JP2020009183A - 駐輪場管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】それぞれの特性を生かしつつ駐輪場の券売機とユーザの通信端末とを併用し、それにより、ユーザによる料金決済方法の多様化と管理サーバによる複数の駐車場の集中管理とを両立させることが容易な駐車場管理システムを提供する。【解決手段】駐輪場22に、ユーザによる現金決済およびプリペイドカード決済を可能とする券売機30を設置する。その券売機30は、ユーザの通信端末90との間では通信可能である一方、管理サーバ50との間では通信不能であるが券売機30からの情報は通信端末90を経由して管理サーバ50に送信可能である。さらに、その券売機30は、ユーザが、通信端末を用いつつ、前払い料金を券売機に対して支払うと、チケットをユーザに対して発行するとともに、支払完了信号を通信端末に向かって送信する。通信端末は、その支払完了信号を券売機から受信すると、駐輪場の利用権限をユーザに付与する。【選択図】図2

Description

本発明は、複数の前払い式の駐車場を管理サーバが集中的に管理する技術に関し、特に、ユーザが通信端末を用いることにより、ユーザによって選択されたいずれかの駐車場をユーザに貸し出すことを許可する技術に関する。
従来、駐車場に設置される券売機は、(1)ユーザが料金の決済(支払い(金銭の移動)+取引成立のための情報入力(金銭の移動という単なる物理的な現象に経済的な意味を与えるための情報))を行うことを可能にする決済機能と、(2)ユーザによる決済の代償としてそのユーザに駐車場の利用権限を付与するとともにその証明としてチケットを発行する発券機能とを有するように設計される。
これに対し、特許文献1は、自動販売機(現金決済可能。券売機に相当する)と、ユーザの携帯端末(通信端末の一例)と、サーバとを用いるシステムを開示している。
その自動販売機においては、釣銭が発生すると、その釣銭と同じ現金価値を有する電子情報である電子バリューがサーバ内の口座に入金される。
具体的には、まず、ユーザが携帯端末でサーバにアクセスし、必要な認証に成功した後、携帯端末がサーバからバーコードを受信する。次に、ユーザは、そのバーコードを表示している携帯端末を自動販売機のバーコードリーダーにかざす。
続いて、自動販売機は、サーバと通信し、真正なバーコードであることが認証されると、サーバから販売許可を得る。
その後、ユーザは、自動販売機において、決済選択ボタンのうち現金決済ボタンか電子バリュー決済ボタンを押す。ユーザが現金決済ボタンを押し、商品選択後、釣銭が発生すると、ユーザは、返却選択ボタンのうち現金返却ボタンか電子バリュー返却ボタンを押す。ユーザが電子バリュー返却ボタンを押すと、釣銭の金額に相当する電子バリューをサーバに送信する。
この特許文献1は、(1)携帯端末が、自動販売機のうちの現金決済機能を利用する点と、(2)バーコードで、自動販売機と携帯端末との紐付けを行う点とを開示しているように見える。
特許文献2は、後払い式の駐車場を管理するシステムを開示している。このシステムにおいては、ユーザの通信端末が、現金精算機能を有する出庫端末(券売機に相当する)および集中管理システム(集中管理サーバ)と通信する。ユーザの通信端末は、出庫時、精算方法を現金、ICおよびクレジットのいずれかを選択し、その選択結果を出庫端末に通知する。
特許文献3は、ユーザの通信端末と発券機とサーバとがインターネットを介して相互に接続されるシステムを開示している。したがって、発券機とユーザの通信端末とサーバが互いに直列に接続される可能性も、発券機とユーザの通信端末がサーバに対して並列に接続される可能性もある。発券機は、携帯端末とサーバからそれぞれ情報を受信すると、チケットを発行する。また、発券機は、発券が完了すると、発券完了通知をサーバに送信する。
特開2003− 77036号公報 特開2010−198096号公報 特開2017− 27441号公報
昨今、駐車場にとっての潜在的な多くのユーザは通信端末(例えば、携帯端末)を有し、その通信端末は、近距離通信および遠距離通信が可能な通信機能を有する。
このような高度な通信機能を通信端末が有するという事実に注目し、本発明者らは、駐車場に設置される券売機に、前述の従来からの決済機能および発券機能に加え、(1)券売機に固有の識別情報(例えば、その券売機が設置されている駐車場を識別する駐車場ID)を発信する発信機能と、(2)ユーザの通信端末であって管理サーバと遠距離通信可能なものと近距離通信する(結果的に、通信端末経由で管理サーバとリンクできる)かまたは管理サーバと直接、遠距離通信する通信機能とを付加することを提案した。
さらに、本発明者らは、ユーザが、電子決済(「スマートフォン決済」ともいい、例えば、クレジットカード決済が該当する。)を行う場合には、通信端末は用いるが券売機は用いず、一方、現金決済またはプリペイド式ICカード決済(単に「カード決済」ともいう。)を行う場合には、逆に、券売機は用いるが通信端末は用いないようにシステムを設計したのでは、現金決済またはプリペイド式ICカード決済を行う場合に、券売機からの情報を管理サーバが収集できず、その管理サーバは、複数の駐車場から情報を収集してそれらの稼働状況などを集中的に管理するのに不便であることに気が付いた。
すなわち、本発明者らは、決済方法の如何を問わず、ユーザが通信端末を用い、かつ、管理サーバと通信するようにシステムを設計すれば、通信端末の特性、すなわち、場所の如何を問わず、ユーザから駐車関連情報を管理サーバが吸い上げることができるというものを享受できることに気が付いたのである。
これに代えて、券売機を、通信端末と近距離通信する機能と、管理サーバと遠距離通信する機能とを併有するように設計してもよいが、そうすると、券売機の製造コストや運用コストが上昇するという新たな問題が生じるかもしれない。
そこで、本発明者らは、前記決済機能Zを、(a)ユーザによる料金の支払いを可能にする支払機能Xと、(b)その支払いによって駐車に関する取引を成立させるのに必要な情報のユーザによる入力を可能にする情報入力機能Yとに分割した。
そのうえで、本発明者らは、支払機能Xを、券売機によって依然として実現する一方で、情報入力機能Yを、券売機ではなく、管理サーバと遠距離通信可能なユーザの通信端末によって実現し(券売機への情報入力の目的は、例えば、券売機と通信端末との紐付けを行うことにある)、それにより、券売機のうち、料金支払機(例えば、現金の支払機、プリペイド式ICカードのカードリーダー)としての性格、すなわち、券売機を用いれば現金決済やカード決済が可能であるという性格を強調することを提案した。
さらに、本発明者らは、券売機が、料金支払機としての性格を強調する一方で、ユーザによる決済が完了したことを通信端末が券売機から知るようにするために、券売機に対するユーザによる決済が終了すると、券売機が支払完了信号をユーザの通信端末に送信することを提案した。
しかし、特許文献1−3のいずれも、券売機が支払完了信号をユーザの通信端末に送信する点を開示していない。
さらに、本発明者らは、券売機の従来からの決済機能Zのうちのある部分(例えば、前述のX)と別の部分(例えば、前述のY)(例えば、従来、同じ装置内においてソフトウエア構成上、一体不可分であったもの同士)を、券売機と通信端末とであって物理的に独立しているものにそれぞれ分担させる場合には、券売機での支払いと、通信端末での情報入力との間の絶縁性(分散性)を補完すべく、同じユーザによる複数の行為であって互いに異なる場所で発現するもの、すなわち、券売機での支払いというユーザ行為と、通信端末での情報入力というユーザ行為との紐付けを行うことが必要であることに気が付いた。
そこで、本発明者らは、その解決策として、例えば、券売機とユーザの通信端末との間の双方向通信を行うことを前提として、(1)券売機と通信端末との間の通信方式を近距離通信(通信端末を操作するユーザが券売機の近くにいることをユーザに強制する)に限定すること、(2)券売機と通信端末との間でユーザに関する同じ固有情報を共有すること、(3)一人のユーザの通信端末と券売機との間に通信が確立すると、券売機にとり、その通信の唯一性を確保するために、他のユーザの通信端末と券売機との間に別の通信がその後に確立することを阻止することなどを提案した。
以上要するに、本発明者らは、券売機には、現金決済やカード決済が可能となるという固有の特性があり、一方、ユーザの通信端末には、その場所の如何を問わず、管理サーバに情報を提供できるという固有の特性があり、それぞれの特性を生かしつつ券売機とユーザの通信端末とを併用することが、ユーザによる決済方法の多様化と管理サーバによる複数の駐車場の集中管理とを両立させるために望ましいことに気が付いたのである。
このような事情を背景として、本発明は、それぞれの特性を生かしつつ券売機とユーザの通信端末とを併用し、それにより、ユーザによる決済方法の多様化と管理サーバによる複数の駐車場の集中管理とを両立させることが容易な駐車場管理システムを提供することを課題としてなされたものである。
本発明によって下記の各態様が得られる。各態様は、項に区分し、各項には番号を付し、必要に応じて他の項の番号を引用する形式で記載する。これは、本発明が採用し得る技術的特徴の一部およびそれの組合せの理解を容易にするためであり、本発明が採用し得る技術的特徴およびそれの組合せが以下の態様に限定されると解釈すべきではない。すなわち、下記の態様には記載されていないが本明細書には記載されている技術的特徴を本発明の技術的特徴として適宜抽出して採用することは妨げられないと解釈すべきなのである。
さらに、各項を他の項の番号を引用する形式で記載することが必ずしも、各項に記載の技術的特徴を他の項に記載の技術的特徴から分離させて独立させることを妨げることを意味するわけではなく、各項に記載の技術的特徴をその性質に応じて適宜独立させることが可能であると解釈すべきである。
(1) 複数の前払い式の駐車場を管理サーバが集中的に管理するために、ユーザが通信端末を用いることにより、ユーザによって選択されたいずれかの駐車場をユーザに貸し出すことを許可するように構成される駐車場管理システムであって、
前記駐車場に設置され、ユーザによる現金決済およびプリペイドカード決済のうちの少なくとも一方を可能とする決済機能と、発券機能と、通信機能とを有する券売機と、
前記通信端末と通信可能な管理サーバと
を含み、
前記券売機は、前記通信端末との間では通信可能である一方、前記管理サーバとの間では通信不能であるが当該券売機からの情報は前記通信端末を経由して前記管理サーバに送信可能であるという第1通信環境と、前記管理サーバとの間では通信可能である一方、前記通信端末との間では通信不能であるという第2通信環境とのうちのいずれかのもとで通信を行い、
さらに、その券売機は、ユーザが、前記通信端末を用いつつ、前記前払い料金を前記券売機に対して支払うと、チケットをユーザに対して発行するとともに、支払完了信号を前記通信端末または前記管理サーバに向かって送信し、
前記通信端末または前記管理サーバは、前記支払完了信号を前記券売機から受信すると、前記駐車場の利用権限をユーザに付与する駐車場管理システム。
(2) 前記券売機は、前記第1通信環境のもとで通信を行い、
前記券売機は、前記支払いが当該券売機に対して行われると、前記支払完了信号を前記通信端末に向かって送信し、
前記通信端末は、前記支払完了信号を前記券売機から受信すると、手続完了信号を前記管理サーバに送信し、
前記管理サーバは、前記手続完了信号を前記通信端末から受信すると、前記駐車場の利用権限をユーザに付与する(1)項に記載の駐車場管理システム。
(3) 前記券売機は、ユーザに固有である第1固有情報(例えば、個別の駐車スペースの位置を特定するための位置情報および/またはユーザIDを含む)を前記通信端末に向かって送信し、
前記通信端末は、ユーザに固有である第2固有情報(例えば、個別の駐車スペースの位置を特定するための位置情報および/またはユーザIDを含む)をユーザから入力し、
前記通信端末は、前記券売機から受信した第1固有情報と、前記通信端末に入力された第2固有情報との間に照合が成立する(例えば、券売機と通信端末とを紐付けする)という条件と、前記券売機から前記支払完了信号を受信したという条件とを含む複数の条件がすべて成立すると、前記手続完了信号を前記管理サーバに向かって送信し、
前記管理サーバは、前記手続完了信号を前記通信端末から受信すると、前記駐車場の利用権限をユーザに付与する(2)項に記載の駐車場管理システム。
(4) 前記通信端末は、ユーザが前記券売機に対して前記支払いを行いたい場合に、前記券売機に対して信号を送信し、
前記券売機は、その信号を前記通信端末から受信すると、その通信端末以外の通信端末からの信号の受信を禁止し、それにより、当該券売機と前記通信端末との間の通信を専ら確立する(2)項に記載の駐車場管理システム。
(5) 前記券売機は、前記第2通信環境のもとで通信を行い、
前記券売機は、前記支払いが前記券売機に対して行われると、前記支払完了信号を前記管理サーバに向かって送信し、
前記券売機は、ユーザに固有である第1固有情報(例えば、個別の駐車スペースの位置を特定するための位置情報および/またはユーザIDを含む)を前記管理サーバに向かって送信し、
前記通信端末は、ユーザに固有である第2固有情報(例えば、個別の駐車スペースの位置を特定するための位置情報および/またはユーザIDを含む)を前記管理サーバに向かって送信し、
前記管理サーバは、前記券売機から受信した第1固有情報と前記通信端末から受信した第2固有情報との間に照合が成立する(例えば、券売機と通信端末とを紐付けする)という条件と、前記券売機から前記支払完了信号を受信したという条件とを含む複数の条件がすべて成立すると、前記駐車場の利用権限をユーザに付与する(1)項に記載の駐車場管理システム。
(6) 前記管理サーバは、前記券売機から受信した第1固有情報と前記通信端末から受信した第2固有情報との間に照合が成立するという条件と、前記券売機から前記支払完了信号を受信したという条件とを含む複数の条件がすべて成立すると、前記駐車場の利用権限をユーザに付与するとともに、手続完了信号を前記券売機および前記通信端末のうちの少なくとも前記通信端末に向かって送信する(5)項に記載の駐車場管理システム。
(7) (1)ないし(6)項のいずれかに記載の通信端末として機能させるためのプログラム。
本出願書類中、「プログラム」という用語は、例えば、それの機能を果たすためにコンピュータにより実行される指令の組合せを意味するように解釈したり、それら指令の組合せのみならず、各指令に従って処理されるファイルやデータをも含むように解釈することが可能であるが、それらに限定されない。
また、このプログラムは、それ単独でコンピュータにより実行されることにより、所期の目的を達するものとしたり、他のプログラムと共にコンピュータにより実行されることにより、所期の目的を達するものとすることができるが、それらに限定されない。後者の場合、本項に係るプログラムは、データを主体とするものとすることができるが、それに限定されない。
(8) (1)ないし(6)項のいずれかに記載の管理サーバとして機能させるためのプログラム。
(9) (7)または(8)項に記載のプログラムをコンピュータ読み取り可能に記録した記録媒体。
本出願書類中、「記録媒体」という用語によって表される記録媒体は種々な形式を採用可能であり、例えば、フレキシブル・ディスク等の磁気記録媒体、CD、CD−ROM等の光記録媒体、MO等の光磁気記録媒体、ROM等のアンリムーバブル・ストレージ等のいずれかを採用し得るが、それらに限定されない。
図1は、本発明の例示的な第1の実施形態に従う駐輪場管理システムが適用される駐輪場の一例を示す斜視図である。 図2は、図1に示す駐輪場管理システムにおいて複数の駐輪場と複数人のユーザと管理センタと決済業者との間において相互に通信が行われる様子を概念的に表す斜視図である。 図3は、図1に示す券売機を示す正面図である。 図4は、図1に示す駐輪場管理システムにおいて券売機と携帯端末と管理サーバと決済サーバとをそれぞれ構成要素とする通信ネットワーク構成を概念的に表す図である。 図5は、図2に示す携帯端末を概念的に表す機能ブロック図である。 図6は、図2に示す管理サーバを概念的に表す機能ブロック図である。 図7は、図1に示す駐輪場管理システムにおいて券売機、携帯端末および管理サーバによってそれぞれ実行される駐輪リクエスト処理プログラムの一例を概念的に表すフローチャートである。 図8は、図1に示す駐輪場管理システムにおいて駐輪場の稼働状況を管理するために管理サーバにおいて作成される管理リストを概念的に表形式で表す図である。 図9は、本発明の例示的な第2の実施形態に従う駐輪場管理システムにおいて券売機、携帯端末および管理サーバによってそれぞれ実行される駐輪リクエスト処理プログラムの一例を概念的に表すフローチャートである。 図10は、本発明の例示的な第3の実施形態に従う駐輪場管理システムにおいて券売機、携帯端末および管理サーバによってそれぞれ実行される駐輪リクエスト処理プログラムの一例を概念的に表すフローチャートである。 図11は、図10に示す駐輪場管理システムにおいて券売機と携帯端末と管理サーバと決済サーバとをそれぞれ構成要素とする通信ネットワーク構成を概念的に表す図である。
以下、本発明のさらに具体的で例示的ないくつかの実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
<第1の実施形態>
図1に示すように、本発明の例示的な第1の実施形態に従う駐輪場管理システム(以下、単に「システム」という。)10は、ユーザが前払い料金を現金もしくは交通系ICカード(「プリペイド式ICカード」の一例である)を用いた決算または電子決済によって支払うことにより、複数台の自転車12が駐車可能な複数のラック72(駐輪スペースの一例)を有する駐輪場22(本発明における「駐車場」の一例)の複数のラック72のうちのいずれかをユーザに貸し出すという駐輪サービスを行うために用いられる。本実施形態に従う駐輪場管理システムは、本実施形態に従う駐輪場管理方法を実行するように構成されている。
ここに、「交通系ICカード」は、主として特定の交通機関のサービス料金を精算することが可能なプリペイド式ICカードであり、例えば、従前の定期券や残高式乗車券、回数券を代替するものである。
まず、概略的に説明するに、図1に示すように、このシステム10によれば、各駐輪場22に、ユーザが前払い料金を現金でまたは交通系カードを用いて支払うとその代償としてチケットを発行する券売機30が設置される。ユーザは、駐輪場22の利用権限を有することを証明するために、購入したチケットを自身の自転車12に貼り付ける作業を要求される。
さらに、図2に示すように、このシステム10によれば、ユーザは、携帯端末90(本発明における「通信端末」の一例)を用い、通信ネットワーク(例えば、グローバルネットワークとしてのインターネット)を経由して、管理センタ40によって運営される管理サーバ50にアクセスし、それにより、ユーザは、駐輪場22の利用権限を獲得する。
さらに、図2に示すように、ユーザは、携帯端末90を用い、前記通信ネットワークを経由して、決済業者100によって運営される決済サーバ110にアクセスし、それにより、ユーザは、必要な料金を電子決済によって支払う。この支払いを条件に、管理サーバ50は、駐輪場22の利用権限をユーザに付与する。
次に、具体的に説明するに、図1に示すように、管理センタ40によって集中管理される複数の駐輪場22(図1には、それら駐輪場22のうちの代表的な駐輪場22のみが示されている)の各々には、駐輪場設備20が設置されている。その駐輪場設備20は、券売機30と、自転車収容装置70とを有している。
まず、券売機30のハードウエア構成について説明する。
券売機30は、図3に示すように、発券ボタン32と、料金精算ボタン34とを有する。券売機30は、ユーザが、駐輪開始に先立ち、予定駐輪時間(予定利用時間)の長さ(対応するチケットの種類である券種)を選択してそれに見合った額の前払い駐輪料金を支払った後に発券ボタン32を押すと、所定条件のもとに、物理的なチケットを発行する発券機能を有する。券売機30は、さらに、ユーザが、駐輪終了後、追加駐輪料金を支払った後に料金精算ボタン34を押すと、追加駐輪料金の精算が済んだことを示す領収書を発行する料金精算機能を有する。
図3に示すように、この券売機30は、それぞれ図示しない硬貨処理ユニット、金庫および制御基板と、表示器36と、チケットおよび領収書を印刷して発行するプリンタ(図示しない)とを有するように構成されている。
前記制御基板は、プロセッサおよびメモリを有するコンピュータを主体として構成されており、図7を参照して後述するプログラムを実行することにより、ユーザが前払い料金を現金または交通系カードで決済することを可能にする。よって、この券売機30のソフトウエア構成については、後に図7を参照して説明されることになる。
券売機30は、さらに、ユーザが自身のプリペイドカードをかざすとそれからデータを読み込むカードリーダ38と、ユーザの携帯端末90と近距離無線通信を行うための通信部40とを有する。
図3に示すように、前記硬貨処理ユニットは、硬貨投入口50と、返却レバー52と、硬貨セレクタ(投入された硬貨の種類の判別と、投入された硬貨が偽造硬貨でないか否かの判別とを行う)(図示しない)と、硬貨返却口56とを有する。投入された硬貨のうち、硬貨返却口56からユーザに返却されなかったものは、前記金庫に収容される。
図3に示すように、券売機30の扉24の前面には、発券ボタン32と、料金精算ボタン34と、表示器36(例えば、液晶ディスプレイ)の画面からの表示光が透過する透過窓60と、硬貨投入口50、返却レバー52および硬貨返却口56と、前記プリンタによって印刷されて排出されるチケットおよび領収書を排出するための排出口64とが配置されている。
表示器36は、本実施形態においては、タッチパネル方式とされている。よって、表示器36は、複数の駐輪時間の長さを前払い料金の額に関連付けて表示し、それら駐輪時間のうちのいずれかをユーザがタッチすれば、いずれかの駐輪時間が予定駐輪時間として選択され、その結果、券種が選択されることになる。
さらに、表示器36は、複数のラック72の番号を表示するとともに、ユーザに対し、自身の自転車12を保管しておきたいラック72の番号を入力することを催促するためのメッセージを表示する。これに応答し、ユーザは、いずれかのラック72の番号にタッチし、それにより、自身が利用したラック72を指定することになる。
次に、自転車収容装置70の構成について説明する。
自転車収容装置70は、複数のラック72と、それらラック72を互いに連結するフレーム74とを備えている。それらラック72により、駐輪場22の支持面(例えば、地面、整地面、舗装面など)上において、複数の駐輪スペースがそれぞれ画定される。
自身の自転車12を駐輪場22に駐輪したいユーザは、空室である(未使用状態または非占有状態にある)いずれかのラック72を選択し、そのラック72に自転車12を進入させて停留させる。その後、ユーザは、自身のループ錠80を解錠して自転車12をラック72に係留させる。その後、ユーザは、ループ錠80を施錠する。続いて、ユーザは、駐輪場22から単独で退場する。
ループ錠80は、よく知られているように、フレキシブルな1本のワイヤの両端がダイヤル錠を介して互いに連結されることによって構成されている。ダイヤル錠は、該当する暗証番号を適用すると、解錠する。
次に、図4を参照することにより、通信ネットワーク構成を説明する。
券売機30は、通信部(送信部および受信部)40において、携帯端末90との間において、IR信号、Bluetooth(登録商標)信号、NFC(近距離無線通信)信号などを用いて近距離双方向無線通信を行う。券売機30は、携帯端末90および/または管理サーバ50との間において、インターネットを介して、遠距離双方向無線通信を行うことが可能であってもよい。
携帯端末90は、管理センタ40の管理サーバ50との間で、インターネットを介して、遠距離双方向無線通信を行う。さらに、携帯端末90は、決済業者100の決済サーバ110との間で、インターネットを介して、遠距離双方向無線通信を行う。
次に、図5を参照することにより、携帯端末90のハードウエア構成を説明する。
携帯端末90は、例えば、携帯電話機、スマートフォン、ラップトップ型コンピュータ、タブレット型コンピュータ、PDAのように、ユーザによって携帯可能な種類の通信端末の一例であるが、これに代えて、駐輪場22に設置されている固定電話機、駐輪場22の近傍に設置されている公衆電話機のように、ユーザによって携帯不可能な種類の通信端末であってもよい。
ここで、機能ブロック図である図5を参照して携帯端末90のハードウエア構成を説明するに、携帯端末90は、プロセッサ130およびそのプロセッサ130によって実行される複数のプログラム(「アプリケーション」ともいう)(図7参照)を記憶するメモリ132を有するコンピュータ134を主体として構成されている。
この携帯端末90は、さらに、情報を表示する表示部(例えば、液晶ディスプレイ)136と、発信機30および管理サーバ50からの信号を受信する受信部138と、信号を生成してその信号を管理サーバ50に送信する送信部140とを有する。
この携帯端末90は、さらに、ユーザからデータやコマンドを入力するための入力部150を有する。その入力部150は、例えば、所望の情報(例えば、コマンド、データなど)を携帯端末90に入力するためにユーザによって操作可能な操作部を有する。その操作部としては、ユーザによって操作可能なアイコン(例えば、仮想的なボタン)を表示するタッチスクリーン、ユーザによって操作可能な物理的な操作部(例えば、キーボード、キーパッド、ボタンなど)、音声を感知するマイクなどがあるが、これらに限定されない。
この携帯端末90は、さらに、GPS(衛星測位システム)受信機152を有する。GPS受信機152は、よく知られているように、複数のGPS衛星から複数のGPS信号を受信し、それらGPS信号に基づき、GPS受信機152の地球上における位置(緯度、経度および高度)を三角測量によって測定する。
この携帯端末90は、さらに、自身の加速度を検出する加速度センサ154を内蔵している。その加速度センサ154は、携帯端末90に搭載されているため、携帯端末90と一体的に振動し、その結果、加速度センサ154自体に作用する加速度を、携帯端末90に作用する加速度と等価なものとして検出する。
次に、図6を参照することにより、管理サーバ50のハードウエア構成を説明する。
機能ブロック図である図6を参照して管理サーバ50のハードウエア構成を説明するに、管理サーバ50は、プロセッサ160およびそのプロセッサ160によって実行される複数のアプリケーション(図7参照)を記憶するメモリ162を有するコンピュータ164を主体として構成されている。
この管理サーバ50は、さらに、情報を表示する表示部(例えば、液晶ディスプレイ)166と、携帯端末90からの信号を受信する受信部168と、信号を生成してその信号を携帯端末90に送信する送信部170と、時計172とを有する。この管理サーバ50は、券売機30との間での通信を直接的には行わず、事実上、携帯端末90を介して行うことになる。
次に、券売機30、ユーザの携帯端末90および管理サーバ50のそれぞれのソフトウエア構成について説明する。
図7には、システム10において券売機30、携帯端末90および管理サーバ50によってそれぞれ実行される駐輪リクエスト処理プログラムであってユーザが携帯端末90を操作しつつ券売機30を用いて前払い料金を現金または交通系カードで決済することを可能にするものの一例がフローチャートで概念的に表されている。
携帯端末90は、まず、ステップS31において、メモリ132に記憶されている当該駐輪リクエスト処理プログラムがプロセッサ130によって実行されることにより、当該駐輪リクエスト処理プログラムを起動させる。
次に、携帯端末90は、ステップS32において、ユーザが、今回の駐綸場22における複数のラック72のうち、ユーザが自転車12の保管のために利用することを希望するものの番号を入力することを可能にする。
続いて、携帯端末90は、ステップS33において、ユーザが前払い料金を現金か交通系カードで決済することを希望する場合には券売機30を操作することをユーザに催促するためのメッセージを携帯端末90の画面上に表示する。
今回は、ユーザは、そのメッセージに従い、券売機30に接近する。
券売機30は、ステップS1において、複数の予定利用時間を、対応する前払い料金の額に関連付けて表示器36のタッチパネル上に表示し、さらに、ユーザが、表示器36のタッチパネル上に表示されている複数の予定利用時間のうちのいずれかに指でタッチすると、ユーザが希望する券種を選択する。このとき、前払い料金の額が確定する。
続いて、券売機30は、ステップS2において、ユーザが、今回の駐綸場22における複数のラック72のうち、ユーザが自転車12の保管のために利用することを希望するものの番号を入力することを可能にする。
その後、券売機30は、ステップS3において、ユーザが、今回の前払い料金を現金か交通系カードで支払うことを可能にする。
続いて、券売機30は、上記の支払いが完了すると、ステップS4において、そのことを表す支払完了信号を、今回の駐輪場22に固有の駐輪場ID、前記入力されたラック番号、および前記選択された券種に対応する予定利用時間の長さと共に、携帯端末90に送信する。
券売機30と携帯端末90との間の通信は、前述のように、IR信号、Bluetooth(登録商標)信号、NFC(近距離無線通信)信号などを用いた近距離双方向無線通信である。通常、1台の券売機30の前に、一人のユーザが位置することから、1台の券売機30と1台の携帯端末90とが互いに通信することが期待される。
このとき、携帯端末90は、ステップS34において、券売機30との受信を試行し、その受信に成功すると、ステップS35の判定がYESとなり、ステップS36に移行する。
このステップS36において、携帯端末90は、前述のステップS32においてユーザから入力されたラック番号と、前述のステップS34において券売機30から受信したラック番号とを照合し、その照合に成功すれば(それら2つのラック番号が一致すれば)、1台の券売機30の前に一人のユーザしか位置せず、券売機30と携帯端末90との間に1対1の関係が存在すると正常な状態であると判定する。
続いて、携帯端末90は、ステップS37において、駐輪場IDと駐輪場22との間の対応関係であって予めメモリ132に記憶されているものに従い、前述のステップS34において券売機30から受信した駐輪場IDから、ユーザが現在滞在している駐輪場22を認証する。
その後、携帯端末90は、ステップS38において、今回のユーザについての駐輪場貸出し手続が完了したと判定し、ステップS39において、そのことを表す手続完了信号を、今回の駐輪場ID、今回のラック番号および今回の予定利用時間の長さ(以下、それらを「駐輪関連情報」と総称する。)と共に、管理サーバ50に送信する。
これに対し、管理サーバ50は、ステップS51において、前記手続完了信号を、上述の駐輪関連情報と共に受信する。続いて、管理サーバ50は、ステップS52において、図8に例示する管理リストであってメモリ162に保存されているものに、駐輪場ID(図の例においては、「駐輪場A」)に関連付けて、今回のラック番号を登録する。
その後、管理サーバ50は、ステップS53において、今回の駐輪場22において、今回のラック番号を有するラック72を利用する権限をユーザに付与する。続いて、管理サーバ50は、ステップS54において、現在時刻を開始時刻として計測し、その開始時刻を、図8に例示する管理リストに登録する。
その後、管理サーバ50は、ステップS55において、現在時刻を計測し、続いて、ステップS56において、その現在時刻から前記開始時刻を引き算して取得される実利用時間が前記予定利用時間を超過しているか否かを判定する。超過していなければ、その判定がNOとなり、ステップS55に戻るが、超過していれば、その判定がYESとなり、ステップS57において、ユーザは、駐輪場22の利用に関し、タイムオーバーであることが、図8に例示する管理リストに登録される。
この管理リストは、管理センタ40の支配下にある複数人の作業員であって任意の駐輪場22に派遣されるものによって閲覧されることによって共有される。その結果、各作業員は、担当する駐輪場22において、タイムオーバーである自転車12を個別に摘発することが可能となる。
一方、携帯端末90は、前述のステップS39の実行に実質的に並行して、そのステップS39と同様に、ステップS40において、前記手続完了信号を券売機30に送信する。
これに対し、券売機30は、ステップS5において、その手続完了信号を携帯端末90から受信し、続いて、ステップS6において、前記プリンタを用いて、ユーザが今回の駐輪場22を利用する権限を有することの証拠として、物理的なチケットを発行する。
その後、ユーザは、そのようにして購入したチケットを自身の自転車12に貼り付ける。その結果、作業員は、各自転車12が前払い料金を支払ったユーザの自転車12であるか否かを視覚的に判別することが可能となる。
<第2の実施形態>
次に、本発明の例示的な第2の実施形態に従う駐輪場管理システム10を説明する。ただし、第1の実施形態に従う駐輪場管理システム10と共通する部分については重複した説明を省略し、異なる部分についてのみ詳細に説明する。本実施形態に従う駐輪場管理システムは、本実施形態に従う駐輪場管理方法を実行するように構成されている。
上述の第1の実施形態においては、券売機30と携帯端末90とを、券売機30に対して料金支払いを行った者(支払者)と、携帯端末90を操作した者(操作者)とがいずれも同じユーザであることに着目して紐付けするために、ユーザに、同じラック番号を、券売機30と携帯端末90との双方にそれぞれ入力することを強制する。
これに対し、本実施形態においては、ユーザがラック番号を携帯端末90のみに入力すれば、同じ目的が達成される。ただし、これに代えて、ユーザがラック番号を券売機30のみに入力すれば、同じ目的が達成される態様で本発明を実施してもよい。
図9には、システム10において券売機30、携帯端末90および管理サーバ50によってそれぞれ実行される駐輪リクエスト処理プログラムであってユーザが携帯端末90を操作しつつ券売機30を用いて前払い料金を現金でまたは交通系カードで決済することを可能にするものの一例がフローチャートで概念的に表されている。
本実施形態によれば、携帯端末90が、まず、ステップS131において、メモリ132に記憶されている当該駐輪リクエスト処理プログラムがプロセッサ130によって実行されることにより、当該駐輪リクエスト処理プログラムを起動させる。
次に、携帯端末90は、ステップS132において、ユーザが、今回の駐綸場22における複数のラック72のうち、ユーザが自転車12の保管のために利用することを希望するものの番号を入力することを可能にする。
続いて、携帯端末90は、ステップS133において、ユーザが前払い料金を現金か交通系カードで決済することを希望する場合には、前記ラック番号と自身の送信元アドレス(携帯端末90のIPアドレスまたはMACアドレスなど)とを含む信号を、例えば、Bluetooth(登録商標)方式でまたはインターネットを介して、ブロードキャスト方式で(この時点では、携帯端末90は、送信先である券売機30の送信先アドレス(IPアドレス、MACアドレスなど)を知らない)券売機30に送信する。
その後、携帯端末90は、ステップS134において、ユーザが券売機30を操作することを催促するためのメッセージを携帯端末90の画面上に表示する。
そのメッセージに従い、ユーザは、券売機30に接近する。
券売機30は、ステップS102において、携帯端末90から受信した信号に含まれる送信元アドレスから、送信元を特定し、続いて、ステップS103において、券売機30と1台の携帯端末90との間の通信を確立し、その後、ステップS104において、他の送信元である他のユーザの携帯端末90から発信された信号の受信を拒否する。具体的には、券売機30は、以後、自身のアドレスが送信先アドレスとして含まれる信号しか受信しない。
続いて、券売機30は、ステップS105において、上述のステップS101において携帯端末90から受信した信号に含まれるラック番号を表示器36のタッチパネル上に表示し、さらに、複数の予定利用時間も、対応する複数の前払い料金の額に関連付けて表示する。
その後、券売機30は、ステップS106において、ユーザが、表示器36のタッチパネル上に表示されている複数の予定利用時間のうちのいずれかに指でタッチすると、ユーザが希望する券種を選択する。このとき、前払い料金の額が確定する。
続いて、券売機30は、ステップS107において、ユーザが、今回の前払い料金を現金か交通系カードで支払うことを可能にする。
続いて、券売機30は、上記の支払いが完了すると、ステップS108において、そのことを表す支払完了信号を、今回の駐輪場に固有の駐輪場ID、および前記選択された券種に対応する予定利用時間の長さと共に、Bluetooth(登録商標)方式でまたはインターネットを介して、ユニキャスト方式で(この時点では、券売機30は、送信先である今回の携帯端末90の送信先アドレスを知っている)携帯端末90のみに、自身の送信元アドレスと共に送信する。
このとき、携帯端末90は、ステップS135において、券売機30との受信を試行し、その受信に成功すると、ステップS136の判定がYESとなり、ステップS137に移行する。
このステップS137において、携帯端末90は、駐輪場IDと駐輪場22との間の対応関係であって予めメモリ132に記憶されているものに従い、前述のステップS135において券売機30から受信した駐輪場IDから、ユーザが現在滞在している駐輪場22を認証する。
その後、携帯端末90は、ステップS138において、今回のユーザについての駐輪場貸出し手続が完了したと判定し、ステップS139において、そのことを表す手続完了信号を、今回の駐輪場ID、今回のラック番号および今回の予定利用時間の長さ(以下、それらを「駐輪関連情報」と総称する。)と共に、管理サーバ50に送信する。
これに対し、管理サーバ50は、ステップS151において、前記手続完了信号を、上述の駐輪関連情報と共に受信する。続いて、管理サーバ50は、ステップS152において、図8に例示する管理リストであってメモリ162に保存されているものに、駐輪場ID(図の例においては、「駐輪場A」)に関連付けて、今回のラック番号を登録する。
その後、管理サーバ50は、ステップS153において、今回の駐輪場22において、今回のラック番号を有するラック72を利用する権限をユーザに付与する。続いて、管理サーバ50は、ステップS154において、現在時刻を開始時刻として計測し、その開始時刻を、図8に例示する管理リストに登録する。
その後、管理サーバ50は、ステップS155において、現在時刻を計測し、続いて、ステップS156において、その現在時刻から前記開始時刻を引き算して取得される実利用時間が、前記予定利用時間を超過しているか否かを判定する。超過していなければ、その判定がNOとなり、ステップS155に戻るが、超過していれば、その判定がYESとなり、ステップS157において、ユーザは、駐輪場22の利用に関し、タイムオーバーであることが、図8に例示する管理リストに登録される。
一方、券売機30は、前述のステップS108の実行後に(または実行前に)、ステップS109において、前記プリンタを用いて、ユーザが今回の駐輪場22を利用する権限を有することの証拠として、物理的なチケットを発行する。
<第3の実施形態>
次に、本発明の例示的な第3の実施形態に従う駐輪場管理システム10を説明する。ただし、第1の実施形態に従う駐輪場管理システム10と共通する部分については重複した説明を省略し、異なる部分についてのみ詳細に説明する。本実施形態に従う駐輪場管理システムは、本実施形態に従う駐輪場管理方法を実行するように構成されている。
上述の第1および第2の実施形態はいずれも、第1通信環境、すなわち、券売機30は、携帯端末90との間では通信可能である一方、管理サーバ50との間では通信不能であるが券売機30からの情報は携帯端末90を経由して管理サーバ50に送信可能であるという通信環境のもとで本発明を実施する場合の一具体例であるが、本実施形態は、第2通信環境、すなわち、券売機30は、管理サーバ50との間では通信可能である一方、携帯端末90との間では通信不能であるという通信環境のもとで本発明を実施する場合の一具体例である。
図10には、システム10において券売機30、携帯端末90および管理サーバ50によってそれぞれ実行される駐輪リクエスト処理プログラムであってユーザが携帯端末90を操作しつつ券売機30を用いて前払い料金を現金または交通系カードで決済することを可能にするものの一例がフローチャートで概念的に表されている。
図11に示すように、本実施形態においては、券売機30と携帯端末90と管理サーバ50と決済サーバ110とがインターネットを介して相互に接続されている。ただし、本実施形態においては、券売機30と携帯端末90との間での通信が行われないようになっている。その結果、本実施形態においては、事実上、相互に通信しない券売機30と携帯端末90とがそれぞれ管理サーバ50に並列に接続されている。
具体的には、図10に示すように、携帯端末90が、まず、ステップS231において、メモリ132に記憶されている当該駐輪リクエスト処理プログラムがプロセッサ130によって実行されることにより、当該駐輪リクエスト処理プログラムを起動させる。
次に、携帯端末90は、ステップS232において、ユーザが今回の駐輪サービスの会員であることを条件に、そのユーザに固有な情報であるユーザIDを管理サーバ50に送信する。
これに対し、管理サーバ50は、ステップS251において、そのユーザIDを受信する。
携帯端末90は、ステップS232の実行後、ステップS233において、ユーザが、前払い料金の支払方法を、券売機30を用いた現金決済またはカード決済という第1の選択肢と、自身の携帯端末90を用いた電子決済(スマホ決済、クレジットカード決済、キャッシュカード決済など)という第2の選択肢との中から選択することを可能とする。
続いて、携帯端末90は、ステップS234において、ユーザによって選択された支払方法が第1の選択肢であるか否かを判定する。その判定がYESである場合には、携帯端末90は、ステップS235において、ユーザが券売機30を操作することを催促するためのメッセージを携帯端末90の画面上に表示する。
これに対し、ステップS234の判定がNOである場合には、携帯端末90が図2に示す決済サーバ110と通信することにより、ユーザは前払い料金を電子決済によって支払うことになる。これについては、本発明に直接関係しないため、さらなる説明を省略する。
前記ステップS235の実行によって画面上に表示されたメッセージに従い、ユーザは、券売機30に接近する。
券売機30は、ステップS201において、複数の予定利用時間を、対応する複数の前払い料金の額に関連付けて表示器36のタッチパネル上に表示し、さらに、ユーザが、表示器36のタッチパネル上に表示されている複数の予定利用時間のうちのいずれかに指でタッチすると、ユーザが希望する券種を選択する。このとき、前払い料金の額が確定する。
続いて、券売機30は、ステップS202において、ユーザが、自身の会員カードをカードリーダ38にかざすと、その会員カードからユーザIDを読み取る。
その後、券売機30は、ステップS203において、ユーザが、今回の駐綸場22における複数のラック72のうち、ユーザが自転車12の保管のために利用することを希望するものの番号を入力することを可能にする。
続いて、券売機30は、ステップS204において、前記入力されたユーザIDを、今回の駐輪場22に固有の駐輪場IDと共に管理サーバ50に送信する。
これに対し、管理サーバ50は、ステップS252において、ユーザIDおよび駐輪場IDを券売機30から受信する。続いて、管理サーバ50は、ステップS253において、前記入力されたユーザIDと前記ステップS251において入力されたユーザIDとを照合する。その照合に成功すると、管理サーバ50は、ステップS254において、今回のユーザにつき、本人認証に成功したと判定する。
その後、管理サーバ52は、ステップS255において、駐輪場IDと駐輪場22との間の対応関係であって予めメモリ162に記憶されているものに従い、前記入力された駐輪場IDから、今回の駐輪場22を認証する。
一方、券売機30は、ステップS204の実行後、ステップS205において、ユーザが、今回の前払い料金を現金か交通系カードで支払うことを可能にする。
続いて、券売機30は、上記の支払いが完了すると、ステップS206において、そのことを表す支払完了信号を、今回の駐輪場ID、前記入力されたラック番号および前記選択された券種に対応する予定利用時間の長さ(以下、それらを「駐輪関連情報」と総称する。)と共に、管理サーバ50に送信する。
これに対し、管理サーバ50は、ステップS256において、前記支払完了信号を、上述の駐輪関連情報と共に受信する。続いて、管理サーバ50は、ステップS257において、図8に例示する管理リストであってメモリ162に保存されているものに、駐輪場ID(図の例においては、「駐輪場A」)に関連付けて、今回のラック番号を登録する。
その後、管理サーバ50は、ステップS258において、今回のユーザが今回の駐輪場22を利用するために今回のユーザが遂行すべき手続が完了したと判定する。それを受けて、管理サーバ50は、ステップS259において、そのことを表す手続完了信号を携帯端末90に向けて送信し、また、それと並行して、ステップS260において、前記手続完了信号を券売機30に向けて送信する。
その後、管理サーバ50は、ステップS261において、今回の駐輪場22において、今回のラック番号を有するラック72を利用する権限をユーザに付与する。続いて、管理サーバ50は、ステップS262において、現在時刻を開始時刻として計測し、その開始時刻を、図8に例示する管理リストに登録する。
その後、管理サーバ50は、ステップS263において、現在時刻を計測し、続いて、ステップS264において、その現在時刻から前記開始時刻を引き算して取得される実利用時間が、前記予定利用時間を超過しているか否かを判定する。超過していなければ、その判定がNOとなり、ステップS263に戻るが、超過していれば、その判定がYESとなり、ステップS265において、ユーザは、駐輪場22の利用に関し、タイムオーバーであることが、図8に例示する管理リストに登録される。
一方、券売機30は、前述のステップS206の実行後に、ステップS207において、前記手続完了信号を受信し、続いて、ステップS208において、前記プリンタを用いて、ユーザが今回の駐輪場22を利用する権限を有することの証拠として、物理的なチケットを発行する。
また、携帯端末90は、ステップS236において、管理サーバ50からの前記手続完了信号の受信を試行し、その受信に成功すると、ステップS237の判定がYESとなり、ステップS238において、今回のユーザが今回の駐輪場22を利用するために今回のユーザが遂行すべき手続が完了したと判定する。
なお付言するに、本実施形態は、移動体としての「車両」の一例である自転車を被保管物体に選んで本発明を実施するものであるが、これに代えてまたはこれに加えて、「車両の」の別の例である自動二輪車や原付自転車または自動車などを被保管物体に選んで本発明を実施してもよい。
さらに付言するに、本実施形態において、携帯端末90において実行されていた処理の全部または一部をその代わりに管理サーバ50において実行してもよいし、逆に、管理サーバ50において実行されていた処理の全部または一部をその代わりに携帯端末90において実行してもよい。実行されるべき処理がいずれのデバイスで実行されるのかは、そのときの事情、例えば、取り扱われるデータの量や種類、各デバイスの処理速度および記憶容量などによって決まるのが通常であるからである。
以上、本発明の例示的な実施の形態のいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、前記[発明の概要]の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
その課題を解決するために、本発明の一側面によれば、複数の前払い式の駐車場を管理サーバが集中的に管理するために、ユーザが通信端末を用いることにより、ユーザによって選択されたいずれかの駐車場をユーザに貸し出すことを許可するように構成される駐車場管理システムであって、
前記駐車場に設置され、ユーザによる現金決済およびプリペイドカード決済のうちの少なくとも一方を可能とする決済機能と、発券機能と、通信機能とを有する券売機と、
前記通信端末と通信可能な管理サーバと
を含み、
前記券売機は、前記通信端末との間では通信可能である一方、前記管理サーバとの間では通信不能であるが当該券売機からの情報は前記通信端末を経由して前記管理サーバに送信可能であるという第1通信環境のもとで通信を行い、
さらに、その券売機は、ユーザが前記前払い料金を前記券売機に対して支払うと、チケットをユーザに対して発行するとともに、支払完了信号を前記通信端末に向かって送信し、
前記管理サーバは、前記通信端末が前記支払完了信号を前記券売機から受信すると、前記駐車場の利用権限をユーザに付与する駐車場管理システムが提供される。
また、本発明の別の側面によれば、複数の前払い式の駐車場を管理サーバが集中的に管理するために、ユーザが通信端末を用いることにより、ユーザによって選択されたいずれかの駐車場をユーザに貸し出すことを許可するように構成される駐車場管理システムであって、
前記駐車場に設置され、ユーザによる現金決済およびプリペイドカード決済のうちの少なくとも一方を可能とする決済機能と、発券機能と、通信機能とを有する券売機と、
前記通信端末と通信可能な管理サーバと
を含み、
前記券売機は、前記管理サーバとの間では通信可能である一方、前記通信端末との間では通信不能であるという第2通信環境のもとで通信を行い、
さらに、その券売機は、ユーザが前記前払い料金を前記券売機に対して支払うと、チケットをユーザに対して発行するとともに、支払完了信号を前記管理サーバに向かって送信し、
前記券売機は、ユーザに固有である第1固有情報を前記管理サーバに向かって送信し、
前記通信端末は、ユーザに固有である第2固有情報を前記管理サーバに向かって送信し、
前記管理サーバは、前記券売機から受信した第1固有情報と前記通信端末から受信した第2固有情報との間に照合が成立するという条件と、前記券売機から前記支払完了信号を受信したという条件とを含む複数の条件がすべて成立すると、前記駐車場の利用権限をユーザに付与する駐車場管理システムが提供される。
本発明によって下記の各態様が得られる。各態様は、項に区分し、各項には番号を付し、必要に応じて他の項の番号を引用する形式で記載する。これは、本発明が採用し得る技術的特徴の一部およびそれの組合せの理解を容易にするためであり、本発明が採用し得る技術的特徴およびそれの組合せが以下の態様に限定されると解釈すべきではない。すなわち、下記の態様には記載されていないが本明細書には記載されている技術的特徴を本発明の技術的特徴として適宜抽出して採用することは妨げられないと解釈すべきなのである。

Claims (9)

  1. 複数の前払い式の駐車場を管理サーバが集中的に管理するために、ユーザが通信端末を用いることにより、ユーザによって選択されたいずれかの駐車場をユーザに貸し出すことを許可するように構成される駐車場管理システムであって、
    前記駐車場に設置され、ユーザによる現金決済およびプリペイドカード決済のうちの少なくとも一方を可能とする決済機能と、発券機能と、通信機能とを有する券売機と、
    前記通信端末と通信可能な管理サーバと
    を含み、
    前記券売機は、前記通信端末との間では通信可能である一方、前記管理サーバとの間では通信不能であるが当該券売機からの情報は前記通信端末を経由して前記管理サーバに送信可能であるという第1通信環境と、前記管理サーバとの間では通信可能である一方、前記通信端末との間では通信不能であるという第2通信環境とのうちのいずれかのもとで通信を行い、
    さらに、その券売機は、ユーザが、前記通信端末を用いつつ、前記前払い料金を前記券売機に対して支払うと、チケットをユーザに対して発行するとともに、支払完了信号を前記通信端末または前記管理サーバに向かって送信し、
    前記通信端末または前記管理サーバは、前記支払完了信号を前記券売機から受信すると、前記駐車場の利用権限をユーザに付与する駐車場管理システム。
  2. 前記券売機は、前記第1通信環境のもとで通信を行い、
    前記券売機は、前記支払いが当該券売機に対して行われると、前記支払完了信号を前記通信端末に向かって送信し、
    前記通信端末は、前記支払完了信号を前記券売機から受信すると、手続完了信号を前記管理サーバに送信し、
    前記管理サーバは、前記手続完了信号を前記通信端末から受信すると、前記駐車場の利用権限をユーザに付与する請求項1に記載の駐車場管理システム。
  3. 前記券売機は、ユーザに固有である第1固有情報を前記通信端末に向かって送信し、
    前記通信端末は、ユーザに固有である第2固有情報をユーザから入力し、
    前記通信端末は、前記券売機から受信した第1固有情報と、前記通信端末に入力された第2固有情報との間に照合が成立するという条件と、前記券売機から前記支払完了信号を受信したという条件とを含む複数の条件がすべて成立すると、前記手続完了信号を前記管理サーバに向かって送信し、
    前記管理サーバは、前記手続完了信号を前記通信端末から受信すると、前記駐車場の利用権限をユーザに付与する請求項2に記載の駐車場管理システム。
  4. 前記通信端末は、ユーザが前記券売機に対して前記支払いを行いたい場合に、前記券売機に対して信号を送信し、
    前記券売機は、その信号を前記通信端末から受信すると、その通信端末以外の通信端末からの信号の受信を禁止し、それにより、当該券売機と前記通信端末との間の通信を専ら確立する請求項2に記載の駐車場管理システム。
  5. 前記券売機は、前記第2通信環境のもとで通信を行い、
    前記券売機は、前記支払いが前記券売機に対して行われると、前記支払完了信号を前記管理サーバに向かって送信し、
    前記券売機は、ユーザに固有である第1固有情報を前記管理サーバに向かって送信し、
    前記通信端末は、ユーザに固有である第2固有情報を前記管理サーバに向かって送信し、
    前記管理サーバは、前記券売機から受信した第1固有情報と前記通信端末から受信した第2固有情報との間に照合が成立するという条件と、前記券売機から前記支払完了信号を受信したという条件とを含む複数の条件がすべて成立すると、前記駐車場の利用権限をユーザに付与する請求項1に記載の駐車場管理システム。
  6. 前記管理サーバは、前記券売機から受信した第1固有情報と前記通信端末から受信した第2固有情報との間に照合が成立するという条件と、前記券売機から前記支払完了信号を受信したという条件とを含む複数の条件がすべて成立すると、前記駐車場の利用権限をユーザに付与するとともに、手続完了信号を前記券売機および前記通信端末のうちの少なくとも前記通信端末に向かって送信する請求項5に記載の駐車場管理システム。
  7. 請求項1ないし6のいずれかに記載の携帯端末として機能させるためのプログラム。
  8. 請求項1ないし6のいずれかに記載の管理サーバとして機能させるためのプログラム。
  9. 請求項7または8に記載のプログラムをコンピュータ読み取り可能に記録した記録媒体。
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