JP3510861B2 - 美容食品 - Google Patents

美容食品

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JP3510861B2
JP3510861B2 JP2001024457A JP2001024457A JP3510861B2 JP 3510861 B2 JP3510861 B2 JP 3510861B2 JP 2001024457 A JP2001024457 A JP 2001024457A JP 2001024457 A JP2001024457 A JP 2001024457A JP 3510861 B2 JP3510861 B2 JP 3510861B2
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史朗 力武
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は美容食品に関するも
のであり、より具体的にはヒアルロン酸を含むことを特
徴とする美容食品に関するものである。
【0002】
【従来の技術】肌荒れの防止、及び小皺の改善は人間だ
れしも願望するところであり、色々の肌用の化粧品等が
今までに開発されてきた。
【0003】これらの化粧品は基本的に皮膚の構成、組
成等を考慮して形成されており、皮膚の構成、組成等を
具体的に説明すると、皮膚は表皮、真皮、皮下細胞組織
からなり、表皮には表皮細胞の外にメラノサイト、ラン
ゲルス細胞等が存在し、表皮の最表面部には角質層でケ
ラチンとよばれる非常に強固で安定した細胞骨格蛋白と
角質細胞間脂質とを備え、ケラチンは、天然保湿因子と
よばれるピリドンカルボン酸ソーダ等のアミノ酸を含み
皮膚の保湿機能に重要な役割を果たしている。このた
め、これらの天然保湿因子様の物質が保湿資材として美
容化粧品に利用されてきた。
【0004】又、皮膚の真皮は線維、基質、細胞成分か
らなり、線維成分は膠原線維、弾力線維、細網線維等か
らなり、真皮の基質は線維成分の間を充填する無定形の
成分であり、細胞成分は線維成分や基質を産生する線維
芽細胞等よりなり、この中でも膠原線維のコラーゲンは
真皮の乾燥重量の75%を占め重要な成分であり、皮膚
の弾力性に関係すると共に、加齢とともに減少して皮膚
の弾力性を失わせ、皮膚のタルミや皺の原因になってい
る。このため、コラーゲンを補給するよう化粧品の中に
含有させる美肌用化粧品が開発されてきた。なお、コラ
ーゲンは健康食品としても経口摂取されるようになって
きたが、美容食品としての効果は確認されていない。
【0005】更に、皮膚の基質中には機能上重要な物質
としてヒアルロン酸、デルマタン硫酸等のムコ多糖があ
り、ヒアルロン酸は、他のムコ多糖に比較して保水力に
富むことから皮膚の柔軟性、弾力性を維持する役目を
し、しかもコラーゲンと同様に加齢とともに減少するた
め、美肌に重要な要因であるヒアルロン酸を補給するよ
う化粧品の中に含有させる美肌用化粧品が開発されてい
る。その中でも特開平5-111367号公報、特開2
000-102362号公報に示す如く、ヒアルロン酸
を組成物とする食品を経口摂取するものがあり、上記公
報に示す食品は、腸管吸収を容易にし得るよう、高分子
量のヒアルロン酸を高温、高圧処理、或いは酵素処理で
低分子化し、経口摂取した際には、種々の活性化作用に
より美肌効果を出すものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記引
用文献には、ヒアルロン酸が動物の体内で利用されると
いう確証あるデーターは殆どなく、しかも、美肌作用を
一層高めることが求められていた。
【0007】本発明は、ヒアルロン酸の美肌作用を著し
く向上させることを目的としてなされた美容食品であ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1の美容
食品は、ヒアルロン酸、グルコサミン、オリゴ糖及びビ
タミンCを含むよう、全体の1の重量に対して、ヒアル
ロン酸の重量比を0.05〜0.20、グルコサミンの
重量比を0.02〜0.10、オリゴ糖の重量比を0.
05〜0.30、ビタミンCの重量比を0.05〜0.
25にする美容食品であって、前記ヒアルロン酸の分子
量が、60万から200万であり、前記グルコサミン
が、キチンを加水分解して製造される2-アミノ-2-デ
オキシ-D-グルコース、又は2-アミノ-2-デオキシ-D-
グルコースの塩の少なくとも一方からなり、前記オリゴ
糖が、マルトオリゴ糖、ガラクトオリゴ糖、フラクトオ
リゴ糖、イソマルトオリゴ糖、ゲンチオオリゴ糖、ラク
トスクロース、トレハロースのうち少なくとも1種以上
からなり、前記ヒアルロン酸の消化吸収を高めるよう構
成したものである。
【0009】本発明の請求項2の美容食品は、ヒアルロ
ン酸が鶏冠より抽出されたものからなるものである。
【0010】本発明の請求項3の美容食品は、ヒアルロ
ン酸が、 Streptococcus zoopidemicus Streptococcus
equisimilis の少なくとも一方の微生物の発酵により製
造されたものからなるものである。
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】本発明の美容食品を経口摂取した際には、
ヒアルロン酸、グルコサミン、オリゴ糖、ビタミンCの
成分の相乗効果により皮膚中のヒアルロン酸やコラーゲ
ンの産生を高める等の優れた美容作用を生じることがで
きる。又、本発明の美容食品は、ヒアルロン酸の消化吸
収を高めることができる。
【0016】これは、グルコサミン、オリゴ糖、ビタミ
ンCによる次の作用によるものと思われる。
【0017】すなわち、グルコサミンが体内でヒアルロ
ン酸等のプロテオグルカンに変換する可能性が示されて
いるため、グルコサミンを摂取すればヒアルロン酸のよ
うに直接腸内細菌に及ぼす影響は少ないが体内でヒアル
ロン酸に変換され、特に皮膚のヒアルロン酸を増加さ
せ、美容効果を発揮できると思われる。又、ヒアルロン
酸は高分子のために粘度が高く一度に多量に摂取できな
いのでグルコサミンの多量摂取がその効果を補助し、ヒ
アルロン酸と同時に摂取すればヒアルロン酸の作用を増
大させると考えられる。
【0018】ビタミンCは抗酸化作用、活性酸素除去作
用、ウィルスを不活化させる等の効果があり、美肌に関
してはコラーゲンの生成と維持に大きく関与していて皮
膚の細胞の増殖に必須であり、しかも、シミ等の原因で
あるチロシンからメラニンの生成過程を抑制し、更にビ
タミンCは皮膚の老化を遅くし、みずみずしい肌を保つ
ことに効果があることから、ビタミンCはこのような抗
酸化作用によりヒアルロン酸の安定化に効果があり、ヒ
アルロン酸、グルコサミンと同時に摂取すると更に作用
を高めると考えられる。
【0019】オリゴ糖は経口摂取されれば分解されず大
腸に到達し、腸内細菌によって利用され腸内フローラー
を構成する菌を有用なラクトバチルス菌やビフィズス菌
が多くなるように変えていくため、乳酸、酢酸等の短鎖
脂肪酸を生成して大腸内pHを酸性にし、これによって便
秘を予防し体内を良好に調節することによって美肌効果
を発揮し、ヒアルロン酸、グルコサミン、ビタミンCに
加えてオリゴ糖を同時に摂取すれば腸内フローラーの改
善を更に増加させヒアルロン酸の作用を一層高める。
【0020】又、ヒアルロン酸、オリゴ糖は消化酵素に
よって消化されず、そのまま大腸に到達し、そこでラク
トバチルス菌、ビフィズス菌等の腸内細菌に利用され、
これらの菌の増殖を促進し、酢酸、乳酸等の脂肪酸を生
成する。これらの脂肪酸は腸内のpHを酸性にして便秘の
防止、大腸癌等の予防になると考えられる。又、これら
の有用なラクトバチルス菌、ビフィズス菌は腐敗菌等の
有害菌の増殖を阻止し、腸内環境を浄化する等の働きも
ある。なお、これらはプレバイオテイクスに該当する。
「結腸内の有用菌の増殖を促進したり、或いは有害菌の
増殖を抑制し、その結果、腸内浄化作用によって宿主の
健康に有利に作用する難消化性食品成分―プレバイオテ
イクス」(光岡知足;腸内フローラと健康 p171,
学会センター)。
【0021】このように、皮膚のヒアルロン酸、コラー
ゲンを増加させ、保湿効果や弾力性を増加させたこと
と、腸内フローラーの有用細菌を増加させ、体内から健
康な状態にし、それが肌の改善につながったと思われ
る。今までは皮膚に化粧品を塗布して皮膚の改善を行な
ってきたが、界面活性剤、防腐剤等の影響により敏感性
皮膚の場合等では逆に副作用が現れることがあった。こ
れに対して本発明品の各成分は食品として安全性が確認
された。
【0022】更に、本発明の美容食品は、ヒアルロン酸
の分子量を60万から200万にすると、50万以下の
低分子量のものに比べて腸内のラクトバチルス菌、ビフ
ィズス菌を増加させるので整腸作用を増進し、美容作用
を一層高めることができる。
【0023】ヒアルロン酸を鶏冠より抽出し若しくは微
生物の発酵により製造させると、従来、ヒアルロン酸を
50万以下の分子量にするために必要であった高圧、高
温、酵素の処理を不要にし、製造コストを低減すること
ができる。
【0024】グルコサミンを、2-アミノ-2-デオキシ-
D-グルコース又は2-アミノ-2-デオキシ-D-グルコース
の塩で構成し、オリゴ糖を、マルトオリゴ糖、ガラクト
オリゴ糖、フラクトオリゴ糖、イソマルトオリゴ糖、ゲ
ンチオオリゴ糖、ラクトスクロース、トレハロースのう
ち少なくとも1種以上で構成すると、美容作用を高める
と共に製造コストを一層低減することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の美容食品を実施す
る形態例を説明する。
【0026】本発明の美容食品を製造する場合には、始
めにヒアルロン酸、グルコサミン、オリゴ糖、ビタミン
C(アスコルビン酸)、賦形剤等を準備する。
【0027】ここで、準備されるヒアルロン酸は、鶏冠
を生の状態で細断してリパーゼとプロテアーゼ等の酵素
により処理し、鶏冠に含有される脂肪を分解することに
よって、分子量60万から200万で高純度に製造され
ており、Streptococcus zoopidemicus、Streptococcus
equisimilis等の微生物の発酵により製造させてもよ
い。なお、ヒアルロン酸は当然に安全性が高く、食品添
加物の規格に合格したものである。
【0028】又、準備されるグルコサミンは、主として
甲殻類の殻に含有されるキチンを濃硫酸で加水分解して
単糖のN-アセチルグルコサミンを生成し、N-アセチルグ
ルコサミンのアセチル基を除去することにより2-アミ
ノ-2-デオキシ-D-グルコース等のヘキソサミン、もし
くは2-アミノ-2-デオキシ-D-グルコースの塩酸塩、硫
酸塩等のヘキソサミン塩として製造されており、実施の
形態例ではグルコサミンを結晶化させるために塩酸塩、
或いは硫酸塩の形で製造されたものを用いている。な
お、グルコサミンは、動物体内の軟骨や結合組織に広く
分布しているプロテオグルカン等の構成成分であり、経
口摂取して急性及び慢性関節炎の治療として使用されて
いる例もあり、安全性が高いものである。
【0029】更に、準備されるオリゴ糖は、特に限定さ
れないがマルトオリゴ糖、ガラクトオリゴ糖、フラクト
オリゴ糖、イソマルトオリゴ糖、ゲンチオオリゴ糖、ラ
クトスクロース、トレハロース等から選択されるものを
用い、ビタミンCは、一般に製造流通しているものを用
いている。
【0030】更に又、賦形剤は、デキストリン、コーン
スターチ、乳糖、還元麦芽等水飴、ショ糖エステル、パ
ラチノース、ゼラチン、セルロース等、エリスリトー
ル、グルコース、キシリトール、マンニトール等から選
択されるものを用い、又、適宜、クエン酸、酒石酸等の
pH調節剤、種々の香料、ソルビン酸等の保存料、乳化剤
等を使用する。
【0031】ヒアルロン酸、グルコサミン、オリゴ糖、
ビタミンC、賦形剤等を準備した後には所定量に秤量し
て攪拌器により混合し、混合物を打錠器により打錠して
所定の形状にし、衣を付けるよう下掛け及び中掛けを行
って乾燥及び選別し、上掛け、コーティング、風乾等の
処理を経て美容食品の錠剤を完成させる。なお、美容食
品は、錠剤のみならず、顆粒剤、細粒剤、散剤、カプセ
ル剤、トローチ剤等の固形製剤、乳剤、シロップ剤、懸
濁剤等の液製剤等にすることもできる。
【0032】ここで、美容食品に含まれるヒアルロン
酸、グルコサミン、オリゴ糖、ビタミンCの各成分等の
重量比は、全体の1の重量に対してヒアルロン酸を0.
01〜0.25、好ましくは0.05〜0.20と、全
体の1の重量に対してグルコサミンを0.005〜0.
15、好ましくは0.020〜0.100と、全体の1
の重量に対してオリゴ糖を0.02〜0.35、好まし
くは0.05〜0.30と、全体の1の重量に対してビ
タミンCを0.01〜0.25、好ましくは0.05〜
0.25としている。
【0033】次に、本実施の美容食品を用いた各試験に
ついて説明するが、本発明はこれら試験に限定されるも
のではない。尚、試験での配合割合は特に断らない限り
重量%で表示される。
【0034】《試験1》試験1は、ラットを用いたヒア
ルロン酸の消化吸収試験である。 1)試験区と試験方法 ラットを用いたヒアルロン酸(以下HAとする)の消化
吸収試験を次のようにして行った。初体重65g(0.
64N)内外のウィスター系雄ラットを供試動物とし一
群10匹を用い、試験区は表1に示す組成の飼料を用い
た。
【0035】飼料組成(%)
【表1】
【0036】試験区1はセルロース粉末2%を添加した
対照食区と、試験区2はセルロース粉末の代りに鶏冠由
来の分子量約100万の高分子HAを2%添加の高分子
HA2%食区と、試験区3は分子量5〜10万の低分子
HAを2%添加の低分子HA2%区と、試験区4は本発
明品2%区と、試験区5は本発明区と比較するためにヒ
アルロン酸とグルコサミンを含有する食品(以下HAG
とする)2%区とした。ここで、使用した本発明品は1
000g(9.80N)中にヒアルロン酸60g(0.5
9N)、グルコサミン塩酸塩20g(0.20N)、イソ
マルトオリゴ糖100g(0.98N)、ビタミンC12
0g(1.18N)を含有したものである。各群とも一週
間予備飼育をした後、各試験食で飼育した。飼料及び飲
料水は自由に摂取させた。
【0037】2)消化試験 飼育開始後3週齢目に実施した。結果を表2に示す。数
値は平均値±標準偏差で示している。糞中のHAの定量
は次の様にして行った。(糞中よりの抽出方法)乾燥粉
末糞500mg(4.90×10-3N)を精秤し、クロロ
ホルム:メタノール=2:1の混液で、更にエタノール
で脱脂した。これを蒸留水に懸濁させ更に除蛋白のため
にトリクロロ酢酸を加え冷却した後4℃で遠心分離し上
澄液を透析し、透析内液を試験液とした。(電気泳動
法)上記試験液を畑・木幡の方法(Anal.Biochem.,
45 462(1972) )に準じてセルロースアセ
テート膜による電気泳動法でヒアルロン酸を分析した。
ヒアルロン酸を各々0.10mg/ml、0.25mg/ml、0.
50mg/mlの濃度に溶解し標準液として3μlをスポット
して電気泳動を行い各標準液の濃度をデンシトメターで
測定し標準曲線を作製する。試験液も3μlをスポット
して同様な泳動を行い標準曲線よりヒアルロン酸の濃度
を算出した。
【0038】吸収試験
【表2】 飼料摂取量は試験区1はセルロース、試験区2〜5はヒ
アルロン酸としての摂取量を示している。
【0039】分析一日あたりの飼料摂取量は本発明品食
区、HAG食区、ヒアルロン酸食区、対照区と大差はな
かった。排泄糞量は本発明品食区は対照区よりも低く、
ヒアルロン酸区は対照区よりも明らかに低かった。これ
は対照区のセルロースが消化されなくて排泄されたのに
対しヒアルロン酸は消化されているのでトータル排泄糞
量は少なくなったと考えられる。糞中のヒアルロン酸量
は1.4〜2.5mg/日であった。これより計算すると摂
取されたヒアルロン酸は殆ど何らかの形で消化されてい
ることが明らかである。吸収率ではヒアルロン酸の分子
量による差はなかった。この結果よりヒアルロン酸は分
子量に関係なく消化吸収され食品として利用されること
が明らかとなった。水分量が対照区が多いのは排泄され
たセルロースが水分を抱き込む形になっているものと推
定される。
【0040】《試験2》試験2は、腸内細菌に及ぼす本
発明品の影響について代表的な腸内細菌であるラクトバ
チルス菌とビフィズス菌に関して検討したものである。
表1の試験区1より試験区4の飼料組成で飼育し飼育開
始より45日目にメンブタール麻酔下、心臓から採血し
た。直ちに内容物を含む盲腸を摘出し氷冷下盲腸内容物
1gを9mlの嫌気性希釈液に混和した。これを10-1
釈液とし順次10倍希釈を行い10-1〜10-8希釈液を
調整した。盲腸内の細菌フローラーの測定には光岡の方
法に従って行った。ラクトバチルス菌とビフィズス菌の
培養はGAMブイヨン(日水製)を用い、ビフィズス菌の
場合は簡易嫌気培養法としてガスパウチ法で行った。
【0041】菌数は盲腸内容物1g当りの常用対数(例
えば8は108を表す)で表し、結果を表3に示す。各
測定値は菌数の平均値±標準偏差で示している。
【0042】腸内細菌の変遷
【表3】
【0043】ラクトバチルス菌の場合は高分子ヒアルロ
ン酸食区では明らかに対照区に比較して10倍以上の増
加であった。低分子ヒアルロン酸食区では有意差は認め
られないが、本発明品食区はどの区よりも多かった。
又、HAG食区も増加は認められず、本発明品食区には
及ばなかった。一方、ビフィズス菌の場合は高分子ヒア
ルロン酸食区では明らかに対照区に比較して70倍位の
増加であり、低分子ヒアルロン酸食区では10倍以上の
増加であった。本発明品食区の増加は顕著であり、低分
子ヒアルロン酸食区では10以上の増加であった。HA
G食区でも増加したが本発明品食区には及ばず、本発明
品食区の増加が最も顕著であった。
【0044】《試験3》試験3は、皮膚中のヒアルロン
酸量を測定したものである。皮膚中のヒアルロン酸の抽
出及び定量は木花等の方法(日皮会誌、95,979
(1985))の方法を改良した金丸等の方法(第45回
SCCJ研究会講演要旨集、45)に準じ以下のように行
った。飼育45日後のラット頭部の皮膚直径1.15cm
を摘出し、皮下組織を除去した真皮部を細かく細断し
た。皮膚片に除脂質のためにアセトンを加え、激しく攪
拌した後、遠心分離で皮膚片を沈殿させた(3回)。一
昼夜水流減圧下、アセトンを完全に除去した。これに蒸
留水を加えて10分間煮沸し、内在酵素を不活性にした
後、ガラスホモジナイザーで粉砕後凍結乾燥した。乾燥
物を0.5N-カセイソーダに完全に分散し、4℃で15
時間振とうし可溶化させた。塩酸でpH7.5に調製し、
等量の50mMのトリス塩酸緩衝液(pH7.5)を加え
た。ヒアルロン酸と結合しているタンパク質を分解する
ためにアクチナーゼ(5mg/ml)を加え、50℃で24
時間消化した。前日の半量のアクチナーゼを更に加え、
再び50℃で24時間消化した。除タンパクのために終
濃度が10%になるようにトリクロロ酢酸を加え低温で
静置したのち、4℃で10,000×g、30分間遠心分
離し上澄液を回収した。上澄液の3倍量の氷冷1.3%-
酢酸カリウム・エタノールを加えヒアルロン酸を不溶と
し、10,000×gで15分間遠心分離してヒアルロン
酸を得た。ヒアルロン酸の定量は前述の電気泳動方法で
行った。結果を表4に示す。
【0045】皮膚中のヒアルロン酸量(mg/g乾燥重
量)
【表4】
【0046】対照区に比較して本発明品食区の皮膚中の
ヒアルロン酸は増加した。この結果、皮膚の保湿性、弾
力性に効果があることが明らかとなった。
【0047】《試験4》試験4は、本発明品の人に対す
る臨床的検討を次の様にして行ったものである。 [本試験に使用した食品の調製法]: 1粒中の成分 ヒアルロン酸 30mg(2.94×10-4N) グルコサミン 10mg(0.98×10-4N) イソマルトオリゴ糖 50mg(4.90×10-4N) ビタミンC 60mg(5.88×10-4N) 賦形剤 100mg(9.80×10-4N) 上記の成分を混合し乾燥後パラチノース、ゼラチン等5
00mg(4.90×10-3N)で糖衣した。 [対象人]:日頃慢性的に肌が乾燥して肌荒れに悩んで
いる女性とした。プラセボ群は15名、本発明品群は1
3名であった。 [試験方法]: (1)被験食品:上記の本発明品と、本発明品と外観、
味(無臭)を同一にした擬似食品(プラセボ群)を夫々
一日、9粒、3粒を6週間摂取した。 (2)検査方法: 1.皮膚科的診察・問診:全身所見においては、掻痒、
乾燥、潮紅、びらん、落屑、丘疹、小水泡、腫脹を、ま
た顔面の所見においては化粧かぶれ、乾燥、潮紅、化粧
のりについて各4段階で評価した。また、顔面及び全身
所見の総合的な所見について、全般症状として評価し
た。 2.水分量、油分量、酸性度(pH):水分量は、Courag
e Khazaka Electronic Gmbh社製のCorneometric CM
825を用いて測定した。油分量はCourage Khazaka
Electronic Gmbh社製のSubumeter SM810を用いて測
定した。酸性度はCourage Khazaka Electronic Gmbh
社製のPH900を用いて測定した。測定部位は左眼下1
cm、左上腕内側部(肘上3cm)及び頚背部(頚部の棘状
突起下3cm)とした。なお、測定はできるだけ環境を同
一に保つために測定前には一定条件に設定した部屋(室
温18〜20℃、湿度45〜60%)を用意し、被験者
には30分間以上安静にしてもらった。出来る限り同一
の時間に測定した。測定部位の化粧は原則として検査6
0分前から禁止した。 3.顕微鏡的3次元皮膚表面解析装置による解析:顕微
鏡的3次元皮膚表面解析装置はCourage Khazaka Elec
tronic Gmbh社製の皮膚表面デジタル解析装置(VISIOS
CAN)で皮膚の表面を特殊な紫外線で照射し、その画像
をデジタル処理し評価するものである。 1)SEsm(Skin Smoothness):皮膚の滑らかさの指標
のひとつである。皺の幅と深さと平均から算出する。数
値が低いほど滑らかであることを示す。 2)SEr(Skin roughness):皮膚の粗さを示す指標の
ひとつである。画像全体に占める設定ポイント以上に暗
いポイントの割合を計算し算出した。数値が低いほど滑
らかであり、数値が高いほど粗いことを示す。 3)SEsc(Skin Scaliness):鱗屑(角質の乾燥の度
合い)の指標のひとつである。皮膚剥離した部分が画像
では明るくカウントされることにより、全体に占める設
定した値より明るい部分の占める割合を算出する。数値
が低いほど濁っていて剥離(鱗屑)が少ないことを示
す。 4)SEw(Skin Wrinkle):皮膚の皺の数と幅を示す指
標のひとつである。皮膚の垂直方向、水平方向のきめ、
又は皺の数と幅を示す。この数値が高いほど、皺が多
く、かつ皺が幅広いことを示す。 5)Kurtosis(補正K):肌全体の滑らかさを示す。肌の
色調ポイントのヒストグラフの質を示しており、値が0
に近いほど色調ポイントのヒストグラムが滑らかな曲線
であることを示し、理想の肌を示す。
【0048】[臨床試験結果] (1)皮膚科的診察結果:皮膚科的診察の結果の摂取前
後の推移を表5に示す。値はいずれも「0(症状な
し)」から「3(重度)」までの4段階評価の個人スコ
アの平均値を便宜的に示している。経過としてスコアが
低くなると改善していることを示している。顔面の症状
においては、本発明品群の「顔の肌の乾燥」の観察項目
で、摂取3週間後と6週間後に有意な改善を認めた。プ
ラセボ群では顔の症状評価において一切有意な改善を認
めなかった。また、全身の所見では本発明品群では「掻
痒」、「乾燥」、「潮紅」で有意な改善が見られた。一
方、プラセボ群では「乾燥」において有意な改善が見ら
れたものの、他の評価項目では有意な改善は見られなか
った。
【0049】皮膚科的診察結果
【表5】 値は各被験者の平均値を示す(統計検定はnon-parametr
icを採用)
【0050】(2)水分量、油分量、酸性度の結果:表
6に水分量、油分量、酸性度の摂取前後の推移を示す。
水分量においてプラセボ群の左眼下部位で6週間後に有
意な減少が見られたのに対し、本発明品群では対照的に
6週間後に水分量に有意な増加が観察された。油分量は
左眼下部以外は殆どの被験者で0であったため、2回目
の検査より左上腕及び頚背部の測定を除外した。結果と
して本発明品群では油分量の有意な減少が観察された。
【0051】皮膚の水分、pH、油分の測定結果
【表6】 値は各被験者の平均値を示す(統計検定はnon-parametr
icを採用)
【0052】(3)顕微鏡的3次元皮膚表面解析装置
(VISIOSCAN)による解析結果:VISIOSCANにより画像解
析された各パラメータ値の推移を表7に示す。SEsm値に
おいては、頚背部位で本発明品群は有意な改善を示し、
肌の滑らかさが回復していることが示された。一方プラ
セボ群は改善を認めなかった。また、SEscにおいても本
発明品群は頚背部において有意な回復がみられたが、プ
ラセボ群においては有意な回復は一切認めなかった。
他、Kurtosisでプラセボ群の左上部位で悪化傾向を認め
たの対し、本発明品群では改善を認め、対照的な結果を
得た。尚、SEr及びSEwにおいては両群とも顕著な変化は
認めなかった。
【0053】VISIOSCANによる測定パラメータ値
【表7】 値は各被験者の平均値を示す(統計検定はnon-parametr
icを採用)
【0054】《試験5》試験5は、本発明品をパネルリ
ストに用いた際における肌の状態と便通の美容作用の有
無を示すものである。表8に示す配合割合の成分を混和
後常法により顆粒化した本発明の食品組成物を調整し
た。各試験区の食品組成物を各区40人の女性パネラー
に60日間、毎日4g(3.92×10-4N)ずつ摂取し
てもらい肌の状態と便通の変化を観察した。60日後の
結果を表9に示す。
【0055】食品配合割合(%)
【表8】
【0056】パネルテスト結果(人/40人)
【表9】
【0057】HAG食区でも肌の改善、便秘の改善はみ
られたが、本発明品区の改善の効果は著しく、本発明品
の各配合素材の配合が美容食品として優れていることを
示している。なお、本発明品の美容食品の摂取量は0.
02〜20g/kg・日が望ましい。
【0058】試験1〜試験5に示すように、本発明の美
容食品は、ヒアルロン酸が腸内細菌により利用されて腸
管から吸収され、血清中の抗高脂血症、腸内の有益なラ
クトバチルス菌を増加させることを初めて明らかにし、
美容作用をパネリストの肌の触感テストや便秘テストの
みならず科学的に立証した。又、分子量は今まで利用性
から考えて50万以下の低分子のもが適当とされてきた
が、本発明により100万前後のものでも十分にヒアル
ロン酸は腸内で利用されることが判明し、むしろ高分子
のものが低分子のものより腸内のラクトバチルス菌、ビ
フィズス菌の増加に効果を発揮した。
【0059】従って、本発明の美容食品を経口摂取した
際には、ヒアルロン酸、グルコサミン、オリゴ糖、ビタ
ミンCの成分の相乗効果により、各成分の個々の効果を
足したものよりも、皮膚中のヒアルロン酸やコラーゲン
の産生を高める等の優れた美容作用を生じることができ
る。
【0060】本発明の美容食品は、全体の1の重量に対
してヒアルロン酸の重量比を0.05〜0.20、グル
コサミンの重量比を0.02〜0.10、オリゴ糖の重
量比を0.05〜0.30、ビタミンCの重量比を0.
05〜0.25にすると、特に最適な美容作用を得るこ
とができる。ここで、全体の1の重量に対して各成分の
重量比を上記範囲より大きくすると、美容作用が低減す
る傾向にあると共に製造コストが増加するという問題が
あり、全体の1の重量に対して各成分の重量比を上記範
囲未満にすると、美容作用が著しく低減する。又、本発
明の美容食品は、ヒアルロン酸の消化吸収を高めること
ができる。
【0061】ヒアルロン酸の分子量を60万から200
万にすると、50万以下の低分子量のものに比べて腸内
のラクトバチルス菌、ビフィズス菌を増加させるので整
腸作用を増進し、美容作用を一層高めることができる。
【0062】ヒアルロン酸を鶏冠より抽出し若しくは微
生物の発酵により製造させると、従来、ヒアルロン酸を
50万以下の分子量にするために必要であった高圧、高
温、酵素の処理を不要にし、製造コストを低減すること
ができる。
【0063】グルコサミンを、2-アミノ-2-デオキシ-
D-グルコース又は2-アミノ-2-デオキシ-D-グルコース
の塩で構成し、オリゴ糖を、マルトオリゴ糖、ガラクト
オリゴ糖、フラクトオリゴ糖、イソマルトオリゴ糖、ゲ
ンチオオリゴ糖、ラクトスクロース、トレハロースのう
ち少なくとも1種以上で構成すると、美容作用を高める
と共に製造コストを一層低減することができる。
【0064】なお、本発明の美容食品は、上述の形態例
のみに限定されるものではなく、種々の機能材を加えて
もよいこと、その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲内
において種々変更を加え得ることは勿論である。
【0065】
【発明の効果】本発明の美容食品によれば、下記の如き
種々の優れた効果を奏し得る。
【0066】(I)本発明の美容食品を経口摂取した際
には、ヒアルロン酸、グルコサミン、オリゴ糖、ビタミ
ンCの成分の相乗効果により皮膚中のヒアルロン酸やコ
ラーゲンの産生を高める等の優れた美容作用を生じるこ
とができる。又、本発明の美容食品は、ヒアルロン酸の
消化吸収を高めることができる。
【0067】(II)ヒアルロン酸の分子量を60万か
ら200万にすると、50万以下の低分子量のものに比
べて腸内のラクトバチルス菌、ビフィズス菌を増加させ
るので整腸作用を増進し、美容作用を一層高めることが
できる。
【0068】(III)ヒアルロン酸を鶏冠より抽出し
若しくは微生物の発酵により製造させると、従来、ヒア
ルロン酸を50万以下の分子量にするために必要であっ
た高圧、高温、酵素の処理を不要にし、製造コストを低
減することができる。
【0069】(IV)グルコサミンを、2-アミノ-2-
デオキシ-D-グルコース又は2-アミノ-2-デオキシ-D-
グルコースの塩で構成し、オリゴ糖を、マルトオリゴ
糖、ガラクトオリゴ糖、フラクトオリゴ糖、イソマルト
オリゴ糖、ゲンチオオリゴ糖、ラクトスクロース、トレ
ハロースのうち少なくとも1種以上で構成すると、美容
作用を高めると共に製造コストを一層低減することがで
きる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開2000−139408(JP,A) 特開 平10−165138(JP,A) 特開2000−245393(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A23L 1/29 - 1/308

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヒアルロン酸、グルコサミン、オリゴ糖
    及びビタミンCを含むよう、 全体の1の重量に対して、ヒアルロン酸の重量比を0.
    05〜0.20、グルコサミンの重量比を0.02〜
    0.10、オリゴ糖の重量比を0.05〜0.30、ビ
    タミンCの重量比を0.05〜0.25にする美容食品
    であって、 前記ヒアルロン酸の分子量が、60万から200万であ
    り、 前記グルコサミンが、キチンを加水分解して製造される
    2-アミノ-2-デオキシ-D-グルコース、又は2-アミノ-
    2-デオキシ-D-グルコースの塩の少なくとも一方からな
    り、 前記オリゴ糖が、マルトオリゴ糖、ガラクトオリゴ糖、
    フラクトオリゴ糖、イソマルトオリゴ糖、ゲンチオオリ
    ゴ糖、ラクトスクロース、トレハロースのうち少なくと
    も1種以上からなり、 前記ヒアルロン酸の消化吸収を高めるよう構成した こと
    を特徴とする美容食品。
  2. 【請求項2】 ヒアルロン酸が鶏冠より抽出されたもの
    からなる請求項1記載の美容食品。
  3. 【請求項3】 ヒアルロン酸が、Streptococcus zoopid
    emicus、Streptococcus equisimilisの少なくとも一方
    の微生物の発酵により製造されたものからなる請求項1
    記載の美容食品。
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