JP3512395B2 - 紙製食器 - Google Patents

紙製食器

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JP3512395B2
JP3512395B2 JP2001234313A JP2001234313A JP3512395B2 JP 3512395 B2 JP3512395 B2 JP 3512395B2 JP 2001234313 A JP2001234313 A JP 2001234313A JP 2001234313 A JP2001234313 A JP 2001234313A JP 3512395 B2 JP3512395 B2 JP 3512395B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば各種の野
外イベントや立食パーティなどにおいて使用される紙製
食器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、野外イベントなど多数の人が集合
する会場において食事をとる場合、使い捨てタイプの食
器が使用されている。例えば、コーティングまたはラミ
ネートてされた防湿紙、アルミホイルあるいは発泡プラ
スチックなどを素材として折り紙式の組立て、或いは型
押しなどにより成形された皿、コップ、ドンブリ鉢など
各種の食器がある。
【0003】これらのうち、アルミホイルは清潔感に優
れた素材であるが、ホイル自体が薄く形成されており十
分な強度を持っていない。ために、食器の側壁部分に波
形の補強リブを形成して極浅い皿として使用されている
が深い鉢などには適していない。さらに、アルミニウム
という製造コストの高い有用資源をこのような使い捨て
食器に使用することは決して望ましいものではない。一
方、発泡プラスチックは成形性に優れ、軽量で耐熱性も
よく、液体などの付着による変色、着色がなく衛生的で
あるなどの諸性質を併せ有することから、浅い皿は勿
論、深い鉢などにも適用されている。次に、樹脂コーテ
ィングされた厚紙は、材質自体に伸展性がないことから
平面に対して立ち上がり量の多い鉢などの成形は困難で
あり、比較的浅い皿の素材として使用されているに過ぎ
ない。
【0004】上記の三種類の素材は、食器として使用済
み後には投棄され焼却されることになる。このうち、発
泡プラスチックは燃焼カロリーが大きく燃焼炉の耐用命
数に悪影響があり、アルミホイルのものは完全には燃焼
せず、焼却残灰中に残ることが屡々であり、さらには有
効資源の浪費であることは前記の通りである。これに対
して、紙または樹脂コーティング紙を用いた食器は経済
的であり、使用後は焼却炉中における助燃剤としての有
用性をも有しているのである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記のように
紙には十分な伸展性がなくプレスと金型による型押し加
工によっても立ち上がり量の大きなドンブリ鉢や椀を成
形することが困難であった。本発明はこのような従来の
使い捨て紙製食器において未開発分野、すなわち、立ち
上がり量の大きい所謂深物の食器を、防湿処理を施した
或いは防湿紙を被覆ないし重ね合わせた厚紙を用いて形
成しようとするものである。しかも、その鉢の底壁部分
が接地(または台)しない「上げ底状」に形成して、台
上に置いて安定し、手に持って該容器の底に掛けた指が
滑ることなく安定感が得られ野外イベントや立食パーテ
ィなどの使用において最適な食器の開発を課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに請求項1の発明は、厚紙等に予め折目線を刻設し、
この折目に従って折半折り、または半折りにして容器又
は食器に形成するブランクにおいて、底壁対応部位の形
状を該容器または食器の各側壁間接合部の数より多い角
数の方形として第1の半折り用折目線を刻設し、その折
目線において四角形を形成する位置の頂角からはブラン
ク外周縁まで放射方向に折半用折目線と該折半用折目線
の基部から左右に20〜45°開いた第3の半折り用折
り目線を、残余の頂角からはブランク外周縁までの放射
方向に第2の半折り用折目線とその隣接基部を連結し前
記頂角を内接する直線状または円弧状の第4の折目線そ
れぞれ刻設することを手段として上げ底型の食器を形成
できるブランクとした。
【0007】請求項2に係る発明は、ほぼ円形のブラン
クにおいて、該ブランクと同心円に内接して食器の底壁
対応部位(3)を八角形に囲障する折目線(3a)と、
該八角形の各頂角(3b)からブランクの外周縁に達す
る放射方向の折目線(3c)および折半用折目線(3
d)を交互に、更に、該折半用折目線(3d)の基部を
起点として左右に20〜40°傾斜して該ブランク外周
縁に達する折目線(3e、3e)と、前記放射方向折目
線(3c)の基部間をつなぐ円弧状折目線(3f)を該
八角形内に、それぞれ刻設することを手段として上げ底
タイプの食器が得られるものとした。
【0008】請求項3に係る発明は、ほぼ円形のブラン
ク(11)において、該ブランクと同心円に内接して食
器の底壁対応部位(13)を八角形に囲障する折目線
(13a)と、該八角形の各頂角(12b、13b)か
らブランクの外周縁に達する放射方向の折目線(12
c)および折半用折目線(13d)を交互に、更に、該
折半用折目線(13d)の基部を起点として左右に20
〜45°傾斜して該ブランク外周縁に達する折目線(1
3e)と、前記隣接する放射方向折目線(12c)の基
部(12b,12b)間をつなぐ直線状折目線(13
f)を該八角形内に、それぞれ刻設したことを手段とし
て上げ底タイプの食器が得られるブランクとした。
【0009】請求項4に係る発明は、ほぼ円形または長
円のブランク(4)の中央に食器の底壁となるべき長方
状八角形を、相対向する台形状折目線(4b,4i,4
b)と該折目線のそれぞれ両端を結ぶ長辺側折目線(4
c、4c)とにより区画すると共に、該ブランクの中心
から前記両台形状折目線の上辺(4i)中央を貫通し外
周縁に達する第四の折目線(4x)と、前記長辺側折目
線(4c)の両端から該ブランクの外周縁まで、且つ、
該長辺(4c)に対して左右135°外方に開いて折半
用折目線(4d)とをそれぞれ形成し、さらに、その折
半用折目線(4d)に基端を同じくして左右に20〜4
5°の角度を開いた折目線(4e、4e)、および前記
台形の上辺側折目線(4i)と斜辺側折目線(4b、4
b)の交点から該ブランク外周縁に達する若干外開き状
の折目線(4h、4h)を、刻設することを手段として
上げ底タイプの食器が得られるブランクとした。
【0010】前記請求項1〜4のブランクにおいては、
底壁に対応する部位を囲障した折り目線を内折りし、側
壁相当部を区画した折半用折目線も内折りし、その折半
用折目線の起点を同じくして左右に傾斜した第三折目線
を外折りしで、これによってできる二つの三角状部を互
いに密着させて一体化した三角状接合片として、これを
それぞれ隣接の二側面に付着させて立体化することによ
り上げ底状の食器とするものである。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て具体的に説明する。
【0012】腰のある厚紙(例えば厚さ0.3〜1.0
mm)を所定の形状に裁断して所要の折り目線を刻設
し、この折り目線を基準に折り曲げることによって容器
または食器状に立体化するブランクにおいて、該容器ま
たは食器(以後、容器を含めて食器と略称する。)の底
壁に対応する部位の形状を該食器の各側壁間接合片の数
より多い角数、例えば、各側壁間接合片が4カ所である
とき、底壁対応部形状を八角形状の方形とし、その底壁
対応部八角を囲障する第1の半折り用折目線を刻設し、
更に、その八角のそれぞれの頂角から該ブランクの外周
までに達する折半用折目線と第2の半折用折目線とを交
互に、かつ、その折半用折目線基部から左右に先開状に
なる第3の折目線を、また、隣接する折半用折目線の基
部すなわち、該底壁囲障の八角の頂角部分に内接する直
線状または円弧状の第4の折目線をそれぞれ刻設する。
【0013】ここに折半用折目線とはその折目線を外
(内)折りしてその左右のブランク面を密接させるに十
分な押圧または刻設をなしたものを、半折用の折目線は
折り曲げ量の小さい部位に適合する押圧または刻設を意
味するものとする。なお、以下において折半用折目線に
対する半折用折目線を単に「折り目線」と略記する。
【0014】前記の折半用折目線、折目線を刻設したブ
ランクにおいて、先ず、四方の折半用折目線を外折りし
てその左右の先開状第3折目線までを密着させて三角状
の接合片を形成する。この接合片を形成することにより
該ブランクは四側面を立体状に起立させることになる。
その起立した四側面の対向する二辺に該三角状接合片を
左右それぞれから折り曲げ、接着剤などにより付着させ
る。
【0015】これによって平面視ほぼ四辺形の食器が形
成されるが、前記のように底壁対応部を囲障する折り目
線が八角などの多角形であることから、その食器には側
壁と底壁との間で歪みを生じることになる。この歪みは
前記の第2の半折用折目線を外折り状に曲折させて該食
器を平面視ほぼ八角形に変形させると共に、前記底壁対
応部囲障第1折目線とその頂角に内接して刻設した第4
折目線とに囲まれた部分が三角状接合片の基部を基点と
して中高状に傾斜し、その内接第4折目線に囲われた底
壁中央面が上昇することになる。これによって、食器は
所謂上げ底状の形状となる。
【0016】以下に、実施例を示した図面に従ってより
具体的に説明する。図1〜図8は、この発明に係る紙製
の食器(A)の実施例を示したものであり、この紙製食
器は図1,図3,図6に見られるように、底壁の周縁形
状が側壁を立体化するための連結片の数より多い頂角を
有する多角形状とした折り目線を有するものであり、こ
れによって該食器(A)の底壁が中高状に形成されるこ
とを特徴とするものである。
【0017】図1は実施例の1で、ほぼ八角形に近く曲
折した側壁になる食器(A)である。その素材1には腰
のある厚紙(例えば厚さ0.3〜1.0mm)が使用さ
れる。その表面にプラスチック等の防湿剤がコーティン
グされたもの、防湿紙を付着せしめたものなどが望まし
い。また、この厚紙と同程度の腰を有するプラスチック
フィルムを使用することも可能である。後記の各種実施
例においてもこのような素材が使用されることは勿論で
ある。
【0018】図1は食器を成形するために裁断された紙
材(以後、この紙材またはこの紙材に折目線を形成した
ものをブランクと称する。)の形状は図2に示すもの
で、その外周はほぼ円形であり、その外周縁の一部を直
角を挟む直線でカット部2を形成している。このカット
部2の形成は必須のものではないが食器として組み立て
られたとき、該食器の上端縁が水平な直線状に形成され
ることになり、使用上も実用上も良好な結果が得られる
ものである。そのブランク1には次のような折目線がプ
レスなどにより刻切または押圧(以後、刻設と略記す
る。)されている。すなわち、食器Aの底壁3を形成す
る部位の八角形を囲障する第1の折目線3aが該ブラン
クと同心円に内接し、かつ、前記カット部2の中心点2
aと該ブランク1の中心oとを結ぶ線上に該八角形の頂
点3b、3b・・が位置するように刻切される。
【0019】この八角の縁辺になる折目線3a、3a・
・の交互の頂角3b、2b、3b、2b・・・から該ブ
ランクの周縁にまでを該ブランク中心から放射状に伸び
る折半用折目線3dと第2の折目線2c、(前記のカッ
ト部2の中心点2aに接する折目線を2c、この2c、
2c間に形成される折半用折目線を3dと表示)を形成
し、さらに、この四本の折半用折目線3d、3d・・に
はその基部(八角形の頂角3b部)から左右に適宜角度
(15〜45°、この角度によって食器の壁面の起立角
度が決まる。)を設けて該ブランクの外周縁に達する第
3の折目線3e、3e・・を形成する。また、前記八角
形の折目線3aの内側には頂角3bの左右の頂角2b、
2bに内接する第4の円弧状折目線3f,3f・・が刻
設される。
【0020】上記の折目線3〜3fが形成されたブラン
クは次のように組み立てられ食器とされる。すなわち、
底壁3を囲障する第一折り目線3aを内折りにし、それ
より四方に伸びる折半用折目線3d、3d・・を外折り
にし、その左右の折り目線3e,3eまでの三角状部を
対向状に密着接合させて三角状接合片3s、3s・・を
形成し、その隣接する接合片3s、3sをそれぞれ一対
として折り線3e、3e部から対面方向に折り曲げ、こ
れを対向二側壁面3pに貼付する。このように接
合片3s、3sを4箇所として側壁に貼付することによ
って立体化された食器は側壁がほぼ四辺として形成され
ているにも拘らず、その側壁に接する底壁が八角形であ
ることから、該側壁の中央に位置する折目線2c、2c
・・と、それに接した底壁部の折り線3a,3fとの間
で複雑な応力が生じる。この応力の解消は、折目線2c
が外方に折り曲げられて側壁が外脹れとなり、八角形の
折目線3aと円弧状折目線3f、3fに囲まれた扇形状
の領域が該接合片3sの下端を起点として底壁中央側を
傾斜状に上昇させる(前記頂角2b部は図1のCのよう
に上昇する。)ことによって果たされる。したがって、
扇形状に囲われた底壁中央部分が上昇した中高(上げ
底)状の食器が形成されることになる。
【0021】図3は、第2の実施例に係る食器用ブラン
クを示したものである。このブランク11においては前
記の第1の実施例における食器とほぼ同じ形状の食器
(図4)が形成される。従って、第1実施例と同様の底
壁対応部位を囲障する八角形の半折り用折目線13a
と、その頂角13bから放射方向の折目線12c、折半
用折目線13d、その折半状折目線13dの基部から左
右に傾斜した折目線13eは前記第1の実施例における
と同様であり、底壁対応部位を囲障する八角形の内部に
刻設した円弧状の折目線3fが直線状13fに刻切され
た点に相違がある。
【0022】このブランク11において前記同様に四方
の折半用折目線13d、13d・・を基準に二つ折りに
してその左右に刻設の折り目線13e,13eまでの範
囲を密着させ、接合片13s、13s・・を形成し、そ
の隣接する接合片13s、13sをそれぞれ一対として
折り線13e、13e部から対面方向に折り曲げ、これ
を該ブランクより立ち上がった対向二側壁面11pに貼
付する。これで食器となるが、この状態では側壁が四辺
形に形成されているのに対して、それに接する底壁は八
角形であることから該側壁の中央に位置する折目線12
c、12c・・と、それに接した底壁部の折り線13
a,13bとの間で釣り合いが保たれずに歪みが生じ
る。この歪み応力は、これらの折目線12cが外脹れす
ると共に折半用折目線13d基部を起点として折目線1
3a、13aと底壁対応部内の折目線13fに囲まれた
底壁面が上昇する。従って、これに囲まれる方形の底部
13が上昇することになって解消され安定する。従っ
て、上げ底状の食器となることは第一実施例と同様であ
る。
【0023】図6は、第3の実施例に係る食器Aを示し
たもので、これを形成するブランク4は図5に示すよう
にほぼ円形または長方形状でその外周四箇所に直線状カ
ット部4aを形成したものである。そのブランク4の中
央に食器の底壁5に対応する部位として若干横長に変形
した八角形を囲障する第一折目線が刻設されている。
なわち、この八角形を囲った第一折り目線は、図上左右
が上辺4iと斜辺を4b、4bとする二個の台形状で、
その台形の末端を長辺4c , 4cで接続した形状であ
。更に、このブランクの中心を通り前記の台形の上辺
4iの中央を横切りブランクの周縁に達する第四の折り
目線4xと、その台形の上辺(4i)の両端部を起点と
して若干外開き状に第二の折目線4h,4h・・と、前
記の斜辺側折目線4bと長辺側折目線4cとの交点から
外周縁まで、且つ、該長辺側折目線4cに対して左右に
135°の角度で開く折半用折目線4d、4d・・およ
びその折半用折目線4dの基部から左右に20〜45°
の角度で開く第三の折目線4e,4eがそれぞれ刻設さ
れる。
【0024】このブランクの立体化は次のようにして行
われる。先ず、前記の四方の折半用折目線4d、4d・
・を基準に二つ折りにしてその左右に刻設の折り目線4
e,4eまでの範囲を密着させ接合片4s、4s・・を
形成する。この接合片2個をそれぞれ一対として該折目
線4e、4e部から対面方向に折り曲げ、これを該ブラ
ンクから立ち上がった対向二側壁面4pに貼付する。こ
れによって食器形状となる。
【0025】しかし、前記の実施例と同様に、この立体
化された食器においても接合片4sが四箇所であるのに
対して、該ブランク4における底壁の折目線形状が横長
状の八辺であるために、一つの側壁に対して二つの頂角
が接する部分、すなわち折目線4b部とそれに接する側
壁との間で不自然な応力を生じることになる。
【0026】この場合、そのブランク中央に横断する折
目線4xがその底壁部で内折り(底壁中央が上昇)状に
曲折すると共にその延長線上の側壁部分にある折目線は
その左右に刻設した折り目線4h、4hと共に若干外折
り状に曲折して該側壁を外開き状に変形させる。これに
より、底壁は折り線4x部を頂点とする山形の上げ底に
なるが、前記台形の上辺に相当する部分は水平状に、台
形の傾斜部に相当する部分は急傾斜の上げ底を形成する
ことになる。
【0027】
【発明の効果】紙製の容器または食器、特に食器として
使用するとき、該食器の側壁が上げ底状に形成されてい
ることによって台上に載置したとき点接触または線接触
となり安定がよいことと、食卓との間で熱伝導が生じな
いことになり、食品の温度保持が良好になる。
【0028】また、食器はその上方の縁に親指を掛け、
底壁にその他の中指、薬指を掛けることによって保持さ
れるが、食器の底壁が上げ底状に窪んでいるために指が
掛かりやすく安定した保持が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係る第1実施例としての紙製
食器を示した斜視図である。
【図2】図2は、第1実施例の食器を形成するためのブ
ランクで折目線を点線で示した平面図である。
【図3】図3は、第2の実施例に係る食器形成用ブラン
クに点線で折目線を示した平面図である。
【図4】図4は、第2の実施例に係る食器の斜視図であ
る。
【図5】図5は、第3の実施例に係る食器形成用ブラン
クに点線で折目線を示した平面図である。
【図6】図6は、第3の実施例に係る食器の斜視図であ
る。
【図7】図7は、第3の実施例に係る食器の正面図であ
る。
【図8】図8は、第3の実施例に係る食器の側面図であ
る。
【符号の説明】
1、4、11 ブランク 2、12 カット部 3、5 底壁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI B31B 1/26 301 B31B 1/26 301 1/62 301 1/62 301 3/62 3/62 (56)参考文献 特開2000−33934(JP,A) 特開 平11−348966(JP,A) 実開 昭63−28620(JP,U) 実開 昭53−121239(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65D 5/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】厚紙等に予め折目線を刻設し、この折目
    に従って折半折り、又は反折して容器又は食器に形成す
    るブランクにおいて、底壁対応部位の形状を該容器また
    は食器の各側壁間接合部の数より多い角数の方形として
    該底壁対応部位を囲障する第一折目線を刻設し、その第
    折目線の非隣接の2頂角に内接して直線状または円弧
    状の第二折目線と、前記底壁用第一折目線の頂角部から
    ブランク外周縁に達する第二折目線および折半用折り目
    線を交互に形成し、更に、該折半用折り目線の基部から
    左右に先開き状になる第三折目線を形成したことを特徴
    とする折り曲げ型容器または食器用ブランクの製造方
    法。
  2. 【請求項2】ほぼ円形のブランク(1)において、該ブ
    ランクの中央に食器の底壁対応部位(3)としての八角
    囲障する折目線(3a)と、該八角形の各頂角(2
    b,3b)からブランクの外周縁に達する放射方向の折
    目線(2c)および折半用折目線(3d)を交互に、更
    に、該折半用折目線(3d)の基部を起点として左右に
    20〜45°傾斜する該ブランク外周縁に達する折目線
    (3e、3e)と、前記の隣接する放射方向折目線(2
    c)の基部間をつなぐ円弧状折目線(3f)を該八角形
    内に、それぞれ刻設したことを特徴とする請求項1記載
    の折り曲げ型容器または食器用ブランク。
  3. 【請求項3】ほぼ円形のブランク(11)において、該
    ブランクの中央に食器の底壁対応部位(13)としての
    八角形囲障する折目線(13a)と、該八角形の各頂
    角(12b、13b)からブランクの外周縁に達する放
    射方向の折目線(12c)および折半用折目線(13
    d)を交互に、更に、該折半用折目線(13d)の基部
    を起点として左右に20〜45°傾斜して該ブランク外
    周縁に達する折目線(13e)と、前記隣接放射方向折
    目線(12c)の基部間(12b,12b)間をつなぐ
    直線状折目線(13f)を該八角形内に、それぞれ刻設
    したことを特徴とする請求項1記載の折り曲げ型容器ま
    たは食器用ブランク。
  4. 【請求項4】ほぼ円形または長円のブランク(4)の中
    央に食器の底壁となるべき長方状八角形を相対向する台
    形状折目線(4b,4i,4b)と該折目線のそれぞれ
    両端を結ぶ長辺側折目線(4c、4c)とにより区画す
    ると共に、該ブランクの中心から前記両台形状折目線の
    上辺(4i)中央を貫通し外周縁に達する第四の折目線
    (4x)と、前記長辺側折目線(4c)の両端から該ブ
    ランクの外周縁まで、且つ、該長辺に対して左右135
    °外方に開いて折半用折目線(4d)を形成し、さら
    に、その折半用折目線(4d)に基端を同じくして左右
    に20〜45°の角度を開いた折目線(4e、4e)、
    および前記台形の上辺側折目線(4i)と斜辺側折目線
    (4b、4b)の交点から該ブランク外周縁に達する若
    干外開き状の折目線(4h、4h)を、それぞれ刻設し
    たことを特徴とする請求項1記載の折り曲げ型容器また
    は食器用ブランク。
JP2001234313A 2001-08-02 2001-08-02 紙製食器 Expired - Fee Related JP3512395B2 (ja)

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