JP3509379B2 - 2ラインyc分離装置 - Google Patents

2ラインyc分離装置

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JP3509379B2
JP3509379B2 JP09823896A JP9823896A JP3509379B2 JP 3509379 B2 JP3509379 B2 JP 3509379B2 JP 09823896 A JP09823896 A JP 09823896A JP 9823896 A JP9823896 A JP 9823896A JP 3509379 B2 JP3509379 B2 JP 3509379B2
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/77Circuits for processing the brightness signal and the chrominance signal relative to each other, e.g. adjusting the phase of the brightness signal relative to the colour signal, correcting differential gain or differential phase
    • H04N9/78Circuits for processing the brightness signal and the chrominance signal relative to each other, e.g. adjusting the phase of the brightness signal relative to the colour signal, correcting differential gain or differential phase for separating the brightness signal or the chrominance signal from the colour television signal, e.g. using comb filter

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水平期間遅延させ
る遅延回路を少なくすることでコストを下げることがで
き、かつ従来のものに比べてくし型フィルター演算誤差
を非常に少なくできる2ラインYC分離用くし型フィル
ターに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、2ラインYC分離装置は、安価に
かつ高精度にYC分離する装置として重要視されてい
る。
【0003】図14は、特願昭62−272952号公
報(特開平1−117494号公報)における2ライン
YC分離装置のブロック構成図を示すものである。
【0004】図14において符号2201は入力ビデオ
信号、2202は1水平期間遅延回路、2203は引き
算回路、2204は引き算回路、2205はバンドパス
フィルター回路、2206はスイッチ回路、2207は
色副搬送波周波数トラップ回路、2208はスイッチ回
路、2209は輝度信号出力、2210はクロマ信号出
力、2211はローパスフィルター回路、2212はY
L 相関検出回路、2213はバンドパスフィルター回
路、2214はクロマ検出回路、2215はAND回路
である。
【0005】以上のように構成された2ラインYC分離
回路について、以下その動作について説明する。
【0006】まず、現ビデオ信号2201から1水平期
間遅延回路2202を通過後の信号を減算して得られる
信号に対して、ローパスフィルター回路2211を介し
て得たYL 相関出力信号と、バンドパスフィルター回路
2213で色副搬送波周波数中心の信号を抜き取り検出
した検波出力信号を作り、双方のAND出力でくし形フ
ィルターを制御する。
【0007】即ちYL 相関出力回路2212が相関なし
と判断しかつクロマ検出回路2214がクロマ信号あり
と判断した場合にだけ、スイッチ回路2208をオンす
ると同時にスイッチ回路2206を現ビデオ信号220
1側にたおす。
【0008】それ以外、例えばYL 相関検出回路221
2が相関ありと判断した場合や、YL 相関出力回路22
12が相関なしと判断したがクロマ検出回路2214が
クロマ信号なしと判断した場合には、スイッチ回路22
08をオフし、スイッチ回路2206をバンドパスフィ
ルター回路2205側にたおす。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、図15(a)、図16(a)、図17
(a)のようなパターンの入力信号に対して精度よくY
C分離できない。図15(a)は画面垂直方向にて周波
数が色副搬送波の周波数である輝度信号の縦筋がn+4
H目まであり、n+5H目から輝度信号がなくなってい
るパターンであり、図16(a)はn+4H目までクロ
マ信号があり、n+5H目からクロマ信号のレベルが小
さくなったパターンであり、図17(a)はn+4H目
まで画面垂直方向にて周波数が色副搬送波の周波数であ
る輝度信号があり、n+5H目からその輝度信号のレベ
ルが小さくなったパターンである。
【0010】ここで、図15(a)、図16(a)、図
17(a)は入力ビデオ信号であり、図15(b)、図
16(b)、図17(b)は1水平期間遅延回路220
2の出力信号であり、図15(c)、図16(c)、図
17(c)は引き算回路2203の出力信号であり、図
15(d)、図16(d)、図17(d)はローパスフ
ィルター回路2211の出力信号であり、図15
(e)、図16(e)、図17(e)はYL 相関検出回
路2212の出力結果であり、図15(f)、図16
(f)、図17(f)はクロマ検出回路2214の出力
結果であり、図15(g)、図16(g)、図17
(g)はクロマ信号であり、図15(h)、図16
(h)、図17(h)は輝度信号である。ここで、バン
ドパスフィルター回路2205の出力信号は引き算回路
2203の出力信号の色副搬送波の周波数成分を通した
ものなので、図15(a)、図16(a)、図17
(a)のようなパターンを入力した場合には引き算回路
2203の出力信号とバンドパスフィルター回路220
5の出力信号は同じ信号となる。図15(e)、図16
(e)、図17(e)は、YL 相関ありのときには有、
YL 相関なしのときには無と示し、図15(f)、図1
6(f)、図17(f)は、クロマ信号ありのときには
有、クロマ信号なしのときには無と示している。また、
図15(i)、図16(i)、図17(i)は本来出力
してほしい輝度信号であり、図15(j)、図16
(j)、図17(j)は本来出力してほしいクロマ信号
である。
【0011】ここで、図15(e)、図15(f)に注
目すると、n+1H、n+2H、n+3H、n+4H、
n+5H、n+6Hの各ラインについてYL 相関検出回
路2212が相関なしと判断し、かつクロマ検出回路2
214がクロマ信号ありと判断する場合はないので、ス
イッチ回路2208はオフ、スイッチ回路2206はバ
ンドパスフィルター回路2205側にたおす。このよう
にすると、輝度信号出力は現ビデオ信号図15(a)か
らバンドパスフィルター回路2205の出力信号すなわ
ち引き算回路2203の出力信号図15(c)を引き算
した結果となり図15(h)の信号が出力される。ま
た、クロマ信号出力はバンドパスフィルター回路220
5の出力信号すなわち引き算回路2203の出力信号図
15(c)となり、図15(g)の信号が出力される。
【0012】同様に、図16(e)、図16(f)に注
目すると、n+1H、n+2H、n+3H、n+4H、
n+5H、n+6Hの各ラインについてYL 相関検出回
路2212が相関なしと判断し、かつクロマ検出回路2
214がクロマ信号ありと判断する場合はないので、ス
イッチ回路2208はオフ、スイッチ回路2206はバ
ンドパスフィルター回路2205側にたおす。このよう
にすると、輝度信号出力は現ビデオ信号図16(a)か
らバンドパスフィルター回路2205の出力信号すなわ
ち引き算回路2203の出力信号図16(c)を引き算
した結果となり図16(h)の信号が出力される。ま
た、クロマ信号出力はバンドパスフィルター回路220
5の出力信号すなわち引き算回路2203の出力信号図
16(c)となり、図16(g)の信号が出力される。
【0013】同様に、図17(e)、図17(f)に注
目すると、n+1H、n+2H、n+3H、n+4H、
n+5H、n+6Hの各ラインについてYL 相関検出回
路2212が相関なしと判断し、かつクロマ検出回路2
214がクロマ信号ありと判断する場合はないので、ス
イッチ回路2208はオフ、スイッチ回路2206はバ
ンドパスフィルター回路2205側にたおす。このよう
にすると、輝度信号出力は現ビデオ信号図17(a)か
らバンドパスフィルター回路2205の出力信号すなわ
ち引き算回路2203の出力信号図17(c)を引き算
した結果となり図17(h)の信号が出力される。ま
た、クロマ信号出力はバンドパスフィルター回路220
5の出力信号すなわち引き算回路2203の出力信号図
17(c)となり、図17(g)の信号が出力される。
【0014】つまり、図15(a)のような画面垂直方
向にて周波数が色副搬送波の周波数である輝度信号の縦
筋がn+4H目まであり、n+5H目から輝度信号がな
くなっているパターンでは、輝度信号が図15(h)、
クロマ信号が図15(g)となり、図16(a)のよう
なn+4H目までクロマ信号があり、n+5H目からク
ロマ信号のレベルが小さくなったパターンでは輝度信号
が図16(h)、クロマ信号が図16(g)となり、及
び図17(a)のようなn+4H目まで輝度信号があ
り、n+5H目から輝度信号のレベルが小さくなったパ
ターンでは輝度信号が図17(h)、クロマ信号が図1
7(g)となる。一方、本来出力してほしい信号は図1
5(a)の入力の場合、輝度信号が図15(i)、クロ
マ信号が図15(j)であり、図16(a)の入力の場
合、輝度信号が図16(i)、クロマ信号が図16
(j)であり、図17(a)の入力の場合、輝度信号が
図17(i)でクロマ信号が図17(j)である。
【0015】このように、従来の技術では正しくYC分
離されず、水平解像度を悪くしたり、本来無色の部分に
色がついてしまう、本来色の部分に輝度成分が出てきて
しまうなどの誤動作が発生するという問題を有してい
た。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本発明の2ラインYC分離装置は、入力された映像
信号を水平期間遅延させる第1の遅延回路と、入力され
た映像信号を入力とする第1のバンドパスフィルター回
路と、前記第1の遅延回路の出力信号を入力とする第2
のバンドパスフィルター回路と、前記第1、第2のバン
ドパスフィルター回路の出力信号を入力とするY相関検
出回路と、前記第1、第2のバンドパスフィルター回路
の出力信号を入力とするC相関検出回路と、前記Y相関
検出回路の出力信号を水平期間遅延させる第2の遅延回
路と、前記C相関検出回路の出力信号を水平期間遅延さ
せる第3の遅延回路と、前記第1のバンドパスフィルタ
ー回路の出力信号を入力とする第1の反転回路と、前記
第1、第2のバンドパスフィルター回路の出力信号を入
力とする第1の引き算回路と、前記第1の引き算回路の
出力信号を入力とする振幅調整回路と、前記Y相関検出
回路、C相関検出回路の出力信号と前記第2、第3の遅
延回路の出力信号を入力とする第1のスイッチ決定回路
と、前記Y相関検出回路、C相関検出回路の出力信号と
前記第2、第3の遅延回路の出力信号を入力とする第2
のスイッチ決定回路と、前記第2のバンドパスフィルタ
ー回路の出力信号を入力とする第2の反転回路と、前記
振幅調整回路の出力信号と前記第2の反転回路の出力信
号と前記第2のバンドパスフィルター回路の出力信号と
を前記第1のスイッチ決定回路の出力信号によって切り
替える第1のスイッチ回路と、前記振幅調整回路の出力
信号と前記第2のバンドパスフィルター回路の出力信号
とを前記第2のスイッチ決定回路の出力信号によって切
り替える第2のスイッチ回路と、前記第1の反転回路の
出力信号と前記第1、第2のスイッチ回路の出力信号を
入力とする3ラインコム演算回路と、前記第1の遅延回
路の出力信号と前記3ラインコム演算回路の出力信号と
を入力とする第2の引き算回路と、前記3ラインコム演
算回路の出力信号を入力とするフィルター回路と、Yレ
ベル検出回路と、Cレベル検出回路と、YCレベル検出
回路とを備えたものである。
【0017】本発明によれば、上記問題点に鑑み、従来
例のような誤動作が少なく、かつ水平期間遅延回路が少
なくてよい2ラインYC分離装置を提供するものであ
る。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の2ライ
ンYC分離装置は、入力された映像信号を水平期間遅延
させる第1の遅延回路と、入力された映像信号を入力と
する第1のバンドパスフィルター回路と、前記第1の遅
延回路の出力信号を入力とする第2のバンドパスフィル
ター回路と、前記第1、第2のバンドパスフィルター回
路の出力信号を入力とするY相関検出回路と、前記第
1、第2のバンドパスフィルター回路の出力信号を入力
とするC相関検出回路と、前記Y相関検出回路の出力信
号を水平期間遅延させる第2の遅延回路と、前記C相関
検出回路の出力信号を水平期間遅延させる第3の遅延回
路と、前記第1のバンドパスフィルター回路の出力信号
を入力とする第1の反転回路と、前記第1、第2のバン
ドパスフィルター回路の出力信号を入力とする第1の引
き算回路と、前記第1の引き算回路の出力信号を入力と
する振幅調整回路と、前記Y相関検出回路、C相関検出
回路の出力信号と前記第2、第3の遅延回路の出力信号
を入力とする第1のスイッチ決定回路と、前記Y相関検
出回路、C相関検出回路の出力信号と前記第2、第3の
遅延回路の出力信号を入力とする第2のスイッチ決定回
路と、前記第2のバンドパスフィルター回路の出力信号
を入力とする第2の反転回路と、前記振幅調整回路の出
力信号と前記第2の反転回路の出力信号と前記第2のバ
ンドパスフィルター回路の出力信号を入力する第2の反
転回路と、前記振幅調整回路の出力信号と前期第2の反
転回路の出力信号と前期第2のバンドパスフィルター回
路の出力信号とを前記第1のスイッチ決定回路の出力信
号によって切り替える第1のスイッチ回路と、前記振幅
調整回路の出力信号と前記第2のバンドパスフィルター
回路の出力信号とを前記第2のスイッチ決定回路の出力
信号によって切り替える第2のスイッチ回路と、前記第
1の反転回路の出力信号と前記第1、第2のスイッチ回
路の出力信号を入力とする3ラインコム演算回路と、前
記第1の遅延回路の出力信号と前記3ラインコム演算回
路の出力信号とを入力とする第2の引き算回路と、前記
3ラインコム演算回路の出力信号を入力とするフィルタ
ー回路とを備えたことを特徴としたものであり、図15
(a)のパターンを正しくYC分離することで、誤動作
を起こしにくくすることができるものである。
【0019】請求項2に記載された2ラインYC分離装
置は、入力された映像信号を水平期間遅延させる第1の
遅延回路と、入力された映像信号を入力とする第1のバ
ンドパスフィルター回路と、前記第1の遅延回路の出力
信号を入力とする第2のバンドパスフィルター回路と、
前記第1、第2のバンドパスフィルター回路の出力信号
を入力とするY相関検出回路と、前記第1、第2のバン
ドパスフィルター回路の出力信号を入力とするC相関検
出回路と、前記Y相関検出回路の出力信号を水平期間遅
延させる第2の遅延回路と、前記C相関検出回路の出力
信号を水平期間遅延させる第3の遅延回路と、前記第1
のバンドパスフィルター回路の出力信号を入力とする反
転回路と、前記第1、第2のバンドパスフィルター回路
の出力信号を入力とする第1の引き算回路と、前記第1
の引き算回路の出力信号を入力とする振幅調整回路と、
前記Y相関検出回路、C相関検出回路の出力信号と前記
第2、第3の遅延回路の出力信号を入力とする第1のス
イッチ決定回路と、前記Y相関検出回路、C相関検出回
路の出力信号と前記第2、第3の遅延回路の出力信号を
入力とする第2のスイッチ決定回路と、前記振幅調整回
路の出力信号と前記第2のバンドパスフィルター回路の
出力信号とを前記第1のスイッチ決定回路の出力信号に
よって切り替える第1のスイッチ回路と、前記振幅調整
回路の出力信号と前記第2のバンドパスフィルター回路
の出力信号とを前記第2のスイッチ決定回路の出力信号
によって切り替える第2のスイッチ回路と、前記反転回
路の出力信号と前記第1、第2のスイッチ回路の出力信
号を入力とする3ラインコム演算回路と、前記第1の遅
延回路の出力信号と前記3ラインコム演算回路の出力信
号とを入力とする第2の引き算回路と、前記3ラインコ
ム演算回路の出力信号を入力とするフィルター回路とを
備えたことを特徴としたものであり、回路規模を小さく
して図15(a)のパターンを高精度にYC分離するこ
とで、誤動作を起こしにくくすることができるものであ
る。
【0020】
【0021】
【0022】
【0023】
【0024】(実施の形態1)以下に、本発明の請求項
1に記載された発明の実施の形態について、図1を参照
しながら説明する。
【0025】図1において、1は入力された映像信号を
水平期間遅延させる遅延回路、2は入力された映像信号
を入力とするバンドパスフィルター回路、3は前記遅延
回路1の出力信号を入力とするバンドパスフィルター回
路、4は前記バンドパスフィルター回路2、3の出力信
号を入力とするC相関検出回路、5は前記バンドパスフ
ィルター回路2、3の出力信号を入力とするY相関検出
回路、6は前記Y相関検出回路5の出力信号を水平期間
遅延させる遅延回路、7は前記C相関検出回路4の出力
信号を水平期間遅延させる遅延回路、8は前記バンドパ
スフィルター回路2、3の出力信号を入力とする引き算
回路、9は前記引き算回路8の出力信号を半分にする振
幅調整回路、10は前記バンドパスフィルター回路2の
出力信号を入力とする反転回路、11は前記Y相関検出
回路5の出力信号と前記C相関検出回路4の出力信号と
前記遅延回路6、7の出力信号を入力とするスイッチ決
定回路、12は前記Y相関検出回路5の出力信号と前記
C相関検出回路4の出力信号と前記遅延回路6、7の出
力を入力とするスイッチ決定回路、13は前記振幅調整
回路9の出力信号と前記バンドパスフィルター回路3の
出力信号を入力とするスイッチ回路、14は前記バンド
パスフィルター回路3の出力信号を入力とする反転回
路、15は前記振幅調整回路9の出力信号と前記反転回
路14の出力信号と前記バンドパスフィルター回路3の
出力信号を入力とするスイッチ回路、16は前記反転回
路10の出力信号と前記スイッチ回路13の出力信号と
前記スイッチ回路16の出力信号を入力とする3ライン
コム演算回路、17は前記遅延回路1の出力信号と前記
3ラインコム演算回路16の出力信号を入力とする引き
算回路、18は入力ビデオ信号、19は輝度信号出力、
20はクロマ信号出力、21は前記反転回路10の出力
信号、22は前記3ラインコム演算回路16の出力信号
を入力とするフィルター回路、1001は前記C相関検
出回路の出力信号、1002は前記遅延回路7の出力信
号、1003は前記Y相関検出回路の出力信号、100
4は前記遅延回路6の出力信号、1005は前記振幅調
整回路9の出力信号、1006は前記バンドパスフィル
ター回路3の出力信号、1007は前記反転回路14の
出力信号であり、1008は前記スイッチ回路13の出
力信号、1009は前記スイッチ回路15の出力信号、
1010は前記3ラインコム演算回路16の出力信号で
ある。
【0026】以上のように構成された2ラインYC分離
装置について、簡単に動作説明を行い、その後に図8、
図9を用いてその動作を詳しく説明する。
【0027】バンドパスフィルター回路2、3は色副搬
送波周波数を中心とした帯域を通過させるフィルターで
あり、C相関検出回路4はクロマ信号を入力させたとき
に相関ありと判断する回路であり、Y相関検出回路5は
輝度信号を入力したときに相関ありと判断する回路であ
る。
【0028】遅延回路6はY相関検出回路5の出力信号
である1ビットの信号を1水平期間遅延させる回路であ
り、遅延回路7はC相関検出回路4の出力信号である1
ビットの信号を1水平期間遅延させる回路である。スイ
ッチ決定回路11は相関検出回路4、5と遅延回路6、
7の出力信号の論理演算を行い、スイッチ回路15の信
号を切り替えるための制御信号を作る回路であり、スイ
ッチ決定回路12は相関検出回路4、5と遅延回路6、
7の出力信号の論理演算を行い、スイッチ回路13の信
号を切り替えるための制御信号を作る回路である。
【0029】スイッチ回路13とスイッチ回路15は適
応型くし型フィルターを構成する回路で、スイッチ回路
13は出力信号1005と出力信号1006を切り替え
を行い、スイッチ回路15は出力信号1005と出力信
号1007及び出力信号1006を切り替えを行う。3
ラインコム演算回路16は図7に示す回路であり、元々
3ラインコム演算回路用に開発されたフィルターである
が、ここでは2H前入力端子716にスイッチ回路15
の出力信号1009を入力し、1H前入力端子715に
スイッチ回路13の出力信号1008を入力し、0H入
力端子714に出力信号21を入力する。
【0030】引き算回路17は遅延回路1の出力信号と
3ラインコム演算回路16の出力信号とを引き算して輝
度信号出力19を出力する回路である。フィルター回路
22は3ラインコム演算回路16の出力信号をフィルタ
リングし、クロマ信号出力20を出力する回路である。
【0031】次に図8、図9を用いて動作説明をする。
図8は本発明装置に図15(a)のパターン信号を入力
させたときの各部の波形を示したものであり、図9
(a)はスイッチ決定回路11、図9(b)はスイッチ
決定回路12にて構成される適応スイッチ回路の論理演
算結果を示している。
【0032】図8(a)はバンドパスフィルター回路2
の出力信号、図8(b)は反転回路10の出力信号2
1、図8(c)はバンドパスフィルター回路3の出力信
号1006、図8(d)はC相関検出回路4の出力信号
1001、図8(e)はY相関検出回路5の出力信号1
003、図8(f)は遅延回路7の出力信号1002、
図8(g)は遅延回路6の出力信号1004、図8
(h)はスイッチ回路13の出力信号1008、図8
(i)はスイッチ回路15の出力信号1009、図8
(j)は3ラインコム演算回路16の出力信号101
0、図8(k)は輝度信号出力19を示している。
【0033】まず、図8(d)、図8(e)、図8
(f)、図8(g)の出力状態と図9の論理演算表によ
って図8(h)、図8(i)に示される信号が出力され
る。次に3ラインコム演算回路16は図7に示すような
回路であり、図8(b)を0H信号に、図8(h)を1
H前信号に、図8(i)を2H前信号に入力すると、出
力信号は図8(j)の波形となり、図8(j)を図8
(c)から引き算すると輝度信号出力図8(k)の波形
となる。
【0034】これらの波形は図15(i)、図15
(j)に示す本来あるべき波形と同じであることがわか
る。つまり、従来のYC分離装置では分離できなかった
パターンにおいて本発明装置では完全にYC分離するこ
とができる。
【0035】(実施の形態2)以下に、本発明の請求項
2に記載された発明の実施形態について、図2を参照し
ながら説明する。
【0036】図2において、2001は入力された映像
信号を水平期間遅延させる遅延回路、2002は入力さ
れた映像信号を入力とするバンドパスフィルター回路、
2003は前記遅延回路1の出力信号を入力とするバン
ドパスフィルター回路、2004は前記バンドパスフィ
ルター回路2002、2003の出力信号を入力とする
C相関検出回路、2005は前記バンドパスフィルター
回路2002、2003の出力信号を入力とするY相関
検出回路、2006は前記Y相関検出回路2005の出
力信号を水平期間遅延させる遅延回路、2007は前記
C相関検出回路2004の出力信号を水平期間遅延させ
る遅延回路、2008は前記バンドパスフィルター回路
2002、2003の出力信号を入力とする引き算回
路、2009は前記引き算回路2008の出力信号を半
分にする振幅調整回路、2010は前記バンドパスフィ
ルター回路2002の出力信号を入力とする反転回路、
2011は前記Y相関検出回路2005の出力信号と前
記C相関検出回路2004の出力信号と前記遅延回路2
006、2007の出力信号を入力とするスイッチ決定
回路、2012は前記Y相関検出回路2005の出力信
号と前記C相関検出回路2004の出力信号と前記遅延
回路2006、2007の出力を入力とするスイッチ決
定回路、2013は前記振幅調整回路2009の出力信
号と前記バンドパスフィルター回路2003の出力信号
を入力とするスイッチ回路、2015は前記振幅調整回
路2009の出力信号と前記バンドパスフィルター回路
2003の出力信号を入力とするスイッチ回路、201
6は前記反転回路2010の出力信号と前記スイッチ回
路2013の出力信号と前記スイッチ回路2016の出
力信号を入力とする3ラインコム演算回路、2017は
前記遅延回路2001の出力信号と前記3ラインコム演
算回路2016の出力信号を入力とする引き算回路、2
018は前記3ラインコム演算回路2016の出力信号
を入力とするフィルター回路、2101は入力ビデオ信
号、2102は輝度信号出力、2103はクロマ信号出
力、2104は前記反転回路2010の出力信号、21
05は前記C相関検出回路の出力信号、2106は前記
Y相関検出回路の出力信号、2107は前記遅延回路2
006の出力信号、2108は前記遅延回路2007の
出力信号、2109は前記バンドパスフィルター回路2
003の出力信号、2110は前記振幅調整回路200
9の出力信号、2111は前記スイッチ回路2110の
出力信号、2112は前記スイッチ回路2015の出力
信号、2113は前記3ラインコム演算回路2016の
出力信号である。
【0037】以上のように構成された2ラインYC分離
装置について、簡単に動作説明を行い、その後に図1
0、図11を用いてその動作を詳しく説明する。
【0038】バンドパスフィルター回路2002、20
03は色副搬送波周波数を中心とした帯域を通過させる
フィルターであり、C相関検出回路2004はクロマ信
号を入力させたときに相関ありと判断する回路であり、
Y相関検出回路2005は輝度信号を入力したときに相
関ありと判断する回路である。
【0039】遅延回路2006はY相関検出回路200
5の出力信号である1ビットの信号を1水平期間遅延さ
せる回路であり、遅延回路2007はC相関検出回路2
004の出力信号である1ビットの信号を1水平期間遅
延させる回路である。スイッチ決定回路2011は相関
検出回路2004、2005と遅延回路2006、20
07の出力信号の論理演算を行い、スイッチ回路201
5の信号を切り替えるための制御信号を作る回路であ
り、スイッチ決定回路2012は相関検出回路200
4、2005と遅延回路2006、2007の出力信号
の論理演算を行い、スイッチ回路2013の信号を切り
替えるための制御信号を作る回路である。
【0040】スイッチ回路2013とスイッチ回路20
15は適応型くし型フィルターを構成する回路で、スイ
ッチ回路2013は振幅調整回路2009の出力信号2
110とバンドパスフィルター回路の出力信号2109
の切り替えを行い、スイッチ回路2015は振幅調整回
路2009の出力信号2110とバンドパスフィルター
回路の出力信号2109の切り替えを行う。3ラインコ
ム演算回路2016は図7に示す回路であり、元々3ラ
インコム演算回路用に開発されたフィルターであるが、
ここでは2H前入力端子716にスイッチ回路2015
の出力信号2112を入力し、1H前入力端子715に
スイッチ回路2013の出力信号2111を入力し、0
H入力端子714に反転回路2010の出力信号210
4を入力する。
【0041】引き算回路2017は遅延回路2001の
出力信号と3ラインコム演算回路2016の出力信号と
を引き算して輝度信号出力2102を出力する回路であ
る。フィルター回路2018は3ラインコム演算回路2
016の出力信号をフィルタリングし、クロマ信号出力
2103を出力する回路である。
【0042】次に図10、図11を用いて動作説明をす
る。図10は本発明装置に図15(a)のパターン信号
を入力させたときの各部の波形を示したものであり、図
11(a)はスイッチ決定回路2011、図11(b)
スイッチ決定回路2012にて構成される適応スイッチ
回路の論理演算結果を示している。
【0043】図10(a)はバンドパスフィルター回路
2002の出力信号、図10(b)は反転回路2010
の出力信号2104、図10(c)はバンドパスフィル
ター回路2003の出力信号2109、図10(d)は
C相関検出回路2004の出力信号2105、図10
(e)はY相関検出回路2005の出力信号2106、
図10(f)は遅延回路2007の出力信号2108、
図10(g)は遅延回路2006の出力信号2107、
図10(h)はスイッチ回路2013の出力信号211
1、図10(i)はスイッチ回路2015の出力信号2
112、図10(j)は3ラインコム演算回路2016
の出力信号2113、図10(k)は輝度信号出力21
02を示している。
【0044】まず、図10(d)、図10(e)、図1
0(f)、図10(g)の出力状態と図11の論理演算
表によって図10(h)、図10(i)に示される信号
が出力される。次に3ラインコム演算回路2016は図
7に示すような回路であり、図10(b)を0H信号
に、図10(h)を1H前信号に、図10(i)を2H
前信号に入力すると、出力信号は図10(j)のような
図10(i)の信号レベルを半分にした波形となり、図
10(j)を図10(c)から引き算すると輝度信号出
力図10(k)の波形となる。
【0045】これらの波形は図15(i)、図15
(j)に示す本来の波形とは異なるが、従来の回路で本
来無色の部分についていた色信号を半分に低減している
ことがわかる。つまり、本発明装置では、従来のYC分
離装置で本来無色の部分に色がついてしまうパターンに
ついて、請求項1に記載された発明の回路を小さくする
ことにより本来無色の部分の色を低減してYC分離する
ことができる。
【0046】(実施の形態3) 以下に、本発明の第1の参考形態について、図3を参照
しながら説明する。
【0047】図3において、3001は入力された映像
信号を水平期間遅延させる遅延回路、3002は入力さ
れた映像信号を入力とするバンドパスフィルター回路、
3003は前記遅延回路1の出力信号を入力とするバン
ドパスフィルター回路、3014は前記バンドパスフィ
ルター回路3002の出力信号と前記バンドパスフィル
ター回路3003の出力信号を入力とするCレベル検出
回路、3004は前記バンドパスフィルター回路300
2、3003の出力信号とCレベル検出回路3014の
出力を入力とするC相関検出回路、3005は前記バン
ドパスフィルター回路3002、3003の出力信号を
入力とするY相関検出回路、3006は前記Y相関検出
回路3005の出力信号を水平期間遅延させる遅延回
路、3007は前記C相関検出回路3004の出力信号
を水平期間遅延させる遅延回路、3008は前記バンド
パスフィルター回路3002、3003の出力信号を入
力とする引き算回路、3009は前記引き算回路300
8の出力信号を半分にする振幅調整回路、3010は前
記バンドパスフィルター回路3002の出力信号を入力
とする反転回路、3011は前記Y相関検出回路300
5の出力信号と前記C相関検出回路3004の出力信号
と前記遅延回路3006、3007の出力信号を入力と
するスイッチ決定回路、3012は前記Y相関検出回路
3005の出力信号と前記C相関検出回路3004の出
力信号と前記遅延回路3006、3007の出力を入力
とするスイッチ決定回路、3013は前記振幅調整回路
3009の出力信号と前記バンドパスフィルター回路3
003の出力信号を入力とするスイッチ回路、3015
は前記振幅調整回路3009の出力信号と前記バンドパ
スフィルター回路3003の出力信号を入力とするスイ
ッチ回路、3016は前記反転回路3010の出力信号
と前記スイッチ回路3013の出力信号と前記スイッチ
回路3016の出力信号を入力とする3ラインコム演算
回路、3017は前記遅延回路3001の出力信号と前
記3ラインコム演算回路3016の出力信号を入力とす
る引き算回路、3018は前記3ラインコム演算回路3
016の出力信号を入力とするフィルター回路、310
1は入力ビデオ信号、3102は輝度信号出力、310
3はクロマ信号出力、3104は前記反転回路3010
の出力信号、3105は前記C相関検出回路の出力信
号、3106は前記Y相関検出回路の出力信号、310
7は前記遅延回路3006の出力信号、3108は前記
遅延回路3007の出力信号、3109は前記バンドパ
スフィルター回路3003の出力信号、3110は前記
振幅調整回路3009の出力信号、3111は前記スイ
ッチ回路3110の出力信号、3112は前記スイッチ
回路3015の出力信号、3113は前記3ラインコム
演算回路3016の出力信号である。
【0048】以上のように構成された2ラインYC分離
装置について、簡単に動作説明を行い、その後に図12
を用いてその動作を詳しく説明する。
【0049】バンドパスフィルター回路3002、30
03は色副搬送波周波数を中心とした帯域を通過させる
フィルターであり、C相関検出回路3004はクロマ信
号を入力させたときに相関ありと判断する回路であり、
Y相関検出回路3005は輝度信号を入力したときに相
関ありと判断する回路であり、Cレベル検出回路301
4はクロマ信号のレベルを検出する回路である。
【0050】遅延回路3006はY相関検出回路300
5の出力信号である1ビットの信号を1水平期間遅延さ
せる回路であり、遅延回路3007はC相関検出回路3
004の出力信号である1ビットの信号を1水平期間遅
延させる回路である。スイッチ決定回路3011はC相
関検出回路3004とY相関検出回路3005及び遅延
回路3006、3007の出力信号の論理演算を行い、
スイッチ回路3015の信号を切り替えるための制御信
号を作る回路であり、スイッチ決定回路3012はC相
関検出回路3004とY相関検出回路3005及び遅延
回路3006、3007の出力信号の論理演算を行い、
スイッチ回路3013の信号を切り替えるための制御信
号を作る回路である。
【0051】スイッチ回路3013とスイッチ回路30
15は適応型くし型フィルターを構成する回路で、スイ
ッチ回路3013は振幅調整回路3009の出力信号3
110とバンドパスフィルター回路の出力信号3109
の切り替えを行い、スイッチ回路3015は振幅調整回
路3009の出力信号3110とバンドパスフィルター
回路の出力信号3109の切り替えを行う。Cレベル検
出回路3014はクロマ信号レベルの検出を行う回路で
ある。3ラインコム演算回路3016は図7に示す回路
であり、元々3ラインコム演算回路用に開発されたフィ
ルターであるが、ここでは2H前入力端子716にスイ
ッチ回路3015の出力信号3112を入力し、1H前
入力端子715にスイッチ回路3013の出力信号31
11を入力し、0H入力端子714に反転回路3010
の出力信号3104を入力する。
【0052】引き算回路3017は遅延回路3001の
出力信号と3ラインコム演算回路3016の出力信号と
を引き算して輝度信号出力3102を出力する回路であ
る。フィルター回路3018は3ラインコム演算回路3
016の出力信号をフィルタリングし、クロマ信号出力
3103を出力する回路である。
【0053】次に図12を用いて動作説明をする。図1
2は本発明装置に従来の図16(a)のパターンを入力
させたときの各部の波形を示したものである。図12
(a)はバンドパスフィルター回路3002の出力信
号、図12(b)は反転回路3010の出力信号310
4、図12(c)はバンドパスフィルター回路3003
の出力信号3109、図12(d)はC相関検出回路3
004の出力信号3105、図12(e)はY相関検出
回路3005の出力信号3106、図12(f)は遅延
回路3007の出力信号3108、図12(g)は遅延
回路3006の出力信号3107、図12(h)はスイ
ッチ回路3013の出力信号3111、図12(i)は
スイッチ回路3015の出力信号3112、図12
(j)は3ラインコム演算回路3016の出力信号31
13、図12(k)は輝度信号出力3102を示してい
る。
【0054】まず、図12(d)、図12(e)、図1
2(f)、図12(g)の出力状態と図11の論理演算
表によって図12(h)、図12(i)に示される信号
が出力される。次に3ラインコム演算回路3016は図
7に示すような回路であり、図12(b)を0H信号
に、図12(h)を1H前信号に、図12(i)を2H
前信号に入力すると、出力信号は図12(j)の波形と
なり、図12(j)を図12(c)から引き算すると輝
度信号出力図12(k)の波形となる。これらの波形は
本来の輝度信号出力図16(i)、クロマ信号出力図1
6(j)に示す波形と同じであることがわかる。つま
り、従来のYC分離装置では分離できなかったパターン
において本発明装置では完全にYC分離できる。
【0055】(実施の形態4) 以下に、本発明の第2の参考形態について、図4を参照
しながら説明する。
【0056】図4において、上記実施の形態4と構成が
異なる点は、Cレベル検出回路3014に代え、Yレベ
ル検出回路4014を備えた構成としている。
【0057】他の構成については実施の形態3と同様な
ので説明を省略する。以上のように構成された2ライン
YC分離装置について、簡単に動作説明を行い、その後
に図13を用いてその動作を詳しく説明する。
【0058】バンドパスフィルター回路4002、40
03は色副搬送波周波数を中心とした帯域を通過させる
フィルターであり、C相関検出回路4004はクロマ信
号を入力させたときに相関ありと判断する回路であり、
Y相関検出回路4005は輝度信号を入力したときに相
関ありと判断する回路であり、Yレベル検出回路401
4は輝度信号のレベルを検出する回路である。
【0059】遅延回路4006はY相関検出回路400
5の出力信号である1ビットの信号を1水平期間遅延さ
せる回路であり、遅延回路4007はC相関検出回路4
004の出力信号である1ビットの信号を1水平期間遅
延させる回路である。スイッチ決定回路4011はC相
関検出回路4004とY相関検出回路4005及び遅延
回路4006、4007の出力信号の論理演算を行い、
スイッチ回路4015の信号を切り替えるための制御信
号を作る回路であり、スイッチ決定回路4012はC相
関検出回路4004とY相関検出回路4005及び遅延
回路4006、4007の出力信号の論理演算を行い、
スイッチ回路4013の信号を切り替えるための制御信
号を作る回路である。
【0060】スイッチ回路4013とスイッチ回路40
15は適応型くし型フィルターを構成する回路で、スイ
ッチ回路4013は振幅調整回路4009の出力信号4
110とバンドパスフィルター回路の出力信号4109
の切り替えを行い、スイッチ回路4015は振幅調整回
路4009の出力信号4110とバンドパスフィルター
回路4003の出力信号4109の切り替えを行う。C
レベル検出回路4014はクロマ信号レベルの検出を行
う回路である。3ラインコム演算回路4016は図7に
示す回路であり、元々3ラインコム演算回路用に開発さ
れたフィルターであるが、ここでは2H前入力端子71
6にスイッチ回路4015の出力信号4112を入力
し、1H前入力端子715にスイッチ回路4013の出
力信号4111を入力し、0H入力端子714に反転回
路4010の出力信号4104を入力する。
【0061】引き算回路4017は遅延回路4001の
出力信号と3ラインコム演算回路4016の出力信号と
を引き算して輝度信号出力4102を出力する回路であ
る。フィルター回路4018は3ラインコム演算回路4
016の出力信号をフィルタリングし、クロマ信号出力
4103を出力する回路である。
【0062】次に図13を用いて動作説明をする。図1
3は本発明装置に従来の図17(a)のパターンを入力
させたときの各部の波形を示したものである。図13
(a)はバンドパスフィルター回路4002の出力信
号、図13(b)は反転回路4010の出力信号410
4、図13(c)はバンドパスフィルター回路4003
の出力信号4109、図13(d)はC相関検出回路4
004の出力信号4105、図13(e)はY相関検出
回路4005の出力信号4106、図13(f)は遅延
回路4007の出力信号4108、図13(g)は遅延
回路4006の出力信号4107、図13(h)はスイ
ッチ回路4013の出力信号4111、図13(i)は
スイッチ回路4015の出力信号4112、図13
(j)は3ラインコム演算回路4016の出力信号41
13、図13(k)は輝度信号出力4102を示してい
る。
【0063】まず、図13(d)、図13(e)、図1
3(f)、図13(g)の出力状態と図11の論理演算
表によって図13(h)、図13(i)に示される信号
が出力される。次に3ラインコム演算回路4016は図
7に示すような回路であり、図13(b)を0H信号
に、図13(h)を1H前信号に、図13(i)を2H
前信号に入力すると、出力信号は図13(j)の波形と
なり、図13(j)を図13(c)から引き算すると輝
度信号出力図13(k)の波形となる。図13(k)は
図13(c)から図13(a)を引き算した波形をさら
に半分にした波形である。これらの波形は本来の輝度信
号出力図17(i)、クロマ信号出力図17(j)に示
す波形とは異なるが、従来の回路で本来色の部分につい
ていた輝度成分を半分に低減していることがわかる。つ
まり、従来のYC分離装置で本来色の部分について輝度
成分が出てきてしまうパターンについて、本来色の部分
の輝度成分を低減してYC分離することができる。
【0064】(実施の形態5) 以下に、本発明の第3の参考形態について、図5を参照
しながら説明する。
【0065】図5において、上記実施の形態3と構成が
異なる点は、Cレベル検出回路3014に代え、YCレ
ベル検出回路5014を備えた構成としている。
【0066】他の構成については実施の形態3と同様な
ので説明を省略する。以上のように構成された2ライン
YC分離装置について、簡単に動作説明を行、い、その
後に図12、図13を用いてその動作を詳しく説明す
る。
【0067】バンドパスフィルター回路5002、50
03は色副搬送波周波数を中心とした帯域を通過させる
フィルターであり、C相関検出回路5004はクロマ信
号を入力させたときに相関ありと判断する回路であり、
Y相関検出回路5005は輝度信号を入力したときに相
関ありと判断する回路であり、YCレベル検出回路50
14はクロマ信号のレベルと輝度信号のレベルを検出す
る回路である。
【0068】遅延回路5006はY相関検出回路500
5の出力信号である1ビットの信号を1水平期間遅延さ
せる回路であり、遅延回路5007はC相関検出回路5
004の出力信号である1ビットの信号を1水平期間遅
延させる回路である。スイッチ決定回路5011はC相
関検出回路5004とY相関検出回路5005及び遅延
回路5006、5007の出力信号の論理演算を行い、
スイッチ回路5015の信号を切り替えるための制御信
号を作る回路であり、スイッチ決定回路5012はC相
関検出回路5004とY相関検出回路5005及び遅延
回路5006、5007の出力信号の論理演算を行い、
スイッチ回路5013の信号を切り替えるための制御信
号を作る回路である。
【0069】スイッチ回路5013とスイッチ回路50
15は適応型くし型フィルターを構成する回路で、スイ
ッチ回路5013は振幅調整回路5009の出力信号5
110とバンドパスフィルター回路5003の出力信号
5109の切り替えを行い、スイッチ回路5015は振
幅調整回路5009の出力信号5110とバンドパスフ
ィルター回路5003の出力信号5109の切り替えを
行う。Cレベル検出回路5014はクロマ信号レベルの
検出を行う回路である。3ラインコム演算回路5016
は図7に示す回路であり、元々3ラインコム演算回路用
に開発されたフィルターであるが、ここでは2H前入力
端子716にスイッチ回路5015の出力信号5112
を入力し、1H前入力端子715にスイッチ回路501
3の出力信号5111を入力し、0H入力端子714に
反転回路5010の出力信号5104を入力する。
【0070】引き算回路5017は遅延回路5001の
出力信号と3ラインコム演算回路5016の出力信号と
を引き算して輝度信号出力5102を出力する回路であ
る。フィルター回路5018は3ラインコム演算回路5
016の出力信号をフィルタリングし、クロマ信号出力
5103を出力する回路である。
【0071】次に図12を用いて動作説明をする。図1
2は本発明装置に従来の図16(a)のパターンを入力
させたときの各部の波形を示したものである。図12
(a)はバンドパスフィルター回路5002の出力信
号、図12(b)は反転回路5010の出力信号510
4、図12(c)はバンドパスフィルター回路5003
の出力信号5109、図12(d)はC相関検出回路5
004の出力信号5105、図12(e)はY相関検出
回路5005の出力信号5106、図12(f)は遅延
回路5007の出力信号5108、図12(g)は遅延
回路5006の出力信号5107、図12(h)はスイ
ッチ回路5013の出力信号5111、図12(i)は
スイッチ回路5015の出力信号5112、図12
(j)は3ラインコム演算回路5016の出力信号51
13、図12(k)は輝度信号出力5102を示してい
る。
【0072】まず、図12(d)、図12(e)、図1
2(f)、図12(g)の出力状態と図11の論理演算
表によって図12(h)、図12(i)に示される信号
が出力される。次に3ラインコム演算回路5016は図
7に示すような回路であり、図12(b)を0H信号
に、図12(h)を1H前信号に、図12(i)を2H
前信号に入力すると、出力信号は図12(j)の波形と
なり、図12(j)を図12(c)から引き算すると輝
度信号出力図12(k)の波形となる。これらの波形は
本来の輝度信号出力図16(i)、クロマ信号出力図1
6(j)に示す波形と同じであることがわかる。
【0073】また、図13は本発明装置に従来の図17
(a)のパターンを入力させたときの各部の波形を示し
たものである。図13(a)はバンドパスフィルター回
路5002の出力信号、図13(b)は反転回路501
0の出力信号5104、図13(c)はバンドパスフィ
ルター回路5003の出力信号5109、図13(d)
はC相関検出回路5004の出力信号5105、図13
(e)はY相関検出回路5005の出力信号5106、
図13(f)は遅延回路5007の出力信号5108、
図13(g)は遅延回路5006の出力信号5107、
図13(h)はスイッチ回路5013の出力信号511
1、図13(i)はスイッチ回路5015の出力信号5
112、図13(j)は3ラインコム演算回路5016
の出力信号5113、図13(k)は輝度信号出力51
02を示している。
【0074】まず、図13(d)、図13(e)、図1
3(f)、図13(g)の出力状態と図11の論理演算
表によって図13(h)、図13(i)に示される信号
が出力される。次に3ラインコム演算回路5016は図
7に示すような回路であり、図13(b)を0H信号
に、図13(h)を1H前信号に、図13(i)を2H
前信号に入力すると、出力信号は図13(j)の波形と
なり、図13(j)を図13(c)から引き算すると輝
度信号出力図13(k)の波形となる。図13(k)は
図13(c)から図13(a)を引き算した波形をさら
に半分にした波形である。これらの波形は本来の輝度信
号出力図17(i)、クロマ信号出力図17(j)に示
す波形とは異なるが、従来の回路で本来色の部分につい
ていた輝度成分を半分に低減していることがわかる。つ
まり、従来のYC分離装置では分離できなかったパター
ンについて、本発明装置ではYC分離を高精度に行うこ
とができる。
【0075】(実施の形態6) 以下に、本発明の第4の参考形態について、図6を参照
しながら説明する。
【0076】図6において、6001は入力された映像
信号を水平期間遅延させる遅延回路、6002は入力さ
れた映像信号を入力とするバンドパスフィルター回路、
6003は前記遅延回路1の出力信号を入力とするバン
ドパスフィルター回路、6014は前記バンドパスフィ
ルター6002の出力信号と前記バンドパスフィルター
回路6003の出力信号を入力とするYCレベル検出回
路、6004は前記バンドパスフィルター回路600
2、6003の出力信号とYCレベル検出回路6014
の出力を入力とするC相関検出回路、6005は前記バ
ンドパスフィルター回路6002、6003の出力信号
を入力とするY相関検出回路、6006は前記Y相関検
出回路6005の出力信号を水平期間遅延させる遅延回
路、6007は前記C相関検出回路6004の出力信号
を水平期間遅延させる遅延回路、6008は前記バンド
パスフィルター回路6002、6003の出力信号を入
力とする引き算回路、6009は前記引き算回路600
8の出力信号を半分にする振幅調整回路、6010は前
記バンドパスフィルター回路6002の出力信号を入力
とする反転回路、6011は前記Y相関検出回路600
5の出力信号と前記C相関検出回路6004の出力信号
と前記遅延回路6006、6007の出力信号を入力と
するスイッチ決定回路、6012は前記Y相関検出回路
6005の出力信号と前記C相関検出回路6004の出
力信号と前記遅延回路6006、6007の出力を入力
とするスイッチ決定回路、6013は前記反転回路60
10の出力信号と前記振幅調整回路6009の出力信号
と前記バンドパスフィルター回路6003の出力信号を
入力とするセレクタ回路、6015は前記遅延回路60
01の出力信号と前記セレクタ回路6013の出力信号
を入力とする引き算回路、6016は前記セレクタ回路
6013の出力信号を入力とするフィルター回路、61
01は入力ビデオ信号、6102は輝度信号出力、61
03はクロマ信号出力、6104は前記反転回路601
0の出力信号、6105は前記C相関検出回路の出力信
号、6106は前記Y相関検出回路の出力信号、610
7は前記遅延回路6006の出力信号、6108は前記
遅延回路6007の出力信号、6109は前記バンドパ
スフィルター回路6003の出力信号、6110は前記
振幅調整回路6009の出力信号、6111は前記3ラ
インコム演算回路6016の出力信号である。
【0077】以上のように構成された2ラインYC分離
装置について、以下にその動作説明を行う。
【0078】バンドパスフィルター回路6002、60
03は色副搬送波周波数を中心とした帯域を通過させる
フィルターであり、C相関検出回路6004はクロマ信
号を入力させたときに相関ありと判断する回路であり、
Y相関検出回路6005は輝度信号を入力したときに相
関ありと判断する回路であり、YCレベル検出回路60
14はクロマ信号のレベルと輝度信号のレベルを検出す
る回路である。
【0079】遅延回路6006はY相関検出回路600
5の出力信号である1ビットの信号を1水平期間遅延さ
せる回路であり、遅延回路6007はC相関検出回路6
004の出力信号である1ビットの信号を1水平期間遅
延させる回路である。スイッチ決定回路6011はC相
関検出回路6004とY相関検出回路6005及び遅延
回路6006、6007の出力信号の論理演算を行い、
セレクタ回路6003の信号を切り替えるための制御信
号を作る回路であり、スイッチ決定回路6012はC相
関検出回路6004とY相関検出回路6005及び遅延
回路6006、6007の出力信号の論理演算を行い、
セレクタ回路6003の信号を切り替えるための制御信
号を作る回路である。
【0080】セレクタ回路6013は適応型くし型フィ
ルターを構成する回路で、前記反転回路6010の出力
信号6104と前記振幅調整回路6009の出力信号6
110とバンドパスフィルター回路の出力信号6109
の切り替えをスイッチ決定回路6011の出力信号とス
イッチ決定回路6012の出力信号によって行う。YC
レベル検出回路6014はクロマ信号レベルと輝度信号
レベルの検出を行う回路である。
【0081】引き算回路6015は遅延回路6001の
出力信号とセレクタ回路6013の出力信号とを引き算
して輝度信号出力6102を出力する回路である。フィ
ルター回路6016はセレクタ回路6016の出力信号
をフィルタリングし、クロマ信号出力6103を出力す
る回路である。
【0082】次に図12を用いて動作説明をする。図1
2は本発明装置に従来の図16(a)のパターンを入力
させたときの各部の波形を示したものである。図12
(a)はバンドパスフィルター回路6002の出力信
号、図12(b)は反転回路6010の出力信号610
4、図12(c)はバンドパスフィルター回路6003
の出力信号6109、図12(d)はC相関検出回路6
004の出力信号6105、図12(e)はY相関検出
回路6005の出力信号6106、図12(f)は遅延
回路6007の出力信号6108、図12(g)は遅延
回路6006の出力信号6107、図12(j)はセレ
クタ回路6013の出力信号6113、図12(k)は
輝度信号出力6102を示している。
【0083】まず、図12(d)、図12(e)、図1
2(f)、図12(g)の組合せによってセレクタ回路
6013の出力信号は図12(j)の波形となり、図1
2(j)を図12(c)から引き算すると輝度信号出力
図12(k)の波形となる。これらの波形は本来の輝度
信号出力図16(i)、クロマ信号出力図16(j)に
示す波形と同じであることがわかる。
【0084】また、図13は本発明装置に従来の図17
(a)のパターンを入力させたときの各部の波形を示し
たものである。図13(a)はバンドパスフィルター回
路6002の出力信号、図13(b)は反転回路601
0の出力信号6104、図13(c)はバンドパスフィ
ルター回路6003の出力信号6109、図13(d)
はC相関検出回路6004の出力信号6105、図13
(e)はY相関検出回路6005の出力信号6106、
図13(f)は遅延回路6007の出力信号6108、
図13(g)は遅延回路6006の出力信号610
7、、図13(j)はセレクタ回路6013の出力信号
6111、図13(k)は輝度信号出力6102を示し
ている。
【0085】まず、図13(d)、図13(e)、図1
3(f)、図13(g)の組合せによってセレクタ回路
6013の出力信号は図13(j)の波形となり、図1
3(j)を図13(c)から引き算すると輝度信号出力
図13(k)の波形となる。図13(k)は図13
(c)から図13(a)を引き算した波形をさらに半分
にした波形である。これらの波形は本来の輝度信号出力
図17(i)、クロマ信号出力図17(j)に示す波形
とは異なるが、従来の回路で本来色の部分についていた
輝度成分を半分に低減していることがわかる。つまり、
従来のYC分離装置では分離できなかったパターンにつ
いて、本発明装置ではYC分離を高精度に行うことがで
きる。
【0086】なお、実施の形態1から実施の形態6にお
いて、水平遅延させる期間は1水平期間だけでなく、2
水平期間でもよいことはいうまでもない。
【0087】
【発明の効果】以上のように本発明は入力された映像信
号を水平期間遅延させる第1の遅延回路と、入力された
映像信号を入力とする第1のバンドパスフィルター回路
と、前記第1の遅延回路の出力信号を入力とする第2の
バンドパスフィルター回路と、前記第1、第2のバンド
パスフィルター回路の出力信号を入力とするY相関検出
回路と、前記第1、第2のバンドパスフィルター回路の
出力信号を入力とするC相関検出回路と、、前記Y相関
検出回路の出力信号を水平期間遅延させる第2の遅延回
路と、前記C相関検出回路の出力信号を水平期間遅延さ
せる第3の遅延回路と、前記第1のバンドパスフィルタ
ー回路の出力信号を入力とする第1の反転回路と、前記
第1、第2のバンドパスフィルター回路の出力信号を入
力とする第1の引き算回路と、前記第1の引き算回路の
出力信号を入力とする振幅調整回路と、前記Y相関検出
回路、C相関検出回路の出力信号と前記第2、第3の遅
延回路の出力信号を入力とする第1のスイッチ決定回路
と、前記Y相関検出回路、C相関検出回路の出力信号と
前記第2、第3の遅延回路の出力信号を入力とする第2
のスイッチ決定回路と、前記第2のバンドパスフィルタ
ー回路の出力信号を入力とする第2の反転回路と、前記
振幅調整回路の出力信号と前記第2の反転回路の出力信
号と前記第2のバンドパスフィルター回路の出力信号と
を前記第1のスイッチ決定回路の出力信号によって切り
替える第1のスイッチ回路と、前記振幅調整回路の出力
信号と前記第2のバンドパスフィルター回路の出力信号
とを前記第2のスイッチ決定回路の出力信号によって切
り替える第2のスイッチ回路と、前記第1の反転回路の
出力信号と前記第1、第2のスイッチ回路の出力信号を
入力とする3ラインコム演算回路と、前記第1の遅延回
路の出力信号と前記3ラインコム演算回路の出力信号と
を入力とする第2の引き算回路と、前記3ラインコム演
算回路の出力信号を入力とするフィルター回路と、Yレ
ベル検出回路と、Cレベル検出回路と、YCレベル検出
回路を設けることにより、従来のYC分離装置では分離
できなかったパターンを高精度にYC分離することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における2ラインYC分
離装置のブロック構成図
【図2】本発明の実施の形態2における2ラインYC分
離装置のブロック構成図
【図3】本発明の実施の形態3における2ラインYC分
離装置のブロック構成図
【図4】本発明の実施の形態4における2ラインYC分
離装置のブロック構成図
【図5】本発明の実施の形態5における2ラインYC分
離装置のブロック構成図
【図6】本発明の実施の形態6における2ラインYC分
離装置のブロック構成図
【図7】3ラインコム演算回路のブロック構成図
【図8】本発明の実施の形態1における2ラインYC分
離装置の動作説明図
【図9】本発明の実施の形態1における2ラインYC分
離装置の論理演算説明図
【図10】本発明の実施の形態2における2ラインYC
分離装置の動作説明図
【図11】本発明の実施の形態2における2ラインYC
分離装置の論理演算説明図
【図12】本発明の実施の形態3、5、6における2ラ
インYC分離装置の動作説明図
【図13】本発明の実施の形態4、5、6における2ラ
インYC分離装置の動作説明図
【図14】従来の2ラインYC分離装置のブロック構成
【図15】従来の2ラインYC分離装置の第1の動作説
明図
【図16】従来の2ラインYC分離装置の第2の動作説
明図
【図17】従来の2ラインYC分離装置の第3の動作説
明図
【符号の説明】
1,301,2001,3001,4001,500
1,6001 遅延回路 2,302,2002,3002,4002,500
2,6002 バンドパスフィルター回路 3,303,2003,3003,4003,500
3,6003 バンドパスフィルター回路 4,2004,3004,4004,5004,600
4 C相関検出回路 5,2005,3005,4005,5005,600
5 Y相関検出回路 304 相関検出回路 6,305,2006,3006,4006,500
6,6006 遅延回路 7,2007,3007,4007,5007,600
7 遅延回路 8,2008,3008,4008,5008,600
8 引き算回路 9,2009,3009,4009,5009,600
9 振幅調整回路 10,320,2010,3010,4010,501
0,6010 反転回路 11,306,2011,3011,4011,501
1,6011 スイッチ決定回路 12,2012,3012,4012,5012,60
12 スイッチ決定回路 13,307,2013,3013,4013,501
3 スイッチ回路 14 反転回路 3014 Cレベル検出回路 4014 Yレベル検出回路 5014,6014 YCレベル検出回路 15,2015,3015,4015,5015 スイ
ッチ回路 16,308,2016,3016,4016,501
6 3ラインコム演算回路 17,309,2017,3017,4017,501
7,6015 引き算回路 18,311,2101,3101,4101,510
1,6101 入力ビデオ信号 22,310,2018,3018,4018,501
8,6016 フィルター回路 19,312,2102,3102,4102,510
2,6102 輝度信号出力 20,313,2103,3103,4103,510
3,6103 クロマ信号出力 21,714,2104,3104,4104,510
4 3ラインコム演算回路の0H信号 6104 遅延前信号の反転信号 1001,2105,3105,4105,5105,
6105 C相関判断信号 1002,2108,3108,4108,5108,
6108 C相関判断信号の遅延信号 314 相関判断信号 315 相関判断信号の遅延信号 1003,2106,3106,4106,5106,
6106 Y相関判断信号 1004,2107,3107,4107,5107,
6107 Y相関判断信号の遅延信号 1005,2110,3110,4110,5110,
6110 遅延前信号と遅延後信号を引き算して半分に
した信号 317 遅延前の信号を反転した信号 318 無入力信号 1006,316,2109,3109,4109,5
109,6109 遅延後の入力ビデオ信号 1007 遅延後の入力ビデオ信号の反転信号 715,1008,2111,3111,4111,5
111 3ラインコム演算回路の1H前信号 716,1009,2112,3112,4112,5
112 3ラインコム演算回路の2H前信号 717,1010,2113,3113,4113,5
113 3ラインコム演算回路の出力信号 6103 セレクタ回路 701,702,706,708,710,711,7
22 最小値検出回路 703,704,705,707,713 最大値検出
回路 709 平均出力回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−30531(JP,A) 特開 平4−286493(JP,A) 特開 平2−261287(JP,A) 特開 平7−336722(JP,A) 特開 昭63−292793(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 9/78

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された映像信号を水平期間遅延させ
    る第1の遅延回路と、入力された映像信号を入力とする
    第1のバンドパスフィルター回路と、前記第1の遅延回
    路の出力信号を入力とする第2のバンドパスフィルター
    回路と、前記第1、第2のバンドパスフィルター回路の
    出力信号を入力とするY相関検出回路と、前記第1、第
    2のバンドパスフィルター回路の出力信号を入力とする
    C相関検出回路と、前記Y相関検出回路の出力信号を水
    平期間遅延させる第2の遅延回路と、前記C相関検出回
    路の出力信号を水平期間遅延させる第3の遅延回路と、
    前記第1のバンドパスフィルター回路の出力信号を入力
    とする第1の反転回路と、前記第1、第2のバンドパス
    フィルター回路の出力信号を入力とする第1の引き算回
    路と、前記第1の引き算回路の出力信号を入力とする振
    幅調整回路と、前記Y相関検出回路、C相関検出回路の
    出力信号と前記第2、第3の遅延回路の出力信号を入力
    とする第1のスイッチ決定回路と、前記Y相関検出回
    路、C相関検出回路の出力信号と前記第2、第3の遅延
    回路の出力信号を入力とする第2のスイッチ決定回路
    と、前記第2のバンドパスフィルター回路の出力信号を
    入力とする第2の反転回路と、前記振幅調整回路の出力
    信号と前記第2の反転回路の出力信号と前記第2のバン
    ドパスフィルター回路の出力信号とを前記第1のスイッ
    チ決定回路の出力信号によって切り替える第1のスイッ
    チ回路と、前記振幅調整回路の出力信号と前記第2のバ
    ンドパスフィルター回路の出力信号とを前記第2のスイ
    ッチ決定回路の出力信号によって切り替える第2のスイ
    ッチ回路と、前記第1の反転回路の出力信号と前記第
    1、第2のスイッチ回路の出力信号を入力とする3ライ
    ンコム演算回路と、前記第1の遅延回路の出力信号と前
    記3ラインコム演算回路の出力信号とを入力とする第2
    の引き算回路と、前記3ラインコム演算回路の出力信号
    を入力とするフィルター回路とを備えたことを特徴とす
    る2ラインYC分離装置。
  2. 【請求項2】 入力された映像信号を水平期間遅延させ
    る第1の遅延回路と、入力された映像信号を入力とする
    第1のバンドパスフィルター回路と、前記第1の遅延回
    路の出力信号を入力とする第2のバンドパスフィルター
    回路と、前記第1、第2のバンドパスフィルター回路の
    出力信号を入力とするY相関検出回路と、前記第1、第
    2のバンドパスフィルター回路の出力信号を入力とする
    C相関検出回路と、前記Y相関検出回路の出力信号を水
    平期間遅延させる第2の遅延回路と、前記C相関検出回
    路の出力信号を水平期間遅延させる第3の遅延回路と、
    前記第1のバンドパスフィルター回路の出力信号を入力
    とする反転回路と、前記第1、第2のバンドパスフィル
    ター回路の出力信号を入力とする第1の引き算回路と、
    前記第1の引き算回路の出力信号を入力とする振幅調整
    回路と、前記Y相関検出回路、C相関検出回路の出力信
    号と前記第2、第3の遅延回路の出力信号を入力とする
    第1のスイッチ決定回路と、前記Y相関検出回路、C相
    関検出回路の出力信号と前記第2、第3の遅延回路の出
    力信号を入力とする第2のスイッチ決定回路と、前記振
    幅調整回路の出力信号と前記第2のバンドパスフィルタ
    ー回路の出力信号とを前記第1のスイッチ決定回路の出
    力信号によって切り替える第1のスイッチ回路と、前記
    振幅調整回路の出力信号と前記第2のバンドパスフィル
    ター回路の出力信号とを前記第2のスイッチ決定回路の
    出力信号によって切り替える第2のスイッチ回路と、前
    記反転回路の出力信号と前記第1、第2のスイッチ回路
    の出力信号を入力とする3ラインコム演算回路と、前記
    第1の遅延回路の出力信号と前記3ラインコム演算回路
    の出力信号とを入力とする第2の引き算回路と、前記3
    ラインコム演算回路の出力信号を入力とするフィルター
    回路とを備えたことを特徴とする2ラインYC分離装
    置。
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