JP3516209B2 - 直動転がり案内ユニット - Google Patents
直動転がり案内ユニットInfo
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Classifications
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C29/00—Bearings for parts moving only linearly
- F16C29/04—Ball or roller bearings
- F16C29/06—Ball or roller bearings in which the rolling bodies circulate partly without carrying load
- F16C29/0633—Ball or roller bearings in which the rolling bodies circulate partly without carrying load with a bearing body defining a U-shaped carriage, i.e. surrounding a guide rail or track on three sides
- F16C29/0635—Ball or roller bearings in which the rolling bodies circulate partly without carrying load with a bearing body defining a U-shaped carriage, i.e. surrounding a guide rail or track on three sides whereby the return paths are provided as bores in a main body of the U-shaped carriage, e.g. the main body of the U-shaped carriage is a single part with end caps provided at each end
- F16C29/065—Ball or roller bearings in which the rolling bodies circulate partly without carrying load with a bearing body defining a U-shaped carriage, i.e. surrounding a guide rail or track on three sides whereby the return paths are provided as bores in a main body of the U-shaped carriage, e.g. the main body of the U-shaped carriage is a single part with end caps provided at each end with rollers
-
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- F16C29/06—Ball or roller bearings in which the rolling bodies circulate partly without carrying load
- F16C29/0602—Details of the bearing body or carriage or parts thereof, e.g. methods for manufacturing or assembly
- F16C29/0609—Details of the bearing body or carriage or parts thereof, e.g. methods for manufacturing or assembly of the ends of the bearing body or carriage where the rolling elements change direction, e.g. end caps
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C33/00—Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
- F16C33/30—Parts of ball or roller bearings
- F16C33/66—Special parts or details in view of lubrication
- F16C33/6603—Special parts or details in view of lubrication with grease as lubricant
- F16C33/6607—Retaining the grease in or near the bearing
- F16C33/6614—Retaining the grease in or near the bearing in recesses or cavities provided in retainers, races or rolling elements
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は,ケーシングを備
えたスライダを軌道レール上で多数の転動体であるころ
を介在させて摺動可能に構成した四条列の直動転がり案
内ユニットに関する。 【0002】 【従来の技術】従来,直動転がり案内ユニットは,軌道
レール上を摺動するスライダはケーシングと該ケーシン
グの両端に固定したエンドキャップを有すると共に,該
エンドキャップの両端には側面シールとスライダの下面
に取り付けた下面シールを有している。更に,直動転が
り案内ユニットでは,軌道レールに形成した軌道面とケ
ーシングに形成した軌道面との間に形成される軌道路を
転動する複数個の転動体であるころ,及び該ころをケー
シングに保持するため該ケーシングに固定される保持板
を有しているものがある。 【0003】上記のような直動転がり案内ユニットを,
図4,図5及び図6を参照して説明する。図4は直動転
がり案内ユニットの一例を示す斜視図,図5は図4の線
A−Aにおける断面図,及び図6は図5の線B−Bにお
ける断面図である。図4に示す直動転がり案内ユニット
は,四条列無限直動転がり案内ユニットであり,ほぼI
字形の断面を有する軌道レール1,軌道レール1に対し
て相対摺動可能即ち滑動可能に跨架するスライダ2,軌
道レール1とスライダ2との間にパラレルで転動可能に
介在する複数個の円筒ころ5を有している。軌道レール
1は,長手方向の両側面18に軌道面9を構成する凹溝
8が形成されている。ケーシング4の凹部11には,軌
道レール1の軌道面9に対応する部位に軌道面10(図
1参照)が形成されている。 【0004】また,スライダ2は,軌道レール1に跨架
するため凹部11を形成したケーシング4とケーシング
4の長手方向両端面に取り付けたエンドキャップ6を有
している。スライダ2の滑動時に,軌道レール1とスラ
イダ2との境界面のシールのため,エンドキャップ6の
端面には側面シール(図示せず)が取り付けられ,ま
た,スライダ2の下面には下面シール(図示せず)が取
り付けられている。 【0005】また,ケーシング4の上側と下側の軌道面
10との間には,係止溝15が形成されている。ケーシ
ング4の係止溝15には,保持板3に設けた係合凸部1
6が係合している。保持板3は,その一部が軌道レール
1の凹溝8に遊嵌し,ケーシング4にボルト17によっ
て固定されている。 【0006】上記の構成によって,四条列無限直動転が
り案内ユニットでは,軌道レール1の上側と下側との軌
道面9及びケーシング4の上側と下側との軌道面10か
ら成るころ転動用負荷軌道路が,軌道レール1の一側面
に二条形成され,従って,軌道レール1の両側面で四条
のころ転動用負荷軌道路が形成されている。これらのこ
ろ転動用負荷軌道路には,対向する軌道面9と10との
間に嵌合して多数の円筒状ころ5が転動する。ケーシン
グ4には,戻り通路13,14が形成されている。エン
ドキャップ6には,ころ転動用負荷軌道路と戻り通路1
3,14とを連絡する方向転換路12が形成されてい
る。エンドキャップ6に方向転換路12を形成するため
に,図6に示すように,エンドキャップ6の内側には方
向転換路用凹部19が形成され,方向転換路用凹部19
に隔置して対向状態に配置され且つエンドキャップの方
向転換路用凹部19とで方向転換路12を形成する方向
転換路スペーサ7が配置されている。また,図6では,
一方の無限循環路のみを示している。 【0007】従って,四条列無限直動転がり案内ユニッ
トでは,軌道レール1の一側面には,ころ転動用負荷軌
道路,方向転換路12及び戻り通路13,14によって
二条の無限循環路が形成される。これらの無限循環路
は,例えば,一方の無限循環路が他方の無限循環路の内
方に配置され,異なる長さの周路に形成され,長い周路
の大無限循環路のループ内に短い周路の小無限循環路が
配置され,干渉することなく,互いにたすき掛け状に直
交状態に形成され,しかも,大無限循環路と小無限循環
路との負荷軌道路面は,長さが同一に形成されている。
そして,軌道レール1上をスライダ2が摺動する時に,
多数の円筒状ころ5は大無限循環路と小無限循環路とを
それぞれ循環して移動することになる。勿論,各無限循
環路は,互いに交差することで,同一長さに構成するこ
とも可能なものである。 【0008】上記のような四条列無限直動転がり案内ユ
ニットとしては,例えば,特開平1−175564号公
報,実願平2−106311号(実開平4−63812
号)のマイクロフィルム,特願平3−166326号
(特開平4−366016号)のマイクロフィルム等に
開示されたものが知られている。 【0009】 【発明が解決しようとする課題】ところで,従来の四条
列無限直動転がり案内ユニットについては,ケーシング
4にエンドキャップ6を取り付けるにあたって,ケーシ
ング4とエンドキャップ6の方向転換路用凹部19との
間に方向転換路スペーサ7を介在させて方向転換路12
が形成されている。方向転換路12には,ころ5の転動
をスムースにするため潤滑油としてグリスが供給されて
いるが,方向転換路12を多数のころ5が転動する場合
に,方向転換路12へのグリスの封入によって,ころ5
と方向転換路スペーサ7との間に大きなローリングフリ
クション即ち摺動抵抗が発生するという問題がある。 【0010】この発明の目的は,上記の課題を解決する
ことであり,ケーシングとエンドキャップの方向転換路
用凹部との間に介在される方向転換路スペーサに,方向
転換路に供給される潤滑油即ちグリスの逃げ部を形成
し,該逃げ部によって方向転換路へのグリスの封入によ
るころと方向転換路スペーサとの間に大きなローリング
フリクション即ち摺動抵抗が発生するのを防止すると共
に,方向転換路スペーサの樹脂成形の際の変形を抑える
ための肉の逃がしとして機能させる四条列の直動転がり
案内ユニットを提供することである。 【0011】 【課題を解決するための手段】この発明は,長手方向両
側壁面に二条の軌道面をそれぞれ形成した軌道レール,
該軌道レールに対して相対摺動可能であり且つ前記各軌
道面に対向する位置に軌道面をそれぞれ形成したケーシ
ング,該ケーシングの長手方向両端に取り付けられ且つ
方向転換路用凹部を形成したエンドキャップ,該エンド
キャップの前記方向転換路用凹部に対して対向隔置状態
に配置され且つ前記エンドキャップと共働して方向転換
路を形成する方向転換路スペーサ,並びに対向する前記
軌道面間の軌道路,前記方向転換路及び前記ケーシング
に形成した戻り通路からなる無限循環路を循環移動可能
な多数のころを有し,前記無限循環路が互いにたすき掛
け状に直交状態に形成された四条列の直動転がり案内ユ
ニットにおいて,前記方向転換路スペーサのころ転走面
には,前記ころの長手方向両側の位置に対応して凹溝で
なる二条の油溜り溝が前記ころ転走面における前記ケー
シング側の端部を除く前記ころの転動方向に沿ってそれ
ぞれ延びており,前記二条の油溜り溝は前記方向転換路
スペーサの樹脂成形の際に肉の逃しとなって前記方向転
換路スペーサの変形が抑えられることを特徴とする四条
列の直動転がり案内ユニットに関する。 【0012】この発明による四条列の直動転がり案内ユ
ニットは,上記のように構成されているので,方向転換
路スペーサのころ転走面に形成された二条の油溜り溝に
よって,グリスの逃げ場がなくて該グリスが前記ころ転
走面に封入されることがなく,摺動抵抗の増大が抑えら
れ,しかも前記油溜り溝にグリスが保持されるので,潤
滑油を摺動面に常に良好に供給することができ,潤滑が
改善される。また,前記二条の油溜り溝は,前記方向転
換路スペーサの樹脂成形の際に,肉の逃がしとして機能
し,前記方向転換路スペーサの変形が抑えられ,前記方
向転換路スペーサを高精度に成形することができる。 【0013】 【発明の実施の形態】以下,図面を参照して,直動転が
り案内ユニットについて説明する。図1は直動転がり案
内ユニットを示す断面図,及び図2は図1の直動転がり
案内ユニットに組み込まれる方向転換路スペーサを示す
斜視図である。図1及び図2において,図6に示す部品
に付した符号と同一の作用を有する部品には同一の符号
を付している。また,図1では,直動転がり案内ユニッ
トにおける1つの無限循環路のみを示している。 【0014】この発明による直動転がり案内ユニット
は,図5及び図6に示す四条列の直動転がり案内ユニッ
トと基本的には同一の構成を有するものであり,該四条
列の直動転がり案内ユニットにおいて方向転換路スペー
サ7を組み込んだことを特徴とするものである。この直
動転がり案内ユニットは,長手方向両側壁面に軌道面9
を形成した軌道レール1,軌道レール1に対して相対摺
動可能であり且つ各軌道面9に対向する位置に軌道面1
0を形成したケーシング4,ケーシング4の長手方向両
端に取り付けられ且つ方向転換路用凹部19が形成され
たエンドキャップ6,エンドキャップ6の方向転換路用
凹部19に対して対向隔置状態に配置され且つエンドキ
ャップ6とで方向転換路12を形成する方向転換路スペ
ーサ7,並びに対向する軌道面9,10間の軌道路2
2,方向転換路12及び戻り通路13又は14からなる
無限循環路を循環移動可能な多数のころ5を有し,前記
無限循環路が互いにたすき掛け状に直交状態に形成され
ている。 【0015】この直動転がり案内ユニットは,上記構成
において,特に,方向転換路スペーサ7のころ転走面2
3にころ5の転動方向に沿って二条の油溜り溝21を形
成したことを特徴とするものである。二条の油溜り溝2
1は,図2に示すように,ころ転走面におけるケーシン
グ4側の端部を除く,ころ5の転動方向に沿ってそれぞ
れ長く延びる凹溝に形成されている。即ち,二条の油溜
り溝21は,ころ5の転動方向に沿ってころ5の長手方
向両側の位置に対応してそれぞれ延びるように,方向転
換路スペーサ7のころ転走面23に形成され,二条の油
溜り溝21は方向転換路スペーサ7の樹脂成形の際に肉
の逃しとなって方向転換路スペーサ7の変形が抑えられ
る。 【0016】方向転換路スペーサ7は,図3に示すよう
に,2つのころ転走面が互いに交差する構造になってお
り,各ころ転走面23,24は,ころ5の転走方向に沿
って2条の油溜り溝21がそれぞれ形成されている。油
溜り溝21は,図2に示すものと同様に,ころ5の転動
方向に沿って長く伸びる凹溝に形成されている。即ち,
二条の油溜り溝21は,ころ5の転動方向に沿ってころ
5の長手方向両側の位置に対応してそれぞれ延びるよう
に,方向転換路スペーサ7のころ転走面23,24に形
成されている。 【0017】 【発明の効果】この発明による四条列の直動転がり案内
ユニットは,上記のように構成されているので,ころ転
走面に供給されたグリスは前記ころの転動に応じて方向
転換路スペーサのころ転走面に形成された二条の前記油
溜り溝へと分散して容易に逃げることができ,従来のよ
うにグリスの逃げ場がなくて前記ころ転走面にグリスが
封入されることがなく,ころに対するころ転走面の摺動
抵抗の増大が抑えられ,ころの長手方向両側の位置に対
応して油溜り溝が設けられているので,ころの傾きも抑
えられ,ころはころ転走面をスムースに転動して摺動抵
抗を大幅に低減することができる。しかも,前記方向転
換路スペーサに形成した前記油溜り溝にグリスが保持さ
れているので,前記ころの転動の際に,グリスをころ転
走面即ち摺動面に常に良好に供給することができ,前記
ころの転動に対して潤滑が改善される。 【0018】また,方向転換路スペーサのころ転走面に
形成された二条の前記油溜り溝は,前記方向転換路スペ
ーサの樹脂成形の際に,肉の逃がしとして機能し,該方
向転換路スペーサの変形が抑えられ,高精度に前記方向
転換路スペーサを成形することができる。
えたスライダを軌道レール上で多数の転動体であるころ
を介在させて摺動可能に構成した四条列の直動転がり案
内ユニットに関する。 【0002】 【従来の技術】従来,直動転がり案内ユニットは,軌道
レール上を摺動するスライダはケーシングと該ケーシン
グの両端に固定したエンドキャップを有すると共に,該
エンドキャップの両端には側面シールとスライダの下面
に取り付けた下面シールを有している。更に,直動転が
り案内ユニットでは,軌道レールに形成した軌道面とケ
ーシングに形成した軌道面との間に形成される軌道路を
転動する複数個の転動体であるころ,及び該ころをケー
シングに保持するため該ケーシングに固定される保持板
を有しているものがある。 【0003】上記のような直動転がり案内ユニットを,
図4,図5及び図6を参照して説明する。図4は直動転
がり案内ユニットの一例を示す斜視図,図5は図4の線
A−Aにおける断面図,及び図6は図5の線B−Bにお
ける断面図である。図4に示す直動転がり案内ユニット
は,四条列無限直動転がり案内ユニットであり,ほぼI
字形の断面を有する軌道レール1,軌道レール1に対し
て相対摺動可能即ち滑動可能に跨架するスライダ2,軌
道レール1とスライダ2との間にパラレルで転動可能に
介在する複数個の円筒ころ5を有している。軌道レール
1は,長手方向の両側面18に軌道面9を構成する凹溝
8が形成されている。ケーシング4の凹部11には,軌
道レール1の軌道面9に対応する部位に軌道面10(図
1参照)が形成されている。 【0004】また,スライダ2は,軌道レール1に跨架
するため凹部11を形成したケーシング4とケーシング
4の長手方向両端面に取り付けたエンドキャップ6を有
している。スライダ2の滑動時に,軌道レール1とスラ
イダ2との境界面のシールのため,エンドキャップ6の
端面には側面シール(図示せず)が取り付けられ,ま
た,スライダ2の下面には下面シール(図示せず)が取
り付けられている。 【0005】また,ケーシング4の上側と下側の軌道面
10との間には,係止溝15が形成されている。ケーシ
ング4の係止溝15には,保持板3に設けた係合凸部1
6が係合している。保持板3は,その一部が軌道レール
1の凹溝8に遊嵌し,ケーシング4にボルト17によっ
て固定されている。 【0006】上記の構成によって,四条列無限直動転が
り案内ユニットでは,軌道レール1の上側と下側との軌
道面9及びケーシング4の上側と下側との軌道面10か
ら成るころ転動用負荷軌道路が,軌道レール1の一側面
に二条形成され,従って,軌道レール1の両側面で四条
のころ転動用負荷軌道路が形成されている。これらのこ
ろ転動用負荷軌道路には,対向する軌道面9と10との
間に嵌合して多数の円筒状ころ5が転動する。ケーシン
グ4には,戻り通路13,14が形成されている。エン
ドキャップ6には,ころ転動用負荷軌道路と戻り通路1
3,14とを連絡する方向転換路12が形成されてい
る。エンドキャップ6に方向転換路12を形成するため
に,図6に示すように,エンドキャップ6の内側には方
向転換路用凹部19が形成され,方向転換路用凹部19
に隔置して対向状態に配置され且つエンドキャップの方
向転換路用凹部19とで方向転換路12を形成する方向
転換路スペーサ7が配置されている。また,図6では,
一方の無限循環路のみを示している。 【0007】従って,四条列無限直動転がり案内ユニッ
トでは,軌道レール1の一側面には,ころ転動用負荷軌
道路,方向転換路12及び戻り通路13,14によって
二条の無限循環路が形成される。これらの無限循環路
は,例えば,一方の無限循環路が他方の無限循環路の内
方に配置され,異なる長さの周路に形成され,長い周路
の大無限循環路のループ内に短い周路の小無限循環路が
配置され,干渉することなく,互いにたすき掛け状に直
交状態に形成され,しかも,大無限循環路と小無限循環
路との負荷軌道路面は,長さが同一に形成されている。
そして,軌道レール1上をスライダ2が摺動する時に,
多数の円筒状ころ5は大無限循環路と小無限循環路とを
それぞれ循環して移動することになる。勿論,各無限循
環路は,互いに交差することで,同一長さに構成するこ
とも可能なものである。 【0008】上記のような四条列無限直動転がり案内ユ
ニットとしては,例えば,特開平1−175564号公
報,実願平2−106311号(実開平4−63812
号)のマイクロフィルム,特願平3−166326号
(特開平4−366016号)のマイクロフィルム等に
開示されたものが知られている。 【0009】 【発明が解決しようとする課題】ところで,従来の四条
列無限直動転がり案内ユニットについては,ケーシング
4にエンドキャップ6を取り付けるにあたって,ケーシ
ング4とエンドキャップ6の方向転換路用凹部19との
間に方向転換路スペーサ7を介在させて方向転換路12
が形成されている。方向転換路12には,ころ5の転動
をスムースにするため潤滑油としてグリスが供給されて
いるが,方向転換路12を多数のころ5が転動する場合
に,方向転換路12へのグリスの封入によって,ころ5
と方向転換路スペーサ7との間に大きなローリングフリ
クション即ち摺動抵抗が発生するという問題がある。 【0010】この発明の目的は,上記の課題を解決する
ことであり,ケーシングとエンドキャップの方向転換路
用凹部との間に介在される方向転換路スペーサに,方向
転換路に供給される潤滑油即ちグリスの逃げ部を形成
し,該逃げ部によって方向転換路へのグリスの封入によ
るころと方向転換路スペーサとの間に大きなローリング
フリクション即ち摺動抵抗が発生するのを防止すると共
に,方向転換路スペーサの樹脂成形の際の変形を抑える
ための肉の逃がしとして機能させる四条列の直動転がり
案内ユニットを提供することである。 【0011】 【課題を解決するための手段】この発明は,長手方向両
側壁面に二条の軌道面をそれぞれ形成した軌道レール,
該軌道レールに対して相対摺動可能であり且つ前記各軌
道面に対向する位置に軌道面をそれぞれ形成したケーシ
ング,該ケーシングの長手方向両端に取り付けられ且つ
方向転換路用凹部を形成したエンドキャップ,該エンド
キャップの前記方向転換路用凹部に対して対向隔置状態
に配置され且つ前記エンドキャップと共働して方向転換
路を形成する方向転換路スペーサ,並びに対向する前記
軌道面間の軌道路,前記方向転換路及び前記ケーシング
に形成した戻り通路からなる無限循環路を循環移動可能
な多数のころを有し,前記無限循環路が互いにたすき掛
け状に直交状態に形成された四条列の直動転がり案内ユ
ニットにおいて,前記方向転換路スペーサのころ転走面
には,前記ころの長手方向両側の位置に対応して凹溝で
なる二条の油溜り溝が前記ころ転走面における前記ケー
シング側の端部を除く前記ころの転動方向に沿ってそれ
ぞれ延びており,前記二条の油溜り溝は前記方向転換路
スペーサの樹脂成形の際に肉の逃しとなって前記方向転
換路スペーサの変形が抑えられることを特徴とする四条
列の直動転がり案内ユニットに関する。 【0012】この発明による四条列の直動転がり案内ユ
ニットは,上記のように構成されているので,方向転換
路スペーサのころ転走面に形成された二条の油溜り溝に
よって,グリスの逃げ場がなくて該グリスが前記ころ転
走面に封入されることがなく,摺動抵抗の増大が抑えら
れ,しかも前記油溜り溝にグリスが保持されるので,潤
滑油を摺動面に常に良好に供給することができ,潤滑が
改善される。また,前記二条の油溜り溝は,前記方向転
換路スペーサの樹脂成形の際に,肉の逃がしとして機能
し,前記方向転換路スペーサの変形が抑えられ,前記方
向転換路スペーサを高精度に成形することができる。 【0013】 【発明の実施の形態】以下,図面を参照して,直動転が
り案内ユニットについて説明する。図1は直動転がり案
内ユニットを示す断面図,及び図2は図1の直動転がり
案内ユニットに組み込まれる方向転換路スペーサを示す
斜視図である。図1及び図2において,図6に示す部品
に付した符号と同一の作用を有する部品には同一の符号
を付している。また,図1では,直動転がり案内ユニッ
トにおける1つの無限循環路のみを示している。 【0014】この発明による直動転がり案内ユニット
は,図5及び図6に示す四条列の直動転がり案内ユニッ
トと基本的には同一の構成を有するものであり,該四条
列の直動転がり案内ユニットにおいて方向転換路スペー
サ7を組み込んだことを特徴とするものである。この直
動転がり案内ユニットは,長手方向両側壁面に軌道面9
を形成した軌道レール1,軌道レール1に対して相対摺
動可能であり且つ各軌道面9に対向する位置に軌道面1
0を形成したケーシング4,ケーシング4の長手方向両
端に取り付けられ且つ方向転換路用凹部19が形成され
たエンドキャップ6,エンドキャップ6の方向転換路用
凹部19に対して対向隔置状態に配置され且つエンドキ
ャップ6とで方向転換路12を形成する方向転換路スペ
ーサ7,並びに対向する軌道面9,10間の軌道路2
2,方向転換路12及び戻り通路13又は14からなる
無限循環路を循環移動可能な多数のころ5を有し,前記
無限循環路が互いにたすき掛け状に直交状態に形成され
ている。 【0015】この直動転がり案内ユニットは,上記構成
において,特に,方向転換路スペーサ7のころ転走面2
3にころ5の転動方向に沿って二条の油溜り溝21を形
成したことを特徴とするものである。二条の油溜り溝2
1は,図2に示すように,ころ転走面におけるケーシン
グ4側の端部を除く,ころ5の転動方向に沿ってそれぞ
れ長く延びる凹溝に形成されている。即ち,二条の油溜
り溝21は,ころ5の転動方向に沿ってころ5の長手方
向両側の位置に対応してそれぞれ延びるように,方向転
換路スペーサ7のころ転走面23に形成され,二条の油
溜り溝21は方向転換路スペーサ7の樹脂成形の際に肉
の逃しとなって方向転換路スペーサ7の変形が抑えられ
る。 【0016】方向転換路スペーサ7は,図3に示すよう
に,2つのころ転走面が互いに交差する構造になってお
り,各ころ転走面23,24は,ころ5の転走方向に沿
って2条の油溜り溝21がそれぞれ形成されている。油
溜り溝21は,図2に示すものと同様に,ころ5の転動
方向に沿って長く伸びる凹溝に形成されている。即ち,
二条の油溜り溝21は,ころ5の転動方向に沿ってころ
5の長手方向両側の位置に対応してそれぞれ延びるよう
に,方向転換路スペーサ7のころ転走面23,24に形
成されている。 【0017】 【発明の効果】この発明による四条列の直動転がり案内
ユニットは,上記のように構成されているので,ころ転
走面に供給されたグリスは前記ころの転動に応じて方向
転換路スペーサのころ転走面に形成された二条の前記油
溜り溝へと分散して容易に逃げることができ,従来のよ
うにグリスの逃げ場がなくて前記ころ転走面にグリスが
封入されることがなく,ころに対するころ転走面の摺動
抵抗の増大が抑えられ,ころの長手方向両側の位置に対
応して油溜り溝が設けられているので,ころの傾きも抑
えられ,ころはころ転走面をスムースに転動して摺動抵
抗を大幅に低減することができる。しかも,前記方向転
換路スペーサに形成した前記油溜り溝にグリスが保持さ
れているので,前記ころの転動の際に,グリスをころ転
走面即ち摺動面に常に良好に供給することができ,前記
ころの転動に対して潤滑が改善される。 【0018】また,方向転換路スペーサのころ転走面に
形成された二条の前記油溜り溝は,前記方向転換路スペ
ーサの樹脂成形の際に,肉の逃がしとして機能し,該方
向転換路スペーサの変形が抑えられ,高精度に前記方向
転換路スペーサを成形することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による直動転がり案内ユニットを示す
断面図である。 【図2】図1の直動転がり案内ユニットに組み込まれた
方向転換路スペーサを示す斜視図である。 【図3】四条列の直動転がり案内ユニットに組み込まれ
た方向転換路スペーサの交差した具体的な状態を示す斜
視図である。 【図4】従来の四条列無限直動転がり案内ユニットの一
例を示す斜視図である。 【図5】図4の線A−Aにおける断面図である。 【図6】図5の線B−Bにおける断面図である。 【符号の説明】 1 軌道レール 2 スライダ 3 保持板 4 ケーシング 5 ころ 6 エンドキャップ 7 方向転換路スペーサ 8 凹溝 9,10 軌道面 11 凹部 12 方向転換路 13,14 戻り通路 19 方向転換路用凹部 21 油溜り溝 22 軌道路 23,24 ころ転走面
断面図である。 【図2】図1の直動転がり案内ユニットに組み込まれた
方向転換路スペーサを示す斜視図である。 【図3】四条列の直動転がり案内ユニットに組み込まれ
た方向転換路スペーサの交差した具体的な状態を示す斜
視図である。 【図4】従来の四条列無限直動転がり案内ユニットの一
例を示す斜視図である。 【図5】図4の線A−Aにおける断面図である。 【図6】図5の線B−Bにおける断面図である。 【符号の説明】 1 軌道レール 2 スライダ 3 保持板 4 ケーシング 5 ころ 6 エンドキャップ 7 方向転換路スペーサ 8 凹溝 9,10 軌道面 11 凹部 12 方向転換路 13,14 戻り通路 19 方向転換路用凹部 21 油溜り溝 22 軌道路 23,24 ころ転走面
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 平2−292515(JP,A)
特開 平2−179257(JP,A)
特開 平4−351316(JP,A)
特開 昭63−53314(JP,A)
特開 平1−175564(JP,A)
実開 平3−6124(JP,U)
特公 昭62−24646(JP,B2)
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 長手方向両側壁面に二条の軌道面をそれ
ぞれ形成した軌道レール,該軌道レールに対して相対摺
動可能であり且つ前記各軌道面に対向する位置に軌道面
をそれぞれ形成したケーシング,該ケーシングの長手方
向両端に取り付けられ且つ方向転換路用凹部を形成した
エンドキャップ,該エンドキャップの前記方向転換路用
凹部に対して対向隔置状態に配置され且つ前記エンドキ
ャップと共働して方向転換路を形成する方向転換路スペ
ーサ,並びに対向する前記軌道面間の軌道路,前記方向
転換路及び前記ケーシングに形成した戻り通路からなる
無限循環路を循環移動可能な多数のころを有し,前記無
限循環路が互いにたすき掛け状に直交状態に形成された
四条列の直動転がり案内ユニットにおいて, 前記方向転換路スペーサのころ転走面には,前記ころの
長手方向両側の位置に対応して凹溝でなる二条の油溜り
溝が前記ころ転走面における前記ケーシング側の端部を
除く前記ころの転動方向に沿ってそれぞれ延びて形成さ
れ,前記二条の油溜り溝は前記方向転換路スペーサの樹
脂成形の際に肉の逃しとなって前記方向転換路スペーサ
の変形が抑えられることを特徴とする四条列の直動転が
り案内ユニット。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04071892A JP3516209B2 (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | 直動転がり案内ユニット |
US08/010,864 US5308164A (en) | 1992-01-31 | 1993-01-29 | Linear motion rolling guide unit |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04071892A JP3516209B2 (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | 直動転がり案内ユニット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05209617A JPH05209617A (ja) | 1993-08-20 |
JP3516209B2 true JP3516209B2 (ja) | 2004-04-05 |
Family
ID=12588381
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04071892A Expired - Fee Related JP3516209B2 (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | 直動転がり案内ユニット |
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Country | Link |
---|---|
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JP (1) | JP3516209B2 (ja) |
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JP3950686B2 (ja) * | 2001-12-25 | 2007-08-01 | 日本トムソン株式会社 | 転動体間にセパレータを備えた直動案内ユニット |
JP4071975B2 (ja) * | 2002-02-26 | 2008-04-02 | 日本トムソン株式会社 | 直動案内ユニット |
JP2005172027A (ja) * | 2003-12-08 | 2005-06-30 | Nsk Ltd | 直動案内軸受装置 |
CN100359193C (zh) * | 2003-06-09 | 2008-01-02 | 郑红专 | 轴承 |
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JP2006002842A (ja) * | 2004-06-17 | 2006-01-05 | Nsk Ltd | 直動案内軸受装置 |
WO2006028084A1 (ja) * | 2004-09-06 | 2006-03-16 | Thk Co., Ltd. | 運動案内装置 |
JP4469705B2 (ja) | 2004-11-17 | 2010-05-26 | 日本トムソン株式会社 | 直動案内ユニット |
EP1845272B1 (en) * | 2006-04-11 | 2012-11-14 | SBC Linear Co.,Ltd. | End-plate for linear motion slider and linear motion slider in use with the end-plate |
US7553084B2 (en) * | 2006-09-01 | 2009-06-30 | Hiwin Technologies Corp. | Linear roller guide unit for compressive load |
JP4965362B2 (ja) * | 2007-07-09 | 2012-07-04 | 日本トムソン株式会社 | ローラ形式の直動案内ユニット |
JP5550918B2 (ja) * | 2010-01-20 | 2014-07-16 | 日本トムソン株式会社 | 直動案内ユニット |
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JPH0235051Y2 (ja) * | 1985-02-14 | 1990-09-21 | ||
JPH0637894B2 (ja) * | 1987-12-28 | 1994-05-18 | 日本トムソン株式会社 | 四条列無限直動案内ユニット |
JPH0637893B2 (ja) * | 1987-12-28 | 1994-05-18 | 日本トムソン株式会社 | 四条列無限直動案内ユニット |
JPH0463812A (ja) * | 1990-07-03 | 1992-02-28 | Mitsubishi Petrochem Co Ltd | 側鎖にアゾメチン基を有する共重合体 |
JP2527217Y2 (ja) * | 1990-10-09 | 1997-02-26 | 日本トムソン株式会社 | 四条列無限直動案内ユニット |
-
1992
- 1992-01-31 JP JP04071892A patent/JP3516209B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1993
- 1993-01-29 US US08/010,864 patent/US5308164A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5308164A (en) | 1994-05-03 |
JPH05209617A (ja) | 1993-08-20 |
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Legal Events
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A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
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R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |