JP3512542B2 - 積層型コンデンサ - Google Patents

積層型コンデンサ

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JP3512542B2 JP33073895A JP33073895A JP3512542B2 JP 3512542 B2 JP3512542 B2 JP 3512542B2 JP 33073895 A JP33073895 A JP 33073895A JP 33073895 A JP33073895 A JP 33073895A JP 3512542 B2 JP3512542 B2 JP 3512542B2
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明宏 金内
成一 小泉
浩文 戸田
伊藤  隆
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、積層型コンデンサ
に関し、特にAgまたはCu主成分の内部電極を備えた
高周波領域で好適に使用される積層型コンデンサに関す
るものである。
【0002】
【従来技術】従来、一般に積層型磁器コンデンサは、表
面に内部電極ペーストが塗布されたシート状の誘電体グ
リーンシートを複数枚積層するとともに、各シートの内
部電極ペーストを交互に並列に一対の外部接続用電極に
接続し、これを焼結一体化することにより形成されてい
る。このような積層型磁器コンデンサは、近年のエレク
トロニクスの発展に伴い電子部品の小型化が急速に進行
し、広範な電子回路に使用されるようになってきてい
る。
【0003】従来の誘電体磁器組成物として、低誘電損
失(Q値が高い)で、誘電率の温度係数の小さい誘電体
磁器組成物として、MgO−CaO−TiO2の3成分
組成の磁器組成物が知られている。この組成物は比誘電
率が20程度、7〜8GHzにおけるQ値が8000程
度、比誘電率の温度係数が0近傍の値と優れた誘電特性
を有する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この組
成物は1300℃以上の高温で焼結する必要があり、こ
の材料を積層型磁器コンデンサの誘電体として使用した
場合、内部電極は前記誘電体磁器の焼結温度にて溶融す
ることなく、かつ酸化することがない高価な貴金属であ
るパラジウム(融点1555℃)またはその合金が使用
され、特に静電容量が大きいものでは内部電極枚数が大
となってコスト高となるという問題があった。即ち、従
来の積層コンデンサは容積効率が高く、その他誘電的特
性に優れ且つ高信頼性にあるにも拘らず、価格面がその
発展に大きな障害となっていた。そこで、内部電極とし
て安価な卑金属であるNiを使用することが実用化され
つつある。
【0005】しかしながら、Ni、Pdは導体抵抗が大
きく、内部電極として使用すると、等価直列抵抗(ES
R)や素子のQ値が大きくなるという欠点を有し、特に
高周波領域での使用が困難となる。
【0006】そこで係る問題を解消するために、導体抵
抗の小さいAg、Cu及びAu等の金属を導体として採
用し、低温で同時焼成できる誘電体セラミックスが要求
されている。さらに、最近の高周波用電子部品に対する
小型化と高性能化の要求に応えるために、特定の周波数
領域で比誘電率εrを高くすることにより共振回路やイ
ンダクタンスの小型化を可能とし、また、誘電体セラミ
ックスのQ値が高い積層型コンデンサが要求されてい
る。
【0007】本発明は上記課題に鑑みなされたもので、
1050℃以下の低温で、AgまたはCuを主成分とす
る内部電極と同時に焼成でき、比誘電率εrやQ値が高
く、静電容量の温度係数が比較的小さい等の特長を有
し、特に高周波領域において、小型で高性能の積層型コ
ンデンサを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決する手段】本発明の積層型コンデンサは、
誘電体層と内部電極層とを交互に積層してなる積層型コ
ンデンサにおいて、前記誘電体層が、組成式(100−
X)MgTiOCaTiO(但し、式中Xは重
量比を表し、1≦X≦15)で表される主成分100重
量部に対して、硼素含有化合物をB換算で3〜2
0重量部、アルカリ金属含有化合物を該アルカリ金属炭
酸塩換算で1〜10重量部添加含有してなる組成物を焼
成してなり、添加される硼素含有化合物とアルカリ金属
含有化合物が主成分の構成元素であるMg、Ti、Ca
の一部と反応し、ガラス相または結晶相を生成し、(M
g、Ca)TiO粒子の間の粒界に、あるいは、(M
g、Ca)TiO粒子、MgTiO粒子、CaTi
粒子、MgO粒子、CaO粒子、TiO粒子との
間の粒界に存在するとともに、前記内部電極層がAgま
たはCuを主成分とされ、1GHzでのESR(絶縁抵
抗)が20〜30mΩであることを特徴とするものであ
る。
【0009】また、主成分100重量部に対して、硼素
含有化合物をB23換算で5〜20重量部、アルカリ金
属含有化合物を該アルカリ金属炭酸塩換算で3〜10重
量部、B23換算での硼素含有化合物とアルカリ金属炭
酸塩換算でのアルカリ金属含有化合物の合量を9重量部
以上添加含有してなる組成物を焼成してなるとともに、
前記内部電極層がAgを主成分とする積層型コンデンサ
である。
【0010】
【作用】本発明の積層型コンデンサは、1050℃以下
の比較的低温で、AgまたはCuを主成分とする導体金
属と同時焼成でき、Q値が高く、かつ静電容量の温度係
数TCCを小さくでき、特に高周波領域で優れた特性を
示すものである。
【0011】そして、本発明においては、硼素含有化合
物とアルカリ金属含有化合物を同時に添加含有すること
に特徴があるが、その理由について説明する。上記主成
分に対して硼素含有化合物のみを配合した場合には、そ
の配合量が少ないと焼成温度を十分に低下させることが
できず、Ag,Cuの融点温度以下の温度で焼結させる
ことができない。
【0012】また、配合量が多いと焼結温度は低下する
が、硼素含有化合物は、焼成時等の高温下で主成分のM
gTiO3−CaTiO3系と反応するので、配合量が多
すぎた場合は、焼成後において未反応のMgTiO3
CaTiO3の残存量が少なくなり、高いQ値を維持す
ることができない。従って、硼素含有化合物のみを添加
した場合には、低い焼結温度と高周波領域における優れ
た誘電特性が共に優れた積層型コンデンサの誘電体層を
得ることが困難となるからである。
【0013】即ち、硼素含有化合物のみを添加した場合
は、その添加量がB23換算で3重量部未満では焼結温
度が1050℃以下にはならない。また、B23換算で
20重量部よりも多い場合には焼結温度を1050℃以
下に低下できるが、硼素含有化合物は焼成時等高温下に
おいて上述したようにMgTiO3−CaTiO3と反応
するため、Q値が低下してしまうからである。
【0014】この組成物の場合、硼素含有化合物の添加
による組成物の焼結温度低下効果と焼成後の磁器組成物
の誘電特性向上効果とは背反関係にあり、硼素含有化合
物のみを添加した組成物では、低い焼結温度と高いQ値
等の優れた誘電特性とを共に備えた組成物を得ることが
困難である。
【0015】一方、主成分にLi,Na等のアルカリ金
属含有化合物のみを添加した場合には、たとえ添加量を
増加させたとしても、組成物の焼結温度を低下させるこ
とが殆どできず、1050℃以下で焼結できる組成物を
得ることができない。
【0016】これに対して、硼素含有化合物とアルカリ
金属含有化合物とを、各々特定量比で組み合わせ添加配
合した本発明の組成物では、硼素含有化合物とMgTi
3−CaTiO3系等との過度の反応が抑制され、か
つ、硼素含有化合物のみの添加の場合と比較してさらに
焼結温度を低下させることができると同時にQ値の低下
を抑制できる。
【0017】本発明においては、特に、主成分100重
量部に対して、硼素含有化合物をB23換算で5〜20
重量部、アルカリ金属含有化合物を該アルカリ金属炭酸
塩換算で3〜10重量部、B23換算での硼素含有化合
物とアルカリ金属炭酸塩換算でのアルカリ金属含有化合
物の合量を9重量部以上とすることにより、焼結温度を
より低下させることができ、Agを主成分とする内部導
体と同時に焼成することができる。
【0018】本発明は、上記した特定組み合わせ配合組
成により、従来困難とされていた誘電体磁器組成物の焼
結温度の低温度化とQ値、静電容量の温度係数TCC等
の誘電特性の高性能化を同時に達成したもので、Agま
たはCuを主成分とする金属導体との同時焼成が可能で
あるとともに、高性能でかつ小型化された積層型コンデ
ンサが得られるのである。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の積層型コンデンサは、組
成式が(100−x)MgTiO3CaTiO3(但
し、式中xは重量比を表し、1≦x≦15)で表される
主成分100重量部に対して、硼素含有化合物をB23
換算で3〜20重量部、リチウム含有化合物をLi2
3換算で1〜10重量部添加してなる誘電体層と、A
gまたはCuを主成分とする内部電極とを交互に積層し
てなるものである。
【0020】出発原料をMgTiO3とCaTiO3にす
ることにより、結晶として(Mg、Ca)TiO3
子、またはMgTiO3粒子およびCaTiO3粒子を多
く含有させることができるようになり、Q値を向上で
き、温度係数の制御を容易に行うことができる。ここ
で、CaTiO3の重量比xを1≦x≦15としたの
は、CaTiO3の重量比xが1未満の場合には、静電
容量の温度係数が負に大きく、また、前記重量xが15
を越える場合には静電容量の温度係数が正に大きくずれ
るからである。よって、CaTiO3の重量比xは1〜
15に特定され、とりわけ、静電容量の温度特性の観点
からは、4〜9が望ましい。
【0021】そして、上記の組成物と同様の理由によ
り、主成分100重量部に対して、硼素含有化合物をB
23換算で3〜20重量部、アルカリ金属含有化合物を
該アルカリ金属炭酸塩換算で1〜10重量部添加してな
るものである。
【0022】内部電極層は、上記と同様AgまたはCu
を主成分とするものである。
【0023】尚、本発明においては、誘電特性に悪影響
を及ぼさない範囲でSi、Zn、Mn、Na、K、Zr
等の酸化物を添加含有しても良く、この場合、さらに低
温焼成が可能となる。
【0024】本発明の積層コンデンサの誘電体層は、添
加される硼素含有化合物とアルカリ金属含有化合物は主
成分の構成元素であるMg、Ti、Caの一部と反応
し、ガラス相または結晶相を生成し、(Mg、Ca)T
iO3粒子の間の粒界に、あるいは、(Mg、Ca)T
iO3粒子、MgTiO3粒子、CaTiO3粒子、Mg
O粒子、CaO粒子、TiO2粒子との間の粒界に存在
することとなる。硼素については焼結体をX線マイクロ
アナライザー(XMA)により観察することにより粒界
に存在することを確認した。リチウムについては現在の
ところ確認されていない。しかし、リチウムを全く添加
しない場合、主成分中のMg、Ca、Tiが粒界中のB
の側に拡散し、ガラス相を形成していたが、リチウムを
添加することによって、その拡散の割合が少なくなっ
た。この結果からリチウムは硼素とともに粒界中に存在
していると推定している。
【0025】本発明の積層コンデンサでは、誘電体層に
(Mg、Ca)TiO3を多く含有することが最も好適
であり、次に、MgTiO3とCaTiO3を多く含有す
ることがよい。この点からいえば、組成式(100−
x)MgTiO3−xCaTiO3(1≦x≦15)で表
される主成分に対して、所定量の硼素含有化合物および
アルカリ金属含有化合物を添加した誘電体磁器組成物を
誘電体層として用いることが最も望ましい。
【0026】本発明の誘電体磁器組成物は、例えば、M
gCO3、CaCO3、TiO3の各原料粉末を所定量と
なるように秤量し、混合粉砕し、これを1100〜13
00℃の温度で大気中で1〜3時間仮焼する。得られた
仮焼物に例えばB23とLi2CO3の各粉末を所定量と
なるように秤量し、混合粉砕し、ドクターブレード法等
により成形し、得られたグリーンシートに、内部電極と
してAgまたはCuペーストをスクリーン印刷法等によ
り印刷後、このAgまたはCuペーストを塗布したグリ
ーンシートを複数積層し、必要により熱圧着プレス、カ
ットし、脱バインダー処理後、900〜1050℃にお
いて0.5〜2時間焼成を行い、バレル研摩後端子電極
を焼き付け、メッキすることにより本発明の積層型コン
デンサが得られる。
【0027】
【実施例】
【0028】実施例1 先ず、純度99%以上のMgTiO3、CaTiO3の各
原料粉末を表1に示す重量比で秤量し、該原料粉末に媒
体として純水を加えて24時間、ジルコニアボールを用
いたボールミルにて混合した後、該混合物を乾燥し、次
いで該乾燥物を1200℃の温度で大気中1時間仮焼し
た。得られた仮焼物にB23粉末とLi2CO3粉末を表
1に示す割合となるように秤量し、分散剤、分散媒とと
もに24時間ボールミルにて混合し、原料スラリーを調
整した。このスラリーに有機バインダー、可塑剤を加
え、十分撹拌後ドクターブレード法によりフィルム状に
成形した。このフィルムに、内部電極用に調整したAg
ペースト(Ag,分散剤,ビヒクル)またはCuペース
ト(Cu,分散剤,ビヒクル)をスクリーン印刷法によ
り印刷し、AgまたはCuペーストを塗布したシートを
10層積層し、熱圧着した後、所定形状に切断して試料
を得た。
【0029】この試料を、大気中300℃の温度で4時
間加熱して脱バインダー処理し、引き続いて表1に示す
各温度で大気中で1時間焼成した。また、内部電極用の
Cuペーストである試料を、窒素雰囲気中700℃の温
度で4時間加熱して脱バインダー処理し、引き続いて表
1に示す各温度で窒素雰囲気中1時間焼成した。この
後、バレル研磨後、外部電極用に調整したCuペースト
(Cu、分散剤、ビヒクル、ガラス)を端面に塗布し、
700℃で大気中で焼付け、その表面にメッキ処理を行
い外部電極とし、外形寸法が2.0mm×1.25mm
×0.65mmであり、誘電体厚みが25μmで誘電体
積層数が10層の積層型コンデンサを作製した。
【0030】また、比較例として、表1のNo.3組成
のフィルムを上記の手法と同様に作製し、このフィルム
に、内部電極用に調整したPdペーストをスクリーン印
刷法により印刷し、積層、熱圧着後切断して試料を得
た。この結果を表1の試料No.23に示す。
【0031】次にこれらの評価試料を、LCRメーター
4284Aを用いて、周波数1.0MHz、入力信号レ
ベル1.0Vrmsにて静電容量を測定した。静電容
量、誘電体積層数、有効電極面積、誘電体厚みから比誘
電率を測定した。また、インピーダンスアナライザー4
291Aを用いて、1GHzでの、絶縁抵抗(ES
R)、およびQ値を測定した。また、−55〜125℃
における静電容量の変化率を算出した。この静電容量の
変化率TCCは、TCC=[(C-55−C125)/C25
/180×106(ppm/℃)により求めた。ここ
で、C-55は−55℃での静電容量であり、C125は12
5℃での静電容量であり、C25は25℃での静電容量を
示す。この結果を表1に示す。
【0032】
【表1】
【0033】この表1によれば、本発明の積層コンデン
サでは、900〜1050℃の比較的低温で焼成でき、
さらに比誘電率εrが19以上、1GHzでのQ値が2
20以上、かつ静電容量の温度係数TCCが±60pp
m/℃以内の優れた特性を有することがわかる。
【0034】
【発明の効果】以上詳述した通り、本発明の積層コンデ
ンサは誘電体層が、所定の組成からなる主成分に対し
て、硼素含有化合物をB23換算で3〜20重量部、ア
ルカリ金属含有化合物を該アルカリ金属炭酸塩換算で1
〜10重量部添加した誘電体磁器組成物から構成したの
で、焼成温度が900〜1050℃の範囲であり、Ag
あるいはCuを主成分とする内部電極と同時焼成が可能
であり、高周波領域において、高い比誘電率を有すると
ともに、Q値も高く、かつ静電容量の温度特性も優れ、
特に高周波領域において、小型かつ高性能な積層型コン
デンサを得ることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西 幸宏 鹿児島県国分市山下町1番1号 京セラ 株式会社鹿児島国分工場内 (56)参考文献 特開 平8−208330(JP,A) 特開 平5−266711(JP,A) 特開 平7−326540(JP,A) 特開 平4−83751(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01G 4/12 H01G 4/30

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】誘電体層と内部電極層とを交互に積層して
    なる積層型コンデンサにおいて、前記誘電体層が、組成
    式(100−X)MgTiOCaTiO(但
    し、式中Xは重量比を表し、1≦X≦15)で表される
    主成分100重量部に対して、硼素含有化合物をB
    換算で3〜20重量部、アルカリ金属含有化合物を該
    アルカリ金属炭酸塩換算で1〜10重量部添加含有して
    なる組成物を焼成してなり、添加される硼素含有化合物
    とアルカリ金属含有化合物が主成分の構成元素であるM
    g、Ti、Caの一部と反応し、ガラス相または結晶相
    を生成し、(Mg、Ca)TiO粒子の間の粒界に、
    あるいは、(Mg、Ca)TiO粒子、MgTiO
    粒子、CaTiO粒子、MgO粒子、CaO粒子、T
    iO粒子との間の粒界に存在するとともに、前記内部
    電極層がAgまたはCuを主成分とされ、1GHzでの
    ESR(絶縁抵抗)が20〜30mΩであることを特徴
    とする積層型コンデンサ。
  2. 【請求項2】主成分100重量部に対して、硼素含有化
    合物をB換算で5〜20重量部、アルカリ金属含
    有化合物を該アルカリ金属炭酸塩換算で3〜10重量
    部、B換算での硼素含有化合物とアルカリ金属炭
    酸塩換算でのアルカリ金属含有化合物の合量を9重量部
    以上添加含有してなる組成物を焼成してなるとともに、
    前記内部電極層がAgを主成分とすることを特徴とする
    請求項1記載の積層型コンデンサ。
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