JP2003244334A - コインランドリー用洗濯システム、及び、その稼働状態通知方法 - Google Patents

コインランドリー用洗濯システム、及び、その稼働状態通知方法

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JP2003244334A
JP2003244334A JP2002036643A JP2002036643A JP2003244334A JP 2003244334 A JP2003244334 A JP 2003244334A JP 2002036643 A JP2002036643 A JP 2002036643A JP 2002036643 A JP2002036643 A JP 2002036643A JP 2003244334 A JP2003244334 A JP 2003244334A
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machine
washing
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Masao Kurimoto
征男 栗本
Toshio Naito
敏雄 内藤
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Tosei Denki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自宅や外出先であっても洗濯装置の稼働状態
を知らせることができるシステムを提供する。 【解決手段】 マスター機1Aは、店舗内に設置されて
いる各乾燥洗濯機1…の稼働状態を取得して稼働状態情
報として記憶し、コントローラ9は、利用を希望する利
用者6と公衆電話回線5を通じて通話可能になった状態
でその利用者6からの指示情報を認識する。認識した指
示情報が洗濯装置の空き状態を問い合わせる空き問合せ
情報であった場合に、マスター機1Aとコントローラ9
が共働して稼働状態情報に基づく乾燥洗濯機1…の空き
の有無と終了予定時間の少なくとも一方を回線を通じて
音声で通知する。このため、利用者6は、コインランド
リーの店舗に電話を掛けることで、外部から洗濯装置の
空き状態を確認できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、洗濯機や乾燥機等
の洗濯装置が設置されたコインランドリー用の洗濯シス
テム、詳しくは、このコインランドリーに設置された洗
濯装置の稼働状態を利用者に通知できるようにしたシス
テムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、自動洗濯機や乾燥機、或い
は、乾燥洗濯機(以下、これらを総括して洗濯装置と称
する。)が設置されたコインランドリーはよく知られて
いる。そして、このコインランドリーでは、一般的に無
人営業の形態が採られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようなコインラン
ドリーにおいて、利用者は実際にコインランドリーに出
向かないと設置されている洗濯装置の利用状態が判らな
い。即ち、空いている洗濯装置の台数や稼働中の洗濯装
置における終了予定時間などは、実際にそのコインラン
ドリーに出向かないと知ることができない。従って、コ
インランドリーに出向いたけれども全ての洗濯装置が利
用されている場合があり得、長時間待たされたり、諦め
て帰宅せざるを得ないこともある。また、無駄足になる
ことを嫌う利用者は、コインランドリーの利用を避ける
こともあり得る。
【0004】さらに、洗濯装置の稼働時間は、利用者が
利用する処理コースにもよるが60分〜100分程度と
比較的長い時間となる。この稼働時間(残り時間)は表
示器に表示されるので、利用者は残り時間を見て終了時
刻を判断し、他に用事があれば用務先へ行って用事を済
ませ、終了時刻にあわせてコインランドリーに戻ってく
る。この場合、利用者は、コインランドリーを離れると
利用中の洗濯装置の終了時間を確認できない。このた
め、用務先等で不安になることもあり得る。また、不安
になることを嫌う利用者は、処理が終わるまでコインラ
ンドリーに居続けることになる。
【0005】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであり、その目的は、自宅や外出先であっても洗
濯装置の稼働状態を知らせることができるコインランド
リー用洗濯システム、及び、稼働状態通知方法を提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために提案されたものであり、請求項1に記載の
ものは、店舗内に設置されている洗濯装置の稼働状態を
取得する稼働状態取得手段と、稼働状態取得手段が取得
した稼働状態を稼働状態情報として記憶する稼働状態情
報記憶手段と、外部からの電話を着呼可能な着呼手段
と、外部との間で通話可能となった状態で当該外部から
の指示情報を認識する指示情報認識手段と、回線を通じ
てメッセージを音声で出力可能な音声出力手段とからな
り、前記指示情報が洗濯装置の空き状態を問い合わせる
空き問合せ情報であった場合に、稼働状態情報に基づく
洗濯装置の空き状態を音声出力手段によって出力するこ
とを特徴とするコインランドリー用洗濯システムであ
る。ここで、「洗濯装置」とは、コインランドリーにて
利用者に利用される装置を意味し、洗濯機、乾燥機、乾
燥洗濯機を包括する上位概念である。
【0007】請求項2に記載のものは、前記音声出力手
段によって出力される空き状態が、非稼働状態にある洗
濯装置の有無と稼働中の洗濯装置における終了予定時間
の少なくとも一方であることを特徴とする請求項1に記
載のコインランドリー用洗濯システムである。
【0008】請求項3に記載のものは、店舗内に設置さ
れている洗濯装置の稼働状態を取得する稼働状態取得手
段と、稼働状態取得手段が取得した稼働状態を稼働状態
情報として記憶する稼働状態情報記憶手段と、外部から
の電話を着呼可能な着呼手段と、外部との間で通話可能
となった状態で当該外部からの指示情報を認識する指示
情報認識手段と、回線を通じてメッセージを音声で出力
可能な音声出力手段とからなり、前記指示情報が稼働中
の洗濯装置に対する終了予定を問い合わせる終了問合せ
情報であった場合に、稼働状態情報に基づく洗濯装置の
終了予定時間を音声出力手段によって出力することを特
徴とするコインランドリー用洗濯システムである。
【0009】請求項4に記載のものは、前記終了問合せ
情報は、終了の問合せを示す終了問合せコマンドと、問
い合わせ対象の洗濯装置を特定する装置特定コマンドと
を含んでいることを特徴とする請求項3に記載のコイン
ランドリー用洗濯システムである。
【0010】請求項5に記載のものは、前記店舗内に複
数台の洗濯装置を設置すると共に、その中の1台の洗濯
装置を主洗濯装置とし、前記稼働状態情報記憶手段を主
洗濯装置に設け、設置された複数台の洗濯装置の稼働状
態情報を記憶させるように構成したことを特徴とする請
求項1から請求項4の何れかに記載のコインランドリー
用洗濯システムである。
【0011】請求項6に記載のものは、店舗内に設置さ
れている洗濯装置の稼働状態を取得すると共に、該取得
した稼働状態を稼働状態情報として記憶し、外部と回線
を通じて通話可能になった状態で当該外部からの指示情
報を認識し、この指示情報が洗濯装置の空き状態を問い
合わせる空き問合せ情報であった場合に、稼働状態情報
に基づく洗濯装置の空きの有無と終了予定時間の少なく
とも一方を回線を通じて音声で通知することを特徴とす
るコインランドリー用洗濯システムの稼働状態通知方法
である。
【0012】請求項7に記載のものは、店舗内に設置さ
れている洗濯装置の稼働状態を取得すると共に、該取得
した稼働状態を稼働状態情報として記憶し、外部と回線
を通じて通話可能になった状態で当該外部からの指示情
報を認識し、この指示情報が稼働中の洗濯装置の終了予
定を問い合わせる終了問合せ情報であった場合に、稼働
状態情報に基づく当該洗濯装置の終了予定時間を回線を
通じて音声で通知することを特徴とするコインランドリ
ー用洗濯システムの稼働状態通知方法である。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。ここで、図1は、本発明が適用さ
れるコインランドリーの概略構成を説明するブロック図
である。
【0014】例示したコインランドリーの店舗内には、
複数台の乾燥洗濯機1…と、各乾燥洗濯機1…に供給さ
れる液状洗剤を貯留した洗剤タンク2と、各乾燥洗濯機
1…に供給される液状柔軟剤を貯留した柔軟剤タンク3
と、屋内に充満した煙を検出可能な煙感知器4と、公衆
電話回線5を介して各相手先、例えば、利用者6,管理
者7,サービスセンター8との間で通話を行うコントロ
ーラ9とが設置されている。なお、利用者6とは、その
店舗の利用を希望している者と、実際に乾燥洗濯機1を
利用している者の両方が含まれる。また、管理者7と
は、その店舗を実際に管理する者であり、その店舗のオ
ーナーや、事業者からその店舗の管理を委託された委託
管理者7等が含まれる。
【0015】乾燥洗濯機1は、本発明の洗濯装置の一種
であり、例えば、洗濯工程と乾燥工程の両工程を順に行
ったり、各工程のみを選択的に行えるものである。この
乾燥洗濯機1は、コントローラ9との間で情報の送受信
を行うマスター機1A(本発明の主洗濯装置に相当)
と、このマスター機1Aとの間で情報の送受信を行う複
数のサテライト機1B…(副洗濯装置)とから構成され
ている。そして、マスター機1Aとコントローラ9との
間、及び、マスター機1Aと各サテライト機1B…との
間は通信線で接続されている。本実施形態では、マスタ
ー機1Aとコントローラ9との間を例えばRS−232
C規格の通信線で接続し、マスター機1Aと各サテライ
ト機1Bとの間を例えばRS−485規格の通信線で接
続している。また、この例においてマスター機1Aは1
台であり、サテライト機1Bは2台設置されている。な
お、この乾燥洗濯機1については、後で詳しく説明す
る。
【0016】洗剤タンク2は、液状タイプの洗剤を貯留
するものであり、貯留された洗剤の残量を検出する洗剤
検出器11を備えている。この洗剤タンク2に貯留され
る洗剤は、コインランドリーにおける消耗品の一種であ
り、洗剤供給管を通じて各乾燥洗濯機1に供給される。
この洗剤検出器11は、洗剤の貯留量を検出できればど
のような構成であっても良いが、本実施形態では、洗剤
の重量に応じてオンオフする重量検出タイプのセンサに
よって構成している。例えば、洗剤の残重量が判定基準
値よりも重い場合には、接点端子(図示せず)が閉成さ
れてオフ状態の検出信号を出力する。一方、洗剤の残重
量が判定基準値以下になると、接点端子が開放されてオ
ン状態の検出信号を出力する。そして、この洗剤検出器
11から出力された検出信号(検出情報の一種)は、信
号線を通じてコントローラ9に入力される。
【0017】柔軟剤タンク3も、液状タイプの柔軟剤を
貯留するものであり、貯留された柔軟剤の残量を検出す
る柔軟剤検出器12を備えている。この柔軟剤タンク3
に貯留される柔軟剤も、コインランドリーにおける消耗
品の一種であり、柔軟剤供給管を通じて各乾燥洗濯機1
に供給される。この柔軟剤検出器12は、洗剤の貯留量
を検出できればどのような構成であっても良いが、本実
施形態では、洗剤検出器11と同様に柔軟剤の残重量に
応じてオンオフする重量検出タイプのセンサによって構
成している。そして、この柔軟剤検出器12から出力さ
れた検出信号(検出情報の一種)も、信号線を通じてコ
ントローラ9に入力される。
【0018】煙感知器4は、店舗内に充満した煙を検出
するものである。この煙検出器は、充満した煙の濃度が
所定濃度以上となった場合に警報信号を出力する構成で
ある。そして、出力された警報信号(検出情報の一種)
は、信号線を通じてコントローラ9に入力される。
【0019】上記のコントローラ9は、設定された電話
番号に発呼可能な発呼機能と、外部からの電話を着呼し
て通話可能状態とする着呼機能と、公衆電話回線5を通
じて相手先に音声メッセージを出力可能なメッセージ出
力機能と、外部と通話可能となった状態で相手先からの
指示情報(例えば、トーン信号を利用したコマンドや暗
証番号)を認識する指示情報認識機能とを備えている。
なお、このコントローラ9についても、後で詳しく説明
する。
【0020】次に、上記した乾燥洗濯機1について詳し
く説明する。まず、マスター機1Aについて説明する。
ここで、図2は、マスター機1Aにおける制御系の概略
構成を説明するブロック図である。
【0021】例示したマスター機1Aは、主に被洗濯物
に対する処理の制御を行う主制御装置21と、主に通信
処理の制御を行う通信制御装置22と、これらの主制御
装置21と通信制御装置22とで共用されるRAM23
とを有している。そして、主制御装置21の主制御部3
2、及び、通信制御装置22の通信制御部37は、本発
明の稼働状態取得手段の一部として機能する。また、R
AM23は本発明の稼働状態情報記憶手段として機能す
る。
【0022】上記の主制御装置21には、処理コースを
選択する際等に使用される操作パネル24からの選択信
号と、検銭器25からの貨幣識別信号と、マスター機1
Aの各部に設けられた検出センサ26からの検出信号
と、設定スイッチ27からの設定信号が入力されてい
る。また、この主制御装置21からは、処理室内に収容
された回転ドラム(図示せず)を回転駆動する回転ドラ
ム用モータ28への駆動制御信号と、処理室内に水や洗
剤、柔軟剤を注入したり、処理室内の水等を排出する際
に用いられるバルブ装置29への駆動制御信号と、乾燥
工程での送風源となる送風ファン30への駆動制御信号
と、熱風と非加熱風とを混合して所定温度の温風に調整
するミキシングダンパ31への駆動制御信号とが出力さ
れる。この他に、主制御装置21からは、上記の操作パ
ネル24に対して、処理コースに対応した料金を示す料
金表示信号と、稼働残り時間を示す残時間表示信号とが
出力される。
【0023】上記の操作パネル24は、例えば、複数の
処理コースから1つのコースを選択するコース選択スイ
ッチと、稼働残り時間及び料金を切換表示可能な残時間
/料金表示部と、硬貨や紙幣を投入する貨幣投入口とを
備えている(何れも図示せず)。コース選択スイッチ
は、例えば押し釦形式のスイッチであり、各処理コース
毎に設けられる。また、処理コースに関し、洗濯と乾燥
を続けて行う洗濯乾燥コースと、洗濯から脱水までの洗
濯脱水コースと、乾燥のみの乾燥コースとを用意してい
る。従って、利用者6は、対応するコース選択スイッチ
を押すことで、好みの処理コースを選択できる。残時間
/料金表示部は、例えば、複数桁(例えば5桁)の7セ
グメントのLEDで構成され、処理コースの選択時にお
いては選択されたコースに対応する料金を表示し、洗濯
工程や乾燥工程の実行時においては稼働残り時間を分及
び秒の単位で表示する。
【0024】上記の検銭器25は、貨幣投入口に投入さ
れた貨幣、例えば、100円や500円等の硬貨や10
00円札等の紙幣を認識し、認識した貨幣を示す貨幣識
別信号を出力する。
【0025】上記の検出センサ26としては各種のもの
が含まれる。例えば、回転ドラムの回転を検出する回転
検出センサ、処理室内に貯留された水量を検出する水量
検出センサ、乾燥工程において処理室内に導入される温
風の温度を検出する導入風温度センサ、及び、この温風
の風圧を検出する風圧センサなどが含まれる。そして、
検出センサ26からの検出信号は、検出情報の一種とし
て主制御装置21に入力される。
【0026】上記の設定スイッチ27は、その乾燥洗濯
機1をマスター機1Aとして用いるか、サテライト機1
Bとして用いるかを定めるためのスイッチであり、本実
施形態ではSW1〜SW4を有するディップスイッチに
よって構成されている。即ち、後述するように、本実施
形態においてマスター機1Aとサテライト機1Bとはハ
ードウェア的には同じ構成であるが、導入される動作プ
ログラムとRAM23におけるワークエリアの内容が相
違する。そして、この設定スイッチ27は、上記の制御
装置に対し、マスター機1Aであるのかサテライト機1
Bであるのか、また、サテライト機1Bであるならば何
号機であるのかを認識させる種類認識手段として機能す
る。
【0027】本実施形態では、図3に示すように、SW
1=OFF,SW2=OFF,SW3=OFF,SW4
=OFF(以下、[OFF,OFF,OFF,OFF]
の様に示す。)がマスター機1Aの設定であり、[O
N,OFF,OFF,OFF]が第1サテライト機1B
−1の設定である。また、[OFF,ON,OFF,O
FF]が第2サテライト機1B−2の設定であり、[O
N,ON,OFF,OFF]が第3サテライト機1B−
3の設定である。そして、[ON,ON,ON,ON]
が第15サテライト機1B−15の設定となる。従っ
て、このマスター機1Aの設定スイッチ27は[OF
F,OFF,OFF,OFF]となる。また、本実施形
態では、1店舗あたり最大16台(マスター機1A=1
台,サテライト機1B=15台)の乾燥洗濯機1…を設
置できる。
【0028】主制御装置21は、CPUを含んで構成さ
れた主制御部32と、動作プログラムや各種の設定情報
を記憶した外部記憶装置33と、上記の操作パネル24
や検銭器25からの各種信号を入力するための第1入出
力インターフェース35と、上記の回転ドラム用モータ
28やバルブ装置29等へ駆動制御信号を出力するため
の第2入出力インターフェース36とを備える。上記の
主制御部32は、外部記憶装置33等に記憶された動作
プログラムに則って動作し、各部を制御する。例えば、
洗濯工程や乾燥工程を制御したり、一連の処理における
残り時間を取得したりする。また、主制御部32は、R
AM23と電気的に接続されており、このRAM23の
ワークエリアに記憶させるための稼働状態情報を出力す
る。例えば、洗濯工程や乾燥工程等、その乾燥洗濯機1
の状態を示すステータス、その乾燥洗濯機1における売
上金額、一連の処理における残り時間を出力する。そし
て、RAM23は、主制御部32から出力された稼働状
態情報を所定領域(後述するマスター情報格納領域)に
格納する。
【0029】通信制御装置22は、CPUを含んで構成
された通信制御部37と、この通信制御部37をコント
ローラ9やサテライト機1Bに電気的に接続するための
シリアルインターフェース38,38とを備える。上記
の通信制御部37は、RAM23に電気的に接続されて
おり、所定時間毎(例えば5秒間隔)にサテライト機1
Bに関する各種情報、例えば、ステータス、売上金額、
残り時間を取得し、取得した情報をRAM23の所定領
域(後述するサテライト情報格納領域)に格納する。ま
た、通信制御部37は、コントローラ9からの各種コマ
ンドに応じて必要な情報をRAM23から読み出し、読
み出した情報をコントローラ9に送信する。例えば、乾
燥洗濯機1の空き状態を問い合わせる空き確認コマンド
を受信すると、空いている乾燥洗濯機1の台数をコント
ローラ9に出力する。また、利用されている乾燥洗濯機
1の終了予定を問い合わせる残時間確認コマンドを受信
すると、その乾燥洗濯機1における残り処理時間をコン
トローラ9に出力する。なお、この通信制御装置22及
び上記の主制御装置21による制御は、後で詳しく説明
する。
【0030】次に、図4を参照して、上記RAM23の
ワークエリアについて説明する。図4に示すように、こ
のRAM23のワークエリアは、その一部が複数の情報
記憶領域として用いられている。即ち、このワークエリ
アは、マスター機1Aの稼働状態情報を記憶可能なマス
ター情報格納領域41と、サテライト機1Bの稼働状態
情報を記憶可能なサテライト情報格納領域42とを有す
る。さらに、サテライト情報格納領域42は、接続可能
な最大数分の記憶領域が設けられている。本実施形態で
は、第1サテライト情報格納領域42Aから第15サテ
ライト情報格納領域42Oが設けられている。
【0031】そして、1つの情報格納領域を構成する各
個別領域は、マスター情報格納領域41とサテライト情
報格納領域42とで同じ内容である。マスター情報格納
領域41を例に挙げて説明すると、このマスター情報格
納領域41は、機械番号格納領域43と、ステータス格
納領域44と、本日売上金額格納領域45と、昨日売上
金額格納領域46と、累計売上金額格納領域47と、残
り時間格納領域48と、エラーコード格納領域49とを
有している。
【0032】機械番号格納領域43は、その乾燥洗濯機
1を識別するための機械番号情報が格納される領域であ
る。例えば、マスター機1Aの機械番号情報は「1」で
あり、第1サテライト機1B−1の機械番号情報は
「2」である。
【0033】ステータス格納領域44は、その時点にお
ける乾燥洗濯機1の状態を示すステータスが格納される
領域である。このステータスは、例えば、「空き(使用
可)」,「料金投入済」,「洗濯工程」,「脱水工
程」,「乾燥工程」の各状態を示す。なお、このステー
タスにおいて、「空き」が「非使用」ステータスであ
り、「料金投入済」,「洗濯工程」,「脱水工程」及び
「乾燥工程」が「使用中」ステータスである。
【0034】本日売上金額格納領域45は、本日(当
日)の売上金額が格納される領域であり、昨日売上金額
格納領域46は、昨日の売上金額が格納される領域であ
る。また、累計売上金額格納領域47は、クリア後から
の売上金額が逐次累計された格納される領域である。
【0035】残り時間格納領域48は、実行中の被洗濯
物に対する処理が終了するまでの残り時間が格納される
領域である。そして、この残り時間格納領域48に格納
される残り時間の情報は逐次更新される。例えば、マス
ター情報格納領域41における残り時間格納領域48の
情報は、マスター機1Aの主制御装置21によって適宜
のタイミングで更新される。また、サテライト情報格納
領域42における残り時間格納領域48の情報は、通信
制御装置22で規定される情報取得タイミング毎に更新
される。
【0036】エラーコード格納領域49は、何らかのエ
ラーが発生した場合にそのエラー内容を示すエラーコー
ドが格納される領域である。
【0037】ところで、本実施形態では、上記したよう
に、マスター機1Aにおけるワークエリアに、マスター
機1A用の情報格納領域(マスター情報格納領域41)
とサテライト機1B用の情報格納領域(サテライト情報
格納領域42)とを設け、店舗内に設置された複数台の
乾燥洗濯機1…の稼働状態情報を記憶させている。これ
により、後述するように、コントローラ9との間の通信
制御を簡略化することができる。即ち、必要な情報がマ
スター機1Aに集められているので、コントローラ9と
マスター機1Aとの間で情報の送受信を行うことで外部
からの問い合わせに対応できる。このため、問い合わせ
に迅速に対応できる。なお、この構成は、本実施形態の
ように、各乾燥洗濯機1…やコントローラ9の間を転送
速度が比較的低速なシリアル通信線で接続した場合に特
に有用である。
【0038】また、サテライト情報格納領域42は、マ
スター機1Aに接続可能な最大数である15台分設けて
ある。このように構成すると、マスター機1Aに接続す
るサテライト機1Bの数が増減されても、必要な情報格
納領域が予め確保されているので、ソフトウェアに大幅
な変更を加えることなく対応できる。このため、設置作
業の容易化や効率化が図れ、工期の短縮化を実現でき
る。
【0039】次に、サテライト機1Bの構成について説
明する。本実施形態では、2台のサテライト機1Bが設
置されており、図1に示すように、マスター機1Aに近
い側から第1サテライト機1B−1、第2サテライト機
1B−2となっている。そして、図5は、第1サテライ
ト機1B−1における制御系の概略構成を説明するブロ
ック図である。なお、第2サテライト機1B−2は、第
1サテライト機1B−1と同じ構成であるので、説明は
省略する。
【0040】第1サテライト機1B−1は、上記したマ
スター機1Aと同じ構成を有する。このサテライト機1
Bとマスター機1Aとの相違は、主に、設定スイッチ2
7の設定内容(図3参照)と、外部記憶装置33等に導
入される動作プログラムの内容(つまり、制御動作)
と、RAM23のワークエリアの内容にある。このた
め、マスター機1Aと同等の構成には同一符号を付して
説明を省略し、相違点を中心に説明することにする。
【0041】設定スイッチ27に関し、この第1サテラ
イト機1B−1は[ON,OFF,OFF,OFF]に
設定される。この設定により、第1サテライト機1B−
1の主制御装置21は、自らがサテライト機1Bの1号
機であることを認識する。なお、第2サテライト機1B
−2については、設定スイッチ27が[OFF,ON,
OFF,OFF]に設定される。
【0042】第1サテライト機1B−1のワークエリア
には、例えば、図6に示すように、機械番号格納領域5
1と、ステータス格納領域52と、本日売上金額格納領
域53と、昨日売上金額格納領域54と、累計売上金額
格納領域55と、残り時間格納領域56と、エラーコー
ド格納領域57とから設けられている。これらの各格納
領域には、上記したマスター機1Aにおける格納領域
(機械番号格納領域43〜エラーコード格納領域49)
と同様の情報が格納される。このため、各格納領域につ
いての詳細な説明は省略する。
【0043】なお、この第1サテライト機1B−1にお
いて、主制御装置21の主制御部32は、本発明の稼働
状態取得手段の一部として機能し、当該第1サテライト
機1B−1の稼働状態を取得する。同様に、第2サテラ
イト機1B−2においても、主制御装置21の主制御部
32が、本発明の稼働状態取得手段の一部として機能
し、当該第2サテライト機1B−2の稼働状態を取得す
る。
【0044】次に、コントローラ9の構成について説明
する。ここで、図7は、コントローラ9の説明図であ
り、(a)は制御系の概略構成を説明するブロック図、
(b)はEEPROMの記憶領域を説明する図である。
【0045】例示したコントローラ9は、コントローラ
9における各部の制御を行う制御装置61を有する。こ
の制御装置61には、洗剤検出器11からの検出信号
と、柔軟剤検出器12からの検出信号と、煙感知器4か
らの検出信号とが入力されている。一方、この制御装置
61からは、音声を合成して出力可能な音声合成回路6
2への駆動制御信号と、公衆電話回線5との間の通信制
御を行うライン回路63への通信制御信号と、各種情報
を表示可能な情報表示部64への表示制御信号とが出力
される。さらに、この制御装置61は、シリアルインタ
ーフェース38(RS−485等)を通じて乾燥洗濯機
1(マスター機1A)と通信可能に接続されている。
【0046】上記の音声合成回路62は、本発明の音声
出力手段の一部として機能する部分であり、合成に必要
な音声情報を格納した音声合成メモリ65を備えてい
る。この音声合成回路62は、マスター機1Aからの情
報に応じて、音声合成メモリ65から必要な情報を読み
出して合成音(即ち、電気信号)を生成する。例えば、
乾燥洗濯機1の空き台数を示す情報がマスター機1Aか
ら送信された場合には、「現在、××台の洗濯機が使用
可能です。」旨の合成音を生成する。また、問い合わせ
があった乾燥洗濯機1の残り時間の情報がマスター機1
Aから送信された場合には、「お使いの洗濯機は、仕上
がりまであと××分です。」旨の合成音を生成する。な
お、マスター機1Aからコントローラ9へ送信される情
報は、コマンドに限らずテキストデータであってもよ
い。例えば、「現在、××台の洗濯機が使用可能で
す。」や「お使いの洗濯機は、仕上がりまであと××分
です。」旨のテキストデータを送信してもよい。この場
合、音声合成回路62は、受信したテキストデータに基
づいて合成音を生成する。
【0047】この音声合成回路62には、ライン回路6
3とスピーカ66とが電気的に接続されている。そし
て、合成音がライン回路63へ出力されると、公衆電話
回線5を通じて相手先に合成音が出力される。即ち、相
手先には音声メッセージが出力される。一方、上記の合
成音がスピーカ66へ出力されるとこのスピーカ66か
らは音声メッセージが出力される。このスピーカ66
は、乾燥洗濯機1の設置時等において、テスト用などに
用いられる。
【0048】上記のライン回路63は、外部から電話が
掛かって来た際に着呼し、相手先との通話を可能とする
機能を有する。従って、このライン回路63は、本発明
の着呼手段として機能する。また、このライン回路63
は、相手先との通話が可能になった状態で、音声合成回
路62からの合成音を公衆電話回線5を通じて出力す
る。従って、このライン回路63は、上記の音声合成回
路62と共に本発明の音声出力手段としても機能する。
さらに、このライン回路63は、制御装置61からの通
信制御信号に基づき、この通信制御信号で設定された電
話番号に発呼することもできる。即ち、このライン回路
63は、発呼手段としても機能する。
【0049】上記の情報表示部64は、現在時刻や通信
状態、通話先の電話番号等の各種情報を表示するもので
あり、例えば、液晶表示装置によって構成されている。
なお、この情報表示部64は、必要な情報が表示できれ
ば、液晶表示装置に限定されるものではない。
【0050】上記の制御装置61は、CPU、ROM、
及び、RAMを有する制御部67と、動作に必要な各種
設定情報を書換可能に記憶したEEPROM68と、洗
剤検出器11等からの検出信号を入力するための第1入
出力インターフェース69と、音声合成回路62やライ
ン回路63へ制御信号を出力するための第2入出力イン
ターフェース70と、シリアルインターフェース71と
を備える。そして、上記の制御部67は、外部と通話可
能となった状態で相手先からの指示情報(例えば、トー
ン信号を利用したコマンドや暗証番号)を認識する。即
ち、この制御部67は、本発明における指示情報認識手
段として機能する。また、EEPROM68は、その一
部が、コインランドリーの店名を示す店名情報を格納す
る店名情報格納領域72、及び、管理者7を認証するた
めの暗証番号を格納する暗証情報格納領域73として使
用されている。
【0051】次に上記構成を有するコインランドリーに
おける動作をフローチャートに基づいて説明する。ここ
で、図8は各乾燥洗濯機1…におけるメイン処理を説明
するフローチャート、図9は各乾燥洗濯機1における日
付更新時処理を説明するフローチャート、図10はマス
ター機1Aにおけるサテライト情報取得処理を説明する
フローチャート、図11はマスター機1Aとコントロー
ラ9による情報通知処理を説明するフローチャートであ
る。
【0052】まず、図8に基づいてメイン処理を説明す
る。このメイン処理は、各乾燥洗濯機1…にて被洗濯物
を処理する際に実行される。そして、主制御装置21の
主制御部は、このメイン処理において本発明の稼働状態
取得手段の一部として機能し、その乾燥洗濯機1におけ
る稼働状態(例えば、ステータス、売上金額、残り時
間)を取得し、取得した稼働状態に基づく稼働状態情報
をRAM23(稼働状態情報記憶手段)に格納する。
【0053】このメイン処理では、まず、処理コースの
設定動作が終了したか否かを監視する(S1)。この監
視処理の期間中において利用者6は、被洗濯物を回転ド
ラム内に投入して収納室の扉を閉める。その後、好みの
処理コースに対応するコース選択スイッチを押す。一
方、主制御部32は、コース選択スイッチからのスイッ
チ操作信号を監視し、このスイッチ操作信号に基づいて
1つの処理コースが選択されているか否かを判定する。
そして、主制御部32は押されている処理コースに対応
する使用料金を残時間/料金表示部に表示する。
【0054】利用者6は、残時間/料金表示部に表示さ
れた料金を確認し、必要な金額の使用料金を投入する。
このとき、主制御部32は、検銭器25からの貨幣識別
信号に基づいて貨幣の投入を監視している(S2)。そ
して、貨幣の投入を認識したならば、主制御部32は、
ステータス更新手段として機能してステータスを更新す
る(S3)。即ち、ステータス格納領域44,52のス
テータスを「空き」から「料金投入済」に更新する。こ
のステータスの更新により、当該乾燥洗濯機1は「使用
中」と認識される。
【0055】その後、主制御部32は、選択された処理
コースに対応する料金が投入されたか否かを監視する
(S4)。即ち、主制御部32は、検銭器25からの貨
幣識別信号を認識して投入された料金を認識し、投入さ
れた料金が使用料金に達したか否かを監視する。そし
て、必要な料金が投入されたならば、主制御部32は売
上金額を更新する(S5)。即ち、投入された料金を示
す金額情報を、本日売上金額格納領域45,53と累計
売上金額格納領域47,55とに加算する。
【0056】売上金額の更新を行ったならば、主制御部
32は、被洗濯物の処理に要する処理時間(残り時間)
を設定する(S5)。この処理時間(残り時間)は、利
用者6が設定した処理コースに応じて定められ、残り時
間格納領域48,56に格納される。処理時間を設定し
たならば、主制御部32は、洗濯動作を開始する(S
7)。即ち、本実施形態において、上記の貨幣識別信号
は、洗濯動作を開始させるスタート信号としても機能し
ている。
【0057】この洗濯動作の開始に伴い、主制御部32
は、次処理に移行したと判断し(S8)、ステータスを
更新する(S9)。例えば、ステータス格納領域44,
52のステータスを「料金投入済」から「洗濯工程」に
更新する。また、主制御部32は、時間の経過に伴って
残り時間を更新する(S10)。即ち、残り時間格納領
域48,56に格納されている残り時間を減算して更新
する。
【0058】上記のS8からS10の処理は、一連の洗
濯動作が終了するまで繰り返し実行される(S11)。
このため、洗濯処理から脱水処理に移行した場合には、
次処理に移行したと判断され(S8)、ステータスが
「洗濯工程」から「脱水工程」に更新される(S9)。
同様に、脱水処理から乾燥処理に移行した場合には、ス
テータスが「脱水工程」から「乾燥工程」に更新される
(S9)。また、洗濯動作の進行にあわせて、残り時間
格納領域48,56に格納されている残り時間が順次減
算される(S10)。
【0059】そして、一連の洗濯動作が終了すると(S
11)、ステータスが「空き」に更新され(S12)、
上記のS1に戻って、コースが設定されるまで待機す
る。
【0060】次に、図9に基づいて日付更新時処理を説
明する。この日付更新時処理は、日付の変更にあわせて
実行される。例えば、午前0時丁度に実行される。この
日付更新時処理では、まず、日付が更新されたか否かを
判断する(S21)。例えば、主制御部32は、各乾燥
洗濯機1に内臓されている時計IC(図示せず)からの
時刻情報に基づいて現在時刻を判断し、判断した現在時
刻が午前0時丁度であった場合に、日付が更新されたと
判断する。
【0061】日付が更新されたと判断したならば、売上
金額を更新する(S22)。この処理で主制御部32
は、それまで本日売上金額格納領域45,53に格納さ
れていた本日売上金額の情報を、昨日売上金額の情報と
して昨日売上金額格納領域46,54に上書きする。そ
して、売上金額を更新したならば、主制御部32は、本
日売上金額をゼロクリアする(S23)。
【0062】なお、本実施形態では、この日付更新時処
理を午前0時に行う様に構成したが、これに限定される
ものではない。例えば、午前3時から翌日の午前3時ま
でを1日の単位として管理している店舗では、この日付
更新時処理を午前3時に行えばよい。また、この日付更
新時処理に代えて、売上金の回収時に売上金額を更新す
るように構成してもよい。即ち、売上金の回収時に、本
日売上金額の情報を昨日売上金額の情報として上書き
し、本日売上金額をゼロクリアするように構成してもよ
い。
【0063】次に、図10に基づいてサテライト情報取
得処理について説明する。このサテライト情報取得処理
は、マスター機1Aの通信制御部37及びサテライト機
1Bの通信制御部37によってなされる。そして、この
サテライト情報取得処理において、通信制御部37は、
本発明の稼働状態取得手段の一部として機能し、各サテ
ライト機1B…のRAM23に格納されている稼働状態
情報を、マスター機1AのRAM23(サテライト情報
格納領域42)に格納する。
【0064】このサテライト情報取得処理では、まず、
情報取得タイミングが到来したか否かを判断する(S3
1)。本実施形態では、この情報取得タイミングを5秒
に設定しており、通信制御部37は、ウォッチドッグタ
イマーからの割り込み情報に基づいて情報取得タイミン
グの到来を判断する。
【0065】情報取得タイミングが到来したならば、次
に、情報取得対象となる1台のサテライト機1Bを設定
する(S32)。この例では、マスター機1Aから近い
順にサテライト機1Bが設定される。即ち、本実施形態
では、2台のサテライト機1B−1,1B−2がマスタ
ー機1Aに対して電気的に接続されているので、通信制
御部37は、最初の情報取得タイミングでは第1サテラ
イト機1B−1を設定し、2回目の情報取得タイミング
では第2サテライト機1B−2を設定する。さらに、3
回目の情報取得タイミングでは第1サテライト機1B−
1を設定する。なお、このサテライト機1Bの設定は、
各サテライト機1B…の情報を均等に取得できれば、ど
のような方法で行ってもよい。
【0066】情報取得対象のサテライト機1Bを設定し
たならば、サテライト機1Bの稼働状態情報を要求する
要求コマンドを出力する(S33)。本実施形態では、
この要求コマンドの内容を、情報取得対象となるサテラ
イト機1Bの機械番号によって構成している。
【0067】このため、各サテライト機1B…の通信制
御部37は、受信した要求コマンドの内容を参照し、要
求コマンドの機械番号と機械番号格納領域51に格納さ
れている機械番号を照合することで、送信された要求コ
マンドに応答するか否かを判断する。即ち、要求コマン
ドの機械番号と機械番号格納領域51の機械番号とが一
致した場合には、当該サテライト機1Bの通信制御部3
7は、その要求コマンドに対応して稼働状態情報を送信
する。一方、不一致の場合には、その要求コマンドを後
段のサテライト機1B(第1サテライト機1B−1に対
する第2サテライト機1B−2)へ送信する。
【0068】そして、サテライト機1Bの通信制御部3
7が送信する稼働状態情報は、そのRAM23のワーク
エリアに格納された稼働状態情報(図6参照)によって
構成される。例えば、そのサテライト機1Bの機械番
号、ステータス、本日売上金額情報、昨日売上金額情
報、累計売上金額情報、残り時間、及び、エラーコード
によって構成される。
【0069】上記のS33で要求コマンドを出力する
と、マスター機1Aの通信制御部37は、当該サテライ
ト機1Bから送信される稼働状態情報を待つ(S3
4)。そして、当該サテライト機1Bからの稼働状態情
報を受信したならば、受信した稼働状態情報を対応する
サテライト情報格納領域42に格納する(S35)。
【0070】以上のサテライト情報取得処理を行うこと
により、マスター機1Aに設けたRAM23のサテライ
ト情報格納領域42は、5秒間隔でその内容が更新され
る。なお、各サテライト機1B…からの稼働状態情報の
取得は、各サテライト機1B…の情報を均等に取得でき
れば、どのような方法で行ってもよい。例えば、5秒毎
に到来する情報取得タイミングで、各サテライト機1B
…の稼働状態情報を取得してもよい。
【0071】次に、図11に基づいて情報通知処理を説
明する。この情報通知処理は、主に、コントローラ9の
制御部67とマスター機1Aの通信制御部37とによっ
て行われ、外部から掛かってきた電話に応答して、その
店舗に設置された乾燥洗濯機1…の空き状態や洗濯動作
が終了するまでの残り時間を通知する処理である。ま
た、管理者7からの問い合わせに応じて売上金額の通知
も行う。なお、以下は、3種類のダイヤル「0#」,
「1#」,「10#」を操作コマンドとした例について
説明するが、ダイヤルの内容はプログラムの仕様により
適宜変更できる。同様に、リトライ(ダイヤルの再入
力)可能回数に関し、5回までとした例について説明す
るが、この回数についてもプログラムの仕様により適宜
変更できる。例えば、3回までとしてもよい。
【0072】この情報通知処理では、まず、ライン回路
63(着呼手段)が外部からの電話を監視する(S4
1)。そして、電話が着呼した場合には、まず、相手先
(例えば、その店舗の利用を考えている利用者6)との
間で通話可能な状態とする。その後、音声合成回路62
とライン回路63(音声出力手段)とにより、対応音声
メッセージを電話回線を通じて相手先に出力する(S4
2)。ここでの対応音声メッセージは、挨拶やガイダン
スとされ、例えば、「こちらはコインランドリー××店
です。ご希望される情報をダイヤルでお知らせ下さい。
洗濯機の空き情報を確認される場合には「0#」を、ご
利用中の洗濯機についての終了予定時間を確認される場
合には「1#」をダイヤルして下さい。」とする。
【0073】従って、この例では、ダイヤル「0#」や
「1#」に対応するトーン信号が操作コマンド(以下、
操作コマンド「0#」,「1#」とする。)であり、本
発明の指示情報として機能する。なお、本実施形態で
は、この他に、管理者7用の操作コマンドとして「10
#」を用意してある。この操作コマンド「10#」は、
売上金額の確認用であって管理者専用である。このた
め、ガイダンスでは案内されない。
【0074】音声メッセージを出力したならば、相手先
からの操作コマンドを待つ(S43)。ここで、入力許
容時間(例えば15秒間)に亘って操作コマンドが入力
されなかった場合にはタイムオーバーと判定し(S4
4)、強制的に回線を切断する(S55)。一方、この
入力許容時間内に操作コマンドが入力された場合には、
コントローラ9の制御部67(指示情報認識手段)は、
入力された操作コマンドが認識可能な操作コマンドであ
るか否かを判断する(S45)。例えば、制御部67
は、入力された操作コマンドを認識可能な操作コマンド
(「0#」,「1#」,「10#」)と照合すること
で、認識可能か否かを判断する。
【0075】ここで、入力された操作コマンドが認識不
能であった場合、例えば、上記の操作コマンド「0
#」,「1#」,「10#」以外の操作コマンドであっ
た場合には、制御部67は、音声合成回路62とライン
回路63に制御コマンドを出力し、認識不能である旨の
音声メッセージを出力させる(S46,S47)。この
誤った操作コマンドの入力は4回まで許容されるが、5
回目の入力で回線が強制的に切断される(S48,S5
5)。なお、回線を強制切断する前に制御部67は、音
声合成回路62とライン回路63に制御コマンドを出力
し、その旨を説明する音声メッセージを出力させる(S
49)。
【0076】一方、入力された操作コマンドが認識可能
な操作コマンドであった場合、制御部67(指示情報認
識手段)は、まず、その操作コマンドが乾燥洗濯機1の
空き状態を問い合わせる操作コマンド「0#」(本発明
の空き問合せ情報に相当)であるか否かを判断する。こ
こで、操作コマンド「0#」であった場合には、稼働状
態通知処理が実行される(S51)。
【0077】この稼働状態通知処理は、コントローラ9
の制御部67とマスター機1Aの通信制御部37とによ
ってなされる。本実施形態では、まず、コントローラ9
の制御部67から通信制御部37へ空き確認コマンドを
送信する。この空き確認コマンドを受信した通信制御部
37は、RAM23のマスター情報格納領域41及びサ
テライト情報格納領域42(42A,42B)における
各ステータス格納領域44を参照し、空き状態の乾燥洗
濯機の台数を認識する。即ち、「空き」ステータスが設
定されている乾燥洗濯機機1…の台数を認識する。
【0078】そして、空き状態の乾燥洗濯機1が1台で
もあれば、通信制御部37は、その台数を示す空き回答
コマンドをコントローラ9の制御部67に送信する。こ
の空き回答コマンドを受信した制御部67は、音声合成
回路62とライン回路63(音声出力手段)に制御コマ
ンドを出力し、その旨を説明する音声メッセージを出力
させる。例えば、2台の乾燥洗濯機1,1が空き状態で
あった場合には、「現在、2台の洗濯機が使用可能で
す。」旨の音声メッセージを出力させる。
【0079】また、全ての乾燥洗濯機1…が稼働中であ
れば、通信制御部37は、マスター情報格納領域41及
びサテライト情報格納領域42(42A,42B)にお
ける各残り時間格納領域48を参照し、残り時間情報を
少ない方から2台分取得する。そして、通信制御部37
は、その残り時間情報を空き回答コマンドとしてコント
ローラ9の制御部67に送信する。この空き回答コマン
ドを受信した制御部67は、音声合成回路62とライン
回路63(音声出力手段)に制御コマンドを出力し、そ
の旨を説明する音声メッセージを出力させる。例えば、
1台目の乾燥洗濯機1が残り5分で洗濯動作が終了し、
2台目の乾燥洗濯機1が残り30分で洗濯動作が終了す
る場合には、「1台目の洗濯機はあと5分で処理が終了
します。2台目の洗濯機はあと30分で処理が終了しま
す。」旨の音声メッセージを出力させる。
【0080】これらの音声メッセージの出力により稼働
状態通知処理は終了し、その後、回線が切断される(S
55)。
【0081】また、上記のS50で操作コマンド「0
#」ではないと判断された場合、制御部67(指示情報
認識手段)は、その操作コマンドが稼働中の乾燥洗濯機
1に対する終了予定を問い合わせる操作コマンド「1
#」(本発明の終了問合せ情報の一種であり、終了問合
せコマンド)であるか否かを判断する(S52)。ここ
で、操作コマンド「1#」であった場合には、残り時間
通知処理が実行される(S53)。
【0082】この残り時間通知処理も、コントローラ9
の制御部67とマスター機1Aの通信制御部37とによ
ってなされる。本実施形態では、まず、コントローラ9
の制御部67は、音声合成回路62とライン回路63に
制御コマンドを出力し、通知対象となる乾燥洗濯機1の
機械番号の入力を促すための音声ガイダンスを出力させ
る。これにより、通話の相手先には、機械番号の入力が
音声で指示される。
【0083】音声ガイダンスを出力させたならば、制御
部67(指示情報認識手段)は、相手先から機械番号情
報が送信されてくるのを待つ。この機械番号情報は、本
発明の終了問合せ情報の一種であり、装置特定コマンド
である。そして、相手先から機械番号情報(ダイヤルに
よるトーン信号)が送信されてきたならば、制御部67
は、この機械番号情報を含んだ残時間確認コマンドをマ
スター機1Aの通信制御部37に送信する。この残時間
確認コマンドを受信した通信制御部37は、RAM23
のマスター情報格納領域41及びサテライト情報格納領
域42(42A,42B)における各残り時間格納領域
48を参照し、残時間確認コマンドで特定される乾燥洗
濯機1の残り時間を取得する。
【0084】そして、通信制御部37は、その残り時間
を示す残時間回答コマンドをコントローラ9の制御部6
7に送信する。この残時間回答コマンドを受信した制御
部67は、音声合成回路62とライン回路63(音声出
力手段)に制御コマンドを出力し、その旨を説明する音
声メッセージを出力させる。例えば、その乾燥洗濯機1
の処理時間が残り10分であった場合には、「お使いの
洗濯機は、仕上がりまであと10分です。」旨の音声メ
ッセージを出力させる。
【0085】なお、その乾燥洗濯機1が空き状態であれ
ば、通信制御部37は、空き状態であることを示す残時
間回答コマンドをコントローラ9の制御部67に送信す
る。この残時間回答コマンドを受信した制御部67は、
その旨を説明する音声メッセージを出力させる。例え
ば、「ご指定の洗濯機は、ただいま使われていませ
ん。」旨の音声メッセージを出力させる。
【0086】そして、これらの音声メッセージの出力に
より残り時間通知処理は終了し、その後、回線が切断さ
れる(S55)。
【0087】また、上記のS52で、操作コマンド「1
#」ではないと判断された場合、売上金額照会処理が実
行される(S54)。この売上金額照会処理では、制御
部67は、まず、暗証番号の入力を相手先(即ち、管理
者7)に求める。そして、相手先が入力した暗証番号が
正規の暗証番号であったことを条件に、制御部67は、
金額照会コマンドを通信制御部37に送信する。
【0088】この金額照会コマンドを受信した通信制御
部37は、RAM23のマスター情報格納領域41及び
サテライト情報格納領域42(42A,42B)におけ
る各売上金額格納領域(本日、昨日、累計)の内容を参
照し、各乾燥洗濯機1…の売上金額を取得する。例え
ば、本日売上金額の各乾燥洗濯機1…の合計額、昨日売
上金額の合計額、及び、累計売上金額の合計額を取得す
る。そして、通信制御部37は、各合計額を示す売上回
答コマンドをコントローラ9の制御部67に送信する。
【0089】この売上回答コマンドを受信した制御部6
7は、音声合成回路62とライン回路63に制御コマン
ドを出力し、その旨を説明する音声メッセージを出力さ
せる。例えば、「本日の売上金額は○○○○○円、昨日
の売上金額は○○○○○円、何月何日からの売上金額は
○○○○○○○円」の音声メッセージを出力させる。
【0090】そして、これらの音声メッセージの出力に
より売上金額照会処理は終了し、その後、回線が切断さ
れる(S55)。
【0091】このように、本実施形態では、コインラン
ドリーの店舗に電話を掛けることで、利用を希望する利
用者6は、外部から乾燥洗濯機1…の空き状態を確認で
きる。さらに、全ての乾燥洗濯機1…が稼働中であった
場合には、洗濯動作の残り時間が短い方から2台分通知
される。このため、この利用者6は、実際にそのコイン
ランドリーの店舗まで出向かなくても、自宅に居ながら
にして乾燥洗濯機1…空きの有無等が確認できる。従っ
て、無駄足となる不具合が防止でき、利便性の向上が図
れる。さらに、乾燥洗濯機1…が空いていることを利用
者6が確認した上で店舗に訪れることになるので、従来
よりも空き時間を減らすことができて稼働率の向上が図
れる。その結果、乾燥洗濯機1…の稼働率を平均化する
ことができる。
【0092】また、乾燥洗濯機1を利用中の利用者6に
あっては、外出先からでも利用中の乾燥洗濯機1におけ
る洗濯動作の残り時間を確認できる。また、利用者6自
身が電話を掛けて確認するので、利用者6の都合に応じ
た任意のタイミングで確認できるし、利用者6に対して
確実に残り時間の情報を伝えることができる。
【0093】ところで、本発明は、上記の実施形態に限
定されるものではなく、特許請求の範囲の記載に基づい
て種々の変更が可能である。
【0094】上記の実施形態では、マスター機1Aが各
サテライト機1Bの稼働状態情報を5秒間隔で順次取得
し、RAM23に格納する構成であったが、この構成に
限定されない。例えば、各サテライト機1B…に変化が
あった場合に、そのサテライト機1Bが必要な情報をマ
スター機1Aに送信する構成でもよい。
【0095】また、マスター機1Aとサテライト機1B
との間、及び、マスター機1Aとコントローラ9との間
をシリアル通信線で接続したものを例示したが、この構
成に限定されるものではない。例えば、LANケーブル
や無線LANで接続してもよい。
【0096】さらに、コントローラ9に代えてサーバー
を設置し、このサーバーと各乾燥洗濯機1…との間をL
ANケーブルや無線LANで接続してもよい。この場合
には、本発明の稼働状態情報記憶手段、着呼手段、指示
情報認識手段、及び、音声出力手段は、サーバーに設け
られる。
【0097】また、利用者6(利用を希望する者、及
び、実際に乾燥洗濯機1を利用している者)とコントロ
ーラ9との接続は、公衆電話回線5に限らず、通話可能
な回線であればよい。
【0098】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば以
下の効果を奏する。即ち、店舗内に設置されている洗濯
装置の稼働状態を取得して稼働状態情報として記憶し、
外部と回線を通じて通話可能になった状態で当該外部か
らの指示情報を認識し、この指示情報が洗濯装置の空き
状態を問い合わせる空き問合せ情報であった場合に、稼
働状態情報に基づく洗濯装置の空きの有無と終了予定時
間の少なくとも一方を回線を通じて音声で通知するの
で、利用を希望する者は、コインランドリーの店舗に電
話を掛けることで、外部から洗濯装置の空き状態を確認
できる。このため、利用者は、自宅に居ながらにして洗
濯装置の空き状態を知ることができ、利便性の向上が図
れる。
【0099】また、店舗内に設置されている洗濯装置の
稼働状態を取得して稼働状態情報として記憶し、外部と
回線を通じて通話可能になった状態で当該外部からの指
示情報を認識し、この指示情報が稼働中の洗濯装置の終
了予定を問い合わせる終了問合せ情報であった場合に、
稼働状態情報に基づく当該洗濯装置の終了予定時間を回
線を通じて音声で通知するので、洗濯装置の利用中に外
出しても、その利用者は、コインランドリーの店舗に電
話を掛けることで、外部から利用中の洗濯装置の残り処
理時間を確認できる。このため、利用者は、外出先であ
っても洗濯装置による洗濯動作の終了時間を知ることが
でき、利便性の向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されるコインランドリーの概略構
成、及び、その連絡先を説明するブロック図である。
【図2】マスター機における制御系の概略構成を説明す
るブロック図である。
【図3】設定スイッチの設定内容を説明する図である。
【図4】マスター機におけるRAMのワークエリアを説
明する図である。
【図5】サテライト機における制御系の概略構成を説明
するブロック図である。
【図6】サテライト機におけるRAMのワークエリアを
説明する図である。
【図7】コントローラの説明図であり、(a)は制御系
の概略構成を説明するブロック図、(b)はEEPRO
Mの記憶領域を説明する図である。
【図8】各乾燥洗濯機が行うメイン処理を説明するフロ
ーチャートである。
【図9】各乾燥洗濯機が行う日付更新時処理を説明する
フローチャートである。
【図10】マスター機が行うサテライト情報取得処理を
説明するフローチャートである。
【図11】コントローラとマスター機が行う情報通知処
理を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1 乾燥洗濯機 2 洗剤タンク 3 柔軟剤タンク 4 煙感知器 5 公衆電話回線 6 利用者 7 管理者 8 サービスセンタ 9 コントローラ 11 洗剤検出器 12 柔軟剤検出器 21 乾燥洗濯機の主制御装置 22 乾燥洗濯機の通信制御装置 23 乾燥洗濯機のRAM 24 操作パネル 25 検銭器 26 検出センサ 27 設定スイッチ 28 回転ドラム用モータ 29 バルブ装置 30 送風ファン 31 ミキシングダンパ 32 主制御部 33 外部記憶装置 35 第1入出力インターフェース 36 第2入出力インターフェース 37 通信制御部 38 シリアルインターフェース 41 マスター情報格納領域 42 サテライト情報格納領域 43,51 機械番号格納領域 44,52 ステータス格納領域 45,53 本日売上情報格納領域 46,54 昨日売上情報格納領域 47,55 累計売上情報格納領域 48,56 残り時間格納領域 49,57 エラーコード格納領域 61 コントローラの制御装置 62 音声合成回路 63 ライン回路 64 情報表示部 65 音声合成メモリ 66 スピーカ 67 制御部 68 EEPROM 69 第1入出力インターフェース 70 第2入出力インターフェース 71 シリアルインターフェース 72 店名情報格納領域 73 暗証情報格納領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3B155 BB02 CC01 JB04 JB18 JB29 LB01 LB04 MA06 MA08 5K101 KK17 LL01 MM07 NN02 NN16 PP03

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 店舗内に設置されている洗濯装置の稼働
    状態を取得する稼働状態取得手段と、 稼働状態取得手段が取得した稼働状態を稼働状態情報と
    して記憶する稼働状態情報記憶手段と、 外部からの電話を着呼可能な着呼手段と、 外部との間で通話可能となった状態で当該外部からの指
    示情報を認識する指示情報認識手段と、 回線を通じてメッセージを音声で出力可能な音声出力手
    段とからなり、 前記指示情報が洗濯装置の空き状態を問い合わせる空き
    問合せ情報であった場合に、稼働状態情報に基づく洗濯
    装置の空き状態を音声出力手段によって出力することを
    特徴とするコインランドリー用洗濯システム。
  2. 【請求項2】 前記音声出力手段によって出力される空
    き状態が、非稼働状態にある洗濯装置の有無と稼働中の
    洗濯装置における終了予定時間の少なくとも一方である
    ことを特徴とする請求項1に記載のコインランドリー用
    洗濯システム。
  3. 【請求項3】 店舗内に設置されている洗濯装置の稼働
    状態を取得する稼働状態取得手段と、 稼働状態取得手段が取得した稼働状態を稼働状態情報と
    して記憶する稼働状態情報記憶手段と、 外部からの電話を着呼可能な着呼手段と、 外部との間で通話可能となった状態で当該外部からの指
    示情報を認識する指示情報認識手段と、 回線を通じてメッセージを音声で出力可能な音声出力手
    段とからなり、 前記指示情報が稼働中の洗濯装置に対する終了予定を問
    い合わせる終了問合せ情報であった場合に、稼働状態情
    報に基づく洗濯装置の終了予定時間を音声出力手段によ
    って出力することを特徴とするコインランドリー用洗濯
    システム。
  4. 【請求項4】 前記終了問合せ情報は、終了の問合せを
    示す終了問合せコマンドと、問い合わせ対象の洗濯装置
    を特定する装置特定コマンドとを含んでいることを特徴
    とする請求項3に記載のコインランドリー用洗濯システ
    ム。
  5. 【請求項5】 前記店舗内に複数台の洗濯装置を設置す
    ると共に、その中の1台の洗濯装置を主洗濯装置とし、 前記稼働状態情報記憶手段を主洗濯装置に設け、設置さ
    れた複数台の洗濯装置の稼働状態情報を記憶させるよう
    に構成したことを特徴とする請求項1から請求項4の何
    れかに記載のコインランドリー用洗濯システム。
  6. 【請求項6】 店舗内に設置されている洗濯装置の稼働
    状態を取得すると共に、該取得した稼働状態を稼働状態
    情報として記憶し、 外部と回線を通じて通話可能になった状態で当該外部か
    らの指示情報を認識し、 この指示情報が洗濯装置の空き状態を問い合わせる空き
    問合せ情報であった場合に、稼働状態情報に基づく洗濯
    装置の空きの有無と終了予定時間の少なくとも一方を回
    線を通じて音声で通知することを特徴とするコインラン
    ドリー用洗濯システムの稼働状態通知方法。
  7. 【請求項7】 店舗内に設置されている洗濯装置の稼働
    状態を取得すると共に、該取得した稼働状態を稼働状態
    情報として記憶し、 外部と回線を通じて通話可能になった状態で当該外部か
    らの指示情報を認識し、 この指示情報が稼働中の洗濯装置の終了予定を問い合わ
    せる終了問合せ情報であった場合に、稼働状態情報に基
    づく当該洗濯装置の終了予定時間を回線を通じて音声で
    通知することを特徴とするコインランドリー用洗濯シス
    テムの稼働状態通知方法。
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JP2018120631A (ja) * 2015-09-09 2018-08-02 河▲崎▼ 孝文 有料自動機の制御システム
JP2021120875A (ja) * 2017-11-09 2021-08-19 株式会社Tosei ランドリー機器の運転方法

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