JP3513899B2 - 表示機器の取付構造 - Google Patents

表示機器の取付構造

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JP3513899B2 JP04934094A JP4934094A JP3513899B2 JP 3513899 B2 JP3513899 B2 JP 3513899B2 JP 04934094 A JP04934094 A JP 04934094A JP 4934094 A JP4934094 A JP 4934094A JP 3513899 B2 JP3513899 B2 JP 3513899B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばLCDやEL等
の表示素子を備えた表示機器の取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の表示機器1′の取付構造を
図8及び図9に示す。同図において、パネル2の後側B
に、表示部3と本体部4とを配置し、これら表示部3と
本体部4とをケース50内に収納し、ケース50をパネ
ル2に取付けると共に、このケース50の前部にパネル
2の前側Fにおいて表示部3の外周側に配置される枠体
5′を一体形成したものが知られている。尚、本体部4
は、図10に示すように、表示部3を制御する制御部5
1、電源部52、及びパソコン等に接続されるインター
フェース部53より構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、表示部3を
本体部4の上に乗せて使用する場合、一般的に表示部3
に比べて本体部4の方が大きくなるため、必然的にケー
ス50の外周部が大きくなり、これに伴いパネル前面2
aにおいて枠体5′の面積が増加する。つまり表示部3
の外径寸法をa、本体部4の外径寸法をb、枠体5′の
外径寸法をc1 としたとき、a<b<c1 の関係とな
り、表示部3と比べて枠体5′が縦方向Dにも横方向E
にも遙かに大きくなり、パネル前面2aのデザイン性能
上好ましくないという問題があった。
【0004】本発明は、上記従来の課題に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、パネル前面のデザ
イン性能を向上させることができる表示機器の取付構造
を提供するにあり、さらに他の目的とするところは、枠
体を構成する前枠と後ろ枠とを容易に係止させることが
できる表示機器の取付構造を提供するにあり、さらに他
の目的とするところは、後ろ枠をパネルに容易に取付け
ることができるようにした表示機器の取付構造を提供す
るにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、パネル2の後側Bに表示部3が配置さ
れ、表示部3の外周側に枠体5が配置され、該枠体5
は、パネル2の前側Fに配置される前枠5Aと、パネル
2の後側Bに配置される後ろ枠5Bとから成り、前枠5
Aと後ろ枠5Bとでパネル2を前後両側から挟んだ状態
で後ろ枠5Bを前枠5Aに係合させる係合手段15と、
後ろ枠5Bを表示部3の本体部4に締結する締結手段1
7とを備えたことを特徴とする。
【0006】ここで、係合手段15は、前枠5Aの側壁
7又は後ろ枠5Bの側壁8のいずれか一方に設けられる
溝部9と、前枠5Aの側壁7又は後ろ枠5Bの側壁8の
いずれか他方に設けられて上記溝部9にスライド嵌合す
る凸部14とから成り、上記溝部9は上記側壁7又は8
の一端側に開放された凸部14挿入用の開口部10と、
開口部10の奥側から開口部10と略直角方向に屈曲形
成された凸部14嵌合用の嵌合部11とを備えているの
が好ましい。また、開口部10が設けられる側壁7又は
8に、開口部10を挟んでその両側に位置する側壁部分
7a,7bに架設される補強壁30を設けて成るのが好
ましい。また係合手段15は、前枠5Aの側壁7又は後
ろ枠5Bの側壁8のいずれか一方に設けられる孔部40
と、前枠5Aの側壁7又は後ろ枠5Bの側壁8のいずれ
か他方に設けられて上記孔部40に嵌着する突起41と
から成るのが好ましい。
【0007】さらに、本発明は、パネル2の後側Bに表
示部3が配置され、表示部3の外周側に枠体5が配置さ
れ、該枠体5は、パネル2の前側Fに配置される前枠5
Aと、パネル2の後側Bに配置される後ろ枠5Bとから
成り、前枠5Aと後ろ枠5Bとでパネル2を前後両側か
ら挟んだ状態で後ろ枠5Bを前枠5Aに係合させる係合
手段15と、後ろ枠5Bを表示部3の本体部4に締結す
る締結手段17と、後ろ枠5Bをパネル2に取付けるた
めの略コ字状の取付金具21とを備え、上記略コ字状の
取付金具21は、後ろ枠5Bに取付けられる取付部21
aと、取付部21aの両側から延びてパネル後面2bに
夫々押し付けられる一対の脚部21b,21bとを備え
ていることを特徴とする。
【0008】
【作用】しかして本発明によれば、表示部3の外周側に
配置される枠体5を、パネル2の前側Fに配置される前
枠5Aと、パネル2の後側Bに配置される後ろ枠5Bと
に2体化し、これら前枠5Aと後ろ枠5Bとでパネル2
を前後両側から挟んだ状態で後ろ枠5Bを前枠5Aに係
合し、さらに後ろ枠5Bを表示部3の本体部4に締結し
たから、各部材をパネル2に取付けることができる。こ
こで、枠体5を前枠5Aと後ろ枠5Bとに2体化したこ
とにより、本体部4の大きさに制限されることなく前枠
5Aを小型化でき、これに伴いパネル前面2aでの前枠
5Aの面積を削減できる。従って、前枠5Aのデザイン
を決定する上での制約が無くなり、パネル前面2aを小
型ですっきりしたデザインにすることができる。
【0009】また、後ろ枠5Bをパネル2に取付けるた
めの略コ字状の取付金具21は、後ろ枠5Bに取付けら
れる取付部21aと、取付部21aの両側から延びてパ
ネル後面2bに夫々押し付けられる一対の脚部21b,
21bとを備えているから、後ろ枠5Bを取付金具21
の取付部21aに取付けた状態で一対の脚部21b,2
1bをパネル後面2bに夫々押し付けるだけで、パネル
2からの反作用により後ろ枠5Bを取付金具21と共に
パネル2に容易に取付けることができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。本実施例では、表示機器1が例えばIOPボー
ドタイプの場合を例示する。この表示機器1は、図1に
示すように、パネル2の後側Bに配置される表示部3
と、表示部3を制御する本体部4と、表示部3の外周側
に配置される枠体5等から成る。表示部3は、例えばL
CD、EL等の表示素子から成る。尚、本体部4の構成
は従来(図10)と同様である。
【0011】上記表示部3の外周側に配置される枠体5
は、パネル2の前側Fに配置される前枠5Aと、パネル
2の後側Bに配置される後ろ枠5Bとに2体化されてお
り、前枠5Aと後ろ枠5Bは異なる大きさ、形状を有し
ている。先ず、パネル前面2aに配置される前枠5A
は、図4に示すように、パネル2の表示用孔6よりも若
干大径となったつば部5aと、つば部5aより小径で且
つパネル2の表示用孔6を貫通してパネル後面2b側に
突出する側壁7とから成り、上下の側壁部分には、複数
個(本実施例では3個)の溝部9が横方向Cに間隔をあ
けて形成されている。また、3個の溝部9のうち、左右
両側の溝部9は、平面視L字状に切欠形成され、側壁7
の一端側に開放された開口部10と、開口部10の奥側
から後ろ枠5Bの挿入方向Aと直交する横方向Cに屈曲
形成された嵌合部11とが連成されている。また、中央
側の溝部bは、平面視ロ字状に切欠形成されると共に、
この溝部9b内には一端が自由端となった係止ピン12
が横方向Cに向けて突設され、この係止ピン12の手前
から奥側に廻り込むようにして平面視L字状の開口部1
0と嵌合部11とが連成されている。そして、上記各開
口部10は後ろ枠5Bの凸部挿入用として、また各嵌合
部11は凸部嵌合用として夫々機能する。
【0012】一方、後ろ枠5Bは、例えば透明体から成
り、後ろ枠5Bの後側Bに表示部3が配置されるように
なっている。この後ろ枠5Bは、前枠5Aの側壁7に係
止される側壁8と、本体部4に締結される大径部13と
が一体形成されており、上記側壁8には、前枠5Aの複
数の溝部9に個別に対応する位置に凸部14が複数形成
されている。各凸部14は前枠5Aの側壁7に形成され
た複数の溝部9に個別にスライド嵌合されるものであっ
て、各溝部9と各凸部14とによって後ろ枠5Bを前枠
5Aに係止させる係合手段15が構成されている。ま
た、後ろ枠5Bの大径部13の四隅には、図3に示すよ
うに、ネジ孔16が形成され、このネジ孔16から本体
部4に設けた雌ねじ部18の一端18a側に螺合するネ
ジ17a等によって後ろ枠5Bを本体部4に締結する締
結手段17が構成されている。
【0013】さらに、上記本体部4の後側Bには、コ字
状の取付金具21が配置されている。本実施例では、枠
状となった2つの取付金具21が用いられる。各取付金
具21は、本体部4に取付けられる取付部21aと、こ
の取付部21aの両側から屈曲形成された一対の脚部2
1b,21bとから成り、上記取付部21aにはネジ孔
19が形成され、化粧ネジ20をこのネジ孔19から本
体部4の雌ねじ部18の他端18b側に螺合させること
によって、取付金具21に本体部4を介して後ろ枠5B
が一体的に取付けられるものである。また、上記一対の
脚部21b,21bの長さは、本体部4に取付部21a
を取付けた状態で先端部をパネル後面2bに夫々押し付
けることができる程度の寸法に設定されている。
【0014】次に、表示機器1をパネル2に取付ける方
法の一例を説明する。先ず、図3に示すネジ17aを後
ろ枠5Bのネジ孔16から本体部4の雌ねじ部18の一
端18a側に螺合させて、後ろ枠5Bを本体部4に締結
する。一方、パネル前面2aからは前枠5Aを装着して
前枠5Aの側壁7の溝部9をパネル後面2bに突出させ
る。次いで、図4に示すように、後ろ枠5Bの凸部14
を前枠5Aの溝部9の各開口部10から個別に挿入さ
せ、凸部14が開口部10の奥部に当たった後で、後ろ
枠5Bを横方向Cにスライドさせることにより、凸部1
4が溝部9の嵌合部11に嵌合して、前枠5Aと後ろ枠
5Bとがパネル2を前後両側から挟んだ状態で保持され
る。このとき、係止ピン12によってクリック感を出す
ことができ、後ろ枠5Bのスライド嵌合状態を容易に認
識できるようになる。従って、工具を用いずに、後ろ枠
5Bと前枠5Aとを容易に係止させることができる。
【0015】その後、図3に示す化粧ネジ20を取付金
具21のネジ孔19から本体部4の雌ねじ部18の他端
18b側に螺合させて、取付金具21を本体部4に取付
ける。これにより、後ろ枠5Bと本体部4と取付金具2
1とが一体化されると共に、化粧ネジ20をさらに締め
込んで取付金具21の一対の脚部21b,21bをパネ
ル後面2bに夫々押し付けるようにする。これにより、
後ろ枠5Bには後側Bへの引張力が作用するが、前枠5
Aのつば部5aがパネル前面2aに引っ掛かっているた
め、後ろ枠5Bは後側Bへ移動できず、パネル2からの
反作用により後ろ枠5B、及び本体部4は取付金具21
を介してパネル2に取付けられる。従って、後ろ枠5B
や本体部4等の各部材をパネル2に容易に取付けること
ができる。
【0016】また、枠体5を前枠5Aと後ろ枠5Bとに
2体化したことによって、図2に示すように、表示部3
の外径寸法をa、本体部4の外径寸法をb、前枠5Aの
つば部5aの外径寸法をc2 としたとき、a<c2 <b
となり、しかも、つば部5aの外径寸法c2 は従来の枠
体5′の外径寸法c1 (図2)より十分に小さいので、
つば部5aの面積は縦方向Dにも横方向Eにも小さくな
り、本体部4の大きさに制限されることなく前枠5Aを
小型化することができる。従って、パネル前面2aがデ
ザイン的にも小型ですっきりしたものとすることができ
る。なお、枠体5を前枠5Aと後ろ枠5Bとに2体化し
たことによって部品が増えるというデメリットはある
が、このような枠体5は価格的には安価に作製できるた
め、本体部4の価格への影響は少ないものである。
【0017】また、本実施例では、取付金具21を本体
部4に取付けるようにしたけれど、取付金具21を後ろ
枠5Bに直接取付けるようにしてもよい。また、取付金
具21を枠状としたけれど、本体部4を包み込むケース
状であってもよい。この場合、ケース状の取付金具21
の断面形状を略コ字状とすることによって、ケース状の
取付金具21の底部を後ろ枠5Bに取付けられる取付部
21aとして、また取付金具21の開口部をパネル後面
2bに押し付けられる一対の脚部21b,21bとして
夫々機能させることができ、枠状の取付金具21の場合
と同様な作用効果を得ることができる。また、係合手段
15として前枠5Aに溝部9、後ろ枠5Bに凸部14を
設けるようにしたけれど、これとは逆に、後ろ枠5Bに
溝部9、前枠5Aに凸部14を設けるようにしてもよ
い。
【0018】さらに、上記後ろ枠5Bを透明体としたけ
れども、これに限定されるものではなく、例えば後ろ枠
5Bを不透明体とし、後ろ枠5Bの図3の二点鎖線で示
す位置80に開口を形成し、そこに透明の板材を配置す
るようにしてもよい。また、後ろ枠5Bの開口をそのま
ま利用して、表示部3の表面に透明のタッチスイッチ等
を配置することも可能である。
【0019】本発明の他の実施例として、図5に示すよ
うに、前枠5Aの側壁7に、溝部9の開口部10を挟ん
でその両側に位置する側壁部分7a,7bに架設される
補強壁30を設けるようにしてもよい。他の構成は図1
〜図4の実施例と同様である。本実施例では、補強壁3
0は凸部14の挿入経路に沿って設けられているため、
後ろ枠5Bの凸部14を補強壁30に当たらないように
して開口部10内に挿入させることができ、開口部10
が設けられる側壁7の強度を補強壁30によって補強し
て、前枠5Aの強度アップを図ることができる。
【0020】本発明のさらに他の実施例として、図6及
び図7に示すように、後ろ枠5Bを前枠5Aに係止させ
るための係合手段15を、前枠5Aの側壁7の複数箇所
に穿孔される孔部40と、後ろ枠5Bの側壁8の孔部4
0に対応する位置に突設されて上記孔部40に嵌着する
突起41とで構成してもよい。他の構成は図1〜図4の
実施例と同様である。本実施例では、突起41は孔部4
0に強制的に嵌合されるものであって、その嵌合を容易
にするために突起41の側面断面形状は三角状とされ、
前面41aがテーパ状となっている。従って、後ろ枠5
Bの側壁8を前枠5Aの側壁7の中に押し込むことによ
り、後ろ枠5Bの突起41は前枠5Aの側壁7の内面に
押し付けられながら孔部40に強制的に嵌まり込むこと
ができる。従って、工具を用いずに、しかも突起41と
孔部40を設けるだけの簡単な構造で、後ろ枠5Bを前
枠5Aにワンタッチで係止させることができるという利
点がある。
【0021】
【発明の効果】上述のように、請求項1記載の発明は、
パネルの後側に表示部が配置され、表示部の外周側に枠
体が配置され、該枠体は、パネルの前側に配置される前
枠と、パネルの後側に配置される後ろ枠とから成り、前
枠と後ろ枠とでパネルを前後両側から挟んだ状態で後ろ
枠を前枠に係合させる係合手段と、後ろ枠を表示部の本
体部に締結する締結手段とを備えているから、前枠と後
ろ枠とを2体化したことによって本体部の大きさに制限
されることなく前枠を小型化して前枠の前面の面積を削
減でき、パネル前面を小型ですっきりしたデザインにす
ることができる。しかも、この前枠は本体部とは別体で
あるため、前枠のデザインを決定する上での制約が無く
なり、パネル前面のデザイン性能を向上させることがで
きるという効果が得られる。
【0022】また請求項2記載の発明は、上記係合手段
が、前枠の側壁又は後ろ枠の側壁のいずれか一方に設け
られる溝部と、前枠の側壁又は後ろ枠の側壁のいずれか
他方に設けられて上記溝部にスライド嵌合する凸部から
成り、上記溝部は上記側壁の一端側に開放された凸部挿
入用の開口部と、開口部の奥側から開口部と略直角方向
に屈曲形成された凸部嵌合用の嵌合部とを備えているか
ら、後ろ枠の凸部を前枠の溝部の開口部から挿入させ、
凸部が開口部の奥部に当たった後、後ろ枠を挿入方向と
略直交する方向にスライドさせることにより、凸部が溝
部の嵌合部に嵌合する。従って、工具などを用いずに、
後ろ枠を前枠に容易に係止させることができる。
【0023】また請求項3記載の発明は、開口部が設け
られる側壁に、開口部を挟んでその両側に位置する側壁
部分に架設される補強壁を設けているから、後ろ枠の凸
部の挿入を邪魔しない位置に補強壁を設けることによっ
て、後ろ枠を前枠に容易に係止させることができるとい
う効果に加えて、開口部が設けられる側壁部分の強度を
補強壁によって補強して、側壁の強度アップを図ること
ができるという効果が得られる。
【0024】また請求項4記載の発明は、上記係合手段
が、前枠の側壁又は後ろ枠の側壁のいずれか一方に設け
られる孔部と、前枠の側壁又は後ろ枠の側壁のいずれか
他方に設けられて上記孔部に嵌着する突起とから構成さ
れているから、工具を用いずに、しかも突起と孔部を設
けるだけの簡単な構造で、後ろ枠を前枠にワンタッチで
係止させることができる。
【0025】さらに請求項5記載の発明は、パネルの後
側に表示部が配置され、表示部の外周側に枠体が配置さ
れ、該枠体は、パネルの前側に配置される前枠と、パネ
ルの後側に配置される後ろ枠とから成り、前枠と後ろ枠
とでパネルを前後両側から挟んだ状態で後ろ枠を前枠に
係合させる係合手段と、後ろ枠を表示部の本体部に締結
する締結手段と、後ろ枠をパネルに取付けるための略コ
字状の取付金具とを備え、上記略コ字状の取付金具は、
後ろ枠に取付けられる取付部と、取付部の両側から延び
てパネル後面に夫々押し付けられる一対の脚部とを備え
ているから、後ろ枠を取付金具の取付部に取付けた状態
で、取付金具の一対の脚部をパネル後面に夫々押し付け
るだけで、パネルからの反作用で後ろ枠を取付金具と共
にパネルに取付けることができる。その結果、パネル前
面のデザイン性能を向上させることができるという効果
に加えて、後ろ枠をパネルに容易に取付けることができ
るという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の断面図である。
【図2】同上のパネル前面から見た表示部及び前枠の正
面図である。
【図3】同上の全体の分解斜視図である。
【図4】(a)(b)は同上の前枠と後ろ枠の係止動作
を説明する平面断面図である。
【図5】本発明の他の実施例を示し、(a)は前枠の平
面図、(b)は前枠と後ろ枠の係止状態の要部正面図で
ある。
【図6】本発明のさらに他の実施例を示し、(a)は前
枠と後ろ枠の係止動作を説明する平面断面図、(b)は
凸部付近の要部側面図、(c)は前枠と後ろ枠の係止状
態の平面断面図である。
【図7】同上の全体の分解斜視図である。
【図8】(a)は従来の表示部及び本体部の正面図、
(b)は側面図である。
【図9】(a)は従来の枠体及び表示部の正面図、
(b)は表示機器の取付け状態を説明する断面図であ
る。
【図10】従来の本体部のブロック図である。
【符号の説明】
2 パネル 2a パネル前面 2b パネル後面 3 表示部 4 本体部 5 枠体 5A 前枠 5B 後ろ枠 7,8 側壁 7a,7b 側壁部分 9 溝部 10 開口部 14 凸部 15 係合手段 17 締結手段 21 取付金具 21a 取付部 21b 脚部 40 孔部 41 突起 B 後側 F 前側

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パネルの後側に表示部が配置され、表示
    部の外周側に枠体が配置され、該枠体は、パネルの前側
    に配置される前枠と、パネルの後側に配置される後ろ枠
    とから成り、前枠と後ろ枠とでパネルを前後両側から挟
    んだ状態で後ろ枠を前枠に係合させる係合手段と、後ろ
    枠を表示部の本体部に締結する締結手段とを備えたこと
    を特徴とする表示機器の取付構造。
  2. 【請求項2】 係合手段は、前枠の側壁又は後ろ枠の側
    壁のいずれか一方に設けられる溝部と、前枠の側壁又は
    後ろ枠の側壁のいずれか他方に設けられて上記溝部にス
    ライド嵌合する凸部とから成り、上記溝部は上記側壁の
    一端側に開放された凸部挿入用の開口部と、開口部の奥
    側から開口部と略直角方向に屈曲形成された凸部嵌合用
    の嵌合部とを備えたことを特徴とする請求項1記載の表
    示機器の取付構造。
  3. 【請求項3】 開口部が設けられる側壁に、開口部を挟
    んでその両側に位置する側壁部分に架設される補強壁を
    設けて成ることを特徴とする請求項2記載の表示機器の
    取付構造。
  4. 【請求項4】 係合手段は、前枠の側壁又は後ろ枠の側
    壁のいずれか一方に設けられる孔部と、前枠の側壁又は
    後ろ枠の側壁のいずれか他方に設けられて上記孔部に嵌
    着する突起とから成ることを特徴とする請求項1記載の
    表示機器の取付構造。
  5. 【請求項5】 パネルの後側に表示部が配置され、表示
    部の外周側に枠体が配置され、該枠体は、パネルの前側
    に配置される前枠と、パネルの後側に配置される後ろ枠
    とから成り、前枠と後ろ枠とでパネルを前後両側から挟
    んだ状態で後ろ枠を前枠に係合させる係合手段と、後ろ
    枠を表示部の本体部に締結する締結手段と、後ろ枠をパ
    ネルに取付けるための略コ字状の取付金具とを備え、上
    記略コ字状の取付金具は、後ろ枠に取付けられる取付部
    と、取付部の両側から延びてパネル後面に夫々押し付け
    られる一対の脚部とを備えていることを特徴とする表示
    機器の取付構造。
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