JP6998283B2 - 洗濯機システムおよび洗濯機システムの制御方法 - Google Patents
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Description
しかし、洗濯乾燥機は、運転中の衣類等の状態により、決められた工程と異なる動作を実行することがある。また、運転時間が変わったりする場合がある。例えば、水道水の流量が少ないため、給水時間が長くなり運転時間が延びる場合である。
(実施形態)
以下、本発明を実施するための形態(以下「実施形態」という)について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下では、横又は斜めに配置されたドラム内に投入された洗濯物の、洗濯、すすぎ、脱水、乾燥を行うことができる洗濯機(いわゆる、ドラム式の洗濯乾燥機)を例に挙げて説明するが、縦に配置された洗濯槽内に投入された洗濯物の、洗濯、すすぎ、脱水、乾燥を行うことができる洗濯機(縦型の洗濯乾燥機)や、縦型の全自動洗濯機など各種様々な洗濯機に適用することができる。
図1に示すように、家電システム(洗濯システム)Sは、インターネット200上に、サービスを提供するサーバ(商用サーバ)201、サーバ201に連携して能動的に情報を取得してユーザのスマートホン300に通知するPush通知サーバ202を有する。サーバ201およびPush通知サーバ202は、LTE/3G網などの通信キャリア網(固定網)203を経由して宅外のスマートホン300(携帯情報端末)に接続する。
記憶部120は、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)などの不揮発性メモリからなり、制御部110が用いる各種データおよびプログラムなどを記憶する。
記憶部120の不揮発領域(例えばEEPROM)は、例えばサーバ201からダウンロードした運転コースを複数記憶する。
表示部140は、ドラム式洗濯機100の動作状況を、操作表示部10aの各種LED、7セグメントディスプレイなどの発光状態により表示する。
図2に示すように、ドラム式洗濯機100は、運転見直し情報出力部111(運転工程検出手段)と、通信データ解析処理部112(運転変更情報発信手段)と、通信データ作成処理部113(送信手段)と、通信データ送信処理部114(送信手段)と、を備える。
運転見直し情報出力部111は、洗濯の運転工程が予定と異なることを検出し、運転見直し情報を通信データ作成処理部113に出力する。
通信データ作成処理部113は、運転見直し情報出力部111から運転見直しがあった場合、通信データ解析処理部112の解析結果をもとに、外部(スマートホン300)に送信する通信データを作成する。
通信データ送信処理部114は、作成された通信データを外部(スマートホン300)に動作情報応答として送信する。
また、通信データ作成処理部113および通信データ送信処理部114は、運転変更情報の説明の返信時、記憶部120(図1参照)に格納された運転工程の詳細情報をもとに、当該説明の説明文をあわせて詳細情報応答として返信する。
表示データ作成処理部310は、通信データ解析処理部312による解析結果をもとに、i詳細情報テーブル311を参照して、スマートホンディスプレイ302に表示する表示データを作成する。また、表示データ作成処理部310は、通信データ解析処理部312から動作情報応答を受付け、この動作情報応答を受信通信データ送信処理部313に動作情報要求として送る。
i詳細情報テーブル311は、スマートホンディスプレイ302に表示するi詳細情報をあらかじめ格納する。i詳細情報テーブル311に、i詳細情報をあらかじめ格納しておくことで、ドラム式洗濯機100との間の通信データ量を削減することができる。
通信データ送信処理部313は、表示データ作成処理部310から送られた動作情報要求をドラム式洗濯機100に送信する。具体的には、通信データ送信処理部313は、運転変更情報に関する動作情報要求を受付け、インフォメーションマークについての詳細情報の問合せをドラム式洗濯機100に送信する。
スマートホンディスプレイ302は、表示データ作成処理部310により作成された表示データを表示する。スマートホンディスプレイ302は、運転変更情報を受信したときに、インフォメーションマークを表示画面に表示する。スマートホンディスプレイ302は、ドラム式洗濯機100からの問合せの応答に基づいて、運転の工程変更に関する詳細情報を表示する。
筐体2は、鋼板と樹脂成型品とが組み合わされ、ベースBの上に取り付けられ形成されている。筐体1は、左右の側板1a、前面カバー1b、背面カバー1c、上面カバー1d、下部前面カバー1eで構成されている。左右の側板1aは、コの字型の図示しない上補強材、前補強材、後補強材で結合されている。これにより、ベースBを含めた箱状の筐体1が構成され、筐体として十分な強度を有している。
図4は、全点灯状態の操作パネル10を示す平面図である。
操作パネル10は、ドラム式洗濯機100の使用に際して、使用者が操作するとともに運転状態を表示する機能を有する。
操作パネル10は、カバー部材50、印字シート60、発光素子のLED(Light Emitting Diode:発光ダイオード)、7セグメントディスプレイなどで構成されている。操作パネル10は、LEDなどの発光素子、7セグメントディスプレイで、文字や数字などを発光させ表示する。
カバー部材50は、印字部と光透過印字部とが形成された印字シート60を、透明な樹脂で形成されたカバー部材50の表面に一体成型することなどによって構成されている。
操作パネル10は、操作表示部10aを備える。
操作表示部10aは、電源ボタン10vと、基本設定部11と、ダウンロードコース部12と、詳細設定・状態表示部13と、リモート部14と、を有する。
基本設定部11は、平面視で凸凹(出っ張り)がない、まとまった島状の形状、例えば略矩形状に形成されている。
ダウンロードコース部12は、基本設定部11の拡張機能としての位置づけから、基本設定部11の操作ボタン(11a~11f)と並ぶように配置している。
詳細設定・状態表示部13は、基本設定部11およびダウンロードコース部12と同様に、凸凹(出っ張り)がない、まとまった島状の形状、例えば略矩形状に形成されている。
基本設定部11およびダウンロードコース部12と、詳細設定・状態表示部13とは、互いに入り組まないまとまった形状に形成されている。
基本設定部11およびダウンロードコース部12と、詳細設定・状態表示部13とは、ダウンロードコース12が基本設定部11の中に入っているものの、全体として、互いに入り組まないまとまった形状に形成されている。
電源ボタン10vは、操作表示部10aの右上に配置されている。
電源ボタン10vの下には、基本設定部11に含まれるドアロックボタン11bとその押下状態を示すLED11blが配設されている。
ドアロックボタン11bは、運転停止時にドア4をロックするボタンである。ドアロックボタン11bは運転停止時に所定時間押下し続けることで、ドア4がロックされ、またはロックが解除される。ドア4のロック/ロック解除は、LED11blの点灯/非点灯により確認できる。
追加機能ボタンのドアロックボタン11bは、一番目立たない色または彩度が低い色、明度が低い色が背景色に使用される。
電源ボタン10vの左側、かつ、予約時間・残時間・洗剤量表示部15の右側には、基本設定部11の追加機能ボタンである予約ボタン11cが配設されている。
電源ボタン10vは、操作表示部10aの右上に配置されている。
電源ボタン10vの下には、基本設定部11に含まれるドアロックボタン11bとその押下状態を示すLED11blが配設されている。
ドアロックボタン11bは、運転停止時にドア4をロックするボタンである。ドアロックボタン11bは運転停止時に所定時間押下し続けることで、ドア4がロックされ、またはロックが解除される。ドア4のロック/ロック解除は、LED11blの点灯/非点灯により確認できる。
追加機能ボタンのドアロックボタン11bは、一番目立たない色または彩度が低い色、明度が低い色が背景色に使用される。
電源ボタン10vの左側、かつ、予約時間・残時間・洗剤量表示部15の右側には、基本設定部11の追加機能ボタンである予約ボタン11cが配設されている。
基本設定部11の操作ボタン(11a~11f)は、1機能1操作ボタンとする。
基本設定部11は、右端に、スタート・一時停止ボタン11aとその押下状態を示すLED11alが配設される。なお、基本設定部11において、ドアロックボタン11b,予約ボタン11cは前記して説明しているので、ここでの説明を省略する。
スタート・一時停止ボタン11aは、運転のスタート時または運転中に一時停止する場合に押下されるボタンである。スタート・一時停止ボタン11aは、使用頻度が高いので、基本設定部11の右端に配置されるとともに、そのベース部は、操作パネル10において操作ボタンのうちで一番目立つ色または彩度が一番高い色、例えば赤系の色や青系の色などが使用される。
スタート・一時停止ボタン11aは、基本設定部11において、使用者が操作する頻度が一番高いボタンであり、彩度や明度によって一番目立つ色とされる。また、使用者が操作する頻度が二番目に高い基本の運転コースの洗濯ボタン11d、洗→乾ボタン11e、乾燥ボタン11f、およびダウンロードコースボタン12aが彩度や明度で二番目に目立つ色とされる。
図4に示すように、ダウンロードコース部12は、ダウンロードコース選択スイッチであるダウンロードコースボタン12aと、その上部にダウンロードコースボタン12aの押下(ダウンロードコース選択状態)を示すLED12a1と、を備える。
ダウンロードコースボタン12aは、記憶部120の不揮発領域に記憶された複数の前記運転コースのうちいずれかをユーザに選択させる。
本実施形態では、ダウンロードコース部12は、基本設定部11の拡張機能としての位置づけから、基本設定部11の操作ボタン(11d、11e、11f)と並ぶように配置しているが、基本設定部11とは独立する形で配置してもよい。
詳細設定・状態表示部13の操作ボタン(13a~13h)は、基本設定部11の操作ボタン(11a~11f)と同様に、1機能1操作ボタンとする。
詳細設定・状態表示部13のベースは、使わない時は目立たず、使う時の発光素子、例えばLEDの表示の視認性が良くなるように、操作パネル10のうちの一番目立たない色または一番彩度が低い色、例えば暗色の黒色が使用される。
詳細設定・状態表示部13は、追加機能ボタンのドアロックボタン11bより暗い、さらに目立たない色または彩度が低い色が使用される。
詳細設定・状態表示部13は、左から右へ順に、AIボタン13f、乾燥/乾き具合ボタン13g、お湯取りボタン13h、温水ミストボタン13a、洗いボタン13b、すすぎボタン13c、脱水ボタン13d、乾燥ボタン13eが横方向に配設されている。
詳細設定・状態表示部13の操作ボタン(13a~13h)のうち、操作ボタン(13a~13e)は、詳細設定・状態表示部13のなかでも、基本設定部11の操作ボタンの基本操作に近い機能を有する。このため、この操作ボタン(13a~13e)は、基本設定部11の操作ボタンに近づけて配置している。
すすぎボタン13cは、すすぎを何回行うかを、押下を繰り返し設定し、選択されたモードが点灯表示される。
詳細状態表示部13jは、“水栓開確認”、“泡消し運転中”などが表示され、警報する必要があるものや所要のものが表示される。詳細状態表示部13jの各表示は、LEDを点灯することで表示される。
リモート部14は、リモートボタン14aと、その上部にリモートボタン14aの押下を示すLED14a1と、通信状態を示すLED14bと、を備える。通信時には、LED14bが点灯表示される。
リモート部14は、リモートボタン14aの押下により、無線LANルータ204を介してスマートホン300に繋ぐことができ、スマートホン300のデータ(例えばダウンロードコースデータ)を本体に転送できる。
予約時間・残時間・洗剤量表示部15(残時間表示部)は、「通常時」表示に加え、さらに「ダウンロードコース時」表示を行う。
(通常時)
基本設定表示領域11gの上側には、予約の時間、洗剤の量、残りの時間が表示される予約時間・残時間・洗剤量表示部15が配置されている。予約時間・残時間・洗剤量表示部15は、7セグメントディスプレイで表示される。
予約時間・残時間・洗剤量表示部15は、予約の時間、洗剤の量、残りの時間を、それぞれ表す“予約”、“洗剤”、“あと約”は、文字部分がLED15l1との組み合わせで、LED15l1を点灯することで表示される。“予約”、“洗剤”、“あと約”のうち予約時間・残時間・洗剤量表示部15で表示しているもののみが、表示される。
予約の時間、洗剤の量、残りの時間は、それぞれ、“時間後”、“杯”、“分”の単位で表される。“時間後”、“杯”、“分”の文字部分は、発光素子のLED15l2との組み合わせで発光する構成である。
数字表示部151、152、153は、白抜きの8の数字で示すように、左右に並べられて3桁表示としている。
記号表示部154は、左側の数字表示部151と中央の数字表示部152との間に設けられ、残りの運転時間(例えば、「2:30」)を表示する際に点灯するコロン「:」の記号で構成されている。
記号表示部155は、中央の数字表示部152と右側の数字表示部153との間に設けられ、ピリオド(ドット)を表示する際に点灯する「.」の記号で構成されている。
記号表示部156は、数字表示部153の右側に設けられ、ピリオド(ドット)を表示する際に点灯する「.」の記号で構成されている。
[基本表示]
図5は、ドラム式洗濯機100と連携するスマートホン300の洗濯機制御アプリの動作画面を示す図である。図5(a)は、工程変更・運転時間の変更がない場合、図5(b)~(d)は、工程変更・運転時間の変更がある場合の遷移状態を示している。
図5(a)~(d)に示すように、表示画面302Aの上部右側には、時刻・電池残量・アクセス電気製品名・動作モード・注意アイコンなどのステータスバー401が表示され、上部左側には、アプリの使い方・設定の確認アイコン402が表示される。
運転状況エリア406は、詳細コース名407と、洗濯・すすぎ・脱水・乾燥の各プロセスを示す4つのプロセスアイコン408(○印参照)と、プロセスアイコン408の背景にあって、各プロセスアイコン408を連環状に繋ぐリング409と、リング409の内側領域の上段に設けられた運転状況表示410と、リング409の内側領域の下段に設けられた残り時間表示411と、を有する。
図5(a)は、前記の通り、工程変更・運転時間の変更がない場合である。
スマートホン300が、スマートホン300の洗濯機制御アプリを起動すると、洗濯機制御アプリは、スマートホンディスプレイ302の表示画面302Aに、図5(a)に示す運転状況を表示する。
図5(a)に示すように、詳細コース名407の「洗→乾」コースが表示され、プロセスアイコン408の「洗濯」プロセスアイコンが強調表示されている。また、「洗濯」プロセスから「すすぎ」プロセスに至るリング409は、細線(非アクティブ表示状態)のままである。運転状況表示410は、「運転中」、残り時間表示411は、「03:50」が表示されている。
<iマーク表示>
工程変更や時間変更があった場合、ドラム式洗濯機100(図1参照)は、その運転変更情報を、無線LANルータ204(図1参照)を介してサーバ201(図1参照)に送信する。
洗濯機制御アプリは、サーバ201から運転変更情報を取得し、変更があった場合に、スマートホンディスプレイ302(図2参照)の表示画面302Aにiマーク420(インフォメーションマーク)(図5(b)参照)を表示する。iマーク420は、工程変更や運転時間の変更(「運転見直し」)があった場合に、ドラム式洗濯機100からスマートホン300に、送信される変更情報である。iマーク420(変更情報)は、洗濯機制御アプリの起動中に、洗濯機制御アプリによって取得され、スマートホンディスプレイ302に、運転変更情報があることを示すマーク「i(information)」が表示される。iマーク420は、該当コースの運転終了まで表示する。
これにより、工程変更や運転時間の変更があった場合、いつでもユーザがスマートホン300で変更内容を確認できる。
ユーザは、iマーク420をタップして、iマーク420の詳細情報を確認することができる。また、iマーク420が、「運転見直し」のインフォメーションであることを知らないユーザであっても、タップにより「運転見直し」の詳細情報の通知であったことを知ることができる。
ユーザが、図5(b)に示すiマーク420をタップすると、図5(c)に示す詳細情報の表示状態に遷移する。
図5(c)に示すように、ユーザがiマーク420をタップすると、表示画面302Aに、iマーク420に関する詳細情報が表示される。ここでは、iマーク420は、「運転見直し」の詳細情報の通知であり、詳細情報メッセージ(例えば「運転情報を見直しました/OK」)241が表示される。図5(c)では、詳細情報メッセージ241は、一例として、背景色表示されたダイアログボックスとしているが、表示方法・表示位置は限定されない。
ユーザが、図5(c)に示す詳細情報メッセージ241の「運転情報を見直しました/OK」をタップすると、図5(d)に示す詳細情報の非表示状態に遷移する。
図5(d)に示すように、ユーザが詳細情報メッセージ241をタップすると、詳細情報メッセージ241は非表示となる。iマーク420は、該当コースの運転終了まで表示させる。iマーク420の表示を残すことで、ユーザに詳細情報があることを通知することができる。ユーザが詳細情報を再び、表示させたい場合や他のユーザが照会する場合に対処することができる。
図6は、ドラム式洗濯機100と連携するスマートホン300の制御シーケンスを示す図である。図6において、洗濯システムS(図1参照)のサーバ201およびPush通知サーバ202は、通信キャリア網203(図1参照)を介してスマートホン300に接続され、またインターネット200および、宅内の無線LANルータ204を有し、宅内ネットワークに接続された家電製品Hの一つであるドラム式洗濯機100に接続されている。
ここで、制御シーケンスの説明において、ドラム式洗濯機100とサーバ201と無線LANルータ204との相互認証は、確立しているものとする。ドラム式洗濯機100とスマートホン300との相互認証も確立し、スマートホン300の洗濯機制御アプリを起動している。
なお、本制御シーケンスでは、無線LANルータ204またはサーバ201は、スマートホン300およびドラム式洗濯機100の送信を単に中継するだけで、他の機能はない。また、図1に示すように、スマートホン300は、宅外にある場合、サーバ201を中継してドラム式洗濯機100に送信し、宅内にある場合、無線LANルータ204を中継してドラム式洗濯機100に送信することができる。
・運転変更情報
0:(運転見直し無し)
1:(時間見直し有り)
2:(衣類片寄り直し有り)
そしてこのデータ(「運転変更情報」)は定期的に送受信される。
なお、このデータ(「運転変更情報」)を、運転変更トリガと、運転変更詳細情報との2つのデータとしてもよい。
ドラム式洗濯機100は、スマートホン300に応答:0「運転見直しなし」を送信する(ステップS4参照)。無線LANルータ204またはサーバ201は、ドラム式洗濯機100からの応答:0「運転見直しなし」を中継して、スマートホン300に送信する(ステップS5参照)。
スマートホン300は、前記図5(a)に示すように、スマートホンディスプレイ302(図2参照)の表示画面302Aにiマーク420(図5(b)-(d)参照)の表示はない。
ドラム式洗濯機100は、スマートホン300から動作情報確認要求を受信すると、動作情報確認要求に該当するステータスを確認する(ステップS8参照)。運転見直しがあるとすると、運転見直し中LED(図4の詳細状態表示部13jの「運転見直し中」参照)を点灯する。
ドラム式洗濯機100は、スマートホン300に応答:1「運転見直しあり」を送信する(ステップS9参照)。無線LANルータ204またはサーバ201は、ドラム式洗濯機100からの応答:1「運転見直しあり」を中継して、スマートホン300に送信する(ステップS10参照)。
スマートホン300は、前記図5(b)に示すように、表示画面302Aにiマーク420を表示する(ステップS11参照)。
ドラム式洗濯機100は、スマートホン300から詳細情報要求を受信すると、i詳細情報テーブル311(図2参照)を参照して、該当するi詳細情報を読み出す(ステップS14参照)。
ドラム式洗濯機100は、運転見直し済みとなるまで運転見直し中LED(図4の詳細状態表示部13jの「運転見直し中」参照)を点灯し、運転見直し終了で運転見直し中LEDを消灯する。
スマートホン300は、前記図5(c)に示すように、表示画面302Aに詳細情報メッセージ241(「運転情報を見直しました/OK」)を表示する(ステップS17参照)。
詳細情報メッセージ241を非表示にする(ステップS19、図5(d)参照)。なお、iマーク420は、該当コースの運転終了まで表示にする。
また、スマートホン300は、運転変更情報を受信したときに、iマーク(インフォメーションマーク)420を表示画面302Aに表示する。スマートホン300は、ドラム式洗濯機100からの問合せの応答に基づいて、運転の工程変更に関する詳細情報を表示する。
また、ユーザがiマーク420を押下すると、変更内容の詳細が表示される。洗濯機制御アプリ起動中の表示画面302A上に運転の工程変更に関する詳細情報を表示することで、ユーザが必要に応じて運転の詳細情報を知ることができる。また、工程変更の詳細情報を得ることで、ユーザが適切な使用方法(適切な洗剤量、水道水圧)で洗濯を行うことが期待できる。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部又は一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。
2 外槽
3 回転ドラム(内槽)
4 ドア
10 操作パネル
10a 操作表示部
11 基本設定部
11a スタート・一時停止ボタン
11e 洗濯ボタン
11f 乾燥ボタン
11g 基本設定表示領域
12 ダウンロードコース部
12a ダウンロードコースボタン(運転コース選択部)
13 詳細設定・状態表示部
13a 温水ミストボタン
13b 洗いボタン
13d 脱水ボタン
13e 乾燥ボタン
13f AIおそうじボタン
13g 乾燥/乾き具合ボタン
13h お湯取りボタン
13j 詳細状態表示部
14 リモート部
14a リモートボタン
100 ドラム式洗濯機(洗濯機)
110 制御部
111 運転見直し情報出力部(運転工程検出手段)
112 通信データ解析処理部(運転変更情報発信手段)
113 通信データ作成処理部(通信データ送信処理手段,送信手段)
114 通信データ送信処理部(送信手段)
120 記憶部(記憶手段)
130 操作部
140 表示部
150 通信ユニット
300 スマートホン(端末装置)
301 スマートホン操作部
302 スマートホンディスプレイ(表示手段)
302A 表示画面
310 表示データ作成処理部
311 i詳細情報テーブル
312 通信データ解析処理部
313 通信データ送信処理部(端末送信手段)
S 家電システム
Claims (2)
- 洗濯機と、前記洗濯機の運転状態を表示する表示画面を有する端末装置と、を備える洗濯機システムであって、
前記洗濯機は、
洗濯の運転工程が予定と異なることを検出する運転工程検出手段と、
洗濯の運転工程が予定と異なるときに、洗濯の運転工程が予定と異なることを示す運転変更情報を前記端末装置に発信する運転変更情報発信手段と、
前記運転工程検出手段が洗濯の運転工程が予定と異なることを検出した場合に、通信データとして前記端末装置に送信するための前記運転変更情報の説明である運転変更詳細情報を作成する通信データ送信処理手段と、
前記運転変更情報に関する問合せを受付けたときに、前記通信データ送信処理手段が作成した運転変更詳細情報を返信する送信手段と、を備え、
前記端末装置は、
前記運転変更情報を受信したときに、インフォメーションマークを前記表示画面に表示し、かつ、当該インフォメーションマークを運転終了まで表示し続ける表示手段と、
前記インフォメーションマークについての詳細情報の問合せを前記洗濯機に送信する端末送信手段と、を備え、
前記表示手段は、前記洗濯機からの問合せの応答に基づいて、運転の工程変更に関する前記運転変更詳細情報を表示する
洗濯機システム。 - 洗濯機と、前記洗濯機の運転状態を表示する表示画面を有する端末装置と、を備える洗濯機システムの制御方法であって、
前記端末装置は、
運転変更情報を受信したときに、インフォメーションマークを前記表示画面に表示し、かつ、当該インフォメーションマークを運転終了まで表示し続ける表示ステップと、
前記インフォメーションマークについての詳細情報の問合せを前記洗濯機に送信するとともに、前記洗濯機からの問合せの応答に基づいて、運転の工程変更に関する運転変更詳細情報を表示するステップと、を有する
洗濯機システムの制御方法。
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