JP3276805B2 - 遠隔管理システム - Google Patents
遠隔管理システムInfo
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- JP3276805B2 JP3276805B2 JP12189495A JP12189495A JP3276805B2 JP 3276805 B2 JP3276805 B2 JP 3276805B2 JP 12189495 A JP12189495 A JP 12189495A JP 12189495 A JP12189495 A JP 12189495A JP 3276805 B2 JP3276805 B2 JP 3276805B2
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- Japan
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- Selective Calling Equipment (AREA)
- Telephonic Communication Services (AREA)
- Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はマイクロコンピュータ等
の制御装置によってその運転が制御される機器とパーソ
ナルコンピュータ等の演算装置を用いてなる中央装置と
を通信手段で結び、中央装置にて前記機器を遠隔管理す
るシステムに関する。
の制御装置によってその運転が制御される機器とパーソ
ナルコンピュータ等の演算装置を用いてなる中央装置と
を通信手段で結び、中央装置にて前記機器を遠隔管理す
るシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば複数の洗濯機及び乾燥機を配置
し、コイン又はプリペイドカードを用いて有料でこれら
を使用し得るランドリ店にあっては、係員を削減し、又
は各店舗への巡回を廃止して管理効率を向上させるべ
く、ランドリ機器の故障,異常の管理及び料金の管理等
を遠隔地にて一元的に管理する管理システムが要求され
ている。
し、コイン又はプリペイドカードを用いて有料でこれら
を使用し得るランドリ店にあっては、係員を削減し、又
は各店舗への巡回を廃止して管理効率を向上させるべ
く、ランドリ機器の故障,異常の管理及び料金の管理等
を遠隔地にて一元的に管理する管理システムが要求され
ている。
【0003】そのような管理システムとして本願出願人
が特開平6−205900号公報に提案したものがある。各ラ
ンドリ店には洗濯機及び乾燥機等の複数のランドリ機器
が設置してある。各ランドリ機器に設けられたモータ,
ドラム及び料金箱等の各部分には回転センサ,サーミス
タ,コインセンサ等の各センサが配設してあり、センサ
の出力信号はマイクロコンピュータに入力されるように
なっている。マイクロコンピュータは各センサからの信
号に基づいてランドリ機器の運転を制御すると共に、運
転状態,運転残時間,売上金額等の各データを記憶し、
店舗毎に配置してあるデータコントローラ(以下DTC
という)へそれぞれ送信するようになっている。各DT
Cは、経営者又は経営者から管理を委託された管理会社
が有するパーソナルコンピュータを用いてなる中央装置
と公衆回線にてそれぞれ結ばれている。
が特開平6−205900号公報に提案したものがある。各ラ
ンドリ店には洗濯機及び乾燥機等の複数のランドリ機器
が設置してある。各ランドリ機器に設けられたモータ,
ドラム及び料金箱等の各部分には回転センサ,サーミス
タ,コインセンサ等の各センサが配設してあり、センサ
の出力信号はマイクロコンピュータに入力されるように
なっている。マイクロコンピュータは各センサからの信
号に基づいてランドリ機器の運転を制御すると共に、運
転状態,運転残時間,売上金額等の各データを記憶し、
店舗毎に配置してあるデータコントローラ(以下DTC
という)へそれぞれ送信するようになっている。各DT
Cは、経営者又は経営者から管理を委託された管理会社
が有するパーソナルコンピュータを用いてなる中央装置
と公衆回線にてそれぞれ結ばれている。
【0004】中央装置はオペレータの指示により、中央
装置からDTCへ運転状態,運転残時間,売上金額,運
転金額設定及び運転時間設定等をモニタすべく、公衆回
線を介してモニタ要求を送信する。DTCはランドリ店
に設置された各機器のマイクロコンピュータへ返送要求
に係るデータを送信させるコマンドを与える。マイクロ
コンピュータは与えられたコマンドに従ってデータをD
TCへ送信し、DTCは受信したデータを中央装置へ送
信する。
装置からDTCへ運転状態,運転残時間,売上金額,運
転金額設定及び運転時間設定等をモニタすべく、公衆回
線を介してモニタ要求を送信する。DTCはランドリ店
に設置された各機器のマイクロコンピュータへ返送要求
に係るデータを送信させるコマンドを与える。マイクロ
コンピュータは与えられたコマンドに従ってデータをD
TCへ送信し、DTCは受信したデータを中央装置へ送
信する。
【0005】一方、機器の故障,異常又は料金盗難等の
トラブルが発生した場合は、当該ランドリ機器のマイク
ロコンピュータはその運転を停止させて発生したトラブ
ルの種類を表示すると共にDTCへ送信要求を与え、D
TCから応答があるとトラブルの種類及び発生時間等の
トラブルデータに当該機種名及びその機器に付与された
ID(identity)ナンバ等の情報を加えて送信する。D
TCは受信したトラブルデータを送信すべく中央装置を
発呼し、中央装置から応答があると受信したデータにラ
ンドリ店名の情報を加えたトラブルデータとし、それを
中央装置へ送信する。
トラブルが発生した場合は、当該ランドリ機器のマイク
ロコンピュータはその運転を停止させて発生したトラブ
ルの種類を表示すると共にDTCへ送信要求を与え、D
TCから応答があるとトラブルの種類及び発生時間等の
トラブルデータに当該機種名及びその機器に付与された
ID(identity)ナンバ等の情報を加えて送信する。D
TCは受信したトラブルデータを送信すべく中央装置を
発呼し、中央装置から応答があると受信したデータにラ
ンドリ店名の情報を加えたトラブルデータとし、それを
中央装置へ送信する。
【0006】中央装置は、モニタ要求に係るデータ又は
トラブルデータを受信すると、店名,当該機器のIDナ
ンバ及び機種名,並びにデータの内容等をモニタの画面
上に文字及び数字で表示し、経営者又は管理会社のオペ
レータに知らせる。モニタにトラブルデータが表示され
た場合、経営者又はオペレータはメンテナンスを行うべ
く、トラブルが生じた店舗名,当該機器のIDナンバに
基づいて作業員を派遣する。作業員はトラブルの種類別
に予め定められたマニュアル及び機器に表示されたトラ
ブルの種類に基づいて、トラブルが発生した機器の点検
及び処置を行う。
トラブルデータを受信すると、店名,当該機器のIDナ
ンバ及び機種名,並びにデータの内容等をモニタの画面
上に文字及び数字で表示し、経営者又は管理会社のオペ
レータに知らせる。モニタにトラブルデータが表示され
た場合、経営者又はオペレータはメンテナンスを行うべ
く、トラブルが生じた店舗名,当該機器のIDナンバに
基づいて作業員を派遣する。作業員はトラブルの種類別
に予め定められたマニュアル及び機器に表示されたトラ
ブルの種類に基づいて、トラブルが発生した機器の点検
及び処置を行う。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の遠
隔管理システムにあっては、中央装置は受信したトラブ
ルデータを表示するだけであるため、作業員はマニュア
ルに定められた点検及び処置の事項しかメンテナンスに
係る情報が得られず、それぞれの機器に応じたきめ細か
いメンテナンスを行うことができないという問題があっ
た。本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであり、
その目的とするところは機器のメンテナンスに要したデ
ータベースを作成してそれを表示する構成にすることに
よって、各々の機器に応じたきめ細かいメンテナンスを
行うことを可能にする遠隔管理システムを提供すること
にある。
隔管理システムにあっては、中央装置は受信したトラブ
ルデータを表示するだけであるため、作業員はマニュア
ルに定められた点検及び処置の事項しかメンテナンスに
係る情報が得られず、それぞれの機器に応じたきめ細か
いメンテナンスを行うことができないという問題があっ
た。本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであり、
その目的とするところは機器のメンテナンスに要したデ
ータベースを作成してそれを表示する構成にすることに
よって、各々の機器に応じたきめ細かいメンテナンスを
行うことを可能にする遠隔管理システムを提供すること
にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1発明に係るランドリ
機器の遠隔管理システムは、複数のセンサからのデータ
に基づいて、その運転が制御されると共にトラブルを検
出してトラブルデータを送信するランドリ機器と、該ラ
ンドリ機器とは離隔して配置してあり、ランドリ機器か
ら送信されたトラブルデータに基づいて前記ランドリ機
器を遠隔管理する中央装置とを備える遠隔管理システム
において、前記中央装置は、トラブルの種類別にメンテ
ナンスに係る第1情報が予め登録してあるデータベース
と、前記ランドリ機器に生じたトラブルに係るメンテナ
ンスの実施に要した物事についての第2情報を、当該ラ
ンドリ機器にトラブルが発生する都度入力する手段と、
入力した第2情報をランドリ機器に対応して前記データ
ベースに登録する手段と、前記トラブルデータに基づい
て、それを送信したランドリ機器に係る第2情報が前記
データベースに登録されているか否かを判断する手段
と、前記データベースから第1情報及び/又は第2情報
を読み出す手段と、第1情報及び/又は第2情報を表示
する手段と、を備えることを特徴とする。
機器の遠隔管理システムは、複数のセンサからのデータ
に基づいて、その運転が制御されると共にトラブルを検
出してトラブルデータを送信するランドリ機器と、該ラ
ンドリ機器とは離隔して配置してあり、ランドリ機器か
ら送信されたトラブルデータに基づいて前記ランドリ機
器を遠隔管理する中央装置とを備える遠隔管理システム
において、前記中央装置は、トラブルの種類別にメンテ
ナンスに係る第1情報が予め登録してあるデータベース
と、前記ランドリ機器に生じたトラブルに係るメンテナ
ンスの実施に要した物事についての第2情報を、当該ラ
ンドリ機器にトラブルが発生する都度入力する手段と、
入力した第2情報をランドリ機器に対応して前記データ
ベースに登録する手段と、前記トラブルデータに基づい
て、それを送信したランドリ機器に係る第2情報が前記
データベースに登録されているか否かを判断する手段
と、前記データベースから第1情報及び/又は第2情報
を読み出す手段と、第1情報及び/又は第2情報を表示
する手段と、を備えることを特徴とする。
【0009】
【0010】
【0011】
【作用】第1発明の遠隔管理システムにあっては、中央
装置に備えられたデータベースには、機器に発生するト
ラブルの種類別に、トラブルの発生原因,点検方法及び
処置方法等,メンテナンスに係る第1情報が予め登録し
てある。機器にトラブルが発生する都度、点検によって
解明されたトラブルの発生原因,処置内容,処置に係る
工具,処置に要した時間,担当者等,その機器のメンテ
ナンスの実施に要した物事についての第2情報を、発生
したトラブルの種類,処置の日時等の情報と共に入力
し、それを機器に対応して前記データベースに登録す
る。
装置に備えられたデータベースには、機器に発生するト
ラブルの種類別に、トラブルの発生原因,点検方法及び
処置方法等,メンテナンスに係る第1情報が予め登録し
てある。機器にトラブルが発生する都度、点検によって
解明されたトラブルの発生原因,処置内容,処置に係る
工具,処置に要した時間,担当者等,その機器のメンテ
ナンスの実施に要した物事についての第2情報を、発生
したトラブルの種類,処置の日時等の情報と共に入力
し、それを機器に対応して前記データベースに登録す
る。
【0012】トラブルが発生した機器から中央装置へト
ラブルデータが送信されると、該トラブルデータを送信
した機器について前述した第2情報がデータベースに登
録されているか否かを判断し、登録されていると判断し
た場合、データベースから第1情報と共に又は単独で第
2情報を読み出し、それを表示する。これによって、オ
ペレータは当該機器についてのメンテナンスの履歴を把
握することができ、該履歴に基づいて、当該機器のメン
テナンスに係るきめ細かい指示を作業員に与えることが
できる。また、第3発明のように、乾燥機及び洗濯機等
のランドリ機器にあっては、それぞれのランドリ機器に
適応したきめ細かいメンテナンスを一元的に管理するこ
とができる。
ラブルデータが送信されると、該トラブルデータを送信
した機器について前述した第2情報がデータベースに登
録されているか否かを判断し、登録されていると判断し
た場合、データベースから第1情報と共に又は単独で第
2情報を読み出し、それを表示する。これによって、オ
ペレータは当該機器についてのメンテナンスの履歴を把
握することができ、該履歴に基づいて、当該機器のメン
テナンスに係るきめ細かい指示を作業員に与えることが
できる。また、第3発明のように、乾燥機及び洗濯機等
のランドリ機器にあっては、それぞれのランドリ機器に
適応したきめ細かいメンテナンスを一元的に管理するこ
とができる。
【0013】特に、乾燥機及び洗濯機等のランドリ機器
にあっては、ランドリ機器の種類に応じて、異なる種類
のトラブルが一定の周期で発生する場合、その周期及び
発生するトラブルの種類を把握することができ、トラブ
ルの発生を未然に防止すべくメンテナンスを行うことも
可能になる。
にあっては、ランドリ機器の種類に応じて、異なる種類
のトラブルが一定の周期で発生する場合、その周期及び
発生するトラブルの種類を把握することができ、トラブ
ルの発生を未然に防止すべくメンテナンスを行うことも
可能になる。
【0014】
【実施例】以下本発明をその実施例を示す図面に基づい
て具体的に説明する。図1は本発明に係る遠隔管理シス
テムの構成を示すブロック図であり、図中2はランドリ
店であり、1は複数のランドリ店2,2,…を管理する
管理会社である。ランドリ店2にはシリアル通信に対応
したマイクロコンピュータ8a,8a,…を取付けてある乾
燥機8,8,…又は洗濯機(図示せず)等及びホームバ
スシステム(以後HBSという)に基づくHBS用イン
タフェース(以後I/Fという)9,9,…が設置して
ある。
て具体的に説明する。図1は本発明に係る遠隔管理シス
テムの構成を示すブロック図であり、図中2はランドリ
店であり、1は複数のランドリ店2,2,…を管理する
管理会社である。ランドリ店2にはシリアル通信に対応
したマイクロコンピュータ8a,8a,…を取付けてある乾
燥機8,8,…又は洗濯機(図示せず)等及びホームバ
スシステム(以後HBSという)に基づくHBS用イン
タフェース(以後I/Fという)9,9,…が設置して
ある。
【0015】乾燥機8,8,…に備えられたマイクロコ
ンピュータ8a,8a,…は、コイン投入等の料金入力指示
及びスタート指示によって、乾燥又は洗濯に係る運転を
開始し、回転数センサ,温度センサ等の各センサ8b,8
b,…からの信号に基づいて運転を制御すると共に、料
金入力,スタート指示,回転数,温度等のデータ、及び
料金入力異常,回転数異常,温度異常等のトラブルデー
タをHBS用I/F9,9,…を介して送信するように
なっている。
ンピュータ8a,8a,…は、コイン投入等の料金入力指示
及びスタート指示によって、乾燥又は洗濯に係る運転を
開始し、回転数センサ,温度センサ等の各センサ8b,8
b,…からの信号に基づいて運転を制御すると共に、料
金入力,スタート指示,回転数,温度等のデータ、及び
料金入力異常,回転数異常,温度異常等のトラブルデー
タをHBS用I/F9,9,…を介して送信するように
なっている。
【0016】各HBS用I/F9,9,…は1本のツイ
ストペア線10を介してデータをDTC7に与えるように
なっている。ツイストペア線10はDTC7に備えられた
HBS制御部7bに接続されており、HBS制御部7bは各
乾燥機8,8…からDTC7へのデータの送信を要求す
るコマンドの送信、及び各乾燥機8,8,…からのレス
ポンスを制御している。このコマンド及びレスポンス
は、スタートビット(1ビット),データ(8ビッ
ト),チェックデータ(8ビット)及びストップビット
(1ビット)の18ビットで構成されている。
ストペア線10を介してデータをDTC7に与えるように
なっている。ツイストペア線10はDTC7に備えられた
HBS制御部7bに接続されており、HBS制御部7bは各
乾燥機8,8…からDTC7へのデータの送信を要求す
るコマンドの送信、及び各乾燥機8,8,…からのレス
ポンスを制御している。このコマンド及びレスポンス
は、スタートビット(1ビット),データ(8ビッ
ト),チェックデータ(8ビット)及びストップビット
(1ビット)の18ビットで構成されている。
【0017】HBS制御部7bは、DTC7の動作を制御
するDTC制御部7aとの間で乾燥8,8,…に対するデ
ータ送信要求及び受信データを送受する。DTC制御部
7aには、DTC7が配置されたランドリ店名及び電話番
号等の情報が設定される入力部7c、乾燥機8,8,…か
ら受信したデータを記憶するメモリ7d、及びRS−23
2C等のI/F7gがそれぞれ接続してある。また、HB
S制御部7bには乾燥機8,8,…との通信の優先順位が
定められており、DTC7はHBS制御部7bから所定間
隔毎に各乾燥機8,8,…へ、その優先順位に従ってデ
ータ送信要求を送信し、受信したデータを前記メモリ7d
の所定アドレスに記憶する。
するDTC制御部7aとの間で乾燥8,8,…に対するデ
ータ送信要求及び受信データを送受する。DTC制御部
7aには、DTC7が配置されたランドリ店名及び電話番
号等の情報が設定される入力部7c、乾燥機8,8,…か
ら受信したデータを記憶するメモリ7d、及びRS−23
2C等のI/F7gがそれぞれ接続してある。また、HB
S制御部7bには乾燥機8,8,…との通信の優先順位が
定められており、DTC7はHBS制御部7bから所定間
隔毎に各乾燥機8,8,…へ、その優先順位に従ってデ
ータ送信要求を送信し、受信したデータを前記メモリ7d
の所定アドレスに記憶する。
【0018】DTC7はモデム等の回線制御/データ送
受信装置6,公衆回線5及び管理会社1側の回線制御/
データ送受信装置4を介してパーソナルコンピュータを
用いてなる中央装置3に備えられたI/F3dに接続され
ている。この回線制御/データ送受信装置6と回線制御
/データ送受信装置4との間の通信は、MNP5のエラ
ー訂正・データ圧縮方式に基づいて行われている。また
管理会社1側の回線制御/データ送受信装置4及びラン
ドリ店側の回線制御/データ送受信装置6には電話機1
1,12がそれぞれ接続してあり、通話連絡用に使用す
る。
受信装置6,公衆回線5及び管理会社1側の回線制御/
データ送受信装置4を介してパーソナルコンピュータを
用いてなる中央装置3に備えられたI/F3dに接続され
ている。この回線制御/データ送受信装置6と回線制御
/データ送受信装置4との間の通信は、MNP5のエラ
ー訂正・データ圧縮方式に基づいて行われている。また
管理会社1側の回線制御/データ送受信装置4及びラン
ドリ店側の回線制御/データ送受信装置6には電話機1
1,12がそれぞれ接続してあり、通話連絡用に使用す
る。
【0019】中央装置3には、CRT等の表示装置3b,
キーボード等の入力装置3c及びCPU等の制御装置3a等
が備えられており、売上金額要求,運転状態要求等のデ
ータ送信要求を入力装置3cから入力すると制御装置3a
は、I/F3d及び回線制御/データ送受信装置4,公衆
回線5及び回線制御/データ送受信装置6を介してラン
ドリ店2のDTC7へそれを送信し、回線制御/データ
送受信装置4に着信したDTC7からのデータをI/F
3dを介して読み込んで表示装置3dに表示する。
キーボード等の入力装置3c及びCPU等の制御装置3a等
が備えられており、売上金額要求,運転状態要求等のデ
ータ送信要求を入力装置3cから入力すると制御装置3a
は、I/F3d及び回線制御/データ送受信装置4,公衆
回線5及び回線制御/データ送受信装置6を介してラン
ドリ店2のDTC7へそれを送信し、回線制御/データ
送受信装置4に着信したDTC7からのデータをI/F
3dを介して読み込んで表示装置3dに表示する。
【0020】図2は図1中の乾燥機8を示す正面図であ
り、図中、19,20は上,下の乾燥室である。乾燥室19,
20はそれぞれ外槽及びこの外槽内に軸支した回転ドラム
(共に図示せず)を備えており、扉を開閉して被乾燥物
を回転ドラム内に収納するようになっている。上,下の
乾燥室19,20を操作する操作部21には、乾燥室19,20を
動作させるためのコイン投入口27,カード挿入口30及び
投入コインの金額又は残り度数を表示する表示器24、投
入コインを格納するコイン箱31、乾燥室19,20のスター
トボタン25,25、残り時間表示器23,23,作動ランプ2
6,26、並びに乾燥室19,20の運転状況,温度,異常の
有無等を表示する表示器22,22,22等が備えられてい
る。
り、図中、19,20は上,下の乾燥室である。乾燥室19,
20はそれぞれ外槽及びこの外槽内に軸支した回転ドラム
(共に図示せず)を備えており、扉を開閉して被乾燥物
を回転ドラム内に収納するようになっている。上,下の
乾燥室19,20を操作する操作部21には、乾燥室19,20を
動作させるためのコイン投入口27,カード挿入口30及び
投入コインの金額又は残り度数を表示する表示器24、投
入コインを格納するコイン箱31、乾燥室19,20のスター
トボタン25,25、残り時間表示器23,23,作動ランプ2
6,26、並びに乾燥室19,20の運転状況,温度,異常の
有無等を表示する表示器22,22,22等が備えられてい
る。
【0021】図3は図2に示した乾燥器の制御系を示す
ブロック図であり、図中8aはマイクロコンピュータであ
る。マイクロコンピュータ8aの入力ポートには、コイン
スイッチ回路80b からコイン投入信号が、磁気サンサ82
b からコイン詰まり信号が、またマイクロスイッチ81b
からコイン箱異常信号が与えられる。またフレームロッ
ド83b から着失火信号が、回転ドラムへの空気入口に設
けたサーミスタ85b ,回転ドラムからの空気出口に設け
たサーミスタ86b から各温度信号が、ガスバルブセンサ
84b からバルブの開閉信号が、ドラムモータ回転数セン
サ87b 及びファンモータ回転数センサ88b から回転数信
号が、ドラムモータサーミスタ89b 及びファンモータサ
ーミスタ92b から各モータ温度信号がそれぞれ与えられ
る。
ブロック図であり、図中8aはマイクロコンピュータであ
る。マイクロコンピュータ8aの入力ポートには、コイン
スイッチ回路80b からコイン投入信号が、磁気サンサ82
b からコイン詰まり信号が、またマイクロスイッチ81b
からコイン箱異常信号が与えられる。またフレームロッ
ド83b から着失火信号が、回転ドラムへの空気入口に設
けたサーミスタ85b ,回転ドラムからの空気出口に設け
たサーミスタ86b から各温度信号が、ガスバルブセンサ
84b からバルブの開閉信号が、ドラムモータ回転数セン
サ87b 及びファンモータ回転数センサ88b から回転数信
号が、ドラムモータサーミスタ89b 及びファンモータサ
ーミスタ92b から各モータ温度信号がそれぞれ与えられ
る。
【0022】更にマイクロコンピュータ8aの入力ポート
には、ディップスイッチ90からドラム回転数を微調整す
るための設定信号及び利用料金設定信号等が与えられ
る。またリセットスイッチ91から乾燥運転の中止を解除
するリセット信号が、電源回路71から電源が、クロック
発振回路72からクロックがそれぞれ与えられる。
には、ディップスイッチ90からドラム回転数を微調整す
るための設定信号及び利用料金設定信号等が与えられ
る。またリセットスイッチ91から乾燥運転の中止を解除
するリセット信号が、電源回路71から電源が、クロック
発振回路72からクロックがそれぞれ与えられる。
【0023】表1及び表2は異常,その判断基準及び運
転停止手順の一例を示すものである。
転停止手順の一例を示すものである。
【0024】
【表1】
【0025】
【表2】
【0026】例えば、コインが投入されてスタートボタ
ン25が押されると、マイクロコンピュータ8aは乾燥運転
を開始すべく負荷駆動回路70に指令信号を与えて、ドラ
ムモータ,ファンモータを回転駆動させると共に、ガス
バルブを開にしてガスを通流させた後、着火操作を行わ
せる。このとき、着火操作を行ったにも拘らずフレーム
ロッド83b から着火信号が入力ポートに与えられなかっ
た場合、再び着火操作を行う。そして着火操作を連続5
回行ったにも拘らず着火信号が入力されない場合、マイ
クロコンピュータ8aは着火不良が生じたと判断してトラ
ブル検知フラグ8cのE1のビットにフラグをセットする
と共に、即時にガスバルブを閉じ、前記両モータの駆動
を停止するという基本処理を行うことによって乾燥機の
運転を停止する。
ン25が押されると、マイクロコンピュータ8aは乾燥運転
を開始すべく負荷駆動回路70に指令信号を与えて、ドラ
ムモータ,ファンモータを回転駆動させると共に、ガス
バルブを開にしてガスを通流させた後、着火操作を行わ
せる。このとき、着火操作を行ったにも拘らずフレーム
ロッド83b から着火信号が入力ポートに与えられなかっ
た場合、再び着火操作を行う。そして着火操作を連続5
回行ったにも拘らず着火信号が入力されない場合、マイ
クロコンピュータ8aは着火不良が生じたと判断してトラ
ブル検知フラグ8cのE1のビットにフラグをセットする
と共に、即時にガスバルブを閉じ、前記両モータの駆動
を停止するという基本処理を行うことによって乾燥機の
運転を停止する。
【0027】またマイクロコンピュータ8aが乾燥運転モ
ードであるとき、リントフィルタの詰まり等のために回
転ドラムからの空気出口に設けたサーミスタ86b から入
力した温度信号が異常であった場合、マイクロコンピュ
ータ8aはドラム過熱が生じたと判断してトラブル検知フ
ラグ8cのE4のビットにフラグをセットすると共に、ガ
スバルブを閉じて消火した後、残り時間のあいだ前記両
モータを駆動させることによって外気の風を供給し、ド
ラムを冷却して運転停止する。
ードであるとき、リントフィルタの詰まり等のために回
転ドラムからの空気出口に設けたサーミスタ86b から入
力した温度信号が異常であった場合、マイクロコンピュ
ータ8aはドラム過熱が生じたと判断してトラブル検知フ
ラグ8cのE4のビットにフラグをセットすると共に、ガ
スバルブを閉じて消火した後、残り時間のあいだ前記両
モータを駆動させることによって外気の風を供給し、ド
ラムを冷却して運転停止する。
【0028】DTC7はデータ送信要求を乾燥機8,
8,…のマイクロコンピュータ8a,8a,…へ定期的に送
信し、マイクロコンピュータ8a,8a,…から送信された
データをメモリ7dの対応するアドレスに記憶し、管理会
社1の中央装置3からの要求によって記憶したデータを
送信する。またDTC7は、記憶したデータ中に乾燥機
8,8,…に配設してあるセンサからの異常又は料金盗
難等のトラブルデータが含まれている場合は、公衆回線
5を介して管理会社1の中央装置3へ発呼し、回線が結
ばれるの待ってトラブルデータを送信する。
8,…のマイクロコンピュータ8a,8a,…へ定期的に送
信し、マイクロコンピュータ8a,8a,…から送信された
データをメモリ7dの対応するアドレスに記憶し、管理会
社1の中央装置3からの要求によって記憶したデータを
送信する。またDTC7は、記憶したデータ中に乾燥機
8,8,…に配設してあるセンサからの異常又は料金盗
難等のトラブルデータが含まれている場合は、公衆回線
5を介して管理会社1の中央装置3へ発呼し、回線が結
ばれるの待ってトラブルデータを送信する。
【0029】中央装置3の制御装置3aはDTC7が送信
したトラブルデータを受信すると、受信したトラブルデ
ータに基づいて、当該ランドリ店名,トラブルが発生し
た機種名,トラブルコード(表1,2参照)を表示装置
3bに表示する。制御装置3aは、例えば次の表3,表4,
表5及び表6に示した如く、トラブルの発生原因,点検
方法及び処置等の第1情報がトラブルコードに応じて初
期登録してあるデータベース3eを備えており、オペレー
タが表示装置3bに表示されたトラブルコードの初期登録
データの表示要求を入力装置3cから入力すると、制御装
置3aはデータベース3eからそのトラブルコードに係る初
期登録データを読み込んで、それを表示装置3bに表示す
る。
したトラブルデータを受信すると、受信したトラブルデ
ータに基づいて、当該ランドリ店名,トラブルが発生し
た機種名,トラブルコード(表1,2参照)を表示装置
3bに表示する。制御装置3aは、例えば次の表3,表4,
表5及び表6に示した如く、トラブルの発生原因,点検
方法及び処置等の第1情報がトラブルコードに応じて初
期登録してあるデータベース3eを備えており、オペレー
タが表示装置3bに表示されたトラブルコードの初期登録
データの表示要求を入力装置3cから入力すると、制御装
置3aはデータベース3eからそのトラブルコードに係る初
期登録データを読み込んで、それを表示装置3bに表示す
る。
【0030】
【表3】
【0031】
【表4】
【0032】
【表5】
【0033】
【表6】
【0034】一方、トラブルが発生する都度、メインテ
ナンスで行った点検項目,トラブルの発生原因,実際に
行った処置方法,処置に使用した工具及び担当者等,実
際のメンテナンスに要した物事についての第2情報をト
ラブルが生じた乾燥機8に対応して追加データとして入
力装置3cから入力し、それをデータベース3eに登録する
ようになっており、オペレータが表示装置3bに表示され
たランドリ機器8の追加データの表示要求を入力装置3c
から入力すると、制御装置3aはデータベース3eにその乾
燥機8に係る追加登録データが登録されているか否か、
つまり過去にトラブルが生じたか否かを判断し、登録さ
れている場合、それを読み込んで、追加データを表示装
置3bに表示する。
ナンスで行った点検項目,トラブルの発生原因,実際に
行った処置方法,処置に使用した工具及び担当者等,実
際のメンテナンスに要した物事についての第2情報をト
ラブルが生じた乾燥機8に対応して追加データとして入
力装置3cから入力し、それをデータベース3eに登録する
ようになっており、オペレータが表示装置3bに表示され
たランドリ機器8の追加データの表示要求を入力装置3c
から入力すると、制御装置3aはデータベース3eにその乾
燥機8に係る追加登録データが登録されているか否か、
つまり過去にトラブルが生じたか否かを判断し、登録さ
れている場合、それを読み込んで、追加データを表示装
置3bに表示する。
【0035】図4,図5及び図6は本発明に係る遠隔管
理システムの中央装置3における制御手順を示すフロー
チャートである。中央装置3は、ランドリ店2に配設し
たDTC7からのトラブルデータを受信したか否かを判
断する(ステップS1)。トラブルデータを受信したと
判断すると、中央装置3は、受信したトラブルデータに
基づいて、表示装置3bにトラブル通報画面を表示させる
(ステップS2)。
理システムの中央装置3における制御手順を示すフロー
チャートである。中央装置3は、ランドリ店2に配設し
たDTC7からのトラブルデータを受信したか否かを判
断する(ステップS1)。トラブルデータを受信したと
判断すると、中央装置3は、受信したトラブルデータに
基づいて、表示装置3bにトラブル通報画面を表示させる
(ステップS2)。
【0036】図7はトラブル通報画面を説明する説明図
である。トラブル通報画面は、図7の如く、他の表示画
面中に割り込んで表示され、トラブルが発生した旨,そ
の機種,及び発生したトラブルコード等が表示される。
また、画面下部にはトラブルの詳細を示す次画面を表示
させるための「詳細」のキー領域、及び現在の画面を閉
じてトラブル通報画面の前の画面を表示させるための
「閉じる」のキー領域が設けてある。
である。トラブル通報画面は、図7の如く、他の表示画
面中に割り込んで表示され、トラブルが発生した旨,そ
の機種,及び発生したトラブルコード等が表示される。
また、画面下部にはトラブルの詳細を示す次画面を表示
させるための「詳細」のキー領域、及び現在の画面を閉
じてトラブル通報画面の前の画面を表示させるための
「閉じる」のキー領域が設けてある。
【0037】トラブル発生画面が表示されると、中央装
置3はその画面において「詳細」が選択されたか否かを
判断し(ステップS3)、「詳細」が選択された場合、
トラブル詳細モニタメニュー画面を表示する(ステップ
S6)。一方、「詳細」が選択されない場合、中央装置
3はトラブル発生画面で「閉じる」が選択されるまで待
機し(ステップS4)、「閉じる」が選択されると元の
画面を表示装置3bに表示させる(ステップS5)。
置3はその画面において「詳細」が選択されたか否かを
判断し(ステップS3)、「詳細」が選択された場合、
トラブル詳細モニタメニュー画面を表示する(ステップ
S6)。一方、「詳細」が選択されない場合、中央装置
3はトラブル発生画面で「閉じる」が選択されるまで待
機し(ステップS4)、「閉じる」が選択されると元の
画面を表示装置3bに表示させる(ステップS5)。
【0038】図8は前述したトラブル詳細モニタメニュ
ー画面を説明する説明図である。トラブル詳細モニタメ
ニュー画面は、図8に示した如く、トラブルが発生した
ランドリ店名の下に、マトリックス状に配列した複数の
ブロックが表示されており、該ブロックの内、当該ラン
ドリ店2の乾燥機8,8,…の配置に対応する位置のブ
ロックが彩色されている。そして、トラブルが発生した
乾燥機8の配置に対応する位置のブロックが点滅してい
る。
ー画面を説明する説明図である。トラブル詳細モニタメ
ニュー画面は、図8に示した如く、トラブルが発生した
ランドリ店名の下に、マトリックス状に配列した複数の
ブロックが表示されており、該ブロックの内、当該ラン
ドリ店2の乾燥機8,8,…の配置に対応する位置のブ
ロックが彩色されている。そして、トラブルが発生した
乾燥機8の配置に対応する位置のブロックが点滅してい
る。
【0039】このブロック群の左側には、点滅している
ブロックに係る乾燥機8の機器ナンバ,機種名等と共に
トラブルの発生日時が表示されており、これらの下方に
はトラブルコード及びトラブルの内容が表示されてい
る。更に、画面下部には表示画面を紙面に印刷するため
の「印刷」のキー領域,故障診断を示す次の画面を表示
するための「故障診断」のキー領域,前述した「閉じ
る」のキー領域が設けてある。
ブロックに係る乾燥機8の機器ナンバ,機種名等と共に
トラブルの発生日時が表示されており、これらの下方に
はトラブルコード及びトラブルの内容が表示されてい
る。更に、画面下部には表示画面を紙面に印刷するため
の「印刷」のキー領域,故障診断を示す次の画面を表示
するための「故障診断」のキー領域,前述した「閉じ
る」のキー領域が設けてある。
【0040】中央装置3は、トラブル詳細モニタメニュ
ー画面において「故障診断」が選択されたか否かを判断
し(ステップS7)、他のメニューが選択されたと判断
すると、そのメニューを実行し(ステップS8)、ステ
ップS15へ移る。一方、「故障診断」が選択されたと判
断すると、中央装置3は、その乾燥機8について当該ト
ラブルコードに係る追加データがデータベース3eに登録
されているか否かを判断し(ステップS9)、追加デー
タが登録されていないと判断すると、データベース3eか
ら初期登録データを読み込み、初期登録データ表示画面
として表示し(ステップS10)てステップS15へ移る。
また、追加登録データが登録されていると判断すると、
中央装置3は、データベース3eから追加登録データを読
み込み、初期登録データ表示画面に追加データの有無を
表示した追加登録データ有無表示画面を表示する(ステ
ップS11)。
ー画面において「故障診断」が選択されたか否かを判断
し(ステップS7)、他のメニューが選択されたと判断
すると、そのメニューを実行し(ステップS8)、ステ
ップS15へ移る。一方、「故障診断」が選択されたと判
断すると、中央装置3は、その乾燥機8について当該ト
ラブルコードに係る追加データがデータベース3eに登録
されているか否かを判断し(ステップS9)、追加デー
タが登録されていないと判断すると、データベース3eか
ら初期登録データを読み込み、初期登録データ表示画面
として表示し(ステップS10)てステップS15へ移る。
また、追加登録データが登録されていると判断すると、
中央装置3は、データベース3eから追加登録データを読
み込み、初期登録データ表示画面に追加データの有無を
表示した追加登録データ有無表示画面を表示する(ステ
ップS11)。
【0041】図9は初期登録データ表示画面を説明する
説明図である。図9の如く、初期登録データ表示画面に
は、当該トラブルコードに係る複数の点検項目及びそれ
に対応する処置方法(表3〜6参照)が表示される。ま
た、点検項目及び処置方法の表示領域の左側には、機器
ナンバ,機種名,トラブルコード,発生日時等が表示さ
れており、画面下部には前述した「閉じる」,「印刷」
のキー領域,及び1つ前の画面を表示させる「戻る」の
キー領域が設けてある。
説明図である。図9の如く、初期登録データ表示画面に
は、当該トラブルコードに係る複数の点検項目及びそれ
に対応する処置方法(表3〜6参照)が表示される。ま
た、点検項目及び処置方法の表示領域の左側には、機器
ナンバ,機種名,トラブルコード,発生日時等が表示さ
れており、画面下部には前述した「閉じる」,「印刷」
のキー領域,及び1つ前の画面を表示させる「戻る」の
キー領域が設けてある。
【0042】図10は追加登録データ有無表示画面を説明
する説明図である。図10の如く、追加登録データ有無表
示画面には、前述した初期登録データ表示画面と略同じ
項目が表示されており、各点検項目に対応してトラブル
データ(追加登録データ)の有無が表示されている。ま
た、画面下部には、前述した「戻る」,「印刷」,「閉
じる」のキー領域の他に、追加登録データをその登録日
時の順に編集して表示させる要求を入力する「登録日付
順表示」のキー領域,及び追加登録データをその発生件
数の順に編集して表示させる要求を入力する「発生件数
順表示」のキー領域が設けてある。
する説明図である。図10の如く、追加登録データ有無表
示画面には、前述した初期登録データ表示画面と略同じ
項目が表示されており、各点検項目に対応してトラブル
データ(追加登録データ)の有無が表示されている。ま
た、画面下部には、前述した「戻る」,「印刷」,「閉
じる」のキー領域の他に、追加登録データをその登録日
時の順に編集して表示させる要求を入力する「登録日付
順表示」のキー領域,及び追加登録データをその発生件
数の順に編集して表示させる要求を入力する「発生件数
順表示」のキー領域が設けてある。
【0043】中央装置3は、追加登録データ有無表示画
面において、「登録日付順表示」が選択されたか否かを
判断し(ステップS12)、選択されたと判断すると、デ
ータベース3eから読み込んだ追加登録データをその登録
日時に基づいてソートし、トラブルデータ詳細画面とし
て表示装置3bに表示させる(ステップS13)。また、登
録日付順表示が選択されていない場合、中央装置3は、
発生件数順表示が選択されたか否かを判断し(ステップ
S14)、それが選択されたと判断すると、そのトラブル
コードにおける発生原因の多い順にソートし、トラブル
データ詳細画面として表示装置3bに表示させる(ステッ
プS15)。一方、ステップS14で発生件数順表示が選択
されていないと判断すると、中央装置3は後述する他の
処理が選択されたか否かを判断し(ステップS16)、そ
れが選択されたと判断すると、選択された他の処理を行
う(ステップS17)。
面において、「登録日付順表示」が選択されたか否かを
判断し(ステップS12)、選択されたと判断すると、デ
ータベース3eから読み込んだ追加登録データをその登録
日時に基づいてソートし、トラブルデータ詳細画面とし
て表示装置3bに表示させる(ステップS13)。また、登
録日付順表示が選択されていない場合、中央装置3は、
発生件数順表示が選択されたか否かを判断し(ステップ
S14)、それが選択されたと判断すると、そのトラブル
コードにおける発生原因の多い順にソートし、トラブル
データ詳細画面として表示装置3bに表示させる(ステッ
プS15)。一方、ステップS14で発生件数順表示が選択
されていないと判断すると、中央装置3は後述する他の
処理が選択されたか否かを判断し(ステップS16)、そ
れが選択されたと判断すると、選択された他の処理を行
う(ステップS17)。
【0044】図11はトラブルデータ詳細画面を説明する
説明図である。図11の如く、トラブルデータ詳細画面の
上部には、前述した追加登録データ有無表示画面に表示
された機種名,トラブルコード,トラブル内容,点検項
目及び処置方法が表示してある。これらの下方に、製造
ナンバ,修理日時,処置時間,原因,必要道具及び担当
者の項目が横一列に表示してあり、各項目の下には対応
するデータが表示されている。また、画面下部には、前
述した「戻る」,「印刷」及び「閉じる」のキー領域が
設けてある。前述した如く、前画面で「登録日付順表
示」が選択されている場合は、修理日時の項が例えば前
回修理した日時から順次過去の日時が表示され、これに
対応して他の項目のデータが表示される。また、前画面
で「発生件数順表示」が選択されている場合は、原因の
項目が発生した件数の多い順に表示され、これに対応し
て他のデータが表示される。
説明図である。図11の如く、トラブルデータ詳細画面の
上部には、前述した追加登録データ有無表示画面に表示
された機種名,トラブルコード,トラブル内容,点検項
目及び処置方法が表示してある。これらの下方に、製造
ナンバ,修理日時,処置時間,原因,必要道具及び担当
者の項目が横一列に表示してあり、各項目の下には対応
するデータが表示されている。また、画面下部には、前
述した「戻る」,「印刷」及び「閉じる」のキー領域が
設けてある。前述した如く、前画面で「登録日付順表
示」が選択されている場合は、修理日時の項が例えば前
回修理した日時から順次過去の日時が表示され、これに
対応して他の項目のデータが表示される。また、前画面
で「発生件数順表示」が選択されている場合は、原因の
項目が発生した件数の多い順に表示され、これに対応し
て他のデータが表示される。
【0045】なお、中央装置3は各項目のデータ表示に
続いて、初期登録データを表示するようにしてある。こ
れによって、活用頻度が少ない初期登録データより先
に、当該ランドリ機器に実際に生じたトラブルに応じて
構成され、活用頻度が高い追加登録データが表示され
る。従って、オペレータの検索効率が向上する。一方、
スクロール操作を行うことによって初期登録データを必
要に応じて表示させることができる。
続いて、初期登録データを表示するようにしてある。こ
れによって、活用頻度が少ない初期登録データより先
に、当該ランドリ機器に実際に生じたトラブルに応じて
構成され、活用頻度が高い追加登録データが表示され
る。従って、オペレータの検索効率が向上する。一方、
スクロール操作を行うことによって初期登録データを必
要に応じて表示させることができる。
【0046】中央装置3は、各表示画面において「閉じ
る」のキー領域が選択された否かによって、トラブル詳
細モニタを終了するか否かを判断し(ステップS18)、
「閉じる」のキー領域が選択されてトラブル詳細モニタ
を終了すると判断すると、トラブル通報画面を表示する
前の画面を表示し(ステップS19)てステップS1に戻
る。
る」のキー領域が選択された否かによって、トラブル詳
細モニタを終了するか否かを判断し(ステップS18)、
「閉じる」のキー領域が選択されてトラブル詳細モニタ
を終了すると判断すると、トラブル通報画面を表示する
前の画面を表示し(ステップS19)てステップS1に戻
る。
【0047】ステップS1において、中央装置3は、D
TC7からの新たなトラブルデータを受信していないと
判断すると、今回生じたトラブルに係るメンテナンスに
よって得られたデータを追加登録データに追加登録すべ
く、追加登録メニューが選択されたか否かを判断し(ス
テップS20)、それが選択されたと判断すると、トラブ
ルデータ入力画面を表示する(ステップS21)。
TC7からの新たなトラブルデータを受信していないと
判断すると、今回生じたトラブルに係るメンテナンスに
よって得られたデータを追加登録データに追加登録すべ
く、追加登録メニューが選択されたか否かを判断し(ス
テップS20)、それが選択されたと判断すると、トラブ
ルデータ入力画面を表示する(ステップS21)。
【0048】図12はトラブルデータ入力画面を説明する
説明図である。図12の如く、トラブルデータ入力画面の
上部にはトラブルデータを送信した機種名,トラブルコ
ード及びトラブル内容が表示されている。これらの下方
には、製造ナンバ,修理時間等の項目が表示してあり、
各項目に応じて、オペレータがデータを入力するように
なっている。また、画面下部には、前述した「戻る」及
び「印刷」のキー領域と共に、入力したデータをデータ
ベース3eに登録するための「登録」のキー領域、及びデ
ータベース3eに登録してある初期登録データ及び追加登
録データを検索するための「トラブルデータ検索」のキ
ー領域が設けてある。
説明図である。図12の如く、トラブルデータ入力画面の
上部にはトラブルデータを送信した機種名,トラブルコ
ード及びトラブル内容が表示されている。これらの下方
には、製造ナンバ,修理時間等の項目が表示してあり、
各項目に応じて、オペレータがデータを入力するように
なっている。また、画面下部には、前述した「戻る」及
び「印刷」のキー領域と共に、入力したデータをデータ
ベース3eに登録するための「登録」のキー領域、及びデ
ータベース3eに登録してある初期登録データ及び追加登
録データを検索するための「トラブルデータ検索」のキ
ー領域が設けてある。
【0049】トラブルデータ入力画面に表示された各項
目にオペレータがデータを入力して登録が選択される
と、中央装置3はそれを判断し(ステップS22)、入力
されたデータをデータベース3eに追加登録する(ステッ
プS23)。一方、ステップS20において追加登録メニュ
ーが選択されていないと判断すると、更に中央装置3
は、トラブルデータ検索メニューが選択されたか否かを
判断し(ステップS24)、それが選択されたと判断する
と、所定のトラブルデータ検索メニューを実行する(ス
テップS25)。一方、トラブルデータ検索メニューが選
択されていないと判断すると、中央装置3は他の処理が
選択されたと判断し、選択された他の処理を実行する
(ステップS26)。
目にオペレータがデータを入力して登録が選択される
と、中央装置3はそれを判断し(ステップS22)、入力
されたデータをデータベース3eに追加登録する(ステッ
プS23)。一方、ステップS20において追加登録メニュ
ーが選択されていないと判断すると、更に中央装置3
は、トラブルデータ検索メニューが選択されたか否かを
判断し(ステップS24)、それが選択されたと判断する
と、所定のトラブルデータ検索メニューを実行する(ス
テップS25)。一方、トラブルデータ検索メニューが選
択されていないと判断すると、中央装置3は他の処理が
選択されたと判断し、選択された他の処理を実行する
(ステップS26)。
【0050】
【発明の効果】以上詳述した如く第1発明に係る遠隔管
理システムにあっては、オペレータはトラブルが発生し
た機器(ランドリ機器)についてのメンテナンスの履歴
を把握することができ、該履歴に基づいて、当該機器の
メンテナンスに係るきめ細かい指示を作業員に与えるこ
とができる。従って、作業員は的確なメンテナンス作業
を効率的に行うことができる。
理システムにあっては、オペレータはトラブルが発生し
た機器(ランドリ機器)についてのメンテナンスの履歴
を把握することができ、該履歴に基づいて、当該機器の
メンテナンスに係るきめ細かい指示を作業員に与えるこ
とができる。従って、作業員は的確なメンテナンス作業
を効率的に行うことができる。
【0051】
【図1】本発明に係る遠隔制御装置の構成を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図2】図1中の乾燥機を示す正面図である。
【図3】図2に示した乾燥器の制御系を示すブロック図
である。
である。
【図4】本発明に係る遠隔管理システムの中央装置にお
ける制御手順を示すフローチャートである。
ける制御手順を示すフローチャートである。
【図5】本発明に係る遠隔管理システムの中央装置にお
ける制御手順を示すフローチャートである。
ける制御手順を示すフローチャートである。
【図6】本発明に係る遠隔管理システムの中央装置にお
ける制御手順を示すフローチャートである。
ける制御手順を示すフローチャートである。
【図7】トラブル通報画面を説明する説明図である。
【図8】トラブル詳細モニタメニュー画面を説明する説
明図である。
明図である。
【図9】初期登録データ表示画面を説明する説明図であ
る。
る。
【図10】追加登録データ有無表示画面を説明する説明
図である。
図である。
【図11】トラブルデータ詳細画面を説明する説明図で
ある。
ある。
【図12】トラブルデータ入力画面を説明する説明図で
ある。
ある。
1 管理会社 2 ランドリ店 3 中央装置 3a 制御装置 3b 表示装置 3c 入力装置 3e データベース 5 公衆回線 7 データコントローラ(DTC) 8 乾燥機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−30653(JP,A) 特開 平5−113701(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04M 11/00 - 11/10 H04Q 9/00 - 9/16
Claims (1)
- 【請求項1】複数のセンサからのデータに基づいて、そ
の運転が制御されると共にトラブルを検出してトラブル
データを送信するランドリ機器と、該ランドリ機器とは
離隔して配置してあり、ランドリ機器から送信されたト
ラブルデータに基づいて前記ランドリ機器を遠隔管理す
る中央装置とを備える遠隔管理システムにおいて、 前記中央装置は、 トラブルの種類別にメンテナンスに係る第1情報が予め
登録してあるデータベースと、前記ランドリ機器に生じたトラブルに係るメンテナンス
の実施に要した物事についての第2情報を、当該ランド
リ機器にトラブルが発生する都度 入力する手段と、 入力した第2情報をランドリ機器に対応して前記データ
ベースに登録する手段と、 前記トラブルデータに基づいて、それを送信したランド
リ機器に係る第2情報が前記データベースに登録されて
いるか否かを判断する手段と、 前記データベースから第1情報及び/又は第2情報を読
み出す手段と、 第1情報及び/又は第2情報を表示する手段と、 を備えることを特徴とする遠隔管理システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12189495A JP3276805B2 (ja) | 1995-05-19 | 1995-05-19 | 遠隔管理システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12189495A JP3276805B2 (ja) | 1995-05-19 | 1995-05-19 | 遠隔管理システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08317072A JPH08317072A (ja) | 1996-11-29 |
JP3276805B2 true JP3276805B2 (ja) | 2002-04-22 |
Family
ID=14822545
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12189495A Expired - Fee Related JP3276805B2 (ja) | 1995-05-19 | 1995-05-19 | 遠隔管理システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3276805B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3953282B2 (ja) * | 2001-02-27 | 2007-08-08 | 株式会社藤商事 | 遊技機の故障診断システム |
JP4562719B2 (ja) * | 2006-11-20 | 2010-10-13 | 株式会社藤商事 | 故障診断システム |
JP5164664B2 (ja) * | 2008-05-12 | 2013-03-21 | 三菱電機株式会社 | 浴室換気乾燥暖房システム |
KR20100112948A (ko) * | 2009-04-10 | 2010-10-20 | 엘지전자 주식회사 | 가전기기 진단시스템 및 그 진단방법 |
JP6998283B2 (ja) * | 2018-09-25 | 2022-01-18 | 日立グローバルライフソリューションズ株式会社 | 洗濯機システムおよび洗濯機システムの制御方法 |
-
1995
- 1995-05-19 JP JP12189495A patent/JP3276805B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08317072A (ja) | 1996-11-29 |
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