JPH09298772A - 遠隔管理システム - Google Patents

遠隔管理システム

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JPH09298772A
JPH09298772A JP10921296A JP10921296A JPH09298772A JP H09298772 A JPH09298772 A JP H09298772A JP 10921296 A JP10921296 A JP 10921296A JP 10921296 A JP10921296 A JP 10921296A JP H09298772 A JPH09298772 A JP H09298772A
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landry
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喜代光 黒田
Tadashi Takenaka
正 竹中
Ichiro Fukuoka
一郎 福岡
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 作業員を派遣することなく、運転中の機器の
状態を把握してトラブル発生の予防を使用者がその機器
を使用していないことを確認することによって、機器へ
の投入物等に損傷を与えることなく行うことができる遠
隔管理システムを提供する。 【解決手段】 中央装置3は、ランドリ店2のDTC7
を発呼して、公衆回線5の回線接続を行い、ランドリ機
器8から運転状況に係るデータの送信指令をDTC7に
与え、DTC7からそのデータを受信すると、受信した
データに基づいて当該ランドリ機器8が運転中であるの
か運転停止中であるのかを判断し、それが運転中である
と判断すると、モニタ運転要求の送信を中止すると共
に、公衆回線5の回線断を行った後、モニタ運転を行え
ないことを示すメッセージ画面を表示装置3bに表示す
る。中央装置3は、メッセージ画面においてOKボタン
がオンされるまで待機し、それがオンされたと判断する
と、運転状況表示画面を表示装置3bに表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はマイクロコンピュー
タ等の制御装置によってその運転が制御される機器とパ
ーソナルコンピュータ等の演算装置を用いてなる中央装
置とを通信手段で結び、中央装置にて前記機器を遠隔管
理するシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば複数の洗濯機又は乾燥機等のラン
ドリ機器を配置し、コイン又はプリペイドカードを用い
て有料でこれらを使用し得るランドリ店にあっては、係
員を削減し、又は各店舗への巡回を廃止して管理効率を
向上させるべく、ランドリ機器の故障,異常の管理及び
料金の管理等を遠隔地にて一元的に管理する管理システ
ムが要求されている。
【0003】そのような管理システムとして本願出願人
が特開平6−205900号公報に提案したものがある。各ラ
ンドリ店には洗濯機及び乾燥機等の複数のランドリ機器
が設置してある。各ランドリ機器に設けられたモータ,
ドラム及び料金箱等の各部分には回転センサ,サーミス
タ,コインセンサ等の各センサが配設してあり、センサ
の出力信号はマイクロコンピュータに入力されるように
なっている。マイクロコンピュータは各センサからの信
号に基づいてランドリ機器の運転を制御すると共に、運
転状態,運転残時間,売上金額等の各データを記憶し、
店舗毎に配置してあるデータコントローラ(以後DTC
という)へそれぞれ送信するようになっている。各DT
Cは、経営者又は経営者から管理を委託された管理会社
が有するパーソナルコンピュータを用いてなる中央装置
と公衆回線にてそれぞれ結ばれている。
【0004】中央装置はオペレータの操作により、中央
装置からDTCへ運転状態,運転残時間,売上金額,運
転金額設定及び運転時間設定等をモニタすべく、公衆回
線を介してモニタ要求を送信する。DTCはランドリ店
に設置された各機器のマイクロコンピュータへ返送要求
に係るデータを送信させるコマンドを与える。マイクロ
コンピュータは与えられたコマンドに従ってデータをD
TCへ送信し、DTCは受信したデータを中央装置へ送
信する。
【0005】一方、機器の故障,異常又は料金盗難等の
トラブルが発生した場合は、当該ランドリ機器のマイク
ロコンピュータはその運転を停止させて発生したトラブ
ルの種類を表示すると共にDTCへ送信要求を与え、D
TCから応答があるとトラブルの種類及び発生時間等の
トラブルデータに当該機種名及びその機器に付与された
ID(identity)ナンバ等の情報を加えて送信する。D
TCは受信したトラブルデータを送信すべく中央装置を
発呼し、中央装置から応答があると受信したデータにラ
ンドリ店名の情報を加えたトラブルデータとし、それを
中央装置へ送信する。
【0006】中央装置は、モニタ要求に係るデータ又は
トラブルデータを受信すると、店名,当該機器のIDナ
ンバ及び機種名,並びにデータの内容等をモニタの画面
上に文字及び数字で表示し、経営者又は管理会社のオペ
レータに知らせる。モニタにトラブルデータが表示され
た場合、経営者又はオペレータはメンテナンスを行うべ
く、トラブルが生じた店舗名,当該機器のIDナンバに
基づいて作業員を派遣する。作業員はトラブルの種類別
に予め定められたマニュアル及び機器に表示されたトラ
ブルの種類に基づいて、トラブルが発生した機器の点検
及び処置を行う。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の遠
隔管理システムにあっては、トラブルの発生を予防する
には、作業員を各店舗に定期的に派遣して、そこに設置
してある機器を個別に点検しなければならず、管理コス
トが高いという問題があった。また、トラブルが発生し
た場合、作業員がその機器の点検及び処置を行うまで、
トラブルの詳細を解明することができず、当該機器が再
使用可能な状態になるまでに長時間を要するという問題
があった。また、揮発性の溶剤を用いるランドリ機器に
あっては、発生したトラブルの種類によっては、作業員
の点検に危険を伴う場合もある。
【0008】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは中央装置は、機器が運
転停止中であることを確認してから、機器に所要手順の
運転を行わせ指令を送信して機器にその運転を行わせる
構成にすることによって、作業員を派遣することなく、
運転中の機器の状態を把握してトラブル発生の予防と、
トラブルが発生した場合はその詳細解明とを、使用者が
その機器を使用していないことを確認することによっ
て、機器への投入物等に損傷を与えることなく行うこと
ができる遠隔管理システムを提供することにある。
【0009】また、他の目的とするところは、機器から
時系列データを送信させる要求が与えられた場合、機器
に時系列データを送信させ、受信した時系列データを集
計してその結果を表示する一方、集計結果と閾値との比
較結果に基づいて表示手段に指示を表示させる構成にす
ることによって、作業員を派遣することなく、機器の状
態を把握してトラブルの発生を予防し得る遠隔管理シス
テムを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】第1発明に係る遠隔管理
システムは、複数のセンサからのデータに基づいて、予
め定めた複数の動作ステップに従ってその運転を制御す
る機器から、それとは離隔して配置してある中央装置へ
送信した前記データに基づいて中央装置が前記機器を遠
隔管理するシステムにおいて、前記中央装置は、前記機
器を運転させる要求が与えられたか否かを判断する第1
判断手段と、その要求が与えられたと判断した場合、前
記データの送信指令を機器へ送信する手段と、受信した
データに基づいて、その機器が運転中であるか運転停止
中であるかを判断する第2判断手段と、前記動作ステッ
プの内の何れかの動作ステップが与えられたか否かを判
断する第3判断手段と、第2判断手段が機器は運転停止
中であると判断した場合、与えられた動作ステップの運
転を行わせる指令を機器へ送信する手段とを備えること
を特徴とする。
【0011】第1判断手段は、オペレータによって機器
を運転させる要求が与えられたか否かを判断し、第1判
断手段が前記要求が与えられたと判断した場合、機器へ
データの送信指令を送信する。機器からデータを受信す
ると、第2判断手段は、例えば、受信したデータにおい
てモータの回転数センサの値が零であるか否かによっ
て、その機器が運転中であるか運転停止中であるかを判
断する。機器は複数の動作ステップ(運転行程)を実行
するようになっており、その内の全て又は特定の動作ス
テップを運転させて得たデータに基づいて機器の状態を
判断すべく、第3判断手段は、何れかの動作ステップが
与えられたか否かを判断する。そして、第2判断手段が
機器が運転停止中であると判断した場合、与えられた動
作ステップの運転を行わせる指令を機器へ送信し、運転
中であると判断した場合、その指令の送信を中止する。
これによって、作業員を派遣することなく、運転中の機
器の状態を把握してトラブル発生を予防することができ
ると共に、機器が運転中であるにも拘らず、新たな運転
指令が機器に与えられることが防止され、機器への投入
物等に損傷を与えることが防止される。
【0012】第2発明に係る遠隔管理システムは、第1
発明において、前記中央装置は、前記機器及びそれが配
置された配置領域に係るレイアウトを表示する手段と、
前記第2判断手段の判断結果に基づいて、運転中である
場合と運転停止中である場合とで前記レイアウト中の機
器の表示を異ならせる手段とを備えることを特徴とす
る。
【0013】機器及びそれが配置された配置領域に係る
レイアウトを表示し、運転中である機器と運転停止中で
ある機器とで表示を異ならせる。例えば、一方を点滅さ
せる。これによって、運転中である機器と運転停止中で
ある機器とを、一見して区別することができ、運転停止
中である機器を選択することによって、前同様、機器へ
の投入物等に損傷を与えることなく、機器の状態を把握
してトラブル発生を予防することができる。
【0014】第3発明に係る遠隔管理システムは、複数
のセンサからのデータに基づいて、予め定めた複数の動
作ステップに従ってその運転を制御し、トラブルが発生
した場合、その発生状態を示すトラブルデータを検出す
る機器から、それとは離隔して配置してある中央装置へ
送信した前記データ又はトラブルデータに基づいて中央
装置が前記機器を遠隔管理するシステムにおいて、前記
中央装置は、機器からトラブルデータが送信されたか否
かを判断する手段と、トラブルデータが送信されたと判
断した場合、トラブルデータを送信した機器を運転させ
る要求が与えられたか否かを判断する第1判断手段と、
それが与えられたと判断した場合、前記データの送信指
令を機器へ送信する手段と、受信したデータに基づい
て、その機器が運転中であるか運転停止中であるかを判
断する第2判断手段と、前記動作ステップの内の何れか
の動作ステップが与えられたか否かを判断する第3判断
手段と、第2判断手段が機器は運転停止中であると判断
した場合、与えられた動作ステップの運転を行わせる指
令を機器へ送信する手段とを備えることを特徴とする。
【0015】第1判断手段は、トラブルデータを送信し
た機器を運転させる要求がオペレータによって与えられ
たか否かを判断し、第1判断手段が前記要求が与えられ
たと判断した場合、その機器へデータの送信指令を送信
する。機器は、トラブルが発生した場合、所定の動作ス
テップを経て運転を停止するようになっている。機器か
らデータを受信すると、第2判断手段は、受信したデー
タに基づいてその機器が運転中であるか運転停止中であ
るかを判断する。トラブルに係る特定の動作ステップを
運転させて得たデータに基づいて機器の状態を判断すべ
く、第3判断手段は、何れかの動作ステップが与えられ
たか否かを判断する。そして、第2判断手段が機器が運
転停止中であると判断した場合、与えられた動作ステッ
プの運転を行わせる指令を機器へ送信し、運転中である
と判断した場合、その指令の送信を中止する。これによ
って、作業員を派遣することなく、その動作ステップで
運転中の機器の状態を把握してトラブルの詳細解明を行
うことができると共に、機器が運転停止前であるにも拘
らず、新たな運転指令が機器に与えられることが防止さ
れ、機器への投入物等に損傷を与えることが防止され
る。
【0016】第4発明に係る遠隔管理システムは、デー
タを送信すべくなしてある機器から、該機器から離隔し
て設置してある中央装置へ送信したデータに基づいて中
央装置が前記機器を遠隔管理するシステムにおいて、前
記中央装置は、前記機器からメンテナンスに係るデータ
を送信させる要求が与えられたか否かを判断する手段
と、その要求が与えられたと判断した場合、前記データ
の送信指令を機器へ送信する手段と、受信したデータと
予め設定された閾値とを比較する手段と、比較結果を表
示する手段とを備えることを特徴とする。
【0017】中央装置は、各機器から受信したメンテナ
ンスに係るデータ、例えば、売上カウント値又は運転回
数カウント値と、これらのデータに応じて予め設定され
た閾値とを比較し、両者の比を数字又はグラフ化して表
示し、また、両者の比の適度からメンテナンスを行うか
否かを判断して、その結果を表示する。これによって、
作業員を派遣することなく、機器の状態を把握してメン
テナンスを行い、トラブルの発生を予防する。
【0018】第5発明に係る遠隔管理システムは、第
1,第2,第3又は第4発明において、前記機器はラン
ドリ機器であることを特徴とする。
【0019】機器が乾燥機及び洗濯機等のランドリ機器
である場合、その種類に応じてその状態を把握すること
ができ、トラブルの発生の予防及び発生したトラブルの
詳細解明を的確に行うことができる。このとき、ランド
リ機器が運転停止中である、即ち使用者がそのランドリ
機器を使用していないことを確認しているため、ランド
リ機器内には衣類等が投入されておらず、投入されてい
た場合に生じる衣類の破損が回避される。
【0020】
【発明の実施の形態】以下本発明をその実施例を示す図
面に基づいて具体的に説明する。図1は本発明に係る遠
隔管理システムの構成を示すブロック図であり、図中2
はランドリ店であり、1は複数のランドリ店2,2,…
を管理する管理会社である。ランドリ店2にはシリアル
通信に対応したマイクロコンピュータ8a,8a,…を取付
けてある乾燥機又は洗濯機等の複数のランドリ機器8,
8,…及びホームバスシステム(以後HBSという)に
基づくHBS用インタフェース(以後I/Fという)
9,9,…が設置してある。
【0021】ランドリ機器8,8,…に備えられたマイ
クロコンピュータ8a,8a,…は、コイン投入等の料金入
力指示及びスタート指示によって、乾燥又は洗濯に係る
運転を開始し、回転数センサ,温度センサ等の各センサ
8b,8b,…からの信号に基づいて運転を制御すると共
に、料金入力,スタート指示,回転数,温度等のデー
タ、及び料金入力異常,回転数異常,温度異常等のトラ
ブルデータをHBS用I/F9,9,…を介して送信す
るようになっている。
【0022】各HBS用I/F9,9,…はツイストペ
ア線10を介してデータをDTC7に与えるようになって
いる。ツイストペア線10はDTC7に備えられたHBS
制御部7bに接続されており、HBS制御部7bは各ランド
リ機器8,8…からDTC7へのデータの送信を要求す
るコマンドの送信、及び各ランドリ機器8,8,…から
のレスポンスを制御している。
【0023】HBS制御部7bは、DTC7の動作を制御
するDTC制御部7aとの間でランドリ機器8,8,…に
対するデータ送信要求及び受信データを送受する。DT
C制御部7aには、DTC7が配置されたランドリ店名及
び電話番号等の情報が設定される入力部7c、ランドリ機
器8,8,…から受信したデータを記憶するメモリ7d、
及びRS−232C等のI/F7gがそれぞれ接続してあ
る。また、HBS制御部7bにはランドリ機器8,8,…
との通信の優先順位が定められており、DTC7はHB
S制御部7bから所定間隔毎に各ランドリ機器8,8,…
へ、その優先順位に従ってデータ送信要求を送信し、受
信したデータを前記メモリ7dの所定アドレスに記憶す
る。
【0024】DTC7はモデム等の回線制御/データ送
受信装置6,公衆回線5及び管理会社1側の回線制御/
データ送受信装置4を介してパーソナルコンピュータを
用いてなる中央装置3に備えられたI/F3dに接続され
ている。この回線制御/データ送受信装置6と回線制御
/データ送受信装置4との間の通信は、MNP5のエラ
ー訂正・データ圧縮方式に基づいて行われている。また
管理会社1側の回線制御/データ送受信装置4及びラン
ドリ店側の回線制御/データ送受信装置6には電話機1
1,12がそれぞれ接続してあり、通話連絡用に使用す
る。
【0025】中央装置3には、CRT等の表示装置3b,
キーボード等の入力装置3c,CPU等の制御装置3a及び
メモリ3e等が備えられており、売上金額要求,運転状態
要求等のデータ送信要求を入力装置3cから入力すると制
御装置3aは、I/F3d及び回線制御/データ送受信装置
4,公衆回線5及び回線制御/データ送受信装置6を介
してランドリ店2のDTC7へそれを送信し、回線制御
/データ送受信装置4に着信したDTC7からのデータ
をI/F3dを介して読み込み、それを表示装置3bに表示
すると共にメモリ3eに記憶させる。
【0026】図2は図1中のランドリ機器8の一つであ
る乾燥機を示す正面図であり、図中、19,20は上,下の
乾燥室である。乾燥室19,20はそれぞれ外槽及びこの外
槽内に軸支した回転ドラム(共に図示せず)を備えてお
り、扉を開閉して被乾燥物を回転ドラム内に収納するよ
うになっている。上,下の乾燥室19,20を操作する操作
部21には、乾燥室19,20を動作させるためのコイン投入
口27,カード挿入口30及び投入コインの金額又は残り度
数を表示する表示器24、投入コインを格納するコイン箱
31、乾燥室19,20のスタートボタン25,25、残り時間表
示器23,23,作動ランプ26,26、並びに乾燥室19,20の
運転状況,温度,異常の有無等を表示する表示器22,2
2,22等が備えられている。
【0027】図3は図2に示した乾燥機の制御系を示す
ブロック図であり、図中8aはマイクロコンピュータであ
る。マイクロコンピュータ8aの入力ポートには、フレー
ムロッド83b から着失火信号が、回転ドラムへの空気入
口に設けたサーミスタ85b ,回転ドラムからの空気出口
に設けたサーミスタ86b から各温度信号が、ガスバルブ
センサ84b からバルブの開閉信号が、ドラムモータ回転
数センサ87b 及びファンモータ回転数センサ88b から回
転数信号が、ドラムモータサーミスタ89b 及びファンモ
ータサーミスタ92b から各モータ温度信号がそれぞれ与
えられる。
【0028】また、マイクロコンピュータ8aの入力ポー
トには、ディップスイッチ90からドラム回転数を微調整
するための設定信号及び利用料金設定信号等が与えら
れ、電源回路71から電源が、クロック発振回路72からク
ロックがそれぞれ与えられる。
【0029】マイクロコンピュータ8aの入力ポートに
は、コインスイッチ回路80b からコイン投入信号が、磁
気センサ82b からコイン詰まり信号が、またマイクロス
イッチ81b からコイン箱異常信号が、売上リセットスイ
ッチ94からリセット信号が与えられる。マイクロコンピ
ュータ8aは、コインスイッチ回路80b から与えられるコ
イン投入信号の回数をカウントする売上カウンタ8eを備
えている。コインスイッチ回路80b は、例えば、額面が
百円のコインを検出するとコイン投入信号として1回の
パルスを、また額面が5百円のコインを検出するとコイ
ン投入信号として5回のパルスを売上カウンタ8eに与え
るようになっており、売上カウンタ8eは与えられたパル
ス数をカウントする。そして、回収員が売上を回収した
後、売上リセットスイッチ94をオンして、リセット信号
が与えられると、マイクロコンピュータ8aは売上カウン
タ8eの売上カウント値をクリアする。
【0030】マイクロコンピュータ8aの入力ポートに
は、スタートボタン25,25から運転指示信号が各別に与
えられるようになっており、該信号が与えられるとマイ
クロコンピュータ8aは、負荷駆動回路70に指令を与えて
運転を開始し、またマイクロコンピュータ8aに備えられ
た運転回数カウンタ8fはそのカウント値を各別に1つ増
加させる。マイクロコンピュータ8aの入力ポートには運
転回数リセットスイッチ95,95から運転回数カウンタ8f
の運転回数カウント値をクリアするリセット信号が各別
に与えられるようになっている。作業員はランドリ機器
8に備えられたフィルタの交換,グリスの交換を行う都
度、運転回数リセットスイッチ95,95をオンし、マイク
ロコンピュータ8aは該リセット信号が与えられると、運
転回数カウンタ8fの運転回数カウント値をクリアする。
【0031】表1及び表2は異常,その判断基準及び運
転停止手順の一例を示すものである。
【0032】
【表1】
【0033】
【表2】
【0034】例えば、コインが投入されてスタートボタ
ン25が押されると、マイクロコンピュータ8aは乾燥運転
を開始すべく負荷駆動回路70に指令信号を与えて、ドラ
ムモータ,ファンモータを回転駆動させると共に、ガス
バルブを開にしてガスを通流させた後、着火操作を行わ
せる。このとき、着火操作を行ったにも拘らずフレーム
ロッド83b から着火信号が入力ポートに与えられなかっ
た場合、再び着火操作を行う。そして着火操作を連続5
回行ったにも拘らず着火信号が入力されない場合、マイ
クロコンピュータ8aは着火不良が生じたと判断してトラ
ブル検知フラグ8cのE1のビットにフラグをセットする
と共に、即時にガスバルブを閉じ、前記両モータの駆動
を停止するという基本処理を行うことによって乾燥機の
運転を停止する。
【0035】またマイクロコンピュータ8aが乾燥運転モ
ードであるとき、リントフィルタの詰まり等のために回
転ドラムからの空気出口に設けたサーミスタ86b から入
力した温度信号が異常であった場合、マイクロコンピュ
ータ8aはドラム過熱が生じたと判断してトラブル検知フ
ラグ8cのE4のビットにフラグをセットすると共に、ガ
スバルブを閉じて消火した後、残り時間のあいだ前記両
モータを駆動させることによって外気の風を供給し、ド
ラムを冷却して運転停止する。
【0036】DTC7はデータ送信要求をランドリ機器
8,8,…のマイクロコンピュータ8a,8a,…へ定期的
に送信し、マイクロコンピュータ8a,8a,…から送信さ
れたデータをメモリ7dの対応するアドレスに記憶し、管
理会社1の中央装置3からの要求によって記憶したデー
タを送信する。またDTC7は、記憶したデータ中にラ
ンドリ機器8,8,…に配設してあるセンサからの異常
又は料金盗難等のトラブルデータが含まれている場合
は、公衆回線5を介して管理会社1の中央装置3へ発呼
し、回線が結ばれるのを待ってトラブルデータを送信す
る。
【0037】中央装置3の制御装置3aはDTC7が送信
したトラブルデータを受信すると、受信したトラブルデ
ータに基づいて、当該ランドリ店名,トラブルが発生し
たランドリ機器8の機器番号,トラブルコード(表1,
2参照)等を表示装置3bに表示する。
【0038】トラブルが発生して運転停止しているラン
ドリ機器8を再起動させて該ランドリ機器8に設けたセ
ンサ8b,8b,…からデータをサンプリングしてそれをモ
ニタすべく、オペレータが中央装置3にモニタ運転を要
求すると、中央装置3はサンプリング条件入力画面を表
示装置3bに表示する。
【0039】図18はサンプリング条件入力画面を説明す
る説明図である。図18に示した如く、サンプリング条件
入力画面には、当該ランドリ機器8の機器番号、温度,
圧力,流量等のサンプリング項目、洗浄,脱水,乾燥等
の運転行程又は起動させてからサンプリング開始までの
時間、サンプリング回数,サンプリング周期等のサンプ
リング条件を入力する事項が表示されている。そして、
オペレータは前述したトラブルデータに基づいて、トラ
ブルに係るデータを得るべくサンプリング条件を設定す
る。
【0040】サンプリング条件が入力されると、中央装
置3はそれを読み込む。中央装置3は、当該ランドリ店
2のDTC7を発呼して、DTC7が応答するとそれ
に、トラブルデータを送信したランドリ機器8から運転
状況に係るデータの送信指令を与える。中央装置3は受
信したデータに基づいて当該ランドリ機器8が運転中で
あるのか運転停止中であるのかを判断し、それが運転中
であると判断すると、モニタ運転要求の送信を中止する
と共に、モニタ運転を行えないことを示すメッセージを
表示装置3bに表示する。これによって、ランドリ機器8
内に衣類が残っているにも拘らずモニタ運転が実施され
ることが回避されるので衣類に損傷を与えることが防止
される。
【0041】一方、中央装置3は、当該ランドリ機器8
が運転停止中であると判断すると、当該ランドリ店2の
DTC7へモニタ運転要求と共に読み込んだ条件を送信
する。
【0042】DTC7には次の表3に示したように、ラ
ンドリ機器8,8,…の種類に応じてグループコードが
それぞれ設定してあり、また、次の表4〜12に示したよ
うに、各グループコードの別に、サンプリングモニタ要
求に応じてランドリ機器8,8,…に与えるモニタ要求
がそれぞれ設定してある。
【0043】
【表3】
【0044】
【表4】
【0045】
【表5】
【0046】
【表6】
【0047】
【表7】
【0048】
【表8】
【0049】
【表9】
【0050】
【表10】
【0051】
【表11】
【0052】
【表12】
【0053】DTC7は、中央装置3からのモニタ運転
要求及びサンプリング条件を受信すると、受信したサン
プリング条件に基づいて、該条件に設定されたIDナン
バのランドリ機器8にそのトラブル検知フラグ8c(図3
参照)のフラグを下ろす要求を与えて、ランドリ機器8
を再起動可能な状態にリセットした後、サンプリング条
件に設定された運転行程の運転を行わせる要求を与え、
ランドリ機器8にモニタ運転を開始させる。
【0054】モニタ運転が開始されると、DTC7は当
該ランドリ機器8にそのグループコード及びサンプリン
グ条件に設定されたサンプリング事項に基づいて、前述
した表4〜12から対応するモニタ要求を、サンプリング
条件に設定された周期で与える。
【0055】ランドリ機器8は、DTC7からモニタ要
求が与えられる都度、該モニタ要求に基づいて、センサ
8bからマイクロコンピュータ8aの入力ポートに入力され
たデータ及びマイクロコンピュータ8aの出力ポートのデ
ータをDTC7へ送信する。DTC7は、サンプリング
条件に設定された回数だけランドリ機器8からデータを
受信すると、中央装置3を発呼し、公衆回線5が接続さ
れるとサンプリングしたデータを中央装置3へ送信す
る。中央装置3は、DTC7からデータを受信すると、
それを表示装置3bに表示する。
【0056】一方、オペレータはランドリ機器のトラブ
ルの発生を防止すべく、中央装置3にモニタ運転の要求
を定期的に又は適宜のタイミングで与える。中央装置3
のメモリ3eには、ランドリ店2のフロア形状及び入口の
位置並びにそこに設置してあるランドリ機器8,8,…
の配置をIDナンバで表示するレイアウトが店舗毎に予
め登録してあり、中央装置3はモニタ運転の要求が与え
られると、メモリ3eからレイアウトを読み出し、それを
表示装置3bに表示する。
【0057】オペレータが、所要店舗に係るレイアウト
画面において所要のIDナンバを指定すると、中央装置
3はそのIDナンバのランドリ機器8を判別する。中央
装置3は、当該ランドリ店2のDTC7を発呼して、D
TC7が応答するとそれに、判別したランドリ機器8か
ら運転状況に係るデータの送信指令を与える。中央装置
3は受信したデータに基づいて当該ランドリ機器8が運
転中であるのか運転停止中であるのかを判断し、それが
運転中であると判断すると、モニタ運転要求の送信を中
止すると共に、モニタ運転を行えないことを示すメッセ
ージを表示装置3bに表示する。これによって、使用中の
ランドリ機器8の運転行程を変更することなく、安全に
モニタ運転を行うことができる。
【0058】中央装置3は、当該ランドリ機器8が運転
停止中であると判断すると、モニタ対象の運転行程を示
した画面を表示装置3bに表示し、その画面においてオペ
レータが所要の運転行程を指定すると、それを取り込
む。そして、中央装置3は、当該ランドリ店2のDTC
7へモニタ運転要求と共に読み込んだ運転行程を送信す
る。DTC7はモニタ運転要求及び運転行程を受信する
と、ランドリ機器8に、指定された運転行程の運転を行
わせる要求を与え、モニタ運転を開始させる。モニタ運
転が開始されると、DTC7は当該ランドリ機器8にそ
のグループコードに基づいて、前述した表4〜12から対
応するモニタ要求を与え、ランドリ機器8からデータを
収集し、モニタ運転が終了すると、収集したデータを中
央装置3へ送信する。
【0059】更に、オペレータはランドリ機器のトラブ
ルの発生を防止すべく、中央装置3にモニタ運転によら
ない点検を行わせる日常点検要求を定期的に与える。中
央装置3は日常点検要求が与えられると、メモリ3eから
レイアウトを読み出し、それを表示装置3bに表示する。
オペレータが、所要店舗に係るレイアウト画面において
所要のIDナンバを指定すると、中央装置3はそのID
ナンバのランドリ機器8を判別する。中央装置3は、当
該ランドリ店2のDTC7を発呼して、DTC7が応答
するとそれに、ランドリ機器8に備えられた売上カウン
タ8e及び運転回数カウンタ8fのデータの送信指令を与え
る。
【0060】DTC7はその送信指令を受信すると、ラ
ンドリ機器8に売上カウンタ8e及び運転回数カウンタ8f
のデータを送信させ、そのデータを中央装置3へ送信す
る。中央装置3にはランドリ機器8の種類別に、売上カ
ウント値及び運転回数カウント値の程度をそれぞれ判定
する閾値が設定してある。閾値は、売上カウント値につ
いてはそのランドリ機器8に備えられたコイン箱に応じ
た許容売上カウント値であり、運転回数カウント値につ
いては、例えば、ランドリ機器8が乾燥機である場合は
リントフィルタの耐久運転回数カウント値であり、ラン
ドリ機器8が洗濯機である場合はグリスの耐用運転回数
カウント値である。そして、受信した売上カウント値及
び運転回数カウント値と対応する閾値とをそれぞれ比較
し、その比較結果を表示装置3bにグラフで表示すると共
に、比較結果に基づいてコイン回収を要するか否か、及
びリントフィルタ又はグリス等の交換を要するか否かを
判断し、要すると判断すると、コイン回収又は部品交換
の指示を表示装置3bに表示する。
【0061】図4及び図5は本発明に係る遠隔管理シス
テムの中央装置3における制御手順を示すフローチャー
トであり、トラブルの詳細解明のためにモニタ運転を実
施する場合を示している。中央装置3はDTC7からデ
ータが送信されるまで待機し(ステップS1)、送信さ
れたデータがトラブルデータであるか否かを判断する
(ステップS2)。送信されたデータがトラブルデータ
であると判断すると、中央装置3は当該ランドリ店名,
トラブルが発生したランドリ機器8のIDナンバ,トラ
ブルコード等,トラブルデータの内容を表示装置3bに表
示する(ステップS3)。
【0062】中央装置3は、オペレータによってモニタ
運転の要求が入力されたか否かを判断し(ステップS
4)、モニタ運転の要求が入力されたと判断すると、サ
ンプリング条件入力画面を表示し(ステップS5)、オ
ペレータによって入力された各条件を読み込む。そし
て、モニタ運転の実行指令がオペレータによって入力さ
れると、中央装置3はランドリ店2に配したDTC7と
の公衆回線5の接続を行い(ステップS6,7)、中央
装置3はDTC7へ、当該ランドリ機器8から運転状況
に係るデータの送信指令を与え(ステップS8)、DT
C7からそのデータを受信する(ステップS9)と、受
信したデータに基づいて当該ランドリ機器8が運転中で
あるのか運転停止中であるのかを判断し(ステップS1
0)、それが運転中であると判断すると、公衆回線5を
回線断し(ステップS11)た後、図19に示した如く、モ
ニタ運転を行えないことを示すメッセージを表示装置3b
に表示する(ステップS12)。
【0063】一方、中央装置3は、ステップS10におい
て、運転停止中であると判断すると、モニタ運転要求及
びその条件をDTC7へ送信し(ステップS13)た後、
回線断する(ステップS14)。
【0064】ステップS2において、DTC7から送信
されたデータがトラブルデータではないと判断すると、
中央装置3はそれがモニタ運転要求に係るデータか否か
を判断する(ステップS15)。そうであると判断する
と、中央装置3はそのデータを、時間軸及びデータの程
度を示す軸に対応して点としてそれぞれ配置し、各点を
線分で結ぶグラフ化処理し(ステップS16)て、それを
表示装置3bに表示する(ステップS17)。ステップS15
において、モニタ運転要求に係るデータではないと判断
すると、中央装置3はDTC7から送信されたデータは
売上情報等の通常のデータであると判断し、統計処理等
のデータ処理を行う(ステップS18)。
【0065】図6及び図7は本発明に係る遠隔管理シス
テムのDTC7における制御手順を示すフローチャート
である。DTC7はランドリ機器8,8,…へ定期的に
問い合わせを行って売上情報等のデータを受信する(ス
テップS21)。一方、DTC7はランドリ機器8,8,
…から受信したデータにトラブルデータが含まれていな
いか否かを判断し(ステップS22)、トラブルデータが
含まれていると判断するとそれを中央装置3へ送信する
(ステップS23)。
【0066】DTC7は、中央装置3からランドリ機器
8の運転状況に係るデータの送信指令が与えられたか否
かを判断し(ステップS24)、それが与えられたと判断
すると、当該ランドリ機器8へ運転状況に係るデータの
送信要求を送信し(ステップS25)、そのデータを受信
すると、それを中央装置3へ送信する(ステップS2
6)。
【0067】また、DTC7は、中央装置3からモニタ
運転要求が送信されたか否かを判断し(ステップS2
7)、モニタ運転要求が送信されたと判断すると、サン
プリング条件を読み込む(ステップS28)。サンプリン
グ条件を読み込むと、DTC7は、ランドリ機器8を再
起動可能な状態にリセットして、サンプリング条件に設
定された運転を行う要求を該当するランドリ機器8へ送
信し(ステップS29)、当該ランドリ機器8が運転を開
始すると、サンプリング条件に係るモニタ要求をランド
リ機器8へ送信してサンプリングデータを得る(ステッ
プS30)。DTC7は、サンプリング条件に設定された
サンプリング回数に達したか否かを判断し(ステップS
31)、設定回数に達するまで前述したモニタ要求を条件
に設定された周期で与えてサンプリングデータを得る。
そして、DTC7は、モニタ要求を送信した回数が条件
に設定された回数に達したと判断すると、中央装置3へ
の公衆回線5の接続を行い(ステップS32)、サンプリ
ングデータを中央装置3へ送信し(ステップS33)て、
回線断を行う(ステップS34)。
【0068】図8〜図11は本発明に係る遠隔管理システ
ムの中央装置3における他の制御手順及び画面表示手順
を示すフローチャートであり、ランドリ機器のトラブル
発生の予防を目的としたモニタ運転の実施手順を説明す
るものである。中央装置3は、表示装置3bに次のメンテ
ナンス管理画面を表示する(ステップS40) 。
【0069】図20はメンテナンス管理画面を説明する説
明図である。図20のように、メンテナンス管理画面の中
央には、ランドリ機器の運転残時間,実施中の運転行
程,サーミスタからの温度データ等をモニタする運転状
況モニタボタン40、ランドリ機器にモニタ運転を行わせ
るモニタ運転制御ボタン41、売上カウント値及び運転回
数カウント値をモニタして点検を行う日常点検ボタン4
2、及び店舗の通信先の変更を設定するための店舗の通
信先変更ボタン43が設けてある。メンテナンス管理画面
の下部には、表示画面を一つ前の画面に戻すための戻る
ボタン44、表示画面を次の画面に進めるための次へボタ
ン45、及び管理システムのプログラム実行を終了させる
終了ボタン46がそれぞれ設けてある。また、メンテナン
ス管理画面には矢符形状のポインタ47が移動自在に設け
てあり、該ポインタ47を図示しないマウスによって各ボ
タン40〜46上に移動させ、クリック操作を行うことによ
って、各ボタン40〜46をオンする。
【0070】中央装置3は、メンテナンス管理画面にお
いて何れかのボタン40〜46がオンされたか否かを判断す
る(ステップS41)。中央装置3は、オンされたと判断
すると、それがモニタ運転制御ボタン41であるか否かを
判断する(ステップS42)。中央装置3は、モニタ運転
制御ボタン41でないと判断すると、更に次へボタン45が
オンされたか否かを判断し(ステップS43)、それがオ
ンされたと判断すると、モニタ運転制御ボタン41以外の
他のボタンに対応するメニューを実行し(ステップS4
4)、それがオンされていないと判断すると、ステップ
S41へ戻る。
【0071】中央装置3は、ステップS42においてモニ
タ運転制御ボタン41であると判断すると、更に次へボタ
ン45がオンされたか否かを判断し(ステップS45)、そ
れがオンされたと判断すると、メモリ3eからレイアウト
を読み出し、それを表示装置3bに表示し(ステップS4
6)、それがオンされていないと判断すると、ステップ
S41へ戻る。
【0072】図21はレイアウト画面を説明する説明図で
ある。図21のようにレイアウト画面の上部には店舗名が
表示されている。レイアウト画面の中央にはその店舗の
フロア形状が複数のブロックで示してあり、ランドリ機
器が配置してあるブロックにはその中に機器番号を示す
数字を表示し、その種類を示す彩色が施してある。ま
た、ブロック群の縁部の所定域のブロック複数内には入
口が表示してある。ブロック群の右側には、ブロックを
彩色した色の別に、ランドリ機器の種類が文字で示して
ある。ブロック群の左側には、機器情報表示領域が設け
てあり、機器情報として、機器番号,その機器番号の機
種名,機器の名称,製造番号及び外観像が表示してあ
る。また、レイアウト画面の下部には前述した戻るボタ
ン44,次へボタン45,終了ボタン46が設けてある。
【0073】レイアウト画面においてオペレータが所要
のIDナンバを指定すると、中央装置3は、そのIDナ
ンバのランドリ機器8を認識する(ステップS47)。中
央装置3は何れかのボタン44〜46がオンされたか否かを
判断し(ステップS48)、オンされていないと判断する
と、ステップS47に戻って、他のランドリ機器8が指定
されれば、以前に認識したランドリ機器8に代えてその
ランドリ機器8の認識を行う。中央装置3は、オンされ
たと判断すると、それが次へボタン45であるか否かを判
断し(ステップS49)、次へボタン45でないと判断する
と、他のボタン44,46のメニューを実行する(ステップ
S50)。
【0074】一方、中央装置3は、次へボタン45である
と判断すると、当該ランドリ店2のDTC7を発呼し
て、公衆回線5の回線接続を行う(ステップS51)。中
央装置3はDTC7へ、判別したランドリ機器8から運
転状況に係るデータの送信指令を与え(ステップS5
2)、DTC7からそのデータを受信する(ステップS5
3)と、受信したデータに基づいて当該ランドリ機器8
が運転中であるのか運転停止中であるのかを判断し(ス
テップS54)、それが運転中であると判断すると、モニ
タ運転要求の送信を中止する(ステップS55)と共に、
公衆回線5の回線断を行った(ステップS56)後、モニ
タ運転を行えないことを示すメッセージ画面を表示装置
3bに表示する(ステップS57)。
【0075】図22はメッセージ画面を説明する説明図で
ある。図22のように、メッセージ画面には、モニタ運転
ができないというマークとその説明文字が表示されてお
り、それらの下方に、メッセージの内容を肯定するOK
ボタン50が設けてある。また、画面下方には前述したレ
イアウト画面を表示させるための機器選択に戻るボタン
51が設けてある。
【0076】中央装置3は、メッセージ画面においてO
Kボタン50がオンされるまで待機し(ステップS58)、
それがオンされたと判断すると、次の運転状況表示画面
を表示装置3bに表示する(ステップS59)。
【0077】図23は運転状況表示画面を説明する説明図
である。図23のように、運転状況表示画面の上部には店
舗名が表示されており、その下方に設けられた機器情報
表示領域には、レイアウト画面に表示されたものと同じ
機器に係るデータが表示されている。機器情報表示領域
の右側には、運転中の文字の下方に当該ランドリ機器8
の運転行程を示す複数の領域が表示してあり、実施され
ている運転行程の領域の彩色を異ならせてある。なお、
図23にあっては、機器情報表示領域に示した如く、ラン
ドリ機器8は乾燥機であるため、運転行程は乾燥運転と
クールダウンの2行程であり、またそれは上下2段式で
あるため、上側の乾燥機及び下側の乾燥機それぞれに応
じて、その運転状況がそれぞれ表示されている。
【0078】ステップS54において、当該ランドリ機器
8が運転停止中であると判断すると、中央装置3は運転
行程選択画面を表示装置3bに表示する(ステップS60)
【0079】図24は運転行程選択画面を説明する説明図
である。図24の如く、運転行程選択画面には、前述した
運転状況表示画面(図23参照)と同じく、機器情報表示
領域が表示されており、該機器情報表示領域の右側に、
運転の停止中を示す文字の下方に当該ランドリ機器8の
各運転行程を示す文字が表示してある運転行程選択ボタ
ン52,52,52,52が設けてある。この、運転行程選択ボ
タン52,52,52,52の下方にはモニタ開始ボタン53が設
けてあり、運転行程選択ボタン52,52,52,52をオンし
た後、モニタ開始ボタン53をオンすることによって、当
該ランドリ機器8に、選択した運転行程をモニタ運転さ
せるようになっている。
【0080】中央装置3は、運転行程選択画面において
運転行程選択ボタン52,52,52,52がオンされたか否か
を判断し(ステップS61)、オンされたと判断すると、
その運転行程を認識する(ステップS62)。中央装置3
は、その他のボタン51,53,46がオンされたか否かを判
断し(ステップS63)、オンされたと判断すると、それ
がモニタ開始ボタン53であるか否かを判断し(ステップ
S64)、モニタ開始ボタン53でない場合、そのボタンで
指定されるメニューを実行する(ステップS65)。
【0081】中央装置3は、モニタ開始ボタン53である
と判断すると、DTC7を介してそのランドリ機器8
に、選択された運転行程の運転開始の要求を与え(ステ
ップS66)、当該ランドリ機器8から運転状況に係るデ
ータを受信して(ステップS67)、公衆回線5を回線断
すると共に(ステップS68)、モニタ運転の開始を示す
開始メッセージ画面を表示装置3bに表示する(ステップ
S69)。
【0082】図25は開始メッセージ画面を説明する説明
図である。図25のように、開始メッセージ画面には、モ
ニタ運転開始を示す文字が表示されており、その下方に
OKボタン55が設けてある。
【0083】中央装置3は、開始メッセージ画面におい
てOKボタン55がオンされたか否かを判断し(ステップ
S70)、それがオンされたと判断すると、ランドリ機器
8から受信したデータに基づいてモニタ運転の開始状況
を表示すべく、図26に示した如き、運転状況表示画面を
表示装置3bに表示させる(ステップS71)。これによっ
て、オペレータは選択した運転行程の運転が実施されて
いることを確認することができる。
【0084】モニタ運転が終了すると、前同様、DTC
7は中央装置3を発呼し、応答があると、ランドリ機器
8のモニタ運転に係るデータを中央装置3へ送信し、中
央装置3は受信したデータをグラフ化して表示装置3bに
表示し、オペレータは表示されたデータに基づいて、当
該ランドリ機器8のメンテナンス管理を行う。
【0085】図12〜図15は、トラブル予防のために行う
モニタ運転の他の実施手順を示すフローチャートであ
り、ランドリ店2に設置してある全てのランドリ機器
8,8,…の運転状況を表示するようにしてある。中央
装置3は、表示装置3bにメンテナンス管理画面(図20参
照)を表示し(ステップS80) 、その画面において何れ
かのボタン40〜46がオンされたか否かを判断する(ステ
ップS81)。中央装置3は、オンされたと判断すると、
それがモニタ運転制御ボタン41であるか否かを判断し
(ステップS82)、そうでないと判断するとそのボタン
に対応するメニューを実行する(ステップS83)。
【0086】中央装置3は、モニタ運転制御ボタン41で
あると判断すると、更に、次へボタン45がオンされたか
否かを判断し(ステップS84)、そのボタン45がオンさ
れたと判断すると、公衆回線5の回線接続を行う(ステ
ップS85)。中央装置3はDTC7へ、そこに設置して
ある全てのランドリ機器8,8,…から運転状況に係る
データの送信指令を与え(ステップS86)、DTC7か
らそのデータを受信する(ステップS87)と、回線断す
る(ステップS88)。
【0087】中央装置3は、メモリ3eからレイアウトを
読み出し、それを表示装置3bに表示する(ステップS8
9)と共に、受信したデータに基づいて、運転停止中の
ランドリ機器のIDナンバを、例えば点滅させることに
よって、その表示を異ならせる(ステップS90)。レイ
アウト画面(図21参照)においてオペレータが運転停止
中のランドリ機器のIDナンバを指定すると、中央装置
3は、そのIDナンバのランドリ機器8を認識する(ス
テップS91)。中央装置3は、レイアウト画面において
何れかのボタン44〜46がオンされたか否かを判断し(ス
テップS92)、オンされていないと判断すると、ステッ
プS91に戻って、他のランドリ機器8が指定されれば、
以前に認識したランドリ機器8に代えてそのランドリ機
器8の認識を行う。中央装置3は、オンされたと判断す
ると、それが次へボタン45であるか否かを判断し(ステ
ップS93)、次へボタン45でないと判断すると、他のボ
タン44,46のメニューを実行する(ステップS94)。
【0088】一方、中央装置3は、次へボタン45である
と判断すると、運転行程選択画面(図24参照)を表示装
置3bに表示する(ステップS95) 。中央装置3は、運転
行程選択画面において運転行程選択ボタン52,52,52,
52がオンされたか否かを判断し(ステップS96)、オン
されたと判断すると、その運転行程を認識する(ステッ
プS97)。中央装置3は、その他のボタン46,51,53が
オンされたか否かを判断し(ステップS98)、オンされ
たと判断すると、それがモニタ開始ボタン53であるか否
かを判断し(ステップS99)、モニタ開始ボタン53でな
い場合、そのボタン46,51で指定されるメニューを実施
する(ステップS100 )。
【0089】中央装置3は、モニタ開始ボタン53である
と判断すると、当該ランドリ店2のDTC7を発呼し
て、公衆回線5の回線接続を行う(ステップS101 )。
中央装置3はDTC7へ、判別したランドリ機器8から
運転状況に係るデータの送信指令を与え(ステップS10
2 )、DTC7からそのデータを受信する(ステップS
103 )と、受信したデータに基づいて当該ランドリ機器
8が運転中であるのか運転停止中であるのかを判断し
(ステップS104 )、それが運転中であると判断する
と、モニタ運転要求の送信を中止する(ステップS105
)と共に、公衆回線5の回線断を行った(ステップS1
06 )後、モニタ運転を行えないことを示すメッセージ
画面(図22参照)を表示装置3bに表示する(ステップS
107 )。
【0090】中央装置3は、メッセージ画面においてO
Kボタン50がオンされるまで待機し(ステップS108
)、それがオンされたと判断すると、運転状況表示画
面を表示装置3bに表示する(ステップS109 )。
【0091】一方、中央装置3は、ステップS104 にお
いて当該ランドリ機器8が運転停止中であると判断する
と、前述したステップS66〜S71と同様の操作を行って
当該ランドリ機器にモニタ運転を実施させる(ステップ
S110 〜S115 )。
【0092】図16及び図17は本発明に係る遠隔管理シス
テムの中央装置3における更に他の制御手順及び画面表
示手順を示すフローチャートであり、ランドリ機器のト
ラブルの発生を防止すべくモニタ運転によらない点検の
実施手順を説明するものである。中央装置3は、表示装
置3bにメンテナンス管理画面(図20参照)を表示し(ス
テップS120)、その画面において何れかのボタン40〜46
がオンされたか否かを判断する(ステップS121 )。中
央装置3は、オンされたと判断すると、それが日常点検
ボタン42であるか否かを判断し(ステップS122 )、そ
うでないと判断するとそのボタンに対応するメニューを
実行する(ステップS124 )。
【0093】中央装置3は、日常点検ボタン42であると
判断すると、更に次へボタン45がオンされたか否かを判
断し(ステップS123 )、それがオンされたと判断する
と、メモリ3eからレイアウトを読み出し、それを表示装
置3bに表示する(ステップS125 )。レイアウト画面
(図21参照)においてオペレータが所要のIDナンバを
指定すると、中央装置3は、そのIDナンバのランドリ
機器8を認識する(ステップS126 )。中央装置3は何
れかのボタン44〜46がオンされたか否かを判断し(ステ
ップS127 )、オンされていないと判断すると、ステッ
プS126 に戻って、他のランドリ機器8が指定されれ
ば、以前に認識したランドリ機器8に代えてそのランド
リ機器8の認識を行う。中央装置3は、オンされたと判
断すると、それが次へボタン45であるか否かを判断し
(ステップS128 )、次へボタン45でないと判断する
と、ステップS124 へ戻って他のボタン44,46のメニュ
ーを実行する。
【0094】中央装置3は、ステップS128 において、
次へボタン45がオンされたと判断すると、そのランドリ
店2との公衆回線5の回線接続を行い(ステップS129
)、DTC7に当該ランドリ機器8の売上カウンタ8e
の売上カウント値及び運転回数カウンタ8fの運転回数カ
ウント値の送信要求を与える(ステップS130 )。中央
装置3はDTC7から売上カウント値及び運転回数カウ
ント値を受信する(ステップS131 )と、両カウント値
と、それらに対応して予め設定してある閾値とをそれぞ
れ比較し(ステップS132 )、その結果から閾値を10
0%としたグラフを形成し(ステップS133 )、日常点
検結果表示画面として表示装置3bに表示する(ステップ
S134 )。
【0095】図27は日常点検結果表示画面を説明する説
明図である。図27のように、日常点検結果表示画面の上
部には店舗名が表示してあり、その下方に設けてある機
器情報表示領域には、機器番号,機種名,名称,製造番
号,及びランドリ機器の外観像等が表示してある。この
機器情報表示領域の右側には、結果表示領域が設けてあ
り、そこには売上カウント値であるコイン収納枚数、売
上カウント値に対する閾値である収納できる枚数、運転
回数カウント値及びその閾値であるリントフィルタの耐
久運転回数カウント値の比較結果であるリントフィルタ
目づまりの比率がそれぞれ数値で表示されており、数値
の右側には、コイン収納枚数/収納できる枚数(コイン
収納比率)、及びリントフィルタ目づまりの比率がそれ
ぞれグラフで表示されている。更に、中央装置3には、
両比率に対する第2閾値がそれぞれ設定してあり、コイ
ン収納比率が第2閾値を越えていた場合、コイン回収の
メッセージを、また、リントフィルタ目づまりの比率が
第2閾値を越えていた場合、リントフィルタ清掃のメッ
セージを両グラフに続けてそれぞれ表示するようになっ
ている。また、結果表示領域の下方には、印刷ボタン58
が設けてあり、該印刷ボタン58をオンすることによっ
て、日常点検結果表示画面を印刷する。
【0096】
【発明の効果】以上詳述した如く第1及び第5発明に係
る遠隔管理システムにあっては、作業員を派遣すること
なく、運転中の機器(ランドリ機器)の状態を把握して
トラブルの発生を予防することができると共に、機器が
運転中であるにも拘らず、新たな運転指令が機器に与え
られることが防止され、機器への投入物等に損傷を与え
ることが防止される。
【0097】第2及び第5発明に係る遠隔管理システム
にあっては、オペレータはレイアウト画面において、運
転中である機器(ランドリ機器)と運転停止中である機
器(ランドリ機器)とを、一見して区別することがで
き、モニタ運転を行わせる機器(ランドリ機器)を即時
に選択することができる。
【0098】第3発明及び第5発明に係る遠隔管理シス
テムにあっては、作業員を派遣することなく、トラブル
発生に係る動作ステップの運転を行わせることによって
機器(ランドリ機器)の状態を把握し、トラブルの詳細
解明を行うことができると共に、機器(ランドリ機器)
が運転停止前であるにも拘らず、新たな運転指令が機器
(ランドリ機器)に与えられることが防止され、機器
(ランドリ機器)への投入物等に損傷を与えることが防
止される。
【0099】第4発明及び第5発明に係る遠隔管理シス
テムにあっては、機器から受信したメンテナンスに係る
データと予め設定した閾値との比較結果から、メンテナ
ンスを要するか否かを判断することができる等、本発明
は優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る遠隔管理システムの構成を示すブ
ロック図である。
【図2】図1中のランドリ機器の一つである乾燥機を示
す正面図である。
【図3】図2に示した乾燥機の制御系を示すブロック図
である。
【図4】本発明に係る遠隔管理システムの中央装置にお
ける制御手順を示すフローチャートである。
【図5】本発明に係る遠隔管理システムの中央装置にお
ける制御手順を示すフローチャートである。
【図6】本発明に係る遠隔管理システムのDTCにおけ
る制御手順を示すフローチャートである。
【図7】本発明に係る遠隔管理システムのDTCにおけ
る制御手順を示すフローチャートである。
【図8】本発明に係る遠隔管理システムの中央装置にお
ける他の制御手順及び画面表示手順を示すフローチャー
トである。
【図9】本発明に係る遠隔管理システムの中央装置にお
ける他の制御手順及び画面表示手順を示すフローチャー
トである。
【図10】本発明に係る遠隔管理システムの中央装置に
おける他の制御手順及び画面表示手順を示すフローチャ
ートである。
【図11】本発明に係る遠隔管理システムの中央装置に
おける他の制御手順及び画面表示手順を示すフローチャ
ートである。
【図12】トラブル予防のために行うモニタ運転の他の
実施手順を示すフローチャートである。
【図13】トラブル予防のために行うモニタ運転の他の
実施手順を示すフローチャートである。
【図14】トラブル予防のために行うモニタ運転の他の
実施手順を示すフローチャートである。
【図15】トラブル予防のために行うモニタ運転の他の
実施手順を示すフローチャートである。
【図16】本発明に係る遠隔管理システムの中央装置に
おける更に他の制御手順及び画面表示手順を示すフロー
チャートである。
【図17】本発明に係る遠隔管理システムの中央装置に
おける更に他の制御手順及び画面表示手順を示すフロー
チャートである。
【図18】サンプリング条件入力画面を説明する説明図
である。
【図19】メッセージ画面を説明する説明図である。
【図20】メンテナンス管理画面を説明する説明図であ
る。
【図21】レイアウト画面を説明する説明図である。
【図22】メッセージ画面を説明する説明図である。
【図23】運転状況表示画面を説明する説明図である。
【図24】運転行程選択画面を説明する説明図である。
【図25】開始メッセージ画面を説明する説明図であ
る。
【図26】運転状況表示画面を説明する説明図である。
【図27】日常点検結果表示画面を説明する説明図であ
る。
【符号の説明】
1 管理会社 2 ランドリ店 3 中央装置 3a 制御装置 3b 表示装置 3c 入力装置 3e メモリ 5 公衆回線 7 データコントローラ(DTC) 8 ランドリ機器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 D06F 95/00 D06F 95/00 H04M 11/00 301 H04M 11/00 301

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のセンサからのデータに基づいて、
    予め定めた複数の動作ステップに従ってその運転を制御
    する機器から、それとは離隔して配置してある中央装置
    へ送信した前記データに基づいて中央装置が前記機器を
    遠隔管理するシステムにおいて、 前記中央装置は、前記機器を運転させる要求が与えられ
    たか否かを判断する第1判断手段と、その要求が与えら
    れたと判断した場合、前記データの送信指令を機器へ送
    信する手段と、受信したデータに基づいて、その機器が
    運転中であるか運転停止中であるかを判断する第2判断
    手段と、前記動作ステップの内の何れかの動作ステップ
    が与えられたか否かを判断する第3判断手段と、第2判
    断手段が機器は運転停止中であると判断した場合、与え
    られた動作ステップの運転を行わせる指令を機器へ送信
    する手段とを備えることを特徴とする遠隔管理システ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記中央装置は、前記機器及びそれが配
    置された配置領域に係るレイアウトを表示する手段と、
    前記第2判断手段の判断結果に基づいて、運転中である
    場合と運転停止中である場合とで前記レイアウト中の機
    器の表示を異ならせる手段とを備える請求項1記載の遠
    隔管理システム。
  3. 【請求項3】 複数のセンサからのデータに基づいて、
    予め定めた複数の動作ステップに従ってその運転を制御
    し、トラブルが発生した場合、その発生状態を示すトラ
    ブルデータを検出する機器から、それとは離隔して配置
    してある中央装置へ送信した前記データ又はトラブルデ
    ータに基づいて中央装置が前記機器を遠隔管理するシス
    テムにおいて、 前記中央装置は、機器からトラブルデータが送信された
    か否かを判断する手段と、トラブルデータが送信された
    と判断した場合、トラブルデータを送信した機器を運転
    させる要求が与えられたか否かを判断する第1判断手段
    と、それが与えられたと判断した場合、前記データの送
    信指令を機器へ送信する手段と、受信したデータに基づ
    いて、その機器が運転中であるか運転停止中であるかを
    判断する第2判断手段と、前記動作ステップの内の何れ
    かの動作ステップが与えられたか否かを判断する第3判
    断手段と、第2判断手段が機器は運転停止中であると判
    断した場合、与えられた動作ステップの運転を行わせる
    指令を機器へ送信する手段とを備えることを特徴とする
    遠隔管理システム。
  4. 【請求項4】 複数のセンサからのデータに基づいて、
    その運転を制御する機器から、それとは離隔して設置し
    てある中央装置へ送信した前記データに基づいて中央装
    置が前記機器を遠隔管理するシステムにおいて、 前記中央装置は、前記機器からメンテナンスに係るデー
    タを送信させる要求が与えられたか否かを判断する手段
    と、その要求が与えられたと判断した場合、前記データ
    の送信指令を機器へ送信する手段と、受信したデータと
    予め設定された閾値とを比較する手段と、比較結果を表
    示する手段とを備えることを特徴とする遠隔管理システ
    ム。
  5. 【請求項5】 前記機器はランドリ機器である請求項
    1,2,3又は4記載の遠隔管理システム。
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JP2001202544A (ja) * 2000-01-19 2001-07-27 Nippon Signal Co Ltd:The パーキングメータ集中監視システム
WO2021155749A1 (zh) * 2020-02-03 2021-08-12 青岛海尔洗衣机有限公司 洗衣房系统

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