JP2001276499A - ランドリーシステム - Google Patents

ランドリーシステム

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JP2001276499A JP2000099762A JP2000099762A JP2001276499A JP 2001276499 A JP2001276499 A JP 2001276499A JP 2000099762 A JP2000099762 A JP 2000099762A JP 2000099762 A JP2000099762 A JP 2000099762A JP 2001276499 A JP2001276499 A JP 2001276499A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】コインランドリーでは、管理ユニットに溜まっ
た硬貨が強奪され、管理ユニットのみならず洗濯機本体
や乾燥機本体も一緒に破壊されるという被害があった。 【解決手段】携帯電話10を用いてキャッシュレス使用
のできるランドリーシステムを提供する。携帯電話10
によりパスワード、携帯電話番号、店舗番号および使用
したい機器番号をテクノセンター3に送信する。テクノ
センター3では受信したパスワードが正しい場合、ラン
ドリー1のDTC(店舗コントローラ)へ指定された機
器の動作許可信号を送信する。これにより選択されたラ
ンドリー機器の使用が可能になる。使用時間等の情報は
DTCからテクノセンター3へ送信され、テクノセンタ
ー3では顧客別に機器利用料金を算出して出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はランドリーシステ
ムに関し、特に、携帯電話、PHS等の無線通信機能を
有する携帯情報端末を利用したランドリーシステムに関
する。
【0002】
【従来の技術】コインランドリーが普及しており、手軽
に洗濯をできる施設として多くの人に利用されている。
コインランドリーは一般に無人営業の形態がとられてい
て、24時間いつでもいわゆるセルフサービスで洗濯を
行うことができる。コインランドリーはその名前からも
明らかなように、コイン(たとえば100円硬貨または
500円硬貨等)を投入することにより洗濯機や乾燥機
が動作可能になる。このため、洗濯機や乾燥機1台毎に
コインを投入するための管理ユニットが取り付けられ、
または組み込まれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】コインランドリーは、
24時間の無人営業であるために誰でも気兼ねなく利用
できるという利便性がある反面、夜間や早朝等の利用者
の少ない時間帯に、管理ユニットに溜まった硬貨が強奪
されるという被害が発生することがある。かかる場合、
管理ユニットのみが破壊されてその中の硬貨が奪われる
だけでなく、洗濯機本体や乾燥機本体も一緒に破壊され
ていることが多く、多額の設備被害を被っているのが現
状である。
【0004】ところで、コインランドリーの設備が破壊
されて、硬貨が強奪されるのは、コインランドリーの設
備(管理ユニット)に硬貨が溜まっているからであり、
もし硬貨や紙幣がコインランドリーの設備内に存在しな
いのであれば、硬貨が強奪されることもないし、設備が
破壊されることもないと考えられる。この発明は、この
ような背景のもとになされたもので、硬貨や紙幣を使用
せずに利用可能なコインランドリー(コインを用いない
から厳密には「コインランドリー」とは呼べないので、
以下では単に「ランドリー」と称することにする。)を
提供することを目的とする。
【0005】この発明は、もちろん、無料のランドリー
を提供するわけではなく、従来のコインを用いた支払い
に代え、携帯電話、PHS等の携帯情報端末を用いてい
わゆるキャッシュレス使用のできるランドリーシステム
を提供することを目的とする。またこの発明は、携帯情
報端末を用いて支払いのできるランドリーシステムのた
めの動作プログラム、かかるランドリーシステムの使用
方法、かかるランドリーシステムにおける料金精算方法
等を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段および発明の効果】請求項
1記載の発明は、洗濯機、乾燥機等の複数のランドリー
機器と、それら複数のランドリー機器と通信手段で接続
された店舗コントローラとを有するランドリー設備、お
よび、ランドリー設備と通信可能なランドリー設備を管
理するためのランドリー管理サーバを含むランドリーシ
ステムであって、上記ランドリー設備は、ランドリー管
理サーバからの動作許可信号を受信することにより動作
可能状態となり、当該動作可能状態になったランドリー
設備が運転操作されることに応答して、運転情報を上記
ランドリー管理サーバへ通信するものであり、上記ラン
ドリー管理サーバは、顧客の所有する携帯情報端末から
の顧客識別情報および使用したいランドリー設備を特定
する特定情報を受信したとき、顧客識別情報が正しいこ
とを確認して、特定情報により特定されたランドリー設
備に動作許可信号を送信する手段と、ランドリー設備か
らの運転情報を受信し、顧客識別情報および運転情報に
基づいて顧客に対する請求書情報を作成する手段とを含
むことを特徴とするランドリーシステムである。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1記載のラ
ンドリーシステムにおいて、上記請求書情報を作成する
手段は、顧客の運転情報に基づく請求額を所定期間記憶
し、その所定期間の請求額の集計に基づいて請求書情報
を作成することを特徴とするランドリーシステムであ
る。請求項3記載の発明は、請求項1または2記載のラ
ンドリーシステムにおいて、さらに、ランドリー管理サ
ーバと通信可能な通信業者サーバを有し、通信業者サー
バは、顧客情報を記憶する顧客ファイルと、携帯情報端
末が情報送信をするごとに、その送信に要した通信料を
顧客ファイルに記憶する手段と、ランドリー管理サーバ
から送信されてくる請求書情報を受信して、それをラン
ドリー設備利用料として顧客ファイルに記憶する手段
と、顧客に対して通信料およびランドリー設備利用料を
合わせた請求書を発行する手段と、を有することを特徴
とするランドリーシステムである。
【0008】請求項4記載の発明は、請求項3記載のラ
ンドリーシステムにおいて、ランドリー管理サーバと通
信業者サーバとは同じサーバで兼用されていることを特
徴とするランドリーシステムである。請求項5記載の発
明は、請求項3または4記載のランドリーシステムにお
いて、さらに、通信業者サーバと通信可能な通信業者契
約銀行メインフレームを有し、通信業者契約銀行メイン
フレームは、通信業者サーバの顧客ファイルをアクセス
し、顧客の銀行口座から通信料およびランドリー設備利
用料を集金する手段と、集金した通信料は通信業者契約
銀行口座に入金し、ランドリー設備利用料はランドリー
設備のオーナの銀行口座に入金する手段と、を有するこ
とを特徴とするランドリーシステムである。
【0009】請求項6記載の発明は、携帯情報端末を用
いてランドリー設備を利用する方法であって、携帯情報
端末から顧客識別情報および使用したいランドリー設備
を特定する特定情報を送信し、ランドリー管理サーバ
は、上記携帯情報端末からの送信情報を受信し顧客識別
情報が正しいことを確認すると、特定情報により特定さ
れたランドリー設備に動作許可信号を送信し、上記動作
許可信号を受信したランドリー設備は動作可能状態とな
り、当該動作可能状態になったランドリー設備が運転操
作されることに応答して、運転情報をランドリー管理サ
ーバへ送信し、上記運転情報を受信したランドリー管理
サーバは、顧客別識別情報および運転情報に基づいて顧
客に対する請求書情報を作成することを特徴とする方法
である。
【0010】請求項7記載の発明は、ランドリー設備を
管理するランドリー管理サーバであって、顧客との間で
予め決めた顧客識別情報が少なくとも記憶された顧客フ
ァイルと、ランドリー設備および顧客の所有する携帯情
報端末と通信可能であり、顧客の上記携帯情報端末から
の顧客識別情報および顧客が使用を希望するランドリー
設備を特定する情報を受信することに応答して、ランド
リー設備特定情報により特定されるランドリー設備へ動
作許可信号を送信する手段と、ランドリー設備が操作さ
れて運転されたときにランドリー設備から送信されてく
る運転情報を受信する手段と、受信した運転情報を顧客
別に集計して顧客ファイルに記憶し、所定期間ごとに顧
客のランドリー設備利用料金として出力する手段と、を
有することを特徴とするランドリー管理サーバである。
【0011】請求項8記載の発明は、顧客との間で予め
決めた顧客識別情報が記憶された顧客ファイルを有する
ランドリー管理サーバのための制御プログラムであっ
て、顧客識別情報を受信したとき、受信した顧客識別情
報を顧客ファイルに記憶された顧客識別情報と照合して
顧客識別情報の正否を確認し、顧客識別情報が正しいこ
とが確認されたとき、その顧客識別報に関連して受信し
た顧客が使用を希望するランドリー設備を特定する情報
により特定されるランドリー設備へ動作許可信号を送信
し、ランドリー設備が操作されて運転されたときにラン
ドリー設備から送信されてくる運転情報を受信し、受信
した運転情報を顧客識別情報と関連づけて顧客ファイル
に記憶し、所定期間ごとに顧客ファイルに記憶された運
転情報を集計して顧客のランドリー設備利用料金を算出
するプログラムが記憶されたことを特徴とする記憶媒体
である。
【0012】請求項9記載の発明は、洗濯機、乾燥機等
の複数のランドリー機器と、それら複数のランドリー機
器と通信手段で接続された店舗コントローラとを有する
ランドリー設備であって、上記複数のランドリー機器に
は、それぞれ、機器を特定するための識別情報が与えら
れており、かつ、動作可能状態報知器と、操作部と、報
知器が動作可能状態を報知しているときに、操作部が操
作されて操作信号が入力されることにより運転を行わ
せ、そのときの運転情報を通信手段を経由して店舗コン
トローラへ出力する制御手段とを有し、上記店舗コント
ローラは、外部通信手段と、外部通信手段が機器の識別
情報および動作許可信号を受信すると、受信した識別情
報により特定されるランドリー機器を動作可能状態にす
る手段と、ランドリー機器から入力された運転情報を外
部通信手段により送信する手段とを含むことを特徴とす
るランドリー設備である。
【0013】請求項10記載の発明は、ランドリー機器
であって、機器を特定するための識別情報が決められて
おり、所定の小電力近距離無線の送受信手段と、携帯情
報端末からの識別情報を送受信手段が受信したことに応
答して、機器の運転可否を判断する第1の判断手段と、
第1の判断手段が運転可能と判断したことに応答して、
運転可能状態を報知し、送受信手段により運転可能レス
ポンスを送信する手段と、運転可能レスポンスの送信に
応答して送受信手段が運転情報を受信したとき、その運
転情報の運転の可否を判断する第2の判断手段と、第2
の判断手段が運転可能と判断したことに応答して、機器
の運転を開始し、運転情報を送受信手段から送信する手
段と、を含むことを特徴とするランドリー機器である。
【0014】請求項11記載の発明は、ランドリー設備
に備えられた所望のランドリー機器を使用する際に必要
な携帯情報端末であって、予め定められたパスワードの
入力を要求する手段と、ランドリー設備およびランドリ
ー機器を特定する特定情報の入力を要求する手段と、入
力されたパスワードおよび特定情報を無線通信によって
送信する通信手段とを有することを特徴とする携帯情報
端末である。請求項12記載の発明は、請求項11記載
の携帯情報端末であって、さらに、上記通信手段は、少
なくともパスワードの送信後にパスワードの正否を受信
することを特徴とする携帯情報端末である。
【0015】請求項13記載の発明は、請求項11また
は12記載の携帯情報端末であって、上記無線通信とは
別の所定の小電力近距離無線の送受信を行う第2の通信
手段を有し、上記パスワードが正しいことを受信したこ
とに応答して、入力されたランドリー機器の運転情報を
第2の通信手段により送信する手段を有することを特徴
とする携帯情報端末である。請求項14記載の発明は、
請求項13記載の携帯情報端末であって、上記第2の通
信手段が運転情報の送信に対し返信されたランドリー機
器の運転情報を受信したとき、その受信した運転情報を
第2の通信手段とは異なる上記通信手段で送信する送信
制御手段を有することを特徴とする携帯情報端末であ
る。
【0016】この発明によれば、従来のコインを用いた
支払いに代え、携帯情報端末を用いていわゆるキャッシ
ュレス使用のできるランドリーシステムを提供すること
ができる。特に、請求項1〜6の発明では、顧客は携帯
電話等の携帯情報端末によって所望のランドリー設備、
たとえば洗濯機や乾燥機を利用することができ、しかも
その利用料は、携帯情報端末の通信料と一緒に請求さ
れ、しかもその請求内訳も確認できるから、ランドリー
設備を利用した場合の料金精算が便利である。しかも銀
行口座からの引き落としを利用すれば、より便利にラン
ドリー設備を利用することができる。
【0017】また、請求項7および8の発明によれば、
複数のランドリー設備を管理するためのランドリー管理
サーバまたはその管理制御プログラムを提供することが
できる。請求項9および10の発明によれば、このラン
ドリーシステムに好適に利用できるランドリー設備やラ
ンドリー機器を提供することができる。請求項11〜1
4の発明によれば、このランドリーシステムに利用する
携帯情報端末を提供することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下には、図面を参照して、この
発明の具体的な実施形態について説明をする。図1およ
び図2は、この発明の一実施形態にかかるランドリーシ
ステムの全体構成を示すブロック図である。この実施形
態にかかるランドリーシステムでは、街中等で営業する
ランドリー(店舗)1には複数のランドリー機器(洗濯
機や乾燥機)と、これらが接続されたDTC(店舗コン
トローラ)とが備えられている。DTCは通信業者回線
制御装置2との通信を行うためのコントローラである。
【0019】ランドリーシステムは、通信業者回線制御
装置2を利用してテクノセンタ3との通信を行う。テク
ノセンタ3はこのランドリーシステムを提供する会社の
たとえば営業センタである。テクノセンタ3にはランド
リー管理サーバが備えられており、ランドリー管理サー
バには店舗別マスタファイルおよび顧客別マスタファイ
ルが保管されている。ランドリー1を利用するユーザ
は、携帯電話10(以下、この実施形態ではPHSを含
む通信用端末の代表例として「携帯電話」と称するが、
携帯電話、PHS、ポケベルその他の無線通信機能を備
えた携帯情報端末を利用できる。)を用い、通信業者回
線制御装置2を介してテクノセンタ3へサービス要求を
し、テクノセンタ3からのサービス情報を入手したり、
ランドリー1に備えられた所望のランドリー機器を使用
できる。
【0020】ランドリーシステムでは、さらに通信業者
サーバ4を利用し、ランドリーシステムを利用した顧客
に対して顧客別請求書が発行される。通信業者サーバ4
には顧客別マスタファイルが保管されており、顧客別の
通信料および機器利用料金が記憶される。よって、請求
内容には通信料およびランドリー機器利用料金が含まれ
る。通信業者と契約している銀行メインフレーム(コン
ピュータシステム)5では、各顧客の有する銀行口座か
ら請求書記載の料金を集金し、通信料は通信業者の契約
する銀行口座に支払うとともに、ランドリー1のオーナ
に対しては機器利用料金を入金する。
【0021】具体的には、通信業者の契約する銀行メイ
ンフレーム5は、通信業者サーバ4の保管する顧客別マ
スタファイルをアクセスして、または銀行メインフレー
ム5自身が顧客別マスタファイルを有していて、顧客別
の通信料および機器利用料金を検出し、通信料は通信業
者の契約する銀行口座へ、機器利用料金はランドリーの
オーナの銀行口座へ入金する。この実施形態のランドリ
ーシステムでは、DTC、通信業者回線制御装置2、テ
クノセンタ(サーバ)3、通信業者サーバ4、銀行メイ
ンフレーム5はインターネット等の通信回線で相互接続
されている。
【0022】以上がこの実施形態に係るランドリーシス
テムの全体構成および動作概要である。以下に、各構成
および動作につき詳細に説明をする。図3は、携帯情報
端末の一例である携帯電話10の正面図である。携帯電
話10には、ディスプレイ11、メニューキー12、決
定キー13、カーソルキー14、数値キー15が備えら
れている。ディスプレイ11の表示が図3に示す基本画
面のときに、メニューキー12が操作されると、ディス
プレイ11の表示は図4に示すモバイルメニュー画面に
なる。この画面で、カーソルキー14によって「5.ラ
ンドリー」が選択され、決定キー13が操作されると図
5の画面になる。なお、図4の画面で「7.メニューの
終了」が選択されて決定キー13が押されると基本画面
(図3)へ戻る。
【0023】図5はランドリーのモバイルメニュー画面
であり、この画面では顧客にパスワードを入力する旨指
示される。顧客は予めテクノセンタ3(図1参照)との
間でこのランドリーシステムの使用契約を結ぶ必要があ
り、使用契約を結んだ顧客にはパスワードが与えられて
いる。図5に示すランドリーのモバイルメニューが表示
されているときに、顧客のパスワードが正しく入力さ
れ、決定キー13が押されると、画面は図6に進む。図
6の画面では、「1.ランドリーの利用」または「2.
その他の情報サービス」が選択できる。カーソルキー1
4により「1.ランドリーの利用」が選択され、決定キ
ー13が押されると図7の画面に進む。
【0024】なお、図6の画面における「2.その他の
情報サービス」とは、たとえば新規開店したランドリー
のお知らせ、ランドリー利用に関する割引時間帯のお知
らせ、推薦する洗剤の種類や洗濯の裏ワザのお知らせ
等、洗濯に関する情報を中心とした各種の情報の提供等
のサービスが例示できる。図7のランドリーの利用画面
では、ランドリーの店番号を入力する旨の指示がされ
る。このシステムに属する各ランドリーには、ランドリ
ー(店舗)毎の識別番号である店番号が予め決められて
いる。顧客はこの店番号を数値キー15で入力すること
になる。図7に示す画面には、顧客の便宜を考え「店番
号は予め連絡済ですがわからないときは機器の操作部の
表示をご覧ください」等の注意表示を表示してもよい。
【0025】店番号が入力され、決定キー13が押され
ると、画面は図8へと進み、利用するランドリー機器番
号の入力画面となる。ランドリーには店番号が与えられ
ているとともに、設置されている各ランドリー機器には
個別に番号が与えられている。そこで顧客は使用したい
ランドリー機器の番号を入力する。たとえば洗濯機を使
用したいときに、その洗濯機番号である機器番号「1
0」を数値キー15により入力する。そして決定キー1
3を押すと次画面へと進む。
【0026】なお、機器番号の入力画面においても、た
とえば「機器番号は、機器の操作部の表示をご覧下さ
い。」等の説明文が、顧客の便宜のために表示されても
よい。図9の画面では、ランドリー機器の操作説明が表
示される。この実施形態ではたとえば「機器操作部の運
転可能ランプが点滅を始めたら衣類を投入後、機器のボ
タンを操作して運転を開始して下さい。ご利用ありがと
うございました。」との表示がされる。
【0027】以上がランドリーにおいて、顧客が携帯電
話10により行う操作である。図10は、ランドリーに
設置されている乾燥機の操作部20の構成例を示す正面
図である。乾燥機の操作部20には、運転可能ランプ2
1が備えられており、この乾燥機の運転が可能な状態に
なると、当該ランプ21が点滅する。操作部20には、
また、表示部22、運転キー23、決定キー24、中止
キー25、および数値キー26が備えられている。
【0028】操作部20の運転可能ランプ21が点滅
後、表示部22には図11に示す「表示1」〜「表示
4」が順次表示され、この表示に従って顧客がキー操作
を行う。すなわち、まずパスワードを入力すべき旨の表
示がされる(表示1)。顧客は数値キー26によりパス
ワードを入力し、決定キー24を押す。このパスワード
は、図5を参照して説明した顧客がテクノセンタと契約
することにより予め定められているものであり、図5で
説明したパスワードと同じものである。ランドリー機器
を操作する際にも、かかるパスワードを要求することに
より、不正使用の防止効果が高まる。
【0029】次いで乾燥時間の入力が指示される(表示
2)。顧客は数値キー26により乾燥時間として、たと
えば「123」分を入力し、それを確認した後運転キー
23を押す。これにより乾燥機の運転が開始される。乾
燥機運転中は乾燥残り時間が表示される(表示3)。も
し顧客が乾燥運転をやめたい場合には中止キー25を押
せばよい。その場合は表示部22に「乾燥機のモバイル
運転を中止しました」との表示がなされ、運転動作が中
止される。
【0030】図12は、ランドリーに設置されている洗
濯機の操作部30の例を示す正面図である。洗濯機の操
作部30には、運転可能ランプ31が備えられている。
運転可能ランプ31はこの洗濯機の動作が可能になった
ときに点滅する。操作部30には、さらに、表示部3
2、コース種類表示ランプ33、カーソルキー34、運
転キー35、決定キー36、中止キー37および数値キ
ー38が備えられている。
【0031】図13は運転可能ランプ31が点滅してい
る場合の表示部32の表示内容の変化を示す。表示部3
2にはまずパスワードを入力すべき旨の表示がされる
(表示1)。これに応じて顧客が数値キー38でパスワ
ードを入力し、決定キー36を押すと、表示2に進む。
表示2ではカーソルキー34で洗濯コースを選択すべき
旨が表示される。カーソルキー34を押すと、コース種
類表示ランプ33の表示が順次移動し、所望の洗濯コー
スを選ぶことができる。洗濯コースを選んだ後、運転キ
ー35を押すことにより、洗濯運転が開始される。
【0032】洗濯運転中は洗濯残り時間が表示される
(表示3)。また洗濯を中止したい場合には中止キー3
7を押せば、表示部32に「洗濯機のモバイル運転を中
止しました。」との中止表示がされる(表示4)。図1
4は、ランドリーに備えられたランドリー機器の制御回
路構成を示すブロック図およびDTC(店舗コントロー
ラ)の制御回路構成を示すブロック図である。
【0033】ランドリーに備えられた各ランドリー機器
(乾燥機および洗濯機)には、それぞれ、制御部(マイ
コン)41およびメモリ42が備えられており、制御部
41には図10や図12で説明した操作部20(または
30)が接続されている。操作部20(または30)に
は、上述したように、運転可能ランプ21(または3
1)、表示部22(または32およびコース種類表示ラ
ンプ33)、運転キー,決定キー,中止キー,カーソル
キー等のキーマトリクス40が備えられている。またラ
ンドリー機器の運転状態を検知するための各種のセンサ
43(または44)の信号が制御部41へ与えられる。
制御部41では操作部20(または30)からの信号お
よび各種センサ43(または44)からの信号に基づ
き、負荷駆動回路45(または46)を動作させる。
【0034】制御部41には、さらにデータ送受信用イ
ンターフェース47が接続されていて、このインターフ
ェース47からLAN等の通信ライン48を介してDT
Cとの間で信号の送受信が行われる。DTCにはランド
リー機器データ送受信用インターフェース51、このイ
ンターフェースに接続されたDTC制御部52、メモリ
53、および外部通信回線(一般公衆回線等)とのデー
タ送受信用の回線制御/回線データ送受信用インターフ
ェース(具体的にはモデム等である)54が含まれてい
る。
【0035】DTCは、外部通信回線および通信業者回
線制御装置2(図1参照)を経由してテクノセンタ3と
の間での通信を行う。次にこのランドリーシステムを構
成する各システム毎の制御動作をフローチャートに基づ
いて説明をする。図15は、携帯電話10の制御動作を
示すフローチャートである。携帯電話10では、まず、
ディスプレイ11に基本画面(図3の画面)を表示する
(ステップS1)。基本画面表示状態で、メニューキー
12が押されると処理はステップS4に、メニューキー
12以外のキー入力があった場合には、他の処理(ステ
ップS3)を実行する。メニューキー12が押される
と、ディスプレイ11には図4の「モバイルメニュー」
画面を表示し(ステップS4)、カーソルキー14の入
力後決定キー13の入力があるか否かの判別をする(ス
テップS5)。ステップS5の判断が肯定されると、
「5.ランドリー」が選択されたか否かを判別し(ステ
ップS6)、この判別が否定された場合にはモバイルメ
ニューに示されている各処理のうちの選択されたメニュ
ーの処理を実行する(ステップS7)。
【0036】ステップS6の判別が肯定されたときには
図5の画面を表示し(ステップS8)、パスワード入力
の案内をし、パスワードが入力されたか否かの判別をす
る(ステップS9)。パスワードが入力されると携帯電
話10は通信業者回線制御装置2を介してテクノセンタ
ー3に接続し(ステップS10)、テクノセンター3に
パスワードと携帯電話10の番号(顧客ID)をたとえ
ばパケット通信によって送信する。これに応答して、パ
スワードと顧客IDの対応が、顧客別マスタファイルに
登録されたデータに基づいて確認される(ステップS1
1)。その結果、パスワードが正しければ図6の画面を
表示し(ステップS13)、パスワードが誤りであれば
図4の画面に戻る。
【0037】図6の画面を表示しているとき、カーソル
キー14の入力があり、決定キー13の入力があったと
きには(ステップS14で肯定)、「1.ランドリーの
利用」が選択されたか否かの判別をする(ステップS1
5)。もし「2.その他の情報サービス」が選択された
ときには、それに応じた他の処理を行う(ステップS1
6)。ランドリーの利用が選択されたときには、図7の
画面を表示し(ステップS17)、ランドリーの店番号
が入力されるのを待ち(ステップS18)、店番号の入
力に応じて図8の画面を表示する(ステップS19)。
そして機器番号が入力されるのを待ち(ステップS2
0)、機器番号の入力に応答して画面を図9の画面に進
める(ステップS21)。そしてテクノセンター3に対
してパスワード、携帯電話番号(顧客ID)、店番号お
よび機器番号を、たとえばパケット通信によって送信す
る(ステップS22)。
【0038】図16および図17は、テクノセンター3
のランドリー管理サーバの制御動作を示すフローチャー
トである。テクノセンター3のサーバは、回線が接続さ
れたか否かの判別をし(ステップS31)、回線が接続
された場合には携帯情報端末(この実施例では携帯電話
10)からの接続か否かの判別をする(ステップS3
2)。そして携帯電話10からの接続の場合にはデータ
が受信されるのを待ち(ステップS33)、受信された
データがパスワードおよび電話番号であるか否かの判別
をする(ステップS34)。パスワードおよび電話番号
以外のデータが受信された場合には、その受信データに
基づく他の処理をする(ステップS35)。
【0039】パスワードおよび電話番号が受信された場
合には、電話番号(顧客ID)をインデックスとして顧
客別マスタファイルを検索し、顧客IDに対応して登録
されているパスワードと受信されたパスワードとを比較
する(ステップS36)。その結果、両パスワードが一
致したか否かの判別をする(ステップS37)。パスワ
ードが一致しなかった場合には、パスワード不一致情報
を送信し(ステップS38)、回線を切る(ステップS
39)。
【0040】記録されている登録済パスワードと受信さ
れたパスワードとが一致した場合には、店番号および機
器番号が受信されるのを待つ(ステップS40)。そし
て店番号および機械番号を受信すると、一旦回線をしゃ
断する(ステップS41)。次いでランドリー管理サー
バは、店番号(店舗ID)をインデックスとして、店舗
別マスタファイルを検索し(店舗別マスタファイルに
は、店舗の電話番号、Eメールアドレスその他の通信情
報が記憶されている。)、該当する店舗の電話番号を読
み出す(ステップS42)。そしてその電話番号により
当該店舗と回線を接続する(ステップS43)。回線が
接続されるのを待ち(ステップS44)、接続されると
当該店舗に対してステップS40で受信した機械番号お
よびステップS37で一致を確認したパスワードを送信
する(ステップS45)。
【0041】その後店舗においては、顧客により選択さ
れたランドリー機器の操作部が操作されるから、その操
作に基づき店舗からデータが送られてくるのを待つ(ス
テップS46)。店舗からのデータ受信を判別すると、
受信したデータは中止レスポンスか否かの判別をする
(ステップS47)。中止レスポンスとは、中止キー2
5(または37)が押されたことにより発生するデータ
である。中止レスポンスを受信した場合には回線をしゃ
断する(ステップS48)。
【0042】店舗から受信したデータが中止レスポンス
ではなく、乾燥時間の場合には、その乾燥時間を乾燥機
の運転料金に換算する(ステップS50)。また受信し
たデータが洗濯時間の場合には、洗濯時間を洗濯機の運
転料金に換算する(ステップS51)。そして回線をし
ゃ断する(ステップS52)。その後携帯電話番号(顧
客ID)をインデックスとして、顧客マスタファイルに
アクセスし、今回の運転料金を加算することにより、顧
客マスタファイルの機器利用料金欄を更新する(ステッ
プS53)。
【0043】ステップS32において、携帯電話からの
接続でない場合には、通信業者サーバ4からの接続か否
かの判別をし(ステップS54)、通信業者サーバ4か
らの接続でなければ、その接続先に応じた処理をする
(ステップS55)。通信業者サーバからの接続の場合
には、さらに顧客別機器利用料金の要求があるか否かの
判別を行い(ステップS56)、要求があれば顧客別マ
スタファイルにアクセスし、顧客別機器利用料金のデー
タを通信業者サーバ4に送信する(ステップS57)。
そして回線をしゃ断する(ステップS58)。
【0044】図18はDTC(店舗コントローラ)の制
御動作を示すフローチャートである。DTCでは回線接
続がされたか否かの判別をし(ステップS61)、回線
接続がされた場合にはデータが受信されたか否かの判別
をする(ステップS62)。そしてデータを受信したと
きには、そのデータが機器番号およびパスワードである
か否かの判別をする(ステップS63)。受信したデー
タが機器番号およびパスワードでない場合には、その受
信したデータに応じた他の処理を実行する(ステップS
64)。
【0045】受信したデータが機器番号およびパスワー
ドの場合には、機器番号(機械ID)をインデックスと
して、機器データ送受信用インターフェース51経由
で、店舗内の該当機器に接続をする(ステップS6
5)。そして当該機器に受信したパスワードを送信する
(ステップS66)。当該機器では、顧客により操作部
20(または30)の操作がされ、その操作データがデ
ータ送受信用インターフェース47から通信回線48お
よび機器データ送受信用インターフェース51を介して
受信されたか否かを判別する(ステップS67)。
【0046】データを受信した場合は、そのデータが中
止レスポンスか否かの判別をする(ステップS68)。
中止レスポンスでない場合は、その受信データを運転時
間としてテクノセンター3へ送信する(ステップS6
9)。一方、データが中止レスポンスの場合は、テクノ
センターへ中止レスポンスを送信する(ステップS7
0)。そしてそのまま当該機器との接続を開放する(ス
テップS71)。
【0047】図19は店舗に備えられたランドリー機
器、たとえば乾燥機の制御動作を示すフローチャートで
ある。乾燥機は、DTCからの接続の有無を判別し(ス
テップS81)、接続があった場合にはパスワードを受
信するのを待つ(ステップS82)。そしてパスワード
を受信すると、運転可能ランプ21を点滅させる(ステ
ップS83)。と同時にパスワード入力画面(図11に
おける表示1)を表示部22に表示する(ステップS8
4)。この表示に応答して、顧客はパスワードを入力す
るから、乾燥機の制御部41はパスワードが入力された
か否かの判別をする(ステップS85)。パスワードが
入力されると、その入力されたパスワードがステップS
82で受信したパスワードと一致するか否かの判別をす
る(ステップS86)。パスワードが一致した場合に
は、運転時間入力画面(図11の表示2)を表示部22
に表示して(ステップS87)、運転時間の入力がある
か否かの判別をする(ステップS88)。
【0048】運転が時間が入力されると、機器の運転を
開始し(ステップS89)、DTCへ運転時間を送信す
る(ステップS90)。また運転残り時間(図11の表
示3)を表示部22に表示して、運転可能ランプ21を
消灯する(ステップS91)。ステップS85で、数値
キー26によるパスワード入力がなく、その代わりに中
止キー25が押されて中止キー入力があった場合(ステ
ップS92)、または、ステップS88で運転時間の入
力がされずに、代わりに中止キー25からの入力があっ
た場合(ステップS93)には、運転中止(図11の表
示4)を表示部32に表示し、運転可能ランプ21を消
灯する(ステップS95)。そしてDTCへ中止レスポ
ンスを送信する(ステップS95)。
【0049】図20は通信業者サーバ4の制御動作を示
すフローチャートである。通信業者サーバ4では、たと
えば毎月20日に月次処理を行う旨のプログラムが組ま
れており、月次処理を行うか否かの判別をする(ステッ
プS101)。月次処理を行わない場合には、他の処理
を実行する(ステップS102)。毎月20日になり、
月次処理を行う旨を判別すると、まずテクノセンター3
に接続をする(ステップS103)。そして携帯電話1
0(携帯情報端末)の通信料が発生した顧客に限定し
て、顧客別の機器利用料金を要求する(ステップS10
4)。この要求に応答してテクノセンター3がデータを
送信するから、そのデータを受信するのを待つ(ステッ
プS105)。データを受信すると、回線を切断し、そ
のデータによって顧客別マスタファイルの機器利用料金
エリアを更新する(ステップS106)。そして顧客別
に請求書を発行する(ステップS107)。この請求書
は、たとえば「2000年1月11日〜2月10日のご
利用状況、通信料:2500円、ランドリー機器利用料
金:5000円」といったものである。
【0050】次いで通信業者契約銀行メインフレーム5
に回線を接続し(ステップS108)、顧客別マスタフ
ァイルの利用料金および機器利用料金をメインフレーム
5に送信する(ステップS109)。図21は、通信業
者契約銀行メインフレーム5の制御動作を示すフローチ
ャートである。銀行メインフレーム5では、たとえば毎
月28日に月次処理をする旨のプログラムが格納されて
おり、このプログラムに基づいて月次処理を行うか否か
の判別をする(ステップS111)。月次処理を行う場
合には、集金を行う(ステップS112)。集金では、
顧客別マスタファイルを参照し、通信料金と機器利用料
金とを、顧客別銀行口座から引き落とす。
【0051】また入金を行う(ステップS113)。入
金では、顧客別銀行口座からの集金分のうち、通信料金
を通信業者銀行口座へ一括入金する。さらに、入金を行
う(ステップS114)。この入金では、顧客別銀行口
座からの集金分のうち、機器利用料金をオーナ別銀行口
座へ一括入金する。さらに顧客別集金状況を通信業者サ
ーバ4に送信する(ステップS115)。ステップS1
11において、月次処理をしない場合には、通信業者サ
ーバ4からの接続の有無を判別する(ステップS11
6)。通信業者サーバ4からの接続がない場合には、他
の処理を行う(ステップS117)。
【0052】通信業者サーバ4からの接続があった場合
には、顧客別の通信料金と機器利用料金とを取得し(ス
テップS118)、データの取得を完了させる(ステッ
プS119)。そして顧客別マスタファイルの通信料金
と機器利用料金とを取得データで更新する(ステップS
120)。図22は、この発明の他の実施形態に係るラ
ンドリーシステムの一部構成を示すブロック図である。
この実施形態に係るランドリーシステムは、図1および
図2を参照して説明したランドリーシステムと比較し
て、以下の構成が相違する。
【0053】まず、ランドリー(店舗)101には複数
のランドリー機器(洗濯機や乾燥機)が備えられている
が、これらが接続されたDTC(店舗コントローラ)は
設けられていない。次に、携帯電話(携帯情報端末)1
00は、通常の携帯電話の機能に加えて、所定の小電力
近距離無線通信ユニット100aを有するものを使用す
る。所定の小電力近距離無線通信ユニット100aとし
ては、たとえば「Bluetooth (商標)」等を用いること
ができる。
【0054】このランドリーシステムの他の構成、すな
わち通信業者回線制御装置2を用いること、テクノセン
ター3が存在すること、通信業者サーバ4、通信業者契
約銀行メインフレーム5を利用すること等は、図1およ
び図2を参照して説明したランドリーシステムと同じで
ある。図23は、この実施形態に係るランドリーシステ
ムで使用される携帯情報端末の一例である携帯電話10
0の回路構成を示すブロック図である。携帯電話100
には、制御部(マイコン)61と、制御部61に接続さ
れたメモリ62と、制御部61に接続された操作部63
とが備えられている。操作部63にはLCD等で構成さ
れた表示器11およびキーマトリクス65が備えられて
いる。さらに制御部61には無線電話用として、無線デ
ータ送受信用インターフェース66が接続されるととも
に、Bluetooth 用としての無線データ送受信用インター
フェース100aが接続されている。
【0055】図24は、ランドリーに備えられた各ラン
ドリー機器(乾燥機および洗濯機)の回路構成を示すブ
ロック図である。乾燥機および洗濯機の基本的な回路構
成は、図14を参照して説明した構成と同様である。す
なわち、乾燥機および洗濯機には、それぞれ、制御部
(マイコン)41および制御部41に接続されたメモリ
42が備えられている。またランドリー機器の運転状態
を検知するための各種のセンサ43(または44)が設
けられていて、これらは制御部41に接続されている。
さらに制御部41には負荷駆動回路45(または46)
が接続されていて、制御部41はこの負荷駆動回路45
(または46)の動作を制御する。
【0056】このランドリー機器の回路構成上の特徴
は、制御部41にBluetooth のための無線データ送受信
用のインターフェース70が接続されていることであ
る。また、制御部41には表示部80が接続されてい
る。表示部80には機器選択ランプ81および7セグメ
ントまたはLED等で構成された表示器82が含まれて
いる。しかし、このランドリー機器には、ランドリー機
器を操作するための操作スイッチ類等は備えられていな
い。
【0057】図25は、上記ランドリー機器の表示部8
0の外観正面図の一例を示す。図25に示すように、表
示部82は、機器選択ランプ81および表示器82が配
置されていて、必要な表示が行えるようになっている。
次に、この実施形態に係るランドリーシステムにおける
顧客の操作手順について説明をする。顧客は、自己の所
有する図26に示すような携帯電話100によってラン
ドリーの機器を利用することができる。携帯電話100
には、ディスプレイ11、メニューキー12、決定キー
13、カーソルキー14、数値キー15が備えられてい
る。さらにBluetooth (小電力近距離無線通信ユニッ
ト)100aが、たとえばRS232C等のコネクタに
より結合されている。もちろん小電力近距離無線通信ユ
ニット100aが携帯電話本体内に内蔵された構成であ
ってもよい。
【0058】携帯電話100のディスプレイ11の表示
が図26に示す基本画面のときに、メニューキー12を
操作することにより、ディスプレイ11の表示はモバイ
ルメニュー画面になる。モバイルメニュー画面は、図4
で説明した画面である。モバイルメニュー画面からラン
ドリーを選択し、ランドリーのモバイルメニュー画面を
表示させて、顧客のパスワードを入力し、ランドリーの
利用を選択し、ランドリーの店番号を入力する操作を行
うが、これらの操作は、図4〜7を参照して説明した操
作と全く同じであるから、ここでの説明については省略
する。
【0059】店番号が入力され、決定キー13が押され
ると、表示画面は図27に示す、利用するランドリー機
器番号の入力画面となる。ランドリーに設置されている
各ランドリー機器には、個別に番号が与えられている。
そこで顧客は使用したいランドリー機器の番号を入力す
る。たとえば乾燥機を使用したいときに、その乾燥機番
号である機器番号「10」を数値キー15により入力す
る。そして決定キー13を押すと次画面へと進む。
【0060】携帯電話100によって上述のランドリー
機器番号を入力すると、その番号のランドリー機器が運
転可能ならば、ランドリー機器の表示部80の機器選択
ランプ81が点滅をする。このランプ81の点滅によ
り、顧客は選択したランドリー機器が使用可能状態にな
ったことを認識する。次いで顧客は、携帯電話100の
ディスプレイ11に図28の画面が表示されるから、数
値キー15により運転時間を入力する。たとえば「12
3」分を入力する。そして決定キー13を押すことによ
り、選択したランドリー機器の運転が開始される。
【0061】一方、選択されたランドリー機器の表示部
80では、表示器82に「乾燥時間:123分」と、携
帯電話100により入力された運転時間が表示される。
そして運転が始まると機器選択ランプ81は消え、表示
器82の乾燥時間は乾燥運転の経過とともに減少して残
り時間表示となる。図29および30は、携帯電話(携
帯情報端末)100の制御動作を示すフローチャートで
ある。まずディスプレイ11に図26に示す基本画面を
表示し(ステップP1)、メニューキー12の入力の有
無を判別する(ステップP2)。メニューキー12以外
のキー入力があったときにはそのキー入力に応じた処理
を行う(ステップP3)。
【0062】メニューキー12の入力があると、ディス
プレイ11の表示を図4の「モバイルメニュー」の画面
にする(ステップP4)。そしてカーソルキー14でメ
ニューが選択され、決定キー13の入力があるのを待つ
(ステップP5)。決定キー13の入力後、メニューの
中の「5.ランドリー」が選択されたか否かの判別がさ
れ(ステップP6)、他のメニューが選択された場合に
はその選択されたメニューに応じた処理を行う(ステッ
プP7)。
【0063】「5.ランドリー」が選択されたときに
は、ディスプレイ11の表示を「ランドリーのモバイル
メニュー」の表示にし(ステップP8)、パスワードが
入力されるのを待つ(ステップP9)。パスワードが入
力されると、無線電話用のインターフェース66により
通信業者回線制御装置2を介してテクノセンター3に接
続をし(ステップP10)、たとえばパケット通信によ
り、テクノセンター3にパスワードおよび携帯電話10
0の電話番号(顧客ID)を送信する。テクノセンター
3では、既に説明したように、このパスワードおよび携
帯電話番号(顧客ID)とによって、パスワードの正当
性を判別して携帯電話100に返答をする。
【0064】携帯電話100では、テクノセンター3か
らの受信データが、パスワードが正しくない旨のデータ
であれば、ディスプレイ11の表示を図4の表示に変え
る。つまり処理はステップP4へ戻る。ステップP12
で、パスワードが正しいと判別すると、ディスプレイ1
1の表示を図6の画面に変える(ステップP3)。そし
てカーソルキー14によりメニューが選択され、決定キ
ー13の入力があるのを待つ(ステップP14)。
【0065】決定キー13の入力があると、「1.ラン
ドリーの利用」が選択されたか否かの判別がされ(ステ
ップP15)、他のメニューが選択された場合には、そ
の選択されたメニューに対応した処理を行う(ステップ
P16)。「1.ランドリーの利用」が選択されたとき
には、ディスプレイ11の表示を図7に示す「ランドリ
ーの利用」画面にし(ステップP17)、ランドリーの
店番号が入力されるのを待つ(ステップP18)。
【0066】店番号が入力されると、ディスプレイ11
の画面を図27の画面にし(ステップP19)、機器番
号が入力されるのを待つ(ステップP20)。機器番号
が入力されると、制御部61はBluetooth 用の無線デー
タ送受信用インターフェース100aにより、入力され
た機器番号に該当する機器と無線接続をして、その機器
の運転の可否を、その機器に問い合わせる(ステップP
21)。当該機器番号に該当する機器からの返答によ
り、当該機器は運転可能か否かの判別をし(ステップP
22)、運転可能でなければ、無線電話用インターフェ
ース66によってテクノセンター3に接続し、中止レス
ポンスを送信する(ステップP23)。これにより処理
はステップP4へ戻る。
【0067】当該機器の運転が可能であれば、ディスプ
レイ11に図28の画面を表示する(ステップP2
4)。そして数値キー15により運転時間が入力され、
決定キー13の入力があるのを待つ(ステップP2
5)。次いでBluetooth 用の無線データ送受信用インタ
ーフェース100aにより、入力された機器番号に該当
する機器に無線接続し、入力された運転時間を送信する
(ステップP26)。そして無線接続されている機器か
ら、運転の開始を告げる運転時間を受信するか否かの判
別をし(ステップP27)、機器から運転時間を受信せ
ず、運転ができない旨の信号を受信したときには、無線
電話用の無線データ送受信用インターフェース66によ
り通信業者回線制御装置2を介してテクノセンター3に
接続をし、テクノセンター3に中止レスポンスを送信す
る(ステップP28)。
【0068】そしてステップP4へ処理は戻る。一方、
運転時間を受信した場合に、やはりテクノセンター3に
接続をし(ステップP29)、テクノセンター3に今回
入力されたパスワード、携帯電話番号(顧客ID)、店
番号、機器番号および受信済の運転時間を送信する(ス
テップP30)。図31は、ランドリー機器としてのた
とえば乾燥機の制御動作を示すフローチャートである。
【0069】乾燥機では、Bluetooth 用の無線データ送
受信用インターフェース70により接続があるか否かの
判別をし(ステップP41)、接続があった場合には機
器が運転可能か否かの判別をする(ステップP42)。
たとえば既に運転中であるとか、何らかの理由で機器の
運転ができない場合には、運転不可レスポンスを携帯電
話100に送信する(ステップP43)。一方、機器の
運転が可能な場合には、その機器の表示部80に備えら
れた機器選択ランプ81を点滅させ(ステップP4
4)、携帯電話100に対して運転可能レスポンスを送
信する(ステップP45)。次いで携帯電話100から
の運転時間を受信するのを待ち(ステップP46)、そ
の運転時間が機器が運転可能な時間か否かの判別をする
(ステップP47)。たとえば運転時間が「900分」
等の異常に長すぎる時間の場合等には、運転不可能と判
別し、運転不可レスポンスを携帯電話100に送信する
(ステップP41)。
【0070】運転が可能であれば、機器の運転を開始し
(ステップP49)、機器選択ランプ81を消灯し(ス
テップP51)、表示器82に運転時間を表示する(ス
テップP51)。そして運転開始を告げる運転時間を携
帯電話100に送信する(ステップP52)。なお、表
示器82の表示時間は、残時間表示になるよう、運転時
間の経過とともに時間を減算する。
【0071】以上のように、この実施形態に係るランド
リーシステムでは、ランドリー101の各機器に対する
操作は、携帯電話100に備えられたBluetooth 等の所
定の小電力近距離無線通信を利用して行われ、その操作
情報は携帯電話100から通信業者回線制御装置2を介
してテクノセンター3へ送信されるものである。なお、
テクノセンター3と通信業者サーバ4とのデータの送受
信や、通信業者サーバ4と通信業者契約銀行メインフレ
ーム5との間のデータの送受信等は、先に説明した実施
形態に係るランドリーシステムと同様である。
【0072】以上説明した各実施態様において、テクノ
センタ3(ランドリー管理サーバ)と通信業者サーバ4
とは同じサーバによって構成されていてもよい。すなわ
ち、ランドリー管理を通信業者サーバ4が行う構成でも
よい。この発明は以上説明した実施形態に限定されるも
のではなく、請求項記載の範囲内において種々の変更が
可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係るランドリーシステ
ムの全体構成を示すブロック図である。
【図2】この発明の一実施形態に係るランドリーシステ
ムの全体構成を示すブロック図である。
【図3】携帯情報端末の一例である携帯電話の正面図で
ある。
【図4】ディスプレイの表示画面の具体例である。
【図5】ディスプレイの表示画面の具体例である。
【図6】ディスプレイの表示画面の具体例である。
【図7】ディスプレイの表示画面の具体例である。
【図8】ディスプレイの表示画面の具体例である。
【図9】ディスプレイの表示画面の具体例である。
【図10】ランドリーに設置されている乾燥機の操作部
の構成を示す正面図である。
【図11】表示部22の表示態様の変化を示す図であ
る。
【図12】ランドリーに設置されている乾燥機の操作部
の構成を示す正面図である。
【図13】表示部32の表示態様の変化を示す図であ
る。
【図14】ランドリーに備えられたランドリー機器の制
御回路構成を示すブロック図およびDTC(店舗コント
ローラ)の制御回路構成を示すブロック図である。
【図15】携帯電話10の制御動作を示すフローチャー
トである。
【図16】テクノセンター3のランドリー管理サーバの
制御動作を示すフローチャートである。
【図17】テクノセンター3のランドリー管理サーバの
制御動作を示すフローチャートである。
【図18】DTC(店舗コントローラ)の制御動作を示
すフローチャートである。
【図19】店舗に備えられたランドリー機器の制御動作
を示すフローチャートである。
【図20】通信業者サーバ4の制御動作を示すフローチ
ャートである。
【図21】通信業者契約銀行メインフレーム5の制御動
作を示すフローチャートである。
【図22】この発明の他の実施形態に係るランドリーシ
ステムの一部構成を示すブロック図である。
【図23】この実施形態に係るランドリーシステムで使
用される携帯情報端末の一例である携帯電話100の回
路構成を示すブロック図である。
【図24】ランドリーに備えられた各ランドリー機器の
回路構成を示すブロック図である。
【図25】ランドリー機器の表示部80の外観正面図の
一例を示す図である。
【図26】携帯電話100の正面図である。
【図27】携帯電話の表示画面の具体例と、ランドリー
機器の表示部の対応関係を示す図である。
【図28】携帯電話の表示画面の具体例と、ランドリー
機器の表示部の対応関係を示す図である。
【図29】携帯電話100の制御動作を示すフローチャ
ートである。
【図30】携帯電話100の制御動作を示すフローチャ
ートである。
【図31】ランドリー機器としての乾燥機の制御動作を
示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 ランドリー(店舗) 2 通信業者回線制御装置 3 テクノセンター(ランドリー管理サーバ) 4 通信業者サーバ 5 通信業者契約銀行メインフレーム 10,100 携帯電話 21,31 運転可能ランプ(運転可能状態報知手
段) 54 外部通信手段 81 機器選択ランプ(動作可能状態報知手段) 70,100a 小電力近距離通信ユニット

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】洗濯機、乾燥機等の複数のランドリー機器
    と、それら複数のランドリー機器と通信手段で接続され
    た店舗コントローラとを有するランドリー設備、およ
    び、ランドリー設備と通信可能なランドリー設備を管理
    するためのランドリー管理サーバを含むランドリーシス
    テムであって、 上記ランドリー設備は、ランドリー管理サーバからの動
    作許可信号を受信することにより動作可能状態となり、
    当該動作可能状態になったランドリー設備が運転操作さ
    れることに応答して、運転情報を上記ランドリー管理サ
    ーバへ通信するものであり、 上記ランドリー管理サーバは、 顧客の所有する携帯情報端末からの顧客識別情報および
    使用したいランドリー設備を特定する特定情報を受信し
    たとき、顧客識別情報が正しいことを確認して、特定情
    報により特定されたランドリー設備に動作許可信号を送
    信する手段と、 ランドリー設備からの運転情報を受信し、顧客識別情報
    および運転情報に基づいて顧客に対する請求書情報を作
    成する手段とを含むことを特徴とするランドリーシステ
    ム。
  2. 【請求項2】請求項1記載のランドリーシステムにおい
    て、 上記請求書情報を作成する手段は、顧客の運転情報に基
    づく請求額を所定期間記憶し、その所定期間の請求額の
    集計に基づいて請求書情報を作成することを特徴とする
    ランドリーシステム。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載のランドリーシステ
    ムにおいて、 さらに、ランドリー管理サーバと通信可能な通信業者サ
    ーバを有し、 通信業者サーバは、 顧客情報を記憶する顧客ファイルと、 携帯情報端末が情報送信をするごとに、その送信に要し
    た通信料を顧客ファイルに記憶する手段と、 ランドリー管理サーバから送信されてくる請求書情報を
    受信して、それをランドリー設備利用料として顧客ファ
    イルに記憶する手段と、 顧客に対して通信料およびランドリー設備利用料を合わ
    せた請求書を発行する手段と、を有することを特徴とす
    るランドリーシステム。
  4. 【請求項4】請求項3記載のランドリーシステムにおい
    て、 ランドリー管理サーバと通信業者サーバとは同じサーバ
    で兼用されていることを特徴とするランドリーシステ
    ム。
  5. 【請求項5】請求項3または4記載のランドリーシステ
    ムにおいて、 さらに、通信業者サーバと通信可能な通信業者契約銀行
    メインフレームを有し、 通信業者契約銀行メインフレームは、 通信業者サーバの顧客ファイルをアクセスし、顧客の銀
    行口座から通信料およびランドリー設備利用料を集金す
    る手段と、 集金した通信料は通信業者契約銀行口座に入金し、ラン
    ドリー設備利用料はランドリー設備のオーナの銀行口座
    に入金する手段と、を有することを特徴とするランドリ
    ーシステム。
  6. 【請求項6】携帯情報端末を用いてランドリー設備を利
    用する方法であって、 携帯情報端末から顧客識別情報および使用したいランド
    リー設備を特定する特定情報を送信し、 ランドリー管理サーバは、上記携帯情報端末からの送信
    情報を受信し顧客識別情報が正しいことを確認すると、
    特定情報により特定されたランドリー設備に動作許可信
    号を送信し、 上記動作許可信号を受信したランドリー設備は動作可能
    状態となり、当該動作可能状態になったランドリー設備
    が運転操作されることに応答して、運転情報をランドリ
    ー管理サーバへ送信し、 上記運転情報を受信したランドリー管理サーバは、顧客
    別識別情報および運転情報に基づいて顧客に対する請求
    書情報を作成することを特徴とする方法。
  7. 【請求項7】ランドリー設備を管理するランドリー管理
    サーバであって、 顧客との間で予め決めた顧客識別情報が少なくとも記憶
    された顧客ファイルと、 ランドリー設備および顧客の所有する携帯情報端末と通
    信可能であり、顧客の上記携帯情報端末からの顧客識別
    情報および顧客が使用を希望するランドリー設備を特定
    する情報を受信することに応答して、ランドリー設備特
    定情報により特定されるランドリー設備へ動作許可信号
    を送信する手段と、 ランドリー設備が操作されて運転されたときにランドリ
    ー設備から送信されてくる運転情報を受信する手段と、 受信した運転情報を顧客別に集計して顧客ファイルに記
    憶し、所定期間ごとに顧客のランドリー設備利用料金と
    して出力する手段と、を有することを特徴とするランド
    リー管理サーバ。
  8. 【請求項8】顧客との間で予め決めた顧客識別情報が記
    憶された顧客ファイルを有するランドリー管理サーバの
    ための制御プログラムであって、 顧客識別情報を受信したとき、受信した顧客識別情報を
    顧客ファイルに記憶された顧客識別情報と照合して顧客
    識別情報の正否を確認し、 顧客識別情報が正しいことが確認されたとき、その顧客
    識別報に関連して受信した顧客が使用を希望するランド
    リー設備を特定する情報により特定されるランドリー設
    備へ動作許可信号を送信し、 ランドリー設備が操作されて運転されたときにランドリ
    ー設備から送信されてくる運転情報を受信し、 受信した運転情報を顧客識別情報と関連づけて顧客ファ
    イルに記憶し、 所定期間ごとに顧客ファイルに記憶された運転情報を集
    計して顧客のランドリー設備利用料金を算出するプログ
    ラムが記憶されたことを特徴とする記憶媒体。
  9. 【請求項9】洗濯機、乾燥機等の複数のランドリー機器
    と、それら複数のランドリー機器と通信手段で接続され
    た店舗コントローラとを有するランドリー設備であっ
    て、 上記複数のランドリー機器には、それぞれ、機器を特定
    するための識別情報が与えられており、かつ、 動作可能状態報知器と、 操作部と、 報知器が動作可能状態を報知しているときに、操作部が
    操作されて操作信号が入力されることにより運転を行わ
    せ、そのときの運転情報を通信手段を経由して店舗コン
    トローラへ出力する制御手段とを有し、 上記店舗コントローラは、 外部通信手段と、 外部通信手段が機器の識別情報および動作許可信号を受
    信すると、 受信した識別情報により特定されるランドリー機器を動
    作可能状態にする手段と、 ランドリー機器から入力された運転情報を外部通信手段
    により送信する手段とを含むことを特徴とするランドリ
    ー設備。
  10. 【請求項10】ランドリー機器であって、 機器を特定するための識別情報が決められており、 所定の小電力近距離無線の送受信手段と、 携帯情報端末からの識別情報を送受信手段が受信したこ
    とに応答して、機器の運転可否を判断する第1の判断手
    段と、 第1の判断手段が運転可能と判断したことに応答して、
    運転可能状態を報知し、送受信手段により運転可能レス
    ポンスを送信する手段と、 運転可能レスポンスの送信に応答して送受信手段が運転
    情報を受信したとき、その運転情報の運転の可否を判断
    する第2の判断手段と、 第2の判断手段が運転可能と判断したことに応答して、
    機器の運転を開始し、運転情報を送受信手段から送信す
    る手段と、を含むことを特徴とするランドリー機器。
  11. 【請求項11】ランドリー設備に備えられた所望のラン
    ドリー機器を使用する際に必要な携帯情報端末であっ
    て、 予め定められたパスワードの入力を要求する手段と、 ランドリー設備およびランドリー機器を特定する特定情
    報の入力を要求する手段と、 入力されたパスワードおよび特定情報を無線通信によっ
    て送信する通信手段とを有することを特徴とする携帯情
    報端末。
  12. 【請求項12】請求項11記載の携帯情報端末であっ
    て、 さらに、上記通信手段は、少なくともパスワードの送信
    後にパスワードの正否を受信することを特徴とする携帯
    情報端末。
  13. 【請求項13】請求項11または12記載の携帯情報端
    末であって、 上記無線通信とは別の所定の小電力近距離無線の送受信
    を行う第2の通信手段を有し、 上記パスワードが正しいことを受信したことに応答し
    て、入力されたランドリー機器の運転情報を第2の通信
    手段により送信する手段を有することを特徴とする携帯
    情報端末。
  14. 【請求項14】請求項13記載の携帯情報端末であっ
    て、 上記第2の通信手段が運転情報の送信に対し返信された
    ランドリー機器の運転情報を受信したとき、その受信し
    た運転情報を第2の通信手段とは異なる上記通信手段で
    送信する送信制御手段を有することを特徴とする携帯情
    報端末。
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