JP3796466B2 - 自動ドアの監視システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動ドアの監視システムに関し、詳しくは自動ドアの作動を制御するコントローラを備えた複数台のドアユニットにおける各ドアユニットのコントローラに記憶されている自動ドアの作動情報およびドアユニットのメンテナンスに関連する保守情報と、ドアの現状が確認できるドアの開閉状況とを、常時監視するとともに自動ドアのリース制を可能にした監視システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、自動ドアのドアユニットは、ドアの開閉を行うモータと、ドアに対する人或いは物体の接近等を検知するセンサーと、前記センサーからの信号を受けて前記モータの運転を制御する制御回路等を備えたコントローラとで構成されている。そして、人或いは物体がドアに接近した場合は、センサーからの信号が制御回路に入力され、これにより制御回路からモータに所要の信号が出力されて、ドアの開閉動作が制御されるようになっている。
【0003】
そして、この自動ドアの作動情報、例えば、自動ドアの開閉速度、開放時間等はメーカーから出荷される時点である値に設定されているが、現場に設置した時コントローラに装備されている設定スイッチを操作して所望の値に設定する。
この自動ドアの作動情報は、設置後、設置場所の環境の変化、利用者数の変化等により設定値を変更する必要が生じる。この場合、自動ドアの所有者がメーカー又はメンテナンス会社等に連絡し、サービスマンに来てもらいサービスマンによってコントローラを操作して設定値を変更してもらうのが一般的である。
【0004】
しかしながら、自動ドアの作動情報を変更する場合、所有者からの連絡を受けてサービスマンが現場に出向くのでは迅速に対応することが困難である。
そこで、自動ドアの設置現場に出向くことなく、遠隔地から自動ドアの作動情報を変更できるようにしたシステムが、特開平11−247524号に開示されている。
【0005】
この特開平11−247524号公報、特に、請求項10には、自動ドアシステムの故障部位を診断する自己診断手段の有無とは無関係に、自動ドアのコントローラの保持データを表示するリモート監視装置を前提として、所有者から連絡のあった自動ドアシステムのコントローラに対し、通信装置を介して保守拠点から前記コントローラの保持データを変更可能にしたシステムが示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来システムは、自動ドアの所有者から保守拠点に連絡があった特定の場合に、保守拠点から該当する自動ドアシステムを呼び出し、回線を接続することでその作動状況に関する保持データが送信されて保守拠点に表示されるもので、常時監視するものではない。また、複数台の自動ドアシステムの各コントローラと保守拠点の専用端末機(コンピュータ)との接続は専用の通信回線で行うものである。
その為、上記従来システムは、保守拠点の専用端末機に表示される作動状況のデータは必要最小限のものであって、その自動ドア全体の状況は把握できず、自動ドアの監視及びデータ変更の利便性に十分ではないばかりか、データの活用性を考えた場合、応用範囲が限られるという不具合がある。
また、自動ドアのコントローラと保守拠点との接続が特定されるので、自動ドアのコントローラを、OA機器(コンピュータ、プリンタ、ファクシミリ等)と同様なネットワーク上の端末機器の一部とすることができず、接続構造が複雑で、コスト高になる不具合がある。
【0007】
本発明は、上記した従来の技術が有する問題点に鑑みてなされたもので、上記従来技術の不具合を解消し、自動ドアの常時監視及びデータ変更の利便性を高めると共に、システム構築上の接続コストを安価ならしめるとともにネットワーク上の監視システムを利用して、自動ドアを設置しようとするユーザー及びドア業者が共に有益な自動ドアのリース制の実現を容易ならしめる自動ドアの監視システムを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する為に本発明の自動ドアの監視システムは、自動ドアの作動を制御するコントローラを備えた複数台のドアユニットが設置され、各ドアユニットのコントローラをネットワーク接続手段を介してコンピュータ・ネットワーク上のコンピュータに接続し、該コンピュータの表示部に、各ドアユニットのコントローラに記憶されている自動ドアの作動に関する情報の全てを常時監視できるように表示させるものである。
詳しくは、本発明において表示部に表示する情報は、自動ドアの主要動作である開閉動作を制御する作動情報およびドアユニットのメンテナンスに関連する保守情報と、ドアの現状が確認できるドアの開閉状況で、これらを常時監視できるように一覧表示させるようにし、上記コントローラの保守情報はドアの開閉回数を含み、コンピュータにはドアユニットの機種と、定期毎のドア開閉回数とに基づいて課金を演算する課金算出手段を有することを特徴とする(請求項1)。
【0009】
上記自動ドアの主要動作である開閉動作を制御する作動情報としては、▲1▼コントローラに記憶されているパラメータ情報、▲2▼外部機器(起動センサ、補助センサ、電気錠等)の動作を確認する情報等が挙げられる。
パラメータ情報としては、例えばドアのストローク(ドアの開閉移動距離、開閉回転角)、開速度(開きの速度)、閉速度(閉りの速度)、開放時間(全開状態でいる時間)、反転力(反転立上がりの強弱)、開一時停止(全開手前の一時停止する位置)、閉一時停止位置(全閉手前の一時停止する位置)、保護機能(障害物による停止、反転の感度)、開き押し(ストローク設定位置より外側の開きストッパー位置まで開く)、ワンサイクル(1回の起動信号で必ず全開位置まで開くワンサイクル動作か否か)、手動開き(ドア閉位置から手で開けた時の動き)、起動遅延(起動信号入力からモータ駆動までの時間)、ラッチング(開放保持)等である。
又、外部機器の動作を確認する情報としては、起動センサ、補助センサのON/OFFや作動時間、電気錠を備えたタイプにあってはその電気錠の施錠時間、センサ受付(電源投入時、起動センサの受付を無効にする時間)等である。
【0010】
ドアユニットのメンテナンスに関連する保守情報としては、▲1▼ドアの開閉回数(累計回数、任意な単位時間又は日毎の回数等)、▲2▼エラー回数(ドアの開閉動作中における障害物による停止や減速信号が発生した回数等)等が挙げられる。又、ドアの現状が確認できるドアの開閉状況の情報としては、閉完(閉じた状態)、開完(開放状態)、半開(半開で停止している状態)、開閉動作をしている状態等である。
本発明で言うコンピュータ・ネットワークとは、複数個の独立したコンピュータを通信回線で結合した通信ネットワークをさし、1つの構内を纏めるLAN(local area network)や、遠隔地を結ぶWAN(wide area network)の何れでもよい。このネットワークとコントローラとは、例えば、有線モデム(アナログ回線)、無線モデム、携帯電話、パーソナルハンディホン(PHS)、LAN接続などのネットワーク接続手段により接続され、コントローラとコンピュータとが相互に通信可能とする。
そして、コンピュータの表示部への表示は、ドアユニットを選択指定することにより、該当するドアユニットの上記情報が一括表示される。
コントローラをコンピュータ・ネットワークに接続するインターフェースユニットには、ネットワークアドレスを割り当て、コンピュータ・ネットワーク上に複数台の自動ドアユニットが設置されても、特定の自動ドアユニットを選択し、監視することが出来る。これにより、自動ドアユニットもネットワークに接続されたネットワーク端末機となる。
【0011】
本発明によれば、コンピュータ・ネットワーク上のコンピュータより特定の自動ドアユニットを選択することで、該コンピュータはブラウザを使って、或いはブラウザを使わない専用アプリケーションを用いて自動ドアユニットから送られた通信データを表示するプログラムを走らせ、一定時間毎、例えば500msec毎に送信されてくる自動ドアの作動情報、保守情報、及びドアの開閉状況が更新表示される。
それにより、自動ドア全体の状況を遠隔地において把握することができる。
なお、コンピュータの表示部における常時監視とは、全ドアユニットの情報を全て一時に表示することではなく、コンピュータにより選択指定された1台又は複数台(5台程度)のコントローラの情報を表示して監視できるようにすることである。
【0012】
上記コンピュータの表示部に表示される一覧表示により、自動ドア全体の状況を把握し、監視できるが、使用環境の変化等により、設定された現在の作動情報を変更して使用環境に応じた作動状況にすることが望まれる。
その為に、表示部に表示される一覧表示中の作動情報は、その内容を書き換えて当該ドアユニットへ送信することにより、該当コントローラの設定データを変更可能にし、また、設定変更を通過者に支障なく安全に行うことが出来るように、コンピュータの表示部に自動ドアを起動又は停止させる制御キーを備える(請求項2)。
【0013】
設定データの変更は、前記した作動情報に関する各種項目の内、変更を希望する項目の内容から、所望の内容を選択して行う方法、或いは変更内容をコンピュータに備えてあるキーボード等の入力手段を操作して直接入力する方法等、何れでもよいが、コントローラに記憶されているパラメータ情報(例えば、ドロップダウンリスト)から選択する前者の方式が操作性に優れる。
又、設定データの変更に関連する制御キーとしては、起動キー、停止キーの他に、初期化キー(コントローラの設定データを出荷時のデータにする)、読込キー(コントローラからデータを読み出す。ユニットの選択キーを使用する場合には、該選択キーにより読み出し可能であるので省略可能)、転送キー(書き換えたデータをコントローラへ送信するもの)等が挙げられる。
【0014】
上記設定データの変更操作は、制御キー(停止キー)によりドアを開完(全開)位置で停止させた状態で、書き換えたデータをコントローラへ送信(転送)する。また、データ変更後、起動キーを操作することで、開完位置にあるドアは低速で閉じ動作を開始し、閉完(全閉)位置に達する。
【0015】
また、上記請求項1記載によれば、コンピュータの表示部には前記したように自動ドアの作動情報の他にドアの開閉回数を含む保守情報も表示される為、このドアの開閉回数(累計回数、任意な単位時間又は日毎の回数等)に基づいた課金算出手段を利用して新たな営業活動、例えば自動ドアのリース制度を展開することが出来る。
【0016】
上記課金は、自動ドアの施工コストと保守・耐用期間を考慮した開閉回数とに基づいて単価を創り出し、その単価にドアの累計開閉回数を乗算して算出する。具体的には、ドアユニットの機種(▲1▼ドアの開閉方式:片開き、両開き/フルオープン式、スライド式、回転式、折り戸式等、▲2▼ドアの質量:20Kg、40Kg、70Kg、…等)に応じた単価(0.5円、1.0円、2.0円、…)を決めて、コンピュータのメモリ、例えばRAM(記憶媒体)に単価テーブル(ファイル)を格納しておき、ドアユニットに対応する単価を読み出して演算処理する。
また、単価のみでなく、ドアユニット毎に月額基本料金(例えば、1,980円、2,980円)を併せて単価テーブルに入力しておき、加算するようにしてもよい。
更に、課金の処理としては、課金算出手段により、コンピュータが課金請求書を作成する。課金請求書は、上記コンピュータ・ネットワークを通じてユーザーに送信したり、或いはプリンタで請求書を印刷発行し、ユーザーへ郵送するなど何れでもよい。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面により説明する。
図1は自動ドアの監視システムを示す説明図で、建物(ビル)Aに設置した複数台(図面では3台)の自動ドアユニット(ドアユニット1、ドアユニット2、ドアユニット3)と、建物(ビル)Bに設置した自動ドアユニット(ドアユニット4)は、コンピュータ・ネットワーク1に接続され、これによりネットワーク1上のコンピュータ(PC1、PC2、PC3、PC4)と自動ドアユニット(ドアユニット1、ドアユニット2、ドアユニット3、ドアユニット4)は接続された状態となる。即ち、自動ドアユニットもネットワークに接続されたコンピュータ、プリンタなどと同じネットワーク端末機となる。
コンピュータ・ネットワーク1は、図2に示すLAN(local area network)に限らずWAN(wide area network)でもよく、そのネットワークに接続するコンピュータは拠点に設置する一台(拠点コンピュータ)(PC1)だけでも、サブコンピュータを複数台(PC2〜PC4)設置してもよい。
【0019】
図2は、上記ドアユニットの構成を示すブロック図で、建物(ビル)に形成されたドア開口に取り付けられ、これを開閉する自動ドア2、その自動ドア2を作動させる動力源のエンジン(モータ)3、前記自動ドアの外側、内側に設置し、該自動ドアを開閉する起動信号を出力する人体検知センサー4、開口部に亘って配置する投光器と受光器などからなる補助センサー5、前記自動ドア2を電磁ソレノイドにより機械的にロックする電気錠6、その電気錠6を施錠/開錠する電気錠コントローラ7、及びそれらの動作を制御するコントローラ8とで構成されている。
そして、自動ドア2を作動させるエンジン(モータ)3、自動ドアを開閉する起動信号を出力する人体検知センサー4及び補助センサー5、更に電気錠6を施錠/開錠する電気錠コントローラ7は、コントローラ8と電気的に接続されている。
【0020】
コントローラ8は、図2に示すように、前記エンジン(モータ)3を制御するエンジン制御回路9と、人体検知センサー4及び補助センサー5を制御するセンサー制御回路10と、センサー制御回路10に対して信号を受信可能に接続され且つエンジン制御回路9に対して相互通信可能に接続された演算部11と、更にこの演算部11に相互通信可能に接続される記憶部12、及び前記演算部11からの信号をコンピュータ・ネットワーク上のコンピュータに出力させる為の通信部と、コンピュータからの信号を前記演算部11に入力させる為の通信部を備えたインターフェースユニット(I/F)13を備えている。
コントローラ8をコンピュータ・ネットワークに接続するインターフェースユニット(I/F)13は、コントローラ8の演算部11に備えられている通信部(例えば、RS232Cの入出力ポート)と合致する通信部(例えば、イーサネット(登録商標))を有し、これによりコンピュータとコントローラが通信データの送受信ができるようになっている。
そして、このインターフェースユニット(I/F)13には、ネットワーク・アドレスが割り当てられる。このネットワーク・アドレスは、コンピュータ・ネットワーク上に複数台の自動ドアユニットが接続されても重複しないアドレスを設定し、それにより特定の自動ドアユニットの監視、指示を行うことが出来るようにする。
【0021】
上記記憶部12には、自動ドア2の主要動作である開閉動作を制御する作動情報、ドアユニットのメンテナンスに関する保守情報、及びドアの現状が確認できる開閉状況が記憶され、その情報はインターフェースユニット(I/F)13を介して接続されたコンピュータ・ネットワーク1上のコンピュータPCの表示部に、常時監視できるように一覧表示されるようになっている。
【0022】
上記コンピュータ(PC)は、キー操作により各種データを入力する入力部と、各種データを表示する表示部と、入力部からの信号を受けて表示部を制御する演算部及び各種情報を記憶する記憶部を構成するマイクロプロセッサを備えた今日周知のもので、デスクトップ型、ノート型の何れでもよい。
【0023】
なお、上記図2において、ドアユニットの各コントローラ8とコンピュータ・ネットワーク1とをインターフェースユニット(I/F)13を介して接続した場合を例示したが、それに加え、又はそれに代えて、図3に示すようにサーバー15を介して接続するようにしてもよい。
インターフェースユニット(I/F)13に代えてサーバー15を使用する場合、各ドアユニット1,2,3…nの各コントローラ8にサーバー15を設けておき、そのサーバー15によりネットワーク・アドレスを割り当てるようにすることもよい。また、サーバー15にアドレス割り当てだけでなく他の機能をもたせるようにすることも任意である。
【0024】
コンピュータの表示部に一覧表示される表示内容を図4に基づいて説明する。
図4は、各ドアユニットのコントローラに記憶される自動ドアの作動情報、保守情報、及びドアの開閉状況を表す一覧表示の画面で、コンピュータに記憶されているファイルメニューの「自動ドアの監視システム」コマンドを実行することで、図示のダイアログボックスが開かれる。
その画面には、上部左側位置に監視対象の自動ドアユニットの選択タブが、「装置1」〜「装置5」の見出しで表示されている。尚、図示は「装置1」が選択された状態を表している。
選択タブの下には、当該年月日と時間が二段に表示され、それより下側部分と右半部に、自動ドアの作動情報、保守情報、及びドアの開閉状況に関する情報が表示されている。
【0025】
以下、作動情報、保守情報、及びドアの開閉状況(ドアの現状が確認できる情報)について説明する。
作動情報とは、ドアの主要動作である開閉動作を制御する情報をいい、▲1▼コントローラに記憶されているパラメータ情報、▲2▼外部機器(起動センサー、補助センサー)の動作を確認する情報、に分けられる。
コントローラに記憶されているパラメータ情報としては下記項目が挙げられる。
(a)ストローク:閉完(全閉)位置から開完(全開)位置までの移動距離で、スライド式の場合は直線距離(単位mm)、回転式の場合はエンコーダのパルス数で表す。図示は、装置1の自動ドアのストロークが980mmであることを表す。
(b)開速度:ドアが閉完から開完方向へ開く時の速度(%)で、遅い(15%)〜速い(100%)までが数段階(例えば、8段階)に分けて設定値が記憶されている。図示は、速い(100)に設定された状態を示す。
(c)閉速度:ドアが開完から閉完方向へ閉る時の速度(%)で、遅い(15%)〜速い(100%)までが数段階(例えば、8段階)に分けて設定値が記憶されている。図示は、遅い(34)に設定された状態を示す。
(d)開放時間:全開状態でいる時間(単位秒)を表し、開きタイマーで管理されており、その設定値は短い(0秒)〜長い(180秒)までが数段階(例えば、15段階)に分けて設定されている。図示は、1.0秒に設定された状態を示す。
(e)反転力:閉り動作中における反転(開き)立上がりの強弱(%)を表し、弱い(10%)〜強い(100%)までが数段階(例えば、6段階)に分けて設定されている。図示は、33%に設定された状態を示す。
(f)開一時停止位置:開完(全開)手前の一時停止する位置を表し、開完位置から一時停止する位置までの距離(単位mm)が狭い(0mm)〜広い(100mm)までが数段階(例えば、6段階)に分けて設定されている。図示は、開完手前10mmで一時停止するように設定された状態を示す。
(g)閉一時停止位置:閉完(全閉)手前の一時停止する位置を表し、閉完位置から一時停止する位置までの距離(単位mm)が狭い(10mm)〜広い(100mm)までが数段階(例えば、6段階)に分けて設定されている。図示は、閉完手前50mmで一時停止するように設定された状態を示す。
(h)保護機能:閉り動作中のドアが障害物に当たった時、ドアの閉動が停止、又は反転(開動)する感度を表し、0:設定無し、鈍度(1)〜敏度(9)が数段階に分けて設定されている。図示は、(6)であるのでやや敏感な感度に設定された状態を示している。
(i)開き押し:ドアがストローク設定位置(開完)より外側の開きストッパ位置まで開くか、又はストローク設定位置が全開位置を表し、[0]はストローク設定位置が全開位置を表し、[1]はストッパー位置まで開くことを表す。図示は、[0]であるのでストローク設定位置が全開位置に設定された状態を示す。
(j)ワンサイクル:1回の起動信号で必ず全開位置まで開くワンサイクル動作か否かを表し、[0]は起動信号が切れたらすぐに閉る動作、[1]は必ず全開位置まで開く動作を表す。図示は、[0]であるのでワンサイクル動作は設定されていない。
(k)手動開き:ドア閉位置から手で開けた時の動きを表し、[0]:手動開きなし、[1]:開き位置から低速ですぐに閉る、[2]:開き位置で停止し、開放タイマ後低速で閉る、[3]:起動入力と同じ(開き位置から低速で閉じ動作を開始する)、の4種が設定されている。図示は、[1]が設定された状態を示す。
(l)起動遅延:起動信号入力からモータ駆動までの時間(秒)を表し、短い(0.0秒)〜長い(1.0秒)までが数段階に分けて設定されている。図示は、0.0秒なので、起動信号入力からモータ駆動まで時間差をなしに設定した状態を示す。
(m)ラッチング:例えば、フォークリフトや台車が通過する際に、一回のスイッチ操作でドアが開き、再度のスイッチ操作まで開放状態を保持させておくスイッチで、その設定状態を[1]、非設定状態を[0]で表示する。図示は、[0]であるので非設定状態を示している。
(n)「開延長」:開閉頻度が多い時、開放時間を延長設定するもので、短い(0秒)〜長い(10秒)までが数段階に分けて設定されている。図示は、開延長が0.0であるので延長設定が無い状態である。
尚、ドアの開閉動作を制御する情報としては、図示した項目以外に、「夜間低速動作時間」(高速による開閉は騒音に関係するため、騒音に影響しない低速で開閉作動する時間帯(例えば、23時〜6時等)を設定する)等がある。
【0026】
外部機器の動作を確認する情報としては下記項目が挙げられる。
(o)起動1:ドアの外側に設置される人体検知センサーの状態(ON/OFF)を表す。図示は、OFFに設定された状態を示す。
(p)起動2:ドアの内側に設置される人体検知センサーの状態(ON/OFF)を表す。図示は、OFFに設定された状態を示す。
(q)補助光:ドアの間口に亘って設置される物体検知センサーの状態(ON/OFF)を表す。図示は、OFFに設定された状態を示す。
(r)施錠時間:電気錠を備えたタイプにおいて、その電気錠が施錠される時間を設定する。図示は、22時から翌朝9時まで電気錠が施錠される設定を示す。
(s)外センサー有効:上記した起動1(外側の人体検知センサー)の検知信号を有効とする時間帯を設定する。図示は、9時から20時まで起動1の検知信号がドアの開閉に活用されることを示す。
尚、上記の「起動1」、「起動2」は、その対象となるドアの内・外を反対に設定してもよい。
【0027】
又、ドアユニットのメンテナンスに関連する保守情報としては、下記のような項目が挙げられる。
開閉回数:ドアが開閉した累計回数、及び任意な単位時間(又は日)毎の開閉回数を表示する。
エラー回数:ドアの開閉動作中における障害物(人、物等)による停止や減速信号が発生した回数を表示し、そのエラーが開閉動作中のどの段階、例えば「開前半」、「開後半」、「閉前半」、「閉後半」に分けて表示する。
【0028】
更に、上記した情報に加えてドアの開閉状況、即ち、ドアの現状が確認できる情報を表示する。その現状情報としては、「閉完」(閉じた状態)、「開完」(開放状態)、「半開」(半開で停止している状態)、開閉動作している状態等で、その開閉動作の状態は棒グラフ様の表示部の一端(図面では左端)を「閉完」とし、他端(図面では右端)を「開完」として、表示部が開閉動作に伴なって閉完から開完に向けて着色表示されるようになっている。
【0029】
上記各情報が一覧表示されることで、選択したドアユニットの状況が常時監視でき、作動状況を把握することが出来る。尚、ドアユニットの選択は、図示の一覧表示中に設けた選択タブをクリックして選択する方法に限定されるものではなく、ドアユニット毎に割り振ったアドレスを入力手段を操作して入力してもよいものである。
また、上記の各種通信データの表示は、一定時間毎、例えば500msec毎に送信されてくるデータを更新表示する。それにより、自動ドアのその時々の状態を監視、把握することができる。
【0030】
上記自動ドアの作動は、使用環境の変化、例えばイベント等の開催に伴なう人の増加等により、ドアの開閉動作の設定値を変更する必要が生じる。そのような場合、ドアの使用者等から設定値の変更依頼があると、監視拠点において上記ドアの作動情報一覧を見ながら、必要な情報の設定値を書換変更できるようになっている。
その構成は、上記したコンピュータの表示部に表示された一覧表示の作動情報を書き換えて当該ドアユニットへ送信することにより、該当ドアユニットのコントローラの設定データが変更されるようにする。そして、その変更動作を安全に行う為に、前記表示部に、自動ドアを起動又は停止させる制御キーが備えられている。
その制御キーとしては、以下のものが挙げられる。
「起動」キー:センサーの検知信号で自動開閉する状態にする。
「停止」キー:センサーの検知信号に関係無く、ドアの開閉動作を停止させる。
「開放」キー:ドアを開放状態にする。
「初期化」キー:コントローラの設定データを出荷時のデータにする。
「読込」キー:コントローラからデータを読み出す。ドアユニットの選択タブを使用する場合には、該選択タブにより読み出し可能であるので省略可能である。
「転送」キー:書き換えたデータをコントローラへ送信するもの。
【0031】
設定データの変更操作は、先ず制御キーの「停止」キーを操作してドアを開完(全開)位置で停止させ、その状態で必要なデータの書き換えを行う。これは、通行者に支障がないようにする為である。データの書き換えは、前記した各情報に予め設定された複数の設定値から選択するもの、或いは任意に数値を入力するなどして行う。そして書き換えたデータは、「転送」キーを操作(クリック)することで、当該ドアユニットのコントローラへ送信される。
尚、上記「停止」キーを操作しないでも、ドアが走行中に「転送」キーを操作した時に、ドアを閉完又は開完位置で停止させるようにしてもよい。
又、書き換えデータを送信後、「起動」キーを操作(クリック)し、自動開閉の状態に復帰させる。この「起動」操作により、ドアは低速で閉じ動作を開始する。
【0032】
尚、ドアの近傍に出入口を撮像する監視カメラを設置しておき、その映像をコンピュータの表示画面と併用することも任意である。その場合には、監視カメラを見て適宜に設定データを変更することが可能であるとともに、監視カメラにより安全を確認しながら設定データの変更操作を行うことができる。
【0033】
上記自動ドアの作動状況の情報は、保守情報として開閉回数、エラー回数等も監視把握できる為、これらの情報は単に現状の監視、把握のみならず、メンテナンスの時期を予測したり、その情報を自動ドアのユーザーに通知することも出来る。
そこで、これらの情報を利用して自動ドアのリース制度を確立する。即ち、施工コストと保守・耐用期間を考慮した開閉回数とに基づいて単価を割り出し、その単価に累計開閉回数を乗算して課金を算出する課金算出手段20を設ける。
【0034】
課金算出手段20は、図5に概要を示すように、コントローラからドアの機種及び開閉回数が受信部21を介して入力される演算部22、単価テーブル(図6参照)等を格納しておくメモリ23(例えばRAM)及び演算部22を制御するメモリ(例えばROM)24等により構成され、そのメモリ23、24はコンピュータPCの記憶媒体を使用することもよい。
この課金算出手段20は、コントローラの保守情報にドアの開閉回数(累計回数、単位時間(日)毎の回数)を含んでいることにより、前記メモリ23から単価テーブルの単価データを演算部22へ読み出し、ドア開閉回数とに基づいて定期毎の課金を演算算出するものである。
なお、上記メモリ23には、単価テーブルの他に、予め了知しているドアユニット(ユーザー)毎の機種を記憶しておく機種テーブルを格納しておき、ドアユニットを選択指定したときに、該当機種を読み出して単価テーブルから対応する単価を読み出すようにしてもよい。つまり、ドアユニットのコントローラからドアの機種を送信しないようにしてもよい。
【0035】
具体的には、ドアユニットの機種(ドアの開閉方式:片開き、両開き/フルオープン式、スライド式、回転式、折り戸式等、ドアの質量:20Kg、40Kg、70Kg等)に応じた単価(0.5円、1.0円、2.0円、…)を決め、これを単価テーブル(図6参照)としてメモリ23に格納しておき、定期毎にドアユニットに対応する単価を読み出し、演算処理する。
また、単価のみでなく、ドアユニット毎に月額基本料金(例えば、1,980円、2,980円等)を前記単価テーブルに入力しておき、上記した開閉回数に単価を乗じた課金に加算するようにしてもよい。
そして、課金算出手段20により演算処理された課金内容は、コンピュータによって課金請求書が作成され、上記ネットワークを通じてユーザーのコンピュータに送信(電子メールに添付等)したり、或いは図2又は図3に示すようにコンピュータに接続したプリンタ14によって請求書を印刷し、これをユーザーへ郵送するなど任意である。
このリース制度は、施工費をドア業者がもつことで、自動ドアの設置を希望するユーザーは初期投資の費用を低く抑えることができるメリットがあり、他方、ドア業者は、売りっぱなしでは無く継続的な売上に結びつき、共に有益な制度と成る。
【0036】
上記課金算出手段20は、自動ドアの監視システムに組み込んだ場合を説明したが、該監視システムと分離独立した自動ドアの課金システムとして採用することも可能である。
すなわち、図1、図2又は図3のように、自動ドアのコントローラ8を備えた複数台のドアユニットが設置され、各ドアユニットのコントローラ8を通信手段を介してコンピュータ・ネットワーク1上のコンピュータPCに接続し、該コンピュータPCに課金算出手段20を設けることは上記説明と同様であるが、コントローラ8からは、ドアユニットの選択指定によって、当該ドアユニットの機種やドアの開閉回数など課金に必要な情報だけをコンピュータPCへ定期的に送信されるようにしておく。
【0037】
具体的には、図2又は図3のコンピュータPCを課金管理センター30に一台又は複数台配置しておき、このコンピュータPCから、定期的に、各ドアユニットを選択指定し又は自動的に当該ドアユニットのコントローラ8から開閉回数等のデータを読み出し、前述と同様に、課金算出手段20により定期毎の課金を算出するようにする。
そして、課金内容は、コンピュータPCによって課金請求書が作成され、上記ネットワークを通じてユーザーのコンピュータに送信し、或いはプリンタ14によって請求書を印刷しユーザーへ郵送することによりユーザーへ通知するものである。
【0038】
なお、上記した自動ドアの監視システムは、個々のドアユニットの制御のみでなく、例えば、エアーシャワー室システム(2台の自動ドアシステムの動作に関連を持っている)の場合、従来はそのシステムの近傍に、夫々のシステムを制御する装置が必要であったが、本発明はネットワーク上のコンピュータで行うことができるため、それぞれのシステムを制御する装置は不要となる。勿論、コンピュータは1台で全てをコントロールできるので、コストダウンにもつながる。
【0039】
【発明の効果】
本発明の自動ドアの監視システムは請求項1によれば、自動ドアの作動情報、保守情報及び開閉状況の一覧表示により、全体把握が容易になり監視の確実性を高めることができる。特に、作動情報に外部機器の動作確認情報が含まれることにより、マンションやビルディングなど建築物の保安管理に便利であると共に、保守情報に単位時間(日)毎の開閉回数を表示するようにすれば、店舗などの場合における入場者の時間帯分布を知ることができ、又、ドアの開閉状況表示により遠隔位置からでもドア全体の状況を把握することができる。
しかも、1台のコンピュータで複数台の自動ドアを監視できると共に、ネットワークに複数のコンピュータが設置されている場合には、どのコンピュータからでも自動ドアを監視、操作することが可能である。
そして、自動ドアの監視機能に加えて、保守情報のドア開閉回数から課金を算出するので、ネットワークを利用して自動ドアのリース制を簡便且つ合理的に確立することが出来る。
【0040】
又、請求項2によれば、上記各情報のデータを遠隔操作により変更することができ、特に、上記外部機器の動作確認情報は、従来ドアの設置位置まで行って操作しなければならなかったことに比べて、著しく操作性を向上でき、迅速に対応処理することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動ドアの監視システムの該略図である。
【図2】自動ドアユニットの構成を示す概略図である。
【図3】自動ドアユニットの他の構成を示す該略図である。
【図4】コンピュータの表示部に表示される一覧表示の内容を示す表示画面である。
【図5】コンピュータの課金算出手段を例示するブロック図である。
【図6】コンピュータに格納する単価テーブルを示す。
【符号の説明】
ドアユニット1〜ドアユニット4…自動ドアユニット
PC、PC1〜PC4…コンピュータ
1…コンピュータ・ネットワーク
8…コントローラ
13…インターフェースユニット
15…サーバー
20…課金算出手段

Claims (2)

  1. 自動ドアの作動を制御するコントローラを備えた複数台のドアユニットが設置され、各ドアユニットのコントローラをネットワーク接続手段を介してコンピュータ・ネットワーク上のコンピュータに接続し、該コンピュータの表示部に、各ドアユニットのコントローラに記憶されている自動ドアの主要動作である開閉動作を制御する作動情報およびドアユニットのメンテナンスに関連する保守情報と、ドアの現状が確認できるドアの開閉状況とを、常時監視できるように一覧表示させるようにし、上記コントローラの保守情報はドアの開閉回数を含み、コンピュータにはドアユニットの機種と、定期毎のドア開閉回数とに基づいて課金を演算する課金算出手段を有することを特徴とする自動ドアの監視システム。
  2. 上記コンピュータの表示部に表示される一覧表示の作動情報を書き換えて当該ドアユニットへ送信することにより、該当コントローラの設定データを変更可能にし、またコンピュータの表示部に自動ドアを起動又は停止させる制御キーを備えたことを特徴とする請求項1記載の自動ドアの監視システム。
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