JP3515861B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP3515861B2
JP3515861B2 JP17955796A JP17955796A JP3515861B2 JP 3515861 B2 JP3515861 B2 JP 3515861B2 JP 17955796 A JP17955796 A JP 17955796A JP 17955796 A JP17955796 A JP 17955796A JP 3515861 B2 JP3515861 B2 JP 3515861B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式を用
いた複写機、プリンター及びファクシミリ装置等の画像
形成装置に関し、特に転写材を担持し定方向に搬送する
転写ベルトを含む転写装置と転写ベルトをクリーニング
するクリーニング手段とを有する画像形成装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】感光体を回転させて帯電装置により均一
に帯電を行なった後、露光手段により画像露光を行って
静電潜像を形成し、この静電潜像を現像装置により現像
してトナー像とし、このトナー像を転写ベルトを備えた
転写手段により転写紙等のシートに転写して定着装置に
より定着する画像形成装置が知られている。上記転写手
段としては、転写ベルトにより構成された無端状転写手
段が用いられている。この転写ベルトは、ギア等を含む
駆動手段により回動されて、所定のバイアスが印加され
ることによって、転写紙を静電的に保持しつつ搬送し、
転写紙が感光体と転写ベルトとの間を通過する際に、感
光体上のトナー画像を転写紙に転写する。
【0003】転写ベルトを用いた画像形成装置では、転
写ベルト上に余分なトナーが付着することはほとんどな
いが、シートが不定形サイズであることにより、感光体
上のトナー画像とシートとのサイズが一致しない場合
や、シートのジャムが発生した場合等に、感光体からト
ナーが転写ベルトに転写される。また、シート間では転
写ベルトと感光体とが直接当接し、感光体の表面に微量
のトナーが付着している(地汚れトナー)場合にも、転
写ベルトにトナーが転写される。このように、転写ベル
トにトナーが転写されると、シートの裏汚れが発生する
という問題が生じる。転写ベルト方式においても感光体
と同様に転写ベルト上に付着したトナーの除去を行う必
要がある。そこで、転写ベルトに対してカウンター方向
にクリーニングブレードを当接させて、転写ベルト上の
トナーを除去する技術が、特開平5−333717号公
報記載の「画像形成装置の転写装置」に紹介されてい
る。また転写ベルトのクリーニングをバイアスクリーナ
を用いて行う方式が特開平3−223799号公報に紹
介されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、転写ベルト
のクリーニング手段としは、ブレードクリーニング方式
における構成がシンプルで低コストのため一般によく採
用されている。ブレードクリーニング方式を採用した場
合、転写ベルトとして低摩擦係数で伸びの良いコーティ
ング材料を容易に選択できないという問題がある。また
低摩擦係数で堅い材料はベルト表面にクラックの発生を
招き、そこにトナーが入り込んでクリーニング不良が発
生する。また伸びの良い材料では摩擦係数が高く、クリ
ーニングブレードがめくれたり、トナーの離型性不良に
よりクリーニング不良になる。これらの点において、上
述のバイアスクリーニング方式にはこのような問題はな
い。
【0005】ところが、特開平5−333717号公報
に紹介された上述の技術のように、転写高圧電源から出
力される電流値と転写ベルトに接する電極から帰還する
電流値との差を一定とする制御(以下、差分定電流制御
という)において、クリーニングブレードに代えてクリ
ーニングローラを用いたバイアスクリーニング方式を採
用し、転写高圧電源とは別の電源よりクリーニングロー
ラへバイアス電圧を印加した場合には、クリーニングロ
ーラへの出力電流が差分定電流制御の帰還電流に流れ込
んで干渉し、制御転写電流が実質的に低下して安定した
転写が維持できなくなる。
【0006】よって、本発明の目的は、転写ベルトの製
造品質のバラツキや、温湿度変化による転写性能や分離
性能が変化することを防止し、転写ベルトのクリーニン
グ不良による転写紙の裏汚れを防止できる画像形成装置
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
像担持体と、この像担持体上に潜像を形成する潜像形成
手段と、潜像を可視像化する現像手段と、可視像が転写
される転写材を担持し定方向に搬送する転写ベルトと、
上記転写ベルトの内側に接触した転写バイアス印加手段
と、上記転写ベルトの回転方向における上記転写バイア
ス印加手段の下流側に配置され、上記転写ベルトの表面
をクリーニングする、バイアス印加されたクリーニング
手段とを有する転写手段とを具備する画像形成装置にお
いて、上記転写バイアス印加手段と上記クリーニング手
段とに電圧を供給する高圧電源と、上記転写ベルトと上
記像担持体とが接触する転写部位近傍に設けられた、主
に上記転写バイアス印加手段からの電流が流れ込む第1
の電極と、上記クリーニング手段近傍に設けられた、主
に上記クリーニング手段からの電流が流れ込む第2の電
極とを有し、上記高圧電源から上記転写バイアス印加手
段と上記クリーニング手段とに供給する電流をI
し、第1及び第2の電極に流れ込む合算した電流をI
としたとき、I−Iが所定の値になるように定電流
制御することを特徴とする。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1記載の画
像形成装置において、さらに上記転写バイアス印加手段
に印加する転写バイアス電圧よりも上記クリーニング手
段に印加するクリーニングバイアス電圧を小さくする抵
抗素子を、上記高圧電源と上記クリーニング手段との間
に設けたことを特徴とする。
【0009】請求項3記載の発明は、請求項1記載の画
像形成装置において、さらに上記転写バイアス電圧に対
して上記クリーニングバイアス電圧が所定の比率で低く
なるように、上記高圧電源が分圧して電圧を供給する
とを特徴とする。
【0010】請求項4記載の発明は、請求項1ないし請
求項3のうちの何れか1つに記載の画像形成装置におい
て、さらに上記クリーニング手段が、上記転写ベルトに
対して相対速度差をもって回転自在に配設された導電性
ローラを有することを特徴とする。
【0011】請求項5記載の発明は、請求項1ないし請
求項3のうちの何れか1つに記載の画像形成装置におい
て、さらに上記クリーニング手段が、上記転写ベルトに
対して相対速度差をもって回転自在に配設された導電性
ブラシを有することを特徴とする。
【0012】請求項6記載の発明は、請求項2または請
求項3記載の画像形成装置において、さらに上記クリー
ニング手段と上記クリーニング手段からの電流が流れ込
む電極との間に定電圧素子を設けたことを特徴とする。
【0013】
【0014】
【実施例】本発明の第1の実施例を示す図1において、
符号11は像担持体としてのドラム状の感光体を、符号
1は転写手段をそれぞれ表す。感光体11の回りには、
感光体11に残留する電荷を消去し、その表面電位を基
準電位にする除電ランプ13と、感光体11の表面を均
一に帯電する帯電チャージャ12と、感光体11に静電
潜像を形成する光書込みユニット40と、静電潜像にト
ナーを付着させて可視像化する現像手段14と、可視像
が形成された感光体11の表面の電荷を弱める転写前除
電ランプ(PTL)15と、現像手段14によって形成
された可視像を転写紙Pに転写し、その転写紙Pを搬送
する転写手段1と、転写後の感光体11に残存するトナ
ーを除去して感光体11をクリーニングするクリーナー
16とが配置されている。
【0015】書込みユニット40のラインドライバ回路
には、図示しない装置よりデジタル記録画像情報が送ら
れ、レーザドライバ回路で増幅される。このデジタル記
録画像情報は、1画素当たり8ビットの多値化信号であ
り、レーザドライバ回路がラインドライバ回路からのデ
ジタル記録画像情報に対応してレーザダイオードを発光
付勢する。
【0016】レーザダイオードから照射されるレーザ光
は、ポリゴンミラーからなる光偏光器により偏光され、
f−θレンズを通過し、第1ミラー、第2ミラー、及び
第3ミラー41にて反射され、感光体11に結像照射さ
れ、露光が行なわれる。ここで、感光体11は、レーザ
光42が照射された部分(画像部)の電位が所定の値と
なり、原稿画像に対応した静電潜像が形成される。ここ
に、帯電チャージャ12と書込みユニット40が潜像形
成手段を構成する。
【0017】次に、感光体11上の静電潜像は、現像手
段14でトナーを付着されトナー像となる。現像手段1
4は、現像動作時に、現像ローラ70、71、撹拌ロー
ラ72、撹拌パドル73を駆動手段により駆動させ、現
像器74内の現像剤を撹拌ローラ72、撹拌パドル73
で撹拌して搬送する。
【0018】現像ローラ70は撹拌パドル73から搬送
されてきた現像剤を、その内部に配置された磁石により
吸着して搬送する。現像ローラ70上の現像剤は、ブレ
ード75によりその一部が掻き落とされ、所定量に調整
されて、感光体11と現像ローラ70、71との間を通
過して現像器74内に戻り、撹拌ローラ72、撹拌パド
ル73により再度撹拌されて搬送される。一方ブレード
75で掻き落とされた現像剤は、セパレータ76を通っ
て現像器74内に落下し、撹拌ローラ72、撹拌パドル
73により再度撹拌されて搬送される。
【0019】現像剤は、循環しつつ感光体11と現像ロ
ーラ70、71との間を通過して、感光体11上の静電
潜像を現像する。現像器74内の現像剤にはトナー補給
部77からトナーが補給される。現像ローラ70、71
にはバイアス電圧が印加され、感光体11上の画像部に
は現像手段14による現像でトナーが付着する。
【0020】現像手段14には、トナー濃度を制御する
ためのトナー濃度センサー31(以下Tセンサという)
が配置されている。Tセンサ31は、現像器74内のト
ナー濃度が高くなると、その出力電圧が低くなる。よっ
て、Tセンサ31の出力電圧を測定してトナー濃度を制
御している。
【0021】Pセンサ78は反射型のフォトダイオード
であり、感光体11上の非画像部と感光体11上に形成
されている画像パターンとに一定量の光を当てて、反射
されて受光素子に戻って来る反射光量を検出することに
より、感光体11上の画像濃度を検出している。例え
ば、感光体11上の画像濃度が薄かった場合には、Tセ
ンサ31のトナー濃度値を高めに設定する。このよう
に、Tセンサ31とPセンサ78とを組み合わせて、画
像濃度が常に一定となるようなトナー濃度の制御が行な
われている。
【0022】感光体11上のトナー像は、現像手段14
を通過した後、転写ベルト6を有する転写手段1により
給紙装置からの転写紙Pへ転写される。
【0023】ここで、転写手段1の構成及び動作につい
て説明する。図2において、転写手段1は、転写手段本
体1Aに対して着脱自在なベルトユニット2を有してい
る。ベルトユニット2は、図3〜図5に示すように、感
光体11上に形成されたトナー像を転写紙P上に転写す
るための一対のローラ4,5に巻き掛けられている転写
ベルト6と、この転写ベルト6を感光体11に対して接
離させるDCソレノイド8及び接離レバー9と、転写ベ
ルト6に転写バイアスを印加する転写バイアス印加手段
としてのバイアスローラ21とを備えている。
【0024】一方、転写手段本体1Aには、転写ベルト
6の表面に付着した残留トナーや転写紙Pの紙粉をクリ
ーニングするためのクリーニングバイアスローラ22を
有するクリーニング手段23、バイアスローラ21とク
リーニングバイアスローラ22とに電圧を印加する高圧
電源24等が設けられている。
【0025】ローラ5は、図示しない駆動モータと連結
する歯車5bを介して回転駆動される。転写ベルト6
は、このローラ5の回転に従動して、感光体11との対
向位置で転写紙Pの搬送方向(図4の矢印A方向)に、
感光体11の周速と等しい速度で移動される。転写ベル
ト6は、図6に示すように2層構造とされており、JI
S K6911に準処した測定による電気抵抗が、DC
100V印加時において、表面層6bのベルト表面の表
面抵抗率が1×109 Ω〜1×1012Ω、内側層6aの
表面抵抗率が1×107 Ω〜1×109 Ω、体積抵抗率
が5×108 Ω・cm〜5×1010Ω・cmに設定され
ている。
【0026】また、ローラ4,5は、図2及び図4に示
すように、支持体7によってそれぞれ回転自在に支持さ
れている。支持体7は、感光体11の転写位置の転写ベ
ルト移動方向の下流側に位置するローラ5の支持軸5a
を支点として、転写手段本体1Aに対して揺動可能に配
設されており、制御板8Aからの信号により駆動される
DCソレノイド8のオン/オフによって、このDCソレ
ノイド8に連結された接離レバー9を介し、感光体11
に対して転写ベルト6の転写位置側を接離させるように
揺動される。
【0027】制御板8Aは、感光体11上に形成された
トナー像の先端位置と整合をとられてレジストローラ1
0により搬送される転写紙Pの先端が感光体11に接近
した時点で、駆動信号を発してDCソレノイド8を駆動
する。DCソレノイド8が駆動されると、これに連動す
る接離レバー9により、支持体7が感光体11に対して
近接する方向に揺動され、感光体11に対して転写ベル
ト6が当接される。これにより、図5に示すように、感
光体11と転写ベルト6とが対向する転写位置に、転写
紙Pを感光体11に接触させながら搬送することのでき
るニップ部Bが形成される。
【0028】一方、一対のローラ4、5のうち、感光体
11の転写位置側に位置するローラ4は、駆動側のロー
ラ5に対する従動ローラとして構成されており、このロ
ーラ4の表面形状は、図3に示すように、その軸方向の
両端4aが、転写ベルト6の片寄りを防止するように先
細りのテーパ状に形成されている。また、このローラ4
は、金属等の導電性ローラで構成されていて、転写ベル
ト6の電荷を除電するように、後述する転写制御板25
と接続されている。
【0029】駆動側のローラ5は、それが駆動回転され
る際の転写ベルト6に対するグリップ力を高めるため
に、少なくともその表面層がEPDMゴム、クロロプレ
ーンゴム、あるいはシリコーンゴム等の摩擦係数の高い
材質で形成されていて、芯金が電気的にフロートされて
いる。
【0030】バイアスローラ21は、転写ベルト6の移
動方向のローラ4の下流側で、転写ベルト6の内側に接
触するように配設されている。このバイアスローラ21
は、感光体11上のトナーの帯電極性とは逆極性の電荷
を転写ベルト6に付与するための接触電極を構成してお
り、高圧電源24に接続されている。
【0031】従動側のローラ4は、後述するように、転
写部(ニップ部B)の上流側において転写紙Pへ電荷が
注入されるのを抑えている。また、ローラ4は、転写ベ
ルト6上に流れる電流を帰還電流として検出する機能を
有しており、この電流の検出によってバイアスローラ2
1からの供給電流が制御される。このため、ローラ4に
は、その検出電流に応じてバイアスローラ21への供給
電流を設定するための転写制御板25が接続されてお
り、この転写制御板25は、高圧電源24に接続されて
いる。
【0032】クリーニング手段23は、ローラ5に対向
し、転写ベルト6の表面に接触して配置されたクリーニ
ングバイアスローラ22と、クリーニングバイアスロー
ラ22に付着したトナー及び紙粉等を掻き採るブレード
26と、ブレード26で掻き採られたトナー及び紙粉等
を転写手段本体1Aの外方に配設された図示しない廃ト
ナー回収容器内に搬送する回収スクリュー27とを備え
ている。クリーニングバイアスローラ22は、トナーの
回収性を維持するために、その表面の粗さをRzで2μ
m以下とされ、高圧電源24に抵抗素子28を介して接
続されている。
【0033】このように構成された転写手段1は、図5
に示すように、レジストローラ10から転写紙Pが繰り
出されるのに合わせて、支持体7が転写ベルト6を感光
体11に接近させる方向に揺動されることにより、感光
体11と転写ベルト6との間に、転写紙Pの搬送方向に
沿った幅4mm〜8mm程度のニップ部Bが形成され
る。
【0034】一方、感光体11は、その表面が例えば−
800Vに帯電され、図7に示すように、その表面にプ
ラス帯電されたトナーを静電的に吸着した状態でニップ
部Bに移動する。ここで、ニップ部Bの上流側の感光体
近傍に配置された転写前除電ランプ15によって、トナ
ー像がニップ部Bに至る前に感光体11の表面電位が低
下される。図7では、帯電電荷の高さを丸印の大きさに
よって表しており、転写前除電ランプ15によって帯電
電荷が低下された状態の電荷を示す丸印の大きさが、除
電前の状態の電荷を示す丸印の大きさよりも小さく表示
されている。
【0035】感光体11上のトナー像は、図5に示すニ
ップ部Bにおいて、転写ベルト6側に位置するバイアス
ローラ21からの転写バイアスによって転写紙P上に転
移される。このときの転写バイアス電圧は、絶対値で
1.5kV〜6kVの範囲で高圧電源24から印加され
るが、この転写バイアスは、以下のような定電流制御の
結果に基づいて可変設定される。すなわち、図4、図5
において、高圧電源24から出力された電流をI1
し、転写ベルト6を介してローラ4から接地側に流れる
帰還電流をI2 とした場合、これら両者間で、I1 −I
2 =Iout (但し、Iout :一定)の関係が得られるよ
うに、電流値I1 の値が制御される。
【0036】高圧電源24から出力された電流I1 は直
接バイアスローラ21へ、また抵抗素子28を介してク
リーニングバイアスローラ22へと流れる。バイアスロ
ーラ21からの電流とクリーニングバイアスローラ22
からの電流とは、転写ベルト6を介してローラ4に流入
する。特にクリーニングバイアスローラ22からのクリ
ーニング電流は、転写ベルト6を介してローラ4に流入
する分とローラ5側を回ってバイアスローラ21側から
流れ込む分とがある。
【0037】高圧電源24とクリーニングバイアスロー
ラ22との間に抵抗素子28があるので、クリーニング
バイアス電圧はバイアスローラ21に印加する転写バイ
アス電圧よりも小さくなる。さらにクリーニングバイア
ス電圧が転写バイアスと同極性のため、クリーニング電
流の内のローラ5側を回ってバイアスローラ21側から
流れ込む分は無視できるほど小さくなる。よってクリー
ニング電流が感光体11への転写電流として寄与するこ
とはなく、すべて帰還電流I2 として戻されるので、I
1 −I2 の電流が実質的に感光体11への転写電流とな
り、I1 −I2=Iout (但し、Iout :一定)となる
ように定電流制御できる。
【0038】抵抗素子28は、転写ベルト6の固有抵抗
(内側層6aの表面抵抗率)より1〜3オーダー低いも
のが好ましい。転写バイアス電圧は、上述したように絶
対値で1.5kV〜6kVであるが、クリーニングバイ
アス電圧はこれ程高い必要はなく、また0.2kV以下
でもクリーニング性能を維持できなくなるので、0.2
kV〜1kVが適正である。なお、抵抗素子28を固定
素子としたが可変抵抗素子を用いて調整可能にしても構
わない。
【0039】これにより、温度や湿度等の環境条件が変
化したり、転写ベルト6の品質にバラツキがあっても、
転写紙P上での表面電位Vpを安定させることができ、
転写効率の変化をなくすことができる。つまり、このよ
うに、転写ベルト6及び転写紙Pを通して感光体11側
へ流れる電流をIout として見立てることによって、転
写紙P上での表面抵抗Vpの低抵抗化あるいは高抵抗化
による転写ベルト6への電流の流れ易さの変化が、転写
紙Pの分離性能や転写性能に影響してしまうのを防止で
きる。本実施例の場合のIout は、転写ベルト6の転写
紙搬送速度を330mm/sec、有効バイアスローラ
長を310mmとした場合に、Iout =35μA±5μ
Aに設定した場合に、良好な転写が得られた。
【0040】ところで、感光体11からの画像転写が行
われると、これと同時に転写紙Pも帯電する。従って、
転写ベルト6の真電荷と転写紙P側に発生する分極電荷
との関係により、転写ベルト6上に転写紙Pを静電的に
吸着して、感光体11からの転写紙Pの分離を行うこと
ができる。そして、この転写紙Pの分離動作は、感光体
11の曲率に逆らって直進しようとする転写紙自らの腰
の強さによる剥離作用によって助長される。
【0041】しかしながら、このような転写紙Pの静電
吸着分離は、環境条件が高湿度に変化した場合には、転
写紙Pに電流が流れ易くなるため良好に行えなくなる。
このため、本実施例では、図6に示した転写ベルト6の
表面層6bでの抵抗値を若干高めに設定してニップ部B
での転写紙Pへの真電荷の移行を遅らせ、さらには、バ
イアスローラ21をニップ部Bの位置よりも下流側に位
置させて転写ベルト6から転写紙Pへの真電荷の移行を
遅らせることにより、転写紙Pと感光体11との間での
静電的な吸着を回避するように構成されている。ここ
で、真電荷の移行を遅らせるとは、転写紙Pが感光体1
1側のニップ部Bに至るまでの上流側で、転写紙Pへの
電荷注入を発生させないことを意味している。このよう
に、転写紙Pへの真電荷の移行を遅らせることにより、
感光体11への転写紙Pの巻き付きや感光体11からの
転写紙Pの分離不良が防止される。
【0042】一方、上述のような環境変化による抵抗変
化は転写ベルト6側でも少ない方がよく、転写ベルト6
の抵抗を制御する導電材料としてはカーボンや酸化亜鉛
等を適量添加し、弾性体ベルトとしてゴムベルトを用い
た場合には、クロロプレーンゴム、EPDMゴム、シリ
コーンゴム、エピクロルヒドリンゴム等の、吸湿性が少
なく、抵抗値が安定した材質を選択することが望まれ
る。
【0043】なお、上述の感光体11側へ流れる電流I
out の値は一義的な値ではなく、転写紙Pの搬送速度が
遅い場合には減らすことができ、反対に、転写紙Pの搬
送速度が速い場合や転写前除電ランプ15が用いられな
い場合には増やすことができる。
【0044】上述のようにしてニップ部Bを通過した転
写紙Pは、転写ベルト6の移動に合わせて静電吸着搬送
され、駆動側のローラ5により曲率分離される。このロ
ーラ5による転写紙Pの曲率分離を円滑に行えるように
するためには、ローラ5の直径を16mm以下に設定す
ることが好ましい。このようなローラ5を用いた場合に
は、上質45K紙(剛度:横21cm3 /100)の曲
率分離が可能であるという実験結果が得られている。
【0045】次いで、ローラ5により転写ベルト6から
分離された転写紙Pは、ガイド板に案内されて定着装置
50の加熱ローラ51とパッドローラ(加圧ローラ)5
2との間に搬送される。この定着装置50では、転写紙
P上に転写されたトナー像が加熱溶融及び加圧されて転
写紙P上に定着される。
【0046】一方、転写紙Pへの画像転写及び転写紙P
の分離が完了した転写ベルト6は、DCソレノイド8の
励磁が解除されるのに応じて、支持体7に対する接離レ
バー9の当接が解除されて感光体11から離隔されると
ともに、その表面(外周面)がクリーニング手段23に
より清掃される。クリーニングバイアスローラ22に
0.2kV〜1kVのクリーニングバイアス電圧が高圧
電源24から印加されることにより、感光体11の表面
から転移したトナーや画像転写後の残留トナー及び転写
紙Pの紙粉等が、転写ベルト6上からクリーニングバイ
アスローラ22の表面に静電的に吸着する。
【0047】なお、転写ベルト6の表面には、トナー及
び紙粉等の離型性を良くするために、例えばポリフッ化
ビニリデン、四フッ化エチレン等の摩擦抵抗の低いフッ
素系の樹脂材料が被覆されている。また、転写ベルト6
の表面からクリーニングバイアスローラ22に静電的に
吸着したトナー及び紙粉等はブレード26により掻き落
とされ、回収スクリュー27によって転写手段本体1A
の外方に配設された図示しない廃トナー回収容器内に収
容される。一方、感光体11上に残ったトナーはクリー
ナー16のブレード17、ブラシ87により除去され、
再び次の作像工程に移る。
【0048】図8は、本発明の第2の実施例を採用した
画像形成装置を示している。この第2の実施例は、第1
の実施例と比較すると、光書込みユニット40に代えて
走査光学系60を用いた点と、転写手段1に代えてロー
ラ95を有する転写手段91を用いた点においてのみ相
違し、他の構成は同一である。
【0049】走査光学系60は、原稿載置台61、蛍光
灯62、可動ミラー63,64,65、結像レンズ6
6、固定ミラー67,68,69等から主に構成されて
おり、原稿載置台61上に載置された原稿の画像を各可
動ミラー63,64,65で走査して結像レンズ66に
結像させ、各固定ミラー67,68,69で反射させて
感光体11上に潜像を形成する周知のものである。ま
た、感光体11の近傍には、非画像部へのトナーの付着
を防止するイレーサ18が配設されている。帯電チャー
ジャ12と走査光学系60とによって潜像形成手段が構
成されている。
【0050】転写ベルト6を介してクリーニングバイア
スローラ22と対向配置されたローラ95は、少なくと
もその表面層が108 Ωcm以下の導電性ゴム(EPD
Mゴム、クロロプレーンゴム、あるいはシリコーンゴ
ム)から構成されており、その芯金95aは電気的にロ
ーラ4と接続されている。ローラ95は金属ローラであ
ってもよい。ローラ95は、ローラ4と同様に、転写ベ
ルト6上に流れる電流を帰還電流として検出する機能を
有しており、転写制御板25に接続されている。この電
流の検出によってバイアスローラ21からの供給電流が
制御される。
【0051】高圧電源24から出力された電流をI1
し、転写ベルト6を介してローラ4及びローラ95から
接地側に流れる帰還電流をI2 とした場合、これら両者
間で、I1 −I2 =Iout (但し、Iout :一定)の関
係が得られるように電流値I 1 の値が制御される。
【0052】このとき、高圧電源24から出力された電
流I1 は直接バイアスローラ21へ、また、抵抗素子2
8を介してクリーニングバイアスローラ22へと流れ
る。バイアスローラ21からの電流は、転写ベルト6を
介して主にローラ4に流入する。クリーニングバイアス
ローラ22からのクリーニング電流は、転写ベルト6を
介して対向するローラ95に、そのほとんどが流入す
る。
【0053】上述のように、クリーニング電流は、その
ほとんどがローラ95に流入するため、クリーニング電
流が感光体11の転写電流として寄与することはなく、
すべて帰還電流I2 として戻されるので、I1 −I2
電流値が実質的に感光体11への転写電流となり、I1
−I2 =Iout (但し、Iout :一定)となるように定
電流制御できる。
【0054】図9は、本発明の第3の実施例に用いられ
る転写手段101を示している。この転写手段101
は、第1の実施例で示した転写手段1と比較すると、高
圧電源24に代えて高圧電源104を有する点と、抵抗
素子28を具備しない点においてのみ相違し、他の構成
は同一である。
【0055】図10は、高圧電源104のトランス部
(変圧部)の概念図を示している。高圧電源104は、
DC24V(1次側)をトランス部で電圧変換して高圧
出力を得ているが、出力側(2次側)は巻線比で所定の
比に分配して出力1と出力2とが得られるように構成さ
れており、出力1はバイアスローラ21へ、出力2はク
リーニングバイアスローラ22へそれぞれ接続されてい
る。また、出力1と出力2との比(出力2/出力1)は
1/2〜1/8の間で任意に設定され、これによりクリ
ーニングバイアスローラ22と高圧電源104との間に
抵抗素子28を直列接続することなく、適正なクリーニ
ング電圧を得ることができる。
【0056】なお、この高圧電源104は、上述した転
写手段91の高圧電源24に代えて用いることもでき
る。
【0057】図11は、本発明の第4の実施例に用いら
れるクリーニング手段103を示している。クリーニン
グ手段103は、クリーニング手段23と比較すると、
クリーニングバイアスローラ22に代えてブラシローラ
102及び金属ローラ112を用いる点においてのみ相
違し、他の構成は同一である。
【0058】ブラシローラ102は、アクリルカーボン
等、105 Ωcm以下の導電性繊維からなるブラシ10
2aを植毛したブラシ状のローラで構成されており、金
属ローラ112には、転写バイアスと同極性のクリーニ
ングバイアスが印加される。
【0059】上述の構成により、ブラシローラ102の
電圧は、ブラシ102aの電気抵抗で電圧分配されて金
属ローラ112にかかるバイアスよりも電圧(絶対値)
の低い中間的な電圧となり、転写ベルト6上のトナーと
紙粉は静電的な力でブラシ102aに回収され、さらに
金属ローラ112に回収された後、ブレード26によっ
て金属ローラ112の周面上より掻き落とされる。
【0060】このような構成とすることにより、金属ロ
ーラを直接転写ベルト6に接した場合に比較して、ブラ
シ102aが転写ベルト6に食い込むことによって転写
ベルト6との密着面積が大きくなり、トナーと紙粉のク
リーニング能力が向上する。さらに、ブラシローラ10
2を転写ベルト6の移動速度に対して相対速度差をもた
せることで、転写ベルト6の表面を掻き取る能力が向上
し、よりクリーニング性能を安定させることができる。
ブラシローラ102の回転方向は、転写ベルト6の移動
方向に対して同方向、逆方向の何れでもよい。
【0061】図12は、本発明の第5の実施例に用いら
れる転写手段121を示している。この転写手段121
は、第2の実施例で示した転写手段91と比較すると、
クリーニングバイアスローラ22と抵抗素子28との間
と、ローラ95の芯金95aとの間に定電圧素子122
を設けた点においてのみ相違し、他の構成は同一であ
る。
【0062】定電圧素子122としてはバリスタあるい
はツェナーダイオード等が用いられ、その定電圧値は
0.2〜1kVの間で任意に設定される。この定電圧素
子122を用いることにより、高圧電源24が定電流制
御されてもクリーニングバイアスローラ22の電圧値が
安定するため、クリーニング性能の変動を極めて少なく
抑えることができる。また、定電圧素子122の一方を
芯金95aに繋ぐことで、定電圧素子122に流れ込む
電流もI2 として合算されて転写の差分定電流制御が行
われるため、転写に影響を与えることがない。この定電
圧素子122は、図9に示した転写手段101に接続す
ることも可能である。
【0063】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、転写バイ
アス印加手段とクリーニング手段とに電圧を供給する高
圧電源を用い、転写バイアス印加手段とクリーニング手
段とに供給する電流をI、電極に流れ込む電流をI
としたとき、I−Iが所定の値になるように定電流
制御することでクリーニング電流が転写電流に影響しな
くなり、差分電流制御の長所と静電的クリーニングの長
所を両立でき、転写ベルトの製造品質のバラツキや、温
湿度変化による転写性能や分離性能が変化することを防
止でき、転写ベルトのクリーニング不良による転写紙の
裏汚れを防止できる。
【0064】請求項2記載の発明によれば、高圧電源と
クリーニング手段との間に抵抗素子を設けることにより
静電的クリーニングの条件を最適化でき、請求項1の効
を高精度に達成することができる。
【0065】請求項3記載の発明によれば、高圧電源を
分圧して値の異なる2つの出力を得ることにより転写の
みならず静電的クリーニングの条件を最適化でき、請求
項1の効果を高精度に達成することができる。
【0066】請求項4記載の発明によれば、導電性ロー
ラを転写ベルトに対して相対速度差をもって回転駆動さ
せることにより、トナーのクリーニング及び紙紛のクリ
ーニングの両方を安定して行うことができる。
【0067】請求項5記載の発明によれば、導電性ブラ
シを転写ベルトに対して相対速度差をもって回転駆動さ
せることにより、トナーのクリーニング及び紙紛のクリ
ーニングの両方を安定して行うことができる。
【0068】請求項6記載の発明によれば、クリーニン
グ手段とクリーニング手段からの電流が流れ込む電極と
の間に定電圧素子を設けることによりクリーニングバイ
アス電圧が一定化し、請求項1の効果をさらに高精度に
達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を採用した画像形成装置
の概略正面図である。
【図2】本発明の第1の実施例に用いられる転写手段の
分解斜視図である。
【図3】本発明の第1の実施例に用いられるベルトユニ
ットの概略平面図である。
【図4】本発明の第1の実施例に用いられる転写手段要
部の概略正面図である。
【図5】本発明の第1の実施例における転写手段の動作
を説明するための概略正面図である。
【図6】本発明の第1ないし第5の実施例に用いられる
転写ベルトの構成を示す部分断面図である。
【図7】本発明の第1の実施例におけるトナー像の転写
工程を説明するための要部正面図である。
【図8】本発明の第1の実施例を採用した画像形成装置
の概略正面図である。
【図9】本発明の第3の実施例に用いられる転写手段要
部の概略正面図である。
【図10】本発明の第3の実施例に用いられる高圧電源
のトランス部を説明する概念図である。
【図11】本発明の第4の実施例に用いられるクリーニ
ング手段要部の部分正面図である。
【図12】本発明の第5の実施例に用いられる転写手段
要部の概略正面図である。
【符号の説明】
1,91,101,121 転写手段 2 ベルトユニット 4,5,95 ローラ 6 転写ベルト 7 支持体 8 DCソレノイド 9 接離レバー 10 レジストローラ 11 感光体 12 帯電チャージャー 13 除電ランプ 14 現像手段 16 クリーナー 21 バイアスローラ 22 クリーニングバイアスローラ 23,103 クリーニング手段 24,104 高圧電源 25 転写制御板 26 ブレード 27 回収スクリュー 28 抵抗素子 102 ブラシローラ 112 金属ローラ 122 定電圧素子

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】像担持体と、この像担持体上に潜像を形成
    する潜像形成手段と、潜像を可視像化する現像手段と、
    可視像が転写される転写材を担持し定方向に搬送する転
    写ベルトと、上記転写ベルトの内側に接触した転写バイ
    アス印加手段と、上記転写ベルトの回転方向における上
    記転写バイアス印加手段の下流側に配置され、上記転写
    ベルトの表面をクリーニングする、バイアス印加された
    クリーニング手段とを有する転写手段とを具備する画像
    形成装置において、 上記転写バイアス印加手段と上記クリーニング手段とに
    電圧を供給する高圧電源と、上記転写ベルトと上記像担持体とが接触する転写部位近
    傍に設けられた、主に上記転写バイアス印加手段からの
    電流が流れ込む第1の電極と、 上記クリーニング手段近傍に設けられた、主に上記クリ
    ーニング手段からの電流が流れ込む第2の電極とを有
    し、 上記高圧電源から上記転写バイアス印加手段と上記クリ
    ーニング手段とに供給する電流をIとし、第1及び第
    2の電極に流れ込む合算した電流をIとしたとき、I
    −Iが所定の値になるように定電流制御することを
    特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】上記転写バイアス印加手段に印加する転写
    バイアス電圧よりも上記クリーニング手段に印加するク
    リーニングバイアス電圧を小さくする抵抗素子を、上記
    高圧電源と上記クリーニング手段との間に設けたことを
    特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】上記転写バイアス電圧に対して上記クリー
    ニングバイアス電圧が所定の比率で低くなるように、上
    記高圧電源が分圧して電圧を供給することを特徴とする
    請求項1記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】上記クリーニング手段が、上記転写ベルト
    に対して相対速度差をもって回転自在に配設された導電
    性ローラを有することを特徴とする請求項1ないし請求
    項3のうちの何れか1つに記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】上記クリーニング手段が、上記転写ベルト
    に対して相対速度差をもって回転自在に配設された導電
    性ブラシを有することを特徴とする請求項1ないし請求
    項3のうちの何れか1つに記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】上記クリーニング手段と上記クリーニング
    手段からの電流が流れ込む電極との間に定電圧素子を設
    けたことを特徴とする請求項2または請求項3記載の画
    像形成装置。
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