JP2002118530A - 伝送システム、伝送方法 - Google Patents

伝送システム、伝送方法

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JP2002118530A
JP2002118530A JP2000307788A JP2000307788A JP2002118530A JP 2002118530 A JP2002118530 A JP 2002118530A JP 2000307788 A JP2000307788 A JP 2000307788A JP 2000307788 A JP2000307788 A JP 2000307788A JP 2002118530 A JP2002118530 A JP 2002118530A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】簡易な構成で、DS3信号をSDHへ収容す
る。 【解決手段】中間フレーム生成部105はDS3信号か
ら中間フレームによる中間フレームデータIFD1を生
成する。S/P部106は中間フレームデータIFD1
を7分割して分割データCiを得る。VC−2マッピン
グ部107は分割データCiと網内遅延識別用マルチフ
レーム番号をVC−2に収容する。多重変換部109は
VC−2からSTM信号を生成しSDHネットワーク3
00へ送る。受信装置200の多重分離部201はSD
Hネットワーク300から受信したSTM信号からVC
−2パスを取り出しVC−2デマッピング部203に送
る。VC−2デマッピング部203は網内遅延識別用マ
ルチフレーム番号をもとに7つの分割データCkを生成
しP/S部204へ送る。P/S部204は中間フレー
ムデータIFD2を再生し、DS3再生部205はDS
3信号を再生する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、DS3信号の伝送
技術に関し、特に、DS3信号からSDH信号へ変換
し、SDH信号からDS3信号へ変換して伝送する技術
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、非同期デジタルネットワークの3
次群DS3(Digital Signal Leve
l−3)信号をSDH(Synchronous Di
gital Hierachy)に収容するには、DS
3信号を、直接、7つに分割して7つのVC−2(バー
チャルコンテナ−2)パスに収容していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の、D
S3信号を直接7つに分割して7つのVC−2パスに収
容する方式では、1つのVC−2パスに収容するビット
数が、約798.85・・と整数にはならず、7つのV
C−2に収容するための複雑な処理機能と、しかも大規
模な構成のハードウエアが必要になるという課題を有す
る。
【0004】本発明の目的は、従来のこの様な課題を解
決し、簡易な構成で、DS3信号をSDHに収容して伝
送する技術を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の伝送システム
は、入力されたDS3(Digital Signal
Level−3)信号をSTM−n(Synchron
ous Transfer Mode Level−
n)信号へ変換してSDH(Synchronous
Digital Hierachy)ネットワークへ出
力する送信装置と、前記SDHネットワークから受信し
たSTM−n信号をDS3信号に逆変換する受信装置と
を有する伝送システムにおいて、前記送信装置は、入力
されたDS3信号から、中間フレームによる中間フレー
ムデータを生成する中間フレーム生成手段と、前記中間
フレームデータを複数に分割して複数の分割データを生
成する分割手段と、前記分割データをVC(バーチャル
コンテナ)に収容するVCマッピング手段と、前記分割
データが収容されたVCの複数個を多重してSTM−n
信号を生成し、生成されたSTM−n信号を前記SDH
ネットワークへ送信する手段とを有し、前記受信装置
は、前記SDHネットワークから受信した前記STM−
n信号から、前記分割データが収容された複数のVCを
取り出す手段と、取り出された複数のVCの各々から前
記分割データを得るVCデマッピング手段と、得られた
前記分割データから、前記中間フレームによる中間フレ
ームデータを再生する中間フレームデータ再生手段と、
再生された中間フレームデータからDS3信号を再生す
るDS3信号再生手段とを有することを特徴とする。
【0006】また、本発明の伝送システムは、入力され
たDS3(Digital Signal Level
−3)信号をSTM−n(Synchronous T
ransfer Mode Level−n)信号へ変
換してSDH(Synchronous Digita
l Hierachy)ネットワークへ出力する送信装
置と、前記SDHネットワークから受信したSTM−n
信号をDS3信号に逆変換する受信装置とを有する伝送
システムにおいて、前記送信装置は、入力されたDS3
信号から、DS3信号を分割するのに適する中間フレー
ムを構成し、この中間フレームによる中間フレームデー
タを出力する中間フレーム生成手段と、前記中間フレー
ムデータを複数に分割して整数i個の分割データを生成
する分割手段と、整数i個の分割データの各々を整数i
個のVC(バーチャルコンテナ)の各々に収容するVC
マッピング手段と、前記分割データが収容されたVC
に、網内遅延識別用マルチフレーム番号を設定して複数
個のVCによるマルチフレームを生成するVCマルチフ
レーム手段と、前記分割データが収容され、前記網内遅
延識別用マルチフレーム番号が設定されたVCの整数i
個を多重してSTM−n信号を生成し、生成されたST
M−n信号を前記SDHネットワークへ送信する手段と
を有し、前記受信装置は、前記SDHネットワークから
受信した前記STM−n信号から、前記分割データが収
容された整数i個のVCを取り出す手段と、取り出され
た整数i個のVCの各々から、前記分割データと前記網
内遅延識別用マルチフレーム番号を得るVCデマッピン
グ手段と、前記網内遅延識別用マルチフレーム番号を使
って、得られた前記分割データから、前記中間フレーム
による中間フレームデータを再生する中間フレームデー
タ再生手段と、再生された中間フレームデータからDS
3信号を再生するDS3信号再生手段とを有することを
特徴とする伝送システム。
【0007】さらに、本発明の伝送システムは、前記中
間フレームデータのビットレートが、STM−n信号の
1フレームの周期125μs間に伝送される前記中間フ
レームデータのビット総数が、前記整数iで割り切れる
整数Iになるよう決められるビットレート(=整数I/
125μs)であることを特徴とする。
【0008】また、本発明の伝送システムは、前記中間
フレームデータのビットレートが、STM−n信号の1
フレームの周期125μs間に伝送される前記中間フレ
ームデータのビット総数が、前記整数iで割り切れる整
数Iになるよう決められるビットレート(=整数I/1
25μs)であり、且つ、DS3信号のビットレートよ
り高いことを特徴とする。
【0009】さらに、本発明の伝送システムは、前記中
間フレームが、予め定められたスタッフ率を満足するた
めに、1フレームがM個のサブフレームを有し、各サブ
フレームはNビットを有し、各サブフレーム内の先頭ビ
ットはオーバヘッドビットHを有し、M番目のサブフレ
ームのオーバヘッドビット直後のビットがスタッフビッ
トVを有するよう構成されていることを特徴とする。
【0010】また、本発明の伝送システムは、前記VC
マルチフレーム手段が、前記中間フレームの時間軸上で
の位置を示す位相情報に対応して前記網内遅延識別用マ
ルチフレーム番号を生成し、生成された網内遅延識別用
マルチフレーム番号をVCに設定することを特徴とす
る。
【0011】さらに、本発明の伝送システムは、入力さ
れたDS3(Digital Signal Leve
l−3)信号をSTM−n(Synchronous
Transfer Mode Level−n)信号へ
変換してSDH(Synchronous Digit
al Hierachy)ネットワークへ出力する送信
装置と、前記SDHネットワークから受信したSTM−
n信号をDS3信号に逆変換する受信装置とを有する伝
送システムにおいて、前記送信装置は、入力されたDS
3信号から、DS3信号を分割するのに適する中間フレ
ームを構成し、この中間フレームによる中間フレームデ
ータを出力する中間フレーム生成手段と、前記中間フレ
ームデータを7つに分割して7個の分割データを生成す
る分割手段と、7個の分割データの各々を7個のVC−
2(バーチャルコンテナ−2)の各々に収容するVCマ
ッピング手段と、前記分割データが収容されたVC−2
に、網内遅延識別用マルチフレーム番号を設定して24
個の前記VC−2によるマルチフレームを生成するVC
マルチフレーム手段と、前記分割データが収容され、網
内遅延識別用マルチフレーム番号が設定された7個のV
C−2を多重してSTM−n信号を生成し、生成された
STM−n信号を前記SDHネットワークへ送信する手
段とを有し、前記受信装置は、前記SDHネットワーク
から受信した前記STM−n信号から、前記分割データ
が収容された7個のVC−2を取り出す手段と、取り出
された7個のVC−2の各々から、前記分割データと前
記網内遅延識別用マルチフレーム番号を得るVCデマッ
ピング手段と、前記網内遅延識別用マルチフレーム番号
を使って、得られた前記分割データから、前記中間フレ
ームによる中間フレームデータを再生する中間フレーム
データ再生手段と、再生された中間フレームデータから
DS3信号を再生するDS3信号再生手段とを有するこ
とを特徴とする。
【0012】また、本発明の伝送システムは、前記中間
フレームデータのビットレートが、STM−n信号の1
フレームの周期125μs間に伝送される前記中間フレ
ームデータのビット総数が、7で割り切れる整数580
3になるよう決められるビットレート46.424Mb
psであることを特徴とする。
【0013】さらに、本発明の伝送システムは、前記分
割手段が、829ビットの容量を有する分割データを生
成し、前記VCマッピング手段が、この829ビットの
容量を有する分割データをVC−2に収容することを特
徴とする。
【0014】また、本発明の伝送システムは、前記中間
フレームが、スタッフ率0.2以下を満足するよう、1
フレームが6個のサブフレームを有し、各サブフレーム
は28ビットを有し、各サブフレーム内の先頭ビットは
オーバヘッドビットHを有し、6番目のサブフレームの
オーバヘッドビット直後のビットがスタッフビットVを
有するよう構成されていることを特徴とする。
【0015】さらに、本発明の伝送システムは、前記V
Cマルチフレーム手段が、前記中間フレームの時間軸上
での位置を示す位相情報に対応して網内遅延識別用マル
チフレーム番号を生成し、生成された網内遅延識別用マ
ルチフレーム番号をVC−2に設定することを特徴とす
る。
【0016】また、本発明の伝送方法は、入力されたD
S3(Digital Signal Level−
3)信号をSTM−n(Synchronous Tr
ansfer Mode Level−n)信号へ変換
してSDH(Synchronous Digital
Hierachy)ネットワークへ出力する送信装置
と、前記SDHネットワークから受信したSTM−n信
号をDS3信号に逆変換する受信装置とを有してDS3
信号を伝送する伝送方法であって、前記送信装置は、入
力されたDS3信号から、DS3信号を分割するのに適
する中間フレームを構成し、この中間フレームによる中
間フレームデータを出力する中間フレーム生成ステップ
と、前記中間フレームデータを7つに分割して7個の分
割データを生成する分割ステップと、7個の分割データ
の各々を7個のVC−2(バーチャルコンテナ−2)の
各々に収容するVCマッピングステップと、前記分割デ
ータが収容されたVC−2に、網内遅延識別用マルチフ
レーム番号を設定して24個のVC−2によるマルチフ
レームを生成するVCマルチフレームステップと、前記
分割データが収容され、前記網内遅延識別用マルチフレ
ーム番号が設定された7個のVC−2を多重してSTM
−n信号を生成し、生成されたSTM−n信号を前記S
DHネットワークへ送信するステップとを有し、前記受
信装置は、前記SDHネットワークから受信したSTM
−n信号から、前記分割データが収容された7個のVC
−2を取り出すステップと、取り出された7個のVC−
2の各々から、前記分割データと前記網内遅延識別用マ
ルチフレーム番号を得るVCデマッピングステップと、
前記網内遅延識別用マルチフレーム番号を使って、得ら
れた前記分割データから、前記中間フレームによる中間
フレームデータを再生する中間フレームデータ再生ステ
ップと、再生された中間フレームデータからDS3信号
を再生するDS3信号再生ステップとを有することを特
徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0018】図1は、本発明の実施形態の構成ブロック
図で、図2は、中間フレーム基本フォーマットを説明す
るための図で、図3は、中間フレームフォーマットを説
明するための図で、図4は、中間フレーム構成図で、図
5は、中間フレーム諸元を説明するための図で、図6
は、VC−2マッピングフォーマットを説明するための
図である。
【0019】図1を参照して、本発明の実施形態は、送
信装置100と受信装置200とSDH(Synchr
onous Digital Hierachy)ネッ
トワーク300を有して構成される。
【0020】送信装置100は、非同期デジタルネット
ワークの3次群DS3(Digital Signal
Level−3)信号を入力して、STM−n(Sy
nchronous Transfer Mode L
evel−n)信号に変換してSDHネットワーク30
0へ送信する。
【0021】受信装置200は、SDHネットワーク3
00からのSTM−n信号を受信して、DS3信号に逆
変換して出力する。
【0022】DS3信号は、伝送速度44.736Mb
psのバイポーラ信号を有し、125μs当たりの伝送
容量は、5592ビットである。
【0023】まず、送信装置100の詳細を説明する。
【0024】送信装置100は、B/U(バイポーラ/
ユニポーラ)変換部101と、バッファメモリ102
と、位相比較部103と、中間フレーム生成用PLL
(位相同期回路)104と、中間フレーム生成部105
と、S/P(シリアル/パラレル)部106と、VC−
2(バーチャルコンテナ−2)マッピング部107と、
第一回線設定部108と、多重変換部109−1、2
と、送信装置100内の統一クロックを生成する局内統
一クロック生成部110とを有して構成される。
【0025】B/U変換部101は、送信装置100に
入力されたDS3信号をバイポーラ信号からユニポーラ
信号に変換する。また、B/U変換部101は、DS3
信号からクロックCLKDを抽出する。
【0026】中間フレーム生成用PLL104は、中間
フレームを生成のためのクロックCLKIを生成する。
このクロックCLKIは、DS3信号のクロック周波数
FD44.736MHzより若干高いクロック周波数F
I=46.424MHzのクロックである。
【0027】バッファメモリ102は、抽出されたクロ
ックCLKDを書き込みクロックにして、ユニポーラ信
号に変換されたDS3信号を書き込む。また、バッファ
メモリ102は、クロックCLKIを読み出しクロック
にして、書き込まれたDS3信号を読み出し、読み出さ
れたDS3信号を中間フレーム生成部105へ送る。
【0028】位相比較部103は、書き込みクロックと
読み出しクロックを比較し、書き込みクロックと読み出
しクロックとが一定位相以上接近した場合、中間フレー
ム生成部105に対してスタッフ要求を出す。
【0029】中間フレーム生成部105は、中間フレー
ム生成用PLL104からのクロックCLKIにより、
図2に示すような中間フレーム基本フォーマットに基づ
く中間フレームに、バッファメモリ102から読み出さ
れたDS3信号を収容し、スタッフ要求の有無に従いス
タッフ処理を行って中間フレームデータIFD1を生成
し、生成された中間フレームデータIFD1をS/P部
106へ送る。ここで、中間フレーム基本フォーマット
は、図2に示すように、M個のサブフレームを有し、各
サブフレームはNビットを有し、各サブフレームの第1
位のビットは、オーバヘッドビットHで、残りのN−1
ビットは、情報ビットとスタッフビットVで、ビットレ
ートは、中間フレーム生成用PLL104からのクロッ
クCLKIの周波数FIである。
【0030】S/P部106は、中間フレーム生成部1
05より受け取った中間フレームデータIFD1を1ビ
ットづつ7系列の分割データCi(i=1、〜、7)に
均等に分割する。
【0031】局内統一クロック生成部110は、VC−
2マッピングのためのクロック周波数6.312MHz
のクロックを生成する。
【0032】VC−2マッピング部107は、分割デー
タCi(i=1、〜、7)を、図6に示すような本発明
によるVC−2マッピングフォーマットに基づいてVC
−2に収容する。このとき、VC−2マッピング部10
7は、分割データCiを複数のVC−2に収容してマル
チフレームを構成する。
【0033】VC−2マッピングフォーマットは、VC
−2の収用容量である107バイトからPOH(パスオ
ーバヘッド)であるV5バイトを除いた領域中に、分割
データ収容領域120とマルチフレーム番号指定領域1
30を有して構成されている。
【0034】分割データ収容領域120は、収容容量が
829ビットを有し、分割データCiを収容する。
【0035】マルチフレーム番号指定領域130は、マ
ルチフレームを構成するVC−2が網内で遅延をうけて
も、分割データCiが収容された1連のVC−2を正し
く識別するための網内遅延識別用マルチフレーム番号M
Fj(j=1、〜、24)を指定する領域である。この
網内遅延識別用マルチフレーム番号は、中間フレームの
時間軸上での位置を示す位相情報に対応している番号で
ある。
【0036】第一回線設定部108は、分割データCi
が収容されたVC−2毎にPOH(パスオーバヘッド)
を挿入する。
【0037】多重変換部109−1、2は、POHが挿
入され分割データCiが収容されたVC−2の複数個を
ペイロードに収容し、SOH(セクションオーバヘッ
ド)付加して多重化処理を行ってSTM−n信号を生成
し、生成されたSTM−n信号をSDHネットワーク3
00へ送信する。
【0038】次に、受信装置200の詳細を説明する。
【0039】受信装置200は、多重分離部201−
1、2と、第2回線設定部202と、VC−2デマッピ
ング部203と、P/S(パラレル/シリアル)部20
4と、DS3再生部205と、DS3再生用PLL20
6と、中間フレーム再生用PLL207と、局内統一ク
ロック生成部208を有して構成される。
【0040】多重分離部201−1、2は、SDHネッ
トワーク300を介して受信したSTM−n信号から、
POHを識別することによりVC−2パスを取り出す多
重分離処理をする。そして、多重分離部201−1、2
は、取り出されたVC−2パスを第2回線設定部202
へ出力する。
【0041】第2回線設定部202は、多重分離部20
1−1、2が出力したVC−2パスをVC−2パス単位
の回線編集を行い、回線編集されたVC−2をVC−2
デマッピング部203に送出する。
【0042】局内統一クロック生成部208は、VC−
2デマッピング部203で使うクロック周波数6.31
2MHzのクロックを生成する。
【0043】VC−2デマッピング部203は、第2回
線設定部202から受けたVC−2から、網内遅延識別
用マルチフレーム番号MFjをもとに分割データCk
(k=8、〜、14)を生成するとともに、SDHネッ
トワーク300内の伝送遅延時間を吸収する機能を有す
る。
【0044】中間フレーム再生用PLL207は、中間
フレームを再生するための周波数FIのクロックCLK
Iを発生する。
【0045】P/S部204は、1ビットづつ7系列に
分割されている分割データCk(k=8、〜、14)
を、中間フレーム再生用PLL207からのクロックC
LKIを使って、シリアルデータに変換し、図2で示す
中間フレーム基本フォーマットに基づく中間フレームデ
ータIFD2を再生し、再生された中間フレームデータ
IFD2をDS3再生部205へ送る。
【0046】DS3再生用PL207は、DS3信号を
再生するためDS3信号の公称ビットレートである4
4.736Mbpsのクロックを発生する。
【0047】DS3再生部205は、DS3再生用PL
L207からの44.736Mbpsのクロックによっ
て、中間フレームデータID2からDS3信号を再生し
出力する。
【0048】次に、中間フレーム生成部105が生成す
る中間フレームデータの中間フレームフォーマットをさ
らに詳細に説明する。
【0049】中間フレームフォーマットを構成するにあ
たり以下の5つの条件を満足することが必要とされる。 (1)中間フレームデータIFD1のビットレートFI
に対する条件 STM−n信号の1フレームの周期である125μsの
間に伝送される中間フレームデータIFD1のビット総
数は、7分割のための7で割り切れる整数Iをとる必要
がある。したがって、中間フレームデータIFD1のビ
ットレートFIは、整数I/125μsでなければなら
ない。また、中間フレームデータIFD1のビットレー
トFIは、DS3信号のビットレートFD(44.73
6Mbps)より若干高いことが望ましい。さらに、中
間フレームデータIFD1のビットレートFIは、中間
フレーム生成用PLL104が発生するクロックCLK
Iのクロック周波数FIにより決められるので、周波数
FIを有するVCO(電圧制御発振器)が容易に入手で
きることをも考慮する必要がある。 (2)オーバヘッドビットに対する条件 スタッフ指定ビットを挿入するためのオーバヘッドビッ
トは、2ビット以上連続して定義されていないことが望
ましい。これは、2ビット以上連続してオーバヘッドビ
ットが存在していると、これらのオーバヘッドビットを
除去する際のクロックの歯抜けにより、受信装置200
でジッタが発生しやすくなるためである。 (3)スタッフ指定ビットに対する条件 スタッフ指定ビットは多数決判定が必須(スタッフ指定
ビットが誤るとDS3信号がビットスリップを起こして
下位装置が同期はずれになる)なので、最低3ビットの
スタッフ指定ビットを挿入するためのオーバヘッドビッ
トを用意する必要がある。 (4)スタッフ率Srに対する条件 スタッフ率Srは、0.2以下が望ましい。より最適の
ためには、0.1程度が望ましい。 (5)中間フレームの1フレーム中に収容されるビット
総数(以下、フレーム長と称し、フレーム長=Mサブフ
レームxNビットである。)対する条件 スタッフビットから次のスタッフ指定ビットまでは、送
信装置100のバッファメモリ102が有するメモリ容
量分の間隔が取れなくてはならないため、フレーム長が
ある程度長いことが必要である。フレーム長があまり短
いと、スタッフを行った効果が出る前に次のスタッフの
実施を決定することになり、不必要に2フレーム連続し
てスタッフを行ってしまう可能性がある。スタッフ要求
は送信装置100の位相比較器103により行われ、位
相比較器103による位相比較はバッファメモリ102
のメモリ容量の周期でしか行われない。従って、スタッ
フを行った効果がバッファメモリ102の位相比較結果
に反映されるまで、少なくともバッファメモリ102が
一周するだけの時間が必要である。
【0050】以上の条件から、まず、条件(1)を満足
する中間フレームデータIFD1のビットレートFI
は、46.424Mpsが望ましい。この46.424
Mpsは、STM−n信号の1フレームの周期125μ
s間に伝送される中間フレームデータIFD1のビット
総数が5803ビットで、7で割り切れる整数Iとな
り、5803ビット/125μsから導出されるビット
レートである。さらに、46.424Mpsの採用は、
DS3信号を収容可能とするフレームで最も広く用いら
れているCEPT系PDH(非同期ディジタルハイアラ
ーキ)4次群の139.264Mbps(E4)を3分
周したビットレートに近く、VCOの入手容易性を考慮
したものである。
【0051】次に、条件(2)を満足する中間フレーム
構成は、図2に示すように、1フレームはM個のサブフ
レームを有し、各サブフレームはNビットを有し、各サ
ブフレーム内の先頭ビットはオーバヘッドビットHで構
成されている。最終サブフレーム(サブフレーム番号
M)のオーバヘッドビット直後のビットはスタッフビッ
トVである。
【0052】次に、条件(3)(4)及び(5)を満足
するM及びNを決定する。
【0053】図2の中間フレーム構成のスタッフ率Sr
は、次式(1)で求められる。
【0054】 Sr=M・(N−1)− M・N・FD/FI (1) ここで、FDはDS3信号のビットレート44.736
Mpsで、FIは中間フレームデータIFD1のビット
レート46.424Mpsである。
【0055】条件(4)によるスタッフ率Sr、すなわ
ち0<Sr<0.2を満足するようMとNの組を(1)
式より求めると、図3に示すように、8組が得られる。
【0056】次に、8組のうちどの組を選択するかを調
べる。
【0057】まず、Nの値を考える。条件(5)より、
スタッフビットと次のスタッフ指定ビットの間はある程
度離れている必要がある。送信装置100のバッファメ
モリ102の容量は、通常16ビットあれば十分であ
り、図3においてNは28と求められているので、条件
(5)は満足されている。
【0058】次に、Mの値を考える。フレームカウンタ
を構成する上での構成容易性を考慮した場合、Mは、
4,6,8,10が望まれる。より最適なスタッフ率S
rは、条件(4)より、0.1程度であるので、最適な
Mの値は6となる。
【0059】よって、M=6、N=28が最適であり、
このM=6、N=28による中間フレームフォーマット
は図4に示すよう構成される。
【0060】結局、中間フレーム生成部105は、図5
に示すように、中間フレームデータIFD1のビットレ
ートFIが46.424Mpsで、フレーム長=Mサブ
フレームxNビットが168ビットで、1サブフレーム
に収容されるビット数であるサブフレーム長が28ビッ
トで、フレーム周期(=ビットレートFI/フレーム
長)が276.333KHzで、1フレーム中に収容で
きるDS−3信号のビット数が162ビットで、スタッ
フ率Srが0.1086であるような中間フレームを生
成する。
【0061】次に、VC−2マッピングフォーマット
を、図6を用いて、さらに詳細に説明する。
【0062】中間フレームデータIFD1のビットレー
トFIは、46.424Mbpsであるので、STM−
n信号の1フレームの周期125μs間に伝送される中
間フレームデータIFD1のビット総数は、5803ビ
ットである。この5803ビットを均等に7分割してV
C−2に収容するためには、VC−2は、5803ビッ
ト/7=829ビット=103バイト+5ビットを収容
する必要がある。
【0063】図6を参照して、VC−2の収容容量は,
POH(パスオーバヘッド)であるV5バイトを除いて
106バイト=848ビットである。そこで、848ビ
ットの内829ビットの収容容量を有する分割データ収
容領域120をVC−2に設け、この分割データ収容領
域120に分割データCiを収容する。
【0064】さらに、VC−2には、848−829=
19ビットの未使用ビットがある。そこで、この未使用
ビットを利用して、マルチフレーム番号指定領域130
をVC−2に設け、このマルチフレーム番号指定領域1
30に、VC−2パス間の網内遅延識別用の網内遅延識
別用マルチフレーム番号MFjを設定する。
【0065】先にも説明したように、中間フレームの位
相情報を固定的に対応付けることを加味したうえでマル
チフレーム周期を決定しなければならない。ここで、中
間フレームのフレーム長が168ビットであることか
ら、これを7で割ると一つのVC−2当たりでは24ビ
ットになる。829ビット(STM−n信号の1フレー
ムの周期(125μs)における中間フレームのVC−
2当たりのビット数)は素数であるので、VC−2の2
4フレームで中間フレームが整数個収容されることにな
る。24マルチフレームを構成するために、マルチフレ
ーム番号指定領域130は5ビットあれば十分である。
未使用ビット19ビットの残り14ビット(19−5=
14)は、固定スタッフビットRとして割りふる。
【0066】以上のことから、VC−2に24マルチフ
レーム周期を作り込み、その網内遅延識別用マルチフレ
ーム番号MFjと中間フレームの位相を一定の関係にす
れば、VC−2の網内遅延識別用マルチフレーム番号M
Fjから中間フレームの位相を決定することができる。
【0067】次に、本発明の実施形態の動作について図
面を参照して詳細に説明する。
【0068】図7は、動作のフローチャートで、図8
は、信号の流れ図で、図9は、VC−2マッピング詳細
図である。
【0069】図7と図8と図9を主体に、図1から図6
を併せ参照して動作を説明する。
【0070】伝送速度44.736Mbpsでバイポー
ラ信号を有し、125μs当たりのビット数5592ビ
ットを有するDS3信号が、送信装置100へ入力され
る(ステップS1)。
【0071】B/U変換部101は、入力されたDS3
信号をバイポーラ信号からユニポーラ信号に変換しバッ
ファメモリ102へ送るとともに、入力されたDS3信
号から、クロック周波数44.736MHzのクロック
CLKDを抽出する。
【0072】バッファメモリ102は、抽出されたクロ
ックCLKDを書き込みクロックにして、ユニポーラ信
号に変換されたDS3信号を書き込む。
【0073】また、バッファメモリ102は、中間フレ
ーム生成用PLL104からの、クロック周波数FI=
46.424MHzのクロックCLKIを、読み出しク
ロックにして、書き込まれているDS3信号を読み出
し、読み出されたDS3信号を中間フレーム生成部10
5へ送る。
【0074】位相比較部103は、書き込みクロックと
読み出しクロックを比較し、書き込みクロックと読み出
しクロックとが一定位相以上接近した場合、中間フレー
ム生成部105に対してスタッフ要求を出す。
【0075】中間フレーム生成部105は、中間フレー
ム生成用PLL104からのクロックCLKIにより、
ビットレートFIが46.424Mpsで、フレーム長
が168ビットで、サブフレーム長Nが28ビットで、
1フレーム中に収容できるDS3信号のビット数が16
2ビットであるような中間フレームに、バッファメモリ
102から読み出されたDS3信号を収容し、スタッフ
要求の有無に従いスタッフ処理を行って、中間フレーム
データIFD1を生成し(図8の400、図7のステッ
プS2)、生成された中間フレームデータIFD1をS
/P部106へ送る。ここで、125μs間に伝送され
る中間フレームデータIFD1のビット総数は、580
3ビットとなる。
【0076】S/P部106は、中間フレーム生成部1
05からの中間フレームデータIFD1を1ビットづつ
7系列に均等に分割して分割データCi(i=1、〜、
7)を得る(図8の401、図7のステップS3)。す
なわち、125μs間における各分割データCi(i=
1、〜、7)のビット数は、5803/7=829ビッ
トである。
【0077】VC−2マッピング部107は、図6に示
すVC−2マッピングフォーマットの分割データ収容領
域120に、この829ビットを収容し、マルチフレー
ム番号指定領域130に、網内遅延識別用マルチフレー
ム番号MFj(j=1、〜、24)を設定し、分割デー
タCiをVC−2にマッピングする(図7のステップS
4、図8の402)。すなわち、図8と図9に示すよう
に、分割データC1を、網内遅延識別用マルチフレーム
番号MF1からMF24までの24個の第1のVC−2
に収容し、分割データC2を網内遅延識別用マルチフレ
ーム番号MF1からMF24までの24個の第2のVC
−2に収容し、分割データC3を網内遅延識別用マルチ
フレーム番号MF1からMF24までの24個の第3の
VC−2に収容し、分割データC4を網内遅延識別用マ
ルチフレーム番号MF1からMF24までの24個の第
4のVC−2に収容し、分割データC5を網内遅延識別
用マルチフレーム番号MF1からMF24までの24個
の第5のVC−2に収容し、分割データC6を網内遅延
識別用マルチフレーム番号MF1からMF24までの2
4個の第6のVC−2に収容し、分割データC7を網内
遅延識別用マルチフレーム番号MF1からMF24まで
の24個の第7のVC−2に収容する。
【0078】第一回線設定部108は、分割データCi
(i=1、〜、7)が収容されたVC−2毎にPOH
(パスオーバヘッド)を挿入し、各VC−2パスを設定
する。
【0079】多重変換部109−1、2は、POHが挿
入され分割データCiが収容されたVC−2パスの複数
個をペイロードに収容し、SOH(セクションオーバヘ
ッド)付加して多重化処理を行ってSTM−n信号を生
成し、生成されたSTM−n信号をSDHネットワーク
300へ送信する(図7のステップS5)。
【0080】受信装置の200の多重分離部201−
1、2は、SDHネットワーク300からSTM−n信
号を受信する(図7のステップS6)と、受信したST
M−n信号から、POHを識別することによりVC−2
パスを取り出し(図7のステップS7)、取り出された
VC−2パスを第2回線設定部202へ出力する。
【0081】第2回線設定部202は、多重分離部20
1−1、2が出力したVC−2パスをVC−2パス単位
の回線編集を行い、回線編集されたVC−2パスをVC
−2デマッピング部203に送出する。
【0082】VC−2デマッピング部203は、網内遅
延識別用マルチフレーム番号MFjをもとに、7系列の
分割データCk(k=8、〜、14)を生成し(図7の
ステップS8)、生成された分割データCk(k=8、
〜、14)をP/S部204へ送る。
【0083】P/S部204は、分割データCk(k=
8、〜、14)を、中間フレーム再生用PLL207か
らのクロック周波数FI=46.424MHzのクロッ
クCLKIを使って、シリアルデータに変換し、図4で
示す中間フレームに基づく中間フレームデータIFD2
を再生し(図7のステップS9)、この中間フレームデ
ータIFD2をDS3再生部205へ送る。
【0084】DS3再生部205は、DS3再生用PL
L207からの44.736Mbpsのクロックによっ
て、中間フレームデータID2からDS3信号を再生し
(図7のステップS10)出力する(図7のステップS
11)。
【0085】以上の説明では、DS3信号から7つのV
C−2パスを有するSTM信号へ変換し、逆にSTM信
号からDS3信号を再生しているが、本発明は、DS3
信号とVC−2パスだけに限定されることなく、一般の
n次群DSn信号とVC−mに適用できる。
【0086】また、以上の説明では、中間フレームデー
タのビットレートを46.424Mbpsとして中間フ
レームのフォーマット及びVC−2へのマッピングフォ
ーマットについて説明したが、DS3の公称ビットレー
トである44.736Mbpsより若干高い周波数であ
り、且つ、実施例の動作の説明で提示した条件(1)〜
(5)を満たしていればこの限りではない。また、スタ
ッフ率の0.1程度という値も、一般的な値であり、図
3に示すMとNの値であれば実現は可能である。
【0087】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、3次群
DS3信号を、スタッフジッタを極力小さくできる中間
フレームに、スタッフ同期で収容し、そして、その中間
フレームを均等に7分割してVC−2に同期収容する構
成であるので、簡易なハード構成で3次群DS3信号か
らSTM−n信号への変換、また、その逆変換を実現で
きるという効果がある。また、本発明は、網内遅延識別
用マルチフレーム番号によりVC−2間の網内遅延を識
別する構成であるので、中間フレームの位相識別情報を
付加することなく伝送が可能であり、伝送情報量とハー
ド規模を節約できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の構成ブロック図である。
【図2】中間フレーム基本フォーマットを説明するため
の図である。
【図3】中間フレームフォーマットを説明するための図
である。
【図4】中間フレーム構成図である。
【図5】中間フレーム諸元を説明するための図である。
【図6】VC−2マッピングフォーマットを説明するた
めの図である。
【図7】動作のフローチャートである。
【図8】信号の流れ図である。
【図9】VC−2マッピング詳細図である。
【符号の説明】
100 送信装置 101 B/U(バイポーラ/ユニポーラ)変換部 102 バッファメモリ 103 位相比較部 104 中間フレーム生成用PLL(位相同期回路) 105 中間フレーム生成部 106 S/P(シリアル/パラレル)部 107 VC−2(バーチャルコンテナ−2)マッピ
ング部 108 第一回線設定部 109 多重変換部 110 局内統一クロック生成部 200 受信装置 201 多重分離部 202 第2回線設定部 203 VC−2デマッピング部 204 P/S(パラレル/シリアル)部 205 DS3再生部 206 DS3再生用PLL 207 中間フレーム再生用PLL 208 局内統一クロック生成部

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力されたDS3(Digital S
    ignal Level−3)信号をSTM−n(Sy
    nchronous Transfer Mode L
    evel−n)信号へ変換してSDH(Synchro
    nous Digital Hierachy)ネット
    ワークへ出力する送信装置と、前記SDHネットワーク
    から受信したSTM−n信号をDS3信号に逆変換する
    受信装置とを有する伝送システムにおいて、前記送信装
    置は、入力されたDS3信号から、中間フレームによる
    中間フレームデータを生成する中間フレーム生成手段
    と、前記中間フレームデータを複数に分割して複数の分
    割データを生成する分割手段と、前記分割データをVC
    (バーチャルコンテナ)に収容するVCマッピング手段
    と、前記分割データが収容されたVCの複数個を多重し
    てSTM−n信号を生成し、生成されたSTM−n信号
    を前記SDHネットワークへ送信する手段とを有し、前
    記受信装置は、前記SDHネットワークから受信した前
    記STM−n信号から、前記分割データが収容された複
    数のVCを取り出す手段と、取り出された複数のVCの
    各々から前記分割データを得るVCデマッピング手段
    と、得られた前記分割データから、前記中間フレームに
    よる中間フレームデータを再生する中間フレームデータ
    再生手段と、再生された中間フレームデータからDS3
    信号を再生するDS3信号再生手段とを有することを特
    徴とする伝送システム。
  2. 【請求項2】 入力されたDS3(Digital S
    ignal Level−3)信号をSTM−n(Sy
    nchronous Transfer Mode L
    evel−n)信号へ変換してSDH(Synchro
    nous Digital Hierachy)ネット
    ワークへ出力する送信装置と、前記SDHネットワーク
    から受信したSTM−n信号をDS3信号に逆変換する
    受信装置とを有する伝送システムにおいて、前記送信装
    置は、入力されたDS3信号から、DS3信号を分割す
    るのに適する中間フレームを構成し、この中間フレーム
    による中間フレームデータを出力する中間フレーム生成
    手段と、前記中間フレームデータを複数に分割して整数
    i個の分割データを生成する分割手段と、整数i個の分
    割データの各々を整数i個のVC(バーチャルコンテ
    ナ)の各々に収容するVCマッピング手段と、前記分割
    データが収容されたVCに、網内遅延識別用マルチフレ
    ーム番号を設定して複数個のVCによるマルチフレーム
    を生成するVCマルチフレーム手段と、前記分割データ
    が収容され、前記網内遅延識別用マルチフレーム番号が
    設定されたVCの整数i個を多重してSTM−n信号を
    生成し、生成されたSTM−n信号を前記SDHネット
    ワークへ送信する手段とを有し、前記受信装置は、前記
    SDHネットワークから受信した前記STM−n信号か
    ら、前記分割データが収容された整数i個のVCを取り
    出す手段と、取り出された整数i個のVCの各々から、
    前記分割データと前記網内遅延識別用マルチフレーム番
    号を得るVCデマッピング手段と、前記網内遅延識別用
    マルチフレーム番号を使って、得られた前記分割データ
    から、前記中間フレームによる中間フレームデータを再
    生する中間フレームデータ再生手段と、再生された中間
    フレームデータからDS3信号を再生するDS3信号再
    生手段とを有することを特徴とする伝送システム。
  3. 【請求項3】 前記中間フレームデータのビットレート
    は、STM−n信号の1フレームの周期125μs間に
    伝送される前記中間フレームデータのビット総数が、前
    記整数iで割り切れる整数Iになるよう決められるビッ
    トレート(=整数I/125μs)であることを特徴と
    する請求項2記載の伝送システム。
  4. 【請求項4】 前記中間フレームデータのビットレート
    は、STM−n信号の1フレームの周期125μs間に
    伝送される前記中間フレームデータのビット総数が、前
    記整数iで割り切れる整数Iになるよう決められるビッ
    トレート(=整数I/125μs)であり、且つ、DS
    3信号のビットレートより高いことを特徴とする請求項
    2記載の伝送システム。
  5. 【請求項5】 前記中間フレームは、予め定められたス
    タッフ率を満足するために、1フレームがM個のサブフ
    レームを有し、各サブフレームはNビットを有し、各サ
    ブフレーム内の先頭ビットはオーバヘッドビットHを有
    し、M番目のサブフレームのオーバヘッドビット直後の
    ビットがスタッフビットVを有するよう構成されている
    ことを特徴とする請求項2記載の伝送システム。
  6. 【請求項6】 前記VCマルチフレーム手段は、前記中
    間フレームの時間軸上での位置を示す位相情報に対応し
    て網内遅延識別用マルチフレーム番号を生成し、生成さ
    れた網内遅延識別用マルチフレーム番号をVCに設定す
    ることを特徴とする請求項2記載の伝送システム。
  7. 【請求項7】 入力されたDS3(Digital S
    ignal Level−3)信号をSTM−n(Sy
    nchronous Transfer Mode L
    evel−n)信号へ変換してSDH(Synchro
    nous Digital Hierachy)ネット
    ワークへ出力する送信装置と、前記SDHネットワーク
    から受信したSTM−n信号をDS3信号に逆変換する
    受信装置とを有する伝送システムにおいて、前記送信装
    置は、入力されたDS3信号から、DS3信号を分割す
    るのに適する中間フレームを構成し、この中間フレーム
    による中間フレームデータを出力する中間フレーム生成
    手段と、前記中間フレームデータを7つに分割して7個
    の分割データを生成する分割手段と、7個の分割データ
    の各々を7個のVC−2(バーチャルコンテナ−2)の
    各々に収容するVCマッピング手段と、前記分割データ
    が収容されたVC−2に、網内遅延識別用マルチフレー
    ム番号を設定して24個の前記VC−2によるマルチフ
    レームを生成するVCマルチフレーム手段と、前記分割
    データが収容され、網内遅延識別用マルチフレーム番号
    が設定された7個のVC−2を多重してSTM−n信号
    を生成し、生成されたSTM−n信号を前記SDHネッ
    トワークへ送信する手段とを有し、前記受信装置は、前
    記SDHネットワークから受信した前記STM−n信号
    から、前記分割データが収容された7個のVC−2を取
    り出す手段と、取り出された7個のVC−2の各々か
    ら、前記分割データと前記網内遅延識別用マルチフレー
    ム番号を得るVCデマッピング手段と、前記網内遅延識
    別用マルチフレーム番号を使って、得られた前記分割デ
    ータから、前記中間フレームによる中間フレームデータ
    を再生する中間フレームデータ再生手段と、再生された
    中間フレームデータからDS3信号を再生するDS3信
    号再生手段とを有することを特徴とする伝送システム。
  8. 【請求項8】 前記中間フレームデータのビットレート
    は、STM−n信号の1フレームの周期125μs間に
    伝送される前記中間フレームデータのビット総数が、7
    で割り切れる整数5803になるよう決められるビット
    レート46.424Mbpsであることを特徴とする請
    求項7記載の伝送システム。
  9. 【請求項9】 前記分割手段は、829ビットの容量を
    有する分割データを生成し、前記VCマッピング手段
    は、この829ビットの容量を有する分割データをVC
    −2に収容することを特徴とする請求項7記載の伝送シ
    ステム。
  10. 【請求項10】 前記中間フレームは、スタッフ率0.
    2以下を満足するよう、1フレームが6個のサブフレー
    ムを有し、各サブフレームは28ビットを有し、各サブ
    フレーム内の先頭ビットはオーバヘッドビットHを有
    し、6番目のサブフレームのオーバヘッドビット直後の
    ビットがスタッフビットVを有するよう構成されている
    ことを特徴とする請求項7記載の伝送システム。
  11. 【請求項11】 前記VCマルチフレーム手段は、前記
    中間フレームの時間軸上での位置を示す位相情報に対応
    して網内遅延識別用マルチフレーム番号を生成し、生成
    された網内遅延識別用マルチフレーム番号をVC−2に
    設定することを特徴とする請求項7記載の伝送システ
    ム。
  12. 【請求項12】 入力されたDS3(Digital
    Signal Level−3)信号をSTM−n(S
    ynchronous TransferMode L
    evel−n)信号へ変換してSDH(Synchro
    nousDigital Hierachy)ネットワ
    ークへ出力する送信装置と、前記SDHネットワークか
    ら受信したSTM−n信号をDS3信号に逆変換する受
    信装置とを有してDS3信号を伝送する伝送方法であっ
    て、前記送信装置は、入力されたDS3信号から、DS
    3信号を分割するのに適する中間フレームを構成し、こ
    の中間フレームによる中間フレームデータを出力する中
    間フレーム生成ステップと、前記中間フレームデータを
    7つに分割して7個の分割データを生成する分割ステッ
    プと、7個の分割データの各々を7個のVC−2(バー
    チャルコンテナ−2)の各々に収容するVCマッピング
    ステップと、前記分割データが収容されたVC−2に、
    網内遅延識別用マルチフレーム番号を設定して24個の
    VC−2によるマルチフレームを生成するVCマルチフ
    レームステップと、前記分割データが収容され、前記網
    内遅延識別用マルチフレーム番号が設定された7個のV
    C−2を多重してSTM−n信号を生成し、生成された
    STM−n信号を前記SDHネットワークへ送信するス
    テップとを有し、前記受信装置は、前記SDHネットワ
    ークから受信したSTM−n信号から、前記分割データ
    が収容された7個のVC−2を取り出すステップと、取
    り出された7個のVC−2の各々から、前記分割データ
    と前記網内遅延識別用マルチフレーム番号を得るVCデ
    マッピングステップと、前記網内遅延識別用マルチフレ
    ーム番号を使って、得られた前記分割データから、前記
    中間フレームによる中間フレームデータを再生する中間
    フレームデータ再生ステップと、再生された中間フレー
    ムデータからDS3信号を再生するDS3信号再生ステ
    ップとを有することを特徴とする伝送方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008539662A (ja) * 2005-04-28 2008-11-13 ルーセント テクノロジーズ インコーポレーテッド 光トランスポート・ネットワーク信号の同期交換のための方法および装置
JP2010171489A (ja) * 2009-01-20 2010-08-05 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> デジタル映像信号送信装置
JP2011512099A (ja) * 2008-02-07 2011-04-14 インフィネラ コーポレイション 任意速度のクライアント信号についての二重非同期マッピング

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