JPH11284590A - 多重化送信装置、分離化受信装置および多重分離化送受信装置 - Google Patents

多重化送信装置、分離化受信装置および多重分離化送受信装置

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JPH11284590A
JPH11284590A JP8561298A JP8561298A JPH11284590A JP H11284590 A JPH11284590 A JP H11284590A JP 8561298 A JP8561298 A JP 8561298A JP 8561298 A JP8561298 A JP 8561298A JP H11284590 A JPH11284590 A JP H11284590A
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JP8561298A
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Masaru Yano
優 矢野
Kenji Kono
賢治 河野
Yoshikazu Nakanishi
芳和 中西
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は低次群のデータを多重し、高次群のデ
ータに変換する多重化送信装置、および、多重化された
高次群のデータを低次群のデータに分離する分離化受信
装置に関し、低次群のディジタルデータと高次群のディ
ジタルデータの間でポインタを使用することなく、高次
群へのマッピングを行う多重化送信装置、低次群へのデ
マッピングを行う分離化受信装置を実現することを目的
とする。 【解決手段】低次群のディジタルデータを受信するデー
タ受信手段と、データ受信手段で受信した低次群のディ
ジタルデータを格納する記憶手段と、記憶手段に格納さ
れた低次群のディジタルデータを高次群のディジタルデ
ータの所定の位置へのマッピングを行うマッピング手段
を備え、データ受信手段で受信した低次群のディジタル
データを記憶手段に格納し、マッピング手段により、高
次群のディジタルデータの所定の位置へマッピングを行
うように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の低次群のデ
ィジタルデータを多重し、高次群のディジタルデータに
変換して送信する多重化送信装置、および、多重化され
た高次群のディジタルデータを低次群のディジタルデー
タに分離して出力する分離化受信装置に関する。
【0002】近年、マルチメディア通信等の普及により
各拠点を結ぶ通信ネットワークの伝送路上に多重される
データ量は増大し、ディジタル伝送装置で多重分離を行
うチャネル数は増大してきており、かかるディジタルデ
ータの多重化を行う多重化送信装置、多重化されたディ
ジタルデータの分離化を行う分離化受信装置のハードウ
ェア規模は、処理するチャネル数の増加により大きくな
ってきている。
【0003】このような多重化送信装置、分離化受信装
置のハードウェア規模を縮小することが要求されてい
る。
【0004】
【従来の技術】図14は従来例のマッピング処理を説明
する図を示す。図に示すように、1.544Mb/sの
C−11、6.312Mb/sのC−2にパス管理情報
としてのパスオーバヘッドPOH、およびポインタPT
Rを付加してTUG−2へ多重化を行い、さらにTUG
−2にパスオーバヘッドPOH、およびポインタPTR
を付加して7多重してAUG−3とし、さらにSTM−
Nへ多重する。このとき、ポインタにより、それぞれの
データの先頭位置を確認し、多重化処理を行ったあとで
も、データの先頭を検出できるようにして、ポインタ制
御による多重化処理を行っている。
【0005】以下、従来例の多重化処理としてC−2か
らSTM−0へのマッピング処理で説明する。図15は
C−2のフレーム構成を説明する図である。
【0006】C−2のフレーム構成は、それぞれ#1〜
#4の4チャネルを収容するタイムスロットTS1〜T
S24の768ビットにオーバヘッド通信チャネルビッ
トST、フレームビットFの21ビットを付加した78
9ビットが8kHzで繰り返され6.312Mb/sの
データ速度となっている。ここでは、フレームビットF
としては図に示すように「110010100」を使用
している。
【0007】図16はVC−2のフレーム構成を説明す
る図である。VC−2はC−2の#1〜#4の4チャネ
ルを収容するタイムスロットTS1〜TS24をマッピ
ングしたものであり、107バイトで1フレームを構成
している。
【0008】図17はTU−2のフレーム構成を説明す
る図である。TU−2のフレーム構成はVC−2にTU
−2ポインタを付加したものであり、108バイトの構
成となる。また、TU−2ポインタは4マルチフレーム
構成をとっており、4バイトのポインタでVC−2の管
理情報であるV5の位置を示す。
【0009】図18はTU−2からVC−3へのマッピ
ングを説明する図である。図14で説明したようにTU
−2は1つでTUG−2となり、TUG−2を7多重し
てVC−3となる。また、図17に示すようにTU−2
の108バイトを12列×9行に区切り、TUG−2の
#1の第1列〜TUG−2の#7の第1列、TUG−2
の#2の第1列〜TUG−2の#7の第2列、以下同様
にTUG−2の#1の第12列〜TUG−2の#7の第
12列の順にバイトインタリーブで多重化しVC−3と
する。
【0010】図19はVC−3からSTM−0へのマッ
ピングを説明する図である。VC−3にAUポインタを
付加してSTM−0フレームを構成する。VC−3はS
TM−0フレームのペイロードに収容され、AUポイン
タでVC−3の先頭を表示する。
【0011】かかる処理によりC−2からSTM−0へ
の多重化が行われる。図20は従来例の多重化送信装置
を説明する図である。図の多重化送信装置は図14に示
したC−11あるいはC−2からSTM−1への多重を
行うものである。
【0012】図中の10AはVC−11を終端するVC
−11終端部11A、TU−11を終端するTU−11
終端部12A、VC−2を終端するVC−2終端部13
A、TU−2を終端するTU−2終端部14Aからなる
TUG処理部であり、TUG−2を出力する。
【0013】20AはTUG処理部10Aから出力され
たTUG−2を7個バイトインタリーブで多重化するバ
イトインタリーブ部であり、21AはVC−3を終端す
るVC−3終端部、22AはAU−3を終端するAU−
3終端部、30AはSTM−1を終端するSTM−1終
端部である。
【0014】このように、低次群のディジタルデータを
高次群のディジタルデータに多重化して送信する場合、
それぞれ処理部、終端部でポインタ処理、パスオーバヘ
ッドPOH処理が必要となる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来例の多重化
送信装置ではポインタ処理、パスオーバヘッドPOHの
処理が数段に亘って必要となり、装置のハードウェア量
が大きくなってしまう。
【0016】また、高次群のディジタルデータを低次群
のディジタルデータに分離化して出力する場合も同様
に、ポインタ処理、パスオーバヘッドPOHの処理が数
段に亘って必要となる。
【0017】本発明は、低次群のディジタルデータと高
次群のディジタルデータの間で多重化処理、分離化処理
を行うとき、ポインタを使用することなく、高次群への
マッピングを行う多重化送信装置、低次群へのデマッピ
ングを行う分離化受信装置を実現しようとする。
【0018】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の第1の原
理を説明する図である。図は低次群のディジタルデータ
を高次群のディジタルデータに多重化して出力する多重
化送信装置を示す。
【0019】図中の100は低次群のディジタルデータ
を受信するデータ受信手段であり、200はデータ受信
手段100で受信した低次群のディジタルデータを格納
する記憶手段であり、300は記憶手段200に格納さ
れた低次群のディジタルデータを高次群のディジタルデ
ータの所定の位置へのマッピングを行うマッピング手段
である。
【0020】かかる構成により、データ受信手段100
で受信した低次群のディジタルデータを記憶手段200
に格納し、マッピング手段300により、装置内速度で
各フレームの先頭から読み出すことにより、高次群のデ
ィジタルデータの所定の位置にマッピングする。
【0021】このような処理により、ポインタ処理、P
OHの処理を行うことなく、低次群のディジタルデータ
を高次群のディジタルデータに多重化できるので、装置
のハードウェア規模を縮小できる。(請求項1) 図2は本発明の第2の原理を説明する図である。
【0022】図は高次群のディジタルデータを低次群の
ディジタルデータに分離化して出力する分離化受信装置
を示す。図中の200は受信した高次群のディジタルデ
ータを格納する記憶手段であり、400は受信した高次
群のディジタルデータを、記憶手段200の低次群の所
定の回線の所定のタイムスロットに対応するアドレスに
格納するデマッピング手段であり、500は記憶手段2
00に格納された高次群のディジタルデータを低次群の
ディジタルデータの所定の位置へ出力するデータ出力手
段である。
【0023】かかる構成により、受信した高次群のディ
ジタルデータを、デマッピング手段400により、低次
群の所定の回線の所定のタイムスロットに対応する記憶
手段200のアドレスに書き込み、データ出力手段50
0により低次群の速度で出力する。
【0024】このような処理により、ポインタ処理、P
OHの処理を行うことなく、高次群のディジタルデータ
を低次群のディジタルデータに分離化できるので、装置
のハードウェア規模を縮小できる。(請求項2)
【0025】
【発明の実施の形態】図3は本発明の実施の形態(1)
のブロック構成を説明する図である。(A)は多重化送
信装置の構成を示し、原理図で説明したデータ受信手段
100を同期検出部110、シリアル/パラレル変換回
路120で構成し、記憶手段200をエラスティックメ
モリ210、ライト制御部220、リード制御部230
で構成し、マッピング手段300をマッピング処理部3
10、回線選択制御部320から構成している。
【0026】図において、太線に付した斜線と8は8ビ
ットのパラレルデータであることを示す。以下の図にお
いては、斜線および数字の8は省略する。図4は本発明
のマッピング処理を説明する図を示す。以下、本発明の
マッピング処理を6.312Mb/sのC−2の7本
を、STM−0の50Mb/sに収容する例で説明す
る。
【0027】図に示すようにC−2の7本のデータ、C
−2−#1〜C−2−#7はそれぞれ独立の回線から入
力されるので、非同期で入力される。これをそれぞれ1
フレーム分のエラスティックメモリ210に書き込み、
装置内速度で各フレームの先頭から読み出しSTM−0
の固定位置にマッピングする。
【0028】図5は本発明の実施の形態(1)のS/P
変換のタイムチャートを示す。図のタイムチャートは図
3の同期検出部110が6.312Mb/sの同期パタ
ーンFを検出してフレーム同期をとり、シリアル/パラ
レル変換回路120によって、6.312Mb/sのシ
リアルデータを8ビットのパラレルデータに変換する動
作を示す。
【0029】図において、図15で説明したC−2のT
S1の#1〜#4をCH1〜CH4、TS2の#1〜#
4をCH5〜CH8(以下同様)と称する。図6は本発
明の実施の形態(1)のメモリライトのタイムチャート
を示す。
【0030】図3のライト制御部220は、アドレスを
リセットするアドレスリセット信号WRと書き込みアド
レスを生成し、エラスティックメモリ210への書込み
制御を行う。図において、ライトイネーブル信号WIに
したがってCH1〜CH3の8ビットのパラレルデータ
をエラスティックメモリ210のアドレス1〜アドレス
3に書き込む動作を示す。CH4以降についても同様の
処理を行う。
【0031】図7は本発明の実施の形態(1)のメモリ
リードのタイムチャートを示す。図のタイムチャートは
エラスティックメモリ210に書き込まれたデータを装
置内速度の6.48Mb/sで読み出す動作を示す。装
置内のフレーム位相に合わせてリード制御部230はア
ドレスリセット信号RRと読み出しアドレスを生成し読
出し処理を行う。
【0032】ここでは、図6でエラスティックメモリ2
10に書き込んだCH1〜CH3の8ビットのパラレル
データを読み出して、STM−0フレームへマッピング
を行う動作を示す。図においては、多重化したC−2の
7本の回線の中の#1の回線を選択し、#1回線のCH
1、CH2以下をマッピングする処理を示しているが、
回線選択制御部320は回線#1〜#7を順次選択し、
マッピング処理部310は選択した回線にしたがい、S
TM−0フレームの指定の位置へマッピングを行う。
【0033】図8は本発明の実施の形態(1)の多重化
送信装置の回路構成を説明する図である。図は図3の
(A)に示した多重化送信装置の回路構成を示すもので
あり、シリアル/パラレル変換回路120をシフトレジ
スタ121とデコーダ122とD−フリップフロップ回
路DF1〜DF8から構成し、同期検出部110を同期
パターン検出部111で構成し、ライト制御部220を
789進のカウンタ221で構成し、リード制御部23
0を6480進のカウンタ231とデコーダ232、回
線選択制御部320をデコーダ321とセレクタ322
で構成し、マッピング処理部310をAND回路A1〜
A8、OR回路OR1〜OR8、D−フリップフロップ
回路DF11〜DF18から構成している。
【0034】図において、カウンタ221は789進の
カウンタであり、C−2フレームの789ビットのそれ
ぞれのビット位置を検出し、CHごとの8ビットパラレ
ルデータとしての書込みを制御する。また、カウンタ2
31は6480進のカウンタであり、6.48Mb/s
のクロックにしたがって、STM−0フレームの指定の
位置に、C−2のデータをマッピングして出力する制御
を行う。
【0035】図3の(B)は分離化受信装置の構成を示
し、原理図で説明した記憶手段200をエラスティック
メモリ210、ライト制御部220、リード制御部23
0で構成し、デマッピング手段400をデマッピング処
理部410、回線選択制御部420で構成し、データ出
力手段500をパラレル/シリアル変換回路510から
構成している。
【0036】図の構成により、STM−0フレームの固
定位置にマッピングされている7回線分の6.312M
b/sのデータから、指定の1回線を選択して出力する
例で説明する。
【0037】図において、回線選択制御部420により
回線#1〜#7の7回線の中の1回線を指定し、デマッ
ピング処理部410を介して、ライト制御部220で生
成したライトアドレスにより、データの先頭からエラス
ティックメモリ210に書込みを行う。
【0038】エラスティックメモリ210に書き込まれ
たデータは速度6.312Mb/sのクロックで6Mb
/sフレームの先頭から読出しを行い、読み出した8ビ
ットパラレルデータをパラレル/シリアル変換回路51
0でをシリアルデータに変換して出力する。
【0039】図3(A)、(B)に使用するエラスティ
ックメモリの端子機能は下記の通りである。 WCK;書込みクロック入力。内蔵のクロックドライバ
を介して書込みカウンタを歩進させる。また、書込み側
データ、制御信号の読込みタイミングを与える。停止時
はWCK=1とする。
【0040】WDT1〜8;書込みデータ入力。書込み
クロックの立ち上がりで書き込まれ、書込みカウンタで
指定されるメモリセルに保持される。 WR;書込みカウンタを先頭アドレスにリセットする負
極性制御信号入力。
【0041】WI;書込みカウンタの歩進を禁止する負
極性制御信号入力。XWRに優先する。 RI;読出しカウンタの歩進を禁止する負極性制御信号
入力。XRRに優先する。
【0042】RR;読出しカウンタを先頭アドレスにリ
セットする負極性制御信号入力。 RDT1〜8;読出しデータ出力。読出しクロックの立
ち上がりで読出しカウンタで指定されるメモリセルの内
容を出力する。
【0043】RCK;読出しクロック入力。内蔵のクロ
ックドライバを介して読出しカウンタを歩進させる。停
止時はRCK=1とする。
【0044】エラスティックメモリ210は上述の端子
からデータ、制御信号を入力することにより、本発明の
マッピング、デマッピング処理を行う。図9は本発明の
実施の形態(1)の低次群データ抽出のタイムチャート
を示す。
【0045】(A)は書込みタイムチャートを示す。S
TM−0の6.48Mb/sのクロックに同期してST
M−0のデータが入力され、これを回線選択制御部42
0からの回線選択信号により、例えば、回線#1を選択
してESライトイネーブル信号によりエラスティックメ
モリ210に8ビットのパラレルデータとして書込みを
行う。
【0046】(B)は読出しタイムチャートを示す。エ
ラスティックメモリ210の読出しは6.312Mb/
sのクロックでデータを読み出す。このとき、ESリー
ドイネーブル信号の5クロック経過後にデータを出力す
るようにしている。図9においては、回線#1のデータ
を出力するタイムチャートで説明しているが、他の回線
のデータを出力するときは、該当する回線のタイミング
位置に回線選択信号を出力することにより、指定の回線
のデータを出力することができる。
【0047】図10は本発明の実施の形態(1)の分離
化受信装置の回路構成を説明する図である。図は図3の
(B)に示した多重化送信装置の回路構成を示すもので
あり、ライト制御部220を6480進のカウンタ22
1とデコーダ222で構成し、リード制御部230を7
89進のカウンタ231とデコーダ232、デマッピン
グ処理部410をDF1〜DF8から構成し、回線選択
制御部420をデコーダ421とセレクタ422で構成
し、パラレル/シリアル変換回路510をシフトレジス
タ511から構成している。
【0048】また、図3の(A)、(B)では、独立し
た多重化送信装置、分離化受信装置として説明したが、
かかる多重化機能、分離化機能を備えた多重分離化送受
信装置として構成することも可能である。
【0049】図11は本発明の実施の形態(2)のブロ
ック構成を説明する図を示す。(A)は実施の形態
(2)の多重化送信装置を示し、実施の形態(1)では
エラスティックメモリを使用していたものを、低次群デ
ータ(ここでは1.544Mb/s)をCH1〜CH2
4(8ビットパラレルデータ)に分離して、ラッチする
ラッチ部600を設けて構成したものである。
【0050】マッピング制御部620はマッピング部6
10を介してラッチ部600でラッチした低次群のデー
タを高次群のデータの指定の位置にマッピングすること
により、例えば、STM−0の高次群のデータを出力す
る。
【0051】(B)は実施の形態(2)の分離化受信装
置を示し、高次群データ、ここでは、STM−0フレー
ムの固定位置にマッピングされたデータを、デマッピン
グ制御部720がフレームパルスを基準にデマッピング
部710でCH1〜CH24のチャネルごとの8パラレ
ルのデータに分離し、分離したデータをラッチ部700
でラッチしたのち1.544Mb/sの低次群のデータ
して出力する。
【0052】図12は本発明の実施の形態(2)のデー
タラッチによるマッピングタイムチャートを示す。図は
図11で説明した処理をタイムチャートとして表したも
のである。
【0053】1.544Mb/sのシリアルデータは8
ビットの24チャネルのデータが8KHzの周期で繰り
返される。これを8ビットパラレルの24チャネルのデ
ータに変換したのちラッチ部600でラッチする。これ
を、マッピング制御部620の制御によりマッピング部
がSTM−0フレームの指定の位置にマッピングする。
【0054】図13は本発明の実施の形態(3)のブロ
ック構成を説明する図である。図はライトアドレスとリ
ードアドレスの接近によるエラスティックメモリ210
の誤動作を回避するものであり、図3(A)の構成に、
ライト制御部220とリード制御部230の生成するア
ドレスの位相関係を監視する位相監視部800と、入力
データを遅延させる遅延回路810と、入力データと入
力データを遅延させたデータの何れかを選択して出力す
るセレクタ820を追加して構成したものである。
【0055】エラスティックメモリ210の動作保証と
して、ライトアドレスとリードアドレスは5クロック以
上離れていることが必要である。本発明では、書込み側
の速度と読出し側の速度が異なっているので、アドレス
が次第に接近してくる。アドレスが接近してきて5クロ
ック以内になった場合、セレクタ820は遅延回路81
0で遅延させたデータを選択することによりアドレスの
接近を防ぎエラスティックメモリ210の誤動作を防止
する。
【0056】
【発明の効果】本発明によれば、C−11、C−2の低
次群データから、STM−Nの高次群へのマッピングお
よび、STM−Nの高次群からC−11、C−2の低次
群データへのデマッピング行うとき、POH処理、ポイ
ンタ処理を行うことなくマッピング、デマッピングが可
能となるので、装置のハードウェア規模を減少すること
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の原理を説明する図
【図2】 本発明の第2の原理を説明する図
【図3】 本発明の実施の形態(1)のブロック構成を
説明する図
【図4】 本発明のマッピング処理を説明する図
【図5】 本発明の実施の形態(1)のS/P変換のタ
イムチャート
【図6】 本発明の実施の形態(1)のメモリライトの
タイムチャート
【図7】 本発明の実施の形態(1)のメモリリードの
タイムチャート
【図8】 本発明の実施の形態(1)の多重化送信装置
の回路構成を説明する図
【図9】 本発明の実施の形態(1)の低次群データ抽
出のタイムチャート
【図10】 本発明の実施の形態(1)の分離化受信装
置の回路構成を説明する図
【図11】 本発明の実施の形態(2)のブロック構成
を説明する図
【図12】 本発明の実施の形態(2)のデータラッチ
によるマッピングタイムチャート
【図13】 本発明の実施の形態(3)のブロック構成
を説明する図
【図14】 従来例のマッピング処理を説明する図
【図15】 C−2のフレーム構成を説明する図
【図16】 VC−2のフレーム構成を説明する図
【図17】 TU−2のフレーム構成を説明する図
【図18】 TU−2からVC−3へのマッピングを説
明する図
【図19】 VC−3からSTM−0へのマッピングを
説明する図
【図20】 従来例の多重化送信装置を説明する図
【符号の説明】
100 データ受信手段 110 同期検出部 111 同期パターン検出部 120 シリアル/パラレル変換回路 121、511 シフトレジスタ 122、222、232、321、421、512 デ
コーダ 200 記憶手段 210 エラスティックメモリ 220 ライト制御部 221、231 カウンタ 230 リード制御部 300 マッピング手段 310 マッピング処理部 320、420 回線選択制御部 322、422、820 セレクタ 400 デマッピング手段 410 デマッピング処理部 500 データ出力手段 510 パラレル/シリアル変換回路 600、700 ラッチ部 610 マッピング部 620 マッピング制御部 710 デマッピング部 720 デマッピング制御部 800 位相監視部 810 遅延回路 10A TUG処理部 11A VC−11終端部 12A TU−11終端部 13A VC−2終端部 14A TU−2終端部 20A バイトインタリーブ部 21A VC−3終端部 22A AU−3終端部 30A STM−1終端部 DF1〜DF8、DF11〜DF18 フリップフロッ
プ回路 A1〜A8 AND回路 OR1〜OR8 OR回路
フロントページの続き (72)発明者 中西 芳和 福岡県福岡市博多区博多駅前三丁目22番8 号 富士通九州ディジタル・テクノロジ株 式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディジタル同期通信において、 低次群のディジタルデータを受信するデータ受信手段
    と、 前記データ受信手段で受信した低次群のディジタルデー
    タを格納する記憶手段と、 前記記憶手段に格納された低次群のディジタルデータを
    高次群のディジタルデータの所定の位置へのマッピング
    を行うマッピング手段を備え、 前記データ受信手段で受信した低次群のディジタルデー
    タを前記記憶手段に格納し、マッピング手段により、高
    次群のディジタルデータの所定の位置へマッピングを行
    うことを特徴とする多重化送信装置。
  2. 【請求項2】 ディジタル同期通信において、 受信した高次群のディジタルデータを格納する記憶手段
    と、 受信した高次群のディジタルデータを、記憶手段の低次
    群の所定の回線の所定のタイムスロットに対応するアド
    レスに格納するデマッピング手段と、 前記記憶手段に格納された高次群のディジタルデータを
    低次群のディジタルデータの所定の位置へ出力するデー
    タ出力手段を備え、 受信した高次群のディジタルデータを前記デマッピング
    手段により、低次群の所定の回線の所定のタイムスロッ
    トに対応する記憶手段のアドレスに書き込み、前記デー
    タ出力手段により低次群の所定の回線の所定の位置に出
    力することを特徴とする分離化受信装置。
  3. 【請求項3】 ディジタル同期通信において、 低次群のディジタルデータを格納する格納手段と、 前記データ受信手段で受信した低次群のディジタルデー
    タを高次群のディジタルデータの所定の位置へのマッピ
    ングを行うマッピング手段を備えた多重化装置と、 受信した高次群のディジタルデータを格納する格納手段
    と、 高次群のディジタルデータを、前記記憶手段の低次群の
    所定の回線の所定のタイムスロットに対応するアドレス
    に格納するデマッピングデマッピング手段を備えた分離
    化受信装置とを有することを特徴とする多重分離化送受
    信装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の多重化送信装置において
    低次群のディジタルデータを受信するデータ受信手段
    と、 前記データ受信手段で受信した低次群のディジタルデー
    タをチャネルごとにラッチするラッチ手段を設け、 前記ラッチ手段でラッチした低次群のディジタルデータ
    を高次群の所定の位置にマッピングすることを特徴とす
    る多重化送信装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の多重化送信装置において
    前記記憶手段に書き込みを行うライトアドレス信号と、
    前記記憶手段からの読み出しを行うリードアドレス信号
    との接近を検出して、遅延処理を行う遅延挿脱部を設け
    たことを特徴とする多重化送信装置。
JP8561298A 1998-03-31 1998-03-31 多重化送信装置、分離化受信装置および多重分離化送受信装置 Withdrawn JPH11284590A (ja)

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