JP3511452B2 - 樹脂製ウインドウ構造 - Google Patents
樹脂製ウインドウ構造Info
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Description
の固定窓等に適用される樹脂製ウインドウ構造に関する
ものである。
しては、例えば、図9に示す実開昭63−76518号
公報等に記載されているようなものが知られている。
る窓開口部2周縁2aには、ウインドウパネル3の周縁
部3aが、一液ウレタン接着剤4を介して直接接着され
ている。
ーボネート樹脂製の透明材料で形成されるウインドウパ
ネル本体5と、このウインドウパネル本体3bの外側面
に貼設される表面保護用のアクリル,シリコン製等の表
面保護層6と、車室内側側面に貼設されるアクリル,シ
リコン製の表面保護層7とから構成されている。
のウインドウパネル本体5を覆わない未貼設帯7aが設
けられて、前記一液ウレタン接着剤4と、ウインドウパ
ネル本体5の周縁部5aとの親和性を良好なものとして
いる。
に沿って、この一液ウレタン接着剤4への太陽光の直射
を防止する黒色印刷8が施されている。
ドウ構造では、前記未貼設帯7aを設けることにより、
前記一液ウレタン接着剤4と、ウインドウパネル本体5
の周縁部5aとの親和性を良好なものとして、接着力が
向上されている。
り、一液ウレタン接着剤4接着部分への太陽光の直射が
防止されて、接着部分の劣化が遅延される。
うな従来の樹脂製ウインドウ構造では、接着力を向上さ
せるため、ウインドウパネル本体5の車室内側面周縁5
aに、表面保護層7未貼設帯7aを設けているが、な
お、親和性を良好なものとするため、周縁5aに塗布さ
れる樹脂用プライマーと、車体パネル表面に塗布される
アクリルウレタン塗装用プライマーとを使い分けて、表
面処理を行ってから、前記一液ウレタン接着剤4により
接着していた。
となると共に、工程数も、個別塗布工程となって、製造
コストの増大を抑制することが困難であった。
8が施されているので、車体表面の塗装色が、黒色系で
ない場合、異なる色彩となってしまうことがあり、車体
との一体感を阻害してしまう虞もあった。
しつつ、表面保護を行いながら製造コストの増大を抑制
して、しかも、車体との一体感を醸し出して外観品質の
良好な樹脂製ウインドウ構造を提供することを課題とし
ている。
本願発明の請求項1に記載されたものでは、車体側開口
部周縁に、接着される周縁部を形成するウインドウパネ
ル本体を有する樹脂製ウインドウ構造において、該ウイ
ンドウパネル本体の車外側及び車内側に、損傷防止用コ
ートを施したフィルムを貼設すると共に、該各フィルム
の車室内側側面には、太陽光線を遮る層が2層となるよ
うに、各々機能の相違する有色塗装が施されていること
を特徴とする樹脂製ウインドウ構造。
では、車外側フィルムの外側面にハードコートを施すこ
とにより、ウインドウパネル本体のキズ付きが防止され
る。また、有色塗装が車外側フィルム及び車内側フィル
ムの車室内側に施されているので、太陽光線を遮る層が
2層となり、塗装色を車体塗装色と同系列の色彩として
も充分に直射光を阻止して、接着剤接着部分の劣化を遅
延させることが出来る。
飛躍的に向上して、車体との一体感を醸し出して外観品
質の良好な樹脂製ウインドウ構造を提供することが出来
る。
て、接着剤との親和性を向上させることにより、従来の
表面保護層のみでは得られなかった接着力を得ることが
出来る。そして、機能の相違する有色塗装が、損傷防止
用コートを施したフィルムの車室内側側面に各々施され
ているので、各機能に絞った塗装を施すことにより、必
要となる機能を発揮させて、高価な多機能塗装剤の使用
を回避し、製造コストの増大を抑制できる。また、請求
項2に記載されたものでは、前記機能の1つとして、前
記フィルムのうち、車外側に貼設されたフィルムの車室
内側側面に施された有色塗装が、前記周縁部に施される
車体同系色で一体感演出機能を有する請求項1記載の樹
脂製ウインドウ構造を特徴としている。
では、前記車外側に貼設されたフィルムの有色塗装が、
前記周縁部に施される車体同系色で一体感演出機能を有
するので、車内側に貼設されたフィルムの有色塗装を、
他の機能、例えば接着剤と親和性を有する親和機能に絞
った塗装としても良く、このため、更に、製造コストの
増大を抑制できる。
前記機能の1つとして、前記フィルムのうち、車内側に
貼設されたフィルムの車室内側側面に施された有色塗装
が、車体側開口部周縁に接着する際に用いる接着剤に対
して接着力を発揮させる親和機能を有する請求項1又は
2記載の樹脂製ウインドウ構造を特徴としている。
では、前記車内側に貼設されたフィルムの有色塗装が、
車体側開口部周縁に接着する際に用いる接着剤に対して
接着力を発揮させる親和機能を有するので、車体用のプ
ライマーと同一のプライマーを用いて接着の前処理をこ
の有色塗装部分に施して、接着剤によって、車体開口部
周縁に接着する。このため、従来のように、樹脂用プラ
イマーを別途用いる等、プライマーが2種類必要となる
ことなく、単一のプライマーで、単一塗布工程によって
前処理出来、製造コストの増大を抑制することができ
る。
記フィルムのうち、車外側に貼設されたフィルムの車室
内側側面に施された有色塗装は、前記周縁部に施される
車体色の塗装面と略面一になるように施される請求項2
記載の樹脂製ウインドウ構造を特徴としている。
では、前記車外側フィルムの有色塗装が、前記周縁部に
施される車体色の塗装面と略面一になるように施されて
いるので、深み感が隣接する車体の塗装面と一致して、
更に、一体感が醸し出され、外観品質を良好なものとす
ることが出来る。
前記フィルムのうち、車内側に貼設されたフィルムの車
室内側側面に施された有色塗装を、車体側開口部周縁を
構成する車体パネルに対応させて開口内側方向へ延設す
る各請求項1から4記載の樹脂製ウインドウ構造を特徴
としている。
では、前記車外側に貼設されたフィルムの車室内側側面
に施すドット塗装の印刷を、前記有色塗装の印刷と同時
に行えば一回の印刷で、車体同系色の有色塗装と、目隠
し及び日除けとなるドット塗装とが完了するので、製造
工程数が増大することなく、製造コストの上昇も抑制さ
れる。
記フィルムのうち、車外側に貼設されたフィルムの車内
側側面に施された有色塗装を前記車体側開口部周縁に対
応させて施す請求項1〜5のいずれか1つに記載の樹脂
製ウインドウ構造を特徴としている。このように構成さ
れた請求項6記載のものでは、前記フィルムのうち、車
外側に貼設されたフィルムの有色塗装が、前記車体側開
口部周縁に対応させて施されているので、該樹脂製ウイ
ンドウと車体側開口部周縁との間に介在される接着剤
に、直接、太陽光線が当たり劣化させることを防止でき
る。
記フィルムのうち、車内側に貼設されたフィルムの車室
内側側面に施された有色塗装を、車体側開口部周縁を構
成する車体パネルに対応させて開口内側方向へ延設する
各請求項5又は6記載の樹脂製ウインドウ構造を特徴と
している。
では、前記車内側に貼設されたフィルムの有色塗装が、
車体側開口部周縁を構成する車体パネルに対応させて開
口内側方向へ延設されているので、ウインドウパネル本
体の形状に関わらず、広範囲で、車体側との接着面積を
確保することが出来る。
ついて、図面を参照しつつ説明する。なお、従来例と同
一乃至均等な部分については、同一符号を付して説明す
る。
の樹脂製ウインドウ構造を示すものである。
1では、車体1側後側面に形成される窓開口部2周縁2
aには、ウインドウパネル13の周縁部13aが、一液
ウレタン接着剤4を介して直接接着されている。
ように、主に、ポリカーボネート樹脂製の透明材料で形
成されるウインドウパネル本体14と、このウインドウ
パネル本体14の車内側に貼設されたフィルムとしての
車内側フィルム15及び、このウインドウパネル本体1
4の車内外側に貼設されたフィルムとしての車外側フィ
ルム16とから構成されている。そして、この車内,外
側フィルム15,16をインジェクション成型型に固定
して、前記ウインドウパネル本体14の基材であるポリ
カーボネート樹脂材料を射出することにより接着されて
形成されるようにしている。
面には、損傷防止用コートであるハードコート15a,
16aが施されている。
5,16の車室内側側面15b,16bには、印刷によ
り機能の相違する有色塗装17,18が施されている。
塗装18は、前記周縁部13aのうち、前記車体側開口
部周縁2aに対応されて施されて、車体周縁2aと同系
色で一体感演出機能を有する一体感演出機能部18a
と、前記車体側開口部2対応箇所に施されるドット塗装
部18bとを同一色で同時に印刷することにより構成さ
れている。
は、前記周縁部2aのクリア塗装下に施される車体色の
塗装面2bと略面一になるように施されている。
17は、車体側開口部周縁2aに接着する際に用いる一
液ウレタン接着剤4に対して接着力を発揮させるように
アクリルウレタン系塗料で形成されて親和機能を有する
ように構成されている。
を黒色或いはグレー色で印刷することにより構成してい
る。
ように車体側開口部周縁2aを構成する車体パネル及び
室内側ガーニッシュ19に対応させて、これらの周縁2
aを構成する車体パネル及び室内側ガーニッシュ19
が、車外からは隠れて見えないように、この有色塗装1
7の内側縁17aを、前記一体感演出機能部18aの内
側縁18cよりも内側に位置させて、開口内側方向へ向
けて延設している。
する。
では、車外側フィルム16の外側面にハードコート16
aが、車内側フィルム15の外側面にハードコート15
aが施されているので、キズ付き易いポリカーボネート
製のウインドウパネル本体14表面のキズ付きが防止さ
れる。
ルム15及び車外側フィルム16の車室内側に施されて
いるので、太陽光線を遮る層が2層となり、車外側フィ
ルム16の有色塗装18の色を車体塗装色と同系列の色
彩としても充分に直接光を阻止して、一液ウレタン接着
剤4接着部分の劣化を遅延させることが出来る。
飛躍的に向上して、車体1との一体感を醸し出して外観
品質の良好な樹脂製ウインドウ構造を提供することが出
来る。
がアクリルウレタン系塗料によって行われて、一液ウレ
タン接着剤4との親和性が向上されているので、従来の
ポリカーボネート製等の一液ウレタン接着剤4との親和
性が、比較的低い表面保護層のみでは得られなかった接
着力を得ることが出来る。
18が、前記周縁部2aに施される車体色と同系色で施
され、一体感演出機能を有するので、車内側フィルム1
5の有色塗装17を、他の機能、例えば、一液ウレタン
接着剤4と親和性を有する親和機能に絞った塗装とし
て、黒色或いはグレー色の装飾的機能を持たない比較的
安価な塗料としても良く、このため、更に、製造コスト
の増大を抑制できる。
装17が、車体側開口部周縁2aに接着する際に用いる
一液ウレタン接着剤4に対して接着力を発揮させる親和
機能を有するアクリルウレタン系塗料によって行われて
いる。また、車体1の塗装に用いられる塗料も、アクリ
ルウレタン塗料である。
ライマーを用いて接着の前処理をこの有色塗装17部分
に施して、一液ウレタン接着剤4によって、車体開口部
周縁2aに接着すれば、従来のように、樹脂用プライマ
ーを別途用いる等、プライマーが2種類必要となること
なく、単一のプライマーで、単一塗布工程によって前処
理出来、製造コストの増大を抑制することが出来る。
7,18が、損傷防止用のハードコート15a,16a
を施した車内、外側フィルム15,16の車室内側側面
15b,16bに各々施されているので、各機能に絞っ
た有色塗装17,18を施すことにより、必要となる機
能を発揮させて、高価な多機能塗装剤の多量の使用を回
避し、製造コストの増大を抑制できる。
装18が、前記周縁部2aに施される車体色と同系色の
一体感演出塗装であるので、ハードコート16aが施さ
れた車外側フィルム16の内側で保護されてキズ付きに
くい車外側フィルム16の車室内側側面16bに、外観
品質で良好で、しかも、耐久性の良好な一体感演出塗装
を施すことが出来る。
18が、図3に示すように、前記周縁部2に施される車
体色の塗装面2bと略面一になるように施されているの
で、深み感が隣接する車体の塗装面2bと一致して、更
に、一体感が醸し出され、この点においても外観品質を
良好なものとすることが出来る。
16bに施すドット塗装18bの印刷を、前記有色塗装
18のうち一体感演出機能部18aの印刷と同時に行え
ば一回の印刷で、車体同系色の一体感演出機能部18a
と、目隠し及び日除けとなるドット塗装18bとが完了
するので、製造工程数が増大することなく、製造コスト
の上昇も抑制される。更にドット塗装18bの色彩を一
体感演出機能部18aの色彩と同一色とすれば更に、製
造工程数の増大を抑制できる。
18が、前記車体側開口部周縁2aに対応させて施され
ているので、樹脂製ウインドウパネル13と車体側開口
部周縁2aとの間に介在される一液ウレタン接着剤4
に、直接、太陽光線が当たり劣化してしまうことを防止
できる。
図6及び図8に示すように、前記車内側フィルム15の
有色塗装17が、車体側開口部周縁2aを構成する車体
パネルに対応させて開口内側方向へ延設されて、周縁2
aを構成する車体パネル及び車室側ガーニッシュ19
が、車外からは隠れて見えないように、この有色塗装1
7の内側縁17a位置を、前記一体感演出機能部18a
の内側縁18cよりも内側に位置させている。
状に関わらず、広範囲で、車体側1との接着面積を確保
する事が出来る。
色塗装17部分は、前記ドット塗装部18bに隠れて、
外部から目立たず、更に、外観品質を良好なものとしつ
つ、ウインドウパネル本体14の大きさを含めた多彩な
デザインを樹脂製ウインドウに施すことが出来る。
ポリカーボネートt3.0,主要部の厚さ約4mm。
リカーボネートt0.5。
酢酸ビニル系塗料,若しくはアクリルポリマー系塗料。
り詳述してきたが、具体的な構成はこの実施の形態1に
限らず、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更
等があってもこの発明に含まれる。
ウパネル本体14の材質をポリカーボネートt3.0に
よって構成しているが、特にこれに限らず、例えば、ア
クリル樹脂材料等、他の樹脂材料又はこれらの混合物に
よって、構成してもよい。
求項1記載のものによれば、車外側フィルムの外側面に
ハードコートを施すことにより、ウインドウパネル本体
のキズ付きが防止される。
側フィルムの車室内側に施されているので、太陽光線を
遮る層が2層となり、塗装色を車体塗装色と同系列の色
彩としても充分に直射光を阻止して、接着剤接着部分の
劣化を遅延させることが出来る。
飛躍的に向上して、車体との一体感を醸し出して外観品
質の良好な樹脂製ウインドウ構造を提供することが出来
る。
て、接着剤との親和性を向上させることにより、従来の
表面保護層のみでは得られなかった接着力を得ることが
出来る。そして、機能の相違する有色塗装が、損傷防止
用コートを施したフィルムの車室内側側面に各々施され
ているので、各機能に絞った塗装を施すことにより、必
要となる機能を発揮させて、高価な多機能塗装剤の使用
を回避し、製造コストの増大を抑制できる。
記車外側に貼設されたフィルムの有色塗装が、前記周縁
部に施される車体同系色で一体感演出機能を有するの
で、車内側に貼設されたフィルムの有色塗装を、他の機
能、例えば接着剤と親和性を有する親和機能に絞った塗
装としても良く、このため、更に、製造コストの増大を
抑制できる。
前記車内側に貼設されたフィルムの有色塗装が、車体側
開口部周縁に接着する際に用いる接着剤に対して接着力
を発揮させる親和機能を有するので、車体用のプライマ
ーと同一のプライマーを用いて接着の前処理をこの有色
塗装部分に施して、接着剤によって、車体開口部周縁に
接着する。このため、従来のように、樹脂用プライマー
を別途用いる等、プライマーが2種類必要となることな
く、単一のプライマーで、単一塗布工程によって前処理
出来、製造コストの増大を抑制することができる。
記車外側フィルムの有色塗装が、前記周縁部に施される
車体色の塗装面と略面一になるように施されているの
で、深み感が隣接する車体の塗装面と一致して、更に、
一体感が醸し出され、外観品質を良好なものとすること
が出来る。
前記車外側に貼設されたフィルムの車室内側側面に施す
ドット塗装の印刷を、前記有色塗装の印刷と同時に行え
ば一回の印刷で、車体同系色の有色塗装と、目隠し及び
日除けとなるドット塗装とが完了するので、製造工程数
が増大することなく、製造コストの上昇も抑制される。
ルムのうち、車外側に貼設されたフィルムの有色塗装
が、前記車体側開口部周縁に対応させて施されているの
で、該樹脂製ウインドウと車体側開口部周縁との間に介
在される接着剤に、直接、太陽光線が当たり劣化させる
ことを防止できる。
記車内側に貼設されたフィルムの有色塗装が、車体側開
口部周縁を構成する車体パネルに対応させて開口内側方
向へ延設されているので、ウインドウパネル本体の形状
に関わらず、広範囲で、車体側との接着面積を確保する
ことが出来る、という実用上有益な効果を発揮する。
を示し、樹脂製ウインドウの側面図である。
を示し、車両全体の構成を示す側面図である。
図1のA−A線に沿った位置の断面図である。
成形により一体化される前の要部の分解図である。
ト塗装部の一つを示す正面図である。
図1のB−B線に沿った位置の断面図である。
図1のC−C線に沿った位置の断面図である。
図1のD−D線に沿った位置の断面図である。
断面図である。
Claims (7)
- 【請求項1】車体側開口部周縁に、接着される周縁部を
形成するウインドウパネル本体を有する樹脂製ウインド
ウ構造において、 該ウインドウパネル本体の車外側及び車内側に、損傷防
止用コートを施したフィルムを貼設すると共に、該各フ
ィルムの車室内側側面には、太陽光線を遮る層が2層と
なるように、各々機能の相違する有色塗装が施されてい
ることを特徴とする樹脂製ウインドウ構造。 - 【請求項2】前記機能の1つとして、前記フィルムのう
ち、車外側に貼設されたフィルムの車室内側側面に施さ
れた有色塗装が、前記周縁部に施される車体同系色で一
体感演出機能を有することを特徴とする請求項1記載の
樹脂製ウインドウ構造。 - 【請求項3】前記機能の1つとして、前記フィルムのう
ち、車内側に貼設されたフィルムの車室内側側面に施さ
れた有色塗装が、車体側開口部周縁に接着する際に用い
る接着剤に対して接着力を発揮させる親和機能を有する
ことを特徴とする請求項1又は2記載の樹脂製ウインド
ウ構造。 - 【請求項4】前記フィルムのうち、車外側に貼設された
フィルムの車室内側側面に施された有色塗装は、前記周
縁部に施される車体色の塗装面と略面一になるように施
されることを特徴とする請求項2記載の樹脂製ウインド
ウ構造。 - 【請求項5】前記車体側開口部対応箇所に施されるドッ
ト塗装を、前記フィルムのうち、車外側に貼設されたフ
ィルムの車室内側側面に施すことを特徴とする請求項1
〜4のいずれか1つに記載の樹脂製ウインドウ構造。 - 【請求項6】前記フィルムのうち、車外側に貼設された
フィルムの車内側側面に施された有色塗装を前記車体側
開口部周縁に対応させて施すことを特徴とする請求項1
〜5のいずれか1つに記載の樹脂製ウインドウ構造。 - 【請求項7】前記フィルムのうち、車内側に貼設された
フィルムの車室内側側面に施された有色塗装を、車体側
開口部周縁を構成する車体パネルに対応させて開口内側
方向へ延設することを特徴とする各請求項5又は6記載
の樹脂製ウインドウ構造。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP26150097A JP3511452B2 (ja) | 1997-09-26 | 1997-09-26 | 樹脂製ウインドウ構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26150097A JP3511452B2 (ja) | 1997-09-26 | 1997-09-26 | 樹脂製ウインドウ構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH1191346A JPH1191346A (ja) | 1999-04-06 |
JP3511452B2 true JP3511452B2 (ja) | 2004-03-29 |
Family
ID=17362778
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP26150097A Expired - Fee Related JP3511452B2 (ja) | 1997-09-26 | 1997-09-26 | 樹脂製ウインドウ構造 |
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FR2899155B1 (fr) * | 2006-04-03 | 2008-05-09 | Renault Sas | Vehicule comportant une vitre revetue d'un film de securite et procede de fabrication |
JP6319048B2 (ja) * | 2014-10-31 | 2018-05-09 | 株式会社豊田自動織機 | 車両用固定窓 |
JP6623974B2 (ja) * | 2016-08-23 | 2019-12-25 | 株式会社豊田自動織機 | 車両用樹脂ウインドウパネルの固定構造 |
-
1997
- 1997-09-26 JP JP26150097A patent/JP3511452B2/ja not_active Expired - Fee Related
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