JPS6158584B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6158584B2 JPS6158584B2 JP55150137A JP15013780A JPS6158584B2 JP S6158584 B2 JPS6158584 B2 JP S6158584B2 JP 55150137 A JP55150137 A JP 55150137A JP 15013780 A JP15013780 A JP 15013780A JP S6158584 B2 JPS6158584 B2 JP S6158584B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thread breakage
- embroidery
- thread
- detection
- embroidery machine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 18
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Automatic Embroidering For Embroidered Or Tufted Products (AREA)
- Sewing Machines And Sewing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は予めセツトされたプログラムに従つて
刺繍を自動的に行なう自動刺繍機に関し、とくに
糸切れの検出とそれに応じて実行する制御に関す
るものである。
刺繍を自動的に行なう自動刺繍機に関し、とくに
糸切れの検出とそれに応じて実行する制御に関す
るものである。
従来の自動刺繍機は、糸切れが発生した場合、
それを検出して直ちにその位置にストツプしてし
まい、また糸切れ後に再スタートする場合、糸切
れ発生時に実行されるべきデータの次のデータか
ら刺繍が実行される。そのため、刺繍のつなぎ目
の悪さ、および0〜2ステツチのデータ抜けを生
じることがあつた。また、実際に糸切れが生じて
いない場合であつても、糸切れ検出がメカ接点で
あるため、それらの接点等の不具合によつて糸切
れ回路が働き、糸切れと判断しストツプしてしま
うことがあつた。
それを検出して直ちにその位置にストツプしてし
まい、また糸切れ後に再スタートする場合、糸切
れ発生時に実行されるべきデータの次のデータか
ら刺繍が実行される。そのため、刺繍のつなぎ目
の悪さ、および0〜2ステツチのデータ抜けを生
じることがあつた。また、実際に糸切れが生じて
いない場合であつても、糸切れ検出がメカ接点で
あるため、それらの接点等の不具合によつて糸切
れ回路が働き、糸切れと判断しストツプしてしま
うことがあつた。
本発明は、前記の従来技術の欠点を除去するこ
とを目的とするものである。すなわち、本発明
は、糸切れ発生後、再スタートしたときのつなぎ
目の悪さ、ほつれ等の欠点を除去すること、およ
び糸切れ検出のメカ接点の不具合や糸の張力によ
り生じる誤検出で刺繍機がストツプしてしまうこ
とを防止することを目的とするものである。
とを目的とするものである。すなわち、本発明
は、糸切れ発生後、再スタートしたときのつなぎ
目の悪さ、ほつれ等の欠点を除去すること、およ
び糸切れ検出のメカ接点の不具合や糸の張力によ
り生じる誤検出で刺繍機がストツプしてしまうこ
とを防止することを目的とするものである。
以下、本願発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
て説明する。
自動刺繍機は、刺繍すべき布を固定した枠にセ
ツトし、プログラムに従つてこの枠をX方向、Y
方向に移動させ、その移動中に刺繍用ミシンの針
が落ち模様が縫い取られる。そのプログラムは、
1ステツチ毎にX方向、Y方向の移動および針の
上下運動を伴なつた同時3軸制御で、その他糸の
色等を指定する命令の群からなつており、そのプ
ログラムは刺繍すべき模様に従つて作成されたも
のである。第1図は、糸切れの検出から再スター
トまでの本発明の機能をフロー図にしたもので、
糸切れの検出は刺繍機の針が1往復する間(1ス
テツチ)で糸の張力が一番強いとき、すなわち一
番引つ張られているときに検出チエツクされる。
しかし、糸の張力の具合によつては糸が切れてい
ないにもかかわらず検出器が糸切れがあつたと誤
検出することがあり、また検出機のメカ接点の不
具合など検出器自体の誤動作によつて誤検出を行
うことがある。このような誤検出は続いて起るこ
とは少いので、フロー図に示すようにn回(数回
もしくはそれ以上)のチエツクを行つて、n回連
続して糸切れを検出したときに本当に糸切れがあ
つたと判断し、他方、n回以内に糸切れの検出を
しなくなつたときは、誤検出であつたと判断し、
刺繍機を止めることなく刺繍の実行を続ける。
ツトし、プログラムに従つてこの枠をX方向、Y
方向に移動させ、その移動中に刺繍用ミシンの針
が落ち模様が縫い取られる。そのプログラムは、
1ステツチ毎にX方向、Y方向の移動および針の
上下運動を伴なつた同時3軸制御で、その他糸の
色等を指定する命令の群からなつており、そのプ
ログラムは刺繍すべき模様に従つて作成されたも
のである。第1図は、糸切れの検出から再スター
トまでの本発明の機能をフロー図にしたもので、
糸切れの検出は刺繍機の針が1往復する間(1ス
テツチ)で糸の張力が一番強いとき、すなわち一
番引つ張られているときに検出チエツクされる。
しかし、糸の張力の具合によつては糸が切れてい
ないにもかかわらず検出器が糸切れがあつたと誤
検出することがあり、また検出機のメカ接点の不
具合など検出器自体の誤動作によつて誤検出を行
うことがある。このような誤検出は続いて起るこ
とは少いので、フロー図に示すようにn回(数回
もしくはそれ以上)のチエツクを行つて、n回連
続して糸切れを検出したときに本当に糸切れがあ
つたと判断し、他方、n回以内に糸切れの検出を
しなくなつたときは、誤検出であつたと判断し、
刺繍機を止めることなく刺繍の実行を続ける。
次に、n回のチエツクにより糸切れと感知した
後、本発明においては従来のようにすぐ刺繍機を
停止させ、再スタート待ちとするのではなく、糸
切れと感知したときからmステツプだけ前のプロ
グラムステツプへ無条件に(自動的に)戻るよう
動作させる。すなわち糸切れ感知に応じて、mス
テツプ(即ちmステツプ分)の枠移動量を演算し
直線的(同時二軸)にmステツチ前の位置へと実
行する。その際各ステツプの命令は、X方向、Y
方向の移動量の符号を反転させて実行することは
もちろんである。その実行の後に再スタート待ち
となる。
後、本発明においては従来のようにすぐ刺繍機を
停止させ、再スタート待ちとするのではなく、糸
切れと感知したときからmステツプだけ前のプロ
グラムステツプへ無条件に(自動的に)戻るよう
動作させる。すなわち糸切れ感知に応じて、mス
テツプ(即ちmステツプ分)の枠移動量を演算し
直線的(同時二軸)にmステツチ前の位置へと実
行する。その際各ステツプの命令は、X方向、Y
方向の移動量の符号を反転させて実行することは
もちろんである。その実行の後に再スタート待ち
となる。
第2図は本発明の自動刺繍機の一実施例のプロ
ツク図を示すもので、とくに太線の部分が糸切れ
を検知した後の動作に関わる部分である。自動刺
繍のためのプログラムとデータは記憶部1に記憶
され、そのプログラムは中央処理部2によつて実
行され、その実行過程において必要な制御指令信
号を各部に送出し、枠の移動や針の駆動等が行な
われる。
ツク図を示すもので、とくに太線の部分が糸切れ
を検知した後の動作に関わる部分である。自動刺
繍のためのプログラムとデータは記憶部1に記憶
され、そのプログラムは中央処理部2によつて実
行され、その実行過程において必要な制御指令信
号を各部に送出し、枠の移動や針の駆動等が行な
われる。
糸切れの検知は糸切れ検出回路3によつて行な
われ、中央処理部2で検知後の処理の制御が行な
われる。糸切れを検知したときは、中央処理部2
はmステツプ分の枠移動量、方向等を演算し、枠
移動量を糸切れ検知後の自動バツク移動量セツト
カウンタ4へ、X軸、Y軸の指示およびその移動
の向の指示を軸指令レジスタ5、方向指令レジス
タ6へ送出する。これらカウンタ4、レジスタ
5,6の指令内容はパルスモータ駆動インターフ
エース7を介してパルスモータ駆動回路8へ送ら
れ、パルスモータを駆動することによつて、枠は
mステツプ前の位置に戻り、再スタート待ちとな
る。なお、プログラムステツプの現在値は現在値
表示カウンタ9にセツトされ、表示パネル部10
において表示される。
われ、中央処理部2で検知後の処理の制御が行な
われる。糸切れを検知したときは、中央処理部2
はmステツプ分の枠移動量、方向等を演算し、枠
移動量を糸切れ検知後の自動バツク移動量セツト
カウンタ4へ、X軸、Y軸の指示およびその移動
の向の指示を軸指令レジスタ5、方向指令レジス
タ6へ送出する。これらカウンタ4、レジスタ
5,6の指令内容はパルスモータ駆動インターフ
エース7を介してパルスモータ駆動回路8へ送ら
れ、パルスモータを駆動することによつて、枠は
mステツプ前の位置に戻り、再スタート待ちとな
る。なお、プログラムステツプの現在値は現在値
表示カウンタ9にセツトされ、表示パネル部10
において表示される。
本発明は以上のように構成されており、次のよ
うな効果を得ることができる。
うな効果を得ることができる。
即ち前記のn回の検出動作によつて、刺繍機は
nステツチ進むが、糸切れがあつたときはその
間、糸なしで進むので、戻しのステツチ数mをn
に等しくしておけば、前記糸なし進行による刺繍
の模様における抜けを避けることができる。ま
た、m>nとした場合には、(m−n)ステツチ
分は二重の刺繍を行なうことになるが、刺繍の上
がり等は、糸のほつれ、データの抜け等の悪影響
がなくなるため、データの抜け等の悪影響がなく
なるため、非常に良くなる。
nステツチ進むが、糸切れがあつたときはその
間、糸なしで進むので、戻しのステツチ数mをn
に等しくしておけば、前記糸なし進行による刺繍
の模様における抜けを避けることができる。ま
た、m>nとした場合には、(m−n)ステツチ
分は二重の刺繍を行なうことになるが、刺繍の上
がり等は、糸のほつれ、データの抜け等の悪影響
がなくなるため、データの抜け等の悪影響がなく
なるため、非常に良くなる。
第1図は、本発明による糸切れ検出から再スタ
ートまでの機能を説明するフロー図、第2図は本
発明の一実施例のブロツク図である。 1…記憶部、2…中央処理部、3…糸切れ検知
回路、4…糸切れ検知後の移動量セツトカウン
タ、5…軸指令レジスタ、6…方向指令レジス
タ、7…パルスモータ駆動インターフエース、8
…パルスモータ駆動回路、9…枠移動装置。
ートまでの機能を説明するフロー図、第2図は本
発明の一実施例のブロツク図である。 1…記憶部、2…中央処理部、3…糸切れ検知
回路、4…糸切れ検知後の移動量セツトカウン
タ、5…軸指令レジスタ、6…方向指令レジス
タ、7…パルスモータ駆動インターフエース、8
…パルスモータ駆動回路、9…枠移動装置。
Claims (1)
- 1 予めセツトされたプログラムに従つて刺繍を
自動的に行なう自動刺繍機において、刺繍の実行
中に糸切れが発生したとき、糸切れの検出をn回
(但しn1)を繰り返えし行ない、その各回共
糸切れを検出したときだけ糸切れと判断する糸切
れ検出手段と、その糸切れの検出に応じて無条件
に刺繍の位置をmステツチ(但しmn)だけ戻
す手段とを有することを特徴とする自動刺繍機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15013780A JPS5777363A (en) | 1980-10-28 | 1980-10-28 | Automatic embroidering machine |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15013780A JPS5777363A (en) | 1980-10-28 | 1980-10-28 | Automatic embroidering machine |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5777363A JPS5777363A (en) | 1982-05-14 |
JPS6158584B2 true JPS6158584B2 (ja) | 1986-12-12 |
Family
ID=15490290
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15013780A Granted JPS5777363A (en) | 1980-10-28 | 1980-10-28 | Automatic embroidering machine |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5777363A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10799441B2 (en) | 2011-06-06 | 2020-10-13 | Pcr Technology Holdings, Lc | Skin treatments containing pyrroloquinoline quinone (PQQ) esters and methods of preparation and use thereof |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS532151A (en) * | 1976-06-25 | 1978-01-10 | Hirose Mfg Co Ltd | Yarn cut detector for tufting machine |
US4221176A (en) * | 1978-07-14 | 1980-09-09 | Quality Mills, Inc. | Profile stitching apparatus and method |
-
1980
- 1980-10-28 JP JP15013780A patent/JPS5777363A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS532151A (en) * | 1976-06-25 | 1978-01-10 | Hirose Mfg Co Ltd | Yarn cut detector for tufting machine |
US4221176A (en) * | 1978-07-14 | 1980-09-09 | Quality Mills, Inc. | Profile stitching apparatus and method |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10799441B2 (en) | 2011-06-06 | 2020-10-13 | Pcr Technology Holdings, Lc | Skin treatments containing pyrroloquinoline quinone (PQQ) esters and methods of preparation and use thereof |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5777363A (en) | 1982-05-14 |
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