JP3461974B2 - 内視鏡 - Google Patents

内視鏡

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JP3461974B2 JP15683795A JP15683795A JP3461974B2 JP 3461974 B2 JP3461974 B2 JP 3461974B2 JP 15683795 A JP15683795 A JP 15683795A JP 15683795 A JP15683795 A JP 15683795A JP 3461974 B2 JP3461974 B2 JP 3461974B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、対物ユニットを交換可
能な内視鏡に関する。
【0002】
【従来の技術】電子内視鏡を例にとって説明すると、内
視鏡は、中空のベース部と、このベース部から延びる中
空の挿入部とを有するボデイを備えている。挿入部の先
端部には、対物光学系が収容されている。対物光学系の
後方には、CCD等のイメージセンサ(受光手段)が配
置されている。このイメージセンサには信号線(像伝送
手段)が接続されており、この信号線は挿入部を通り、
ベース部を通って外部へ導出されている。また、挿入部
の先端部には照明光伝送用の光ファイバ束(照明光伝送
手段)の先端部が収容されている。この光ファイバ束
は、挿入部を通り、ボデイを通って外部へ導出されてい
る。この光ファイバ束の後端は、光源装置に接続されて
いる。光源装置からの照明光は光ファイバ束を通り、挿
入部の先端部において、光ファイバ束の先端面から照射
されるようになっている。観察対象の画像は、対物光学
系を介してイメージセンサで撮像され、その画像信号が
信号線を介して処理装置に送られ、ここでテレビ信号に
変換され、テレビに映し出される。
【0003】上記内視鏡において、広角,望遠が求めら
れたり、前方視,側方視等視野方向の異なるものが求め
られることがある。このような場合において、それぞれ
の役割を有する複数の内視鏡を用いたのでは、コスト高
となってしまう。そこで、特開昭60ー196718
号,実開平3ー69116号に開示されているように、
筒形状のサポートに対物光学系を収容してなる対物ユニ
ットを着脱可能に挿入部の先端部に装着できる内視鏡が
開発されている。このような内視鏡では、対物光学系と
照明光伝送手段との干渉が課題となる。例えば、実開平
3ー69116号の第1図に示すように、対物ユニット
のサポートが、照明光伝送手段からの照明光の一部を遮
ってしまい、広い範囲に照明光を供給することができな
い。また、これとは逆に光ファイバ束の先端が対物光学
系より前方に突出すると、観察視野が照明光伝送手段に
より遮られてしまう。
【0004】そこで、実開平3ー69116号の第2図
および特開昭60ー196718号に開示されているよ
うに、対物ユニットが対物光学系のみならず、照明光伝
送のための短い光ファイバ束を備えており、両者の間に
干渉が生じないような位置関係を確保している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記実施例で
は、対物ユニットに、対物光学系と光ファイバ束の両者
を組み込むため、構造が複雑となり製造コストが増大す
る。また、照明光伝送手段が、挿入部側の長い光ファイ
バ束と、対物ユニット側の短い光ファイバ束とに分割さ
れ、両者の接合境界面で照明光の伝達損が生じる。この
伝達損を補うためには光ファイバ束の断面積を大きくし
なければならず、その結果、挿入部の外径の増大を招
く。さらに、接合境界面において光漏れが生じ、観察を
妨害することもある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、図示
の全ての実施例に開示されているように、(イ)長く延
びるとともに少なくとも先端部が硬性をなす中空の挿入
部を有したボデイと、(ロ)先端部が上記挿入部の先端
部内に配置され、この挿入部を通って後方に延びる照明
光伝送手段と、(ハ)上記挿入部の先端部内に配置され
た対物光学系と、(ニ)上記対物光学系の後方において
上記挿入部内に配置され、観察対象から対物光学系を経
た反射光を受ける受光手段と、(ホ)上記挿入部を通
り、上記受光手段で受けた画像情報を後方に送る像伝送
手段、とを備えた内視鏡において、(ヘ)上記対物光学
系とこれを収容支持する筒形状のサポートにより構成さ
れ、上記挿入部の先端部内に着脱可能に支持され対物
ユニットと、(ト)上記対物ユニットの軸方向寸法に応
じて、上記受光手段を、挿入部内で軸方向位置調節可能
に保持し、この軸方向位置調節により、異なる対物ユニ
ットの軸方向の寸法差を吸収する保持手段とを備えたこ
とを特徴とする。
【0007】請求項2の発明は、請求項1に記載の内視
鏡において、図示の全ての実施例に開示されているよう
に、上記保持手段が、挿入部の軸方向に延びるとともに
先端部で受光手段を保持するホルダを有し、上記挿入部
の先端部には、軸方向に延びる互いに仕切られた第1,
第2の収容空間が形成され、第1収容空間は挿入部の先
端面に開口しており、この第1収容空間に上記対物ユニ
ットとホルダがスライド可能にして収容され、第2収容
空間に照明光伝送手段の先端部が収容されていることを
特徴とする。
【0008】請求項3の発明は、請求項2に記載の内視
鏡において、図示の全ての実施例に開示されているよう
に、上記ホルダが管形状をなしており、このホルダ内を
上記像伝送手段が通っていることを特徴とする。
【0009】請求項4の発明は、請求項2または3に記
載の内視鏡において、図5,図6に示す第2実施例を除
く全ての実施例に開示されているように、上記第2収容
空間は、第1収容空間と同じく挿入部の先端面に開口し
ていることを特徴とする。
【0010】請求項5の発明は、請求項2または3に記
載の内視鏡において、図5,図6に示す第2実施例に開
示されているように、上記第1,第2収容空間は互いに
径方向に離れて配置され、第2収容空間の先端開口は挿
入部の先端より後退した位置にあり、挿入部の先端部に
は、第2収容空間の先端開口に対峙するとともに挿入部
の軸線に対して傾斜した反射面が配置されており、対物
ユニットは先端部が挿入部の先端から突出して装着さ
れ、その先端部には、光路軸変換用の反射面が設けられ
ていることを特徴とする。
【0011】請求項6の発明は、請求項2に記載の内視
鏡において、図1〜図18に示す第1〜第8実施例に開
示されているように、上記ホルダの先端部と対物ユニッ
トのサポートの後端部とは連結手段により着脱可能に連
結されていることを特徴とする。
【0012】請求項7の発明は、請求項6に記載の内視
鏡において、図1〜図16に示す第1〜第7実施例に開
示されているように、上記連結手段が、上記サポートの
後端部とホルダの先端部のうち一方の内周面に形成され
た雌ねじと他方の外周面に形成された雄ねじを含むこと
を特徴とする。
【0013】請求項8の発明は、請求項2または7に記
載の内視鏡において、図1〜図12,図15,図16,
図19〜図23に示す第1〜第5,第7,第9〜第11
実施例に開示されているように、上記ボデイの内周面と
ホルダの外周面のうち一方には、軸方向に延びるキー溝
が形成され、他方にはこのキー溝に嵌まるキーが設けら
れていることを特徴とする。
【0014】請求項9の発明は、請求項6に記載の内視
鏡において、図17,図18に示す第8実施例に開示さ
れているように、上記連結手段が、サポートの後端部と
ホルダの先端部のうち一方の内周に形成されて径方向,
内方向に突出する第1係合突起と、他方の外周に形成さ
れて径方向,外方向に突出し上記第1係合突起に係合す
る第2係合突起とを有し、第1,第2係合突起の一方は
周方向に延びており、その一部に他方の係合突起の通過
を許容する軸方向に延びる通過溝が形成されていること
を特徴とする。
【0015】請求項10の発明は、請求項2に記載の内
視鏡において、図示の全ての実施例に開示されているよ
うに、さらに、上記対物ユニットを挿入部の先端部に係
止して軸方向に位置決めする係止手段を備えたことを特
徴とする。
【0016】請求項11の発明は、請求項10に記載の
内視鏡において、図1〜図16に示す第1〜第7実施例
に開示されているように、上記係止手段は、上記サポー
トの先端部に形成された径方向,外方向に突出する係止
凸部を有し、この係止凸部が挿入部の先端部に係止して
対物ユニットの後方への移動を規制し、それにより対物
ユニットを位置決めすることを特徴とする。
【0017】請求項12の発明は、請求項10に記載の
内視鏡において、図17〜図23に示す第8〜第11実
施例に開示されているように、上記係止手段は、挿入部
の第1収容空間の先端部内周面に形成された径方向,内
方向に突出する係止凸部を有し、サポートの先端部がこ
の係止凸部に係止されることにより、対物ユニットの前
方への移動を規制し、それにより対物ユニットを位置決
めすることを特徴とする。
【0018】請求項13の発明は、請求項11に記載の
内視鏡において、図19〜図23に示す第9〜第11実
施例に開示されているように、上記サポートの外周面に
は、対物ユニットを挿入部に挿入する際に上記係止凸部
を通すための軸方向に延びる通過溝が形成されているこ
とを特徴とする。
【0019】請求項14の発明は、請求項2に記載の内
視鏡において、図1〜図10に示す第1〜第4実施例に
開示されているように、上記挿入部が全長にわたって硬
性をなし、上記ボデイが上記挿入部の基端に設けられた
中空のベース部を有し、上記ホルダが上記挿入部および
ベース部を通りベース部の後方へ突出しており、固定手
段によりベース部に着脱可能に固定されていることを特
徴とする。
【0020】請求項15の発明は、請求項14に記載の
内視鏡において、図1〜図10に示す第1〜第4実施例
に開示されているように、上記固定手段はねじを有し、
このねじがベース部を径方向に貫通するねじ孔にねじ込
まれ、その先端がホルダの外周面を押すことによりホル
ダを固定することを特徴とする。
【0021】請求項16の発明は、請求項2に記載の内
視鏡において、図11,図12に示す第5実施例に開示
されているように、上記挿入部が全長にわたって硬性を
なし、上記ボデイが上記挿入部の基端に設けられた中空
のベース部を有し、上記ホルダが、上記受光手段を先端
部で支持するとともに上記挿入部の軸方向に延びる第1
ホルダ部材と、この第1ホルダ部材の後方に配置されて
挿入部の軸方向に延びる第2ホルダ部材とを備え、上記
対物ユニットのサポートの後端部と第1ホルダ部材の先
端部が連結手段により着脱可能に連結され、上記第1ホ
ルダ部材の後端部と第2ホルダ部材の先端部とがスプリ
ングにより連携され、このスプリングにより第1ホルダ
部材が後方に付勢され、第2ホルダ部材が前方に付勢さ
れ、上記対物ユニットが第1係止手段により挿入部の先
端部に係止されて位置決めされるとともに後方への移動
を禁じられ、上記第2ホルダ部材が第2係止手段により
ベース部に係止されて前方への移動を禁じられることを
特徴とする。
【0022】請求項17の発明は、請求項16に記載の
内視鏡において、図11,図12に示す第5実施例に開
示されているように、上記第1,第2ホルダ部材が管形
状をなしており、第1ホルダ部材の後端部と第2ホルダ
部材の先端部のうち一方が他方に入り込んでおり、第1
ホルダ部材の後端と第2ホルダ部材の先端に形成された
ばね受部間に上記スプリングが介在されており、上記像
伝送手段がこれら第1,第2ホルダ部材内を通っている
ことを特徴とする。
【0023】請求項18の発明は、請求項16または1
7に記載の内視鏡において、図11,図12に示す第5
実施例に開示されているように、上記第2係止手段は、
第2ホルダ部材の外周に形成された径方向,外方向に延
びる係止突起を有し、この係止突起がベース部の後面に
当たることにより、第2ホルダ部材を係止し、上記ベー
ス部の内周面には、この係止凸部の通過を許容する軸方
向に延びる通過溝が形成されており、上記第2ホルダ部
材の先端部には、第2ホルダ部材を前方へ移動させた時
に第1ホルダ部材の後端に当たる押圧突起が、径方向に
突出して形成されていることを特徴とする。
【0024】請求項19の発明は、請求項2に記載の内
視鏡において、図13,図14に示す第6実施例に開示
されているように、上記挿入部は全長にわたって硬性を
なし、上記ボデイが上記挿入部の基端に設けられた中空
のベース部を有し、上記ホルダが上記挿入部およびベー
ス部を通りベース部の後方へ突出しており、第1収容空
間に設けられたばね受部とホルダに設けられたばね受部
との間にスプリングが介在され、このスプリングにより
上記ホルダが後方に付勢され、上記対物ユニットのサポ
ートの後端部とホルダの先端部とが連結手段により着脱
可能に連結され、上記対物ユニットが、係止手段により
挿入部の先端部に係止されて後方への移動を禁じられて
いることを特徴とする。
【0025】請求項20の発明は、請求項2に記載の内
視鏡において、図15,図16に示す第7実施例に開示
されているように、上記挿入部が全長にわたって硬性を
なし、上記ボデイが上記挿入部の基端に設けられた中空
のベース部を有し、上記ホルダが、上記受光手段を先端
部で支持するとともに上記挿入部の軸方向に延びる管形
状の第1ホルダ部材と、この第1ホルダ部材の後方に配
置されて挿入部の軸方向に延びベース部の後方に突出す
る管形状の第2ホルダ部材とを備え、上記対物ユニット
のサポートの後端部と第1ホルダ部材の先端部が連結手
段により着脱可能に連結され、上記第1ホルダ部材の後
端部と第2ホルダ部材の先端部はカム機構により連結さ
れ、このカム機構は、第1ホルダ部材の後端部と第2ホ
ルダ部材の先端部のうち一方に形成された螺旋溝と、他
方に設けられてこの螺旋溝に嵌まる突起とを有し、第1
ホルダ部材は挿入部に軸方向移動可能で回動不能に支持
され、第2ホルダ部材は、ベース部に回動可能かつ軸方
向移動不能に支持されていることを特徴とする。
【0026】請求項21の発明は、請求項2に記載の内
視鏡において、図17,図18に示す第8実施例に開示
されているように上記挿入部が全長にわたって硬性をな
し、上記ボデイが上記挿入部の基端に設けられた中空の
ベース部を有し、上記ホルダが、上記受光手段を先端部
で支持するとともに上記挿入部の軸方向に延びる第1ホ
ルダ部材と、この第1ホルダ部材の後方に配置されて挿
入部の軸方向に延びベース部の後方に突出する第2ホル
ダ部材とを備え、上記対物ユニットのサポートの後端部
と第1ホルダ部材の先端部が着脱可能に連結手段により
連結され、上記第1ホルダ部材の後端部と第2ホルダ部
材の先端部とがスプリングにより連携され、このスプリ
ングにより第1ホルダ部材が前方に付勢され、第2ホル
ダ部材が後方に付勢され、上記対物ユニットが第1係止
手段により挿入部の先端部に係止されて位置決めされる
とともに前方への移動を禁じられ、上記第2ホルダ部材
が第2係止手段によりベース部に着脱可能に係止されて
後方への移動を禁じられることを特徴とする。
【0027】請求項22の発明は、請求項2に記載の内
視鏡において、図19〜図23に示す第9〜第11実施
例に開示されているように、上記ホルダが挿入部に比べ
て短く形成され、第1収容空間の内周にはばね受部が設
けられ、このばね受部とホルダ後端部との間にスプリン
グが介在され、このスプリングによりホルダおよびこの
ホルダに当たる対物ユニットが前方に付勢されており、
第1収容空間の先端部には係止凸部が設けられ、この係
止凸部に対物ユニットの先端部が係止されて対物ユニッ
トの位置決めがなされるとともに前方への移動が禁じら
れており、この対物ユニットのサポートの外周面には、
上記係止凸部を通すための軸方向に延びる通過溝が形成
されていることを特徴とする。
【0028】請求項23の発明は、請求項22に記載の
内視鏡において、図23に示す第11実施例に開示され
ているように、上記挿入部の先端部を除く部分がフレキ
シブルであることを特徴とする。
【0029】
【作用】請求項1の発明では、対物ユニットの軸方向寸
法に応じて受光手段の保持位置が調節されるので、対物
ユニットを交換しても、対物光学系と照明光伝送手段が
相互干渉しない位置に対物ユニットを装着することがで
きる。しかも、対物ユニットに照明光伝送手段の一部を
組み込む必要がないから、対物ユニットの構造が簡単で
あり、照明光の伝達損もなく、光漏れによる観察妨害も
生じない。
【0030】請求項2の発明では、対物ユニットと、受
光手段を保持するホルダが、挿入部の先端部に形成され
た第1収容空間にスライド可能に収容されるので、これ
ら対物ユニットおよびホルダの位置調節が容易であり、
また、これら部材の安定した支持が得られる。
【0031】請求項3の発明では、像伝送手段をホルダ
に通すので、像伝送手段収容のためのスペースを節約す
ることができるとともに、この像伝送手段と挿入部内壁
等の他の構成部材との干渉をなくして像伝送手段を保護
することができる。
【0032】請求項4の発明では、第2収容空間も第1
収容空間と同じく挿入部の先端面に開口しており、第2
収容空間に収容された照明光伝送手段からの照明光が挿
入部の軸方向に照射されるので、直視型対物ユニットを
装着するのに適している。また、側視型対物ユニットを
装着することも可能である。この場合には、側視型対物
ユニットの先端部に光路軸変更用の反射面を設け、照明
光および観察対象からの反射光の光路を変更する。
【0033】請求項5の発明は、側視専用の内視鏡に適
用される。第2収容空間の先端が挿入部の先端より後退
した位置にあり、第2収容空間に収容された照明光伝送
手段からの照明光は反射面で反射されて挿入部の軸方向
と交差する方向に照射される。一方、対物ユニットの先
端部は挿入部の先端から突出しており、この先端部に設
けた光路軸変換用の反射面により、挿入部の軸方向と交
差する方向から入射した観察対象での反射光を対物光学
系に送ることができる。この場合、観察視野は挿入部に
妨害されず、また照明光も対物ユニットに妨害されな
い。
【0034】請求項6の発明では、ホルダの先端部と対
物ユニットの後端部とが着脱可能に連結されているの
で、両者を一体のものとして扱うことができ、これら部
材の位置調整作業が容易となり、支持構造も簡単にする
ことができる。
【0035】請求項7の発明では、ホルダの先端部と対
物ユニットの後端部とを螺合により連結するので、確実
な連結が得られる。
【0036】請求項8の発明では、キー溝とキーにより
ホルダの回動が禁じられるので、ホルダに保持された受
光手段の回動が禁じられ、これにより、ボデイと受光手
段で得られる画像との位置関係を一定にすることができ
る。また、ホルダの先端部と対物ユニットの後端部とを
螺合により連結する場合には、ホルダを手で押えること
なく対物ユニットを回すことにより、螺合を進めること
ができる。
【0037】請求項9の発明では、第1,第2係合突起
の一方に形成された通過溝に他方の係合突起を通した
後、対物ユニットを回すことにより、第1,第2係合突
起の係合状態が得られ、連結作業が簡単である。
【0038】請求項10の発明では、対物ユニットを係
止手段で挿入部の先端部に係止することにより、対物ユ
ニットの位置決めを行うことができ、対物光学系と照明
光伝送手段の相互干渉をより一層確実に防止することが
できる。
【0039】請求項11の発明では、サポートの先端部
に設けた係止凸部が挿入部の先端部に係止して、対物ユ
ニットの後方への移動を禁じる。このように、簡単な構
成で対物ユニットの位置決めをすることができる。
【0040】請求項12の発明では、挿入部に設けた係
止凸部がサポートの先端部を係止して、対物ユニットの
前方への移動を禁じる。このように、簡単な構成で対物
ユニットの位置決めをすることができる。
【0041】請求項13の発明では、サポートの外周面
に形成された通過溝を挿入部の係止凸部に通した後、対
物ユニットを回してその先端部を係止凸部に係止させ
る。このように、対物ユニットの前方への移動を禁じる
構成でありながら、対物ユニットを挿入部の先端から第
1収容空間に収容することができる。
【0042】請求項14の発明では、ホルダをベース部
を貫通させて後方に突出させているので、ホルダの後端
部をもって軸方向に移動させることにより受光手段の位
置調節を容易に行える。また、ホルダをベース部に簡単
に固定することができる。
【0043】請求項15の発明では、ねじを用いた簡単
な構造でホルダをベース部に固定することができる。
【0044】請求項16の発明では、ホルダが第1,第
2ホルダ部材に分割されており、これらホルダ部材がス
プリングにより連携されている。このスプリングで対物
ユニットの軸寸法の変化を吸収することにより、第1ホ
ルダ部材および受光手段の位置調節を容易に行える。ま
た、スプリングに抗して第1,第2係止手段で対物ユニ
ット,第2ホルダ部材をそれぞれ係止することにより、
対物ユニット,第1,第2ホルダ部材を安定して支持す
ることができる。
【0045】請求項17の発明では、スプリングが管形
状をなす第1,第2のホルダ部材間に介在されているの
で、安定して支持される。また、像伝送手段が第1,第
2ホルダ部材を通るので、その収容スペースを節約する
ことができる。
【0046】請求項18の発明では、第2ホルダ部材の
係止凸部をベース部の通過溝に通すことにより前進させ
ることができ、この第2ホルダ部材の前進に際して押圧
突起で第1ホルダ部材を押すことができる。これによ
り、対物ユニットの非装着状態で、受光手段を挿入部の
先端近傍に配置させることができ、その清掃を容易にす
ることができる。
【0047】請求項19の発明では、ホルダと対物ユニ
ットが連結された状態で、ホルダがスプリングにより後
方に付勢されている。このスプリングで対物ユニットの
軸寸法の変化を吸収することにより、ホルダの位置調節
を容易に行うことができる。また、対物ユニットが挿入
部先端部に係止されることにより、スプリングに抗して
対物ユニットおよびホルダの後方への移動を禁じている
ので、対物ユニットおよびホルダを、安定して支持する
ことができる。
【0048】請求項20の発明では、第2ホルダ部材を
回すことにより、突起と螺旋溝のカム作用により第1ホ
ルダ部材が軸方向に移動させ、この第1ホルダ部材およ
び受光手段の位置調節がなされる。また、対物ユニット
の非装着状態では、このカム作用により第1ホルダ部材
を前進させて受光手段を挿入部の先端近傍に配置させる
ことができ、その清掃を容易にすることができる。しか
も、この第1ホルダ部材の前進後退の際に、第2ホルダ
部材は軸方向に移動しないから、この第2ホルダ部材を
ベース部から後方に大きく突出させずに済む。
【0049】請求項21の発明では、ホルダが第1,第
2ホルダ部材に分割されており、これらホルダ部材がス
プリングにより連携されている。互いに連結された対物
ユニット,第1,第2ホルダ部材をボデイの後端から挿
入して装着する。このスプリングで対物ユニットの軸寸
法の変化を吸収することにより、第1ホルダ部材および
受光手段の位置調節を容易にすることができる。また、
スプリングに抗して第1,第2係止手段で対物ユニッ
ト,第2ホルダ部材をそれぞれ係止することにより、対
物ユニット,第1,第2ホルダ部材を安定して支持する
ことができる。
【0050】請求項22の発明では、サポートの外周面
に形成された通過溝に挿入部の係止凸部を通すことによ
り、対物ユニットを挿入部の先端から第1収容空間に収
容することができる。ホルダはスプリングにより前方へ
付勢され対物ユニットを前方に押しており、この対物ユ
ニットが上記係止凸部により前方への移動を禁じられて
いる。これにより、対物ユニットおよびホルダを安定し
て支持できる。また、このスプリングで対物ユニットの
軸寸法の変化を吸収することにより、ホルダの位置調節
を容易にすることができる。
【0051】請求項23の発明では、ホルダを短くして
挿入部先端部内に収容し、対物ユニットを挿入部の先端
から装着する構成を採用するので、挿入部を先端部を除
いてフレキシブルにすることができる。その結果、複雑
な形状の孔に挿入してその内部を観察することが可能と
なる。
【0052】
【実施例】以下、本発明の第1実施例を図1〜図4を参
照して説明する。図1は、硬性内視鏡を示す。この硬性
内視鏡は、中空のボデイ1を備えている。このボデイ1
は、直線状に延びる挿入部10と、この挿入部10の後
端に設けられたベース部20とを有している。
【0053】上記挿入部10は、互いに同軸をなす断面
円形の硬性の外管11と内管12とを有している。外管
11と内管12の先端は一致している。内管12の内部
空間は第1収容空間13として提供される。また、外管
11と内管12の間の環状の空間は、第1収容空間13
を同軸をなして囲んでおり、第2収容空間14として提
供される。
【0054】上記ベース部20は、互いに平行な前壁2
1および後壁22と、両者を連ねる主筒部23とを有し
ている。前壁21,後壁22には、それぞれ円形の取付
孔21a,22aが形成されている。取付孔21aは取
付孔22aより大きい。上記外管11の後端部は、前壁
21の取付孔21aに挿入固定されている。内管12の
後端部は、ベース部20の内部空間を通り後壁22の取
付孔22aに挿入固定されている。なお主筒部23に
は、径方向に延びる補助筒部24が連なっている。
【0055】上記第2収容空間14には、照明光伝送用
の光ファイバー束30(照明伝送手段)が収容され、軸
方向に延びている。光ファイバー束30の先端は、外管
11,内管12の先端と略一致している。この光ファイ
バー束30は、上記第2収容空間14の後端からボデイ
10を通り、補助筒部24を通って外部に導出され、そ
の後端は光源装置に接続されている。
【0056】上記第1収容空間13の先端部には、対物
ユニット40が収容されている。この対物ユニット40
は、円筒形状のサポート41と、その内部に収容支持さ
れた対物光学系42とを有している。この対物光学系4
2は、サポート41の先端から後方に向かって順に、ガ
ラス板42aと,絞り板42bと,複数例えば3つのレ
ンズ42cとを有している。サポート41の先端外周に
は径方向,外方向に突出する環状の係止凸部45が形成
されている。他方、内管12には、先端から若干後退し
た位置において、径方向,内方向に突出する1個または
複数の係止凸部15が形成されている。これら係止凸部
45,15により係止手段が構成されている。すなわ
ち、上記サポート41の係止凸部45が内管12の係止
凸部15に当たることにより、対物ユニット40は後方
への移動を規制されて位置決めされており、これによ
り、対物ユニット40の先端は挿入部10の先端と略一
致している。
【0057】上記ベース部20には、円筒形状のガイド
筒51が取り付けられている。このガイド筒51は、内
管12の後端部に挿入されており、ベース部20の一部
を構成している。ガイド筒51の後端にはフランジ部5
1aが形成され、このフランジ部51aがねじ55によ
りベース部20の後壁22に固定されている。このフラ
ンジ部51aには、径方向に貫通するねじ孔51bが形
成されており、このねじ孔51aにはねじ52が螺合さ
れている。上記ガイド筒51とねじ52とで、後述の作
用をなす固定手段50が構成されている。
【0058】上記ガイド筒51には、ホルダ60(保持
手段)がスライド可能に挿入されている。このホルダ6
0は、硬性の管61とチップ62とを有している。管6
1は、ガイド筒51を通り第1収容空間13内を挿入部
10と同軸をなして延びている。管61の後端部はベー
ス部20の後壁22およびガイド筒51から後方に突出
しており、そこには大径のつまみ部61aが形成されて
いる。管61の先端開口には、チップ62の後端部が挿
入固定されている。チップ62は、先端面に形成された
凹部62aと、この凹部62aに連なり後端面に抜ける
孔62bを有している。凹部62aにはCCD等のイメ
ージセンサ65(受光手段)が収容されている。イメー
ジセンサ65には信号線66(像伝送手段)の先端が接
続されている。この信号線66はチップ62の孔62b
を通り管61を通って外部へ導出されている。この信号
線66の後端は、処理装置を介してモニターテレビに接
続されている。
【0059】上記チップ62の中間部外周には環状の鍔
62cが形成されている。また、チップ62の先端部外
周には雄ねじ62xが形成されており、この雄ねじ62
xが対物ユニット40のサポート41の後端部内周に形
成された雌ねじ41xに螺合されることにより、ホルダ
60と対物ユニット40が連結されている。このよう
に、雄ねじ62x,雌ねじ41xにより連結手段が構成
されている。
【0060】上記ホルダ60は、固定手段50のねじ5
2の先端が図1に示すように管61の外周面に直接当た
りこれを押すことにより、ベース部20に着脱可能に固
定されている。なお、ねじ52の先端は他の部材例えば
リング等を介して管61の外周面を押してもよい。この
管61にはキー63が固定されており、このキー63
が、ガイド筒51の内面に形成された軸方向に延びるキ
ー溝51cに収容されている。
【0061】上記構成において、対物ユニット40はボ
デイ1の挿入部10に対して着脱可能,すなわち交換可
能である。図2に示すように、対物ユニット40を装着
しない状態では、ホルダ60をつまみ部61aがベース
部20の後壁22に当たるまでボデイ1に対して前進さ
せておき、そのチップ62を挿入部10の先端近傍に位
置させる。この状態では、イメージセンサ65は、挿入
部10の先端開口に位置し、その受光面についた埃を容
易に拭き取ることができる。
【0062】対物ユニット40を挿入部10に装着する
際には、ねじ52を緩めてホルダ60をスライド可能に
する。この状態で対物ユニット40をホルダ60の先端
に近付け、サポート41の後端部をホルダ60のチップ
62の先端部に螺合させるとともに、第1収容空間13
の先端開口へ差し込む。この螺合に際して、サポート4
1の後端をチップ62の鍔部52cに当てることによ
り、対物光学系42とイメージセンサ65とが適正な位
置関係をもって光学的に接続される。上記螺合は、対物
ユニット40を回すことによって行う。この際、ホルダ
60は、キー63とキー溝51cにより回り止めされて
いる。
【0063】次に、ホルダ60を後方へスライドさせ
る。やがて、対物ユニット40の先端の係止凸部45
が、内管12の係止凸部15に当たり、対物ユニット4
0およびイメージセンサ65の後方への移動が禁じられ
て、それらの位置決めがなされる。この位置で、ねじ5
2をねじ込んで、ホルダ60を固定する。この位置決め
状態では、対物ユニット40の先端が挿入部10の先端
とほぼ一致し、光ファイバ束30の先端ともほぼ一致す
る。そのため、対物ユニット40と光ファイバ束30と
の相互干渉がなくなる。すなわち、対物ユニット40が
光ファイバ束30の先端より前方に突出することにより
照明光の供給が一部阻止される不都合や、対物ユニット
40が光ファイバ束30より後退することにより、観察
視野が狭まる不都合が生じることがない。
【0064】対物ユニット40を取り外す場合には、上
記とは逆にねじ52を緩めてホルダ60を前進させ、挿
入部10の先端から突出した対物ユニット40を手でつ
かんでホルダ60との螺合状態を解除すればよい。
【0065】上記対物ユニット40の代わりに、図3,
図4の対物ユニット40A,40Bをボデイ1に装着す
ることができる。これら対物ユニット40A,40Bに
おいて、図1,図2の対物ユニット40に対応する構成
部位には同番号を付して説明を省略する。図3の対物ユ
ニット40Aは、広角の視野を得るためのものであり、
対物光学系42Aは、サポート41Aの先端のガラス板
42aの代わりに凹レンズ42dを有している。この対
物ユニット40Aの軸方向寸法は、図1,図2の対物ユ
ニット40より長い。したがって、この対物ユニット4
0Aを装着した時には、イメージセンサ65は、図1,
図2の場合より挿入部10の先端から後退する。このよ
うな軸方向の寸法差は、ホルダ60がスライドすること
により、吸収することができる。対物ユニット40A
は、係止凸部45,15の係止により位置決めされ、対
物ユニット40Aの先端が挿入部10の先端と一致する
ので、対物ユニット40Aと、光ファイバ束30の干渉
を防ぐことができる。
【0066】図4の対物ユニット40Bは、側視用のも
のであり、サポート41Bの先端にブラケット41aを
有している。対物光学系40Bは、ブラケット41aに
取り付けられ挿入部10の軸に対して45°傾斜した鏡
42e(光軸変更用の反射面)を有している。この実施
例では、光ファイバ束30の先端から出射した照明光が
鏡42eで反射されて径方向に進み、観察対象に供給さ
れる。観察対象からの反射光は、鏡42eで反射されて
対物光学系42Bを通り、イメージセンサ65に供給さ
れる。この対物ユニット40Bも前述した対物ユニット
40,40Aと同様にして装着され、対物光学系42と
光ファイバ束30との干渉を防止することができる。な
お、ブラケット41aにより阻止される照明光は環状を
なす光ファイバ束30の先端部の一部から出射した照明
光だけであるから、大きな不都合はない。
【0067】以下、本発明の他の実施例を示す。これら
実施例において、先行する実施例に対応する構成部材に
は同番号を付してその説明を省略する。図5,図6は、
本発明の第2実施例を示す。この実施例の内視鏡は側視
専用のものであり、挿入部10Aは、二重管構造ではな
く、細長い硬性部材に第1収容空間13Aと第2収容空
間14Aが平行に離れて形成されている。これら収容空
間13A,14Aは、挿入部の中心軸から互いに反対方
向に外れている。この実施例では、挿入部10Aは、図
示しないベース部の前壁に挿入固定されている。挿入部
10Aの先端には、第2収容空間14Aの先端開口に対
峙する鏡10x(反射面)が、挿入部10Aの軸に対し
て45°傾斜して形成されている。光ファイバ束30の
先端から出射された照明光は、鏡10xで反射され、径
方向に向かう。ホルダ60は前述の実施例と同じ構成で
あり、ベース部に対してスライド可能であり、ガイド筒
とねじによりベース部に固定される。
【0068】図5の対物ユニット40Cの対物光学系4
2Cは、サポート41Cの先端部にプリズム42fを有
している。このプリズム42fは、挿入部10Aの先端
より前方に突出している。観察対象からの反射光はプリ
ズム42fの反射面42f’で反射されてレンズ42c
に向かう。
【0069】図6の対物ユニット40Dの対物光学系4
2Dは、支持筒41Dの先端部において、プリズム42
fの入射側に凹レンズ42gを備えており、広角の視野
が得られる。この対物ユニット40Dは対物ユニット4
0Cより軸方向の寸法が長い。対物ユニット40C,4
0Dの軸方向寸法の相違はホルダ60のスライドにより
吸収できる。対物ユニット40C,40Dの先端部は、
係止凸部15,45の係止作用により、挿入部40の先
端および光ファイバ30の先端,鏡16に対して同じ位
置関係にすることができ、照明光の照射位置と対物光学
系42C,42Dへの入射位置の関係を一定にし適正な
ものとすることができ、光ファイバ束30と対物光学系
の相互干渉を無くすことができる。
【0070】図7〜図9は第3実施例を示す。図7に示
すように、対物ユニット40Eのサポート41Eの先端
外周には、径方向,外方向に突出する係止凸部45Eが
形成されている。この係止凸部45Eは環状ではなく、
一部にのみ形成されている。他方、図8に示すように、
挿入部10の内管11の先端には係止凹部15Eが形成
されている。図9に示すように、係止凹部15Eに係止
凸部15Eが嵌まり込むことにより、対物ユニット40
Eの後方への移動が規制されて軸方向の位置決めがなさ
れるとともに、回り止めがなされている。
【0071】図10に示す第4実施例では、対物ユニッ
ト40Fのサポート41Fの先端外周には、径方向,外
方向に延びる小さな係止凸部45Fが形成されている。
この係止凸部45Fは環状ではなく、一部にのみ形成さ
れている。この係止凸部45Fが挿入部10の先端面に
係止されることにより、対物ユニット40Fの後方への
移動が規制されて軸方向の位置決めがなされている。
【0072】図11,図12に示す第5実施例では、図
1,図2の第1実施例に比べて、ホルダ160(保持手
段)の構造のみが異なる。すなわち、このホルダ160
は、2分割されており、ボデイ10の前部に配置された
第1管161(第1ホルダ部材)とボデイ10の後部に
配置された第2管162(第2ホルダ部材)とを備えて
いる。第1管161は、先端面に形成されイメージセン
サ65を収容する凹部161aと、信号線66を通す孔
161bとを有している。第1管161の先端部は縮径
されており、その外周には雄ねじ161xが形成されて
いる。この雄ねじ161xの後方において第1管161
の外周には軸方向に延びるキー溝161yが形成されて
いる。内管12には径方向,内方向に突出するキー16
が形成されており、このキー16がキー溝161yに収
容されている。
【0073】第1管161の後端には径方向,内方向に
延びる環状のばね受部161cが形成されている。第2
管162は、第1管161より径が小さく、先端には、
径方向,外方向に突出する環状のばね受部162bが形
成されている。上記第1管161の後端部内周面と第2
管162の先端部外周面との間には、コイルスプリング
170が介在されている。このコイルスプリング170
は、圧縮状態にあり、上記ばね受け161c,162b
に両端を係止されている。
【0074】第2管162は、ガイド筒51に挿通され
ている。この第2管162の後端には大径のつまみ16
2aが形成されている。なお、第1管161の後端近傍
には、ガイド筒51の通過溝51cを通過する係止凸部
(第2係止手段)163が設けられており、先端近傍に
は径方向,外方向に突出する押圧突起164が設けられ
ている。
【0075】上記構成において、対物ユニット40を装
着する前の状態では、第2管162はそのつまみ部16
2aをガイド筒51のフランジ部51aを当てた位置、
すなわち前進位置にある。この時、押圧突起164が第
1管161を押しているので、第1管161も前進位置
にあり、イメージセンサ65が外部にさらされていて、
清掃が容易になっている。この状態では、係止凸部16
3が通過溝51cに収容されている。
【0076】次に対物ユニット40を第1管161の雄
ねじ161xに螺合させる。この際、第1管161のキ
ー溝161yに内管12のキー16が入り込んでいるの
で、第1管161の回動が禁じられており、そのため、
対物ユニット40を回すことにより、上記螺合を進める
ことができる。上記螺合が終了した後、第2管162の
つまみ部162aを引いて、この第2管162を後退さ
せる。すると、第2管162に設けられた係止凸部16
3が通過溝51cから離脱する。この状態で第2管16
2を180°回して係止凸部163をガイド筒51の後
端面に係止させる。上記第2管162の後退に伴って、
この第2管162にコイルスプリング170を介して連
携された第1管161も後退する。やがて、対物ユニッ
ト40の係止凸部45(第1係止手段)が内管12の係
止凸部15に係止することにより、対物ユニット40お
よび第1管161の後方への移動が規制され、対物ユニ
ット40の位置決めがなされる。
【0077】この状態において、コイルスプリング17
0は圧縮状態にあり、ホルダ160の全長を短くしよう
とする。すなわち、第1管161を後方に付勢し、第2
管162を前方に付勢する。第1管161は、係止凸部
15,45の係止により後方への移動を規制され、第2
管162は係止凸部163のガイド筒51後面への係止
により前方への移動を規制されており、その結果、第
1,第2管161,162は上記係止位置で安定して支
持されている。
【0078】上記第5実施例の内視鏡でも、対物ユニッ
ト40の代わりに、図3,図4に示す対物ユニット40
A,40Bを装着することができる。これら対物ユニッ
トの軸方向の寸法の相違は、コイルスプリング170の
長さの変化を伴う第1管161の軸方向移動により吸収
でき、対物ユニットを所定の位置に位置決めすることが
できる。
【0079】図13,図14に示す第6実施例では、ホ
ルダ260(保持手段)は1本の管からなり、その後端
につまみ部260aが設けられており、このつまみ部2
60aの近傍に係止凸部260bが設けられている。こ
の係止凸部260bは、ベース部20の取付孔22aの
内周面に形成された環状溝22xに収容できるようにな
っている。この環状溝22xに隣接する環状の係止凸部
22yには、軸方向に延びる通過溝22zが形成されて
いる。
【0080】さらにホルダ260は、先端面に形成され
イメージセンサ65を収容する凹部260cと、信号線
66を通す孔260dとを有している。ホルダ260の
先端部は縮径されており、その外周には雄ねじ260x
が形成されている。ホルダ260の中間部には、環状の
凹部260yが形成されており、この凹部260yにコ
イルスプリング270が収容されている。凹部260y
の後端は環状の段をなしばね受部260zとなってい
る。
【0081】内管11の中途部には、径方向,内方向に
突出する環状のばね受部17が形成されている。上記コ
イルスプリング270は圧縮状態で、その両端をばね受
部260z,17に係止されている。
【0082】上記構成において、対物ユニット40を装
着する前の状態では、ホルダ260は、つまみ部260
aをベース部20の後面に当てた位置、すなわち前進位
置にあり、イメージセンサ65を外部にさらしている。
この時、ホルダ260の係止凸部260bがベース部2
0の環状溝22xに収容されていて係止凸部22yに係
止されており、コイルスプリング270の付勢力に抗し
て、ホルダ260が後方への移動を禁じられている。
【0083】次に、対物ユニット40をホルダ260の
雄ねじ260xに螺合させる。この螺合が終了した後、
ホルダ260を回し、係止凸部260bを通過溝22z
に一致させる。これにより、ホルダ260はコイルスプ
リング270の付勢力で後方に移動する。そして、対物
ユニット40の係止凸部45が内管12の係止凸部15
に係止することにより、対物ユニット40およびホルダ
260の後方への移動が規制され、対物ユニット40の
位置決めがなされる。
【0084】この状態において、コイルスプリング27
0は圧縮状態にあり、ホルダ260を常に後方に付勢す
る。このホルダ260は、係止凸部15,45の係止に
より後方への移動を規制されているのでこの係止位置で
安定して支持される。
【0085】上記第6実施例の内視鏡でも、対物ユニッ
ト40の代わりに、図3,図4に示す対物ユニット40
A,40Bを装着することができる。これら対物ユニッ
トの軸方向の寸法の相違は、コイルスプリング270の
長さの変化を伴うホルダ260の軸方向移動により吸収
でき、対物ユニットを所定の位置に装着することができ
る。
【0086】図15,図16に示す第7実施例では、ホ
ルダ360(保持手段)は、2分割されており、ボデイ
10の前部に配置された第1管361(第1ホルダ部
材)とボデイ10の後部に配置された第2管362(第
2ホルダ部材)とを備えている。第1管361は、先端
面に形成されイメージセンサ65を収容する凹部361
aと、信号線66を通す孔361bとを有している。第
1管361の先端部は縮径されており、その外周には雄
ねじ361xが形成されている。この雄ねじ361xの
後方において第1管361の外周にはキー溝361yが
形成されている。第1管361の後端より所定距離手前
には径方向,内方向に延びる環状のばね受部361cが
形成されている。内管12には径方向,内方向に突出す
るキー16が形成されており、このキー16がキー溝3
61yに収容されている。内管12にはさらに径方向,
内方向に突出するばね受部17が形成されており、ばね
受部361c,17間には、コイルスプリング370が
設けられている。
【0087】第2管362は、ベース部20に挿通され
ている。この第2管362の後端には大径のつまみ部3
62aが形成されており、このつまみ部362aには環
状の溝362bが形成されている。ベース部20にねじ
込まれたねじ22mがこの環状溝362bに入り込むこ
とにより、第2管362は、回動のみ可能で軸方向への
移動が禁じられている。第1管361の後端部は第2管
362の先端部に入り込んでおり、両者はカム機構38
0により連携されている。このカム機構380は、第1
管361の後端部に設けられて径方向,外方向に突出す
るピン381(突起)と、第2管362の先端部の周壁
に形成され上記ピン381を収容する螺旋溝382とを
有している。
【0088】上記構成において、対物ユニット40を装
着する前の状態では、第1管361のピン381が第2
管362の螺旋溝382の先端またはその近傍にあり、
その結果、第1管361は前進位置にあり、イメージセ
ンサ65は挿入部10の先端近傍に位置している。
【0089】この状態で対物ユニット40を第1管36
1の雄ねじ361xに螺合させる。この際、第1管36
1のキー溝361yに内管12のキー16が入り込んで
いるので、第1管361の回動が禁じられており、その
ため、対物ユニット40を回すことにより、上記螺合を
進めることができる。上記螺合が終了した後、第2管3
62を回す。この際、第1管361が上述したように回
動を禁じられているので、螺旋溝382とピン381の
カム作用により、第1管361が後方へ移動する。やが
て、対物ユニット40の係止凸部45が内管12の係止
凸部15に係止することにより、対物ユニット40およ
び第1管161の後方への移動が規制され、対物ユニッ
ト40の位置決めがなされる。
【0090】この状態において、圧縮状態のコイルスプ
リング370が第1管361を後方に付勢するので、ピ
ン381が螺旋溝382の壁に当たり、その摩擦によ
り、第1,第2管361,362は上記係止位置で安定
して支持されている。なお、このコイルスプリング37
0はなくてもよい。
【0091】上記第7実施例の内視鏡でも、対物ユニッ
ト40の代わりに、図3,図4に示す対物ユニット40
A,40Bを装着することができる。これら対物ユニッ
トの軸方向の寸法の相違は、第1管361の軸方向移動
により吸収でき、対物ユニットを所定の位置に装着する
ことができる。
【0092】図17,図18に示す第8実施例では、図
13,図14に示す第6実施例と同様のボデイ1が用い
られる。ホルダ460(保持手段)は、2分割されてお
り、ボデイ10の前部に配置された第1管461(第1
ホルダ部材)とボデイ10の後部に配置された第2管4
62(第2ホルダ部材)とを備えている。
【0093】第1管461は、先端面に形成されイメー
ジセンサ65を収容する凹部461aと、信号線66を
通す孔461bとを有している。第1管461の先端部
には、径方向,外方向に突出する一対の係合突起461
xが形成されている。第1管461の中間部の内周に
は、環状のばね受部461cが形成されており、後端に
は径方向,内方向に突出する一対の係合突起461dが
形成されている。
【0094】第2管462は、後端につまみ部462a
を有し、このつまみ部462aの近傍に係止凸部462
b(係止手段)が設けられている。この係止凸部462
bは、ベース部20の取付孔22aの内周面に形成され
た環状溝22xに収容できるようになっている。第2管
462の先端には、径方向,外方向に突出する環状のば
ね受部462cが形成されている。このばね受部462
cには、軸方向に延びる一対の通過溝(図示しない)が
形成されている。このばね受部462cの通過溝に第1
管461の係合突起461dを通しながら、第2管46
2の先端部を第1管461の後端部に挿入する。この後
で、第2管462を回すことにより、係合突起461d
とばね受部462cが係止し、第2管462の抜け止め
がなされる。第1管461の後端部にはコイルスプリン
グ470が収容されている。このコイルスプリング47
0の両端はばね受部461c,462cに当たってい
る。
【0095】本実施例に用いられる対物ユニット40G
は、前述した対物ユニットと異なり、サポート41Gの
先端が縮径されていて段46が形成されている。また、
サポート41Gの後端近傍には環状溝47が形成され、
この環状溝47に隣接して環状の係合突起48となって
いる。この係合突起48には、軸方向に延びる一対の通
過溝(図示しない)が形成されている。
【0096】本実施例では、まず、図17(B)に示す
ように、対物ユニット40Gとホルダ460を連結す
る。すなわち、対物ユニット40Gの後端の係合突起4
8に形成した通過溝に第1管461の先端に形成した係
合突起461xを通す。この係合突起461xが対物ユ
ニット40Gの環状溝47に達したら、対物ユニット4
0Gを180°回す。これにより係合突起461x,4
8の係止により、対物ユニット40Gと第1管461が
連結される。
【0097】次に、連結状態の対物ユニット40Gとホ
ルダ460とをボデイ1の後方から挿入する。やがて、
図18に示すように、対物ユニット40Gの段46が挿
入部10の先端に形成された係止凸部15に当たり、位
置決めされる。さらにホルダ460の第2管462をコ
イルスプリング470に抗して押し込むと、その係止突
起462bがベース部20の通過溝22zを通り、環状
溝22xに至る。この後で第2管462を回すことによ
り、係止凸部462bが係止凸部22yに係止される。
この状態では、圧縮状態のコイルスプリング470の力
によりホルダ460が長く延びるように付勢される。す
なわち、第1管461は前方へ第2管462は後方へ付
勢されている。第1管461は対物ユニット40Gの段
46と挿入部10先端部の係止凸部15の係止により前
方への移動を禁じられ、第2管462は係止凸部462
b,22yの係止によりベース部20に係止されて後方
への移動を禁じられているので、ホルダ460が安定し
て支持され、ひいては、対物ユニット40Gや、イメー
ジセンサ65が安定して支持されている。
【0098】上記第7実施例の内視鏡でも、対物ユニッ
ト40Gの代わりに、軸方向の異なる広角用の対物ユニ
ット等を用いることができる。これら対物ユニットの軸
方向の寸法の相違は、コイルスプリング470の長さの
変化を伴う第1管461の軸方向移動により吸収でき、
対物ユニットを所定の位置に装着することができる。
【0099】図19,図20,図21に示す第9実施例
では、ホルダ560(保持手段)は、挿入部10に比べ
て非常に短く、挿入部10の先端部に配置されている。
図19に示すように、ホルダ560は、先端面に形成さ
れイメージセンサ65を収容する凹部560aと、信号
線66を通す孔560bとを有している。ホルダ560
の外周には、軸方向に延びるキー溝560cが形成され
ており、このキー溝560cに、内管12に形成された
キー16が入りこんでおり、これにより、ホルダ560
の回り止めがなされている。
【0100】ホルダ560の後端と、内管12に形成さ
れたばね受部17との間には、コイルスプリング570
が介在されている。このコイルスプリング570の力
で、ホルダ560は前方へ付勢されており、対物ユニッ
トの非装着状態では、その先端が内管12の先端の係止
凸部15に係止されている。
【0101】図20に示すように、本実施例に用いられ
る対物ユニット40Hのサポート41Hは、ホルダ56
0に対する連結手段をもたない。サポート41Hの外周
には軸方向に延びる通過溝49が形成されている。ま
た、サポート41Hの先端面には一対の引掛部44が突
出して形成されている。またサポート41Hの先端近傍
には環状の段46が形成されている。
【0102】上記構成において、図21に示すように、
対物ユニット40Hを、コイルスプリング570に抗し
て第1収容空間13の先端開口から挿入する。この際、
通過溝49内を係止凸部15が通ることにより、対物ユ
ニット40Hの挿入が可能となる。通過溝49の先端か
ら係止凸部15が抜けたら、引掛部44を指に引っ掛け
て回すことにより、係止凸部15と段46との係止が得
られる。この状態では、圧縮状態のコイルスプリング5
70の力によりホルダ560および対物ユニット40H
が前方へ付勢されており、しかも、対物ユニット40H
が挿入部10先端部に係止されて前方への移動を禁じら
れているので、ホルダ560と対物ユニット40Hは、
コイルスプリング570の力で互いに接した状態で、安
定して支持されている。
【0103】上記第9実施例の内視鏡でも、対物ユニッ
ト40Hの代わりに、軸方向の異なる広角用の対物ユニ
ット等を用いることができる。これら対物ユニットの軸
方向の寸法の相違は、コイルスプリング570の長さの
変化を伴うホルダ560の軸方向移動により吸収でき、
対物ユニットを所定の位置に装着することができる。
【0104】図22に示す第10実施例は、基本的に図
19〜図21の第9実施例と同じである。異なるのは、
ホルダ560の先端部外周に、通過溝560cと径方向
に対峙した位置に、軸方向に延びる溝560dが形成さ
れている点だけである。対物ユニットの非装着状態にお
いて、この溝560dに係止凹部15が入り込むため、
ホルダ560の先端部は前方に突出され、これにより、
イメージセンサ65の清掃がより容易にできるようにな
っている。
【0105】図23に示す第11実施例は、フレキシブ
ルな内視鏡である。基本的に図19〜図21の第9実施
例とにている。異なるのは、挿入部10Lがフレキシブ
ルで湾曲操作可能である点である。詳述すると、ボデイ
1Lは、挿入部10Lと、その後端に設けられた中空の
ベース部20Lとを有している。挿入部10Lは、全長
の大部分を占めるフレキシブル部10L1と、このフレ
キシブル部10L1の先端から延びる湾曲部10L2と、
この湾曲部10L2の先端から延びる硬性の先端部10
3とを有している。フレキシブル部10L1は帯板を螺
旋状に巻いたフレックス管とその外周に巻いたブレード
(いずれも図示せず)と、その外周に巻いた樹脂チュー
ブ100とを有している。湾曲部10L2は、関節リン
グ101を多数並べて互いに回動可能に連結し、その外
周にブレード(図示しない)を巻き、さらにその外周に
上記樹脂チューブ100を配してなる。湾曲部L2もフ
レキシブルである。最先端の関節リング101にはワイ
ヤ102の先端が連結されている。このワイヤ102の
後端は、ベース部20Lに設けられた操作部材103に
連結されており、この操作部材103を回動操作するこ
とにより、ワイヤ102を介して湾曲部10L2を湾曲
することができる。
【0106】先端部10L3は、細長い硬性部材110
からなり、この硬性部材110には、第1収容空間13
L,第2収容空間14Lが形成されている。管110の
後端部には上記最先端の関節リング101が連結されて
いる。管110に収容されるホルダ560および対物ユ
ニット40Hは第9実施例とほど同様であるから同番号
を付してその詳細な説明を省略する。
【0107】上記第11実施例では、ホルダ560が短
く、対物ユニット40Hを収容空間13Lの先端開口か
ら装着することができる利点を活用して、挿入部10L
をフレキシブルにすることができるのである。
【0108】前述したすべての実施例における工夫点
は、原則的に他の実施例に適用することが可能である。
なお、本発明は、像伝送手段が光ファイバ束であっても
よい。この場合、光ファイバ束の先端面が受光手段とな
る。ベース部には接眼部を設けて光ファイバ束から送ら
れて来た像を見るようにしてもよい。
【0109】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、対物ユニットの交換により、種々の用途に用い
ることができる。対物ユニットの軸方向寸法に応じて受
光手段の保持位置が調節されるので、対物ユニットを交
換しても、対物光学系と照明光伝送手段が相互干渉しな
い位置に対物ユニットを装着することができる。しか
も、対物ユニットに照明光伝送手段の一部を組み込む必
要がないから、対物ユニットの構造が簡単であり、照明
光の伝達損もなく、光漏れによる観察妨害も生じない。
さらに、対物ユニットの長さに制限がないので、その設
計が容易となり、廉価で高性能の対物レンズを装着する
ことができる。請求項2の発明によれば、対物ユニット
と、受光手段を保持するホルダが、挿入部の先端部に形
成された第1収容空間にスライド可能に収容されるの
で、これら対物ユニットおよびホルダの位置調節が容易
であり、また、これら部材の安定した支持が得られる。
【0110】請求項3の発明によれば、像伝送手段をホ
ルダに通すので、像伝送手段収容のためのスペースを節
約することができる。また、像伝送手段と挿入部内壁等
の他の構成部材との干渉をなくし、像伝送手段を保護す
ることができる。請求項4の発明によれば、直視型対物
ユニットを装着するのに適しているとともに、側視型対
物ユニットを装着することも可能である。請求項5の発
明によれば、側視専用の内視鏡において、観察視野は挿
入部に妨害されず、また照明光も対物ユニットに妨害さ
れない。請求項6の発明によれば、ホルダと対物ユニッ
トを一体のものとして扱うことができ、これら部材の位
置調整作業が容易となり、支持構造も簡単にすることが
できる。請求項7の発明によれば、ホルダの先端部と対
物ユニットの後端部とを螺合により連結するので、確実
な連結が得られる。請求項8の発明によれば、ボデイと
受光手段で得られる画像との位置関係を一定にすること
ができる。また、ホルダの先端部と対物ユニットの後端
部とを螺合により連結する場合には、ホルダを手で押え
ることなく対物ユニットを回すことにより、螺合を進め
ることができる。請求項9の発明によれば、対物ユニッ
トとホルダの連結作業が簡単である。請求項10の発明
によれば、対物ユニットの位置決めを行うことができ、
対物光学系と照明光伝送手段の相互干渉をより一層確実
に防止することができる。
【0111】請求項11,12の発明によれば、簡単な
構成で対物ユニットの位置決めをすることができる。請
求項13の発明によれば、対物ユニットの前方への移動
を禁じる構成でありながら、対物ユニットを挿入部の先
端から第1収容空間に収容することができる。請求項1
4の発明によれば、ホルダの後端部をもって軸方向に移
動させることにより受光手段の位置調節を容易に行え
る。また、ホルダをベース部に簡単に固定することがで
きる。請求項15の発明によれば、ねじを用いた簡単な
構造でホルダをベース部に固定することができる。
【0112】請求項16の発明によれば、スプリングで
対物ユニットの軸寸法の変化を吸収することにより、第
1ホルダ部材および受光手段の位置調節を容易に行え
る。また、対物ユニット,第1,第2ホルダ部材を安定
して支持することができる。請求項17の発明によれ
ば、スプリングを安定して支持できる。また、像伝送手
段の収容スペースを節約することができる。請求項18
の発明によれば、第2ホルダ部材の前進により第1ホル
ダを前進させることができ、これにより、対物ユニット
の非装着状態で、受光手段を挿入部の先端近傍に配置さ
せることができ、その清掃を容易にすることができる。
請求項19の発明によれば、スプリングで対物ユニット
の軸寸法の変化を吸収することにより、ホルダの位置調
節を容易に行うことができる。また、対物ユニットおよ
びホルダを、安定して支持することができる。
【0113】請求項20の発明によれば、カム作用によ
り第1ホルダ部材および受光手段の位置調節を行うこと
ができる。また、対物ユニットの非装着状態では、この
カム作用により第1ホルダ部材を前進させて受光手段を
挿入部の先端近傍に配置させることができ、その清掃を
容易にすることができる。しかも、第2ホルダ部材をベ
ース部から後方に大きく突出させずに済む。請求項21
の発明によれば、スプリングで対物ユニットの軸寸法の
変化を吸収することにより、第1ホルダ部材および受光
手段の位置調節を容易にすることができる。また、対物
ユニット,第1,第2ホルダ部材を安定して支持するこ
とができる。
【0114】請求項22の発明によれば、対物ユニット
およびホルダを安定して支持できる。また、このスプリ
ングで対物ユニットの軸寸法の変化を吸収することによ
り、ホルダおよび受光手段の位置調節を容易にすること
ができる。請求項23の発明によれば、ホルダを短くし
て挿入部先端部内に収容し、対物ユニットを挿入部の先
端から装着する構成を採用するので、挿入部を先端部を
除いてフレキシブルにすることができる。その結果、複
雑な形状の孔に挿入してその内部を観察することが可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例をなす内視鏡の対物ユニッ
ト装着状態を示す縦断面図である。
【図2】同実施例において、対物ユニット装着前の状態
を示す内視鏡の縦断面図である。
【図3】同実施例において、異なる対物ユニットを装着
した状態を示す内視鏡先端部の縦断面図である。
【図4】同実施例において、さらに異なる対物ユニット
を装着した状態を示す内視鏡先端部の縦断面図である。
【図5】本発明の第2実施例を示す内視鏡先端部の対物
ユニット装着状態を示す縦断面図である。
【図6】同実施例において、異なる対物ユニットを装着
した状態を示す内視鏡先端部の縦断面図である。
【図7】(A)は本発明の第3実施例に用いられる対物
ユニットの先端を示す正面図、(B)は同縦断面図であ
る。
【図8】(A)は同実施例において対物ユニット非装着
状態での挿入部の先端を示す正面図である。(B)は同
縦断面図である。
【図9】同実施例において、対物ユニット装着状態での
挿入部先端部の縦断面図である。
【図10】本発明の第4実施例を示す対物ユニット装着
状態での内視鏡先端部の縦断面図である。
【図11】本発明の第5実施例をなす内視鏡の対物ユニ
ット非装着状態の縦断面図である。
【図12】同実施例における内視鏡の対物ユニット装着
状態の縦断面図である。
【図13】本発明の第6実施例をなす内視鏡の対物ユニ
ット非装着状態の縦断面図である。
【図14】同実施例における内視鏡の対物ユニット装着
状態の縦断面図である。
【図15】本発明の第7実施例をなす内視鏡の対物ユニ
ット非装着状態の縦断面図である。
【図16】同実施例における内視鏡の対物ユニット装着
状態の縦断面図である。
【図17】(A)は本発明の第8実施例をなす内視鏡の
ボデイを示す縦断面図である。(B)は同実施例のホル
ダとこれに連結された対物ユニットを示す縦断面図であ
る。
【図18】同実施例における内視鏡の対物ユニット装着
状態の縦断面図である。
【図19】(A)は本発明の第9実施例において対物ユ
ニット非装着状態での挿入部の先端を示す正面図であ
る。(B)は同挿入部の縦断面図である。
【図20】(A)は同実施例に用いられる対物ユニット
の先端を示す正面図、(B)は同対物ユニットの側面図
である。
【図21】(A)は同実施例において対物ユニット装着
状態での挿入部の先端を示す正面図である。(B)は同
じく対物ユニット装着状態での挿入部の先端部の縦断面
図である。
【図22】本発明の第10実施例をなす内視鏡先端部の
対物ユニット非装着状態を示す縦断面図である。
【図23】(A)は本発明の第11実施例をなす内視鏡
の側面図である。(B)は同内視鏡の先端拡大正面図で
ある。(C)は同内視鏡先端部の拡大縦断面図である。
【符号の説明】
1,1L … ボデイ 10,10A,10L … 挿入部 10x … 反射面 13,13A,13L … 第1収容空間 14,14A,14L … 第2収容空間 15 … 係止凸部(係止手段) 16,63 … キー 17,161c,162b,260z,461c,46
2c … ばね受部 20,20A,20L … ベース部 30 … 光ファイバ束(照明光伝送手段) 40,40A〜40H … 対物ユニット 41,41A〜41H … サポート 41x … 雌ねじ(連結手段) 42,42A〜42D … 対物光学系 42f’ … 反射面 45,45E,45F … 係止凸部(係止手段) 48 … 通過溝 50 … 固定手段 51 … ガイド筒 51b … ねじ孔 51c,161y,361y,560c … キー溝 52 … ねじ 60,160,260,360,460,560 …
ホルダ(保持手段) 62x,161x,260x,361x … 雄ねじ
(連結手段) 163,260c … 係止凸部(係止手段) 161,361,461 … 第1管(第1ホルダ部
材) 262,362,462 … 第2管(第2ホルダ部
材) 170,270,370,470,570 … スプリ
ング 380 … カム機構 381 … ピン(突起) 382 … 螺旋溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−145616(JP,A) 特開 昭60−88920(JP,A) 特開 昭60−196718(JP,A) 特開 昭62−66220(JP,A) 特開 平3−206411(JP,A) 実開 平3−69116(JP,U) 実開 昭62−96614(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 1/00 - 1/32

Claims (23)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(イ)長く延びるとともに少なくとも先端
    部が硬性をなす中空の挿入部を有したボデイと、 (ロ)先端部が上記挿入部の先端部内に配置され、この
    挿入部を通って後方に延びる照明光伝送手段と、 (ハ)上記挿入部の先端部内に配置された対物光学系
    と、 (ニ)上記対物光学系の後方において上記挿入部内に配
    置され、観察対象から対物光学系を経た反射光を受ける
    受光手段と、 (ホ)上記挿入部を通り、上記受光手段で受けた画像情
    報を後方に送る像伝送手段、 とを備えた内視鏡において、 (ヘ)上記対物光学系とこれを収容支持する筒形状のサ
    ポートにより構成され、上記挿入部の先端部内に着脱可
    能に支持され対物ユニットと、 (ト)上記対物ユニットの軸方向寸法に応じて、上記受
    光手段を、挿入部内で軸方向位置調節可能に保持し、こ
    の軸方向位置調節により、異なる対物ユニットの軸方向
    の寸法差を吸収する保持手段とを備えたことを特徴とす
    る内視鏡。
  2. 【請求項2】 上記保持手段が、挿入部の軸方向に延び
    るとともに先端部で受光手段を保持するホルダを有し、
    上記挿入部の先端部には、軸方向に延びる互いに仕切ら
    れた第1,第2の収容空間が形成され、第1収容空間は
    挿入部の先端面に開口しており、この第1収容空間に上
    記対物ユニットとホルダがスライド可能にして収容さ
    れ、第2収容空間に照明光伝送手段の先端部が収容され
    ていることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡。
  3. 【請求項3】 上記ホルダが管形状をなしており、この
    ホルダ内を上記像伝送手段が通っていることを特徴とす
    る請求項2に記載の内視鏡。
  4. 【請求項4】 上記第2収容空間は、第1収容空間と同
    じく挿入部の先端面に開口していることを特徴とする請
    求項2または3に記載の内視鏡。
  5. 【請求項5】 上記第1,第2収容空間は互いに径方向
    に離れて配置され、第2収容空間の先端開口は挿入部の
    先端より後退した位置にあり、挿入部の先端部には、第
    2収容空間の先端開口に対峙するとともに挿入部の軸線
    に対して傾斜した反射面が配置されており、対物ユニッ
    トは先端部が挿入部の先端から突出して装着され、その
    先端部には、光路軸変換用の反射面が設けられているこ
    とを特徴とする請求項2または3に記載の内視鏡。
  6. 【請求項6】 上記ホルダの先端部と対物ユニットのサ
    ポートの後端部とは連結手段により着脱可能に連結され
    ていることを特徴とする請求項2に記載の内視鏡。
  7. 【請求項7】 上記連結手段が、上記サポートの後端部
    とホルダの先端部のうち一方の内周面に形成された雌ね
    じと他方の外周面に形成された雄ねじを含むことを特徴
    とする請求項6に記載の内視鏡。
  8. 【請求項8】 上記ボデイの内周面とホルダの外周面の
    うち一方には、軸方向に延びるキー溝が形成され、他方
    にはこのキー溝に嵌まるキーが設けられていることを特
    徴とする請求項2または7に記載の内視鏡。
  9. 【請求項9】 上記連結手段が、サポートの後端部とホ
    ルダの先端部のうち一方の内周に形成されて径方向,内
    方向に突出する第1係合突起と、他方の外周に形成され
    て径方向,外方向に突出し上記第1係合突起に係合する
    第2係合突起とを有し、第1,第2係合突起の一方は周
    方向に延びており、その一部に他方の係合突起の通過を
    許容する軸方向に延びる通過溝が形成されていることを
    特徴とする請求項6に記載の内視鏡。
  10. 【請求項10】 さらに、上記対物ユニットを挿入部の
    先端部に係止して軸方向に位置決めする係止手段を備え
    たことを特徴とする請求項2に記載の内視鏡。
  11. 【請求項11】 上記係止手段は、上記サポートの先端
    部に形成された径方向,外方向に突出する係止凸部を有
    し、この係止凸部が挿入部の先端部に係止して対物ユニ
    ットの後方への移動を規制し、それにより対物ユニット
    を位置決めすることを特徴とする請求項10に記載の内
    視鏡。
  12. 【請求項12】 上記係止手段は、挿入部の第1収容空
    間の先端部内周面に形成された径方向,内方向に突出す
    る係止凸部を有し、サポートの先端部がこの係止凸部に
    係止されることにより、対物ユニットの前方への移動を
    規制し、それにより対物ユニットを位置決めすることを
    特徴とする請求項10に記載の内視鏡。
  13. 【請求項13】 上記サポートの外周面には、対物ユニ
    ットを挿入部に挿入する際に上記係止凸部を通すための
    軸方向に延びる通過溝が形成されていることを特徴とす
    る請求項11に記載の内視鏡。
  14. 【請求項14】 上記挿入部が全長にわたって硬性をな
    し、上記ボデイが上記挿入部の基端に設けられた中空の
    ベース部を有し、上記ホルダが上記挿入部およびベース
    部を通りベース部の後方へ突出しており、固定手段によ
    りベース部に着脱可能に固定されていることを特徴とす
    る請求項2に記載の内視鏡。
  15. 【請求項15】 上記固定手段はねじを有し、このねじ
    がベース部を径方向に貫通するねじ孔にねじ込まれ、そ
    の先端がホルダの外周面を押すことによりホルダを固定
    することを特徴とする請求項14に記載の内視鏡。
  16. 【請求項16】 上記挿入部が全長にわたって硬性をな
    し、上記ボデイが上記挿入部の基端に設けられた中空の
    ベース部を有し、上記ホルダが、上記受光手段を先端部
    で支持するとともに上記挿入部の軸方向に延びる第1ホ
    ルダ部材と、この第1ホルダ部材の後方に配置されて挿
    入部の軸方向に延びる第2ホルダ部材とを備え、上記対
    物ユニットのサポートの後端部と第1ホルダ部材の先端
    部が連結手段により着脱可能に連結され、上記第1ホル
    ダ部材の後端部と第2ホルダ部材の先端部とがスプリン
    グにより連携され、このスプリングにより第1ホルダ部
    材が後方に付勢され、第2ホルダ部材が前方に付勢さ
    れ、上記対物ユニットが第1係止手段により挿入部の先
    端部に係止されて位置決めされるとともに後方への移動
    を禁じられ、上記第2ホルダ部材が第2係止手段により
    ベース部に係止されて前方への移動を禁じられることを
    特徴とする請求項2に記載の内視鏡。
  17. 【請求項17】 上記第1,第2ホルダ部材が管形状を
    なしており、第1ホルダ部材の後端部と第2ホルダ部材
    の先端部のうち一方が他方に入り込んでおり、第1ホル
    ダ部材の後端と第2ホルダ部材の先端に形成されたばね
    受部間に上記スプリングが介在されており、上記像伝送
    手段がこれら第1,第2ホルダ部材内を通っていること
    を特徴とする請求項16に記載の内視鏡。
  18. 【請求項18】 上記第2係止手段は、第2ホルダ部材
    の外周に形成された径方向,外方向に延びる係止突起を
    有し、この係止突起がベース部の後面に当たることによ
    り、第2ホルダ部材を係止し、上記ベース部の内周面に
    は、この係止凸部の通過を許容する軸方向に延びる通過
    溝が形成されており、上記第2ホルダ部材の先端部に
    は、第2ホルダ部材を前方へ移動させた時に第1ホルダ
    部材の後端に当たる押圧突起が、径方向に突出して形成
    されていることを特徴とする請求項16または17に記
    載の内視鏡。
  19. 【請求項19】 上記挿入部は全長にわたって硬性をな
    し、上記ボデイが上記挿入部の基端に設けられた中空の
    ベース部を有し、上記ホルダが上記挿入部およびベース
    部を通りベース部の後方へ突出しており、第1収容空間
    に設けられたばね受部とホルダに設けられたばね受部と
    の間にスプリングが介在され、このスプリングにより上
    記ホルダが後方に付勢され、上記対物ユニットのサポー
    トの後端部とホルダの先端部とが連結手段により着脱可
    能に連結され、上記対物ユニットが、係止手段により挿
    入部の先端部に係止されて後方への移動を禁じられてい
    ることを特徴とする請求項2に記載の内視鏡。
  20. 【請求項20】 上記挿入部が全長にわたって硬性をな
    し、上記ボデイが上記挿入部の基端に設けられた中空の
    ベース部を有し、上記ホルダが、上記受光手段を先端部
    で支持するとともに上記挿入部の軸方向に延びる管形状
    の第1ホルダ部材と、この第1ホルダ部材の後方に配置
    されて挿入部の軸方向に延びベース部の後方に突出する
    管形状の第2ホルダ部材とを備え、上記対物ユニットの
    サポートの後端部と第1ホルダ部材の先端部が連結手段
    により着脱可能に連結され、上記第1ホルダ部材の後端
    部と第2ホルダ部材の先端部はカム機構により連結さ
    れ、このカム機構は、第1ホルダ部材の後端部と第2ホ
    ルダ部材の先端部のうち一方に形成された螺旋溝と、他
    方に設けられてこの螺旋溝に嵌まる突起とを有し、第1
    ホルダ部材は挿入部に軸方向移動可能で回動不能に支持
    され、第2ホルダ部材は、ベース部に回動可能かつ軸方
    向移動不能に支持されていることを特徴とする請求項2
    に記載の内視鏡。
  21. 【請求項21】 上記挿入部が全長にわたって硬性をな
    し、上記ボデイが上記挿入部の基端に設けられた中空の
    ベース部を有し、上記ホルダが、上記受光手段を先端部
    で支持するとともに上記挿入部の軸方向に延びる第1ホ
    ルダ部材と、この第1ホルダ部材の後方に配置されて挿
    入部の軸方向に延びベース部の後方に突出する第2ホル
    ダ部材とを備え、上記対物ユニットのサポートの後端部
    と第1ホルダ部材の先端部が連結手段により着脱可能に
    連結され、上記第1ホルダ部材の後端部と第2ホルダ部
    材の先端部とがスプリングにより連携され、このスプリ
    ングにより第1ホルダ部材が前方に付勢され、第2ホル
    ダ部材が後方に付勢され、上記対物ユニットが第1係止
    手段により挿入部の先端部に係止されて位置決めされる
    とともに前方への移動を禁じられ、上記第2ホルダ部材
    が第2係止手段によりベース部に着脱可能に係止されて
    後方への移動を禁じられることを特徴とする請求項2に
    記載の内視鏡。
  22. 【請求項22】 上記ホルダが挿入部に比べて短く形成
    され、第1収容空間の内周にはばね受部が設けられ、こ
    のばね受部とホルダ後端部との間にスプリングが介在さ
    れ、このスプリングによりホルダおよびこのホルダに当
    たる対物ユニットが前方に付勢されており、第1収容空
    間の先端部には係止凸部が設けられ、この係止凸部に対
    物ユニットの先端部が係止されて対物ユニットの位置決
    めがなされるとともに前方への移動が禁じられており、
    この対物ユニットのサポートの外周面には、上記係止凸
    部を通すための軸方向に延びる通過溝が形成されている
    ことを特徴とする請求項2に記載の内視鏡。
  23. 【請求項23】上記挿入部の先端部を除く部分がフレキ
    シブルであることを特徴とする請求項22に記載の内視
    鏡。
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