JP3512025B2 - 多値変復調装置と多値変復調通信システムおよびその変復調プログラムならびに変復調方法 - Google Patents

多値変復調装置と多値変復調通信システムおよびその変復調プログラムならびに変復調方法

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JP3512025B2 JP2001246891A JP2001246891A JP3512025B2 JP 3512025 B2 JP3512025 B2 JP 3512025B2 JP 2001246891 A JP2001246891 A JP 2001246891A JP 2001246891 A JP2001246891 A JP 2001246891A JP 3512025 B2 JP3512025 B2 JP 3512025B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多値変復調技術に
関し、特に、送信データを複数の変調シンボルに割り当
てる多値変調および多値復調装置と多値変復調通信シス
テム,および多値変復調プログラムならびに多値変調方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】多値変調技術は従来より、特にデジタル
マイクロ波通信等で用いられ、従来は4QAM,16Q
AM,32QAM,64QAM,128QAM,256
QAM等の,2QAM方式(nは自然数)が多く用い
られている。従来は一般に回路の簡便さからこれら変調
方式が採用されているが,近年は周波数の有効利用,送
信電力の有効利用に対する要求が強くなりつつある。す
なわち,デジタルマイクロ波通信回線として確保する周
波数帯域を極力狭く抑えつつ,必要とされるデータ伝送
容量を無駄なく確保することが求められている。これ
は,例えば16QAM方式では要求されるデータ伝送容
量を実現することはできないために,32QAM方式を
採用することとしたものの,32QAM方式ではデータ
伝送容量の余裕が大きく,周波数帯域を無駄に占有す
る,といった状況を改善したいという要求である。
【0003】このような要請に応えるものとして、例え
ば、特開平04−196945号公報の「多値変復調通
信方法及びそのシステム」に開示される技術がある。こ
れによれば,一つの入力データを2または2以上の数の
変調シンボルに割当てる,一般的な構成が提案されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,この先
例では一般的な構成を示したのみで,入力信号列を複数
の変調シンボルに割り当てる場合の具体的な構成法は開
示されていなかった。従って,例えば多値数を2
(p+0.5)程度(pは任意の正の整数)にとりたい
ような場合,どのようにして実現することができるかに
ついては示されておらず,多値数を自由に設定する方式
を実現するには困難があった。
【0005】本発明の第1の目的は、上記従来技術の欠
点を解決し、より柔軟に変調周波数を設定することので
きる多値変復調装置と多値変復調通信システムおよびそ
の変復調プログラムならびに変復調方法を提供すること
である。
【0006】本発明の第2の目的は、上記従来技術の欠
点を解決し、周波数の有効利用と共に2QAM方式に
比べて少ない所要の信号対雑音比で2(n−0.5)
AMが実現できる多値変復調装置と多値変復調通信シス
テムおよびその変復調プログラムならびに変復調方法を
提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の多値変調装置
は,2p+1列の入力データ信号を2つのp+1列の信
号に変換してそれぞれを位相平面上に割当て,この2つ
の位相平面を一組として時分割多重し,多値変調して送
出する。このとき,一組を成す2つの位相平面上の座標
の割当てに所定の関係を持たせることで,ひとつの変調
シンボルに対してp+0.5ビットが割り当てられる構
成を実現する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下,本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0009】本発明では,pを任意の正の整数として,
2p+1列の入力信号を2つの変調シンボルに割り当て
る多値変調方式において,第1の変調シンボルにおいて
は(3/2)×2個の信号点を用い,第2の変調シン
ボルにおいては,第1の変調シンボルの内の2個の信
号点に対して(3/2)×2個の信号点を用い,第1
の変調シンボルの残りの2(p−1)個の信号点に対し
て2個の信号点を用いることを特徴としている。本発
明の変調方式は,pを任意の整数としたとき,次の式が
成り立つことに基づいている。
【0010】 2(2p+1)=(3/2)×2×2+2×2(p−1) … 式 (1) この式(1)の右辺第1項は,(3/2)×2QAM
を2回,2QAMを2(p−1)回実行すること
で,総数が2(2p+1)回に等しくなることを意味す
る。すなわち,ひとつの変調シンボルに対して,p+
0.5ビットが割り当てられる動作を実行する。このこ
とから本発明によれば,QAM方式において,多値数を
(n+0.5)とすることが可能となる。
【0011】図1は,本発明の第1の実施の形態による
多値変調装置100の構成を示すブロック図である。図
1を参照すると,本実施の形態の多値変調装置100
は,入力端子1と,第1のデータ変換回路2と,第2の
データ変換回路3と,並列直列変換回路4と,多値変調
器5と,出力端子6とを備えている。
【0012】第1のデータ変換回路2,および第2のデ
ータ変換回路3は,入力端子1に入力された入力データ
信号10を変換する。第1のデータ変換回路2は入力信
号10の値に応じて(3/2)×2種の値を示すp+
1列の信号21を出力する。第2のデータ変換回路3
は,入力端子1に入力された入力データ信号10の値に
応じてp+1列の信号31を出力する。ここで,第1の
データ変換回路が予め定めた2種の値(これらを集合
Aと称する)を出力する場合には,これに対応して予め
定めた(3/2)×2種の値を出力し,第1のデータ
変換回路が集合A以外の2(p−1)種の値(これらを
集合Bと称する)を出力する場合には,予め定めた2
種の値を出力する。
【0013】並列直列変換回路4は,上記の信号21,
31を入力して時分割多重化し,p+1列の多重化信号
41を出力する。多値変調器5は,多重化信号41を多
値変調し,出力端子6へ出力する。
【0014】図2は,本発明の第1の実施の形態による
多値復調装置200の構成を示すブロック図である。図
2を参照すると,本実施の形態の多値復調装置200
は,入力端子11と,多値復調器12と,直列並列変換
回路13と,データ逆変換回路14と,出力端子15と
を備えている。
【0015】多値復調器12は,入力端子11に入力さ
れた通信信号111を復調し,p+1列の受信復調デー
タ列信号121を出力する。直列並列変換回路13は,
受信復調データ列信号121を時分割多重分離して,そ
れぞれp+1列の第1の復調データ列信号131と,第
2の復調データ列信号132とを出力する。データ逆変
換回路14は,第1の復調データ列信号131と,第2
の復調データ列信号132とを入力し,2p+1列の復
調データ信号141を出力する。ここでデータ逆変換回
路14は,第1の復調データ列信号131として(3/
2)×2種の値を示す信号を受け,第2の復調データ
列信号132として,第1の復調データ列信号131が
予め定めた2種の値(集合A)である場合にはこれに
対応して予め定めた(3/2)×2種の値を示す信号
を受け,第1の復調データ列信号131が前記集合A以
外の2(p−1)種の値(集合B)である場合にはこれ
に対応して予め定めた2種の値を示す信号を受けて,
第1の復調データ列信号131の示す値と第2のデータ
列信号132の示す値とに基づいて予め定めた復調デー
タ値を生成し,これを2p+1列の復調データ信号とし
て出力する。
【0016】次に,本実施の形態の多値変調装置100
および多値復調装置200の動作について,図面を参照
して説明する。
【0017】図3は,本実施の形態の多値変調装置10
0の各部の内部における,信号の変換を示すタイミング
チャートである。図3の(1)は図1の入力データ信号
10を示す。図3の横軸は時間軸であり,入力データ信
号10は一定の時間毎に変化することを示している。図
3の(2A)および(2B)は,それぞれ図1の第1の
データ変換回路2の出力する信号21と第2のデータ変
換回路3の出力する信号31を示している。図3の
(3)は,図1の並列直列変換回路4の出力する多重化
信号41を示す。図3(3)では,同図(2A)と(2
B)の信号を時分割多重し,(2A)の信号を(3)の
A期間に,(2B)の信号を(3)のB期間に,それぞ
れ出力している様子を示している。
【0018】図4は,2p+1列の入力信号(2値信
号)10の値と,出力端子6に出力される信号の値の対
応を,一例としてp=4の場合について示す。図4を参
照すると,p=4より入力信号を9列(9ビット構成)
としている。
【0019】2つの変調シンボルのうち,第1の変調シ
ンボルは,1から24までの値をとる。そして,第1の
変調シンボルの値が1から16までの値をとる場合は,
第2の変調シンボルは1から24までの値をとり,第1
の変調シンボルが17から24までの値をとる場合は第
2の変調シンボルは1から16までの値をとることとし
ている。
【0020】このとき,2つの変調シンボルによって表
現できる信号の種類は,16×24+8×16=512
となる。ここで,第1項の16×24の16は,第1の
変調シンボルが1から16までの値をとることを示して
おり,24は,第1のシンボルの値の,1から16のそ
れぞれに対して,第2の変調シンボルが1から24まで
の値をとることを示している。また,第2項の8×16
の8は,第1の変調シンボルが17から24までの値を
とることを示しており,16は,第1の変調シンボルの
17から24までのそれぞれに対して,第2の変調シン
ボルが1から16の値をとることを示している。このよ
うに,入力信号と第1,第2の変調シンボルの対応は一
義的に定めることができるので,第1,第2のデータ変
換回路はROM(Read Only Memory)
デバイスなどに所定のデータテーブルを格納するなどの
構成を採用することにより,容易に実現することができ
る。なお,本発明は任意の正の整数pに対して有効であ
り,図4をもって,本発明がp=4の場合に限定される
ものでないことはいうまでもない。
【0021】図5は,多値変調器5の出力する変調信号
の第1,第2の変調シンボルを,位相平面上のいわゆる
コンスタレーションとして表現した信号図である。図5
では,A1,B1およびA384,B384は,入力信
号の値が1から384までの間をとる場合の,第1シン
ボル,第2シンボルのとり得る座標を示している。すな
わち,A1は入力信号の値が1の場合の第1シンボルの
とり得る座標,B1は入力信号の値が1の場合の第2シ
ンボルのとり得る座標を示し,A384は入力信号の値
が384の場合の第1シンボルのとり得る座標,B38
4は入力信号の値が384の場合の第2シンボルのとり
得る座標を示し,この値域では第1,第2のシンボルは
ともに24個の座標をとり得ることを示している(ただ
し,第1シンボルは24個のうち,特定の16個の座標
に限定する)。そして,入力信号の値が385から51
2までの値域では,第1シンボルは24個の座標のう
ち,入力値が384以下の場合にはとらないこととして
いた8個の座標を取ることとし,第2シンボルは16個
の座標しかとらないことを示す。
【0022】[本発明の他の実施の形態]本発明は,任
意の正の整数pにおいて実施可能な,一般的な形で構成
法を示していることから,例えば6QAM,12QA
M,24QAM,48QAM,96QAMなど,多くの
方式に適用することができる。
【0023】図6は,そうした他のQAM方式を構成す
る場合の具体例を示す。図6では,第1および第2の変
調シンボルの多値数,およびそれらの繰り返し数を示し
ている。例えば,150[Mbps]の伝送レートで通
信したいが,周波数帯域が35[Msymbol/se
c]程度しかない場合には,32QAMでは30.0
[Msymbol/sec]となるために帯域の余りが
大きくなるが,16QAMでは37.5[Msymbo
l/sec]しかとれないために,帯域が不足する。こ
のような場合に図6に示す24QAMを適用すれば,3
3.3[Msymbol/sec]の変調速度が確保で
きるので,帯域の利用効率よく伝送することが可能とな
る。
【0024】また,さらに別の実施の形態として,本発
明の多値変復調装置に制御手段を持たせ,多値変調,お
よび多値復調におけるデータ変換テーブルをRAM(R
andom Access Memory)デバイスな
どにより構成し,RAMに格納するデータ変換テーブル
を制御手段により変更可能に構成することができる。こ
うして変調装置と復調装置のデータ変換テーブルを相互
に対応させて変更することで,送受信するデータの値
と,通信信号の符号(コンスタレーション上の座標)の
関係を任意に変更することができ,送受信データの秘匿
性を高めることができる。
【0025】図7の多値変調装置300は,図1の多値
変調装置100に多値変調制御手段7を追加したもので
ある。その他の部分は図1と共通であるため,図1と共
通の符合を付してある。図7の多値変調制御手段7は,
第1のデータ変換回路2と,第2のデータ変換回路3と
を制御し,データ変換テーブルを変更する。
【0026】図8の多値復調装置400は,図2の多値
復調装置200に多値復調制御手段16を追加したもの
である。その他の部分は図2と共通であるため,図2と
共通の符合を付してある。図8の多値復調制御手段16
は,データ逆変換回路14を制御し,データ逆変換テー
ブルを変更する。
【0027】また,図7の第1のデータ変換回路2およ
び第2のデータ変換回路3を多値変調制御手段7の入出
力デバイスにて構成し,第1および第2のデータ変換回
路のデータ変換機能を,多値変調制御手段7の有するコ
ンピュータにて行うように構成してもよい。この場合に
は,多値変調制御手段7の制御プログラムにてデータ変
換処理を行うよう構成する。
【0028】図9は,このように構成した場合に,多値
変調制御手段7のコンピュータで実行すべきプログラム
のフローチャートである。多値変調制御手段7は,S1
にて入力データ信号を入力する。続いてS2で,入力デ
ータ信号の値に対応する第1の変換データを生成し,S
3で第2の変換データを生成する。これらの変換データ
は,例えば図4に示した変換テーブルを参照することに
より容易に生成することができる。S4では,第1,第
2の変換データを順次並列直列変換回路4に出力させ
る。図9はひとつの入力データを変換する処理を示して
いる。図3のタイミングチャートに示したように入力デ
ータ信号が順次供給されるにしたがってこのフローチャ
ートに示す処理を繰り返し実行させることによって,順
次変調信号を送出するよう制御できることはいうまでも
ない。
【0029】同様にして,図8のデータ逆変換回路14
を多値復調制御手段16の入出力デバイスにて構成し,
データ逆変換回路のデータ逆変換機能を,多値復調制御
手段16の有するコンピュータにて行うように構成して
もよい。この場合には,多値復調制御手段16の制御プ
ログラムにてデータ逆変換処理を行うよう構成する。
【0030】図10は,このように構成した場合に,多
値復調制御手段16のコンピュータで実行すべきプログ
ラムのフローチャートである。多値復調制御手段16
は,S11にて第1の復調データを入力し,S12にて
第2の復調データを入力する。続いてS13にて第1お
よび第2の復調データに対応する復調データ値を生成す
る。この逆変換データは,例えば図4に示した変換テー
ブルの逆変換テーブルを作成し,これを参照することに
より容易に生成することができる。S14では,復調デ
ータ値を2p+1列の復調データ信号として出力させ
る。図10は一組の復調データを入力し変換する処理を
示している。復調データが順次供給されるにしたがって
このフローチャートに示す処理を繰り返し実行させるこ
とによって,順次復調データ信号を出力するよう制御で
きることはいうまでもない。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように,本発明では2p+
1列の入力データを,2つの変調シンボルに割り当てた
後,その2つの変調シンボルを時間軸上で多重化するこ
とで,1系統の変調シンボル列によってp+0.5列の
2値データ列を伝送しているので,QAM方式の多値数
を約2(p+0.5)とすることを可能としている。こ
れにより,2QAMでは周波数帯域に余裕があり過ぎ
だが2(n−1)QAMでは要求される周波数帯域を超
えてしまう場合に,それらの中間の変調方式を提供する
事ができる。その結果,周波数をより有効に利用できる
だけでなく,2QAMに比べて少ない所要の信号対雑
音比で2(n−0.5)QAMが実現でき,電力の有効
利用にもなるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による多値変調装置
の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態による多値復調装置
の構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態による多値変調装置
の各部の信号の変換を示すタイミングチャートである。
【図4】本発明の第1の実施の形態による多値変調装置
の第1および第2のデータ変換回路のデータ変換テーブ
ルの構成例を示す説明図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態による多値変調信号
においてコンスタレーション上とり得る座標を示した説
明図である。
【図6】本発明の他の実施の形態を構成する場合のQA
M変調方式を構成するパラメータの具体例を示す図であ
る。
【図7】本発明のその他の実施の形態による多値変調装
置の構成を示すブロック図である。
【図8】本発明のその他の実施の形態による多値復調装
置の構成を示すブロック図である。
【図9】本発明のその他の実施の形態による多値変調装
置の多値変調制御手段の有するコンピュータに実行させ
るべきプログラムの一例のフローチャートである。
【図10】本発明のその他の実施の形態による多値復調
装置の多値復調制御手段の有するコンピュータに実行さ
せるべきプログラムの一例のフローチャートである。
【符号の説明】
100 多値変調装置 1 入力端子 2 第1のデータ変換回路 3 第2のデータ変換回路 4 並列直列変換回路 5 多値変調器 6 出力端子 7 多値変調制御手段 11 入力端子 12 多値復調器 13 直列並列変換回路 14 データ逆変換回路 16 多値復調制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 27/34 H04L 27/36

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2p+1列(pは任意の正の整数)の入
    力データ信号を多値変調し通信信号を出力する多値変調
    装置において、 前記入力データ信号を入力し変換する第1および第2の
    データ変換回路と,前記第1および第2のデータ変換回
    路の出力信号を時分割多重する並列直列変換回路と,前
    記並列直列変換回路の出力信号を多値変調し通信信号を
    出力する多値変調器とを有し,前記第1のデータ変換回
    路は前記入力データ信号の値に応じて(3/2)×2
    種の値を示す信号を出力し,前記第2のデータ変換回路
    は前記入力データ信号に基づき,前記第1のデータ変換
    回路が予め定めた2種の値(以下,この2種の値を
    「集合A」と記す)を示す信号を出力する場合には,予
    め定めた(3/2)×2種の値を示す信号を出力し,
    前記第1のデータ変換回路が前記集合A以外の2
    (p−1)種の値(以下,この2(p−1)種の値を
    「集合B」と記す)を示す信号を出力する場合には,予
    め定めた2種の値を示す信号を出力するよう構成した
    ことを特徴とする,多値変調装置。
  2. 【請求項2】 通信信号を復調し,2p+1列(pは任
    意の正の整数)の復調データ信号を出力する多値復調装
    置において、 前記通信信号を復調し,受信復調データ列信号を出力す
    る多値復調器と,前記復調データ列信号を時分割多重分
    離して第1の復調データ列信号と第2の復調データ列信
    号とを出力する直列並列変換回路と,前記第1の復調デ
    ータ列信号と前記第2のデータ列信号とを入力し2p+
    1列の前記復調データ信号を出力するデータ逆変換回路
    とを有し,前記データ逆変換回路は,前記第1の復調デ
    ータ列信号として(3/2)×2 種の値を示す信号を
    受け,前記第2の復調データ列信号として,前記第1の
    復調データ列信号が予め定めた2種の値(以下,この
    種の値を「集合A」と記す)である場合には予め定
    めた(3/2)×2種の値を示す信号を受け,前記第
    1の復調データ列信号が前記集合A以外の2(p−1)
    種の値(以下,この2(p−1)種の値を「集合B」と
    記す)である場合には予め定めた2種の値を示す信号
    を受けて,前記第1の復調データ列信号の示す値と前記
    第2のデータ列信号の示す値とに基づき予め定めた2p
    +1列の復調データ信号を出力するよう構成したことを
    特徴とする,多値復調装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の多値変調装置と,請求
    項2に記載の多値復調装置とを含んで構成したことを特
    徴とする,多値変復調通信システム。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の多値変調装置におい
    て,さらに前記第1および第2のデータ変換回路を制御
    する多値変調制御手段を有し,前記多値変調制御手段
    は,前記第1および第2のデータ変換回路の前記入力デ
    ータ信号と出力値との対応を,変更可能としたことを特
    徴とする多値変調装置。
  5. 【請求項5】 請求項2に記載の多値復調装置におい
    て,さらに前記データ逆変換回路を制御する多値復調制
    御手段を有し,前記多値復調制御手段は,前記データ逆
    変換回路の入力する前記第1の復調データ列信号および
    前記第2の復調データ列信号と出力値との対応を,変更
    可能としたことを特徴とする多値復調装置
  6. 【請求項6】 請求項4に記載の多値変調装置と,請求
    項5に記載の多値復調装置とを含んで構成したことを特
    徴とする,多値変復調通信システム。
  7. 【請求項7】 コンピュータを制御することにより、2
    p+1列(pは任意の正の整数)の入力データ信号を多
    値変調する多値変調プログラムにおいて、前記入力デー
    タ信号を第1および第2の変換データに変換する処理を
    実行させ,前記第1の変換データとして前記入力データ
    信号の値に応じて(3/2)×2 種の値をとらせ,前
    記第2の変換データとして前記入力データ信号の値に応
    じて,前記第1の変換データが予め定めた2種の値
    (以下,この2種の値を「集合A」と記す)をとる場
    合には予め定めた(3/2)×2種の値をとらせ,前
    記第1の変換データが前記集合A以外の予め定めた2
    (p−1)種の値(以下,この2(p−1 種の値を
    「集合B」と記す)をとる場合には予め定めた2種の
    値をとらせ,前記第1の変換データと前記第2の変換デ
    ータとを,順次多値変調器へ出力させることを特徴とす
    る多値変調プログラム。
  8. 【請求項8】 コンピュータを制御することにより通信
    信号を多値復調し,2p+1列(pは任意の正の整数)
    の復調データ信号を出力する多値復調プログラムにおい
    て、 前記通信信号を第1および第2の復調データ列信号とし
    て入力し,2p+1列の前記復調データ信号に変換する
    処理を実行させ,前記第1の復調データ列信号として
    (3/2)×2種の値を示す信号を受け,前記第2の
    復調データ列信号として,前記第1の復調データ列信号
    が予め定めた2種の値(以下,この2種の値を「集
    合A」と記す)である場合には予め定めた(3/2)×
    種の値を示す信号を受け,前記第1の復調データ列
    信号が前記集合A以外の2(p−1)種の値(以下,こ
    の2(p−1)種の値を「集合B」と記す)である場合
    には予め定めた2種の値を示す信号を受けて,前記第
    1の復調データ列信号の示す値と前記第2のデータ列信
    号の示す値とに基づき予め定めた復調データ値をとり,
    前記復調データ値を2p+1列の復調データ信号として
    出力させることを特徴とする多値復調プログラム。
  9. 【請求項9】 2p+1列(pは任意の正の整数)の入
    力信号を2つの変調シンボルに割り当てる多値変復調方
    法において、 第1の変調シンボルは(3/2)×2個の信号点を用
    い、 第2の変調シンボルは,前記第1の変調シンボルが予め
    定めた2個の信号点(以下,この2個の点を「集合
    A」と記す)をとる場合には予め前記入力信号に対応し
    て定めた(3/2)×2個の信号点をとり,前記第1
    の変調シンボルが前記集合A以外の2(p−1)個の点
    (以下,この2(p−1)個の点を「集合B」と記す)
    をとる場合には予め前記入力信号に対応して定めた2
    個の点をとることを特徴とする多値変調方法。
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