JPH08317073A - 遠隔管理システム - Google Patents

遠隔管理システム

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JPH08317073A
JPH08317073A JP7124100A JP12410095A JPH08317073A JP H08317073 A JPH08317073 A JP H08317073A JP 7124100 A JP7124100 A JP 7124100A JP 12410095 A JP12410095 A JP 12410095A JP H08317073 A JPH08317073 A JP H08317073A
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JP
Japan
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data
trouble
sampling
request
condition
Prior art date
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Pending
Application number
JP7124100A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyomitsu Kuroda
喜代光 黒田
Ichiro Fukuoka
一郎 福岡
Tadashi Takenaka
正 竹中
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 作業員によらずともトラブルの詳細を解明し
得る遠隔管理システムを提供する。 【構成】 中央装置3は、データコントローラ7からト
ラブルデータが送信されたか否かを判断し、送信された
と判断した場合、トラブルに係るデータをサンプリング
するための条件を読み込み、その条件及びサンプリング
の要求をデータコントローラ7へ送信する。データコン
トローラ7は、中央装置3からサンプリングの要求が送
信されたと判断した場合、中央装置3から送信された前
記条件を読み込み、読み込んだ条件に基づいて、その運
転をさせる要求をランドリ機器8へ送信する。また、セ
ンサ8bからのデータを送信させる要求を設定された周期
で設定回数に達するまで送信して、ランドリ機器8から
所要のデータをサンプリングする。そして、データコン
トローラ7は、設定回数のサンプリングが終了したと判
断した場合、サンプリングしたデータを中央装置3へ送
信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はマイクロコンピュータ等
の制御装置によってその運転が制御される機器とパーソ
ナルコンピュータ等の演算装置を用いてなる中央装置と
を通信手段で結び、中央装置にて前記機器を遠隔管理す
るシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば複数の洗濯機又は乾燥機等のラン
ドリ機器を配置し、コイン又はプリペイドカードを用い
て有料でこれらを使用し得るランドリ店にあっては、係
員を削減し、又は各店舗への巡回を廃止して管理効率を
向上させるべく、ランドリ機器の故障,異常の管理及び
料金の管理等を遠隔地にて一元的に管理する管理システ
ムが要求されている。
【0003】そのような管理システムとして本願出願人
が特開平6−205900号公報に提案したものがある。各ラ
ンドリ店には洗濯機及び乾燥機等の複数のランドリ機器
が設置してある。各ランドリ機器に設けられたモータ,
ドラム及び料金箱等の各部分には回転センサ,サーミス
タ,コインセンサ等の各センサが配設してあり、センサ
の出力信号はマイクロコンピュータに入力されるように
なっている。マイクロコンピュータは各センサからの信
号に基づいてランドリ機器の運転を制御すると共に、運
転状態,運転残時間,売上金額等の各データを記憶し、
店舗毎に配置してあるデータコントローラ(以後DTC
という)へそれぞれ送信するようになっている。各DT
Cは、経営者又は経営者から管理を委託された管理会社
が有するパーソナルコンピュータを用いてなる中央装置
と公衆回線にてそれぞれ結ばれている。
【0004】中央装置はオペレータの操作により、中央
装置からDTCへ運転状態,運転残時間,売上金額,運
転金額設定及び運転時間設定等をモニタすべく、公衆回
線を介してモニタ要求を送信する。DTCはランドリ店
に設置された各機器のマイクロコンピュータへ返送要求
に係るデータを送信させるコマンドを与える。マイクロ
コンピュータは与えられたコマンドに従ってデータをD
TCへ送信し、DTCは受信したデータを中央装置へ送
信する。
【0005】一方、機器の故障,異常又は料金盗難等の
トラブルが発生した場合は、当該ランドリ機器のマイク
ロコンピュータはその運転を停止させて発生したトラブ
ルの種類を表示すると共にDTCへ送信要求を与え、D
TCから応答があるとトラブルの種類及び発生時間等の
トラブルデータに当該機種名及びその機器に付与された
ID(identity)ナンバ等の情報を加えて送信する。D
TCは受信したトラブルデータを送信すべく中央装置を
発呼し、中央装置から応答があると受信したデータにラ
ンドリ店名の情報を加えたトラブルデータとし、それを
中央装置へ送信する。
【0006】中央装置は、モニタ要求に係るデータ又は
トラブルデータを受信すると、店名,当該機器のIDナ
ンバ及び機種名,並びにデータの内容等をモニタの画面
上に文字及び数字で表示し、経営者又は管理会社のオペ
レータに知らせる。モニタにトラブルデータが表示され
た場合、経営者又はオペレータはメンテナンスを行うべ
く、トラブルが生じた店舗名,当該機器のIDナンバに
基づいて作業員を派遣する。作業員はトラブルの種類別
に予め定められたマニュアル及び機器に表示されたトラ
ブルの種類に基づいて、トラブルが発生した機器の点検
及び処置を行う。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の遠
隔管理システムにあっては、作業員がトラブルが発生し
た機器の点検及び処置を行うまで、トラブルの詳細を解
明することができず、当該機器が再使用可能な状態にな
るまでに長時間を要するという問題があった。また、揮
発性の溶剤を用いるランドリ機器にあっては、発生した
トラブルの種類によっては、作業員の点検に危険を伴う
場合もある。本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは中央装置からの要求に
基づいて、データコントローラが該当機器からトラブル
に係るデータをサンプリングし、それを中央装置へ送信
する構成にすることによって、作業員によらずともトラ
ブルの詳細を解明し得る遠隔管理システムを提供するこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1発明に係る遠隔管理
システムは、複数のセンサからのデータに基づいて、そ
の運転が制御されると共に前記データを送信し、トラブ
ルが発生した場合、その発生状態を示すトラブルデータ
を送信する機器と、該機器からデータ又はトラブルデー
タを受信してそれを送信するデータコントローラと、こ
れらとは離隔して配置してあり、データコントローラか
ら送信されたデータ又はトラブルデータに基づいて前記
機器を遠隔管理する中央装置とを備える遠隔管理システ
ムにおいて、前記中央装置は、データコントローラから
トラブルデータが送信されたか否かを判断する手段と、
機器のトラブルの発生原因に係るデータのサンプリング
の条件を入力する手段と、その条件及びサンプリングの
要求を前記データコントローラへ送信する手段とを備
え、前記データコントローラは、中央装置からサンプリ
ングの要求が送信されたか否かを判断する手段と、送信
されたと判断した場合、サンプリングの条件を受信する
手段と、受信した条件に基づいて、トラブルデータを送
信した機器へ、その条件に係るデータを送信させる要求
を与える手段と、該要求に係るデータを前記中央装置へ
送信する手段とを備えることを特徴とする。
【0009】第2発明に係る遠隔管理システムは、第1
発明において、前記データコントローラは、更に、受信
した条件に基づいて、運転を行う要求を機器に与える手
段を備えることを特徴とする。
【0010】第3発明に係る遠隔管理システムは、第1
又は第2発明において、前記中央装置は、更に、サンプ
リングした複数のデータをグラフ表示すべく処理する手
段を具備することを特徴とする。
【0011】第4発明に係る遠隔管理システムは、第
1,第2又は3発明において、前記機器はランドリ機器
であることを特徴とする。
【0012】
【作用】第1発明の遠隔管理システムにあっては、機器
を遠隔管理する中央装置は、機器が送信したデータ又は
トラブルデータを受信してそれを中央装置へ送信するデ
ータコントローラから、発生したトラブルの状態を示す
トラブルデータが送信されたか否かを判断する。トラブ
ルデータが送信されたと判断した場合、中央装置は、当
該機器からトラブルの発生原因に係るデータをサンプリ
ングするための条件、即ち、トラブルを生じた機器の識
別情報,温度又は圧力等のサンプリング項目,サンプリ
ング回数,サンプリング周期等をオペレータに入力さ
せ、入力されたサンプリングの条件を読み込む。そし
て、中央装置は、読み込んだ条件及びサンプリングの要
求をデータコントローラへ送信する。
【0013】データコントローラは、中央装置からサン
プリングの要求が送信されたか否かを判断し、送信され
たと判断した場合、中央装置から送信されたサンプリン
グの条件を受信する。データコントローラは、読み込ん
だ条件に基づいて、温度又は圧力等を検出するセンサの
内,前記条件に該当するセンサのデータ、又は機器の運
転を制御する制御装置の出力状態等のデータを送信させ
る要求を設定された周期で設定回数に達するまで送信し
て、機器から所要のデータをサンプリングする。そし
て、データコントローラは、前記要求に基づいてサンプ
リングしたデータを前記中央装置へ送信する。
【0014】第2発明の遠隔管理システムにあっては、
発生したトラブルに応じて、機器は即時に運転を停止
し、又は全行程の運転を行って停止する。中央装置は前
述したサンプル項目に加えて、サンプリングするための
運転行程等の機器の運転条件をオペレータに入力させ、
入力されたサンプリングの条件を読み込む。そして、中
央装置は、読み込んだ条件及びサンプリングの要求をデ
ータコントローラへ送信する。データコントローラは受
信した条件に基づいて、該条件に設定された条件の運転
を行う要求をトラブルデータを送信した機器へ送信し、
当該機器にその運転を実施させ、機器から所要のデータ
をサンプリングし、サンプリングしたデータを前記中央
装置へ送信する。
【0015】第3発明の遠隔管理システムにあっては、
中央装置は、サンプリングした複数のデータを、例え
ば、時間軸及びデータの程度を示す軸からなる領域に点
としてそれぞれ配置し、各点を線分で結ぶ処理を行って
グラフ表示する。
【0016】第4発明の遠隔管理システムにあっては、
機器が乾燥機及び洗濯機等のランドリ機器である場合、
データコントローラに、各ランドリ機器に設けたセンサ
の内の中央装置からの要求に対応するセンサからデータ
を送信させる要求を、ランドリ機器の種類の別に予め設
定しておくことによって、複数の種類のランドリ機器か
らのデータのサンプリングに対応することができる。
【0017】
【実施例】以下本発明をその実施例を示す図面に基づい
て具体的に説明する。図1は本発明に係る遠隔管理シス
テムの構成を示すブロック図であり、図中2はランドリ
店であり、1は複数のランドリ店2,2,…を管理する
管理会社である。ランドリ店2にはシリアル通信に対応
したマイクロコンピュータ8a,8a,…を取付けてある乾
燥機又は洗濯機等の複数のランドリ機器8,8,…及び
ホームバスシステム(以後HBSという)に基づくHB
S用インタフェース(以後I/Fという)9,9,…が
設置してある。
【0018】ランドリ機器8,8,…に備えられたマイ
クロコンピュータ8a,8a,…は、コイン投入等の料金入
力指示及びスタート指示によって、乾燥又は洗濯に係る
運転を開始し、回転数センサ,温度センサ等の各センサ
8b,8b,…からの信号に基づいて運転を制御すると共
に、料金入力,スタート指示,回転数,温度等のデー
タ、及び料金入力異常,回転数異常,温度異常等のトラ
ブルデータをHBS用I/F9,9,…を介して送信す
るようになっている。
【0019】各HBS用I/F9,9,…はツイストペ
ア線10を介してデータをDTC7に与えるようになって
いる。ツイストペア線10はDTC7に備えられたHBS
制御部7bに接続されており、HBS制御部7bは各ランド
リ機器8,8…からDTC7へのデータの送信を要求す
るコマンドの送信、及び各ランドリ機器8,8,…から
のレスポンスを制御している。このコマンド及びレスポ
ンスは、スタートビット(1ビット),データ(8ビッ
ト),チェックデータ(8ビット)及びストップビット
(1ビット)の18ビットで構成されている。
【0020】HBS制御部7bは、DTC7の動作を制御
するDTC制御部7aとの間でランドリ機器8,8,…に
対するデータ送信要求及び受信データを送受する。DT
C制御部7aには、DTC7が配置されたランドリ店名及
び電話番号等の情報が設定される入力部7c、ランドリ機
器8,8,…から受信したデータを記憶するメモリ7d、
及びRS−232C等のI/F7gがそれぞれ接続してあ
る。また、HBS制御部7bにはランドリ機器8,8,…
との通信の優先順位が定められており、DTC7はHB
S制御部7bから所定間隔毎に各ランドリ機器8,8,…
へ、その優先順位に従ってデータ送信要求を送信し、受
信したデータを前記メモリ7dの所定アドレスに記憶す
る。
【0021】DTC7はモデム等の回線制御/データ送
受信装置6,公衆回線5及び管理会社1側の回線制御/
データ送受信装置4を介してパーソナルコンピュータを
用いてなる中央装置3に備えられたI/F3dに接続され
ている。この回線制御/データ送受信装置6と回線制御
/データ送受信装置4との間の通信は、MNP5のエラ
ー訂正・データ圧縮方式に基づいて行われている。また
管理会社1側の回線制御/データ送受信装置4及びラン
ドリ店側の回線制御/データ送受信装置6には電話機1
1,12がそれぞれ接続してあり、通話連絡用に使用す
る。
【0022】中央装置3には、CRT等の表示装置3b,
キーボード等の入力装置3c及びCPU等の制御装置3a等
が備えられており、売上金額要求,運転状態要求等のデ
ータ送信要求を入力装置3cから入力すると制御装置3a
は、I/F3d及び回線制御/データ送受信装置4,公衆
回線5及び回線制御/データ送受信装置6を介してラン
ドリ店2のDTC7へそれを送信し、回線制御/データ
送受信装置4に着信したDTC7からのデータをI/F
3dを介して読み込んで表示装置3bに表示する。
【0023】図2は図1中のランドリ機器8の一つであ
る乾燥機を示す正面図であり、図中、19,20は上,下の
乾燥室である。乾燥室19,20はそれぞれ外槽及びこの外
槽内に軸支した回転ドラム(共に図示せず)を備えてお
り、扉を開閉して被乾燥物を回転ドラム内に収納するよ
うになっている。上,下の乾燥室19,20を操作する操作
部21には、乾燥室19,20を動作させるためのコイン投入
口27,カード挿入口30及び投入コインの金額又は残り度
数を表示する表示器24、投入コインを格納するコイン箱
31、乾燥室19,20のスタートボタン25,25、残り時間表
示器23,23,作動ランプ26,26、並びに乾燥室19,20の
運転状況,温度,異常の有無等を表示する表示器22,2
2,22等が備えられている。
【0024】図3は図2に示した乾燥機の制御系を示す
ブロック図であり、図中8aはマイクロコンピュータであ
る。マイクロコンピュータ8aの入力ポートには、コイン
スイッチ回路80b からコイン投入信号が、磁気サンサ82
b からコイン詰まり信号が、またマイクロスイッチ81b
からコイン箱異常信号が与えられる。またフレームロッ
ド83b から着失火信号が、回転ドラムへの空気入口に設
けたサーミスタ85b ,回転ドラムからの空気出口に設け
たサーミスタ86b から各温度信号が、ガスバルブセンサ
84b からバルブの開閉信号が、ドラムモータ回転数セン
サ87b 及びファンモータ回転数センサ88b から回転数信
号が、ドラムモータサーミスタ89b 及びファンモータサ
ーミスタ92b から各モータ温度信号がそれぞれ与えられ
る。
【0025】更にマイクロコンピュータ8aの入力ポート
には、ディップスイッチ90からドラム回転数を微調整す
るための設定信号及び利用料金設定信号等が与えられ
る。またリセットスイッチ91から乾燥運転の中止を解除
するリセット信号が、電源回路71から電源が、クロック
発振回路72からクロックがそれぞれ与えられる。
【0026】表1及び表2は異常,その判断基準及び運
転停止手順の一例を示すものである。
【0027】
【表1】
【0028】
【表2】
【0029】例えば、コインが投入されてスタートボタ
ン25が押されると、マイクロコンピュータ8aは乾燥運転
を開始すべく負荷駆動回路70に指令信号を与えて、ドラ
ムモータ,ファンモータを回転駆動させると共に、ガス
バルブを開にしてガスを通流させた後、着火操作を行わ
せる。このとき、着火操作を行ったにも拘らずフレーム
ロッド83b から着火信号が入力ポートに与えられなかっ
た場合、再び着火操作を行う。そして着火操作を連続5
回行ったにも拘らず着火信号が入力されない場合、マイ
クロコンピュータ8aは着火不良が生じたと判断してトラ
ブル検知フラグ8cのE1のビットにフラグをセットする
と共に、即時にガスバルブを閉じ、前記両モータの駆動
を停止するという基本処理を行うことによって乾燥機の
運転を停止する。
【0030】またマイクロコンピュータ8aが乾燥運転モ
ードであるとき、リントフィルタの詰まり等のために回
転ドラムからの空気出口に設けたサーミスタ86b から入
力した温度信号が異常であった場合、マイクロコンピュ
ータ8aはドラム過熱が生じたと判断してトラブル検知フ
ラグ8cのE4のビットにフラグをセットすると共に、ガ
スバルブを閉じて消火した後、残り時間のあいだ前記両
モータを駆動させることによって外気の風を供給し、ド
ラムを冷却して運転停止する。
【0031】DTC7はデータ送信要求をランドリ機器
8,8,…のマイクロコンピュータ8a,8a,…へ定期的
に送信し、マイクロコンピュータ8a,8a,…から送信さ
れたデータをメモリ7dの対応するアドレスに記憶し、管
理会社1の中央装置3からの要求によって記憶したデー
タを送信する。またDTC7は、記憶したデータ中にラ
ンドリ機器8,8,…に配設してあるセンサからの異常
又は料金盗難等のトラブルデータが含まれている場合
は、公衆回線5を介して管理会社1の中央装置3へ発呼
し、回線が結ばれるの待ってトラブルデータを送信す
る。
【0032】中央装置3の制御装置3aはDTC7が送信
したトラブルデータを受信すると、受信したトラブルデ
ータに基づいて、当該ランドリ店名,トラブルが発生し
たランドリ機器8の機器番号,トラブルコード(表1,
2参照)等を表示装置3bに表示する。
【0033】トラブルが発生して運転停止しているラン
ドリ機器8を再起動させて該ランドリ機器8に設けたセ
ンサ8b,8b,…からデータをサンプリングしてそれをモ
ニタすべく、オペレータが中央装置3にサンプリングモ
ニタを要求すると、中央装置3はサンプリング条件入力
画面を表示装置3bに表示する。
【0034】図6はサンプリング条件入力画面を説明す
る説明図である。図6に示した如く、サンプリング条件
入力画面には、当該ランドリ機器8の機器番号、温度,
圧力,流量等のサンプリング項目、洗浄,脱水,乾燥等
の運転行程又は起動させてからサンプリング開始までの
時間、サンプリング回数,サンプリング周期等のサンプ
リング条件を入力する事項が表示されている。そして、
オペレータは前述したトラブルデータに基づいて、トラ
ブルに係るデータを得るべくサンプリング条件を設定す
る。なお、オペレータはトラブルデータに基づいて、当
該ランドリ機器8が運転中であると判断した場合は、運
転に係る条件は入力しない。これによって、トラブルが
生じたランドリ機器8の運転が終了するまでの間にトラ
ブルに係るデータをサンプリングすることができる。
【0035】サンプリング条件が入力されると、中央装
置3はそれを読み込み、当該ランドリ店2のDTC7へ
サンプリングモニタ要求と共に読み込んだ条件を送信す
る。
【0036】DTC7には次の表3に示したように、ラ
ンドリ機器8,8,…の種類に応じてグループコードが
それぞれ設定してあり、また、次の表4〜12に示したよ
うに、各グループコードの別に、サンプリングモニタ要
求に応じてランドリ機器8,8,…に与えるモニタ要求
がそれぞれ設定してある。
【0037】
【表3】
【0038】
【表4】
【0039】
【表5】
【0040】
【表6】
【0041】
【表7】
【0042】
【表8】
【0043】
【表9】
【0044】
【表10】
【0045】
【表11】
【0046】
【表12】
【0047】DTC7は、中央装置3からのサンプリン
グモニタ要求及びその条件を受信すると、サンプリング
条件に基づいて、該条件に設定されたIDナンバのラン
ドリ機器8にそのトラブル検知フラグ8c(図3参照)の
フラグを下ろす要求を与えて、ランドリ機器8を再起動
可能な状態にリセットした後、例えばサンプリング条件
に設定された運転行程の運転を行わせる要求を与え、ラ
ンドリ機器8にサンプリング運転を開始させる。なお、
トラブルを生じたランドリ機器8の運転が終了するまで
の間にあっては、前述した如く、サンプリング条件の中
にランドリ機器8の運転に係る条件が設定されていない
ため、DTC7はその運転に係る要求をランドリ機器8
に与えない。サンプリング運転が開始されると、DTC
7は当該ランドリ機器8にそのグループコード及びサン
プリング条件に設定されたサンプリング事項に基づい
て、前述した表4〜12から対応するモニタ要求を、サン
プリング条件に設定された周期で与える。
【0048】ランドリ機器8は、DTC7からモニタ要
求が与えられる都度、該モニタ要求に基づいて、センサ
8bからマイクロコンピュータ8aの入力ポートに入力され
たデータ及びマイクロコンピュータ8aの出力ポートのデ
ータをDTC7へ送信する。DTC7は、サンプリング
条件に設定された回数だけランドリ機器8からデータを
受信すると、中央装置3を発呼し、公衆回線5が接続さ
れるとサンプリングしたデータを中央装置3へ送信す
る。中央装置3の制御装置3aは、DTC7からデータを
受信すると、グラフ化する処理を施して表示装置3bに表
示し、オペレータは表示装置3bに表示されたグラフに基
づいてトラブルの原因を解明する。
【0049】図4は本発明に係る遠隔管理システムの中
央装置3における制御手順を示すフローチャートであ
る。中央装置3はDTC7からデータが送信されるまで
待機し(ステップS1)、送信されたデータがトラブル
データであるか否かを判断する(ステップS2)。送信
されたデータがトラブルデータであると判断すると、中
央装置3は当該ランドリ店名,トラブルが発生したラン
ドリ機器8のIDナンバ,トラブルコード等,トラブル
データの内容を表示装置3bに表示する(ステップS
3)。
【0050】中央装置3は、オペレータによってサンプ
リングモニタ要求が入力されたか否かを判断し(ステッ
プS4)、サンプリングモニタ要求が入力されたと判断
すると、サンプリング条件入力画面を表示し(ステップ
S5)、オペレータによって入力された各条件を読み込
む。そして、サンプリング実行指令がオペレータによっ
て入力されると、中央装置3はランドリ店2に配したD
TC7との公衆回線5の接続を行い(ステップS6,
7)、サンプリングモニタ要求及びその条件をDTC7
へ送信し(ステップS8)た後、回線断する(ステップ
S9)。
【0051】ステップS2において、DTC7から送信
されたデータがトラブルデータではないと判断すると、
中央装置3はそれがサンプリングモニタ要求に係るデー
タか否かを判断する(ステップS10)。そうであると判
断すると、中央装置3はそのデータを、時間軸及びデー
タの程度を示す軸に対応して点としてそれぞれ配置し、
各点を線分で結ぶグラフ化処理し(ステップS11)て、
それを表示装置3bに表示する(ステップS12)。ステッ
プS10において、サンプリングモニタ要求に係るデータ
ではないと判断すると、中央装置3はDTC7から送信
されたデータは売上情報等の通常のデータであると判断
し、統計処理等のデータ処理を行う(ステップS13)。
【0052】図5は本発明に係る遠隔管理システムのD
TC7における制御手順を示すフローチャートである。
DTC7はランドリ機器8,8,…へ定期的に問い合わ
せを行って売上情報等のデータを受信する(ステップS
21)。一方、DTC7はランドリ機器8,8,…から受
信したデータにトラブルデータが含まれていないか否か
を判断し(ステップS22)、トラブルデータが含まれて
いると判断するとそれを中央装置3へ送信する(ステッ
プS23)。
【0053】DTC7は、中央装置3からサンプリング
モニタ要求が送信されたか否かを判断し(ステップS2
4)、サンプリングモニタ要求が送信されたと判断する
と、サンプリング条件を読み込む(ステップS25)。サ
ンプリング条件を読み込むと、DTC7は、ランドリ機
器8を再起動可能な状態にリセットして、サンプリング
条件に設定された運転を行う要求を該当するランドリ機
器8へ送信し(ステップS26)、当該ランドリ機器8が
運転を開始すると、サンプリング条件に係るモニタ要求
をランドリ機器8へ送信してサンプリングデータを得る
(ステップS27)。なお、該当するランドリ機器8が運
転中であれば、ステップS26は飛び越してステップS27
へ移る。DTC7は、サンプリング条件に設定されたサ
ンプリング回数に達したか否かを判断し(ステップS2
8)、設定回数に達するまで前述したモニタ要求を条件
に設定された周期で与えてサンプリングデータを得る。
そして、DTC7は、モニタ要求を送信した回数が条件
に設定された回数に達したと判断すると、中央装置3へ
の公衆回線5の接続を行い(ステップS29)、サンプリ
ングデータを中央装置3へ送信し(ステップS30)て、
回線断を行う(ステップS31)。
【0054】
【発明の効果】以上詳述した如く第1,第2及び第4発
明に係る遠隔管理システムにあっては、オペレータはト
ラブルが生じた機器(ランドリ機器)について、その運
転が終了するまでの間,又は終了した後に再び運転を行
って、トラブルに係るデータをサンプリングしてそれを
モニタすることができ、作業員を当該機器(ランドリ機
器)に派遣すると共に、前記データに基づいて、トラブ
ルの発生原因を解明することができる。そして、オペレ
ータは解明した発生原因に基づいて、メンテナンスに係
る詳細な指示を作業員に与えることができ、作業員は素
早くメンテナンス作業を実施することができると共に、
トラブルの発生原因が解明されているため、メンテナン
ス作業を安全に行うことができる。
【0055】また、第3発明及び第4発明に係る遠隔管
理システムにあっては、サンプリングしたデータがグラ
フとして表示されるため、オペレータはグラフの傾向よ
り容易に機器(ランドリ機器)に発生したトラブルの原
因を解明することができる等、本発明は優れた効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る遠隔管理システムの構成を示すブ
ロック図である。
【図2】図1中のランドリ機器の一つである乾燥機を示
す正面図である。
【図3】図2に示した乾燥機の制御系を示すブロック図
である。
【図4】本発明に係る遠隔管理システムの中央装置にお
ける制御手順を示すフローチャートである。
【図5】本発明に係る遠隔管理システムのDTCにおけ
る制御手順を示すフローチャートである。
【図6】サンプリング条件入力画面を説明する説明図で
ある。
【符号の説明】
1 管理会社 2 ランドリ店 3 中央装置 3a 制御装置 3b 表示装置 3c 入力装置 5 公衆回線 7 データコントローラ(DTC) 8 ランドリ機器

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のセンサからのデータに基づいて、
    その運転が制御されると共に前記データを送信し、トラ
    ブルが発生した場合、その発生状態を示すトラブルデー
    タを送信する機器と、該機器からデータ又はトラブルデ
    ータを受信してそれを送信するデータコントローラと、
    これらとは離隔して配置してあり、データコントローラ
    から送信されたデータ又はトラブルデータに基づいて前
    記機器を遠隔管理する中央装置とを備える遠隔管理シス
    テムにおいて、 前記中央装置は、データコントローラからトラブルデー
    タが送信されたか否かを判断する手段と、機器のトラブ
    ルの発生原因に係るデータのサンプリングの条件を入力
    する手段と、その条件及びサンプリングの要求を前記デ
    ータコントローラへ送信する手段とを備え、 前記データコントローラは、中央装置からサンプリング
    の要求が送信されたか否かを判断する手段と、送信され
    たと判断した場合、サンプリングの条件を受信する手段
    と、受信した条件に基づいて、トラブルデータを送信し
    た機器へ、その条件に係るデータを送信させる要求を与
    える手段と、該要求に係るデータを前記中央装置へ送信
    する手段とを備えることを特徴とする遠隔管理システ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記データコントローラは、更に、受信
    した条件に基づいて、運転を行う要求を機器に与える手
    段を備える請求項1記載の遠隔管理システム。
  3. 【請求項3】 前記中央装置は、更に、サンプリングし
    た複数のデータをグラフ表示すべく処理する手段を具備
    する請求項1又は2記載の遠隔管理システム。
  4. 【請求項4】 前記機器はランドリ機器である請求項
    1,2又は3記載の遠隔管理システム。
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