JP3513021B2 - 非同期データマッピング装置 - Google Patents

非同期データマッピング装置

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JP3513021B2
JP3513021B2 JP20875798A JP20875798A JP3513021B2 JP 3513021 B2 JP3513021 B2 JP 3513021B2 JP 20875798 A JP20875798 A JP 20875798A JP 20875798 A JP20875798 A JP 20875798A JP 3513021 B2 JP3513021 B2 JP 3513021B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、非同期データマッ
ピング装置に関し、特に、複数の非同期データを所定フ
ォーマットにマッピングして出力する非同期データマッ
ピング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図10は、従来の非同期データマッピン
グ装置の構成を示すブロック図である。例えば3チャネ
ル分の非同期データを特定フォーマットにマッピングし
ようとする場合、チャネル毎にメモリ111〜113を
用意する。メモリ111〜113の各々はRAM2つで
構成され、1つのRAMが、特定フォーマットの1フレ
ーム分のデータを蓄えることができる。メモリ111〜
113にはメモリ書き込み部101〜103がそれぞれ
接続されると共に、マッピング部121及びメモリ読み
出し部122が接続される。メモリ書き込み部101〜
103は各々、書き込みアドレス及び書き込みイネーブ
ル信号を対応のメモリへ出力し、これによって各非同期
データが対応のメモリへ書き込まれる。メモリ読み出し
部122は、フレームタイミングに基づき読み出しアド
レスを生成して、メモリ111〜113に順次送る。こ
れによってメモリ111〜113から順次読み出された
データがマッピング部121へ送られ、所定フォーマッ
トでマッピングされる。
【0003】メモリ111〜113の各々では、一方の
RAMに書き込みを行っている間は他方のRAMで読み
出しが行われ、書き込みと読み出しが同時に同一のRA
Mで行われることがないようにしている。
【0004】図11は、あるチャネルにおいて2つのR
AM1,RAM2からなるメモリがあった場合の書き込
み時間及び読み出し時間を示す図である。すなわち、今
回周期においてRAM1にデータ1〜9が書き込まれて
いる期間には、前回周期(図示せず)でRAM2に書き
込まれたデータ1〜9の読み出しが行われ、次回周期に
おいてRAM2にデータ1〜9が書き込まれている期間
には、今回周期でRAM1に書き込まれたデータ1〜9
の読み出しが行われる。
【0005】なお、図10では、メモリ111〜113
の各々が2つのRAMから構成されるが、メモリ111
〜113の各々は、2フレーム分の記憶容量があれば1
つのRAMから構成されていても同様の動作ができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来、非
同期データを同期化してマッピングするために、チャネ
ル毎に2フレーム分の記憶容量を持ったメモリが必要で
あった。そのため、回路規模が大きくなるというという
問題点があった。これはチャネル数に関係なく存在する
問題である。
【0007】また、複数チャネルの非同期データを扱う
場合、チャネル毎にメモリを分ける必要があるのでメモ
リの数が多く、そのため回路規模が大きくなることに伴
い、レイアウトが難しくなるという問題もある。
【0008】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、必要となるメモリの記憶容量の削減を図り、
これによって回路規模を縮小し、レイアウトをしやすく
した非同期データマッピング装置を提供することを目的
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明では上記目的を達
成するために、図1に示すように、所定フォーマット1
フレーム分のデータを蓄えられるメモリ手段20aと、
チャネル毎に設けられ、対応チャネルの非同期データを
同期化する同期手段10aと、チャネル毎に設けられ、
対応チャネルの同期化データをメモリ手段20aに書き
込むための書き込みアドレス、書き込みイネーブル信
号、及び読み出し開始タイミングパルスを生成する書き
込みアドレス生成手段10bと、各チャネルに対応する
タイムスロットを順次生成するタイムスロット生成手段
14aと、タイムスロット生成手段14aで生成された
タイムスロットが対応するチャネルにおける書き込みア
ドレス生成手段が書き込みイネーブル信号を出力してい
るときに、当該チャネルに係る同期化データ及び書き込
みアドレスをメモリ手段20aに送り、メモリ手段20
aに書き込みを行う選択処理手段15aと、フレームタ
イミング信号と、各書き込みアドレス生成手段から送ら
れた読み出し開始タイミングパルスとに基づき、読み出
しアドレスを生成する読み出しアドレス生成手段30
と、フレームタイミング信号を基に、メモリ手段20a
から読み出されたデータをマッピングするマッピング手
段38aとを有することを特徴とする非同期データマッ
ピング装置が提供される。
【0010】以上のような構成において、先ず書き込み
を説明する。例えばチャネルパッケージ10に、対応す
るチャネルから非同期データが入力されると、同期手段
10aが非同期データに対して同期化を行い、同期化さ
れたデータを選択処理手段15aへ出力する。また書き
込みアドレス生成手段10bが、非同期データの入力に
合わせ書き込みアドレス及び書き込みイネーブル信号を
生成して選択処理手段15aへ出力する。それと同時
に、読み出し開始タイミングパルスを生成して読み出し
アドレス生成手段30へ出力する。他のチャネルパッケ
ージにおいても同様な処理がされる。なお読み出し開始
タイミングパルスは、メモリ手段20aに対応チャネル
のデータの書き込みが終了する時点において、メモリ手
段20aに書き込まれていた対応チャネルのデータが全
て読み出されると共に、読み出しが書き込みに追いつか
ないようなタイミングで発生される。
【0011】タイムスロット生成手段14aは、各チャ
ネルに対応するタイムスロットを順次生成し、選択処理
手段15aへ送る。選択処理手段15aでは、タイムス
ロット生成手段14aから送られるタイムスロット及び
各チャネルの書き込みアドレス生成手段から送られる書
き込みイネーブル信号を監視し、例えばタイムスロット
がチャネルパッケージ10のチャネルに対応していると
きに、書き込みアドレス生成手段10bから書き込みイ
ネーブル信号が出力されていれば、同期手段10aから
送られた同期化データ、及び書き込みアドレス生成手段
10bから送られた書き込みアドレスを選択し、メモリ
手段20aに送る。そして、メモリ手段20aに当該同
期化データの書き込みを行わせる。
【0012】次に、読み出しを説明する。読み出しアド
レス生成手段30が、フレームタイミング信号と、各書
き込みアドレス生成手段から送られた読み出し開始タイ
ミングパルスとに基づき、読み出しアドレスを生成す
る。例えば、フレームタイミング信号を基にして、各チ
ャネルに対応するイネーブル信号が順次生成されている
とする。読み出しアドレス生成手段30は、対応チャネ
ルの読み出し開始タイミングパルスが入力済みであれ
ば、対応チャネルのイネーブル信号が生成されている間
だけ、対応チャネルのデータを読み出すための読み出し
アドレスを生成する。この読み出しアドレスによってメ
モリ手段20aからデータが読み出されてマッピング手
段38aへ送られる。マッピング手段38aはフレーム
タイミング信号に基づいて、そのデータを所定のフォー
マットにマッピングする。
【0013】かくして、本発明における各チャネルの書
き込み及び読み出しのタイミングは、図2に示すように
なる。図2は、メモリ手段20aにおける各チャネルの
書き込み時間及び読み出し時間を示す図である。すなわ
ち、今回周期においてメモリ手段20aに、例えばチャ
ネル1のデータ1〜9が書き込まれ、その期間の後半部
において、今回周期でメモリ手段20aに書き込まれた
チャネル1のデータ1〜9の読み出しが行われる。次回
周期においては、メモリ手段20aに、例えばチャネル
2のデータ1〜9が書き込まれ、その期間の後半部にお
いて、次回周期でメモリ手段20aに書き込まれたチャ
ネル2のデータ1〜9の読み出しが行われる。
【0014】このように、メモリ手段20aは、所定フ
ォーマット1フレーム分のデータを蓄えられる記憶容量
を備えるだけでよく、しかも、チャネル数が増えてもメ
モリ手段20aの記憶容量を増やす必要がない。したが
って、従来装置よりも回路規模が縮小され、またレイア
ウトもしやすくなる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照して説明する。まず、本発明の実施形態の原理
構成を、図1を参照して説明する。本発明の実施形態
は、所定フォーマット1フレーム分のデータを蓄えられ
るメモリ手段20aと、チャネル毎に設けられ、対応チ
ャネルの非同期データを同期化する同期手段10aと、
チャネル毎に設けられ、対応チャネルの同期化データを
メモリ手段20aに書き込むための書き込みアドレス、
書き込みイネーブル信号、及び読み出し開始タイミング
パルスを生成する書き込みアドレス生成手段10bと、
各チャネルに対応するタイムスロットを順次生成するタ
イムスロット生成手段14aと、タイムスロット生成手
段14aで生成されたタイムスロットが対応するチャネ
ルにおける書き込みアドレス生成手段が書き込みイネー
ブル信号を出力しているときに、当該チャネルに係る同
期化データ及び書き込みアドレスをメモリ手段20aに
送り、メモリ手段20aに書き込みを行う選択処理手段
15aと、フレームタイミング信号と、各書き込みアド
レス生成手段から送られた読み出し開始タイミングパル
スとに基づき、読み出しアドレスを生成する読み出しア
ドレス生成手段30と、フレームタイミング信号を基
に、メモリ手段20aから読み出されたデータをマッピ
ングするマッピング手段38aとから構成される。
【0016】以上のような構成において、先ず書き込み
を説明する。例えばチャネルパッケージ10に、対応す
るチャネルから非同期データが入力されると、同期手段
10aが非同期データに対して同期化を行い、同期化さ
れたデータを選択処理手段15aへ出力する。また書き
込みアドレス生成手段10bが、非同期データの入力に
合わせ書き込みアドレス及び書き込みイネーブル信号を
生成して選択処理手段15aへ出力する。それと同時
に、読み出し開始タイミングパルスを生成して読み出し
アドレス生成手段30へ出力する。他のチャネルパッケ
ージにおいても同様な処理がされる。なお読み出し開始
タイミングパルスは、メモリ手段20aに対応チャネル
のデータの書き込みが終了する時点において、メモリ手
段20aに書き込まれていた対応チャネルのデータが全
て読み出されると共に、読み出しが書き込みに追いつか
ないようなタイミングで発生される。
【0017】タイムスロット生成手段14aは、各チャ
ネルに対応するタイムスロットを順次生成し、選択処理
手段15aへ送る。選択処理手段15aでは、タイムス
ロット生成手段14aから送られるタイムスロット及び
各チャネルの書き込みアドレス生成手段から送られる書
き込みイネーブル信号を監視し、例えばタイムスロット
がチャネルパッケージ10のチャネルに対応していると
きに、書き込みアドレス生成手段10bから書き込みイ
ネーブル信号が出力されていれば、同期手段10aから
送られた同期化データ、及び書き込みアドレス生成手段
10bから送られた書き込みアドレスを選択し、メモリ
手段20aに送る。そして、メモリ手段20aに当該同
期化データの書き込みを行わせる。
【0018】次に、読み出しを説明する。読み出しアド
レス生成手段30が、フレームタイミング信号と、各書
き込みアドレス生成手段から送られた読み出し開始タイ
ミングパルスとに基づき、読み出しアドレスを生成す
る。例えば、フレームタイミング信号を基にして、各チ
ャネルに対応するイネーブル信号が順次生成されている
とする。読み出しアドレス生成手段30は、対応チャネ
ルの読み出し開始タイミングパルスが入力済みであれ
ば、対応チャネルのイネーブル信号が生成されている間
だけ、対応チャネルのデータを読み出すための読み出し
アドレスを生成する。この読み出しアドレスによってメ
モリ手段20aからデータが読み出されてマッピング手
段38aへ送られる。マッピング手段38aはフレーム
タイミング信号に基づいて、そのデータを所定のフォー
マットにマッピングする。
【0019】かくして、本発明における各チャネルの書
き込み及び読み出しのタイミングは、図2に示すように
なる。図2は、メモリ手段20aにおける各チャネルの
書き込み時間及び読み出し時間を示す図である。すなわ
ち、今回周期においてメモリ手段20aに、例えばチャ
ネル1のデータ1〜9が書き込まれ、その期間の後半部
において、今回周期でメモリ手段20aに書き込まれた
チャネル1のデータ1〜9の読み出しが行われる。次回
周期においては、メモリ手段20aに、例えばチャネル
2のデータ1〜9が書き込まれ、その期間の後半部にお
いて、次回周期でメモリ手段20aに書き込まれたチャ
ネル2のデータ1〜9の読み出しが行われる。
【0020】このように、メモリ手段20aは、所定フ
ォーマット1フレーム分のデータを蓄えられる記憶容量
を備えるだけでよく、しかも、チャネル数が増えてもメ
モリ手段20aの記憶容量を増やす必要がない。したが
って、従来装置よりも回路規模が縮小され、またレイア
ウトもしやすくなる。
【0021】次に、本発明の実施の形態を詳しく説明す
る。なお、以下に説明する実施の形態では、図1に示す
チャネルパッケージ10が図3のチャネルパッケージ1
1に対応し、同様に、同期手段10aが図3のES部1
1aに、書き込みアドレス生成手段10bが図3の書き
込みアドレス生成部11bに、タイムスロット生成手段
14aが図3のタイムスロット生成部14に、選択処理
手段15aが図3の選択処理部15に、メモリ手段20
aが図3及び図7のメモリ20に、読み出しアドレス生
成手段30が図7の読み出しアドレス生成部31〜33
及び選択部35に、マッピング手段38aが図7のマッ
ピング部38に対応する。
【0022】図3は、非同期データマッピング装置の書
き込み部の構成を示すブロック図である。この例では3
チャネル分のEC1フレームフォーマットの信号が書き
込み部へ入力される。図4は、図3に示す非同期データ
マッピング装置の書き込み部の動作を示すタイミングチ
ャートである。以下、このチャートを適宜参照して書き
込み部の説明を進める。なお、読み出し部については図
7を参照して後述する。
【0023】書き込み部では、メモリ20に対して、チ
ャネルパッケージ11〜13、選択処理部15、タイム
スロット生成部14が設けられる。メモリ20は、3チ
ャネル分のEC1フレームフォーマットのデータを蓄え
ることができる。チャネルパッケージ11〜13は、チ
ャネル1〜3にそれぞれ対応し、同一の構成を備える。
そこで以下、チャネル1のチャネルパッケージ11だけ
を説明する。
【0024】チャネルパッケージ11は、ES(Elasti
c Store )部11aと書き込みアドレス生成部11bと
から構成される。ES部11aはFIFOからなり、非
同期データを書き込みクロック〔図4(A)〕に同期し
たデータに変換し、選択処理部15へ出力する。書き込
みアドレス生成部11bには、ES部11aを介して8
クロック幅のタイミング信号〔図4(C)〕が入力され
る。書き込みアドレス生成部11bは、タイミング信号
を基に、8クロック幅の書き込みアドレス〔図4
(D)〕及び3クロック幅の書き込みイネーブル信号
〔図4(E)〕を作成し、選択処理部15へ出力する。
図4(F)〜図4(H)は、チャネル2のタイミング信
号、書き込みアドレス、書き込みイネーブル信号を示
し、図4(I)〜図4(K)は、チャネル3のタイミン
グ信号、書き込みアドレス、書き込みイネーブル信号を
示す。
【0025】書き込みアドレス生成部11bはさらに、
読み出し開始タイミングパルスを発生し、図7に示す読
み出しアドレス生成部31へ出力する。読み出し開始タ
イミングパルスは、メモリ20にデータの書き込みが終
了する時点において、メモリ20に書き込まれていたデ
ータが全て読み出されると共に、読み出しが書き込みに
追いつかないようなタイミングで発生される。
【0026】タイムスロット生成部14は、各チャネル
に対応するタイムスロットを書き込みクロックに合わせ
1クロック幅で順次生成し〔図4(B)〕、選択処理部
15へ出力する。図4(B)における数字はチャネルを
示す。
【0027】選択処理部15は、タイムスロット生成部
14から送られるタイムスロット及び各チャネルの書き
込みアドレス生成部から送られる書き込みイネーブル信
号を監視し、例えばタイムスロットがチャネル1に対応
しているときに、書き込みアドレス生成部11bから書
き込みイネーブル信号が出力されていれば、ES部11
aから送られたデータ及び書き込みアドレス生成部11
bから送られた書き込みアドレスを選択する〔図4
(L)〕。それと同時に、選択処理部15は書き込みイ
ネーブル信号〔図4(M)〕を作成し、データ及び書き
込みアドレスととも、この書き込みイネーブル信号をメ
モリ20に送る。これによって、メモリ20にデータの
書き込みが行われる。
【0028】図5は、EC1フレームフォーマットの構
成を示す図である。このフレームフォーマットの中のセ
クションオーバヘッド41を構成するE1,F1,D
1,D2,D3バイト、及びラインオーバヘッド42を
構成するK1,K2,D4,D5,D6,D7,D8,
D9,D10,D11,D12,S1,E2バイトが、
書き込みアドレス生成部による制御動作によって抽出さ
れる。そして、1チャネル分のデータとしてメモリ20
へ書き込まれる。
【0029】図6は、メモリ20へ書き込まれた1チャ
ネル分のデータを示す図である。図中の各ブロックは9
ビット構成にされる。すなわち、メモリ20へ書き込ま
れる際に各バイトは1ビット追加される。先頭のHD,
ALMは、新たに付加されたマッピングの管理情報であ
る。
【0030】図7は、非同期データマッピング装置の読
み出し部の構成を示すブロック図である。図8は、図7
に示す非同期データマッピング装置の読み出し部の動作
を示すタイミングチャートである。以下、このチャート
を適宜参照して読み出し部の説明を進める。
【0031】読み出し部では、メモリ20に対して、読
み出しアドレス生成部31〜33、フレームタイミング
生成部34、選択部35,36、パラシリ変換部37、
マッピング部38が設けられる。フレームタイミング生
成部34は、フレームタイミング信号を生成してマッピ
ング部38へ送ると共に、チャネル毎のイネーブル信号
〔図8(B)〜(D)〕を作成して読み出しアドレス生
成部31〜33及び選択部35,36へ送る。各イネー
ブル信号は、読み出しクロック〔図8(A)〕の8クロ
ック幅を持ち、互いに重なることなく、8クロック毎に
順次生成される。
【0032】読み出しアドレス生成部31〜33には、
書き込み部の各チャネルの書き込みアドレス生成部から
読み出し開始タイミングパルスがそれぞれ入力される。
読み出しアドレス生成部31〜33は各々、ビットカウ
ンタ及びアドレスカウンタを備え、対応チャネルの読み
出し開始タイミングパルスが入力済みであり、かつフレ
ームタイミング生成部34から対応チャネルのイネーブ
ル信号が送られている間だけ、動作する。具体的には、
例えばチャネル1の読み出しアドレス生成部31におい
て、チャネル1の読み出し開始タイミングパルスが入力
済みであるときに、フレームタイミング生成部34から
チャネル1のイネーブル信号〔図8(B)〕が入力され
ると、ビットカウンタが、読み出しクロックに合わせて
1からアップカウントを開始し、イネーブル信号がなく
なるとその値を維持し、再びチャネル1のイネーブル信
号が入力されるとカウントを再開する。ビットカウンタ
は9までカウントすると1に戻るカウンタである〔図8
(E)〕。アドレスカウンタは、ビットカウンタの値が
9から1に戻るときに1だけアップカウントする。20
までカウントすると1に戻る〔図8(F)〕。このアド
レスビットカウンタのカウント値が選択部35へ出力さ
れ、またビットカウンタのカウント値が選択部36へ出
力される。チャネル2,3の読み出しアドレス生成部3
2,33でも同様な動作をする。
【0033】選択部35は、イネーブル信号が入力して
いるときに、対応チャネルのアドレスカウンタのカウン
ト値を読み出しアドレスとしてメモリ20へ出力する。
例えば、チャネル1のイネーブル信号〔図8(B)〕が
入力しているときには、選択部35は、チャネル1の読
み出しアドレス生成部31を構成するアドレスカウンタ
のカウント値(図左側では1、図右側では1,2)をメ
モリ20へ出力する〔図8(G)の参照番号45,4
7〕。例えば、チャネル2のイネーブル信号〔図8
(C)〕が入力しているときには、選択部35は、チャ
ネル2の読み出しアドレス生成部32を構成するアドレ
スカウンタのカウント値(12)をメモリ20へ出力す
る〔図8(G)の参照番号46〕。
【0034】これによって、チャネル1のイネーブル信
号〔図8(B)〕のうち、第1番目のイネーブル信号
(図左側)が入力しているときには、メモリ20から、
アドレス1に位置するチャネル1のデータ〔図8(H)
の参照番号48〕が読み出される。またチャネル1のイ
ネーブル信号〔図8(B)〕のうち、第2番目のイネー
ブル信号(図右側)が入力しているときには、メモリ2
0から、アドレス1に位置するチャネル1の残りのデー
タ〔図8(H)の参照番号50〕及びアドレス2に位置
するチャネル1のデータ〔図8(H)の参照番号51〕
が読み出される。また、チャネル2のイネーブル信号
〔図8(C)〕が入力しているときには、メモリ20か
ら、アドレス12に位置するチャネル2のデータ〔図8
(H)の参照番号49〕が読み出される。
【0035】選択部36は、イネーブル信号が入力して
いるときに、対応チャネルのビットカウンタのカウント
値を選択してパラシリ変換部37へ送る。例えば、チャ
ネル1のイネーブル信号 〔図8(B)〕が入力してい
るときに、チャネル1のビットカウンタのカウント値
〔図8(E)〕を選択してパラシリ変換部37へ送る。
【0036】パラシリ変換部37は、メモリ20から読
み出されたパラレル信号を、選択部36から送られたカ
ウント値に基づき、シリアル信号に変換してレーヤ2の
データ〔図8(J)〕を得、これをマッピング部38へ
送る。
【0037】マッピング部38は、フレームタイミング
信号を基に、パラシリ変換部37から送られたデータを
マッピングし、レーヤ1のデータとして出力する。図9
は、マッピング部38がマッピングするフレームフォー
マットを示す図である。図中のブロック1つは8ビット
であり、カッコ内はチャネルを示す。
【0038】図6に示す9ビット構成のHD,ALM,
E1,F1・・D12,S1,E2バイトが8ビットに
分割されながら図9の対応のブロック内にマッピングさ
れる。例えば、チャネル1において、HDバイトの8ビ
ット分〔図8(J)の参照番号52相当〕がブロック
(1)−1にマッピングされ、HDバイトの残り1ビッ
ト分及びALMバイトの7ビット分〔図8(J)の参照
番号53相当〕がブロック(1)−2にマッピングさ
れ、ALMバイトの残り2ビット分及びE1バイトの6
ビット分がブロック(1)−3にマッピングされる。
【0039】上述した実施の形態では、EC1フレーム
フォーマットのオーバヘッドを、図9に示すフレームフ
ォーマットにマッピングする場合を扱っているが、本発
明はこれに限定されるものではなく、任意の各種データ
のマッピングに適用できる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、今回周
期において、あるチャネルのデータをメモリ手段に書き
込み、その書き込み期間の後半部において、読み出し開
始タイミングパルスに従い、今回周期でメモリ手段に書
き込まれたデータの読み出しを行う。読み出し開始タイ
ミングパルスは、メモリ手段にデータの書き込みが終了
する時点において、メモリ手段に書き込まれていたデー
タが全て読み出されると共に、読み出しが書き込みに追
いつかないようなタイミングで発生される。次回周期で
は、他チャネルのデータの書き込み及び読み出しが行わ
れる。
【0041】これにより、メモリ手段は、所定フォーマ
ット1フレーム分のデータを蓄えられる記憶容量を備え
るだけでよく、しかも、チャネル数が増えてもメモリ手
段の記憶容量を増やす必要がない。したがって、従来装
置よりも回路規模が縮小され、またレイアウトもしやす
くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】メモリ手段における各チャネルの書き込み時間
及び読み出し時間を示す図である。
【図3】非同期データマッピング装置の書き込み部の構
成を示すブロック図である。
【図4】図3に示す非同期データマッピング装置の書き
込み部の動作を示すタイミングチャートである。
【図5】EC1フレームフォーマットの構成を示す図で
ある。
【図6】メモリへ書き込まれた1チャネル分のデータを
示す図である。
【図7】非同期データマッピング装置の読み出し部の構
成を示すブロック図である。
【図8】図7に示す非同期データマッピング装置の読み
出し部の動作を示すタイミングチャートである。
【図9】マッピング部がマッピングするフレームフォー
マットを示す図である。
【図10】従来の非同期データマッピング装置の構成を
示すブロック図である。
【図11】あるチャネルにおいて2つのRAM1,RA
M2からなるメモリがあった場合の書き込み時間及び読
み出し時間を示す図である。
【符号の説明】
10チャネルパッケージ 10a 同期手段 10b 書き込みアドレス生成手段 14a タイムスロット生成手段 15a 選択処理手段 20a メモリ手段 30 アドレス生成手 38a マッピング手
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04J 3/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の非同期データを所定フォーマット
    にマッピングして出力する非同期データマッピング装置
    において、 所定フォーマット1フレーム分のデータを蓄えられるメ
    モリ手段と、 チャネル毎に設けられ、対応チャネルの非同期データを
    同期化する同期手段と、 チャネル毎に設けられ、対応チャネルの同期化データを
    前記メモリ手段に書き込むための書き込みアドレス、書
    き込みイネーブル信号、及び読み出し開始タイミングパ
    ルスを生成する書き込みアドレス生成手段と、 各チャネルに対応するタイムスロットを順次生成するタ
    イムスロット生成手段と、 前記タイムスロット生成手段で生成されたタイムスロッ
    トが対応するチャネルにおける前記書き込みアドレス生
    成手段が書き込みイネーブル信号を出力しているとき
    に、当該チャネルに係る同期化データ及び書き込みアド
    レスを前記メモリ手段に送り、前記メモリ手段に書き込
    みを行う選択処理手段と、 フレームタイミング信号と、前記各書き込みアドレス生
    成手段から送られた読み出し開始タイミングパルスとに
    基づき、読み出しアドレスを生成する読み出しアドレス
    生成手段と、 フレームタイミング信号を基に、前記メモリ手段から読
    み出されたデータをマッピングするマッピング手段と、フレームタイミング信号を生成すると共に、各チャネル
    に対応する互いに重なることのないイネーブル信号を順
    次生成するフレームタイミング生成手段と、を有し、 前記読み出しアドレス生成手段は、チャネル毎に設けら
    れ、対応チャネルの読み出し開始タイミングパルスが入
    力済みであり、かつ前記フレームタイミング生成手段か
    ら対応チャネルのイネーブル信号が送られている間だ
    け、対応チャネルのデータを読み出すための読み出しア
    ドレスを出力する読み出しアドレス出力手段を含む こと
    を特徴とする非同期データマッピング装置。
  2. 【請求項2】 前記メモリ手段から読み出されたデータ
    に対して、ビット情報に基づきパラレル/シリアル変換
    を行い前記マッピング手段へ送るパラレル/シリアル変
    換手段を、さらに有することを特徴とする請求項1記載
    の非同期データマッピング装置。
  3. 【請求項3】 前記読み出し開始タイミングパルスは、
    前記メモリ手段にデータの書き込みが終了する時点にお
    いて、前記メモリ手段に書き込まれていたデータが全て
    読み出されると共に、読み出しが書き込みに追いつかな
    いようなタイミングで発生されることを特徴とする請求
    項1記載の非同期データマッピング装置。
  4. 【請求項4】 前記非同期データは、EC1フレームの
    オーバヘッド情報であることを特徴とする請求項1記載
    の非同期データマッピング装置。
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