JP3514674B2 - 樹脂製多重管の押出成形装置 - Google Patents

樹脂製多重管の押出成形装置

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JP3514674B2
JP3514674B2 JP26735399A JP26735399A JP3514674B2 JP 3514674 B2 JP3514674 B2 JP 3514674B2 JP 26735399 A JP26735399 A JP 26735399A JP 26735399 A JP26735399 A JP 26735399A JP 3514674 B2 JP3514674 B2 JP 3514674B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、複数の押出機から
それぞれ押し出される熱溶融樹脂を金型を通過させるこ
とによって、内、外側管で構成される多重管を成形する
ようにした樹脂製多重管の押出成形装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】上記樹脂製多重管の押出成形装置には、
従来、次のように構成されたものがある。
【0003】即ち、上記押出成形装置は、互いに異種の
樹脂を熱溶融させてそれぞれ押し出す複数のスクリュー
式押出機と;これら押出機のうちの一方の押出機から押
し出された樹脂を通過させて内側管を成形する内側管成
形通路と、他方の押出機から押し出された樹脂を通過さ
せて上記内側管に一体的に外嵌される外側管を成形する
外側管成形通路とを備えてこれら内、外側管により多重
管を成形する金型と;この金型を通過させられて成形さ
れた多重管を冷却させて硬化させる冷却手段と、この冷
却手段で硬化させられた多重管を引き取る引取機とを備
えている。
【0004】そして、上記各押出機と、引取機とがそれ
ぞれ駆動することにより、中間成形品、もしくは製品と
しての上記多重管が成形されるようになっている。
【0005】上記の場合、各押出機の単位時間当りの吐
出量は、それぞれ所定値に定められており、このため、
上記内側管と外側管の各断面積の比率は多重管の長手方
向の各部でほぼ一定とされている。
【0006】また、従来、上記引取機の引取速度を制御
することにより、上記多重管はその外径寸法がほぼ一定
となるように成形される。
【0007】一方、医療分野では、製品である多重管が
例えばカテーテル(導管)として用いられており、カテ
ーテルは、その一端部から血管中などの体内にその長手
方向から押し込まれて挿入され、このカテーテルを通
し、液体などが体内に流入させられたり、体内から流出
させることが行われている。
【0008】上記の場合、カテーテルの体内への挿入を
容易にさせるためなどの理由で、その長手方向の各部の
軟らかさ(曲り易さ、撓み易さ)が互いに相違させられ
たり、外径寸法が互いに相違させられたりしており、こ
れの詳細な要望は、医療上の用途、使用されるべき患者
の体の部位、および医師の要求等によって区々としてい
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の押出
成形装置で成形される各多重管は、前記したように、そ
れぞれその長手方向の各部の軟らかさや外径寸法が各多
重管毎にほぼ一定である。
【0010】このため、上記多重管により、前記カテー
テルを成形する場合には、まず、種々の軟らかさや外径
寸法を備えた多重管をそれぞれ所定長さに切断して短尺
材を成形し、次に、これら短尺材を互いに溶着などによ
り連結させて長尺管を成形し、次に、上記各短尺材同士
の連結部の外周面を研磨し、もって、所望のカテーテル
が成形されるようになっている。
【0011】しかし、上記したカテーテルの成形には、
種々の多重管を切断して種々の短尺材を成形する作業、
これら短尺材を連結させる作業、および、これら短尺材
同士の連結部を研磨する作業が必要であり、もって、作
業工程が多いことから、上記カテーテルの成形が煩雑と
なっている。
【0012】また、上記のように成形されたカテーテル
では、軟らかさの異なる短尺材同士が連結されているた
め、その連結部では、軟らかさの性質が急激に変化する
おそれがあり、このため、上記カテーテルを湾曲させた
とき、上記連結部の近傍には滑らかな湾曲形状が得難い
という問題がある。
【0013】本発明は、上記のような事情に注目してな
されたもので、長手方向の各部の軟らかさが互いに相違
し、また、外径寸法が互いに相違する多重管の成形が容
易にできるようにすることを課題とする。
【0014】また、上記多重管を湾曲させたとき、滑ら
かな湾曲形状が得られるようにすることを課題とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の樹脂製多重管の押出成形装置は、次の如くで
ある。
【0016】請求項1の発明は、図1〜5に例示するよ
うに、互いに異種の樹脂3,4を熱溶融させてそれぞれ
押し出す複数のスクリュー式押出機6,7と;これら押
出機6,7のうちの一方の押出機6から押し出された樹
脂3を通過させて内側管14を成形する内側管成形通路
15と、他方の押出機7から押し出された樹脂4を通過
させて上記内側管14に一体的に外嵌される外側管16
を成形する外側管成形通路17とを備えてこれら内、外
側管14,16により多重管2を成形する金型13と;
この金型13を通過させられて成形された多重管2を冷
却させて硬化させる冷却手段25と、この冷却手段25
で硬化させられた多重管2を引き取る引取機31とを備
えた樹脂製多重管の押出成形装置において、
【0017】上記各押出機6,7と上記金型13との間
に介設されて上記各押出機6,7から押し出された樹脂
3,4をそれぞれ受け入れると共に上記金型13に送り
込むよう吐出する容積式ポンプ36,37と;これら各
ポンプ36,37の単位時間当りの各吐出量Q1,Q2
と上記引取機31による多重管2の引取速度Vとを制御
する制御装置44とを備え、上記樹脂3,4のうち、一
方の押出機6によって押し出される樹脂3が、他方の押
出機7によって押し出される樹脂4よりも軟らかい性質
としたものである。
【0018】請求項2の発明は、図1〜4に例示するよ
うに、請求項1の発明に加えて、上記制御装置44の制
御により、引取機31の引取速度Vを遅く、もしくは速
くさせて、上記多重管2の外径寸法D1,D2を大き
く、もしくは小さくさせるようにしたものである。
【0019】請求項3の発明は、図1〜3,5に例示す
るように、請求項1、もしくは2の発明に加えて、上記
制御装置44の制御により、上記引取機31の引取速度
Vをほぼ一定として上記両ポンプ36,37のうち一方
の吐出量Q1をより多くさせる一方、他方の吐出量Q2
をより少なくさせるようにしたものである。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
により説明する。
【0021】図1〜4において、符号1は押出成形装置
で、この押出成形装置1は樹脂製で断面円形の多重管2
の成形用のものである。また、説明の便宜上、矢印Fr
を前方として以下説明する。
【0022】上記押出成形装置1は、硬度において互い
に異種の熱可塑性樹脂3,4をヒーターにより加熱し溶
融させてそれぞれ押し出し可能とする複数(二台)のス
クリュー式押出機6,7を備えている。これら各押出機
6,7は、それぞれスクリューを有する押出機本体8,
9と、これら押出機本体8,9をそれぞれ駆動する減速
機付きの電動機10,11とを備えている。
【0023】上記押出成形装置1は、上記押出機6,7
の押出機本体8,9から押し出されてきた樹脂3,4を
通過させて上記多重管2を成形可能とする金型13を備
えている。
【0024】上記金型13は、上記押出機6,7のうち
の一方の押出機6の押出機本体8から押し出された樹脂
3を通過させて上記多重管2の内周側を構成する内側管
14を成形する内側管成形通路15と、他方の押出機7
の押出機本体9から押し出された樹脂4を通過させて上
記多重管2の外周側を構成するよう上記内側管14に一
体的に外嵌される外側管16を成形する外側管成形通路
17とを備えている。
【0025】上記内側管成形通路15と外側管成形通路
17の下流側は互いに連通するよう一体化され、これら
15,17の下流端の開口は円環状をなし、これが上記
多重管2の成形用の押出口18とされて、前方に向って
開口させられている。
【0026】上記押出口18の軸心20は前後方向に延
び、この軸心20上で、上記金型13を前後方向に貫通
する貫通孔21が成形されている。上記金型13の後方
から前方に向って上記貫通孔21を通過する針金である
芯材22が設けられ、この芯材22の外周面に、上記多
重管2の内側管14の内周面が全体的に接合させられ、
上記多重管2と芯材22とは一体成形されて、中間成形
品23とされる。
【0027】上記押出成形装置1は、上記金型13を通
過してこの金型13から前方に向って押し出される上記
中間成形品23を冷却させてこの中間成形品23の多重
管2を硬化させる冷却手段25を備えている。この冷却
手段25は、ケーシング26と、このケーシング26に
収容される冷却水27と、上記ケーシング26の内部を
負圧にさせる吸引手段28とを備え、上記中間成形品2
3は、上記ケーシング26をその後方から前方に向って
貫通し、この際、上記冷却水27で冷却される。
【0028】上記押出成形装置1は、上記冷却手段25
により冷却されて硬化させられた上記中間成形品23を
前方に向うよう引き取る引取機31を備えている。この
引取機31は、上記中間成形品23を挟む一対の回転体
32,32と、これら回転体32,32を駆動させて上
記中間成形品23を前方に向って引き取らせる電動機3
3とを備えている。
【0029】上記各押出機6,7の押出機本体8,9
と、上記金型13の内、外側管成形通路15,17の各
上流端との間にギヤポンプである容積式のポンプ36,
37が介設されている。これら各ポンプ36,37は、
ポンプ本体38,39と、これらポンプ本体38,39
を駆動させる電動機40,41とを備えている。上記各
ポンプ36,37のポンプ本体38,39は、上記各押
出機本体8,9から押し出された樹脂3,4を受け入れ
ると共に上記各内、外側管成形通路15,17に送り込
むよう吐出する。
【0030】上記各ポンプ36,37の単位時間当りの
各吐出量Q1,Q2と、上記引取機31による引取速度
Vとを制御する電子的な制御装置44が設けられてい
る。この制御装置44には各電動機10,11,33,
40,41がそれぞれ電気的に接続されて、いずれも、
予め設定されるプログラムによって出力や回転速度が制
御されるようになっている。なお、上記吐出量Q1,Q
2は各ポンプ36,37の回転数(r.p.m)から間
接的に検出される。また、上記引取速度Vは速度センサ
ーの検出による他、上記回転体32の回転速度(m/m
in)から間接的に検出されるものであってもよい。
【0031】図1,4において、上記押出成形装置1に
より多重管2を成形する手順に付き説明する。
【0032】上記押出成形装置1の各電動機10,1
1,33,40,41を駆動させれば、上記押出機6,
7から押し出された樹脂3,4が上記ポンプ36,37
に受け入れられると共に、上記金型13の内、外側管成
形通路15,17に送り込むよう吐出され、上記各成形
通路15,17を上記樹脂3,4が通過させられること
により、内、外側管14,16が成形され、かつ、押出
口18を通過することにより未硬化の多重管2が成形さ
れる。また、この際、上記未硬化の多重管2は芯材22
と一体化されて中間成形品23が成形される。
【0033】上記金型13から押し出された中間成形品
23は、上記冷却手段25により冷却されて多重管2が
硬化させられ、更に、上記引取機31により引き取られ
る。これにより成形された中間成形品23は不図示の切
断機により所定の長さに切断される。ここで、上記芯材
22を引張手段により長手方向に伸長させることにより
径寸法を小さくさせれば、多重管2から上記芯材22が
抜き出し可能とされ、この抜き出し後の上記多重管2が
カテーテルなどの製品とされる。
【0034】図1において、上記樹脂3,4のうち、一
方の押出機6によって押し出される樹脂3が、他方の押
出機7によって押し出される樹脂4よりも軟らかい性質
とされている。
【0035】そして、予め設定された制御装置44のプ
ログラムに沿って、上記両ポンプ36,37のうち上記
一方の押出機6に対応するポンプ36の吐出量Q1をよ
り多く(もしくは、より少なく)する一方、他方の押出
機7に対応するポンプ37の吐出量Q2をより少なく
(もしくは、より多く)するよう制御させれば、この
際、上記内、外側管成形通路15,17を通過して成形
される多重管2の部分はより軟らかく(もしくは、より
硬く)なる。
【0036】一方、予め設定された制御装置44のプロ
グラムに沿って、上記引取機31により引取速度Vをよ
り遅く(もしくは、より速く)なるよう制御させれば、
上記内、外側管成形通路15,17の下流端部である押
出口18から押し出された直後の多重管2の外径寸法D
はより大きく(もしくは、より小さく)なる。
【0037】即ち、上記した各ポンプ36,37の単位
時間当りの各吐出量Q1,Q2と、上記引取機31によ
る多重管2の引取速度Vの制御によれば、長手方向の各
部の軟らかさが互いに相違し、また、外径寸法D1,D
2が互いに相違する所望製品である多重管2が自動的に
成形されることとなる。
【0038】よって、所望の製品である多重管2の成形
のために、短尺材を成形して、これらを互いに連結する
などの作業が必要であった従来の技術に比べて、上記多
重管2の成形は極めて容易となる。
【0039】しかも、上記各押出機6,7はスクリュー
式であって、その樹脂3,4の押し出し量には誤差が生
じ易いが、上記各ポンプ36,37は容積式であるた
め、各吐出量Q1,Q2にはより高い精度が確保され
る。
【0040】よって、その分、上記多重管2の寸法精度
が向上し、つまり、高精度の多重管2の成形が容易にで
きることとなる。
【0041】しかも、上記多重管2には、その長手方向
の各部に両樹脂3,4が連続的に存在しているため、こ
の多重管2の長手方向の各部における軟らかさは徐々に
変化する。
【0042】よって、上記多重管2を湾曲させたとき、
滑らかな湾曲形状が得られることとなって、多重管2を
体内に挿入させるカテーテルなどに特に有益である。
【0043】図4において、上記制御装置44の制御に
より、引取機31の引取速度Vを遅く、もしくは速くさ
せて、上記多重管2の外径寸法D1,D2を大きく、も
しくは小さくさせるようにしてある。
【0044】即ち、上記内、外側管成形通路15,17
の下流端である押出口18から押し出されて成形される
多重管2の外径寸法Dを大きくさせようとする場合、上
記押出口18は一定の断面積とされて固定されているも
のであるため、上記ポンプ36,37の吐出量Q1,Q
2を全体的により多くさせようとしても、このような増
加は、上記押出口18の一定面積に規制され、もって、
各吐出量Q1,Q2を上記各ポンプ36,37の回転数
に比例させるなどして精度よくより多くさせることは困
難である。
【0045】そこで、上記押出口18から押し出された
直後の多重管2の外径寸法D1が小さい状態(図4中A
〜C)から、上記多重管2の外径寸法D2を大きくさせ
ようとするときには、上記ポンプ36,37の吐出量Q
1,Q2を変化させることなく、もしくは、ある程度多
くさせると共に、上記引取機31の引取速度Vを遅くし
て、上記押出口18から押し出された直後の多重管2の
外径寸法D2を大きくさせるようにしてある(図4中C
〜G)。
【0046】一方、上記押出口18から押し出されて成
形される多重管2の外径寸法Dを小さくさせようとする
場合、上記各ポンプ36,37から上記押出口18に至
るまでには、各成形通路15,17が存在して距離が遠
いため、上記ポンプ36,37の吐出量Q1,Q2を全
体的により少なくさせても、上記押出口18から押し出
された直後の多重管2の外径寸法Dを精度よく小さくさ
せることは困難である。
【0047】そこで、上記押出口18から押し出された
直後の多重管2の外径寸法D2が大きい状態(図4中E
〜G)から、上記多重管2の外径寸法D1を小さくさせ
ようとするときには、上記ポンプ36,37の吐出量Q
1,Q2を変化させることなく、もしくは、ある程度少
なくさせると共に、上記引取機31の引取速度Vを速く
して上記押出口18から押し出された直後の多重管2の
外径寸法D1を小さくさせるようにしてある(図4中G
〜A)。
【0048】よって、上記多重管2の外径寸法Dをその
長手方向の各部で大きくさせたり、小さくさせたりする
ことがより確実に精度よくでき、つまり、長手方向の各
部の外径寸法D1,D2が互いに相違する多重管2の精
度のよい成形が容易にできる。
【0049】図5において、上記制御装置44の制御に
より、上記引取機31の引取速度Vをほぼ一定として上
記両ポンプ36,37のうち一方の吐出量Q1をより多
くさせる一方、他方の吐出量Q2をより少なくさせるよ
うにしてある。
【0050】即ち、引取機31の引取速度Vをほぼ一定
としてあるため、多重管2の外径寸法D3はほぼ一定に
保たれる。
【0051】製品としての多重管2(図5中A〜A)に
おいて、上記押出口18からの押し出し方向の前部側
(図5中A〜B)を軟らかくさせようとするときには、
上記多重管2の押し出し成形の前半で、一方の押出機6
に対応するポンプ36により、より軟らかい樹脂3の吐
出量Q1をより多くさせ、他方の押出機7に対応するポ
ンプ37により、より硬い樹脂4の吐出量Q2をより少
なくさせればよい。
【0052】一方、上記多重管2の後部側(図5中C〜
D)を硬くさせようとするときには、上記多重管2の押
し出し成形の後半で、一方の押出機6に対応するポンプ
36により、樹脂3の吐出量Q1をより少なくさせ、他
方の押出機7に対応するポンプ37により、樹脂4の吐
出量Q2をより多くさせればよい。
【0053】よって、上記多重管2をその長手方向の各
部で外径寸法Dをほぼ一定に保ったまま、軟らかさを変
化させるということがより確実に精度よくでき、つま
り、長手方向の各部の軟らかさが互いに相違する多重管
2の精度のよい成形が容易にできる。
【0054】なお、以上は図示の例によるが押出機6,
7は三本以上であってもよく、この場合には三層以上の
多重管2が成形される。
【0055】
【発明の効果】本発明による効果は、次の如くである。
【0056】請求項1の発明は、互いに異種の樹脂を熱
溶融させてそれぞれ押し出す複数のスクリュー式押出機
と;これら押出機のうちの一方の押出機から押し出され
た樹脂を通過させて内側管を成形する内側管成形通路
と、他方の押出機から押し出された樹脂を通過させて上
記内側管に一体的に外嵌される外側管を成形する外側管
成形通路とを備えてこれら内、外側管により多重管を成
形する金型と;この金型を通過させられて成形された多
重管を冷却させて硬化させる冷却手段と、この冷却手段
で硬化させられた多重管を引き取る引取機とを備えた樹
脂製多重管の押出成形装置において、
【0057】上記各押出機と上記金型との間に介設され
て上記各押出機から押し出された樹脂をそれぞれ受け入
れると共に上記金型に送り込むよう吐出する容積式ポン
プと;これら各ポンプの単位時間当りの各吐出量と上記
引取機による多重管の引取速度とを制御する制御装置と
を備え
【0058】記樹脂のうち、一方の押出機によって押
し出される樹脂が、他方の押出機によって押し出される
樹脂よりも軟らかい性質としてある。
【0059】そして、上記制御装置により、上記両ポン
プのうち上記一方の押出機に対応するポンプの吐出量を
より多く(もしくは、より少なく)する一方、他方の押
出機に対応するポンプの吐出量をより少なく(もしく
は、より多く)するよう制御させれば、この際、上記
内、外側管成形通路を通過して成形される多重管の部分
はより軟らかく(もしくは、より硬く)なる。
【0060】一方、上記制御装置により、上記引取機に
より引取速度をより遅く(もしくは、より速く)なるよ
う制御させれば、上記内、外側管成形通路の下流端部で
ある押出口から押し出された直後の多重管の外径寸法は
より大きく(もしくは、より小さく)なる。
【0061】即ち、上記した各ポンプの単位時間当りの
各吐出量と、上記引取機による多重管の引取速度の制御
によれば、長手方向の各部の軟らかさが互いに相違し、
また、外径寸法が互いに相違する所望製品である多重管
が自動的に成形されることとなる。
【0062】よって、所望の製品である多重管の成形の
ために、短尺材を成形して、これらを互いに連結するな
どの作業が必要であった従来の技術に比べて、上記多重
管の成形は極めて容易となる。
【0063】しかも、上記各押出機はスクリュー式であ
って、その樹脂の押し出し量には誤差が生じ易いが、上
記各ポンプは容積式であるため、各吐出量にはより高い
精度が確保される。
【0064】よって、その分、上記多重管の寸法精度が
向上し、つまり、高精度の多重管の成形が容易にできる
こととなる。
【0065】しかも、上記多重管には、その長手方向の
各部に両樹脂が連続的に存在しているため、この多重管
の長手方向の各部における軟らかさは徐々に変化する。
【0066】よって、上記多重管を湾曲させたとき、滑
らかな湾曲形状が得られることとなって、多重管を体内
に挿入させるカテーテルなどに特に有益である。
【0067】請求項2の発明は、上記制御装置の制御に
より、引取機の引取速度Vを遅く、もしくは速くさせ
て、上記多重管の外径寸法を大きく、もしくは小さくさ
せるようにしてあり、次の効果が生じる。
【0068】即ち、上記内、外側管成形通路の下流端で
ある押出口から押し出されて成形される多重管の外径寸
法を大きくさせようとする場合、上記押出口は一定の断
面積とされて固定されているものであるため、上記ポン
プの吐出量を全体的により多くさせようとしても、この
ような増加は、上記押出口の一定面積に規制され、もっ
て、上記吐出量を精度よくより多くさせることは困難で
ある。
【0069】そこで、上記押出口から押し出された直後
の多重管の外径寸法が小さい状態から、上記多重管の外
径寸法を大きくさせようとするときには、上記ポンプの
吐出量を変化させることなく、もしくは、ある程度多く
させると共に、上記引取機の引取速度を遅くして、上記
押出口から押し出された直後の多重管の外径寸法を大き
くさせるようにしてある。
【0070】一方、上記押出口から押し出されて成形さ
れる多重管の外径寸法を小さくさせようとする場合、上
記各ポンプから上記押出口に至るまでには、各成形通路
が存在して距離が遠いため、上記ポンプの吐出量を全体
的により少なくさせても、上記押出口から押し出された
直後の多重管の外径寸法を精度よく小さくさせることは
困難である。
【0071】そこで、上記押出口から押し出された直後
の多重管の外径寸法が大きい状態から、上記多重管の外
径寸法を小さくさせようとするときには、上記ポンプの
吐出量を変化させることなく、もしくは、ある程度少な
くさせると共に、上記引取機の引取速度を速くして上記
押出口から押し出された直後の多重管の外径寸法を小さ
くさせるようにしてある。
【0072】よって、上記多重管の外径寸法をその長手
方向の各部で大きくさせたり、小さくさせたりすること
がより確実に精度よくでき、つまり、長手方向の各部の
外径寸法が互いに相違する多重管の精度のよい成形が容
易にできる。
【0073】請求項3の発明は、上記制御装置の制御に
より、上記引取機の引取速度をほぼ一定として上記両ポ
ンプのうち一方の吐出量をより多くさせる一方、他方の
吐出量をより少なくさせるようにしてあり、次の効果が
生じる。
【0074】即ち、引取機の引取速度をほぼ一定として
あるため、多重管の外径寸法はほぼ一定に保たれる。
【0075】製品としての多重管において、上記押出口
からの押し出し方向の前部側を軟らかくさせようとする
ときには、上記多重管の押し出し成形の前半で、一方の
押出機に対応するポンプにより、より軟らかい樹脂の吐
出量をより多くさせ、他方の押出機に対応するポンプに
より、より硬い樹脂の吐出量をより少なくさせればよ
い。
【0076】一方、上記多重管の後部側を硬くさせよう
とするときには、上記多重管の押し出し成形の後半で、
上記した樹脂の多い少ないを逆にさせればよい。
【0077】よって、上記多重管をその長手方向の各部
で外径寸法をほぼ一定に保ったまま、軟らかさを変化さ
せるということがより確実に精度よくでき、つまり、長
手方向の各部の軟らかさが互いに相違する多重管の精度
のよい成形が容易にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】押出成形装置の部分断面全体線図である。
【図2】図1の部分拡大図である。
【図3】図2の3‐3線矢視断面図である。
【図4】図5の部分拡大図である。
【図5】他の実施の形態で、図4に相当する図である。
【符号の説明】
1 押出成形装置 2 多重管 3,4 樹脂 6,7 押出機 10,11,33,40,41 電動機 13 金型 14 内側管 15 内側管成形通路 16 外側管 17 外側管成形通路 18 押出口 25 冷却手段 31 引取機 36,37 ポンプ 44 制御装置 D1〜D3 外径寸法 Q1,Q2 吐出量 V 引取速度
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI // B29L 9:00 B29L 9:00 23:00 23:00 (56)参考文献 特開 平4−212377(JP,A) 特開 昭58−119858(JP,A) 特開 平8−1752(JP,A) 特開 平5−4272(JP,A) 特開 平6−320604(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29C 47/00 - 47/96

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに異種の樹脂を熱溶融させてそれぞ
    れ押し出す複数のスクリュー式押出機と;これら押出機
    のうちの一方の押出機から押し出された樹脂を通過させ
    て内側管を成形する内側管成形通路と、他方の押出機か
    ら押し出された樹脂を通過させて上記内側管に一体的に
    外嵌される外側管を成形する外側管成形通路とを備えて
    これら内、外側管により多重管を成形する金型と;この
    金型を通過させられて成形された多重管を冷却させて硬
    化させる冷却手段と、この冷却手段で硬化させられた多
    重管を引き取る引取機とを備えた樹脂製多重管の押出成
    形装置において、 上記各押出機と上記金型との間に介設されて上記各押出
    機から押し出された樹脂をそれぞれ受け入れると共に上
    記金型に送り込むよう吐出する容積式ポンプと;これら
    各ポンプの単位時間当りの各吐出量と上記引取機による
    多重管の引取速度とを制御する制御装置とを備え 上記樹脂のうち、一方の押出機によって押し出される樹
    脂が、他方の押出機によって押し出される樹脂よりも軟
    らかい性質とし た樹脂製多重管の押出成形装置。
  2. 【請求項2】 上記制御装置の制御により、引取機の引
    取速度を遅く、もしくは速くさせて、上記多重管の外径
    寸法を大きく、もしくは小さくさせるようにした請求項
    1に記載の樹脂製多重管の押出成形装置。
  3. 【請求項3】 上記制御装置の制御により、上記引取機
    の引取速度をほぼ一定として上記両ポンプのうち一方の
    吐出量をより多くさせる一方、他方の吐出量をより少な
    くさせるようにした請求項1、もしくは2に記載の樹脂
    製多重管の押出成形装置。
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