JPH10165675A - ボタンホール縫い機能を備えたミシン - Google Patents
ボタンホール縫い機能を備えたミシンInfo
- Publication number
- JPH10165675A JPH10165675A JP35237396A JP35237396A JPH10165675A JP H10165675 A JPH10165675 A JP H10165675A JP 35237396 A JP35237396 A JP 35237396A JP 35237396 A JP35237396 A JP 35237396A JP H10165675 A JPH10165675 A JP H10165675A
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- Japan
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- buttonhole
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- 238000009958 sewing Methods 0.000 title claims abstract description 100
- 230000004044 response Effects 0.000 claims abstract description 5
- 238000013500 data storage Methods 0.000 description 7
- 230000008901 benefit Effects 0.000 description 6
- 230000006870 function Effects 0.000 description 4
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 4
- 230000008859 change Effects 0.000 description 3
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
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- Sewing Machines And Sewing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 糸切れのない2度縫いが可能なボタンホール
縫いを行えるミシンを提供する。 【解決手段】 ボタンホール2度縫い選択釦7により2
度縫いが選択されると、通常のボタンホール縫いの後に
ラインタック縫いのみが実行され、バータック縫いの2
度縫いは行われない。
縫いを行えるミシンを提供する。 【解決手段】 ボタンホール2度縫い選択釦7により2
度縫いが選択されると、通常のボタンホール縫いの後に
ラインタック縫いのみが実行され、バータック縫いの2
度縫いは行われない。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ボタンホール縫
い機能を備えたミシンに関する。
い機能を備えたミシンに関する。
【0002】
【従来の技術】一般家庭で使用されるミシンには様々な
機能が付加されるようになってきており、その中にボタ
ンホール縫いを自動的に行う機能を備えたものが知られ
ている。ボタンホールは通常上下のバータックと左右の
ラインタックから形成されており、これらを必要に応じ
て2度縫いする場合がある。
機能が付加されるようになってきており、その中にボタ
ンホール縫いを自動的に行う機能を備えたものが知られ
ている。ボタンホールは通常上下のバータックと左右の
ラインタックから形成されており、これらを必要に応じ
て2度縫いする場合がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のミシン
において、ボタンホールを2度縫いすると同一縫い目に
2度針落ちがなされるため、糸切れが生ずる問題があっ
た。特にバータック縫いにおいては、送り量が非常に小
さいため、糸切れが発生しやすく、問題が大きかった。
本発明は上記従来技術の欠点を改善することを目的とす
る。
において、ボタンホールを2度縫いすると同一縫い目に
2度針落ちがなされるため、糸切れが生ずる問題があっ
た。特にバータック縫いにおいては、送り量が非常に小
さいため、糸切れが発生しやすく、問題が大きかった。
本発明は上記従来技術の欠点を改善することを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、ボタンホール縫い機能を備えたミシンに
おいて、所定の操作に応答してラインタック縫いとバー
タック縫いを行い、これによりボタンホール縫いを行う
ための手段と、所定の操作に応答して、前記ボタンホー
ル縫いを行うための手段によるボタンホール縫いが行わ
れた後に、ラインタック縫いのみを行うための手段と、
を備えたことを特徴とする。2度目のボタンホールにお
いては、ラインタック縫いのみが行われ、バータック縫
いは行わないようにしているため、糸切れのを軽減可能
である。しかも、ボタンホールはバータック縫いにより
十分に補強される。2度目のボタンホール縫いにおける
前記ラインタック縫いのみを行うための手段は、前記ボ
タンホール縫いにおける最初のラインタック縫いとは異
なる縫い幅により縫いを行うように構成することが望ま
しく、これによりラインタック縫いにおける糸切れも効
果的に防止できる。縫い幅を変える場合には、2度目の
ラインタック縫いを最初のラインタックよりも大きな縫
い幅とするか、逆に小さな縫い幅とすることになるが、
大きな縫い幅とした場合にはボタンホールの大きさが変
わることがない利点がある。前記ボタンホール縫いを行
うためのデータと前記ラインタック縫いのみを行うため
のデータとは連続的に且つ区別可能に記憶させておくこ
とが望ましい。また前記ボタンホール縫いにおけるライ
ンタック縫いを行うためのデータに基づいて前記ライン
タック縫いのみを行うためのデータを生成する手段を設
けても良い。この構成によれば、メモリ容量の省略が可
能になる効果がある。
に、本発明は、ボタンホール縫い機能を備えたミシンに
おいて、所定の操作に応答してラインタック縫いとバー
タック縫いを行い、これによりボタンホール縫いを行う
ための手段と、所定の操作に応答して、前記ボタンホー
ル縫いを行うための手段によるボタンホール縫いが行わ
れた後に、ラインタック縫いのみを行うための手段と、
を備えたことを特徴とする。2度目のボタンホールにお
いては、ラインタック縫いのみが行われ、バータック縫
いは行わないようにしているため、糸切れのを軽減可能
である。しかも、ボタンホールはバータック縫いにより
十分に補強される。2度目のボタンホール縫いにおける
前記ラインタック縫いのみを行うための手段は、前記ボ
タンホール縫いにおける最初のラインタック縫いとは異
なる縫い幅により縫いを行うように構成することが望ま
しく、これによりラインタック縫いにおける糸切れも効
果的に防止できる。縫い幅を変える場合には、2度目の
ラインタック縫いを最初のラインタックよりも大きな縫
い幅とするか、逆に小さな縫い幅とすることになるが、
大きな縫い幅とした場合にはボタンホールの大きさが変
わることがない利点がある。前記ボタンホール縫いを行
うためのデータと前記ラインタック縫いのみを行うため
のデータとは連続的に且つ区別可能に記憶させておくこ
とが望ましい。また前記ボタンホール縫いにおけるライ
ンタック縫いを行うためのデータに基づいて前記ライン
タック縫いのみを行うためのデータを生成する手段を設
けても良い。この構成によれば、メモリ容量の省略が可
能になる効果がある。
【0005】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
基づいて説明する。図1において、中央演算処理装置1
はマイクロコンピュータを主体に構成されており、ミシ
ン全体の制御を行っている。ボタンホールデータ記憶装
置2にはボタンホール縫い目のデータとこれに対応する
表示データとが記憶されており、中央演算処理装置1は
該ボタンホールデータを読み出して、ミシンモータ駆動
回路52を制御し、縫い目形成機構53によりボタンホ
ール縫いを実行させるようになっている。縫い速度は速
度コントローラ54の操作に対応して行われるように構
成されている。
基づいて説明する。図1において、中央演算処理装置1
はマイクロコンピュータを主体に構成されており、ミシ
ン全体の制御を行っている。ボタンホールデータ記憶装
置2にはボタンホール縫い目のデータとこれに対応する
表示データとが記憶されており、中央演算処理装置1は
該ボタンホールデータを読み出して、ミシンモータ駆動
回路52を制御し、縫い目形成機構53によりボタンホ
ール縫いを実行させるようになっている。縫い速度は速
度コントローラ54の操作に対応して行われるように構
成されている。
【0006】中央演算処理装置1にはボタンホール選択
釦6が接続されており、ボタンホールデータ記憶装置2
に記憶された複数のボタンホール形状を表示制御装置5
0を介して表示装置51に表示することにより、操作者
がボタンホールの形状を見ながら選択できるようになっ
ている。操作者がボタンホールを選択すると、該データ
は一時記憶装置9に格納され、ついでボタンホール選択
釦6の操作により中央演算処理装置1は選択されたボタ
ンホール縫い目データに基づいて、ボタンホール縫いプ
ログラム記憶装置3からのプログラムに従って縫い目形
成機構53にボタンホール縫いを実行させるようになっ
ている。
釦6が接続されており、ボタンホールデータ記憶装置2
に記憶された複数のボタンホール形状を表示制御装置5
0を介して表示装置51に表示することにより、操作者
がボタンホールの形状を見ながら選択できるようになっ
ている。操作者がボタンホールを選択すると、該データ
は一時記憶装置9に格納され、ついでボタンホール選択
釦6の操作により中央演算処理装置1は選択されたボタ
ンホール縫い目データに基づいて、ボタンホール縫いプ
ログラム記憶装置3からのプログラムに従って縫い目形
成機構53にボタンホール縫いを実行させるようになっ
ている。
【0007】ボタンホール2度縫い選択釦7はボタンホ
ールを2度縫いすることを選択するためのもので、操作
者がボタンホール2度縫い選択釦7を操作すると、中央
演算処理装置1は2回目ラインタック縫いプログラム記
憶装置4のプログラムに従って縫い目形成機構53にボ
タンホールの2度縫いを実行させるようになっている。
ールを2度縫いすることを選択するためのもので、操作
者がボタンホール2度縫い選択釦7を操作すると、中央
演算処理装置1は2回目ラインタック縫いプログラム記
憶装置4のプログラムに従って縫い目形成機構53にボ
タンホールの2度縫いを実行させるようになっている。
【0008】図2にボタンホール縫い目の一例を示す。
この例ではボタンホールはバータックBu、Br(かん
ぬき止め縫い)とラインタックLl、Lr(穴かがり縫
い)とから構成されており、バータックBr、ラインタ
ックLl、ラインタックLr、バータックBuの順に縫
っていくようになっている。ボタンホール2度縫い選択
釦7からの2度縫いの指令があった場合、ラインタック
LlとラインタックLrのみを2度縫いし、バータック
BuとバータックBrは2度縫いしないように構成され
ている。これはバータック縫いは送り量がほとんどない
ため、2度縫いすると同一位置に針落ちする可能性が高
く、糸切れを生じやすいためである。
この例ではボタンホールはバータックBu、Br(かん
ぬき止め縫い)とラインタックLl、Lr(穴かがり縫
い)とから構成されており、バータックBr、ラインタ
ックLl、ラインタックLr、バータックBuの順に縫
っていくようになっている。ボタンホール2度縫い選択
釦7からの2度縫いの指令があった場合、ラインタック
LlとラインタックLrのみを2度縫いし、バータック
BuとバータックBrは2度縫いしないように構成され
ている。これはバータック縫いは送り量がほとんどない
ため、2度縫いすると同一位置に針落ちする可能性が高
く、糸切れを生じやすいためである。
【0009】ラインタック縫いは図2に示すように送り
量が大きいため、糸切れの可能性はバータック縫いより
も少ないが、更に糸切れの防止を完全にするにはライン
タック縫いの振幅を2度縫いの際に変えることが望まし
い。図3にその一例を示す。(A)は最初のラインタッ
クL1が振幅が大きく、2度縫いのラインタックL2の
振幅を小さくしている。このように2度目のラインタッ
ク縫いの振幅を小さくすると、ボタンホール縫いの外形
の大きさが1度縫いと2度縫いとで同じ大きさになる利
点があるが、ボタンホール自体の大きさは2度縫いの場
合に小さくなる欠点がある。一方図3(B)では最初の
ラインタック1の振幅が小さく、2度縫いのラインタッ
ク2の振幅を大きくしている。この場合(A)とは逆に
ボタンホール縫いの外形の大きさは1度縫いと2度縫い
とでは異なってくるが、ボタンホール自体の大きさが常
に等しい利点がある。
量が大きいため、糸切れの可能性はバータック縫いより
も少ないが、更に糸切れの防止を完全にするにはライン
タック縫いの振幅を2度縫いの際に変えることが望まし
い。図3にその一例を示す。(A)は最初のラインタッ
クL1が振幅が大きく、2度縫いのラインタックL2の
振幅を小さくしている。このように2度目のラインタッ
ク縫いの振幅を小さくすると、ボタンホール縫いの外形
の大きさが1度縫いと2度縫いとで同じ大きさになる利
点があるが、ボタンホール自体の大きさは2度縫いの場
合に小さくなる欠点がある。一方図3(B)では最初の
ラインタック1の振幅が小さく、2度縫いのラインタッ
ク2の振幅を大きくしている。この場合(A)とは逆に
ボタンホール縫いの外形の大きさは1度縫いと2度縫い
とでは異なってくるが、ボタンホール自体の大きさが常
に等しい利点がある。
【0010】なお、ボタンホールの種類によってはバー
タックが一端のみにあり、他は全てラインタックのもの
も存在する。このような場合にも、バータックは一度だ
け縫うことになる。
タックが一端のみにあり、他は全てラインタックのもの
も存在する。このような場合にも、バータックは一度だ
け縫うことになる。
【0011】図4にボタンホールデータ記憶装置2にお
けるデータ構造を示す。このデータは縫い目データと表
示データとから構成され、最初のボタンホール縫い全体
のデータの後ろに連続的に2度目のラインタック縫いデ
ータが格納されている。最初のボタンホールデータ20
は順にバータックBr,ラインタックLl、ラインタッ
クLr、バータックBuのデータからなり、中央演算処
理装置1はこのデータを順に読み出して、第1回目のボ
タンホール縫いを行うようになっている。最初のボタン
ホールデータ20の最後のデータの次にはフラグデータ
22が記憶されており、このフラグデータ22により最
初のボタンホールデータ20と2度目のラインタックデ
ータ21の区別がなされるようになっている。2度目の
ラインタックデータ21にはラインタックLl2とライ
ンタックLr2のデータが格納されている。
けるデータ構造を示す。このデータは縫い目データと表
示データとから構成され、最初のボタンホール縫い全体
のデータの後ろに連続的に2度目のラインタック縫いデ
ータが格納されている。最初のボタンホールデータ20
は順にバータックBr,ラインタックLl、ラインタッ
クLr、バータックBuのデータからなり、中央演算処
理装置1はこのデータを順に読み出して、第1回目のボ
タンホール縫いを行うようになっている。最初のボタン
ホールデータ20の最後のデータの次にはフラグデータ
22が記憶されており、このフラグデータ22により最
初のボタンホールデータ20と2度目のラインタックデ
ータ21の区別がなされるようになっている。2度目の
ラインタックデータ21にはラインタックLl2とライ
ンタックLr2のデータが格納されている。
【0012】中央演算処理装置1はフラグデータ22を
読み出すと、一度縫いの場合にはそこでボタンホール縫
いを終了するように構成されている。一方、ボタンホー
ル2度縫い選択釦7により2度縫いが指示されている場
合には、フラグデータ22を読み出すと続いて2度目の
ラインタックデータ21を読み出し、2回目ラインタッ
ク縫いプログラム記憶装置4のプログラムに従ってライ
ンタックLl2とラインタックLr2の縫いを実行する
ようになっている。このラインタックの2度縫いに際し
て、前記したように図3に示すような振幅を変えた縫い
を行うのが望ましい。上記したように、2度目のライン
タックデータ21を連続的に配設することにより、独立
したデータを減少でき、アドレス等が容易になる利点が
ある。また、選択のための表示スペースを少なくできる
利点がある。
読み出すと、一度縫いの場合にはそこでボタンホール縫
いを終了するように構成されている。一方、ボタンホー
ル2度縫い選択釦7により2度縫いが指示されている場
合には、フラグデータ22を読み出すと続いて2度目の
ラインタックデータ21を読み出し、2回目ラインタッ
ク縫いプログラム記憶装置4のプログラムに従ってライ
ンタックLl2とラインタックLr2の縫いを実行する
ようになっている。このラインタックの2度縫いに際し
て、前記したように図3に示すような振幅を変えた縫い
を行うのが望ましい。上記したように、2度目のライン
タックデータ21を連続的に配設することにより、独立
したデータを減少でき、アドレス等が容易になる利点が
ある。また、選択のための表示スペースを少なくできる
利点がある。
【0013】なお、2度目のラインタックデータ21は
最初のボタンホールデータ20におけるラインタック縫
いデータに基づいてその都度生成するようにしても良
い。例えばボタンホールデータ20におけるラインタッ
ク縫いデータを振幅方向に拡大或いは縮小することによ
り簡単に生成することが可能である。この場合、ボタン
ホールデータ記憶装置2の容量を節約できる利点があ
る。
最初のボタンホールデータ20におけるラインタック縫
いデータに基づいてその都度生成するようにしても良
い。例えばボタンホールデータ20におけるラインタッ
ク縫いデータを振幅方向に拡大或いは縮小することによ
り簡単に生成することが可能である。この場合、ボタン
ホールデータ記憶装置2の容量を節約できる利点があ
る。
【0014】図5により動作を説明する。中央演算処理
装置1はボタンホール縫い指令釦5からのボタンホール
縫い指令があると(ステップS1)、ボタンホール2度
縫い選択釦7による2度縫いが選択されたか否か判断す
る(ステップS2)。2度縫いが選択された場合、その
旨をフラグレジスタに記録する(ステップS3)。つい
でボタンホール選択釦6による選択に応じてボタンホー
ルデータ記憶装置2からボタンホールを読み出し、ボタ
ンホール縫いを実行する(ステップS4)。フラグデー
タ22を読み出すと(ステップS5)、2度縫い指令が
あったか否かチェックし(ステップS6)、2度縫い指
令があった場合には2度目のラインタック縫いを実行す
る(ステップS7)。
装置1はボタンホール縫い指令釦5からのボタンホール
縫い指令があると(ステップS1)、ボタンホール2度
縫い選択釦7による2度縫いが選択されたか否か判断す
る(ステップS2)。2度縫いが選択された場合、その
旨をフラグレジスタに記録する(ステップS3)。つい
でボタンホール選択釦6による選択に応じてボタンホー
ルデータ記憶装置2からボタンホールを読み出し、ボタ
ンホール縫いを実行する(ステップS4)。フラグデー
タ22を読み出すと(ステップS5)、2度縫い指令が
あったか否かチェックし(ステップS6)、2度縫い指
令があった場合には2度目のラインタック縫いを実行す
る(ステップS7)。
【0015】以上説明したように、上記実施形態では2
度目のボタンホール縫いにおいては、ラインタック縫い
のみが行われバータック縫いは行われないため、糸切れ
が生じることが少ない。また、ラインタックも1度目と
2度目は振幅を変えて針落ち点を変えるようにしている
ため、ラインタックにおいても糸切れが極めて少なくな
る効果がある。
度目のボタンホール縫いにおいては、ラインタック縫い
のみが行われバータック縫いは行われないため、糸切れ
が生じることが少ない。また、ラインタックも1度目と
2度目は振幅を変えて針落ち点を変えるようにしている
ため、ラインタックにおいても糸切れが極めて少なくな
る効果がある。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明のミシンによ
れば、ボタンホール縫いにおける糸切れのない2度縫い
が可能になる効果がある。
れば、ボタンホール縫いにおける糸切れのない2度縫い
が可能になる効果がある。
【図1】本発明の一実施形態を示す機能ブロック図。
【図2】本発明の一実施形態におけるボタンホール縫い
の形状を示す模式図。
の形状を示す模式図。
【図3】本発明の一実施形態におけるラインタック縫い
の形状を示す模式図。
の形状を示す模式図。
【図4】本発明の一実施形態におけるボタンホールデー
タ記憶装置2のデータ構造を示す説明図。
タ記憶装置2のデータ構造を示す説明図。
【図5】本発明の一実施形態の動作を示すフローチャー
ト図。
ト図。
1:中央演算処理装置、2:ボタンホールデータ記憶装
置、3:ボタンホール縫いプログラム記憶装置、4:2
回目ラインタック縫いプログラム記憶装置、5:ボタン
ホール縫い指令釦、6:ボタンホール選択釦、7:ボタ
ンホール2度縫い選択釦、9:一時記憶装置、20:最
初のボタンホールデータ、21:2度目のラインタック
データ、22:フラグデータ、50:表示制御装置、5
1:表示装置、52:ミシンモータ駆動回路、53:縫
い目形成機構、54:速度コントローラ。
置、3:ボタンホール縫いプログラム記憶装置、4:2
回目ラインタック縫いプログラム記憶装置、5:ボタン
ホール縫い指令釦、6:ボタンホール選択釦、7:ボタ
ンホール2度縫い選択釦、9:一時記憶装置、20:最
初のボタンホールデータ、21:2度目のラインタック
データ、22:フラグデータ、50:表示制御装置、5
1:表示装置、52:ミシンモータ駆動回路、53:縫
い目形成機構、54:速度コントローラ。
Claims (5)
- 【請求項1】 ボタンホール縫い機能を備えたミシンに
おいて、 所定の操作に応答してラインタック縫いとバータック縫
いを行い、これによりボタンホール縫いを行うための手
段と、 所定の操作に応答して、前記ボタンホール縫いを行うた
めの手段によるボタンホール縫いが行われた後に、ライ
ンタック縫いのみを行うための手段と、 を備えたことを特徴とするボタンホール縫い機能を備え
たミシン。 - 【請求項2】 前記ラインタック縫いのみを行うための
手段は、前記ボタンホール縫いにおける最初のラインタ
ック縫いとは異なる縫い幅により縫いを行う、 請求項1に記載のボタンホール縫い機能を備えたミシ
ン。 - 【請求項3】 前記ラインタック縫いのみを行うための
手段は、前記ボタンホール縫いにおける最初のラインタ
ック縫いよりも大きな縫い幅により縫いを行う、 請求項2に記載のボタンホール縫い機能を備えたミシ
ン。 - 【請求項4】 前記ボタンホール縫いを行うためのデー
タと前記ラインタック縫いのみを行うためのデータとを
連続的に且つ区別可能に記憶するための手段を、 更に備えた請求項1又は2又は3に記載のボタンホール
縫い機能を備えたミシン。 - 【請求項5】 前記ボタンホール縫いにおけるラインタ
ック縫いを行うためのデータに基づいて前記ラインタッ
ク縫いのみを行うためのデータを生成する手段を、 更に備えた請求項1又は2又は3に記載のボタンホール
縫い機能を備えたミシン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35237396A JPH10165675A (ja) | 1996-12-13 | 1996-12-13 | ボタンホール縫い機能を備えたミシン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35237396A JPH10165675A (ja) | 1996-12-13 | 1996-12-13 | ボタンホール縫い機能を備えたミシン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10165675A true JPH10165675A (ja) | 1998-06-23 |
Family
ID=18423630
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35237396A Pending JPH10165675A (ja) | 1996-12-13 | 1996-12-13 | ボタンホール縫い機能を備えたミシン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10165675A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008279295A (ja) * | 2008-08-28 | 2008-11-20 | Brother Ind Ltd | 穴かがり縫いミシン |
JP2008307401A (ja) * | 2008-08-28 | 2008-12-25 | Brother Ind Ltd | 穴かがり縫いミシン |
JP2009006196A (ja) * | 1999-05-07 | 2009-01-15 | Juki Corp | ボタン穴かがりミシン |
-
1996
- 1996-12-13 JP JP35237396A patent/JPH10165675A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009006196A (ja) * | 1999-05-07 | 2009-01-15 | Juki Corp | ボタン穴かがりミシン |
JP2009006195A (ja) * | 1999-05-07 | 2009-01-15 | Juki Corp | ボタン穴かがりミシン |
JP2008279295A (ja) * | 2008-08-28 | 2008-11-20 | Brother Ind Ltd | 穴かがり縫いミシン |
JP2008307401A (ja) * | 2008-08-28 | 2008-12-25 | Brother Ind Ltd | 穴かがり縫いミシン |
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