JP3515342B2 - オートクレーブ処理可能な電子内視鏡 - Google Patents
オートクレーブ処理可能な電子内視鏡Info
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B1/00—Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
- A61B1/00142—Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor with means for preventing contamination, e.g. by using a sanitary sheath
-
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- A61B1/00—Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
- A61B1/04—Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor combined with photographic or television appliances
- A61B1/05—Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor combined with photographic or television appliances characterised by the image sensor, e.g. camera, being in the distal end portion
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- Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、対物レンズによっ
て受像された画像を受けるための半導体画像センサ（Ｃ
ＣＤチップ）と、電子回路とを有する電子内視鏡であっ
て、遠位端及び近位端を有する軸を実質的に含み、対物
レンズ及びＣＣＤチップが遠位端に配置され、軸を保持
するとともにグラスファイバ光学接続部を包囲するハウ
ジング中に近位端が保持されている電子内視鏡に関す
る。
て受像された画像を受けるための半導体画像センサ（Ｃ
ＣＤチップ）と、電子回路とを有する電子内視鏡であっ
て、遠位端及び近位端を有する軸を実質的に含み、対物
レンズ及びＣＣＤチップが遠位端に配置され、軸を保持
するとともにグラスファイバ光学接続部を包囲するハウ
ジング中に近位端が保持されている電子内視鏡に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】このタイプの電子内視鏡は、たとえばド
イツ国特許第３９２１２３３号及び米国特許第４，２５
３，４４７号もしくは米国特許第４，２６１，３４４号
から公知である。
イツ国特許第３９２１２３３号及び米国特許第４，２５
３，４４７号もしくは米国特許第４，２６１，３４４号
から公知である。
【０００３】特に医療の分野で使用されるこのような内
視鏡は、使用後、再使用に備えて、特に、人体に導入さ
れるその遠位区域を滅菌処理しなければならない。従来
の器具、特には、内視鏡軸の内部に内視鏡及びＣＣＤチ
ップを配設した器具は、全体をオートクレーブ処理に付
すことはできない。すなわち、これらの器具は、この目
的に使用される１３４℃の最低温度に長時間耐えること
ができない。
視鏡は、使用後、再使用に備えて、特に、人体に導入さ
れるその遠位区域を滅菌処理しなければならない。従来
の器具、特には、内視鏡軸の内部に内視鏡及びＣＣＤチ
ップを配設した器具は、全体をオートクレーブ処理に付
すことはできない。すなわち、これらの器具は、この目
的に使用される１３４℃の最低温度に長時間耐えること
ができない。
【０００４】この理由は、ＣＣＤチップユニットが複数
の部品から構成されて各構成部品が互いに接着され、金
属製のエレメント中に保持されているため、数回のオー
トクレーブ処理の後に曇りが生じるからである。すなわ
ち、オートクレーブ処理中の温度上昇及び引き続き行わ
れる冷却処理により、個々の部品の表面、特にはＣＣＤ
チップ及びＩＲカットオフフィルタの前方に配置された
水晶フィルタの表面が、それぞれの隣接面の間に塗布さ
れた接着剤がその透明性を失って不透明になるために、
品質低下を生じる。
の部品から構成されて各構成部品が互いに接着され、金
属製のエレメント中に保持されているため、数回のオー
トクレーブ処理の後に曇りが生じるからである。すなわ
ち、オートクレーブ処理中の温度上昇及び引き続き行わ
れる冷却処理により、個々の部品の表面、特にはＣＣＤ
チップ及びＩＲカットオフフィルタの前方に配置された
水晶フィルタの表面が、それぞれの隣接面の間に塗布さ
れた接着剤がその透明性を失って不透明になるために、
品質低下を生じる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、特に医療の分野で使用することができ、完全にオー
トクレーブ処理可能であり、１３４℃の温度、２．３バ
ールの圧力及び約９５％の湿度（飽和水蒸気）の条件下
で７分間のオートクレーブ処理に頻繁に付された後でも
損傷を生じない内視鏡を提供することにある。
は、特に医療の分野で使用することができ、完全にオー
トクレーブ処理可能であり、１３４℃の温度、２．３バ
ールの圧力及び約９５％の湿度（飽和水蒸気）の条件下
で７分間のオートクレーブ処理に頻繁に付された後でも
損傷を生じない内視鏡を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、対物レン
ズの後方に配設された半導体画像センサ（ＣＣＤチップ
ユニット）の構成部品、すなわち水晶フィルタ、ＩＲカ
ットオフフィルタ及びＣＣＤチップが互いに離間するよ
うに配設された電子内視鏡において達成される。ＣＣＤ
チップユニットのこの特殊な構造により、互いに面する
前記の構成部品の表面が互いに接触しないことを保証さ
れ、従って、それぞれの構成部品を接着して合わせる必
要がなく、その結果、内視鏡をオートクレーブ条件に付
したとき、接着剤の変化によるＣＣＤチップユニットの
品質の劣化が起こらない。
ズの後方に配設された半導体画像センサ（ＣＣＤチップ
ユニット）の構成部品、すなわち水晶フィルタ、ＩＲカ
ットオフフィルタ及びＣＣＤチップが互いに離間するよ
うに配設された電子内視鏡において達成される。ＣＣＤ
チップユニットのこの特殊な構造により、互いに面する
前記の構成部品の表面が互いに接触しないことを保証さ
れ、従って、それぞれの構成部品を接着して合わせる必
要がなく、その結果、内視鏡をオートクレーブ条件に付
したとき、接着剤の変化によるＣＣＤチップユニットの
品質の劣化が起こらない。
【０００７】ＣＣＤチップユニットの構成部品は、ユニ
ットの構成部品を形成し、画像信号を伝達するケーブル
を有するボードと隣接する金属の筐体の中に保持されて
いることが望ましい。
ットの構成部品を形成し、画像信号を伝達するケーブル
を有するボードと隣接する金属の筐体の中に保持されて
いることが望ましい。
【０００８】残りの構成部品とは異なるＣＣＤチップユ
ニットの伸びまたは膨張のため、このＣＣＤチップユニ
ットは、別に構成されたＣＣＤ管の遠位端に効果的に保
持されている。それにより、ＣＣＤチップはオートクレ
ーブ処理が実施されている時にその配列を変化させるこ
とができ、オートクレーブ処理の後には特に内視鏡の対
物レンズユニットに対して所定の位置に復元し得る。
ニットの伸びまたは膨張のため、このＣＣＤチップユニ
ットは、別に構成されたＣＣＤ管の遠位端に効果的に保
持されている。それにより、ＣＣＤチップはオートクレ
ーブ処理が実施されている時にその配列を変化させるこ
とができ、オートクレーブ処理の後には特に内視鏡の対
物レンズユニットに対して所定の位置に復元し得る。
【０００９】このため、本発明のさらなる好適な態様で
は、ＣＣＤ管の遠位端は、弾性または可撓性の舌片を有
し、ＣＣＤチップユニットが、これらの舌片の間に取り
付けられ、これらの舌片によって弾性的に保持されてい
る。
は、ＣＣＤ管の遠位端は、弾性または可撓性の舌片を有
し、ＣＣＤチップユニットが、これらの舌片の間に取り
付けられ、これらの舌片によって弾性的に保持されてい
る。
【００１０】内視鏡のさらなる有利な実施形態では、軸
はＣＣＤ管をはじめとする種々の複数の管を備え、各管
は互いに適合されるとともに、一方を他方の内側に挿入
することができ、互いに対して適宜に移動させることが
可能な小さな直径を有している。内視鏡の軸の内部をこ
のように分割することにより、内視鏡の遠位端に配設さ
れた個々の構成部品、たとえばＣＣＤチップユニット、
対物レンズユニット及び対物レンズユニットを終端させ
る板ガラスを、たとえば内視鏡全体に対するそれらの密
封性に関し、個々の要件に応じて構成することが可能な
各種の異なる管の中に固定することができる。
はＣＣＤ管をはじめとする種々の複数の管を備え、各管
は互いに適合されるとともに、一方を他方の内側に挿入
することができ、互いに対して適宜に移動させることが
可能な小さな直径を有している。内視鏡の軸の内部をこ
のように分割することにより、内視鏡の遠位端に配設さ
れた個々の構成部品、たとえばＣＣＤチップユニット、
対物レンズユニット及び対物レンズユニットを終端させ
る板ガラスを、たとえば内視鏡全体に対するそれらの密
封性に関し、個々の要件に応じて構成することが可能な
各種の異なる管の中に固定することができる。
【００１１】加えて、複数の管はＣＣＤチップをその遠
位端で弾性的に保持するＣＣＤ管を含んでいる。また、
複数の管は、画像信号を伝達するケーブルと、対物レン
ズユニットが遠位端に配設されたより大径の対物レンズ
管と、ＣＣＤ管及び対物レンズ管を受け入れ、かつ、そ
の遠位端に配設された終端ガラスを有するさらに大径の
ジャケット管とを含んでいる。ＣＣＤ管はこの対物レン
ズ管に取り付けられて長手方向に移動可能である。
位端で弾性的に保持するＣＣＤ管を含んでいる。また、
複数の管は、画像信号を伝達するケーブルと、対物レン
ズユニットが遠位端に配設されたより大径の対物レンズ
管と、ＣＣＤ管及び対物レンズ管を受け入れ、かつ、そ
の遠位端に配設された終端ガラスを有するさらに大径の
ジャケット管とを含んでいる。ＣＣＤ管はこの対物レン
ズ管に取り付けられて長手方向に移動可能である。
【００１２】これら３個の管の配置により、外側の管に
よって形成される内視鏡の軸に対する、また、内視鏡の
ハウジングに対する空気及び湿気の進入に対して完全に
密に保たれる。また、３個の管の配置は、ジャケット管
と軸との間に形成される環状の中間空間に対しても閉じ
ていることを保証する。尚、この中間空間は光を伝達す
るための光伝送ファイバを受け入れるものである。
よって形成される内視鏡の軸に対する、また、内視鏡の
ハウジングに対する空気及び湿気の進入に対して完全に
密に保たれる。また、３個の管の配置は、ジャケット管
と軸との間に形成される環状の中間空間に対しても閉じ
ていることを保証する。尚、この中間空間は光を伝達す
るための光伝送ファイバを受け入れるものである。
【００１３】加えて、ジャケット管の遠位端の終端ガラ
スは、特殊なはんだにより、高真空下、８００℃で確実
かつ強固にはんだ付けされている。本発明のさらなる有
利な態様では、ジャケット管は、その近位端が接続ソケ
ットとして構成され、この接続ソケットが、ジャケット
管の近位端に形成されたハウジングソケット中に固定さ
れる。ハウジングソケットは、セラミック挿入ソケット
システムにより、外部に対して密に閉じている。
スは、特殊なはんだにより、高真空下、８００℃で確実
かつ強固にはんだ付けされている。本発明のさらなる有
利な態様では、ジャケット管は、その近位端が接続ソケ
ットとして構成され、この接続ソケットが、ジャケット
管の近位端に形成されたハウジングソケット中に固定さ
れる。ハウジングソケットは、セラミック挿入ソケット
システムにより、外部に対して密に閉じている。
【００１４】最後に、ＣＣＤチップユニットの構成部品
の個々の表面それぞれが反射防止剤の塗膜を被着されて
いる。
の個々の表面それぞれが反射防止剤の塗膜を被着されて
いる。
【００１５】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、完全
にオートクレーブ処理可能な内視鏡の実施例をさらに詳
細に説明する。尚、実施の形態は本発明を限定するもの
ではない。
にオートクレーブ処理可能な内視鏡の実施例をさらに詳
細に説明する。尚、実施の形態は本発明を限定するもの
ではない。
【００１６】図に示す完全にオートクレーブ処理可能な
内視鏡は、特に医療の分野で使用するために提供され
る。この内視鏡は、軸１を構成するとともに、遠位端３
と、ハウジング５中に保持される近位端４とを有する外
側管２を備えている。ハウジング５そのものは、特に図
３に見てとれるように、外部の光源への光伝送グラスフ
ァイバシステムの接続部６を有している。
内視鏡は、特に医療の分野で使用するために提供され
る。この内視鏡は、軸１を構成するとともに、遠位端３
と、ハウジング５中に保持される近位端４とを有する外
側管２を備えている。ハウジング５そのものは、特に図
３に見てとれるように、外部の光源への光伝送グラスフ
ァイバシステムの接続部６を有している。
【００１７】光伝送グラスファイバ７はこの接続部６中
に配設され、ハウジング５の軸１に導入されている。そ
れにより、光伝送グラスファイバ７は、外側管２と、そ
の外側管の中に配設され、かつ外側管よりも小さな直径
を有する別の管８との間に形成される中間空間９を満た
している。従って、観察すべき区域を照射するために必
要な光を放射できるように、光伝送グラスファイバ７が
ハウジング５から軸１の遠位端３まで案内される。ハウ
ジング５はその近位端に穴１０を備えている。この穴１
０は、以下さらに詳細に説明されるが、内視鏡の軸１に
挿入されるさらなる管の近位端に形成された対応する装
置を受け入れるために設けられている。
に配設され、ハウジング５の軸１に導入されている。そ
れにより、光伝送グラスファイバ７は、外側管２と、そ
の外側管の中に配設され、かつ外側管よりも小さな直径
を有する別の管８との間に形成される中間空間９を満た
している。従って、観察すべき区域を照射するために必
要な光を放射できるように、光伝送グラスファイバ７が
ハウジング５から軸１の遠位端３まで案内される。ハウ
ジング５はその近位端に穴１０を備えている。この穴１
０は、以下さらに詳細に説明されるが、内視鏡の軸１に
挿入されるさらなる管の近位端に形成された対応する装
置を受け入れるために設けられている。
【００１８】図４に示すオートクレーブ処理可能なＣＣ
Ｄ装置及び光学ユニット１１は、内視鏡の近位端から、
図３に示す軸１、ハウジング５及び穴１０に挿入され
て、滑り込まされる。
Ｄ装置及び光学ユニット１１は、内視鏡の近位端から、
図３に示す軸１、ハウジング５及び穴１０に挿入され
て、滑り込まされる。
【００１９】図４に示すこのオートクレーブ装置１１
は、以下のものを実質的に含む。すなわち、板ガラス１
３及びハウジングソケット１４を備えた図５に示すジャ
ケット管１２と、ジャケット管１２の中に挿入され、か
つ対物レンズ１６及び対物レンズ管１７を有する図６の
対物レンズユニット１５と、対物レンズユニット１５に
挿入され、かつ接続ソケット１８を備え、図８及び９に
示すＣＣＤチップユニット２０及びＣＣＤ管２１’を有
するＣＣＤチップ管ユニット１９（図７参照）とを含
む。これらの個々の構成部品は、特にそれらの相互関係
に関し、図１（ａ）〜（ｈ）に明確に示されている。
は、以下のものを実質的に含む。すなわち、板ガラス１
３及びハウジングソケット１４を備えた図５に示すジャ
ケット管１２と、ジャケット管１２の中に挿入され、か
つ対物レンズ１６及び対物レンズ管１７を有する図６の
対物レンズユニット１５と、対物レンズユニット１５に
挿入され、かつ接続ソケット１８を備え、図８及び９に
示すＣＣＤチップユニット２０及びＣＣＤ管２１’を有
するＣＣＤチップ管ユニット１９（図７参照）とを含
む。これらの個々の構成部品は、特にそれらの相互関係
に関し、図１（ａ）〜（ｈ）に明確に示されている。
【００２０】オートクレーブ処理可能なＣＣＤユニット
及び光学ユニット１１の構造をより詳細に説明するた
め、まずＣＣＤチップユニット２０そのものの構造を説
明し、次いで、ＣＣＤ管２１’、さらには対物レンズ管
１７及びジャケット管１２におけるその配置を説明す
る。
及び光学ユニット１１の構造をより詳細に説明するた
め、まずＣＣＤチップユニット２０そのものの構造を説
明し、次いで、ＣＣＤ管２１’、さらには対物レンズ管
１７及びジャケット管１２におけるその配置を説明す
る。
【００２１】ＣＣＤチップユニット２０を図９に他の図
よりも拡大して示し、図１０には、さらに図９よりも拡
大して示す。ＣＣＤチップユニット２０は、実質的に、
ＣＣＤチップ２１そのものと、ＣＣＤチップの前方に配
設されたＩＲカットオフフィルタ２２と、ＩＲカットオ
フフィルタ２２の前方に配設された水晶フィルタ２３と
を含み、空気を満たしたのみの中間空間２４が、水晶フ
ィルタ２３とＩＲカットオフフィルタ２２との間及び、
ＩＲカットオフフィルタ２２とＣＣＤチップ２１との間
に設けられている。
よりも拡大して示し、図１０には、さらに図９よりも拡
大して示す。ＣＣＤチップユニット２０は、実質的に、
ＣＣＤチップ２１そのものと、ＣＣＤチップの前方に配
設されたＩＲカットオフフィルタ２２と、ＩＲカットオ
フフィルタ２２の前方に配設された水晶フィルタ２３と
を含み、空気を満たしたのみの中間空間２４が、水晶フ
ィルタ２３とＩＲカットオフフィルタ２２との間及び、
ＩＲカットオフフィルタ２２とＣＣＤチップ２１との間
に設けられている。
【００２２】これら個々の部品は金属の筐体２５によっ
て保持され、この筐体２５には、ＣＣＤチップユニット
２０によって生成される画像信号を伝達するための電気
ケーブル２６′を含むボード２６が固定されている。
て保持され、この筐体２５には、ＣＣＤチップユニット
２０によって生成される画像信号を伝達するための電気
ケーブル２６′を含むボード２６が固定されている。
【００２３】図９に示すＣＣＤチップユニット２０は、
図８に示す可撓性の舌片２８を有するその遠位端２７に
おいて、ＣＣＤ管２１’の中に保持される。このアセン
ブリは図７においても示され、ＣＣＤ管２１’は、その
近位端において、接続ソケット１８中に配置されてい
る。この配置は管締め付けソケット２９及び締め付けね
じ３０によって実施される。
図８に示す可撓性の舌片２８を有するその遠位端２７に
おいて、ＣＣＤ管２１’の中に保持される。このアセン
ブリは図７においても示され、ＣＣＤ管２１’は、その
近位端において、接続ソケット１８中に配置されてい
る。この配置は管締め付けソケット２９及び締め付けね
じ３０によって実施される。
【００２４】シリコーン基板２５中において、上述した
ＣＣＤチップユニット２０の個々の部品が離間して配置
されることにより、また、ＣＣＤチップユニット２０が
ＣＣＤ管２１’の遠位端の舌片２８の間に固定されるこ
とにより、ＣＣＤチップユニット２０は、オートクレー
ブ処理中、及びその後の冷却中の温度変化に応じて変化
する膨張に従って、相応に挙動することができる。舌片
２８は、常温でＣＣＤチップユニット２０が所定の領域
及び所定の位置に再び配置されることを保証する。
ＣＣＤチップユニット２０の個々の部品が離間して配置
されることにより、また、ＣＣＤチップユニット２０が
ＣＣＤ管２１’の遠位端の舌片２８の間に固定されるこ
とにより、ＣＣＤチップユニット２０は、オートクレー
ブ処理中、及びその後の冷却中の温度変化に応じて変化
する膨張に従って、相応に挙動することができる。舌片
２８は、常温でＣＣＤチップユニット２０が所定の領域
及び所定の位置に再び配置されることを保証する。
【００２５】ＣＣＤ管２１’を接続ソケット１８ととも
に含んだ図７に示すＣＣＤチップ管ユニット１９は、近
位側から、図６に示す対物レンズユニット１５に挿入さ
れる。この対物レンズユニット１５は、実質的に、図６
に示す対物レンズ管１７と、対物レンズ管１７の遠位端
に配置され、かつ、個々の対物レンズ部品を含んだ対物
レンズユニット１６とを有する。
に含んだ図７に示すＣＣＤチップ管ユニット１９は、近
位側から、図６に示す対物レンズユニット１５に挿入さ
れる。この対物レンズユニット１５は、実質的に、図６
に示す対物レンズ管１７と、対物レンズ管１７の遠位端
に配置され、かつ、個々の対物レンズ部品を含んだ対物
レンズユニット１６とを有する。
【００２６】上述した内視鏡は、ＣＣＤチップユニット
２０の特殊な構造及び対物レンズ管１７に挿入されてジ
ャケット管１２の中に保持されるＣＣＤ管２１’中のＣ
ＣＤチップユニット２０の特殊な配置により、また、そ
れに加えて、遠位端に配設された板ガラス１３の密封構
造及びハウジングソケット１４の同様な密封構造を、管
締め付けソケット２９及び密封式の挿入ソケットシステ
ムによって外部で終端する接続ソケット１８と組み合わ
せた結果として、完全にオートクレーブ処理可能であ
る。
２０の特殊な構造及び対物レンズ管１７に挿入されてジ
ャケット管１２の中に保持されるＣＣＤ管２１’中のＣ
ＣＤチップユニット２０の特殊な配置により、また、そ
れに加えて、遠位端に配設された板ガラス１３の密封構
造及びハウジングソケット１４の同様な密封構造を、管
締め付けソケット２９及び密封式の挿入ソケットシステ
ムによって外部で終端する接続ソケット１８と組み合わ
せた結果として、完全にオートクレーブ処理可能であ
る。
【００２７】上述したユニットは、内視鏡の軸１及びハ
ウジング５によって包囲された実際に完全にオートクレ
ーブ処理可能なＣＣＤユニット及び対物レンズユニット
を形成する。
ウジング５によって包囲された実際に完全にオートクレ
ーブ処理可能なＣＣＤユニット及び対物レンズユニット
を形成する。
【００２８】加えて、ＣＣＤ管２１’の遠位端２７にお
ける複数の可撓性舌片２８の間にＣＣＤチップユニット
２０を設置すること、及びこのＣＣＤ管２１’が対物レ
ンズ管１７中で移動可能であるということによって、Ｃ
ＣＤチップユニット２０を簡単な方法でＣＣＤチップ管
ユニット１９から引き抜き、かつ、必要ならば新たなユ
ニットと交換することを可能にする。
ける複数の可撓性舌片２８の間にＣＣＤチップユニット
２０を設置すること、及びこのＣＣＤ管２１’が対物レ
ンズ管１７中で移動可能であるということによって、Ｃ
ＣＤチップユニット２０を簡単な方法でＣＣＤチップ管
ユニット１９から引き抜き、かつ、必要ならば新たなユ
ニットと交換することを可能にする。
【図１】 （ａ）〜（ｉ）は内視鏡アッセンブリにおけ
る構成部品の構造をそれぞれ示す。
る構成部品の構造をそれぞれ示す。
【図２】 図１（ａ）に対応し、組み立てられたオート
クレーブ処理可能な内視鏡の拡大断面図である。
クレーブ処理可能な内視鏡の拡大断面図である。
【図３】 図１（ｂ）に対応し、内視鏡の軸及びハウジ
ングの拡大断面図である。
ングの拡大断面図である。
【図４】 図１（ｂ）、（ｅ）、（ｇ）及び（ｈ）に対
応する構成部品及びさらなる構成部品を含み、図１
（ｃ）に示すオートクレーブ可能なＣＣＤユニット及び
光学ユニットの拡大断面図である。
応する構成部品及びさらなる構成部品を含み、図１
（ｃ）に示すオートクレーブ可能なＣＣＤユニット及び
光学ユニットの拡大断面図である。
【図５】 図１（ｄ）のジャケット管の拡大断面図であ
る。
る。
【図６】 図１（ｅ）の対物レンズユニットを備えた対
物レンズ管の拡大断面図である。
物レンズ管の拡大断面図である。
【図７】 図１（ｇ）及び（ｈ）に示すＣＣＤ管及びＣ
ＣＤチップを含み、かつ接続ソケットを備えた構成部品
に関する図１（ｆ）に対応する拡大断面図である。
ＣＤチップを含み、かつ接続ソケットを備えた構成部品
に関する図１（ｆ）に対応する拡大断面図である。
【図８】 ＣＣＤ管の断面図である。
【図９】 図１（ｈ）のＣＣＤチップユニットの拡大断
面図である。
面図である。
【図１０】図９及び図１（ｉ）に示すＣＣＤチップユニ
ットの詳細を示す拡大断面図である。
ットの詳細を示す拡大断面図である。
１：軸、２：外側管、３：遠位端、４：近位端、５：ハ
ウジング、６：接続部、７：グラスファイバ、１２：ジ
ャケット管、１３：板ガラス、１６：対物レンズ、１
７：対物レンズ管、１８：接続ソケット、１９：ＣＣＤ
チップ管ユニット、２０：ＣＣＤチップユニット、２
２：ＩＲカットオフフィルタ、２３：水晶フィルタ、２
６’：ケーブル、２８：舌片。
ウジング、６：接続部、７：グラスファイバ、１２：ジ
ャケット管、１３：板ガラス、１６：対物レンズ、１
７：対物レンズ管、１８：接続ソケット、１９：ＣＣＤ
チップ管ユニット、２０：ＣＣＤチップユニット、２
２：ＩＲカットオフフィルタ、２３：水晶フィルタ、２
６’：ケーブル、２８：舌片。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 ノルベルト ヘックル
ドイツ連邦共和国 ライバーティンゲン
Ｄ−88637 ボルフビュール 21
(56)参考文献 特開 平８−280610（ＪＰ，Ａ)
実開 平６−87921（ＪＰ，Ｕ)
国際公開93／006767（ＷＯ，Ａ１)
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
A61B 1/00 - 1/32
G02B 23/24 - 23/26
Claims (6)
- 【請求項１】 ＣＣＤチップ（２１）により構成された
半導体画像センサと、レンズ（１６）を介して画像を受
け入れるためのＣＣＤチップユニット（２０）を前記Ｃ
ＣＤチップととともに構成するフィルタ（２２，２３）
と、電子回路とを有する電子内視鏡であって、当該電子
内視鏡は、グラスファイバ光学接続部（６）を収容する
ハウジング（１）に保持される近位端（４）と、前記レ
ンズと前記ＣＣＤチップユニットが配設される遠位端
（３）とを有する軸（１）を含み、前記ＣＣＤチップユ
ニット（２０）の構成部品である水晶フィルタ（２
３）、ＩＲカットオフフィルタ（２２）及びＣＣＤチッ
プ（２１）が、互いに関連する空間（２４）をおいて前
記レンズの後方に配置され、かつ、前記ＣＣＤチップユ
ニット（２０）の構成部品である金属の筐体（２５）の
中に保持されており、前記筐体が画像信号を伝送するケ
ーブル（２６′）を有するボード（２６）と接続されて
いるものである前記電子内視鏡において、可撓性の複数
の舌片（２８）が設けられた遠位端（２７）を有するＣ
ＣＤ管（２１’）を備え、これらの舌片の間に前記ＣＣ
Ｄチップユニット（２０）が弾性的に保持されているこ
とを特徴とする電子内視鏡。 - 【請求項２】 前記内視鏡の軸（１）は複数の管を有
し、当該複数の管の直径は、一つの管の内側に別の一つ
の管を挿入することが可能で、前記別の一つの管の内側
に更に別の一つの管を挿入することが可能で、かつ適宜
に相対移動可能に適合されているものであり、前記複数
の管は、 前記ボードが挿入されその遠位端に前記ＣＣＤチップユ
ニットを弾性的に保持している前記ＣＣＤ管と、 その遠位端に前記レンズが配置され、前記ＣＣＤ管をそ
の内側において長手方向に移動可能に保持する比較的大
径のレンズ管（１７）と、 前記ＣＣＤ管及び前記レンズ管を受け入れ、かつ、その
遠位端に配設されたガラス板（１３）を有するさらに大
径のジャケット管（１２）とを含むことを特徴とする請
求項１に記載の電子内視鏡。 - 【請求項３】 前記ガラス板が前記ジャケット管の中に
固着されていることを特徴とする請求項２に記載の電子
内視鏡。 - 【請求項４】 前記ガラス板が、特殊なはんだにより、
高真空下に８００℃で確実かつ強固にはんだ付けされて
いることを特徴とする請求項３に記載の電子内視鏡。 - 【請求項５】 前記ジャケット管がその近位端にハウジ
ングソケット（１４）を有し、このハウジングソケット
の中に管締め付けソケット（２９）が突出し、この管締
め付けソケット（２９）が締め付けねじ（３０）を介し
て前記ＣＣＤ管と接続され、密封式の挿入接続または栓
接続を有するとともに前記ジャケット管の近位端の封止
を形成する接続ソケット（１８）が管締め付けソケット
の中に配設されていることを特徴とする請求項２に記載
の電子内視鏡。 - 【請求項６】 前記ＣＣＤチップユニット（２０）の構
成部品（２１、２２及び２３）の表面には反射防止剤の
塗膜が被着されていることを特徴とする請求項１乃至４
のいずれか一項に記載の電子内視鏡。
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