JP3510128B2 - 外囲体における係止構造 - Google Patents

外囲体における係止構造

Info

Publication number
JP3510128B2
JP3510128B2 JP35522698A JP35522698A JP3510128B2 JP 3510128 B2 JP3510128 B2 JP 3510128B2 JP 35522698 A JP35522698 A JP 35522698A JP 35522698 A JP35522698 A JP 35522698A JP 3510128 B2 JP3510128 B2 JP 3510128B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fitting
locking
locking member
metal fitting
receiving
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP35522698A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000179096A (ja
Inventor
正隆 杉本
利彦 伊佐地
一夫 染谷
誠司 五十嵐
順一 増田
Original Assignee
三晃金属工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 三晃金属工業株式会社 filed Critical 三晃金属工業株式会社
Priority to JP35522698A priority Critical patent/JP3510128B2/ja
Publication of JP2000179096A publication Critical patent/JP2000179096A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3510128B2 publication Critical patent/JP3510128B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、受金具と,嵌合タ
イプの建築用板とを嵌合固定し、これを繰り返すことに
より屋根,壁等を施工するボルトレスタイプの外囲体に
おいて、比較的板厚で金属板からなり弾性変形しにくい
嵌合用建築用板であっても、容易に受金具に嵌合固定す
ることができ、良好なる施工性とした外囲体における係
止構造に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、断面台形状等の形状とした山形部
を形成した建築用板が存在する。この種の建築用板は、
母屋,胴縁等の構造材に所定間隔に配置した受金具に山
形部の頂部箇所を嵌合しつつ、隣接する建築用板の山形
部同士を重合固定し、これを繰り返して屋根,壁等の外
囲体を施工している。
【0003】この施工過程において、建築用板と受金具
との嵌合固定にはボルト等の固着具は不要としたいわゆ
るボルトレスタイプである。特に、ボルトレスタイプと
したものでは、施工が容易で、迅速に行なうことができ
施工時間を大幅に短縮することができる。
【0004】しかも、施工完了後においては、ボルトレ
スタイプであるがゆえに、ボルト孔が存在しないので、
ボルト孔からの雨水の浸入も極めて容易に防止すること
ができる。ボルトレスの嵌合タイプの建築用板を使用し
た外囲体は、上記のような、利点があるので、種々のタ
イプが開発され、出願人もこの種の外囲体を構成する建
築用板及び受金具等の構成部材を開発している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、ボル
トレスタイプの外囲体では、建築用板と受金具とを嵌合
するのみで、建築用板を受金具に固定することができ
る。その建築用板と受金具との嵌合する構造を簡単に示
すと、建築用板は、複数の山形部が形成され、山形部の
頂部付近に受金具の頂部と嵌合するための突起部分がそ
れぞれ形成され、受金具の頂部付近と建築用板の山形部
の頂部付近とが互いに嵌合しあって固定することができ
るようになっている。
【0006】この建築用板を受金具に嵌合するには、建
築用板の山形部を受金具に被せるようにして配置し、そ
の山形部を受金具に押しつけて、両方の嵌合部分が嵌合
するまで、押しつけてゆいものである。このとき、たい
ていは、建築用板が僅かに弾性変形し、受金具の嵌合用
部分に嵌合しやすい形状になり、その嵌合作業の終了し
た時点で、建築用板の嵌合部は弾性的に復元力が働いて
建築用板と受金具とが強固なる嵌合を行なうことができ
る。
【0007】即ち、建築用板は、弾性範囲内で比較的変
形しやすい板厚の金属板材が使用される。その弾性範囲
内で変形容易なる条件の板厚は、一般的には0.6mm以
下とされている。そのために、嵌合タイプの建築用板
は、その条件に従って形成されることが多い。
【0008】ところが、最近では、施工後の耐久性,耐
候性,耐腐食性等の条件をカバーするために、板厚の比
較的厚い金属板材から形成された建築用板を使用するこ
とが望まれ始めている。しかし、その建築用板を形成し
ている金属板の板厚が0.6mmを越えると、剛性が強く
なり、弾性変形が容易には行なわれなくなる。
【0009】即ち、建築用板の山形部と、受金具との嵌
合でも、前述したように、建築用板の山形部に容易に変
形が行なわれないために、簡単には建築用板と受金具と
は嵌合することができなくなってしまう。そのために、
この種の外囲体では、専用の工具等を必要とし、施工は
困難なものとなる等の不都合な点があった。
【0010】また、比較的厚い金属板材から形成された
建築用板は、剛性が強いことから、変形を生じないの
で、外囲体に負圧がかかったとき等は建築用板と受金具
との嵌合箇所が破損することもあり、このような剛性の
強い建築用板には、強度のある受金具を使用しなくては
ならない。
【0011】
【課題を解決するための手段】そこで、発明者は上記課
題を解決すべく、鋭意,研究を重ねた結果、本発明を、
幅方向両側且つ上方箇所に被係止屈曲部を形成した複数
の台形山形状部を有する嵌合用建築用板と、常時は外方
に突出するように弾性的に付勢され,内方向の押圧力に
て引込む係止部材を有する受金具とからなり、前記嵌合
用建築用板の被係止屈曲部と、受金具の突出状態の係止
部材とが係止してなる外囲体における係止構造としたこ
とにより、比較的板厚で金属板からなり弾性変形しにく
い嵌合用建築用板であっても、容易に受金具に嵌合固定
することができ、良好なる施工性とし、前記の欠点を解
決したものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。まず、嵌合用建築用板Aは、断面略
台形状とした台形山形状部1と底面部3とが交互に連続
して形成されたものである。その最外部の台形山形状部
1は、半山形状に形成され、また底面部3にも中間の台
形山形状部1が形成されている〔図1(A)参照〕。
【0013】その台形山形状部1の両傾斜側部1b,1
bで、且つ頂部1a付近には被係止屈曲部2,2が形成
されている。該被係止屈曲部2は、直角状片2aと傾斜
状片2bとから形成された断面略ヘ字形状の屈曲部分で
あり、後述する受金具Bとの嵌合係止は、その直角状片
2aに係止するものである〔図1(B)参照〕。
【0014】さらに、被係止屈曲部2は、台形山形状部
1の内方又は外方に突出するようにして、傾斜側部1
b,1bに形成される。その直角状片2aは、傾斜側部
1bに対して略直角に折り曲げられたものである。略直
角とは、傾斜側部1bに対して90°及びその付近の鋭
角及び鈍角を含むもので、約80°乃至約100°も本
発明では直角の範囲に十分に含まれる。
【0015】その被係止屈曲部2が内方に突出する場合
については、台形山形状部1の幅方向において、その内
方に突出するようにして傾斜側部1b,1bに被係止屈
曲部2,2を形成したものである。そして、台形山形状
部1の内方に突出する被係止屈曲部2では、直角状片2
aが傾斜状片2bよりも頂部1aに近い位置に形成され
る。
【0016】また、その被係止屈曲部2が外方に突出す
る場合については、特に図示しないが、台形山形状部1
の幅方向において、その外方側に突出するようにして傾
斜側部1b,1bに被係止屈曲部2,2を形成したもの
である。そして、台形山形状部1の内方に突出する被係
止屈曲部2では、傾斜状片2bが直角状片2aよりも頂
部1aに近い位置に形成される。
【0017】その嵌合用建築用板Aは、前述したように
最外部の台形山形状部1が半山形となっており、それぞ
れの外端側の傾斜側部1bは、被係止屈曲部2箇所が端
部となっている。そして、隣接する嵌合用建築用板A,
Aの最外部の台形山形状部1,1同士が重合状態で、被
係止屈曲部2,2同士も嵌合しあい、嵌合用建築用板
A,Aが幅方向に連結される〔図1(B)参照〕。
【0018】次に、受金具Bについては、金具本体5,
揺動受け部6,係止部材7及び弾性部材8等から構成さ
れたものであり、種々の実施形態が存在する。まず、第
1実施形態の受金具Bとしては、図2等に示すように、
金具本体5は、略台形山形状をなし、金具頂部5aの幅
方向両側より脚部5b,5bが形成されたものである。
該脚部5b,5bは、その下端で平坦状となっており、
母屋,胴縁等の構造材11に安定した状態で固着しやす
いようになっている。
【0019】その金具本体5は、フラット状金属板材に
より、適宜に屈曲形成されたものである。その金具頂部
5aの幅方向中央箇所には補強用屈曲部5a1 が形成さ
れている。また、脚部5bには、その幅方向の両側に立
上り状のリブ5b1 ,5b1が形成されており、また幅
方向中央には、脚部5bの長手方向に沿って膨出条5b
2 が形成されている。これらのリブ5b1 ,5b1 及び
膨出条5b2 によって、脚部5b,5bが補強される。
【0020】その脚部5bの上端箇所には、揺動受け部
6が形成されている〔図2,図3(A)参照〕。該揺動
受け部6は、後述する係止部材7の揺動中心が支持され
る部位である。その揺動受け部6は、脚部5bの上方箇
所から金具本体5の外方側に略逆U字形状に折り返され
たものである。その揺動受け部6は、金具頂部5a或い
は脚部5bの一部が使用され一体的に形成されたもので
ある。その揺動受け部6は、前述したように略逆U字形
状に形成したり、或いはヘアピンカーブ形状に折り返し
端部を脚部5b,5bに当接させて輪状にして軸受け状
としてもよい〔図11(A),(B),(C)参照〕。
【0021】次に、係止部材7は、係止板部7aと揺動
中心杆7bとから形成され、揺動中心杆7bは前記揺動
受け部6に係止部材7が揺動自在となるようにして支持
される〔図3(A)参照〕。また、係止板部7aの揺動
自由端は、係止端7a1 としており前記台形山形状部1
に形成された被係止屈曲部2の直角状片2aに当接する
部位となる〔図1(B)参照〕。
【0022】その係止板部7aは、脚部5bの幅より広
幅に形成されており、係止板部7aの幅方向に沿って、
2本の筋状切除部7a2 ,7a2 が縦方向に形成されて
いる(図6参照)。該筋状切除部7a2 ,7a2 は、前
記脚部5bに形成したリブ5b1 ,5b1 の位置に対応
する位置に形成され、係止部材7が脚部5bに略当接状
態となったときに、リブ5b1 ,5b1 が筋状切除部7
2 ,7a2 に挿入することができるようになっている
(図5参照)。
【0023】即ち、リブ5b1 ,5b1 と係止部材7の
係止板部7aとが互いに干渉することが筋状切除部7a
2 ,7a2 によって防止されるものである(図5参
照)。揺動中心杆7bは、係止板部7aの揺動動作の揺
動中心を決定する部位であり前記の揺動受け部6に支持
されることにより、係止板部7aが揺動動作をスムーズ
に行なうことができる。
【0024】次に、弾性部材8は、前記係止部材7の係
止板部7aを常時,金具本体5幅方向外方側に突出する
ように付勢するものであり、受金具Bの係止部材7,7
に外力が加わることにより脚部5b側に近接してきた係
止板部7aを外力が取り除かれたときには、元の状態に
戻す役目をなすものである。
【0025】その弾性部材8は、板バネタイプのもので
あり、脚部5bに片持ち梁状に一端が溶接等の固着手段
により固着されている〔図3(A)参照〕。そして、そ
の板バネの自由端側が係止部材7の係止板部7aの裏面
側に当接可能となるようになっており、係止部材7の係
止板部7aは、その板バネタイプの弾性部材8により裏
面側から押圧状態となり、常時、金具本体5の幅方向か
ら外方に突出するよう付勢している。
【0026】また、板バネタイプとした弾性部材8は、
その一端を脚部5bに固着するとしたが、その弾性部材
8の一端は係止板部7aの裏面側に固着してもよい。そ
の弾性部材8の別のタイプでは、略逆V字形状に二つ折
りされた板バネタイプであり、その折返し部分を金具本
体5の金具頂部5a側に向け、その二つ折りとした一辺
側が脚部5bに溶接等の固着手段により固着されている
〔図7(A),(B)及び図8参照〕。
【0027】次に、弾性部材8の別の実施例では、板バ
ネタイプであり、金具本体5の幅方向両側の係止部材
7,7の係止板部7a,7a同士に一本の板バネタイプ
の弾性部材8が配置されている。両脚部5b,5bには
弾性部材8が貫通する貫通孔5b3 ,5b3 が形成され
ている〔図9(A),(B)参照〕。
【0028】その弾性部材8は、その貫通孔5b3 ,5
3 を貫通して、両係止部材7,7の係止板部7a,7
aの裏面側に連結されている。両係止板部7a,7a
は、その弾性部材8により、互いに離反するように付勢
され、両係止板部7a,7aが金具本体5の幅方向外方
に向かって、常時,突出するようになっている。
【0029】その板バネタイプの弾性部材8は、金具本
体5の金具頂部5a側に向かって円弧アーチ状にセット
されている。そして、両係止部材7,7に外力がかか
り、互いに近接することにより弾性部材8は、より一
層,弓なりに反って、復原力を増加させるものである
〔図10(A),(B)参照〕。
【0030】弾性部材8の先端と係止部材7との連結
は、まず係止板部7aに板バネタイプの弾性部材8の全
幅より小さい貫通孔7a3 が形成され、一方,弾性部材
8の長手方向の両端には、略凸状となるように挿入先端
部8a,8aが形成されており、該挿入先端部8aが前
記貫通孔7a3 に挿入して連結するようになっている。
【0031】次に、金具本体5の幅方向両側箇所には、
規制部材9,9が設けられている〔図2及び図3
(A),(B)参照〕。該規制部材9は、前記係止部材
7の係止板部7aの外方に突出したときの脚部5bとの
開き角度を規制し、且つ係止部材7の損傷を防止するも
のである。その規制部材9は、具体的には、前記揺動受
け部6の折り返し状部分から金具本体5の幅方向両側よ
り下向きに傾斜する延長部分を形成し、該延長部分を規
制部材9としたものである。
【0032】そして、規制部材9の設定角度は、前記係
止部材7が嵌合用建築用板Aの被係止屈曲部2と係止し
たときの角度と略同一である。これによって、両係止部
材7,7が金具本体5の外方に過剰に突出することを防
止し、嵌合用建築用板Aの被係止屈曲部2,2に所定の
開き角度で突出して良好なる係止状態を維持することが
できるものである。
【0033】さらに、嵌合用建築用板Aにて施工した屋
根に対して強風時には、図13(A)に示すように、負
圧分布荷重p,p,…がかかり、屋根が上方に持ち上げ
られるように力がかかることになるとともに、係止板部
7aにも外方の突出しようとする力Fが生じてしまう
が、その係止板部7aの力Fに対抗して規制部材9に反
力Rが作用して、その係止板部7aの開きを押さえるも
のである〔図13(B)参照〕。そして、係止部材7
は、前記規制部材9により、開き角度が一定に規制され
嵌合用建築用板Aが受金具Bから離脱することを防止す
ることができる。
【0034】その規制部材9の他の実施例としては、前
記揺動受け部6とは別部材とし、金具頂部5aに別部材
として規制部材9を装着することもある〔図12
(A),(B)参照〕。さらに、規制部材9は、脚部5
bの幅方向端部箇所よりL字形状に突出形成されること
もある〔図11(A)乃至(C)参照〕。該実施例で
は、係止板部7aの幅方向の一端,又は両端を押さえて
規制するものである。
【0035】次に、受金具Bの第2実施形態を図14等
に基づいて説明する。受金具Bの第2実施形態では、係
止部材7が前記第1実施形態と異なり、金具本体5及び
弾性部材8等は前記第1実施形態と略同一である。
【0036】その係止部材7は、係止面部7c,背側部
7d及び台形状の側面部7e,7eから略角錐台状の偏
平管状に形成され、且つ一端側の開口を小開口部7f1
とし、他端側を大開口部7f2 とし、その偏平管状とし
た係止部材7の内方に、前記金具本体5の脚部5bが遊
挿され、小開口部7f1 側を金具本体5の金具頂部5a
に近接させ、前記係止面部7cと脚部5bとの間に弾性
部材8を装着し、係止面部7cが常時は金具本体5の脚
部5bから外方に突出するように弾性的に付勢されてな
るものである。
【0037】その係止部材7は、係止面部7c,背側部
7d及び二つの側面部7e,7eから構成されている
〔図14(A)参照〕。そして、係止面部7c,背側部
7dは、正方形又は長方形等の方形状をなし、側面部7
eは台形状をなし、断面略長方形状且つ略偏平四角錐台
状なる偏平管状を形成している〔図14(B),図15
(B)参照〕。
【0038】上記係止面部7c,背側部7d及び側面部
7eは、一枚の帯状金属板から連続的に形成され、図1
4(A)に示すように、背側部7dの略中央箇所を接合
端部とし、該接合部分同士を溶接手段等にて固着し、前
述したような偏平管状の係止部材7を形成する。
【0039】その偏平管状の係止部材7の一端側におけ
る狭い側の開口を小開口部7f1 と称し、他端側の最も
広い開口を大開口部7f2 と称する〔図15(B)参
照〕。その小開口部7f1 から大開口部7f2 に向かう
に従い断面形状が次第に広くなっている。
【0040】その偏平管状の係止部材7の内面側に前記
金具本体5の脚部5bが遊挿状態で貫通し、その小開口
部7f1 側が金具頂部5a付近に位置する〔図14
(A),(B)及び図16参照〕。また、係止部材7の
係止面部7cは、金具本体5の外方側に位置し、背側部
7dは金具本体5の内方側に位置する(図16参照)。
【0041】その係止部材7の係止面部7cと,金具頂
部5aの脚部5bとの間に形成される間隙に弾性部材8
が装着される。該弾性部材8にて係止部材7の係止面部
7c側が常時,金具本体5の外方に突出するように弾性
的に付勢されている(図16参照)。その弾性部材8
は、前記第1実施形態に示された、略逆V字形状に二つ
折りされた形状の板バネタイプのものが使用される。
【0042】その弾性部材8は、脚部5bの外面側及び
係止面部7cの裏面側にそれぞれ適宜の固着手段7gに
て固着される。該固着手段7gの具体例としては、弾性
部材8と係止面部7cとがリベット等の固着具にて固着
されるものであったり(図16参照)、バーリング加工
により固着されるものである(図17参照)。或いは係
止部材7の係止面部7c側に切込みが形成され、該切込
みに弾性部材8の一片が差し込まれて固着されるように
なっている〔図18(A),(B)参照〕。
【0043】また、弾性部材8と脚部5bとが固着され
る。その固着構造は、具体的には、脚部5bと弾性部材
8とにそれぞれ重合可能な屈曲部5c及び屈曲部8bが
形成される。また、脚部5bには突起片5dが形成さ
れ、弾性部材8には係止孔8cが形成され、同様に脚部
5bには係止孔5eが形成され、弾性部材8には突起片
8dが形成されている〔図15(A)参照〕。そして、
屈曲部5cと屈曲部8bとが重合され、突起片5dが係
止孔8cに、突起片8dが係止孔5eにそれぞれ挿入さ
れ、脚部5bと弾性部材8とが固着される(図16参
照)。
【0044】これによって、弾性部材8が係止面部7c
と脚部5bとの間隙部に固着され、前述したように係止
面部7cが常時,金具本体5の外方に向けて弾性的に突
出するように付勢される。また、係止部材7の背側部7
dには、貫通孔7d1 が形成されており、係止部材7が
金具本体5の外方に弾性的に突出しているときには前記
貫通孔7d1 に金具本体5の屈曲部5cが入り込むこと
ができ、屈曲部5cの逃がし部分となっている(図16
参照)。
【0045】第2実施形態の受金具Bを使用することに
より、係止部材7は、係止面部7c,背側部7d及び台
形状の側面部7e,7eから略角錐台状の偏平管状に形
成されたものであるから、係止部材7は、構造的に極め
て強固なるものであり、嵌合用建築用板Aに対する支持
力も強力となり、耐久性のある外囲体を構成することが
できる。
【0046】また、係止部材7が金具本体5の外方に完
全に突出した状態で、背側部7dの略全面が脚部5bの
内面側に当接することにより、係止部材7は金具本体5
の外方に、それ以上は突出しないように規制するもの
で、前記背側部7dは、強力な規制部材としての役目を
なす。そのために、受金具Bは、嵌合用建築用板Aに強
風により生じる大きな負圧がかかっても、このような事
態に対して十分に耐えうることができる。
【0047】第2実施形態の受金具Bに嵌合用建築用板
Aを装着するときも第1実施形態の受金具Bと同様に、
台形山形状部1の両被係止屈曲部2,2が両係止部材
7,7箇所を通過しつつ,これを押圧して金具本体5の
内方に一旦引き込ませ、両被係止屈曲部2,2が通過完
了後に再度,両係止部材7,7が金具本体5の外方に弾
性的に突出し、両被係止屈曲部2,2と両係止部材7,
7とが係止し、嵌合用建築用板Aを受金具Bに固定して
ゆくものである。
【0048】次に、受金具Bの第3実施形態としては、
金具本体5の両脚部5b,5b間,且つ金具頂部5a寄
りに支持軸10を設け、該支持軸10の軸方向に沿って
摺動自在とし、背側部7dの幅方向両側より側面部7
e,7eが形成され断面略コ字形状とした両係止部材
7,7の背側部7d,7dを両脚部5b,5bの内方側
に位置させ、且つ両係止部材7,7間に弾性部材8を設
け、該弾性部材8の弾発力により両係止部材7,7の側
面部7e,7eが常時,金具本体5の外方に弾性的に突
出するようにしてなるものである。
【0049】具体的には、図19(A),(B),
(C)に示すように、金具本体5の両脚部5b,5bの
金具頂部5a付近に支持軸10が装着され、該支持軸1
0にコイルスプリングとした弾性部材8が装着される。
また、係止部材7は、背側部7dと,その両端に形成さ
れた両側面部7e,7eとからなり、断面略コ字形状に
構成されている。
【0050】その背側部7dには、前記支持軸10が遊
挿する摺動孔7d1 が形成され、背側部7dが脚部5b
の内面側に当接するようにして、金具本体5に挿入され
る。そして、支持軸10が摺動孔7d1 に貫通している
ことにより、係止部材7が支持軸10の軸方向に沿って
移動自在となる。
【0051】受金具Bの第3実施形態としては、金具本
体5の両脚部5b,5b間,且つ金具頂部5a寄りに支
持軸10を設け、該支持軸10の軸方向に沿って摺動自
在とし、背側部7dの幅方向両側より側面部7e,7e
が形成され断面略コ字形状とした両係止部材7,7の背
側部7d,7dを両脚部5b,5bの内方側に位置さ
せ、且つ両係止部材7,7間に弾性部材8を設け、該弾
性部材8の弾発力により両係止部材7,7の側面部7
e,7eが常時,金具本体5の外方に弾性的に突出する
ようにしてなるものである。脚部5bには、係止部材7
を下方より支持するためのガイド片5fが形成されてい
る。該ガイド片5fは、脚部5bが切り抜かれて略水平
状に形成されている。
【0052】そして、両係止部材7,7の背側部7d,
7dがコイルスプリングとした弾性部材8により互いに
反発しあい、両係止部材7,7が金具本体5の外方に突
出するように弾性的に付勢されている。第3実施形態の
受金具Bを使用することで、両係止部材7,7は、支持
軸10の軸方向に沿って摺動自在とし、両係止部材7,
7間にはコイルスプリングとした弾性部材8を設けてい
るので、両係止部材7,7は、良好なる可動性を有し、
嵌合用建築用板Aの両被係止屈曲部2,2とを嵌合させ
る作業を簡易且つ迅速に行なうことができる。第3実施
形態の受金具Bに嵌合用建築用板Aを装着するときも、
前述した第1実施形態及び第2実施形態の受金具Bと同
様の工程である。
【0053】
【作用】まず、受金具Bは、構造材11に適宜の間隔を
おいて配置固着される。その受金具B,B,…に嵌合用
建築用板Aの台形山形状部1,1,…が対応するように
して配置し、構造材11に向けてそれぞれの台形山形状
部1を受金具Bに押しつける。そして、台形山形状部1
に受金具Bがはいり込むに従い、被係止屈曲部2,2に
より受金具Bの係止部材7,7をその弾性部材8,8の
付勢に抗して、内方に押圧し、係止部材7,7を一旦,
金具本体5内方に引き込ませる。
【0054】そして、被係止屈曲部2,2が通過した係
止部材7,7を通過したところで、係止部材7,7は弾
性部材8,8による復原力で、金具本体5の外方に突出
し、係止端7a1 が被係止屈曲部2の直角状片2aに当
接して係止するものである。また、隣接する嵌合用建築
用板A,Aの台形山形状部1,1同士は重合させて、被
係止屈曲部2,2同士を嵌合させることで隣接する嵌合
用建築用板A,A同士を嵌合連結させることができる。
これを、順次繰り返して、屋根,壁等の外囲体を施工し
てゆく。
【0055】
【発明の効果】請求項1の発明は、幅方向両側且つ上方
箇所に被係止屈曲部2,2を形成した複数の台形山形状
部1,1,…を有する嵌合用建築用板Aと、常時は外方
に突出するように弾性的に付勢され,内方向の押圧力に
て引込む係止部材7,7を有する受金具Bとからなり、
前記嵌合用建築用板Aの被係止屈曲部2,2と、受金具
Bの突出状態の係止部材7,7とが係止してなる外囲体
における係止構造としたことにより、受金具Bと嵌合用
建築用板Aとの嵌合作業を簡易且つ迅速に行うことがで
き、一旦、嵌合した状態は、極めて強固なる嵌合とする
ことができる。
【0056】上記効果を詳述すると、受金具Bの係止部
材7,7は、常時は外方に突出するように弾性的に付勢
され,内方向の押圧力にて引込む構造となっている。そ
れゆえに、受金具Bに嵌合用建築用板Aの台形山形状部
1を被せるようにして配置したときに、被係止屈曲部
2,2が、係止部材7,7部分を通過するときには、被
係止屈曲部2,2が係止部材7,7を金具本体5の内方
に押圧する状態となって係止部材7,7を引き込めるこ
とになる。
【0057】そして、被係止屈曲部2,2が通過完了し
たところで、外方に突出するように弾性的に付勢された
係止部材7,7が元の状態に復原することにより、係止
部材7,7が被係止屈曲部2,2に係止することができ
るものである。
【0058】また、このように、係止部材7,7は、常
時は外方に突出するように弾性的に付勢されているの
で、一旦,係止した係止部材7と被係止屈曲部2との係
止状態は極めて強固であり、その嵌合用建築用板Aの台
形山形状部1が受金具Bから外れようとするほどに、被
係止屈曲部2と係止部材7との当接はより一層強固とな
り、ひいては、嵌合用建築用板Aと受金具Bとの嵌合状
態を強固にすることができる。
【0059】次に、請求項2の発明は、頂部1aの幅方
向両側より傾斜側部1b,1bを形成した台形山形状部
1と,前記傾斜側部1b,1bの上方箇所に形成した被
係止屈曲部2,2とからなる嵌合用建築用板Aと、金具
頂部5aの幅方向両側より脚部5b,5bを形成した金
具本体5と,両脚部5b,5b上端付近を回動中心とし
て金具頂部5aの幅方向外方にて揺動自在でその揺動自
由端が前記嵌合用建築用板Aの被係止屈曲部2に係止す
る係止部材7,7と,該係止部材7,7の揺動自由端が
常時外方に突出するように弾性的に付勢する弾性部材8
と,前記脚部5bの上方箇所で係止部材7,7の揺動中
心部を揺動自在に支持する揺動受け部6とからなる受金
具Bとからなり、適宜の間隔にて配置した受金具B,
B,…上に嵌合用建築用板Aを配置し台形山形状部1の
被係止屈曲部2,2と受金具Bの係止部材7,7の揺動
自由端とを係止してなる外囲体における係止構造とした
ことにより、受金具Bの係止部材7,7の動作が確実に
行われ、嵌合用建築用板Aと受金具Bとの嵌合作業をよ
り一層スムーズに行うことができる。
【0060】上記効果を詳述すると、係止部材7は、脚
部5b上端付近を回動中心として金具頂部5aの幅方向
外方にて揺動自在であり、その揺動自由端(係止端7a
1 に該当する)が前記嵌合用建築用板Aの被係止屈曲部
2に係止するようにしたものである。
【0061】従って、係止部材7は揺動することで、金
具本体5の幅方向の外方又は内方に向かって突出及び引
き込み動作を行うものであり、嵌合用建築用板Aの台形
山形状部1が受金具Bに嵌合しようとするときには、そ
の被係止屈曲部2が係止部材7箇所を通過するときに
は、係止部材7が下がるようにして引き込み、その動作
をスムーズにすることができる。
【0062】次に、請求項3の発明は、請求項1又は2
において、前記受金具Bの金具本体5の幅方向両側箇所
には前記係止部材7が所定の開き角度の突出にて当接す
る規制部材9を設けてなる外囲体における係止構造とし
たことにより、係止部材7に被係止屈曲部2が強く当接
しても、係止部材7が揺動受け部6の規制部材9が係止
部材7の開き角度を規制して、過剰に突出しないように
押さえ、係止部材7と被係止屈曲部2との係止状態を維
持するとともに、係止部材7が損傷することを防止する
ことができる。
【0063】これによって、強風時に嵌合用建築用板A
にて施工した屋根に負圧がかかり、屋根が上方に持ち上
げられるように力がかかったとしても、係止部材7は、
前記規制部材9により、開き角度が一定に規制されて過
剰に突出することがないので、係止部材7と被係止屈曲
部2とは良好なる係止状態を維持しつつ嵌合用建築用板
Aが受金具Bから離脱することを防止することができ
る。
【0064】次に、請求項4の発明は、請求項2又は3
において、前記受金具Bは、脚部5b,5bの上端箇所
に揺動受け部6を形成し、係止部材7,7には揺動中心
杆7bを設け、前記揺動受け部6にて揺動中心杆7bを
支持し、前記弾性部材8は係止部材7と脚部5bとの間
に設けてなる外囲体における係止構造としたことによ
り、揺動受け部6に揺動中心杆7bが入り込み、揺動受
け部6により揺動中心杆7bが略軸支された状態となる
ために、係止部材7の揺動動作をより一層,良好にする
ことができる。
【0065】次に、請求項5の発明は、請求項2,3又
は4において、前記受金具Bは、脚部5b,5bの幅方
向両端箇所にリブ5b1 ,5b1 を形成し、それぞれの
係止部材7には前記リブ5b1 ,5b1 の対応する位置
に筋状切除部7a2 ,7a2を形成してなる外囲体の係
止構造としたことにより、係止部材7が脚部5bに略当
接状態となったときに、リブ5b1 ,5b1 が筋状切除
部7a2 ,7a2 に挿入することができるようになり、
リブ5b1 ,5b1 と係止部材7の係止板部7aとが互
いに干渉することを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本発明の正面より見た略示図 (B)は隣接する嵌合用建築用板における台形山形状部
同士の重合箇所の縦断正面図
【図2】第1実施形態の受金具の斜視図
【図3】(A)は受金具の係止部材が弾性部材の弾発に
て外方に突出している状態を示す要部断面図 (B)は隣接する嵌合用建築用板における台形山形状部
同士の重合箇所の縦断正面図
【図4】(A)は嵌合用建築用板の台形山形状部の被係
止屈曲部が受金具の係止部材に係止する直前状態を示す
工程図 (B)は嵌合用建築用板の台形山形状部の被係止屈曲部
が受金具の係止部材を通過している状態を示す工程図 (C)は嵌合用建築用板の台形山形状部の被係止屈曲部
が受金具の係止部材を通過完了し,係止部材と被係止屈
曲部とが係止した状態を示す工程図
【図5】受金具の金具頂部付近の要部側面図
【図6】受金具の揺動受け部及び係止部材の分解斜視図
【図7】(A)は別の実施例の受金具の要部正面図 (B)は(A)の係止部材を想像線で示した要部斜視図
【図8】図7における受金具の要部拡大断面図
【図9】(A)は第1実施形態の別のタイプの受金具の
要部斜視図 (B)は(A)の要部拡大断面図
【図10】(A)は図9に示された受金具に嵌合用建築
用板を嵌合固定した状態図 (B)は(A)において嵌合用建築用板を嵌合する直前
状態の工程図
【図11】(A)は第1実施形態のさらに別のタイプの
受金具の要部斜視図 (B)は(A)の受金具の要部拡大正面図 (C)は(A)の受金具の要部と係止部材との分解斜視
【図12】(A)は規制部材の別のタイプを示す斜視図 (B)は(A)の要部拡大断面図
【図13】(A)は嵌合用建築用板に強風による負圧が
かかったときに受金具の係止部材がその負圧に対抗する
状態を示した作用図 (B)は負圧作用時における係止部材と被係止屈曲部と
の係止状態を示す要部拡大断面図
【図14】(A)は第2実施形態の受金具の斜視図 (B)は第2実施形態の受金具の要部正面図
【図15】(A)は第2実施形態の受金具の要部と弾性
部材の斜視図 (B)は係止部材の一部切除した斜視図
【図16】第2実施形態の受金具の要部拡大断面図
【図17】第2実施形態の受金具における係止部材と弾
性部材との接合構造を示す要部断面図
【図18】(A)は第2実施形態の受金具における係止
部材と弾性部材との別の接合構造を示す要部断面図 (B)は(A)の要部縦断正面図
【図19】(A)は第3実施形態の受金具の正面図 (B)は第3実施形態の受金具の要部斜視図 (C)は第3実施形態の受金具の要部縦断正面図
【符号の説明】
A…嵌合用建築用板 B…受金具 1…台形山形状部 1a…頂部 1b…傾斜側部 2…被係止屈曲部 5a…金具頂部 5b…脚部 5b1 …リブ 6…揺動受け部 7…係止部材 7b…揺動中心杆 8…弾性部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 五十嵐 誠司 東京都中央区京橋2丁目9番2号 三晃 金属工業株式会社内 (72)発明者 増田 順一 東京都中央区京橋2丁目9番2号 三晃 金属工業株式会社内 (56)参考文献 特開 平8−144473(JP,A) 特開 平5−295859(JP,A) 実開 昭63−28723(JP,U) 実開 昭54−18018(JP,U) 実開 昭63−94226(JP,U) 実開 昭52−100320(JP,U) 実開 平3−75220(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04D 3/30 - 3/363

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 幅方向両側且つ上方箇所に被係止屈曲部
    を形成した複数の台形山形状部を有する嵌合用建築用板
    と、常時は外方に突出するように弾性的に付勢され,内
    方向の押圧力にて引込む係止部材を有する受金具とから
    なり、前記嵌合用建築用板の被係止屈曲部と、受金具の
    突出状態の係止部材とが係止してなることを特徴とする
    外囲体における係止構造。
  2. 【請求項2】 頂部の幅方向両側より傾斜側部を形成し
    た台形山形状部と,前記傾斜側部の上方箇所に形成した
    被係止屈曲部とからなる嵌合用建築用板と、金具頂部の
    幅方向両側より脚部を形成した金具本体と,両脚部上端
    付近を回動中心として金具頂部の幅方向外方にて揺動自
    在でその揺動自由端が前記嵌合用建築用板の被係止屈曲
    部に係止する係止部材と,該係止部材の揺動自由端が常
    時外方に突出するように弾性的に付勢する弾性部材と,
    前記脚部の上方箇所で係止部材の揺動中心部を揺動自在
    に支持する揺動受け部とからなる受金具とからなり、適
    宜の間隔にて配置した受金具上に嵌合用建築用板を配置
    し台形山形状部の被係止屈曲部と受金具の係止部材の揺
    動自由端側とを係止してなることを特徴とする外囲体に
    おける係止構造。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、前記受金具の
    金具本体の幅方向両側箇所には前記係止部材が所定の開
    き角度の突出にて当接する規制部材を設けてなることを
    特徴とする外囲体における係止構造。
  4. 【請求項4】 請求項2又は3において、前記受金具
    は、脚部の上端箇所に揺動受け部を形成し、係止部材に
    は揺動中心杆を設け、前記揺動受け部にて揺動中心杆を
    支持し、前記弾性部材は係止部材と脚部との間に設けて
    なることを特徴とする外囲体における係止構造。
  5. 【請求項5】 請求項2,3又は4において、前記受金
    具は、脚部の幅方向両端箇所にリブを形成し、それぞれ
    の係止部材には前記リブの対応する位置に筋状切除部を
    形成してなることを特徴とする外囲体における係止構
    造。
JP35522698A 1998-12-14 1998-12-14 外囲体における係止構造 Expired - Fee Related JP3510128B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35522698A JP3510128B2 (ja) 1998-12-14 1998-12-14 外囲体における係止構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35522698A JP3510128B2 (ja) 1998-12-14 1998-12-14 外囲体における係止構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000179096A JP2000179096A (ja) 2000-06-27
JP3510128B2 true JP3510128B2 (ja) 2004-03-22

Family

ID=18442697

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35522698A Expired - Fee Related JP3510128B2 (ja) 1998-12-14 1998-12-14 外囲体における係止構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3510128B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2000179096A (ja) 2000-06-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6547287B1 (en) Duct connecting system having integral transverse flanges
JP3510128B2 (ja) 外囲体における係止構造
JP4542073B2 (ja) フィルム止め部材
US1889770A (en) Fastening device or clip
JP4755951B2 (ja) ケーブル受金具
US3934711A (en) Keeper for idler rolls
US4180347A (en) Four branch spring steel jam fastener clip for assembly of open extrusions
JP7394657B2 (ja) ドア枠と開口部枠材の固定構造及び方法
JP4791585B2 (ja) フィルム止め部材
JPH11155387A (ja) パイプハウスとパイプハウスの組み立てに用使用されるパイプ連結具
JP2850892B2 (ja) シャッターのガイド構造
JP2872936B2 (ja) 折板屋根構造
JP3993512B2 (ja) 螺軸固定構造及び土留め壁用コンクリート型枠連結具
JP3653454B2 (ja) 壁下地用金属製角筒柱
JP3910271B2 (ja) 壁パネルの取付構造
JP3787543B2 (ja) エキスパンションジョイント
JP4670212B2 (ja) 屋根材
JP4145900B2 (ja) 屋根材の葺き構造
JPH0443564Y2 (ja)
JP2912209B2 (ja) エキスパンションジョイント
JP2838676B2 (ja) 折板屋根及びその取付け金具の製法
JP2000234420A (ja) 外囲体における係止構造
JP3200529B2 (ja) 受金具
JP3642491B2 (ja) アンカー用スペーサ
JP2005232801A (ja) 外壁パネル用の取付金具及び取付構造

Legal Events

Date Code Title Description
A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20031224

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090109

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100109

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110109

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees