JP3511012B2 - 横編機における停電時のバックアップシステム - Google Patents
横編機における停電時のバックアップシステムInfo
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Description
機における停電時のバックアップシステムに関するもの
である。
カード編機とセミジャカード編機とに分けることができ
る。フルジャカード編機は、編針を1本ずつ直接選針す
る横編機であり、各編成コースにおいて編針毎に細かな
選針を行うことが可能であるため、複雑な組織や柄の編
地や成型編地を編成することができる。しかしこのタイ
プの横編機では、編成途中で停電になった時、停電発生
時からキャリッジが完全に停止するまでの間の動作が不
定となり誤った選針を行ってしまうため、停電直後から
編機が完全に停止するまで動力保証を行う動力用電池を
設けている。これにより編機の動作は不定とならず、停
電回復後に編成を続行することが可能であるが、動作の
保証を行うための動力用電池が必要である。
ばバットの高さやバットの位置が異なる数種類の編針を
編成組織に応じて並び替えてニードルベッドに並設し、
選針機構は編成時に編み端において数種類の選針パター
ンの中から次コースを編成するための選針パターンとな
るようにキャリッジのカムを切り換えてそのコースの編
成を行う。なお編地の編み幅内においては選針機構によ
る選針パターンの切り換えは行わない。このようなセミ
ジャカード編機は、従来から天竺やリブなどによる比較
的単純な組織や柄の編地を流し編みする場合や、衿やポ
ケットなどの付属編地の編成を行う場合などに用いられ
ている。またセミジャカード編機は上述のような選針を
行うため、編成途中で停電になった場合、その横編機に
停電直後から編機が完全に停止するまでの動作保証を行
う動力用電池を設けていなくても、停電回復後に編成を
続行できる場合がある。
カード編機であっても、停電回復後に編成の続行が可能
であるかを判断するためには、オペレータが編機の状態
を見極める必要がある。例えば1コース分の編成が完了
した後にキャリッジが反転し再びキャリッジが編地に到
達するまでの一部の区間において停電が発生すると、停
電回復後にそのままの状態では編成を続行できない場合
がある。つまりこの区間に行われるニードルベッドのラ
ッキングを行うためのラッキングモータの動作時や、度
目を変更するための度目モータの動作時など各デバイス
の動作中に停電となるとデバイスの動作は不定となって
しまい、停電回復後にそのまま編成を続行しても所望の
編地を編成することができない場合がある。また編成を
続行できるかどうかは実際に編成してみなければ分から
ないこともある。
中に停電が発生した場合、その停電回復後に編成の続行
が可能かどうかを判断し、編成の続行が可能かどうかを
表示すると共に、編成の続行が可能であると判断すれば
必要に応じて編機の状態の回復処理を行う横編機におけ
る停電時のバックアップシステムを提供することを目的
とする。
めの請求項1に記載の発明は、少なくとも前後一対のニ
ードルベッドを先端部を突き合わせた状態で配設し、該
ニードルベッドには編針を進退自在に並設し、該編針の
バットに選択的に作用して編針の進退操作を行うカムを
設けたキャリッジが往復走行する横編機において、横編
機に供給される電源の停電検出を行う停電検出手段と、
編機の状態に関する情報が書き込み可能な記憶手段と、
編成中の停電発生時に少なくとも編成コースおよびキャ
リッジの位置・速度を含めた編機の状態に関する情報を
前記記憶手段へ書き込む情報書込手段と、停電回復後に
前記記憶手段へ書き込まれた編機の状態に関する情報か
ら停電中に発生した編機の状態を予測する予測手段と、
予測手段で予測した編機の状態から編成の続行が可能か
どうかを判定する判定手段と、判定手段による編成の続
行が可能かどうかの判定を表示するための表示手段と、
判定手段が編成の続行が可能であると判定した場合に、
編成を続行するために前記記憶手段から停電発生時の編
機の状態に関する情報を読み出し、編成の続行が行える
ように必要に応じて回復処理を行う回復処理手段とを備
えたことを特徴とする。
段は揮発性メモリであり、編成動作時は作業用メモリと
して使用すると共に、停電時においては記憶手段に記憶
したデータを保持するためのバッテリを設けたことを特
徴とする。
を参照して説明する。図1は、本発明の横編機の概略的
な構成を部分的に示した正面図である。
ド2を”ハ”の字形にその先端を対峙させた状態でフレ
ーム4に配設する。それぞれのニードルベッド2には、
複数の編針6を進退操作可能に並設し、ニードルベッド
2の上面をキャリッジ8がベルト駆動手段9により往復
走行され、キャリッジ8に設けた編成カム10により編
針6の進退操作が行われる。キャリッジ8には、前後ニ
ードルベッド2を跨いで一体的に連結するゲートアーム
12を設け、ゲートアーム12にはヤーンキャリア14
を連行するキャリア連行手段16が搭載される。
ッド2の長手方向に沿って複数の糸道レール18が、編
機両端に設けた不図示の支持ブラケット間に配置され、
糸道レール18には、編針6に編糸20を供給するヤー
ンキャリア14が支持される。編成を行う編地によって
は、糸道レール18の適宜位置に複数のヤーンキャリア
14を支持し、キャリッジ8のキャリア連行手段16は
連行するヤーンキャリア14を切り換え、複数の色糸2
0を使用して編地の編成を行う。またニードルベッド2
両端のフレーム4上にはリミットセンサ22a,22b
をそれぞれ設け、キャリッジ8の原点取りに使用され
る。
ードルベッド2にはバットの高さが異なる2種類の編針
6が編成組織に応じて並び替えて並設される。そしてキ
ャリッジ8に設けた編成カム10が高いバットの編針6
のみ選針するのか、あるいは高いバットの編針6と低い
バットの編針6の両方を選針するのかは、キャリッジ8
に設けたカムステッパ24を駆動し編成カム10に作用
させることで行われる。このカムステッパ24の駆動
は、1コース分の編成が終了した後にキャリッジ8が反
転し再びキャリッジ8のカム10が編地を編成する編針
6に到達するまでの間に行われる。このようなセミジャ
カード編機は一般的に知られているものである。
ベッド2のラッキングについても、フレーム4に設けた
ラッキングを行うためのラッキングモータ26の駆動な
どについても、1コース分の編成が終了した後にキャリ
ッジ8が反転してから再びキャリッジ8のカム10が編
地を編成する編針6に到達するまでの間に行われる。複
数のヤーンキャリア14を用いて複数の色糸20で編地
を編成する場合、糸道レール18の適宜位置に配置する
ヤーンキャリア14をキャリッジ8のキャリア連行手段
16を構成する色糸ソレノイド28を編成中に駆動し、
ヤーンキャリア14の切り換えを行う。
で、30は横編機1のコントローラである。32は各種
データ処理を行うCPUで、34は各種プログラムを記
憶したROM,36は読み出し書き込み可能な作業用メ
モリ37を備えたRAM、そして38は編成データ39
等を記憶するハードディスクである。40はバスでデー
タバスとそれ以外の命令バス等を区別せず、1つのバス
として示している。また42は入出力インターフェース
で、停電検出を行う停電検出手段としての停電検出回路
44、度目モータ46,カムステッパ24,ラッキング
モータ26,色糸ソレノイド28などの編機1における
各デバイスの駆動を制御するための駆動回路48,5
0,52,54、編機1に関する情報等を表示するモニ
タ56、そしてフロッピー(登録商標)ディスクや光磁
気ディスク等のドライブである外部記憶手段58等を接
続する。駆動回路48,50,52,54には、それぞ
れ度目モータ46,カムステッパ24,ラッキングモー
タ26,色糸ソレノイド28などの各デバイスが接続さ
れる。
編成中に停電を検出した際に編機1の状態に関する情報
をRAM36へ記憶する後述の情報書込手段60、停電
回復後に停電時に発生した編機の状態を予測する予測手
段62、予測手段62により予測した編機1の状態から
編成の続行が可能かどうかを判定する判定手段64、そ
して編成の続行が可能である場合、必要に応じて回復処
理を行う回復処理手段66等を構成するプログラムが記
憶されており、CPU32はこれらのプログラムをRA
M36に読み出して実行する。なお本実施の形態におい
ては、RAM36は揮発性メモリであるSRAM(スタ
ティックRAM)を用いている。RAM36には電源を
切ったり、あるいは停電が発生したりしても記憶した内
容が保持できるようにバックアップ用電源として例えば
リチウム電池のような小容量の電池68を取り付けてい
る。
電源の電圧値を常時検出し、電圧に一定レベル以上の低
下が続いた場合に停電と検出する。ただし一定レベルを
越える電圧低下が一瞬である場合は停電とはしない。
横編機1の処理の流れについて、図3に示したフローチ
ャートを参照しながら説明を行う。まずステップs1で
処理を開始する。この時点において停電検出回路44が
停電を検出したものとする。ステップs2では、情報書
込手段60が停電発生時における編成コースおよびキャ
リッジ8の位置や速度、そして度目モータ46,カムス
テッパ24,ラッキングモータ26,色糸ソレノイド2
8など各デバイスの出力状態を含む編機1の状態に関す
る情報をRAM36の編機状態記憶部70へ格納する。
この格納する編機1の状態に関する情報は数十バイト程
度の小さいデータであるため、停電によりCPU32が
完全に停止する前にRAM36へ格納することができ
る。
ータは編機1の電源を入れて再び電源を供給する。ステ
ップs4では、停電検出回路44により横編機1に供給
される電圧が正常値であることを検出すると停電が回復
したとしてステップs5へ進む。ステップs5では、停
電中に発生した編機1の状態を停電発生時にRAM36
の編機状態記憶部70へ格納した編機1の状態に関する
情報を基に予測する。
ッジ8は停電発生と同時にその位置では停止せず、惰性
によりキャリッジ8はさらに移動している。この停電発
生後におけるキャリッジ8の移動距離は停電発生時のキ
ャリッジ8の速度やその時の編地の編成組織によっても
異なる。キャリッジ8の位置はキャリッジ8に設けたエ
ンコーダ71により検出されるが、停電が発生するとそ
の位置が不定となる。したがって予測手段62は停電発
生時のキャリッジ8の速度などからキャリッジ8が停止
した位置の予測を行う。
62で予測した停電中に発生した編機1の状態に基づ
き、編成の続行が可能かあるいは不可能であるかを判定
する。判定手段64が編成の続行が不可能であると判定
するとステップs7に進み、編成が続行できないことを
モニタ56に提示し、ステップs12で処理を終了す
る。反対に判定手段64が編成の続行が可能であると判
定すると、ステップs8に進む。ステップs8では編成
を続行するための回復処理を必要とせずに編成の続行が
可能であれば、ステップs9に進み、オペレータは編成
の続行の指示を行う。編成を続行するのに回復処理が必
要であればステップs10に進み、回復処理に必要な停
電発生時の編機1の状態に関する情報をRAM36の編
機状態記憶部70から読み出し、ステップs11で回復
処理手段66により回復処理を行う。そしてステップs
9へ進み、オペレータは編成の続行の指示して編成続行
を行い、ステップs12で処理を終了する。
1の状態における、停電回復後の予測手段62、判定手
段64、および回復処理手段66による処理、さらに編
成の続行処理について説明を行う。図4はキャリッジ8
が右行きから左行きに反転する状態を示しており、Aと
Dは編地の編み端、Bはキャリッジ8の反転位置であ
る。またA−C間で各デバイスの出力が行われる。
の7パターンに分け、それぞれの処理について説明す
る。 パターン:これは停電発生時に編地の編成を行ってい
ない時である。編成を行っていない時に発生した停電に
は、バックアップを行う必要がなく、RAM36への停
電発生時の編機1の状態に関する情報の格納は行わな
い。なお以降に説明するパターンからパターンで
は、停電発生時に情報書込手段60は編機1の状態に関
する情報をRAM36の編機状態記憶部70へ格納す
る。
を編成中で、キャリッジ8が移動していなかった時であ
る。キャリッジ8の正確な位置はRAM36に記憶され
ており、各デバイスの出力も行われていないため、停電
回復後に判定手段64は編成の続行が可能であると判定
する。そして停電発生時に編成していた編成コースまで
編成データ39の再演算を行い、オペレータの続行指示
によりそのまま編成の続行を行う。回復処理手段66に
よる回復処理は必要ない。
においてキャリッジ8が移動していたが、各デバイスは
出力していなかった時である。この場合キャリッジ8が
移動中であるのでキャリッジ8の位置は不定となる。停
電回復後、判定手段64は編成の続行が可能であると判
定する。そしてオペレータの続行指示により、キャリッ
ジ8をキャリッジ8の進行方向の右側のリミットセンサ
22bの位置まで低速で移動させて、キャリッジ8の原
点取りを行う。次に次コースまで編成データ39の再演
算を行い、各デバイスの出力を行う。以降通常の編成を
続行する。ただしキャリッジ8の原点取りのためキャリ
ッジ8がニードルベッド2の両端に設けたリミットセン
サ22bまで移動するとき、糸道レール18上にキャリ
アストッパ等を設けていない場合は、キャリッジ8はヤ
ーンキャリア14を連行した状態である。これにより編
糸20がたるんでエラーとなることがあるので、必要に
応じてマニュアル操作でキャリッジ8によるヤーンキャ
リア14の連行を解除する。
ッジ8が編み端Aを過ぎてからキャリッジ8が反転する
前までの区間において、キャリッジ8が移動中であり、
各デバイスも出力を行っていた時である。この場合キャ
リッジ8が移動中であるのでキャリッジ8の位置は不定
となる。各デバイスも出力中であるので各デバイスの動
作状態も不定である。停電回復後、判定手段64は編成
の続行が可能であると判定する。そしてオペレータの続
行指示により、キャリッジ8を低速でキャリッジ進行方
向の右側のリミットセンサ22bまで移動させ、キャリ
ッジ8の原点取りを行うと共に、各デバイスについても
原点取りも行う。さらに次コースまで編成データ39の
再演算を行い、各デバイスの再出力を行う。以降は通常
の編成を行う。パターンと同様に、キャリッジ8をリ
ミットセンサ22bの位置まで移動する際、必要に応じ
てマニュアル操作でキャリッジ8によるヤーンキャリア
14の連行を解除する。
間においてキャリッジ8は移動していたが、各デバイス
は出力していなかった時である。この場合もキャリッジ
8が移動中であるのでキャリッジ8の位置は不定である
が、各デバイスの次コースの出力は完了している。停電
回復後、判定手段64は編成の続行が可能であると判定
する。そしてオペレータの続行指示により、キャリッジ
8をキャリッジ8の進行方向の左側のリミットセンサ2
2aの位置まで低速で移動させて、キャリッジ8の原点
取りを行う。次に次コースまで編成データ39の再演算
を行い、各デバイスの出力を行う。以降通常の編成を続
行する。これもパターンと同様に、必要に応じてマニ
ュアル操作でキャリッジ8によるヤーンキャリア14の
連行を解除する。
ッジ8は移動していて、さらに各デバイスも出力してい
て、停電回復後にRAM36に記憶した停電発生時の編
機状態の情報から予測手段62がキャリッジ8が編み端
Dの手前で停止していると予測した場合である。キャリ
ッジ8の位置および各デバイスの状態も不定である。こ
の場合の停電回復後、判定手段64は編成の続行が可能
であると判定する。そしてオペレータの続行指示によ
り、出力中であったデバイスの原点取りを行い、そのコ
ースまで編成データ39の再演算しデバイスの再出力を
行う。そしてキャリッジ8を低速でキャリッジ進行方向
の左側のリミットセンサ22aまで移動させ、キャリッ
ジ8の原点取りを行う。以降は通常の編成を行う。これ
もパターンと同様に、必要に応じてマニュアル操作で
キャリッジ8によるヤーンキャリア14の連行を解除す
る。
ッジ8は移動していて、さらに各デバイスも出力してい
た時である。停電回復後にRAM36に記憶した停電発
生時の編機1の状態に関する情報から予測手段62がキ
ャリッジ8が編み端Dを越え、編み幅に突入していると
予測した場合である。この場合は、停電発生時に各デバ
イスの出力が完了しないまま、キャリッジ8が編み幅に
突入し、誤ったデバイスの出力状態で編地の編成を行っ
てしまった状態である。例えば度目モータ46により度
目を60に出力しなければならないところを停電発生に
より度目が40までしか出力されず、惰性で走行するキ
ャリッジ8が停止するまで編成が行われる。したがって
この編地には商品価値はなく、このまま編成を続行する
ことは不可能である。そして判定手段64は編成の続行
が不可能であることをモニタ56に表示し、オペレータ
に知らせる。図4ではキャリッジ8が右行きから左行き
に反転する状態について説明を行ったが、キャリッジ8
が左行きから右行きに反転する状態についても同様の処
理が行われる。
の編機状態の情報を作業用メモリとして使用するRAM
36内に格納したが、これは専用のメモリを新たに設け
て編機状態に関する情報を格納しても構わない。
行うことにより編成を続行できるものは編成の続行が可
能であると判定手段64は判定したが、これは回復処理
を必要としないもののみ、編成の続行が可能であると判
定することも可能である。
が、本発明は上記実施の形態に限定されるものではな
く、本発明の主旨に逸脱しない範囲において実施可能で
ある。
停電検出手段により停電を検出すると、情報書込手段は
編機の状態に関する情報を記憶手段へ書き込む。そして
停電回復後に、予測手段は記憶手段に書き込まれた編機
の状態に関する情報から停電中に発生した編地の状態を
予測し、判定手段は編成の続行が可能かどうかの判定を
行い、その判定は表示手段に表示される。判定手段が編
成の続行が可能であると判定した場合、編成の続行が行
えるように必要に応じて回復処理を行う。これにより編
成中に停電が発生しても、停電回復後に編成の続行が可
能かどうかを判定し、編成の続行が可能であれば必要に
応じて回復処理が行われるので、編成途中の編地を無駄
にすることが無くなる。また編成の続行が不可能なもの
については表示手段にエラーが提示される。
モリであり通常は作業用メモリとして使用されると共
に、停電発生時には編機の状態に関する情報を記憶す
る。これにより停電発生時に編機の状態に関する情報を
格納する専用のメモリを新たに追加しなくてもよい。
た正面図である。
た図である。
処理の流れを示したフローチャートである。
を示した図である。
編針、8…キャリッジ、9…ベルト駆動手段、10…編
成カム、12…ゲートアーム、14…ヤーンキャリア、
16…キャリア連行手段、18…糸道レール、20…色
糸、22…リミットセンサ、24…カムステッパ、26
…ラッキングモータ、28…色糸ソレノイド、30…コ
ントローラ、32…CPU、34…ROM、36…RA
M、37…作業メモリ、38…ハードディスク、39…
編成データ、40…バス、42…入出力インターフェー
ス、44…停電検出回路、46…度目モータ、48,5
0,52,54…駆動回路、56…モニタ、58…外部
記憶手段、60…情報書込手段、62…予測手段、64
…判定手段、66…回復処理手段、68…電池、70…
編機状態記憶部、71…エンコーダ、A,D…編み端、
B…キャリッジ反転位置
Claims (2)
- 【請求項1】少なくとも前後一対のニードルベッドを先
端部を突き合わせた状態で配設し、該ニードルベッドに
は編針を進退自在に並設し、該編針のバットに選択的に
作用して編針の進退操作を行うカムを設けたキャリッジ
が往復走行する横編機において、 横編機に供給される電源の停電検出を行う停電検出手段
と、 編機の状態に関する情報が書き込み可能な記憶手段と、 編成中の停電発生時に少なくとも編成コースおよびキャ
リッジの位置・速度を含めた編機の状態に関する情報を
前記記憶手段へ書き込む情報書込手段と、 停電回復後に前記記憶手段へ書き込まれた編機の状態に
関する情報から停電中に発生した編機の状態を予測する
予測手段と、 予測手段で予測した編機の状態から編成の続行が可能か
どうかを判定する判定手段と、 判定手段による編成の続行が可能かどうかの判定を表示
するための表示手段と、 判定手段が編成の続行が可能であると判定した場合に、
編成を続行するために前記記憶手段から停電発生時の編
機の状態に関する情報を読み出し、編成の続行が行える
ように必要に応じて回復処理を行う回復処理手段とを備
えたことを特徴とする横編機における停電時のバックア
ップシステム。 - 【請求項2】前記記憶手段は揮発性メモリであり、編成
動作時は作業用メモリとして使用されると共に、給電が
停止されても記憶手段に記憶したデータを保持するため
のバッテリを設けていることを特徴とする請求項1に記
載の横編機における停電時のバックアップシステム。
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JP2001010838A JP3511012B2 (ja) | 2001-01-18 | 2001-01-18 | 横編機における停電時のバックアップシステム |
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US4744227A (en) | 1987-06-23 | 1988-05-17 | Whitener Jr Charles G | Pattern monitoring method and apparatus |
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2001
- 2001-01-18 JP JP2001010838A patent/JP3511012B2/ja not_active Expired - Fee Related
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