溜まってい
く。
接することでフェルール21の被着が完了し、光ファイ
バ1はフェルール21によって仮固定される。
ない前記接着剤を固化させ、光ファイバ1の接着固定が
完了する。
うに、フェルール21が光ファイバ1に被着した際に
は、隆起24が光ファイバ1の一次被覆3を内方側へ圧
縮することになるので、フェルール21が光ファイバ1
に対してズレてしまうことはなく、安定した接着固定を
行うことができる。
の接着固定が完了するまでの間、作業効率を低下させる
ような在来の慎重な作業は当然に必要なくなる。また、
フェルール21のズレに対する検査も廃止又は簡略化す
ることができる。
ェルール21の中心軸方向(収容部22の軸線方向と同
じ)に延設されているので、一次被覆3を圧縮して仮保
持する部分が大きく、確実にフェルール21のズレを防
止し、作業効率の向上に寄与することができる。
とフェルール21との固定にかかる作業効率を著しく向
上させることができる。また、構成部品の増加を伴わな
いので、上記作業効率の面と合わせてコストに対するメ
リットが非常に大きい。
線方向(フェルール21の中心軸方向と同じ)に延びる
溝25を形成するようになっているので、光ファイバ1
に対する挿入クリアランス(D3−D2)が溝25の部
分で従来よりも大きくなる。
する方向の断面視で略半円状に形成してあるので、図示
しない前記接着剤がその粘性にかかわらず溝25内にま
んべんなくいきわたるようになる。そして、この時、空
気層を新たに生むことがないので、フェルール21と光
ファイバ1との接着固定をよりよくすることができる。
縮される部分及び近傍の図示しない前記接着剤が溝25
側へ移動することになり、そして、これに伴って、図示
しない前記接着剤に混入した空気(気泡)が集まって大
きな空気の固まりを形成すると、その浮力も作用して空
気が容易に外部に抜けることになるので、従来のよう
な、非常に面倒な作業を行わずとも空気抜きが可能にな
り、作業効率を著しく向上させることができる。尚、こ
の空気抜きに関しても、上述と同様に、構成部品の増加
を伴わないので、上記作業効率の面と合わせてコストに
対するメリットが非常に大きい。
範囲で種々変更実施可能なことは勿論である。即ち、上
述した隆起24の数は4つに限るものではなく、少なく
との2以上、相対向する位置に2の倍数個設ける(安定
性を考慮すること)こともできる。また、隆起24を断
面視略半円状のリブにすることも可能である。
する被覆、即ち一次被覆3及び二次被覆4は、一次被覆
3のみであってもよい。また、上述した溝25の深さを
前記一端21a側が深くなるように傾斜させて(空気を
抜きやすくする)形成することも可能である。
れた本発明によれば、フェルールが光ファイバに被着さ
れた際には、隆起が光ファイバの被覆を内方側へ圧縮す
ることになるので、フェルールが光ファイバに対してズ
レてしまうことはなく、安定した接着固定が行われる。
しかも、隆起が収容部の軸線方向に延設されているか
ら、光ファイバの被覆を仮保持する部分が増えて、フェ
ルールのズレが確実に防止される。そして、フェルール
と光ファイバとの接着固定が完了するまでの間、作業効
率を低下させるような在来の慎重な作業は当然に必要な
くなる。また、フェルールのズレに対する検査も廃止又
は簡略化することができる。従って、上述の固定構造
は、光ファイバとフェルールとの固定にかかる作業効率
を著しく向上させることができるという効果を奏する。
また、構成部品の増加を伴わないので、上記作業効率の
面と合わせてコストに対するメリットが非常に大きくな
る。
きな内径の収容部にその収容部の軸線方向に延びる溝を
形成するようになっている。このような溝を形成する
と、光ファイバに対するクリアランスが溝の部分で従来
よりも大きくなる。また、上述の隆起により、その隆起
に圧縮される部分及び近傍の接着剤が溝側へ移動するこ
とになる。そして、これに伴って、接着剤に混入した空
気(気泡)が集まって大きな空気の固まりを形成する
と、その浮力も作用して空気が容易に外部に抜けること
になる。従って、従来のようなフェルールを回しながら
光ファイバへ被着する、非常に面倒な作業を行わずとも
空気抜きが可能になり、作業効率を著しく向上させるこ
とができるという効果を奏する。また、上述と同様に、
構成部品の増加を伴わないので、上記作業効率の面と合
わせてコストに対するメリットが非常に大きくなる。
きな内径の収容部に形成した溝を、その収容部の軸線方
向に直交する方向の断面視で略半円状に形成するように
なっている。このような形状にすることにより、接着剤
がその粘性にかかわらず溝内にまんべんなくいきわたる
ようになる。従って、溝内への接着剤の流入の際に、空
気層を新たに生むことがないので、フェルールと光ファ
イバとの接着固定をよりよくすることができるという効
果を奏する。
ェルールの一端に開口する、大きな内径の収容部の開口
縁に、前記一端からフェルールの内方に向けて次第に窄
まるテーパを形成ようになっている。従って、光ファイ
バの被覆がそのテーパによって上述の隆起へ案内される
ようになるので、フェルールを被着する際の圧入作業が
しやすくなり、作業効率の向上に寄与することができる
という効果を奏する。
の一実施の形態を示すフェルールの断面図と光ファイバ
の平面図である。
部となる一端部の拡大図である。
面図である。
イバに被着した状態を説明するための説明図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 端末加工によって芯線を被覆から露出し
た光ファイバに被着するとともに前記被覆及び前記芯線
に対する大小2つの内径を有する収容部を一端から他端
にかけて貫通するよう内部に連成したフェルールと、前
記光ファイバとの接着固定におけるフェルールの光ファ
イバ固定構造であって、 大きな内径の前記収容部に、該収容部の半径方向内側に
突設されて前記被覆の直径よりも小さな内径で、かつ、
該収容部の軸線方向に延設された隆起が設けられ、該隆
起により前記被覆が大きな内径の前記収容部に対して圧
入状態で仮固定されたことを特徴とするフェルールの光
ファイバ固定構造。 - 【請求項2】 請求項1に記載のフェルールの光ファイ
バ固定構造において、大きな内径の前記収容部に該収容部の一方の端から他方
の端にかけて軸線方向に延びる溝が形成され たことを特
徴とするフェルールの光ファイバ固定構造。 - 【請求項3】 請求項2に記載のフェルールの光ファイ
バ固定構造において、前記溝が前記軸線方向に直交する方向の断面視で略半円
状に 形成されたことを特徴とするフェルールの光ファイ
バ固定構造。 - 【請求項4】 請求項1ないし請求項3いずれか記載の
フェルールの光ファイバ固定構造において、前記フェルールの前記一端に開口する、大きな内径の前
記収容部の開口縁に、前記一端から前記フェルールの内
方に向けて次第に窄まるテーパが 形成されたことを特徴
とするフェルールの光ファイバ固定構造。
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