JP3511512B2 - 遊技機用のコインセレクター - Google Patents

遊技機用のコインセレクター

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JP3511512B2
JP3511512B2 JP2001068719A JP2001068719A JP3511512B2 JP 3511512 B2 JP3511512 B2 JP 3511512B2 JP 2001068719 A JP2001068719 A JP 2001068719A JP 2001068719 A JP2001068719 A JP 2001068719A JP 3511512 B2 JP3511512 B2 JP 3511512B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はスロットマシンや弾
球遊技機、その他の各種遊技機に使用されるコイン(本
明細書中、メダルやトークンなどのコイン代替品も含
む。)のセレクターに関する。
【0002】
【従来の技術】この種遊技機用のコインセレクターとし
ては、特開平8−24434号が提案されており、これ
が本発明に最も近似する公知例であると考えられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この公知発
明の構成では図5や図10からも明白なように、コイン
通路(14)の天井面と底面が基板(11)のガイド溝
(80)と案内部材(13)とによって区画されている
一方、同じくコイン通路(14)の表裏両壁面が可動ガ
イド板(41)のガイド端(下端)(54)と基板(1
1)のコイン通路面(20)とによって区画されてお
り、そのコイン通路(14)の垂直路(14a)から傾
斜路(14b)に沿って、正規なコインが転がり進行す
るようになっている。
【0004】つまり、入口(31)から出口(32)ま
でのコイン通路(14)における就中傾斜路(14b)
の開口幅が、その傾斜路(14b)の天井面をなす基板
(11)のガイド溝(80)と、同じく底面をなす案内
部材(13)とによって規定されており、正規なコイン
の直径を選別するようになっている。このことは、その
ガイド溝(80)を区成するための可動ガイド板(5
1)が枢軸(55)の廻りに開閉されるとしても、決し
て変るものではなく、上記開口幅の常に一定寸法であ
る。
【0005】そのため、使用される正規なコインの直径
が遊技機の機種により、例えば約25mmと約30.8mmと
の2種などとして相違変化した場合には、そのコインセ
レクターをもはや使用することができず、上記開口幅が
正規なコインの直径変化に応じた寸法の各種コインセレ
クターを、予じめ作成準備しておく必要があり、使用上
の互換性や汎用性に劣るほか、そのコインセレクター自
身の量産効果を発揮させることもできない。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような課題
の抜本的な解決を企図しており、そのための構成上セレ
クター本体シャーシのコイン受け入れ口からコイン排出
口に至る鈍角として屈曲するコイン通路に沿い転がり進
行する正規なコインの直径を、そのコイン通路の少なく
とも途中に形成された上記コインの直径と対応するコイ
ン傾斜通路の開口幅により選別して、不正な径小コイン
をそのコイン傾斜通路から落下返却させる遊技機用のコ
インセレクターにおいて、
【0007】第1に、上記コイン傾斜通路の天井ガイド
レールとなり得る上下一対の平行な長辺を有するスペー
サーと、その天井ガイドレールから下方へ庇状に張り出
すことにより正規なコインの倒れ落ち防止用エッジガー
ドレールとなり得る上下一対の平行な長辺を有するフロ
ントウォールとを、上記本体シャーシに対する回動支点
軸から上記スペーサーにおける両長辺までの距離に長短
差がある一種類として作成準備し、
【0008】そのスペーサーとフロントウォールの一種
類を本体シャーシの表面へ、回動支点軸と少なくとも1
個の抜き差し可能な固定ビスとの複数によって取り付け
ると共に、
【0009】その固定ビスを一旦抜き取り、上記スペー
サーとフロントウォールを一緒に回動支点軸の廻りに上
下反転させて、再度固定ビスを差し込むことにより、上
記コイン傾斜通路の開口幅を使用される正規なコインの
直径変化に応じた寸法として、広く又は狭く調整セット
できるように定めたことを特徴とし、
【0010】第2に、上記コイン傾斜通路の天井ガイド
レールとなる下側長辺を有するスペーサーと、その天井
ガイドレールから下方へ庇状に張り出すことにより正規
なコインの倒れ落ち防止用エッジガードレールとなる下
側長辺を有するフロントウォールとを、上記本体シャー
シに対する固定ビスでの固定点から上記スペーサーにお
ける下側長辺までの距離に長短差がある数種類として作
成準備し、
【0011】そのスペーサーとフロントウォールの数種
類を本体シャーシの表面へ、複数の固定ビスを介して着
脱・交換自在に取り付けることにより、上記コイン傾斜
通路の開口幅を使用される正規なコインの直径変化に応
じた寸法として、広く又は狭く調整セットできるように
定めたことを特徴とするものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面に基いて本発明の具体
的構成を詳述すると、図1〜35はそのコインセレクタ
ーの第1実施形態を示しており、これではセレクター本
体シャーシ(S)が図5〜11のように表側から見てほ
ぼ長方形の輪郭形状をなし、しかもその平行な左右両端
縁部から一対のサイドフランジ(1)が表向きに張り出
し屈曲する底面視のほぼU字型として、金属板のプレス
加工や切削加工などにより作成されている。
【0013】(2)はその本体シャーシ(S)の両サイ
ドフランジ(1)から外向き一体的に突設された水平な
上下一対づつの取付ピンであり、後述するように遊技機
(スロットマシン)(M)の開閉扉(3)へ、裏側から
所謂カセット式の着脱自在に取り付けられ、そのコイン
セレクター自身が垂直な取付姿勢状態のもとで使用され
るようになっている。
【0014】上記本体シャーシ(S)の左側上端角隅部
は裏側へ切り起し拡開されることにより、その表側から
の開閉カバー(4)と相俟って、使用される正規なコイ
ン(C)の受け入れ口(5)を区成する。そのコイン受
け入れ口(5)が、遊技機(M)における開閉扉(3)
の表面に設けられている遊技者からのコイン投入口
(6)と連通することは言うまでもない。
【0015】(7)は正規なコイン(C)とほぼ対応す
る厚みの金属板から成る第1スペーサーであって、上記
本体シャーシ(S)の表面へ複数の固定ビス(8)を介
して重合一体化されることにより、そのコイン(C)の
サイドガイドレール(9)として働く側端縁部と、上記
本体シャーシ(S)の左側サイドフランジ(1)との向
かい合う相互間に、一定な開口幅(W1)のコイン垂直
通路(P1)を区画している。
【0016】そのコイン垂直通路(P1)の開口幅(W
1)は、使用される正規なコイン(C)の直径(例えば
約25mm)とほぼ等しい寸法であるが、図3、4のよう
な複数のビス受け入れ長孔(10)を本体シャーシ
(S)へ水平に切り欠き延在させておき、上記第1スペ
ーサー(7)をこれに沿う進退自在として取り付け固定
することにより、そのコイン垂直通路(P1)の開口幅
(W1)を使用される正規なコイン(C)の直径変化
(例えば約25mmと約30.8mmとの2種)に応じて、広
く又は狭く調整セットできるように定めることが好まし
い。第1スペーサー(7)の進退操作により、コインセ
レクターの仕様変更状態を容易に得られるからである。
【0017】(11)は上記コイン垂直通路(P1)に
沿うコイン(C)の落下位置から一定な交叉角度(例え
ば約110〜120度)(α)を保つ右下がりの傾斜状
態として、本体シャーシ(S)に切り欠かれた一定な開
口長さ(O1)の第1底開閉ランナー用進退ガイド長
孔、(12)はやはり本体シャーシ(S)へ同じ一定な
交叉角度(α)の右下がり傾斜直列状態として、上記第
1底開閉ランナー用進退ガイド長孔(11)を延長する
如くに切り欠かれた一定な開口長さ(O2)の第2底開
閉ランナー用進退ガイド長孔である。
【0018】その場合、図2〜9から明白なように、第
2底開閉ランナー用進退ガイド長孔(12)の開口上縁
部と開口下縁部は、その互いにほぼ平行な直線形態とし
て切り欠かれているが、第1底開閉ランナー用進退ガイ
ド長孔(11)の開口上縁部は、コイン(C)の直径よ
りも細かい間隔ピッチを保つ凹凸が交互するほぼ波型に
切り欠かれており、表側へ倒れ落ちる過程の正規なコイ
ン(C)や不正な径小コイン(C)が、その進退ガイド
長孔(11)へ誤まって係止しないようになっている。
【0019】しかも、その波型をなす凹欠部の1個が、
後述するコイン検知用第1フォトセンサーの透光窓(1
3)として活用され、その第1フォトセンサーによりコ
イン(C)の下部を検知するようになっている。
【0020】他方、同じく第1底開閉ランナー用進退ガ
イド長孔(11)の開口下縁部は、上記本体シャーシ
(S)から裏向きのほぼ直角に切り起された櫛目型を呈
しており、これによって後述の第1底開閉ランナーを本
体シャーシ(S)とのほぼ直交状態に安定良く受け持つ
ことができるほか、その進退ガイド長孔(11)の開口
下縁部へ塵埃やその他の異物が付着・堆積し難く、更に
はその異物を容易に掻き取り排除し得るようになってい
る。
【0021】(14)は上記第1底開閉ランナー用進退
ガイド長孔(11)のほぼ真下に対応位置しつつ、本体
シャーシ(S)の裏面へ取付ブラケット(15)を介し
て取り付け固定された第1ソレノイドであり、その第1
ソレノイド(14)の励磁作用を受けた第1底開閉ラン
ナー(16)が、図17〜19のように上記本体シャー
シ(S)の第1底開閉ランナー用進退ガイド長孔(1
1)を通じて、その本体シャーシ(S)の表側へ進出す
ることにより、上記コイン垂直通路(P1)と一定な交
叉角度(α)だけ交叉したコイン傾斜通路(P2)を形
成するようになっている。
【0022】そして、そのコイン傾斜通路(P2)を底
有り状態に閉鎖している第1底開閉ランナー(16)
が、同じく第1ソレノイド(14)の消磁作用により上
記進退ガイド長孔(11)を通じて、図20のように本
体シャーシ(S)の裏側へ退動復帰し、上記コイン傾斜
通路(P2)を底無し状態に開放する。
【0023】つまり、上記第1底開閉ランナー(16)
はコイン傾斜通路(P2)の開閉底を形作り、そのコイ
ン傾斜通路(P2)の閉鎖状態にある第1底開閉ランナ
ー(16)上を、正規なコイン(C)が転がり進行する
一方、その正規なコイン(C)や不正に投入されたタバ
コの吸殻などは、上記底無し状態に開放されたコイン傾
斜通路(P2)から即刻落下するようになっているので
ある。
【0024】(17)は上記第1ソレノイド(14)に
吸着される作動アームであり、その上端部に連結一体化
された第1底開閉ランナー(16)が、図19、20の
ように本体シャーシ(S)の進退ガイド長孔(11)を
通じて進退作用する。(18)は上記取付ブラケット
(15)の下端部に曲げ出されたバネ受け片(19)
と、上記作動アーム(17)の対応的な下端部との向か
い合う相互間に張架されたリターンバネ(引張コイルバ
ネ)であり、第1底開閉ランナー(16)を常に退動方
向へ弾圧付勢している。(20)はその退動する第1底
開閉ランナー(16)の受け止めストッパー片であり、
第1底開閉ランナー(16)に付与された退動規制切欠
(21)と係合し得る関係状態として、上記取付ブラケ
ット(15)の上端部に曲げ起されている。
【0025】その際、コイン傾斜通路(P2)の第1底
開閉ランナー(16)は図示のような蝶番(22)や枢
支ピンなどを介して、上記第1ソレノイド(14)にお
ける作動アーム(17)の上端部へ回動自在に連結する
ことが望ましい。
【0026】そうすれば、第1ソレノイド(14)に吸
着される作動アーム(17)が円弧運動するも、第1底
開閉ランナー(16)は上記進退ガイド長孔(11)の
開口下縁部に受け持たれた本体シャーシ(S)との直交
状態のもとで、その本体シャーシ(S)に切り欠かれた
進退ガイド長孔(11)へ直線的に進退作用することと
なり、その第1底開閉ランナー(16)に沿う正規なコ
イン(C)の転がり進行を一層円滑・安定化でき、その
コイン(C)が持ち上がったり、傾斜姿勢になったりす
ることを防止し得るからである。
【0027】又、(23)は上記第2底開閉ランナー用
進退ガイド長孔(12)のほぼ真上に対応位置しつつ、
やはり本体シャーシ(S)の裏面へ取付ブラケット(2
4)を介して固定一体化された第2ソレノイドであり、
その第2ソレノイド(23)の励磁作用を受けた第2底
開閉ランナー(25)が、図25のように上記本体シャ
ーシ(S)の第2底開閉ランナー用進退ガイド長孔(1
2)を通じて、その本体シャーシ(S)の表側へ進出す
ることにより、上記コイン傾斜通路(P2)と直列する
コイン傾斜延長通路(P3)を形成するようになってい
る。
【0028】そのコイン傾斜延長通路(P3)を底有り
状態に閉鎖している第2底開閉ランナー(25)が、同
じく第2ソレノイド(23)の消磁作用によって上記進
退ガイド長孔(12)を通じ、図26のように本体シャ
ーシ(S)の裏側へ退動復帰し、上記コイン傾斜延長通
路(P3)を底無し状態に開放する。
【0029】つまり、上記第2底開閉ランナー(25)
はコイン傾斜延長通路(P3)の開閉底を形作り、その
コイン傾斜延長通路(P3)の閉鎖状態にある第2底開
閉ランナー(25)上を、正規なコイン(C)が転がり
進行すると共に、その正規なコイン(C)は底無し状態
に開放されたコイン傾斜延長通路(P3)から即刻落下
するようになっているのである。
【0030】(26)は上記第2ソレノイド(23)に
吸着される作動アームであり、その下端部に連結一体化
された第2底開閉ランナー(25)が、図25、26の
ように本体シャーシ(S)の進退ガイド長孔(12)を
通じて進退作用する。(27)は上記取付ブラケット
(24)の上端部に曲げ起されたバネ受け片(28)
と、同じく作動アーム(26)の対応的な上端部との向
かい合う相互間に張架されたリターンバネ(引張コイル
バネ)であり、上記第2底開閉ランナー(25)を常に
退動方向へ弾圧付勢している。(29)はその退動する
第2底開閉ランナー(25)の受け止めストッパー片で
あり、第2底開閉ランナー(25)に付与された退動規
制切欠(30)と係合し得る関係状態として、上記取付
ブラケット(24)の下端部に曲げ出されている。
【0031】更に、(31)は上記第1、2底開閉ラン
ナー用進退ガイド長孔(11)(12)の境界部に介在
する位置関係として、本体シャーシ(S)からコイン
(C)の厚みとほぼ等しい寸法だけ表向きに曲げ出され
た開閉カバー用受け止めスペーサーであり、これに受け
止められる開閉カバー(4)と本体シャーシ(S)との
向かい合う相互間が、図2や図17のように上記コイン
垂直通路(P1)やコイン傾斜通路(P2)として区画
されることになる。
【0032】(32)は上記第2底開閉ランナー用進退
ガイド長孔(12)の下端部付近に位置しつつ、同じく
本体シャーシ(S)からコイン(C)の厚みとほぼ等し
い寸法だけ表向きに曲げ出された固定カバー用受け止め
スペーサーであり、これに受け止められる固定カバー
(33)と本体シャーシ(S)との向かい合う相互間
が、上記コイン傾斜延長通路(P3)として区画される
ことになる。
【0033】(34)はそのコイン傾斜延長通路(P
3)と合致連通するコイン排出口であって、上記本体シ
ャーシ(S)における右側サイドフランジ(1)の下端
部に切り欠かれており、これはコインセレクターの取付
使用状態において、遊技機(M)の機筐(35)に内蔵
設置されているコイン収容ホッパー(36)と連通し、
上記コイン傾斜延長通路(P3)からコイン収容ホッパ
ー(36)へ正規なコイン(C)を収容できるようにな
っている。
【0034】又、図17や図33から明白な通り、上記
コイン傾斜延長通路(P3)の真下位置には、遊技機
(M)の機筐(35)へコイン収容ホッパー(36)と
の並列状態に内蔵設置された別個なコイン収容補助タン
ク(37)が連通しており、そのホッパー(36)が正
規なコイン(C)での満杯状態になった時、上記第2底
開閉ランナー(25)の開放によりコイン傾斜延長通路
(P3)から落下する正規なコイン(C)が、その補助
タンク(37)へ移し入れられるようになっている。上
記ホッパー(36)からコイン(C)が溢れ出し散乱す
ることを防ぐためである。
【0035】これに対して、上記コイン傾斜通路(P
2)の真下位置にはコイン返却シュート(38)が連通
開口しており、遊技上不必要に多く投入された正規なコ
イン(C)と不正な径小コイン(C)は、そのコイン傾
斜通路(P2)からコイン返却シュート(38)を経
て、遊技機(M)における開閉扉(3)の表側に開口す
るコイン返却皿(39)へ、落下返却されるようになっ
ている。
【0036】つまり、上記コイン傾斜通路(P2)の底
面とこれに直列するコイン傾斜延長通路(P3)の底面
とは、その第1、2底開閉ランナー(16)(25)に
よって別個に開閉されるようになっているわけである。
(40)はそのために上記コイン傾斜通路(P2)から
返却シュート(38)を経て落下返却されるコイン
(C)と、上記コイン傾斜延長通路(P3)から補助タ
ンク(37)へ落下収容されるコイン(C)とを混合し
ないように配分する仕切り片であり、本体シャーシ
(S)における両通路(P2)(P3)の境界部と対応
位置する下端部から、両サイドフランジ(1)と同じ寸
法だけ表向きに切り起されている。
【0037】更に、(41)は上記コイン垂直通路(P
1)とコイン傾斜通路(P2)との一定交叉角度(α)
を保つ角隅部に介在することとなるコイン変向スペーサ
ーであるが、これは図12〜15のように開閉カバー
(4)の裏面へ、固定ビス(42)によって取り付け一
体化されており、その意味から上記コイン垂直通路(P
1)の開閉底をなすと言える。
【0038】このコイン変向スペーサー(41)はコイ
ン(C)とほぼ対応する厚みを備えた焼入れ鋼板やその
他の耐摩耗性に富む金属板から成り、その滑らかな円弧
凹曲状の上端縁部が図2〜4のようにコイン(C)の底
ガイドレール(43)として、上記コイン垂直通路(P
1)に沿い落下するコイン(C)を一旦受け止め、引き
続くコイン傾斜通路(P2)へ変向誘導するようになっ
ている。
【0039】(44)は同じくコイン垂直通路(P1)
とコイン傾斜通路(P2)との交叉する角隅部に位置し
つつ、上記本体シャーシ(S)に開口形成された点検孔
であり、これも塵埃やその他の異物を排除することの容
易化に役立つ。
【0040】尚、図示の実施形態では上記コイン傾斜通
路(P2)と一定の交叉角度(α)だけ交叉するコイン
垂直通路(P1)を、その文字通りの垂直状態に形成し
ているが、コイン傾斜通路(P2)と鈍角の交叉角度
(α)に屈曲するならば、若干の右下がり傾斜状態に形
成してもさしつかえない。
【0041】又、図示実施形態の場合コインセレクター
のコイン受け入れ口(5)からコイン排出口(34)ま
で連続するコイン通路(P)を、そのコイン垂直通路
(P1)とコイン傾斜通路(P2)並びにコイン傾斜延
長通路(P3)から形作り、そのコイン傾斜延長通路
(P3)の真下位置へコイン収容補助タンク(37)を
連通させているが、これらの設置を省略して、その省略
分だけ上記コイン傾斜通路(P2)を長く延長形成する
と共に、そのコイン傾斜通路(P2)の下端部へコイン
収容ホッパー(36)と連通するコイン排出口(34)
を、言わば直かに開口させても良い。
【0042】(45)は正規なコイン(C)とほぼ対応
する厚みの金属板から、上記第1底開閉ランナー用進退
ガイド長孔(11)の開口長さ(O1)とほぼ等しい長
さだけ延在する平行な長辺(45a)と、短辺(45
b)とを備えた表面視のほぼ長方形、楕円形、台形又は
平行四辺形に作成された第2スペーサー、(46)は正
規なコイン(C)を上記コイン傾斜通路(P2)から表
側へ倒れ落ちないように防止するためのフロントウォー
ルであって、図30に抽出して示す如く、上記第2スペ
ーサー(45)の短辺(45b)よりも一定寸法(Y)
(例えば約1.2〜約1.5mm)だけ大きい短辺(46
b)と、平行な長辺(46a)とを備えたほぼ相似な長
方形、楕円形、台形又は平行四辺形の金属板から成り、
その第2スペーサー(45)の表面へ複数の固定ビス
(47)や接着剤、スポット溶接などによって重合一体
化されている。
【0043】そして、このような予じめの重合状態に組
み付けられたフロントウォール(46)と第2スペーサ
ー(45)とは、図3、4、18から明白なように上記
第1底開閉ランナー用進退ガイド長孔(11)のほぼ真
上に対応位置しつつ、本体シャーシ(S)へ表側から共
通の回動支点軸(48)と、少なくとも1個の抜き差し
可能な固定ビス(49)を介して取り付け固定されるこ
とにより、その第2スペーサー(45)におけるコイン
(C)の天井ガイドレール(50)として働く下側長辺
(45a)と、上記第1底開閉ランナー(16)との向
かい合う相互間に区画されることとなるコイン傾斜通路
(P2)を、正規なコイン(C)の直径(例えば約25
mm)とほぼ等しい一定の開口幅(W2)に保っている。
このようなコイン傾斜通路(P2)において、コイン
(C)の直径を選別するようになっているわけである。
【0044】しかも、その第2スペーサー(45)にお
けるコイン(C)の天井ガイドレール(50)として働
く下側長辺(45a)からは、上記フロントウォール
(46)の対応的な下側長辺(46a)が一定寸法
(Y)だけ下方へ庇状に張り出すこととなる関係上、そ
の張り出す下側長辺(46a)を図19のように正規な
コイン(C)のエッジガードレール(51)として、そ
のコイン(C)を上記コイン傾斜通路(P2)から表側
へ倒れ落ちないように係合し乍ら、引き続くコイン傾斜
延長通路(P3)に向かって安定良く転がり進行させる
ことができる。
【0045】その場合、先の重合状態にあるフロントウ
ォール(46)と第2スペーサー(45)とを本体シャ
ーシ(S)の表面へ取り付け固定するための回動支点軸
(48)は、その両者の長手中心線(X−X)から一定
距離(H)(例えば約2.75mm)だけ上下何れか一方
へ偏倚した位置を貫通横断することにより、その回動支
点軸(48)から第2スペーサー(45)における一方
の長辺(45a)までの距離(L1)と、同じく他方の
長辺(45a)までの距離(L2)に長短差が設けられ
ている。そして、上記フロントウォール(46)と第2
スペーサー(45)とを、その回動支点軸(48)の廻
りに180度だけ上下反転させた逆向き姿勢状態として
使い分けることができるようになっている。
【0046】即ち、(52)はその回動支点軸(48)
の受け入れバカ孔、(53)は上記固定ビス(49)の
受け入れネジ孔であって、第1底開閉ランナー用進退ガ
イド長孔(11)のほぼ真上に対応位置しつつ、上記本
体シャーシ(S)へ図5のような並列状態に開口分布さ
れている。
【0047】他方、正規なコイン(C)の倒れ落ち防止
用フロントウォール(46)と第2スペーサー(45)
には、上記本体シャーシ(S)側の回動支点軸受け入れ
バカ孔(52)と合致する回動支点軸受け入れ連通孔
(54)のほか、同じく本体シャーシ(S)側の固定ビ
ス受け入れネジ孔(53)と択一的に合致連通する複数
の固定ビス受け入れバカ孔(55)が、その回動支点軸
受け入れ連通孔(54)から回動支点軸受け入れバカ孔
(52)へ差し込み貫通された回動支点軸(48)を中
心とする比較的短かい回動半径線上に開口分布されても
いる。
【0048】上記回動支点軸(48)としては、固定ビ
ス(49)よりも太いビスやその他のネジ軸を採用する
ことが好ましく、これには本体シャーシ(S)の裏側か
ら固定ナット(56)が締結されるようになっている。
そして、上記固定ビス受け入れバカ孔(55)から固定
ビス受け入れネジ孔(53)へ択一的に螺入締結される
上記固定ビス(49)と、その回動支点軸(48)との
複数によって、先の重合状態にあるフロントウォール
(46)と第2スペーサー(45)が、本体シャーシ
(S)へ取り付け固定されるのである。
【0049】そのため、その本体シャーシ(S)へ取り
付け固定された第2スペーサー(45)の下側長辺(4
5a)から成る天井ガイドレール(50)と、上記第1
底開閉ランナー(16)との向かい合う相互間に区画さ
れたコイン傾斜通路(P2)の開口幅(W2)が、今図
3や図18、19のような比較的狭い寸法にあると仮定
した場合、上記固定ビス(49)を一旦抜き取って、残
る回動支点軸(48)の廻りに180度だけ、上記第2
スペーサー(45)とフロントウォール(46)とを一
緒に上下反転させた後、その固定ビス(49)を別な固
定ビス受け入れバカ孔(55)から本体シャーシ(S)
側の固定ビス受け入れネジ孔(53)へ再度差し込み締
結することにより、上記コイン傾斜通路(P2)の開口
幅(W2)を図27〜29のような広い寸法に調整セッ
トすることができ、逆に図27〜29の広い寸法から図
3、18、19の狭い寸法へ調整セットすることも可能
であり、上記フロントウォール(46)と第2スペーサ
ー(45)の一種類を使い分けることによって、コイン
セレクター自身の仕様変更状態を容易に得られることと
なる。
【0050】このような回動支点軸(48)から上記第
2スペーサー(45)における両長辺(45a)までの
距離(回動半径)(L1)(L2)に長短差があること
に基いて、上記フロントウォール(46)と第2スペー
サー(45)を一緒に180度だけ上下反転させること
により、コイン傾斜通路(P2)の開口幅(W2)を広
狭寸法に調整セットできる構成が採用されているため、
上記コイン垂直通路(P1)の開口幅(W1)が第1ス
ペーサー(7)の進退操作により、広狭寸法に調整セッ
トされる構成の採用とも相俟って、コインセレクター自
身を直径が異なる正規なコイン(C)(例えば約25mm
と約30.8mmとの2種)に兼用できることとなり、その
各種遊技機に対する使用上の互換性とコインセレクター
の量産効果に著しく優れる。
【0051】但し、上記コイン垂直通路(P1)の開口
幅(W1)は、これを本体シャーシ(S)に対する第1
スペーサー(7)の取り付け固定により、使用される最
も大きな直径(例えば約30.8mm)の正規コイン(C)
と対応する広い寸法に設定したままとし、上記コイン傾
斜通路(P2)の開口幅(W2)のみを使用される正規
なコイン(C)の直径変化(例えば約25mmと約30.8
mmとの2種)に応じて、広く又は狭く調整セットできる
ように構成してもさしつかえない。このコイン傾斜通路
(P2)において、コイン(C)の直径を選別し得るか
らである。
【0052】尚、正規なコイン(C)の倒れ落ち防止用
フロントウォール(46)と第2スペーサー(45)
は、これらを予じめの別個な金属板から複数の固定ビス
(47)などにより重合状態に組み付け一体化する構成
に代えて、その全体を硬質な合成樹脂からの一体成形品
としたり、或いは1枚物の金属板から図31のような断
面ほぼハット型に塑性変形して、その上下両端部から外
向きに張り出す一対のほぼ平行なリップを、正規なコイ
ン(C)の倒れ落ち防止用となる上記エッジガードレー
ル(51)として機能させたりしても良い。
【0053】又、図4、5から明白なように、選択使用
される複数の固定ビス受け入れバカ孔(55)と、本体
シャーシ(S)側の固定ビス受け入れネジ孔(53)と
を合致操作しやすくするため、上記回動支点軸(48)
を中心とする短かい回動半径線上に沿うほぼ半円弧状の
回動ガイド長孔(57)を、本体シャーシ(S)に切り
欠くと共に、その回動ガイド長孔(57)と常時係合す
る別個な回動ガイドピン(58)を、上記第2スペーサ
ー(45)から裏向き一体的に突出させることが好まし
い。
【0054】(59)はその裏向き一体的に長く突出さ
せた回動ガイドピン(58)と、同じく本体シャーシ
(S)から裏向きに長く突出させた上記回動支点軸(4
8)との複数を兼用して、図16や図18〜20のよう
に、その本体シャーシ(S)へ裏側から組み付けユニッ
ト化されたキャンバーであり、上記フロントウォール
(46)並びに第2スペーサー(45)と一緒に180
度だけ上下反転し得るようになっている。(60)はそ
のキャンバー(59)と回動支点軸(48)との嵌合面
に介挿された軸受スリーブ、(61)は上記固定ナット
(56)のワッシャであるが、バネリテーナーを兼ねて
おり、これとキャンバー(59)との向かい合う相互間
には、そのキャンバー(59)を常時表側へ弾圧付勢す
るリターンバネ(圧縮コイルバネ)(62)が巻き掛け
られている。
【0055】上記キャンバー(59)は正規なコイン
(C)の倒れ落ち防止用フロントウォール(46)や第
2スペーサー(45)と一緒に、180度だけ上下反転
使用できるように、図21、22のような上記フロント
ウォール(46)の短辺(46b)よりも大きく拡開し
たほぼコ字型の金属板から成り、その上下両端部がコイ
ン傾斜通路(P2)へ択一的に張り出す一対のカム片
(63)として、その平面視のほぼ台形をなすカム片
(63)により、不正な径小コイン(C)を上記コイン
傾斜通路(P2)から徐々に表側へ倒し落すようになっ
ている。(64)はそのキャンバー(59)の裏向きに
突出する左右一対の反転操作用把手であり、これを持っ
てキャンバー(59)のみならず、上記フロントウォー
ル(46)と第2スペーサー(45)も一緒に上下反転
させることができる。
【0056】(65)は上記回動支点軸(48)を中心
とする比較的長い回動半径線上に沿う一連の大きな円弧
形態又は別個独立する上下一対の直線形態として、上記
本体シャーシ(S)に切り欠かれたキャンバー逃し長孔
であり、キャンバー(59)の上記カム片(63)を逃
し入れる。
【0057】そして、上記リターンバネ(62)の背圧
を受けたキャンバー(59)のカム片(63)が、図2
4のように本体シャーシ(S)のキャンバー逃し長孔
(65)を通じて、上記コイン傾斜通路(P2)へ常時
張り出すこととなり、そのコイン垂直通路(P1)から
コイン傾斜通路(P2)へ転がり進行してきた不正な径
小コイン(C)を、確実に表側へ倒し落すのである。
【0058】このようなコイン(C)の直径を選別する
作用は、図3、18、19と図27〜29との比較から
明白な通り、キャンバー(59)が上記フロントウォー
ル(46)並びに第2スペーサー(45)と一緒に、そ
の本体シャーシ(S)のキャンバー逃し長孔(65)を
通じて、上記回動支点軸(48)の廻りに180度だけ
上下反転使用されるようになっているため、上記コイン
傾斜通路(P2)の開口幅(W2)が広狭変化されたと
しても、一切の支障なく営なまれるのであり、その不正
な径小コイン(C)がコイン排出口(34)まで到達す
るおそれはない。
【0059】更に、図2〜6の符号(66)は本体シャ
ーシ(S)の右側上端角隅部付近から表向きに突設され
た向かい合う一対の軸受ステー、(67)はその相互間
に位置しつつ、同じく本体シャーシ(S)に切り欠かれ
たバネ導出孔、(68)は上記キャンバー逃し長孔(6
5)や両軸受ステー(66)と干渉しない大きさとし
て、本体シャーシ(S)の表面へ複数の固定ビス(6
9)により重合一体化された第3スペーサーであり、正
規なコイン(C)とほぼ等しい厚みの金属板から成る。
【0060】しかも、その第3スペーサー(68)にお
ける上記コイン傾斜延長通路(P3)へ臨む下端縁部
が、正規なコイン(C)の天井ガイドレール(70)と
して、上記第2底開閉ランナー用進退ガイド長孔(1
2)の開口長さ(O2)とほぼ等しい長さだけ平行に延
在している。
【0061】その場合、その第2底開閉ランナー(2
5)と第3スペーサー(68)の天井ガイドレール(7
0)との向かい合う相互間に区画されることとなるコイ
ン傾斜延長通路(P3)の開口幅(W3)は、正規なコ
イン(C)の直径(例えば約25mm)よりも広く、使用
される最も大きな直径(例えば約30.8mm)の正規コイ
ン(C)と対応するようになっている。
【0062】先に一言した固定カバー(33)は金属板
から成り、第3スペーサー(68)の表面へ複数の固定
ビス(71)によって重合一体化されている。この固定
カバー(33)が上記コイン傾斜延長通路(P3)から
表側へ、正規なコイン(C)の倒れ落ちることを防止し
ている。
【0063】(72)は後述するコイン検知用第2フォ
トセンサーの透光窓であって、上記固定カバー(33)
がコイン傾斜延長通路(P3)へ臨む部分に切り欠かれ
ており、その第2フォトセンサーによりコイン(C)の
上部を検知するようになっている。
【0064】先に一言した開閉カバー(4)は図12〜
15のように、コイン垂直通路(P1)とコイン傾斜通
路(P2)を表側から被覆する大きさの金属板から成
り、上記本体シャーシ(S)から表向きに突出する一対
の軸受ステー(66)へ、枢支ピン(73)を介して開
閉自在に取り付けられている。
【0065】(74)は上記枢支ピン(73)に巻き付
けられた蔓巻きバネであって、その切り離し両端部が開
閉カバー(4)を常時閉鎖方向へ弾圧付勢している。同
じく蔓巻きバネ(74)の中間部は、上記バネ導出孔
(67)を通じて、本体シャーシ(S)の裏側へ導出さ
れているため、その導出された蔓巻きバネ(74)の中
間部を把手として、開閉カバー(4)の枢支ピン(7
3)をその本体シャーシ(S)の軸受ステー(66)か
ら瞬時に取りはずし分解することもできる。
【0066】上記開閉カバー(4)がコイン傾斜通路
(P2)へ臨む対応個所には、不正な径小コイン(C)
の排出窓(75)が表面視のほぼ長方形に切り欠かれて
おり、その開閉カバー(4)による上記コイン傾斜通路
(P2)の被覆状態にあっても、上記キャンバー(5
9)のカム片(63)により倒される不正な径小コイン
(C)を、その開閉カバー(4)の排出窓(75)から
自づと確実に落下させることができるようになってい
る。
【0067】その場合、不正な径小コイン用排出窓(7
5)の開口下縁部は図2、19のように、上記コイン傾
斜通路(P2)の開閉底を形作る第1底開閉ランナー
(16)とほぼ同一平面にあり、その本体シャーシ
(S)の表側へ進出作用した第1底開閉ランナー(1
6)が、その表側から開閉カバー(4)によって言わば
受け止められるようになっている。
【0068】上記開閉カバー(4)がコイン垂直通路
(P1)へ臨む対応個所には、少なくとも1個の点検孔
(76)が開口形成されており、これも塵埃やその他の
異物を排除することの容易化に役立つ。同じく開閉カバ
ー(4)がコイン垂直通路(P1)とコイン傾斜通路
(P2)との交叉する角隅部へ臨む対応個所に、コイン
変向スペーサー(41)が付属一体化されていること
は、既に述べた通りである。
【0069】又、(77)は上記本体シャーシ(S)に
おける上端中央部から裏向きに突設された左右一対の軸
受ステーであり、これには開閉カバー(4)の開放用作
動レバー(78)が、水平な枢支ピン(79)を介して
起伏的な回動自在に取り付けられている。
【0070】その作動レバー(78)の下端部は表向き
の押圧爪(80)として、上記本体シャーシ(S)と第
3スペーサー(68)に切り欠かれた爪導出孔(81)
を通じ、上記開閉カバー(4)を表側へ押すことによ
り、コイン垂直通路(P1)とコイン傾斜通路(P2)
の表側を図16や図19の鎖線で示す如く、全開させる
ようになっている。
【0071】他方、同じく作動レバー(78)の上端部
は遊技機(M)の開閉扉(3)に付属された後述の揺動
アームを介して、その開閉扉(3)の表面に設けられて
いるコイン返却用押しボタン(82)と作用的に連結さ
れており、その押しボタン(82)を押し下げた時に
は、上記開閉カバー(4)が開放作動されて、コイン垂
直通路(P1)とコイン傾斜通路(P2)に滞留する正
規なコイン(C)が、一挙にコイン返却シュート(3
8)を経て、遊技機(M)における開閉扉(3)のコイ
ン返却皿(39)へ落下返却されることになる。
【0072】更に、(83)は上記本体シャーシ(S)
に切り欠かれた第1フォトセンサー用透光窓(13)を
通じて、その本体シャーシ(S)の裏側からコイン傾斜
通路(P2)へ臨まされた第1フォトセンサーであり、
そのコイン傾斜通路(P2)に沿って転がり進行する過
程のコイン(C)を検知する。
【0073】(84)は上記固定カバー(33)に切り
欠かれた第2フォトセンサー用透光窓(72)を通じ
て、その固定カバー(33)の表側からコイン傾斜延長
通路(P3)へ臨まされた第2フォトセンサーであり、
そのコイン傾斜延長通路(P3)に沿って転がり進行す
る過程のコイン(C)を検知する。
【0074】その場合、図示の実施形態では直接反射型
の第1、2フォトセンサー(83)(84)を採用して
いるが、これに代る透過型やその他の型式を採用しても
勿論良い。
【0075】何れにしても、第1フォトセンサー(8
3)と引き続く第2フォトセンサー(84)により、順
次にコイン(C)が検知された時にのみ初めて、そのコ
イン(C)の使用枚数を1枚としてカウントするように
設定されているほか、第1、2フォトセンサー(83)
(84)は上記第1、2底開閉ランナー(16)(2
5)を進退作動させる第1、2ソレノイド(14)(2
3)と、次の通り電気的に接続されているのである。
【0076】即ち、例えばスロットマシンでは、1プレ
イに3枚のコイン(C)を投入使用するが、その1プレ
イ上余分に投入された4枚目のコイン(C)は、これを
検知した第1、2フォトセンサー(83)(84)から
の出力信号により、上記第1ソレノイド(14)をスイ
ッチ・オフさせて、その第1底開閉ランナー(16)の
退動作用により底無し状態に開放されたコイン傾斜通路
(P2)から、上記不必要なコイン(C)をコイン返却
シュート(38)へ落下返却するようになっている。
【0077】又、例えばクレジット50枚として、その
予じめ定められた多量のコイン(C)を一挙に投入貯蔵
した上、数プレイを連続的に行なうような場合、その余
分に追加投入された51枚目のコイン(C)は、これも
上記と同じくコイン傾斜通路(P2)からコイン返却シ
ュート(38)へ落下返却するようになっている。
【0078】更に、遊技中にコイン収容ホッパー(3
6)が正規なコイン(C)での満杯状態になった時に
は、これをホッパー(36)に付属の検知センサー(図
示省略)により検知して、そのコイン検知センサーから
の出力信号により上記第2ソレノイド(23)をスイッ
チ・オフさせ、その第2底開閉ランナー(25)の退動
作用により底無し状態に開放されたコイン傾斜延長通路
(P3)から、その後の正規なコイン(C)をコイン収
容補助タンク(37)へ移し入れるようになっている。
【0079】上記第1、2フォトセンサー(83)(8
4)は一定の作用間隔距離(D)を保って並列設置され
ており、その間隔距離(D)のコイン通過所要時間が予
じめ図外のタイマーにより設定された許容範囲を越えた
場合には、仮令正規なコイン(C)であっても不正な使
用行為とみなし、上記第2ソレノイド(23)をスイッ
チ・オフさせて、その底無し状態のコイン傾斜延長通路
(P3)からコイン(C)をコイン収容補助タンク(3
7)へ落下収容するようになっている。
【0080】上記のような構成を備えた本発明のコイン
セレクターは、遊技機(スロットマシン)(M)におけ
る開閉扉(3)の裏面に付属一体化されている受け金具
(A)へ、次の通りカセット式の着脱自在に取り付けら
れて、そのセレクター本体シャーシ(S)の垂直な姿勢
状態のもとで使用されるようになっている。
【0081】即ち、上記受け金具(A)は図5〜11の
セレクター本体シャーシ(S)と対応する底面視のほぼ
U字型として、図33〜35のように開閉扉(3)への
取付ベース(85)と、その平行な両端縁部から張り出
し屈曲する左右一対の支持フランジ(86)とを備えて
おり、その右側の支持フランジ(86)には上下一対の
取付ピン受け入れ孔(87)が、残る左側の支持フラン
ジ(86)には上下一対の取付ピン受け入れ切欠(8
8)が、何れも上記セレクター本体シャーシ(S)側の
取付ピン(2)と対応するように設けられている。
【0082】そのため、上記セレクター本体シャーシ
(S)から突出する右側の取付ピン(2)をその受け入
れ孔(87)へ先に差し込み、引き続き左側の取付ピン
(2)をその受け入れ切欠(87)へ係止させることに
よって、本体シャーシ(S)を上記受け金具(A)へ表
側から瞬時に取り付けることができ、そうすれば上記第
1、2底開閉ランナー(16)(25)やコイン変向ス
ペーサー(41)の底ガイドレール(43)が、自づと
本体シャーシ(S)とほぼ直交するコイン(C)の安定
な受け持ち姿勢状態に保たれることになる。
【0083】(89)は左側の支持フランジ(86)か
ら外向きに突出する複数の水平な係合ピン(90)へ、
昇降ガイド長孔(91)を介して昇降自在に係合された
操作プレートであり、常時引張コイルバネ(92)の引
き下げ付勢力を受けている。
【0084】そして、その操作プレート(89)の中途
高さ位置に切り欠かれた上下一対の抜け止めフック(9
3)が、上記セレクター本体シャーシ(S)側の取付ピ
ン(2)をその受け入れ切欠(88)から抜け出さぬよ
うにロックしている。
【0085】その結果、上記引張コイルバネ(92)の
引き下げ付勢力に抗して、その操作プレート(89)を
引き上げ操作することにより、セレクター本体シャーシ
(S)を上記受け金具(A)から取りはずすことも可能
である。
【0086】(94)は上下方向への揺動アームであっ
て、その基端部が上記受け金具(A)の取付ベース(8
5)に枢着されている一方、同じく先端部が開閉扉
(3)の表側からコイン返却用押しボタン(82)によ
って押し下げられるようになっている。(95)はその
揺動アーム(94)の先端部を常時押し上げ復帰方向に
弾圧付勢する蔓巻きバネである。
【0087】そして、同じく揺動アーム(94)の中途
部が上記セレクター本体シャーシ(S)側の開閉カバー
開放用作動レバー(78)と連動連結するようになって
おり、その揺動アーム(94)を上記押しボタン(8
2)によって押し下げた時、開閉カバー開放用作動レバ
ー(78)の押圧爪(80)が開閉カバー(4)を表向
きに押圧し、その開閉カバー(4)が枢支ピン(73)
の廻りに開放されることとなる。
【0088】又、上記のように構成されたコインセレク
ターの作用を説明すると、その使用中コイン垂直通路
(P1)とコイン傾斜通路(P2)は表側から開閉カバ
ー(4)によって被覆された状態にあり、第1、2ソレ
ノイド(14)(23)のスイッチ・オン作用によっ
て、第1、2底開閉ランナー(16)(25)がコイン
傾斜通路(P2)とそのコイン傾斜延長通路(P3)
を、図17、19、25のような底有り状態に閉鎖して
いる。
【0089】そのため、コイン受け入れ口(5)からコ
イン垂直通路(P1)に沿い落下した正規なコイン
(C)は、図3の矢印で示すように、上記コイン傾斜通
路(P2)からコイン傾斜延長通路(P3)を転がり進
行し、コイン排出口(34)を経てコイン収容ホッパー
(36)へ収容されることになる。
【0090】そして、遊技機(M)の機種毎に使用され
る正規なコイン(C)の直径が、例えば約25mmと約3
0.8mmとの2種として相違変化するような場合には、本
体シャーシ(S)に対する上記フロントウォール(4
6)と第2スペーサー(45)の固定ビス(49)を一
旦抜き取り、上記回動支点軸(48)に対するキャンバ
ー(59)の固定ナット(56)を緩めて、そのキャン
バー(59)を上下反転操作用把手(6)により、上記
カム片(63)がキャンバー逃し長孔(65)から抜け
出すまで裏側へ引っ張り乍ら、依然回動ガイドピン(5
8)を介して組み付けユニット状態にあるフロントウォ
ール(46)と第2スペーサー(45)並びにキャンバ
ー(59)を、図3、18、19と図27〜29との比
較から明白なように、上記回動支点軸(48)の廻りに
180度だけ上下反転させることにより、その第2スペ
ーサー(45)の天井ガイドレール(50)と第1底開
閉ランナー(16)とから区画されるコイン傾斜通路
(P2)の開口幅(W2)を、そのコイン(C)の直径
と対応する寸法に広く又は狭く調整セットすれば良く、
その使い分けによってコインセレクター自身を容易に仕
様変更することができる。
【0091】その際、図3、18、19と図27〜29
との比較から併せて明白なように、コイン垂直通路(P
1)の開口幅(W1)も上記ビス受け入れ長孔(10)
に沿う第1スペーサー(7)の進退操作によって、その
正規なコイン(C)の直径と対応する寸法に広く又は狭
く調整セットするのである。
【0092】何れにしても、万一不正な径小コイン
(C)が投入された場合、その径小コイン(C)は図2
4のようにコイン傾斜通路(P2)を形作るフロントウ
ォール(46)のエッジガードレール(51)と係合せ
ず、そのコイン傾斜通路(P2)へ張り出すキャンバー
(59)のカム片(63)により倒されるため、その対
応個所に開口する開閉カバー(4)の排出窓(75)か
ら、コイン返却シュート(38)へ自づと落下返却され
てしまうことになる。
【0093】やがて、コイン収容ホッパー(36)が正
規なコイン(C)での満杯状態になるや、上記第2ソレ
ノイド(23)がスイッチ・オフされ、その第2底開閉
ランナー(25)の退動作用により底無し状態に開放さ
れたコイン傾斜延長通路(P3)から、引き続き正規な
コイン(C)がコイン収容補助タンク(37)へ移し入
れられることになる。
【0094】更に、万一上記第1、2フォトセンサー
(83)(84)により遊技上不必要に多く投入された
コイン(C)が検知された場合には、仮令正規なコイン
(C)であっても、そのフォトセンサー(83)(8
4)からの出力信号を受けた第1ソレノイド(14)が
スイッチ・オフとなり、その第1底開閉ランナー(1
6)の退動作用によって底無し状態に開放されたコイン
傾斜通路(P2)から、コイン返却シュート(38)を
経て遊技機(M)における開閉扉(3)の表側へ返却さ
れるのである。
【0095】又、径大な不正コイン(C)やタバコの吸
殻、更には傷付き変形した正規なコイン(C)などが、
万一コイン垂直通路(P1)やコイン傾斜通路(P2)
へ目詰まりした場合には、引き続くコイン(C)の投入
を行なえない遊技者が、開閉扉(3)の表側からコイン
返却用押しボタン(82)を押し下げて、開閉カバー
(4)を表側へ開放させることにより、上記目詰まり状
態を瞬時に解消することができる。
【0096】尚、図示省略してあるが、上記本体シャー
シ(S)におけるコイン通路(P)の就中コイン傾斜通
路(P2)へ臨む位置に、磁石を取り付け固定してお
き、万一投入された正規なコイン(C)と同じ直径の座
金や鉄板、その他の磁性物を、その磁石により捕捉し
て、これに基く転がり進行の停止又は減速を検知センサ
ーにより検知するように定めても良い。
【0097】次に、図36〜49は本発明に係るコイン
セレクターの第2実施形態を示しており、これが上記第
1実施形態と異なる構成について説明すると、下記の通
りである。
【0098】即ち、その第2実施形態のセレクター本体
シャーシ(S)は硬質な合成樹脂から表面視のほぼ長方
形で、しかも左右一対のサイドフランジ(1)を備えた
底面視のほぼU字型に一体成形されており、そのコイン
通路(P)のコイン垂直通路(P1)とコイン傾斜通路
(P2)を表側から被覆する開閉カバー(4)も、同じ
く硬質な合成樹脂から一体成形されている。
【0099】上記第1実施形態のコイン傾斜通路(P
2)は第1底開閉ランナー(16)によって、同じくコ
イン垂直通路(P1)は開閉カバー(4)の裏面に付属
しているコイン変向スペーサー(41)によって、その
何れも開閉底として形成されているが、第2実施形態に
おけるコイン垂直通路(P1)とコイン傾斜通路(P
2)との両底面は、本体シャーシ(S)の表面へ複数の
固定ビス(96)を介して重合一体化された底プレート
(97)により、その開閉不能な底有り状態として常時
閉鎖されている。
【0100】その底プレート(97)は第1実施形態の
コイン変向スペーサー(41)と同じく、コイン(C)
とほぼ等しい厚みを備えた焼入れ鋼板やその他の耐摩耗
性に富む金属板から成る。
【0101】そして、このようなコイン傾斜通路(P
2)の底プレート(97)と直列するコイン傾斜延長通
路(P3)の底面も基板取付ベース(98)として、本
体シャーシ(S)と一体成形された底有り閉鎖状態にあ
り、上記コイン傾斜通路(P2)からコイン傾斜延長通
路(P3)を経てコイン排出口(34)へ、正規なコイ
ン(C)が転がり進行するようになっている。
【0102】又、上記第1実施形態では第2スペーサー
(45)と正規なコイン(C)の倒れ落ち防止用フロン
トウォール(46)とを、その回動支点軸(48)から
の距離(回動半径)(L1)(L2)に長短差がある一
種類として作成準備の上、これを回動支点軸(48)の
廻りに180度だけ上下反転させた逆向き姿勢状態とし
て使い分けることにより、上記コイン傾斜通路(P2)
の開口幅(W2)を広く又は狭く調整セットできるよう
になっているが、第2実施形態の場合図40と図41と
の比較から明白なように、短辺(45b)の寸法(h
1)(h2)に長短差があり且つ下側長辺(45a)か
らのみエッジガードレール(51)となるフロントウォ
ール(46)の下側長辺(46a)が一定寸法(Y)だ
け下向きに張り出す第2スペーサー(45)の数種類
(図例では2種類)を作成準備して、このようなフロン
トウォール(46)と一体の別個独立に使用される第2
スペーサー(45)を、複数の固定ビス(99)によっ
て本体シャーシ(S)の表面へ、着脱・交換自在に重合
一体化させるようになっている。(100)はその固定
ビス(99)の受け入れネジ孔であり、本体シャーシ
(S)に開口分布されている。
【0103】このような第2スペーサー(45)とフロ
ントウォール(46)の数種類を使い分ける如く、本体
シャーシ(S)へ着脱・交換自在に取り付ける構成を採
用するも、上記固定ビス(99)での固定点から第2ス
ペーサー(45)の下側長辺(45a)までの距離(L
1)(L2)が、その数種類の第2スペーサー(45)
において長短相違している関係上、これに基き上記コイ
ン傾斜通路(P2)の開口幅(W2)を使用される正規
なコイン(C)の直径(例えば約25mmと約30.8mmと
の2種)に応じて、やはり広く又は狭く調整セットする
ことができ、コインセレクター自身の仕様変更状態を得
られることになる。
【0104】更に、上記第1実施形態では正規なコイン
(C)の倒れ落ち防止用フロントウォール(46)と第
2スペーサー(45)へ、その長い回動支点軸(48)
と回動ガイドピン(58)との複数を兼用して、本体シ
ャーシ(S)の裏側から不正な径小コイン(C)の倒し
落し用キャンバー(59)も一緒に組み付けユニット化
しているが、第2実施形態の場合そのキャンバー(5
9)を上記フロントウォール(46)並びに第2スペー
サー(45)から分離独立させて、次の通りコイン傾斜
通路(P2)への張り出し状態に取り付けている。
【0105】つまり、図36〜39の符号(101)は
上記フロントウォール(46)のほぼ真下に対応位置し
つつ、本体シャーシ(S)に切り欠かれたキャンバー逃
し孔、(102)はその斜め下側に隣接する並列状態と
して、同じく本体シャーシ(S)の表面に陥没する取付
ブラケット用受け段面であり、その受け段面(102)
にキャンバー取付ブラケット(103)が複数の固定ビ
ス(104)を介して、コイン傾斜通路(P2)へ張り
出さぬ埋没状態に取り付け一体化されている。
【0106】キャンバー取付ブラケット(103)は図
44〜46に示すような金属板から成り、その先端部が
平行な上下一対の軸受フォーク(105)として、上記
キャンバー逃し孔(101)に向かって延長されてお
り、その両軸受フォーク(105)へ枢支ピン(10
6)によって、不正な径小コイン(C)の倒し落し用キ
ャンバー(59)が上記コイン傾斜通路(P2)を言わ
ば縦断する仕切り状態に取り付けられている。
【0107】第2実施形態のキャンバー(59)は硬質
な合成樹脂から図47〜49のような平面視のほぼく字
型に造形されており、その一端部の固定片(107)が
本体シャーシ(S)の裏面へ係止されていると共に、同
じく他端部のカム片(108)が上記枢支ピン(10
6)へ巻き付けられた蔓巻きバネ(109)によって、
常時コイン傾斜通路(P2)へ張り出すように弾圧付勢
されており、上記コイン垂直通路(P1)からコイン傾
斜通路(P2)へ転がり進行してきた不正な径小コイン
(C)を、そのカム片(108)の背中面によって一旦
受け止め、コイン傾斜通路(P2)からコイン返却シュ
ート(38)へ倒し落すようになっている。上記蔓巻き
バネ(109)の切り離し両端部が、本体シャーシ
(S)側の受け段面(102)とキャンバー(59)の
カム片(108)に係止されていることは言うまでもな
い。
【0108】その際、コイン傾斜通路(P2)を転がり
進行する正規なコイン(C)は、上記フロントウォール
(46)における下側長辺(46a)のエッジガードレ
ール(51)と係合することになるため、仮令キャンバ
ー(59)の弾圧付勢力を受けるも、そのコイン傾斜通
路(P2)から表側へ倒れ落ちるおそれがない。
【0109】尚、第2実施形態におけるその他の構成は
上記第1実施形態と実質的に同一であるため、その図3
6〜49に図1〜35との対応符号を記入するにとどめ
て、その詳細な説明を省略するが、上記第2実施形態の
構成において、予じめ数種類準備する第2スペーサー
(45)を第1スペーサー(7)との連続一体物に作成
して、これを本体シャーシ(S)の表面へ着脱・交換自
在に取り付け使用した時、その第1スペーサー(7)に
よってコイン垂直通路(P1)の開口幅(W1)も正規
なコイン(C)の直径と対応する広さ寸法として、一挙
に広く又は狭く調整セットされる結果となるように構成
することができる。
【0110】
【発明の効果】以上のように、本発明ではセレクター本
体シャーシ(S)のコイン受け入れ口(5)からコイン
排出口(34)に至る鈍角として屈曲するコイン通路
(P)に沿い転がり進行する正規なコイン(C)の直径
を、そのコイン通路(P)の少なくとも途中に形成され
た上記コイン(C)の直径と対応するコイン傾斜通路
(P2)の開口幅(W2)により選別して、不正な径小
コイン(C)をそのコイン傾斜通路(P2)から落下返
却させる遊技機用のコインセレクターにおいて、
【0111】上記コイン傾斜通路(P2)の天井ガイド
レール(50)となり得る上下一対の平行な長辺(45
a)を有するスペーサー(45)と、その天井ガイドレ
ール(50)から下方へ庇状に張り出すことにより正規
なコイン(C)の倒れ落ち防止用エッジガードレール
(51)となり得る上下一対の平行な長辺(46a)を
有するフロントウォール(46)とを、上記本体シャー
シ(S)に対する回動支点軸(48)から上記スペーサ
ー(45)における両長辺(45a)までの距離(L
1)(L2)に長短差がある一種類として作成準備し、
【0112】そのスペーサー(45)とフロントウォー
ル(46)の一種類を本体シャーシ(S)の表面へ、回
動支点軸(48)と少なくとも1個の抜き差し可能な固
定ビス(49)との複数によって取り付けると共に、
【0113】その固定ビス(49)を一旦抜き取り、上
記スペーサー(45)とフロントウォール(46)を一
緒に回動支点軸(48)の廻りに上下反転させて、再度
固定ビス(49)を差し込むことにより、上記コイン傾
斜通路(P2)の開口幅(W2)を使用される正規なコ
イン(C)の直径変化に応じた寸法として、広く又は狭
く調整セットできるように定めてあるため、冒頭に述べ
た従来技術の課題を確実に解決することができ、遊技機
の機種により使用される正規なコイン(C)の直径が相
違変化しても、これに応じたコインセレクター自身の仕
様変更状態を容易に得られるのであり、各種遊技機に対
する使用上の互換性や汎用性並びにコインセレクターの
量産効果に著しく優れる。
【0114】そして、このような効果は請求項2の構成
によっても、ほぼ同等に達成することができる。スペー
サー(45)とフロントウォール(46)の数種類を作
成準備し、これを置換するだけで、やはり正規なコイン
(C)の直径変化に応じたコインセレクターの仕様変更
状態を便利良く得られるからである。
【0115】特に、請求項3の構成を採用するならば、
コイン傾斜通路(P2)と鈍角に交叉するコイン垂直通
路(P1)の開口幅(W1)も、やはり使用される正規
なコイン(C)の直径変化に応じて広く又は狭く調整セ
ットできるため、上記効果がますます向上する。
【0116】請求項4の構成を採用するならば、コイン
傾斜通路(P2)の天井ガイドレール(50)として働
くスペーサー(45)の両長辺(45a)のみならず、
これから庇状に張り出すことにより正規なコイン(C)
の倒れ落ち防止用エッジガードレール(51)として働
くフロントウォール(46)の両長辺(46a)も、そ
の相互の平行状態に保つことができ、上記倒れ落ち防止
作用の安定性に役立つ。
【0117】又、請求項5の構成を採用するならば、セ
レクター本体シャーシ(S)に切り欠かれた回動ガイド
長孔(57)と、スペーサー(45)から裏向きに突出
する回動ガイドピン(58)との係合作用によって、そ
のスペーサー(45)とフロントウォール(46)を上
記回動支点軸(48)の廻りにますます便利良く上下反
転操作することができ、しかも本体シャーシ(S)側の
固定ビス受け入れネジ孔(53)と自づと合致連通した
固定ビス受け入れバカ孔(57)から、そのネジ孔(5
3)へ固定ビス(49)を確実に螺入締結して、上記ス
ペーサー(45)とフロントウォール(46)の逆向き
姿勢状態をすばやく固定し得る効果がある。
【0118】殊更、請求項6の構成を採用するならば、
上記スペーサー(45)とフロントウォール(46)へ
不正な径小コイン(C)の倒し落し用キャンバー(5
9)も組み付けユニット化されており、その一緒に上下
反転使用できるようになっているため、コイン傾斜通路
(P2)の開口幅(W2)が正規なコイン(C)の直径
変化に応じて、広く又は狭く調整セットされたとして
も、これと連帯する上記キャンバー(59)が上記コイ
ン傾斜通路(P2)へ常に正しく臨むこととなり、不正
な径小コイン(C)の倒し落し作用に洩れを生じるおそ
れがなく、コイン(C)の選別精度をますます昂めるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るコインセレクターの適用一例を示
す遊技機(スロットマシン)の斜面図である。
【図2】本発明に係るコインセレクターの第1実施形態
を示す正面図である。
【図3】開閉カバーを取りはずして示す図2に対応する
正面図である。
【図4】図3の背面図である。
【図5】セレクター本体シャーシを抽出して示す正面図
である。
【図6】図5の底面図である。
【図7】図5の左側面図である。
【図8】図5の右側面図である。
【図9】図5の9−9線に沿う断面図である。
【図10】図5の10−10線に沿う断面図である。
【図11】図5の11−11線に沿う断面図である。
【図12】開閉カバーを抽出して示す正面図である。
【図13】図12の側面図である。
【図14】図12の14−14線に沿う断面図である。
【図15】図12の15−15線に沿う断面図である。
【図16】図2の16−16線に沿う拡大断面図であ
る。
【図17】図2の17−17線に沿う拡大断面図であ
る。
【図18】図3の部分拡大正面図である。
【図19】図2の19−19線に沿う拡大断面図であ
る。
【図20】第1底開閉ランナーの退動作用状態を示す図
19に対応する断面図である。
【図21】キャンバーを抽出して示す平面図である。
【図22】図21の正面図である。
【図23】図19の23−23線に沿う拡大断面図であ
る。
【図24】不正な径小コインの落下状態を示す図19に
対応する断面図である。
【図25】図4の25−25線に沿う拡大断面図であ
る。
【図26】第2底開閉ランナーの退動作用状態を示す図
25に対応する断面図である。
【図27】フロントウォールと第2スペーサーの上下反
転使用によるコイン傾斜通路の広い開口幅を示す図3に
対応する正面図である。
【図28】図27の部分拡大正面図である。
【図29】図27の29−29線に沿う拡大断面図であ
る。
【図30】フロントウォールと第2スペーサーを抽出し
て示す斜面図である。
【図31】図30の変形実施形態を示す斜面図である。
【図32】フロントウォールと第2スペーサーの別な変
形実施形態を示す図19に対応する断面図である。
【図33】遊技機側の受け金具に対するコインセレクタ
ーの取付状態を示す正面図である。
【図34】その受け金具を抽出して示す正面図である。
【図35】図34の側面図である。
【図36】本発明に係るコインセレクターの第2実施形
態を示す正面図である。
【図37】開閉カバーを取りはずして示す図36に対応
する正面図である。
【図38】図36の38−38線に沿う拡大断面図であ
る。
【図39】図36の39−39線に沿う拡大断面図であ
る。
【図40】図36の第2スペーサーを抽出して示す斜面
図である。
【図41】その第2スペーサーの変形実施形態を示す図
40に対応する斜面図である。
【図42】図36の開閉カバーを抽出して示す正面図で
ある。
【図43】図42の側面図である。
【図44】キャンバー取付ブラケットを抽出して示す正
面図である。
【図45】図44の底面図である。
【図46】図44の側面図である。
【図47】第2実施形態のキャンバーを抽出して示す正
面図である。
【図48】図47の平面図である。
【図49】図47の側面図である。
【符号の説明】
(4)・開閉カバー (5)・コイン受け入れ口 (7)・第1スペーサー (11)・第1底開閉ランナー用進退ガイド長孔 (14)・第1ソレノイド (16)・第1底開閉ランナー (23)・第2ソレノイド (25)・第2底開閉ランナー (33)・固定カバー (34)・コイン排出口 (36)・コイン収容ホッパー (37)・コイン収容補助タンク (38)・コイン返却シュート (41)・コイン変向スペーサー (45)・第2スペーサー (45a)・第2スペーサーの長辺 (45b)・第2スペーサーの短辺 (46)・フロントウォール (46a)・フロントウォールの長辺 (46b)・フロントウォールの短辺 (47)・固定ビス (48)・回動支点軸 (49)(99)・固定ビス (50)・天井ガイドレール (51)・エッジガードレール (52)・回動支点軸の受け入れバカ孔 (53)・固定ビスの受け入れネジ孔 (54)・回動支点軸受け入れ連通孔 (55)・固定ビス受け入れバカ孔 (56)・固定ナット (57)・回動ガイド長孔 (58)・回動ガイドピン (59)・キャンバー (60)・軸受スリーブ (62)・圧縮コイルバネ (63)・カム片 (64)・反転操作用把手 (65)・キャンバー逃し長孔 (68)・第3スペーサー (70)・天井ガイドレール (A)・受け金具 (S)・本体シャーシ (M)・遊技機 (C)・コイン (P)・コイン通路 (P1)・コイン垂直通路 (P2)・コイン傾斜通路 (P3)・コイン傾斜延長通路 (L1)(L2)・回動支点軸から第2スペーサーにお
ける両長辺までの距離 (O1)・第1底開閉ランナー用進退ガイド長孔の開口
長さ (O2)・第2底開閉ランナー用進退ガイド長孔の開口
長さ (W1)・コイン垂直通路の開口幅 (W2)・コイン傾斜通路の開口幅 (W3)・コイン傾斜延長通路の開口幅 (α)・交叉角度 (X−X)・長手中心線 (H)・一定距離 (Y)・一定寸法
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G07D 5/02 101 A63F 5/04 512 A63F 7/02 352

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】セレクター本体シャーシ(S)のコイン受
    け入れ口(5)からコイン排出口(34)に至る鈍角と
    して屈曲するコイン通路(P)に沿い転がり進行する正
    規なコイン(C)の直径を、そのコイン通路(P)の少
    なくとも途中に形成された上記コイン(C)の直径と対
    応するコイン傾斜通路(P2)の開口幅(W2)により
    選別して、不正な径小コイン(C)をそのコイン傾斜通
    路(P2)から落下返却させる遊技機用のコインセレク
    ターにおいて、 上記コイン傾斜通路(P2)の天井ガイドレール(5
    0)となり得る上下一対の平行な長辺(45a)を有す
    るスペーサー(45)と、その天井ガイドレール(5
    0)から下方へ庇状に張り出すことにより正規なコイン
    (C)の倒れ落ち防止用エッジガードレール(51)と
    なり得る上下一対の平行な長辺(46a)を有するフロ
    ントウォール(46)とを、上記本体シャーシ(S)に
    対する回動支点軸(48)から上記スペーサー(45)
    における両長辺(45a)までの距離(L1)(L2)
    に長短差がある一種類として作成準備し、 そのスペーサー(45)とフロントウォール(46)の
    一種類を本体シャーシ(S)の表面へ、回動支点軸(4
    8)と少なくとも1個の抜き差し可能な固定ビス(4
    9)との複数によって取り付けると共に、 その固定ビス(49)を一旦抜き取り、上記スペーサー
    (45)とフロントウォール(46)を一緒に回動支点
    軸(48)の廻りに上下反転させて、再度固定ビス(4
    9)を差し込むことにより、上記コイン傾斜通路(P
    2)の開口幅(W2)を使用される正規なコイン(C)
    の直径変化に応じた寸法として、広く又は狭く調整セッ
    トできるように定めたことを特徴とする遊技機用のコイ
    ンセレクター。
  2. 【請求項2】セレクター本体シャーシ(S)のコイン受
    け入れ口(5)からコイン排出口(34)に至る鈍角と
    して屈曲するコイン通路(P)に沿い転がり進行する正
    規なコイン(C)の直径を、そのコイン通路(P)の少
    なくとも途中に形成された上記コイン(C)の直径と対
    応するコイン傾斜通路(P2)の開口幅(W2)により
    選別して、不正な径小コイン(C)をそのコイン傾斜通
    路(P2)から落下返却させる遊技機用のコインセレク
    ターにおいて、 上記コイン傾斜通路(P2)の天井ガイドレール(5
    0)となる下側長辺(45a)を有するスペーサー(4
    5)と、その天井ガイドレール(50)から下方へ庇状
    に張り出すことにより正規なコイン(C)の倒れ落ち防
    止用エッジガードレール(51)となる下側長辺(46
    a)を有するフロントウォール(46)とを、上記本体
    シャーシ(S)に対する固定ビス(99)での固定点か
    ら上記スペーサー(45)における下側長辺(45a)
    までの距離(L1)(L2)に長短差がある数種類とし
    て作成準備し、 そのスペーサー(45)とフロントウォール(46)の
    数種類を本体シャーシ(S)の表面へ、複数の固定ビス
    (99)を介して着脱・交換自在に取り付けることによ
    り、上記コイン傾斜通路(P2)の開口幅(W2)を使
    用される正規なコイン(C)の直径変化に応じた寸法と
    して、広く又は狭く調整セットできるように定めたこと
    を特徴とする遊技機用のコインセレクター。
  3. 【請求項3】コイン通路(P)におけるコイン傾斜通路
    (P2)とコイン受け入れ口(5)との相互間を、コイ
    ン垂直通路(P1)として上記コイン傾斜通路(P2)
    と鈍角に交叉させると共に、 そのコイン垂直通路(P1)の開口幅(W1)を別個な
    スペーサー(7)の進退操作により、使用される正規な
    コイン(C)の直径変化に応じた寸法として、広く又は
    狭く調整セットできるように定めたことを特徴とする請
    求項1又は2記載の遊技機用のコインセレクター。
  4. 【請求項4】スペーサー(45)とフロントウォール
    (46)とをコイン傾斜通路(P2)に沿い延在する表
    面視のほぼ相似な長方形、楕円形、台形又は平行四辺形
    として、硬質な合成樹脂又は金属から一体成形するか、
    又は予じめ別個に作成の上複数の固定ビス(47)や接
    着剤などにより重合一体化したことを特徴とする請求項
    1又は2記載の遊技機用のコインセレクター。
  5. 【請求項5】セレクター本体シャーシ(S)に固定ビス
    (49)の受け入れネジ孔(53)を設ける一方、その
    固定ビス受け入れネジ孔(53)と択一的に合致連通す
    る複数の固定ビス受け入れバカ孔(55)を、スペーサ
    ー(45)とフロントウォール(46)における回動支
    点軸(48)からの一定な回動半径線上に開口分布させ
    ると共に、 上記固定ビス受け入れバカ孔(55)と固定ビス受け入
    れネジ孔(53)との合致操作に資する回動ガイド長孔
    (57)を、上記回動支点軸(48)からの一定な回動
    半径線上に沿い開口するほぼ半円弧状として、上記本体
    シャーシ(S)に切り欠き、 その回動ガイド長孔(57)と常時係合する別個な回動
    ガイドピン(58)を、上記スペーサー(45)から本
    体シャーシ(S)への裏向きに突出させたことを特徴と
    する請求項1記載の遊技機用のコインセレクター。
  6. 【請求項6】回動支点軸(48)と回動ガイドピン(5
    8)とをセレクター本体シャーシ(S)から裏側へ長く
    突出させて、その複数によりコイン傾斜通路(P2)か
    ら不正な径小コイン(C)を倒し落すためのキャンバー
    (59)を、スペーサー(45)並びにフロントウォー
    ル(46)と組み付けユニット化すると共に、 そのキャンバー(59)をスペーサー(45)並びにフ
    ロントウォール(46)と一緒に、上記回動支点軸(4
    8)の廻りに180度だけ上下反転させ得るように定め
    たことを特徴とする請求項5記載の遊技機用のコインセ
    レクター。
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