JP3515279B2 - 遠隔管理システム - Google Patents

遠隔管理システム

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JP3515279B2
JP3515279B2 JP12982096A JP12982096A JP3515279B2 JP 3515279 B2 JP3515279 B2 JP 3515279B2 JP 12982096 A JP12982096 A JP 12982096A JP 12982096 A JP12982096 A JP 12982096A JP 3515279 B2 JP3515279 B2 JP 3515279B2
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喜代光 黒田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はマイクロコンピュー
タ等の制御装置によってその運転が制御される機器とパ
ーソナルコンピュータ等の演算装置を用いてなる中央装
置とを通信手段で結び、中央装置にて前記機器を遠隔管
理するシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】複数の洗濯機及び乾燥機等のランドリ機
器を配置し、コイン又はプリペイドカードを用いて有料
でこれらを使用し得るランドリ店にあっては、係員を削
減し、又は各店舗への巡回を廃止して管理効率を向上さ
せるべく、ランドリ機器の故障,異常の管理及び料金の
管理等を遠隔地にて一元的に管理する管理システムが要
求されている。
【0003】そのような管理システムとして本願出願人
が特開平 7−288871号公報に提案したものがある。各ラ
ンドリ店には複数のランドリ機器が配置してある。各ラ
ンドリ機器に設けられたモータ,ドラム及び料金箱等の
各部分には回転センサ,サーミスタ及び磁気センサ等の
センサが配設してあり、これらの出力信号はマイクロコ
ンピュータに入力されるようになっている。マイクロコ
ンピュータは各センサからの信号に基づいてランドリ機
器の運転を制御すると共に、運転状態,運転残時間,売
上金額等の各データを所定の時間間隔で記憶する。
【0004】各ランドリ店にはデータコントローラ(以
後DTCという)が配置してあり、DTCは、予め与え
られた設定時間毎に、各ランドリ機器に備えられたマイ
クロコンピュータから、それに記憶された各データを送
信させ、受信した複数のデータを各機器のマイクロコン
ピュータに予め登録してある機器番号と共に記憶する。
各ランドリ店のDTCは、経営者又は経営者から管理を
委託された管理会社が有するパーソナルコンピュータを
用いてなる中央装置と公衆回線にてそれぞれ結ばれてい
る。
【0005】中央装置はオペレータの指示により、機器
の運転状態,運転残時間,売上金額,運転金額設定及び
運転時間設定等をモニタすべく、中央装置から各ランド
リ店のDTCへ公衆回線を介してモニタ要求をそれぞれ
送信する。DTCは、モニタ要求を受信すると、各機器
番号及び機器番号に対応して記憶したデータと共に、予
め設定された店舗名及び店舗番号等の店舗情報を中央装
置へ送信する。中央装置は、DTCから送信されたデー
タを店舗情報別に記憶すると共に、店舗名,当該機器の
機器番号及び機種名,並びにデータの内容等をモニタの
画面上に文字及び数字で表示し、経営者又は管理会社の
オペレータに知らせる。
【0006】一方、機器の故障,異常又は料金盗難等の
トラブルが発生した場合は、当該ランドリ機器のマイク
ロコンピュータはその運転を停止させ、DTCからデー
タ送信要求があると、当該機器名,機器番号等の情報
に、トラブルの種類及び発生時間等の情報を加えたトラ
ブルデータを送信する。DTCは、トラブルデータを受
信すると、中央装置を発呼し、中央装置から応答がある
と、前述したトラブルデータにDTCが配置されたラン
ドリ店名の情報を加えたトラブルデータとし、それを中
央装置へ送信する。中央装置は、トラブルデータを受信
すると、店舗名,当該機器番号及び機種名,並びにデー
タの内容等をモニタの画面上に文字及び数字で表示し、
経営者又は管理会社のオペレータに知らせる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このようなランドリ店
には、ランドリ機器の他に、料金箱からのコインの盗難
を検出する盗難検出器、及び該盗難検出器がコインの盗
難を検出した場合に警報を発する警報器といった複数の
周辺機器が配設してあり、それらの周辺機器も中央装置
によって遠隔管理することが要求されている。この要求
に対しては、各周辺機器をDTCに接続し、前同様、各
周辺機器からデータの収集及び動作制御を行うことが考
えられる。しかし、この場合DTCは、ランドリ機器に
加えて、ランドリ店に設置した全ての周辺機器からのデ
ータの収集及び動作制御を行なわなければならないた
め、ランドリ機器だけを接続する場合より性能が高いD
TCを設置しなければならず、そのようなDTCの価格
が高いという問題があった。また、各周辺機器にも、H
BS用I/Fをそれぞれ設けなければならないため、設
備コストが高いという問題があった。
【0008】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは第1機器に設けてある複数
の第1センサが検出した第1機器の運転に係るデータを
出力するインターフェースに第1センサとは異なる第2
センサの検出信号を入力する1又は複数の第2入力ポー
トと、第2センサの検出信号に応じて作動させる第2機
器を接続し、該第2機器をオン又はオフさせる1又は複
数の第2出力ポートとを設け、第2入力ポートの状態を
検出し、記憶した条件及び第2入力ポートの検出結果に
基づいて、第2出力ポートの状態を変更する構成にする
ことによって、設備コストの増大を抑制して、ランドリ
機器と共にその周辺機器も管理し得る遠隔管理システム
を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】第1発明に係る遠隔管理
システムは、第1機器に設けてある複数の第1センサが
検出した第1機器の運転に係るデータを入力する第1入
力ポートと、入力したデータを送信する第1出力ポート
と、前記データの入出力を制御する制御部とを具備する
インターフェースと、第1センサが検出した信号に基づ
いて第1機器の運転を制御するマイクロコンピュータ
と、前記インターフェースとは離隔して配置してあり、
インターフェースを介して送信された第1センサが検出
したデータに基づいて第1機器を遠隔管理する中央装置
とを備える遠隔管理システムにおいて、前記インターフ
ェースには、第1センサとは異なる第2センサを接続
し、該第2センサが検出した検出信号を入力する1又は
複数の第2入力ポートと、第2センサの検出信号に応じ
て作動させる第2機器を接続し、その状態を変更するこ
とによって第2機器をオン又はオフさせる1又は複数の
第2出力ポートとが設けてあり、前記制御部は、第2入
力ポートの状態を検出する検出手段と、第2入力ポート
の状態に基づいて、第2出力ポートの状態を変更する条
件を定めた出力条件が記憶させてある記憶部と、記憶し
出力条件及び前記検出手段による検出結果に基づい
て、第2出力ポートの状態を変更するか否かを判断する
手段と、変更すると判断した場合、第2出力ポートの状
態を変更する手段とを備え、前記中央装置は、前記出力
条件を設定する出力条件設定部を有し、前記制御部は、
中央装置によって設定された出力条件が与えられたと判
断すると、既に記憶してある出力条件に代えて、与えら
れた出力条件を記憶すると共に、変更された出力条件に
従って第2出力ポートの状態の変更を制御することを
徴とする。
【0010】第2発明に係る遠隔管理システムは、第1
発明において、前記インターフェースには、第2入力ポ
ート及び第2出力ポートに対する第2センサ及び第2機
器の接続の有無を設定する接続有無設定手段が設けてあ
り、前記制御部は、前記接続有無設定手段から設定結果
を取得する手段と、取得した設定結果を送信する手段と
を具備しており、前記中央装置は、前記インターフェー
スから前記設定結果を送信させる手段と、第2入力ポー
ト及び/又は第2出力ポートへの接続がある場合、その
第2出力ポートの状態を変更する条件を記憶する手段
と、記憶した条件を前記インターフェースへ送信する手
段とを備えることを特徴とする。
【0011】第3発明に係る遠隔管理システムは、第1
又は第2発明において、前記制御部は前記検出手段によ
る検出結果を前記中央装置へ送信する手段を備えること
を特徴とする。
【0012】第4発明に係る遠隔管理システムは、第
1,第2又は第3発明において、前記第1機器はランド
リ機器であることを特徴とする。
【0013】第1及び第4発明の遠隔管理システムにあ
っては、第1機器(ランドリ機器)には、運転中の温度
を検出する温度センサ,所定数に達したとき運転可能状
態にすべくコインを検出するコインセンサ,運転中の回
転数を検出する回転センサ等、第1機器(ランドリ機
器)の運転に係るデータを検出する複数のセンサが設け
てあり、検出されたデータはインターフェースに設けて
ある第1入力ポートに入力され、第1出力ポートから中
央装置へ送信される。
【0014】第1機器(ランドリ機器)のコイン箱に設
けてある盗難スイッチ,第1機器(ランドリ機器)の周
辺に設置してある貯水タンクの水位センサ等、第1機器
(ランドリ機器)の運転に係るデータを検出する第1セ
ンサとは異なる第2センサが設けてあり、インターフェ
ースには第2センサを接続し、該第2センサが検出した
検出信号を入力する1又は複数の第2入力ポートと、第
2センサの出力信号に応じて作動させる第2機器、例え
ば、第2センサが盗難スイッチである場合のブザー、第
2センサが水位センサである場合の通水弁等を接続し、
その状態をHレベル又はLレベルに変更することによっ
て、接続した第2機器をオン・オフする1又は複数の第
2出力ポートとが設けてある。
【0015】インターフェースに備えられた制御部は、
前述した第2入力ポートの状態がHレベルであるかLレ
ベルであるかを検出する。制御部は、第1センサからの
入力がLレベルのときに第2出力ポートを所定時間だけ
Hレベルにする、又は第1センサからの入力がHレベル
のときに第2出力ポートを所定時間だけHレベルにする
といった条件を記憶しており、第2入力ポートの検出結
果が前記条件と一致するか否かによって、第2出力ポー
トの状態を変更するか否かを判断し、変更すると判断し
た場合、第2出力ポートをHレベル又はLレベルに変更
する。
【0016】第2及び第4発明の遠隔管理システムにあ
っては、インターフェースに、例えばディップスイッチ
を設け、該ディップスイッチのオン・オフによって、第
2入力ポート及び第2出力ポートに対する第2センサ及
び第2機器の接続の有無を設定する。中央装置は、イン
ターフェースからディップスイッチによる設定結果を送
信させる手段を備えており、該手段からその送信指令が
与えられると、インターフェースの制御部はディップス
イッチから設定結果を取得し、取得した設定結果を中央
装置へ送信する。中央装置は、受信した設定結果に基づ
いて、第2入力ポート及び第2出力ポートへの接続があ
る場合、その第2出力ポートの状態を変更する条件を設
定するための画面を表示し、該画面中に条件が入力され
ると、それを前記条件として記憶し、記憶した条件をイ
ンターフェースへ送信する。該条件を受信すると、イン
ターフェースは、既に記憶してある条件に代えて受信し
た条件を記憶する。
【0017】第3及び第4発明の遠隔管理システムにあ
っては、検出手段が第2センサを接続する第2入力ポー
トの状態を検出すると、その検出結果を中央装置へ送信
する。これによって、中央装置側で第2入力ポートの状
態を把握することができる。一方、中央装置によって第
2出力ポートの状態を変更する条件を更新することがで
きるため、受信した第2入力ポートの状態に基づいて、
適宜に第2出力ポートの状態を変更することが可能にな
る。
【0018】
【発明の実施の形態】以下本発明をその実施例を示す図
面に基づいて具体的に説明する。図1は本発明に係る遠
隔管理システムの構成を示すブロック図であり、図中2
はランドリ店であり、1は複数のランドリ店2,2,…
を管理する管理会社である。ランドリ店2にはシリアル
データ通信に対応したマイクロコンピュータ8b,8b,…
が設けられた乾燥機又は洗濯機等のランドリ機器8a及び
ホームバスシステム(以後HBSという)に基づくHB
S用インターフェース(以後I/Fという)8dを備える
第1機器ブロック8,8,…、並びにシリアルデータ通
信に非対応なマイクロコンピュータ9b,9b,…が設けら
れた乾燥機又は洗濯機等のランドリ機器9a及びHBS用
I/F9dを備える第2機器ブロック9,9,…が設置し
てある。
【0019】第1機器ブロック8,8,…のランドリ機
器8a,8a,…に備えられたマイクロコンピュータ8b,8
b,…は、コイン投入等の料金入力指示及びスタート指
示によって、乾燥又は洗濯に係る運転を開始し、回転数
センサ,温度センサ等の各センサ8c,8c,…からの信号
に基づいて運転を制御すると共に、料金入力,スタート
指示,回転数及び温度等のデータ、並びに料金入力異
常,回転数異常,温度異常等のトラブルデータをHBS
用I/F8d,8d,…を介して送信するようになってい
る。
【0020】一方、第2機器ブロック9,9,…のラン
ドリ機器9a,9a,…に備えられた回転数センサ,温度セ
ンサ等の各センサ9c,9c,…が検出した信号は、シリア
ルデータ通信に対応したHBS用I/F9d,9d,…を介
してマイクロコンピュータ9b,9b,…に与えられるよう
になっており、マイクロコンピュータ9b,9b,…はこれ
らの信号に基づいて乾燥又は洗濯に係る運転を制御す
る。このHBS用I/F9d,9d,…は、センサ9c,9c,
…から信号が入力される入力ポートの状態がHレベルで
あるか、Lレベルであるかを所定周期で検出し、その検
出結果を出力ポートからマイクロコンピュータ9bへ出力
する。これによって、HBS用I/F9d,9d,…は、マ
イクロコンピュータ9b,9b,…のシーケンスに拘らず、
センサ9c,9c,…からの情報をマイクロコンピュータ9
b,9b,…へ与えることができる。また、HBS用I/
F9d,9d,…は、入力ポートの状態を送信する。
【0021】ランドリ店2には、ランドリ機器8a,8a,
…,9a,9a,…に備えられたコイン箱に設けた盗難スイ
ッチ,該盗難スイッチが作動した場合に警報を出力する
警報器,給水ポンプ,貯水タンクの水位センサ等の周辺
機器15,15,…が配設してある。各周辺機器15,15,…
は、ランドリ機器8a,8a,…,9a,9a,…に備えられた
何れかのHBS用I/F8d,8d,…,9d,9d,…の周辺
機器用入力ポート又は周辺機器用出力ポートに接続して
あり、HBS用I/F8d,8d,…,9d,9d,…は、周辺
機器用入力ポートの状態がHレベルであるか、Lレベル
であるかを所定周期で検出し、周辺機器用入力ポートに
接続された周辺機器15,15,…の状態を判断すると共
に、その検出結果及び予め設定された条件に基づいて、
周辺機器用出力ポートに接続された周辺機器15,15,…
のオン・オフを制御するようになっている。
【0022】各HBS用I/F8d,8d,…,9d,9d,…
はツイストペア線10を介してデータをDTC7へ送信す
る。ツイストペア線10はDTC7に備えられたHBS制
御部7bに接続されており、HBS制御部7bは各第1機器
ブロック8,8,…及び第2機器ブロック9,9,…か
らDTC7へのデータの送信を要求するコマンドの送
信、及び各第1機器ブロック8,8,…及び第2機器ブ
ロック9,9,…からコマンドに対するデータの応答を
制御している。
【0023】HBS制御部7bは、DTC7の動作を制御
するDTC制御部7aとの間で第1機器ブロック8,8,
…及び第2機器ブロック9,9,…に対するデータ送信
要求及び受信データを送受する。DTC制御部7aには、
DTC7が配置されたランドリ店名及び電話番号等の情
報が設定される入力部7c、第1機器ブロック8,8,…
及び第2機器ブロック9,9,…から受信したデータを
記憶するメモリ7e、及びRS−232C等のインターフ
ェース7dがそれぞれ接続してある。
【0024】DTC7のI/F7dはモデム等の回線制御
/データ送受信装置6,公衆回線5及び管理会社1側の
回線制御/データ送受信装置4を介してパーソナルコン
ピュータを用いてなる中央装置3に備えられたI/F3d
に接続されている。この回線制御/データ送受信装置6
と回線制御/データ送受信装置4との間の通信は、MN
P5のエラー訂正・データ圧縮方式に基づいて行われて
いる。またランドリ店2側の回線制御/データ送受信装
置6及び管理会社1側の回線制御/データ送受信装置4
には電話機12,11をそれぞれ接続してあり、通話連絡用
に使用される。
【0025】中央装置3には、CRT等の表示装置3b,
キーボード等の入力装置3c及びCPU等の制御装置3a等
が備えられており、売上金額要求,運転状態要求等のデ
ータ送信要求を入力装置3cから入力すると制御装置3a
は、I/F3d及び回線制御/データ送受信装置4を介し
てランドリ店2のDTC7へそれを送信し、回線制御/
データ送受信装置4に着信したデータをI/F3dを介し
て読み込んで、表示装置3bに表示する。
【0026】図2は、本発明に係るHBS用I/Fの一
例として、図1に示したHBS用I/F9dの構成、及び
該HBS用I/F9dを備える第2機器ブロック9の構
成、並びに周辺機器15の構成を示すブロック図である。
第2機器ブロック9のランドリ機器9aは、コイン箱に投
入されるコインを検出するコインセンサ90c ,モータ又
は乾燥室に設けられ温度を検出する温度センサ91c 等の
複数のセンサを備えており、各センサの検出信号はHB
S用I/F9dに設けられた複数の入力ポートIP,IP,…
から制御部29d にそれぞれ与えられる。HBS用I/F
9dには各入力ポートIP,IP,…に応じて複数の出力ポー
トOP,OP,…が設けてあり、制御部29d の出力はドライ
バである出力I/F40d ,40d ,…を介して、入力ポー
トIP,IP,…に対応する出力ポートOP,OP,…からマイ
クロコンピュータ9bへそれぞれ与えられる。
【0027】制御部29d は所定の周期で各入力ポートI
P,IP,…の状態がHレベルであるか、Lレベルである
かを順番に検出しており、ある入力ポートIPの検出結果
がHレベルである場合、その入力ポートIPに対応する出
力ポートOPをHレベルにしてランドリ機器9aのマイクロ
コンピュータ9bへ出力すると共に、各入力ポートIP,I
P,…の検出結果及び検出時間を記憶部30d に与えてそ
れを記憶させる。制御部29d にはDTC7からデータ送
信要求のコマンドが与えられるようになっており、制御
部29d はDTC7から与えられたコマンドに従って、そ
の要求に係るデータを記憶部30d から読み出してそれを
DTC7へ送信する。
【0028】マイクロコンピュータ9bは、HBS用I/
F9dの出力ポートOP,OP,…から与えられるデータをそ
れぞれ読み込み、各データに基づいて、ドラムを回転駆
動するドラムモータ101 ,乾燥室へ温風を送るためのフ
ァンモータ102 及び加熱器103 等に制御指令を与えてそ
れらの動作を制御する。
【0029】一方、HBS用I/F9dには、前述した入
力ポートIP,IP,…とは別に、ランドリ店2に設置して
ある貯水タンクに設けた水位センサ,コイン箱の異常に
よって盗難を検出する盗難スイッチ等の周辺機器(セン
サ)15,15,…を接続するための2つの周辺機器用入力
ポートIN1,IN2が設けてあり、図2にあっては、周辺
機器用入力ポートIN1に盗難スイッチ150 が接続してあ
る。また、HBS用I/F9dの出力側には、周辺機器用
入力ポートIN1,IN2に対応して、汎用出力I/F50d
,50d 及び周辺機器用出力ポートOUT 1,OUT 2がそ
れぞれ設けてあり、図2にあっては、周辺機器用出力ポ
ートOUT 1に、警報音を発するブザー151が接続してあ
る。なお、図2にあっては、HBS用I/F9dに周辺機
器用入力ポート及び周辺機器用出力ポートを2つずつ設
けてあるが、本発明はこれに限らず、更に多く設けても
よいことはいうまでもない。
【0030】HBS用I/F9dには、周辺機器の接続の
有無及び接続した周辺機器の作動に係る情報を設定する
ための複数のディップスイッチを備えるディップスイッ
チ部160 が設けてある。図2の場合、ディップスイッチ
部160 は周辺機器用入力ポートIN1,IN2及び周辺機器
用出力ポートOUT 1,OUT 2への周辺機器の接続の有無
を設定するための4つのディップスイッチと、入力信号
の定義を設定するための2つのディップスイッチとを備
えており、周辺機器用入力ポートIN1への周辺機器の接
続を設定するディップスイッチ、及び周辺機器用出力ポ
ートOUT 1への周辺機器の接続を設定するディップスイ
ッチをそれぞれオンにする。
【0031】また、入力信号の定義を設定するための2
つのディップスイッチの内の周辺機器用入力ポートIN1
に対応するディップスイッチをオンにすることによっ
て、図2の如く周辺機器用入力ポートINに接続した盗難
スイッチ150 は、コイン箱の異常を検出したときに周辺
機器用入力ポートIN1がHレベルになるということを設
定する。各ディップスイッチのオン・オフは、ディップ
スイッチ部160 からHBS用I/F9dの制御部29d に与
えられる。
【0032】制御部29d は、入力ポートIP,IP,…の状
態を検出するのに伴って、盗難スイッチ150 が接続して
ある周辺機器用入力ポートIN 1,IN 2の状態がHレベル
であるか、Lレベルであるかも順番に検出する。HBS
用I/F9dに備えられた記憶部30d には、周辺機器用入
力ポートIN 1,IN 2の状態に基づいて、周辺機器用出力
ポートOUT 1,OUT 2 からそれに接続した周辺機器をオ
ン又はオフさせる条件を定めた出力条件が予め記憶させ
てあり、制御部29d は、検出結果が出力条件に設定され
た状態であるか否かを判断し、そうであると判断する
と、DTC7を介して中央装置3によって設定された出
力条件に従って、対応する汎用出力I/F50d 及び周辺
機器用出力ポートOUT 1 をHレベルにして、ブザー151
に警報音を発せさせると共に、DTC7に周辺機器に係
るデータを送信するためのコマンドを送信させる要求を
与え、該コマンドが与えられると周辺機器に係る情報を
DTC7へ送信する。DTC7は、HBS用I/F9dの
制御部29d から周辺機器に係る情報が与えられると、中
央装置3を発呼し、応答があると周辺機器に係る情報を
中央装置3へ送信する(図1参照)。
【0033】なお、図2ではシリアルデータ通信に非対
応なマイクロコンピュータ9bが設けられたランドリ機器
9aからデータを送信させるようにしたHBS用I/F9d
に周辺機器用入力ポートIN1,IN2、周辺機器用出力ポ
ートOUT 1,OUT 2、及びディップスイッチ部160 を設
けた場合について説明したが、図1に示した、シリアル
データ通信に対応したマイクロコンピュータ8bに接続し
たHBS用I/F8dにも同様に、前述した周辺機器用入
力ポート、周辺機器用出力ポート、及びディップスイッ
チ部が設けてある。そして、HBS用I/F8dの制御部
は、ディップスイッチ部に設定された周辺機器に係る情
報の取得、周辺機器用入力ポートの状態の検出、周辺機
器用出力ポートの状態の変更等を制御している。
【0034】図3及び図4は本発明に係る遠隔管理シス
テムの中央装置3における制御手順を示すフローチャー
トであり、HBS用I/Fへの出力条件の設定を行うた
めのものである。中央装置3は、出力条件の設定要求が
与えられると、ランドリ店2との公衆回線5を接続し
(ステップS1)、DTC7へ各HBS用I/F8d,8
d,…,9d,9d,…に設けたディップスイッチ部の設定
結果を送信させる要求を送信し(ステップS2)、DT
C7からディップスイッチ部の設定結果を受信する(ス
テップS3)と、公衆回線5を回線断する(ステップS
4)。
【0035】中央装置3は、カウンタの値を1にし(ス
テップS5)、その番号のランドリ機器のディップスイ
ッチ部に周辺機器の接続が設定してあるか否かを判断し
(ステップS6)、周辺機器の接続が設定してない場
合、カウンタの値を1つ増大させ(ステップS8)た
後、ステップS6へ戻る。
【0036】一方、ステップS6にて、周辺機器の接続
が設定してあると判断すると、中央装置3は次に示すよ
うに、その番号のランドリ機器についての出力条件設定
用画面を表示装置3bに表示する(ステップS7)。
【0037】図13は出力条件設定用画面を説明する説明
図である。図13の如く、出力条件設定用画面の中央より
左側上部には、店舗名が表示してあり、その下方には、
当該ランドリ機器の機器番号及び機種名が段を異ならせ
て表示してある。そして、それらの下方には、周辺機器
用入力ポートIN1,IN2及び周辺機器用出力ポートOUT
1,OUT 2に接続した周辺機器の名称を登録するための
名称登録領域60が設けてある。
【0038】名称登録領域60には、その番号のランドリ
機器のディップスイッチ部の設定に基づいて、入力側名
称登録部61及び出力側名称登録部64が形成されるように
なっている。図13にあっては、入力側名称登録部61及び
出力側名称登録部64が1つずつ形成されており、入力側
名称登録部61は周辺機器用入力ポートIN1への接続を示
す「入力1」の文字,名称設定部62及び名称変更用の矢
符アイコン63を、また、出力側名称登録部64は周辺機器
用出力ポートOUT 1への接続を示す「出力1」の文字,
名称設定部65及び名称変更用の矢符アイコン66をそれぞ
れ備えている。そして、矢符アイコン63,66を操作し
て、名称設定部62,65に所要の名称を設定し、設定した
名称を、当該ランドリ機器に接続した周辺機器として登
録する。
【0039】ところで、中央装置3の制御装置3aには、
次の表1に示すように、周辺機器用入力ポートIN1,IN
2と、それに対応する周辺機器用出力ポートOUT 1,OU
T 2との対応関係が予め設定してあり、制御装置3aはそ
の対応関係及びディップスイッチ部の設定結果から、入
力側名称登録部61及び出力側名称登録部64に対応する
「入力1」及び「出力1」等の文字に続けて、名称設定
部62,矢符アイコン63,名称設定部65,矢符アイコン66
を表示する。これによって、オペレータは入力側の周辺
機器の名称及び出力側の周辺機器の名称の登録、並びに
後述する動作条件を設定するだけで、出力条件を迅速に
設定することができる。
【0040】
【表1】
【0041】名称登録領域60の右側には、出力条件を設
定する出力条件設定部70が設けてある。出力条件設定部
70には、出力側名称登録部64に登録した周辺機器の出力
が手動であるか自動であるかを設定する手動ボタン71a
,自動ボタン71b を備える出力方法設定部71と、出力
側名称登録部64に登録した周辺機器の作動タイミング及
び作動時間を設定する出力制御登録部72とが設けてあ
る。なお、出力制御登録部72は出力方法設定部71におい
て自動が設定された場合に形成されるようになってい
る。
【0042】出力制御登録部72には、ディップスイッチ
部の設定に基づいて、周辺機器用入力ポートに接続した
周辺機器(センサ)が作動したときの入力信号の状態を
表示する入力表示部73が設けてあり、該入力表示部73の
下側に、周辺機器用出力ポートの状態を設定するオンボ
タン75及びオフボタン76が設けてある。そして、オンボ
タン75又はオフボタン76を操作して、周辺機器用入力ポ
ートが入力表示部73に表示した状態になったとき、周辺
機器用出力ポートをオンにするかオフにするかを設定す
る。
【0043】更に、オンボタン75及びオフボタン76の下
側には、出力時間を設定する一定時間後停止ボタン80及
び連続ボタン81が設けてあり、どちらかのボタン80,81
を操作して出力時間を設定する。一定時間後停止ボタン
80の下側には、停止するまでの時間を設定するための時
間設定領域82が設けてあり、一定時間後停止ボタン80を
操作した場合、時間設定領域82に適宜の時間を設定す
る。
【0044】前述した名称登録領域60の下方には、当該
ランドリ機器の番号より小さい番号のランドリ機器を表
示させるための前機器へボタン91及び当該ランドリ機器
の番号より大きい番号のランドリ機器を表示させるため
の次機器へボタン92が設けてある。更に、出力条件設定
用画面の下端部中央には、1つ前の画面を表示させる戻
るボタン93、前記画面を用いて設定した出力条件をラン
ドリ機器へ送信する次へボタン94、及び遠隔管理のプロ
グラムの実行を終了する終了ボタン95が設けてある。
【0045】中央装置3は、出力条件設定用画面におい
て次機器へボタン92,前機器へボタン91又は次へボタン
94の何れかのボタンが操作されるまで待機し(ステップ
S9)、操作されたと判断すると、出力条件設定用画面
に入力された各項目を出力条件として記憶する(ステッ
プS10)。中央装置3は、操作されたボタンが次機器へ
ボタン92であるか否か、前機器へボタン91であるか否か
をそれぞれ判断し(ステップS11,12)、次機器へボタ
ン92が操作されたと判断した場合はステップS8へ戻っ
てカウンタの値を1つ増大させる。一方、前機器へボタ
ン91が操作されたと判断した場合はカウンタの値を1つ
減少させ(ステップS13)た後、その番号のランドリ機
器のディップスイッチ部に周辺機器の接続が設定してあ
るか否かを判断し(ステップS14)、周辺機器の接続が
設定してない場合、ステップS13へ戻って、カウンタの
値を更に1つ減少させる。そして、ステップS14にて周
辺機器の接続が設定してあると判断するまでステップS
13,S14を繰り返した後、ステップS7へ戻る。
【0046】中央装置3は、次機器へボタン92及び前機
器へボタン91が操作されていないと判断すると、次へボ
タン94が操作されたと判断し、ランドリ店2との公衆回
線5を接続し(ステップS15)、記憶した出力条件をD
TC7へ送信し(ステップS16)た後、公衆回線5を回
線断する(ステップS17)。
【0047】図5は本発明に係る遠隔管理システムのD
TC7における制御手順を示すフローチャートであり、
HBS用I/Fへの出力条件の設定を行うためのもので
ある。DTC7は中央装置3との公衆回線5が接続され
るまで待機し(ステップS20)、接続されたと判断する
と、中央装置3から回線断情報が与えられたか否かを判
断し(ステップS21)、それが与えられたと判断すると
回線断処理を行い(ステップS28)、それが与えられて
いないと判断すると、中央装置3からディップスイッチ
部の設定結果を送信する要求が与えられたか否かを判断
する(ステップS22)。その要求が与えられたと判断す
ると、DTC7は、HBS用I/F8d,8d,…,9d,9
d,…にディップスイッチ部の設定結果を送信させるコ
マンドを与え(ステップS25)、HBS用I/F8d,8
d,…,9d,9d,…からディップスイッチ部の設定結果
を得る(ステップS26)と、それを中央装置3へ送信し
て(ステップS27)、ステップS21へ戻る。
【0048】一方、ステップS22にてディップスイッチ
部の設定結果を送信する要求が与えられていないと判断
すると、DTC7は、中央装置3から出力条件が与えら
れたか否かを判断し(ステップS23)、それが与えられ
ていないと判断するとステップS21へ戻り、それが与え
られたと判断すると、該当する機器番号のランドリ機器
8a,8a,…,9a,9a,…に接続したHBS用I/F8d,
8d,…,9d,9d,…に対応する出力条件を与えて(ステ
ップS24)、ステップS21へ戻る。
【0049】図6は本発明に係る遠隔管理システムのH
BS用I/Fにおける制御手順を示すフローチャートで
あり、出力条件の設定を行うためのものである。HBS
用I/Fは、DTC7からディップスイッチ部の設定結
果を送信するコマンドが与えられたか否かを判断し(ス
テップS30)、それが与えられたと判断すると、ディッ
プスイッチ部からその設定結果を取得し(ステップS3
1)、それをDTC7へ与える(ステップS32)。
【0050】ステップS30にて前記コマンドが与えられ
ていないと判断すると、HBS用I/Fは、DTC7か
ら出力条件が与えられたか否かを判断し(ステップS3
3)、それが与えられていないと判断するとステップS3
0へ戻る。一方、HBS用I/Fは、出力条件が与えら
れたと判断すると、それを記憶部に記憶させる(ステッ
プS34)。
【0051】図7〜図9は、本発明に係る遠隔管理シス
テムの中央装置3における制御手順を示すフローチャー
トであり、周辺機器の管理を行うためのものである。中
央装置3は、DTC7からの着呼があるまで待機し(ス
テップS40)、着呼があったと判断すると、公衆回線5
の回線を接続し(ステップS41)、DTC7からランド
リ機器8a,8a,…,9a,9a,…の機器番号、HBS用I
/Fの周辺機器用入力ポートの検出結果及び検出時間等
の周辺機器に係るデータを受信し(ステップS42)た
後、回線断を行い(ステップS43)、表示装置3bにトラ
ブル発生のメッセージが表示してあるメッセージ領域,
詳細ボタン及び閉じるボタンが設けてあるトラブル発生
画面を表示させる(ステップS44)。
【0052】中央装置3は、トラブル発生画面において
詳細ボタンが操作されたか否か、閉じるボタンが操作さ
れたか否かをそれぞれ判断し(ステップS45,46)、閉
じるボタンが操作されたと判断すると、トラブル発生画
面を消去し(ステップS47)てステップS40に戻る。
【0053】一方、ステップS45にて詳細ボタンが操作
されたと判断すると、中央装置3は、受信した周辺機器
データを記憶する(ステップS48)と共に、次のレイア
ウト画面を表示する(ステップS49)。
【0054】図14はレイアウト画面を説明する説明図で
ある。図14のように、レイアウト画面の上端側には店舗
名が表示されており、画面中央にはその店舗名のフロア
形状が複数のブロックで示してあり、ランドリ機器が配
置してあるブロックは、その中に機器番号を示す数字を
表示し、その種類を示す彩色が施してある。また、ブロ
ック群の縁部の所定位置の複数のブロック内には入口が
表示してある。そして、トラブルが生じた機器番号のブ
ロックの彩色が赤色に変更してある。また、ブロック群
の右側には、ブロックを彩色した色別に、ランドリ機器
の種類が文字で示してある。
【0055】ブロック群の左側には、機器情報表示領域
が設けてあり、機器情報として、機器番号,その機器番
号の機種名,機器の名称,製造番号及び外観像が表示し
てあり、ブロック群及び機器情報表示領域の周囲が赤色
の枠で囲んである。また、画面の下端側には1つ前の画
面を表示させる戻るボタン93,次の周辺機器操作画面を
表示させる周辺機器操作ボタン96,周辺機器情報を問い
合わせる問い合わせボタン97,及び終了ボタン95がそれ
ぞれ設けてある。
【0056】中央装置3は、レイアウト画面において周
辺機器操作ボタン96が操作されたか否か、戻るボタン93
が操作されたか否か、その他のボタン97,95が操作され
たか否かをそれぞれ判断する(ステップS50,51,5
2)。中央装置3は、周辺機器操作ボタン96が操作され
たと判断すると、表示装置3bに次の周辺機器操作画面を
表示させる(ステップS54)。また、中央装置3は、戻
るボタン93が操作されたと判断すると、レイアウト画面
を消去し(ステップS55)た後、ステップS40へ戻り、
他のボタン97,95が操作されたと判断すると、対応する
処理を行う(ステップS56)。
【0057】図15は周辺機器操作画面を説明する説明図
である。図15の如く、周辺機器操作画面は、図13に示し
た出力条件設定用画面と略同じ構成であるが、出力条件
設定用画面に設けてある次へボタン94に代えて、変更条
件を該当するランドリ機器へ送信して出力条件を変更さ
せる変更実行ボタン98が設けてあり、また、出力条件設
定用画面に設けてある名称登録領域60及び前機器へボタ
ン91, 次機器へボタン92に代えて、周辺機器用入力ポー
ト及び周辺機器用出力ポートに接続してある周辺機器の
名称と、周辺機器用入力ポート及び周辺機器用出力ポー
トの状態を表示する領域が設けてある点で出力条件設定
用画面と異なっている。
【0058】中央装置3は、周辺機器操作画面におい
て、手動ボタン71a 及びオフボタン76の操作又は一定時
間後停止ボタン80の操作があればその項目を変更し(ス
テップS60)、変更実行ボタン98が操作されたか否かを
判断し(ステップS61)、変更実行ボタン98が操作され
ていないと判断すると、他のボタンが操作されたか否か
を判断し(ステップS62)、それが操作されたと判断す
ると、対応する処理を実施し(ステップS63)、一方、
他のボタンが操作されていないと判断するとステップS
60へ戻る。
【0059】中央装置3は、ステップS61にて変更実行
ボタン98が操作されたと判断すると、周辺機器操作画面
の各項目を記憶する(ステップS64)と共に、ランドリ
店2への公衆回線5の回線接続を行い(ステップS6
5)、周辺機器操作画面で変更された出力条件をDTC
7へ送信し(ステップS66)た後、公衆回線5の回線断
を行う(ステップS67)。
【0060】図10及び図11は、本発明に係る遠隔管理シ
ステムのDTC7における制御手順を示すフローチャー
トであり、周辺機器の管理を行うためのものである。D
TC7は、各HBS用I/F8d,8d,…,9d,9d,…へ
周辺機器データを送信させるコマンドを定期的に与え
(ステップS70)、それらから周辺機器データを受信す
る(ステップS71)と、HBS用I/Fの周辺機器用入
力ポートIN1 ,IN2 の状態が出力条件と一致するものが
存在するか否かを判断し(ステップS72)、それが存在
しない場合、ステップS70へ戻る。
【0061】ステップS72にて、存在すると判断する
と、DTC7は中央装置3を発呼し(ステップS73)、
公衆回線5の回線が接続されるまで待機した(ステップ
S74)後、周辺機器用入力ポートのナンバ及び当該HB
S用I/Fが接続してあるランドリ機器の機器番号等の
データを中央装置3へ送信する(ステップS75)。DT
C7は公衆回線5の回線断情報が送信されるまで待機し
(ステップS76)、それを受信すると、公衆回線5の回
線断処理を行う(ステップS77)。
【0062】一方、DTC7は、中央装置3との公衆回
線5が接続されたか否かを判断し(ステップS80)、接
続されたと判断すると、中央装置3から回線断情報が送
信されたか否かを判断し(ステップS81)、それが送信
されたと判断すると公衆回線5の回線断を行う(ステッ
プS85)。回線断情報が送信されていないと判断する
と、DTC7は、中央装置3から変更された出力条件が
与えられたか否かを判断する(ステップS82)。DTC
7は、その出力条件が与えられていないと判断すると、
他の要求が与えられたと判断し、その要求に係る処理を
実施して(ステップS84)、ステップS81へ戻る。一
方、変更された出力条件が与えられたと判断すると、D
TC7はその出力条件に含まれる機器番号のランドリ機
器に接続したHBS用I/Fにその出力条件を与え(ス
テップS83)た後、ステップS81へ戻る。
【0063】図12は本発明に係る遠隔管理システムのH
BS用I/Fにおける制御手順を示すフローチャートで
あり、周辺機器の管理を行うためのものである。HBS
用I/Fは、周辺機器用入力ポートIN1 ,IN2 の状態を
検出し(ステップS90)、検出結果が出力条件と一致す
るか否かを判断し(ステップS91)、一致しないと判断
するとステップS90へ戻って前同様の操作を繰り返す。
ステップS91にて、一致すると判断すると、HBS用I
/Fは出力条件に設定された周辺機器用出力ポートをH
レベルにして周辺機器を作動させる(ステップS92)。
【0064】一方、HBS用I/Fは、DTC7から周
辺機器データ送信のコマンドが与えられたか否かを判断
し(ステップS93)、そのコマンドが与えられたと判断
すると、周辺機器用入力ポートIN1 ,IN2 の状態の検出
結果が出力条件と一致しないランドリ機器の機器番号、
そのHBS用I/Fの周辺機器用入力ポートの検出結
果,及び周辺機器用出力ポートの状態等のデータをDT
C7へ送信する(ステップS94)。
【0065】ステップS93にてDTC7からデータ送信
のコマンドが与えられていないと判断すると、HBS用
I/Fは、DTC7から変更すべき出力条件が与えられ
たか否かを判断し(ステップS95)、それが与えられて
いないと判断すると、ステップS93へ戻る。一方、変更
すべき出力条件が与えられたと判断すると、HBS用I
/Fは、既に記憶してある出力条件に代えて、与えられ
た出力条件を記憶すると共に変更された出力条件に従っ
て周辺機器用出力ポートの状態の変更を制御する(ステ
ップS96,97)。
【0066】
【発明の効果】以上詳述した如く第1発明及び第4発明
に係る遠隔管理システムにあっては、第1機器(ランド
リ機器)に設けてある複数の第1センサが検出した第1
機器(ランドリ機器)の運転に係るデータを出力するイ
ンターフェースに第1センサとは異なる第2センサ(周
辺機器)の検出信号を入力する1又は複数の第2入力ポ
ートと、第2センサの検出信号に応じて作動させる第2
機器(周辺機器)を接続し、接続した第2機器(周辺機
器)をオン又はオフする1又は複数の第2出力ポートと
を設け、第2入力ポートの状態を検出し、記憶した出力
条件及び第2入力ポートの検出結果に基づいて、第2出
力ポートの状態を変更するため、設備コストの増大を抑
制して、第1機器(ランドリ機器)と共に第2機器(周
辺機器)をも管理し得る。
【0067】第2発明及び第4発明に係る遠隔管理シス
テムにあっては、前記インターフェースに記憶させた出
力条件を変更することができ、これによって第2出力ポ
ートに接続した第2機器(周辺機器)の動作を遠隔管理
することができる。
【0068】第3発明及び第4発明に係る遠隔管理シス
テムにあっては、中央装置側で第2入力ポートの状態を
把握することができ、その第2入力ポートの状態に基づ
いて、中央装置から適宜に第2出力ポートの状態を変更
することが可能になり、周辺機器の管理を細やかに行う
ことができる等、本発明は優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る遠隔管理システムの構成を示すブ
ロック図である。
【図2】図1に示したHBS用I/Fの構成,及びHB
S用I/Fを備える第2機器ブロックの構成,並びに周
辺機器の構成を示すブロック図である。
【図3】本発明に係る遠隔管理システムの中央装置にお
ける制御手順を示すフローチャートである。
【図4】本発明に係る遠隔管理システムの中央装置にお
ける制御手順を示すフローチャートである。
【図5】本発明に係る遠隔管理システムのDTCにおけ
る制御手順を示すフローチャートである。
【図6】本発明に係る遠隔管理システムのHBS用I/
Fにおける制御手順を示すフローチャートである。
【図7】本発明に係る遠隔管理システムの中央装置にお
ける制御手順を示すフローチャートである。
【図8】本発明に係る遠隔管理システムの中央装置にお
ける制御手順を示すフローチャートである。
【図9】本発明に係る遠隔管理システムの中央装置にお
ける制御手順を示すフローチャートである。
【図10】本発明に係る遠隔管理システムのDTCにお
ける制御手順を示すフローチャートである。
【図11】本発明に係る遠隔管理システムのDTCにお
ける制御手順を示すフローチャートである。
【図12】本発明に係る遠隔管理システムのHBS用I
/Fにおける制御手順を示すフローチャートである。
【図13】出力条件設定用画面を説明する説明図であ
る。
【図14】レイアウト画面を説明する説明図である。
【図15】周辺機器操作画面を説明する説明図である。
【符号の説明】
1 管理会社 2 ランドリ店 3 中央装置 5 公衆回線 7 データコントローラ(DTC) 8 第1機器ブロック 9 第2機器ブロック 9b マイクロコンピュータ 9c センサ 9d HBS用I/F 15 周辺機器 29d 制御部 30d 記憶部 IP 入力ポート OP 出力ポート IN 周辺機器用入力ポート OUT 周辺機器用出力ポート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−239972(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04M 11/00 - 11/10

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1機器に設けてある複数の第1センサが
    検出した第1機器の運転に係るデータを入力する第1入
    力ポートと、入力したデータを送信する第1出力ポート
    と、前記データの入出力を制御する制御部とを具備する
    インターフェースと、第1センサが検出した信号に基づ
    いて第1機器の運転を制御するマイクロコンピュータ
    と、前記インターフェースとは離隔して配置してあり、
    インターフェースを介して送信された第1センサが検出
    したデータに基づいて第1機器を遠隔管理する中央装置
    とを備える遠隔管理システムにおいて、 前記インターフェースには、第1センサとは異なる第2
    センサを接続し、該第2センサが検出した検出信号を入
    力する1又は複数の第2入力ポートと、第2センサの検
    出信号に応じて作動させる第2機器を接続し、その状態
    を変更することによって第2機器をオン又はオフさせる
    1又は複数の第2出力ポートとが設けてあり、 前記制御部は、第2入力ポートの状態を検出する検出手
    段と、第2入力ポートの状態に基づいて、第2出力ポー
    トの状態を変更する条件を定めた出力条件が記憶させて
    ある記憶部と、記憶した出力条件及び前記検出手段によ
    る検出結果に基づいて、第2出力ポートの状態を変更す
    るか否かを判断する手段と、変更すると判断した場合、
    第2出力ポートの状態を変更する手段とを備え、前記中央装置は、前記出力条件を設定する出力条件設定
    部を有し、 前記制御部は、中央装置によって設定された出力条件が
    与えられたと判断すると、既に記憶してある出力条件に
    代えて、与えられた出力条件を記憶すると共に、変更さ
    れた出力条件に従って第2出力ポートの状態の変更を制
    御することを 特徴とする遠隔管理システム。
  2. 【請求項2】前記インターフェースには、第2入力ポー
    ト及び第2出力ポートに対する第2センサ及び第2機器
    の接続の有無を設定する接続有無設定手段が設けてあ
    り、 前記制御部は、前記接続有無設定手段から設定結果を取
    得する手段と、取得した設定結果を送信する手段とを具
    備しており、 前記中央装置は、前記インターフェースから前記設定結
    果を送信させる手段と、第2入力ポート及び/又は第2
    出力ポートへの接続がある場合、その第2出力ポートの
    状態を変更する条件を記憶する手段と、記憶した条件を
    前記インターフェースへ送信する手段とを備える請求項
    1記載の遠隔管理システム。
  3. 【請求項3】前記制御部は前記検出手段による検出結果
    を前記中央装置へ送信する手段を備える請求項1又は2
    記載の遠隔管理システム。
  4. 【請求項4】前記第1機器はランドリ機器である請求項
    1,2又は3記載の遠隔管理システム。
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