JP3399167B2 - 2ラインyc分離回路 - Google Patents

2ラインyc分離回路

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JP3399167B2 JP18889095A JP18889095A JP3399167B2 JP 3399167 B2 JP3399167 B2 JP 3399167B2 JP 18889095 A JP18889095 A JP 18889095A JP 18889095 A JP18889095 A JP 18889095A JP 3399167 B2 JP3399167 B2 JP 3399167B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水平期間遅延させる回
路を少なくすることでコストを下げることができ、かつ
従来のものに比べて演算誤差を非常に少なくできる2ラ
インYC分離回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、2ラインYC分離回路は、安価に
かつ高精度にY/C分離する回路として重要視されてい
る。以下、図面を参照しながら、上述した従来の2ライ
ンYC分離回路の一例について説明を行う。
【0003】図22は、特願昭62−272952号公
報(特開平1−117494号公報)におけるY/C分
離回路のブロック構成図を示すものである。図22にお
いて符号2201はビデオ入力信号、2202は1水平
期間遅延回路、2203は引算回路、2204は引算回
路、2205はバンドパスフィルター回路、2206は
スイッチ回路、2207は色副搬送波周波数トラップ回
路、2208はスイッチ回路、2209は輝度信号出
力、2210はクロマ信号出力、2211はローパスフ
ィルター回路、2212はYL相関検出回路、2213
はバンドパスフィルター回路、2214はクロマ検出回
路、2215はAND回路である。
【0004】以上のように構成された2ラインYC分離
回路について、以下その動作について説明する。まず、
現ビデオ信号2201から1水平期間遅延回路2202
を通過後の信号を減算して得られる信号に対して、ロー
パスフィルター回路2211を介して得たYL相関出力
信号と、バンドパスフィルター回路2213で色副搬送
波周波数中心のクロマ信号を抜き取り検出した検波出力
信号を作り、双方のAND出力でくしがたフィルターを
制御する。即ちYL相関出力回路2212が相関なしと
判断しかつクロマ検出回路2214がクロマ信号ありと
判断した場合にだけ、スイッチ回路2208をオンする
と同時にスイッチ回路2206を現ビデオ信号2201
側にたおす。それ以外、例えばYL相関出力回路221
2が相関ありと判断した場合とか、YL相関出力回路2
212が相関なしと判断したがクロマ検出回路2214
がクロマ信号なしと判断した場合には、スイッチ回路2
208をオフし、スイッチ回路2206をバンドパスフ
ィルター回路2205側にたおす。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、図23に示すようなパターンの入力信号
に対して精度良くY/C分離ができない。図23(a)
は画面垂直方向にてクロマ信号が途中から無くなってい
るパターンを現したものであり、図23(b)は画面全
体が輝度信号の縦筋で、その周波数は色副搬送波の周波
数であるパターンを現したものであり、図23(c)は
画面全体がクロマ信号であるパターンを現したものであ
り、図23(d)は図23(b)と図23(c)とを加
算したパターンを現したものである。
【0006】ここで、図23(a)のと図23(c)
のに注目すると、両方とも全く同じパターンであるた
め、図22のブロック図にて構成されるY/C分離回路
では同じ出力が出てしまう。ちなみに図23(e)は輝
度信号出力2211、図23(f)はクロマ信号出力2
210である。図23(a)のパターンを入力して本来
出力して欲しい輝度信号は図23(e)、クロマ信号は
図23(f)である。一方、図23(d)のパターンを
入力して、本来出力して欲しい輝度信号は図23
(g)、クロマ信号は図23(h)である。このよう
に、従来の技術ではパターンによっては正しくY/C分
離されず、水平解像度を悪くしたり、色が正しく付かな
いという問題点を有していた。
【0007】本発明は上記問題点に鑑み、誤動作が少な
く、かつ水平期間遅延回路が少なくて良い2ラインYC
分離回路を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の2ラインYC分離回路は、入力されたビデオ
入力信号を水平期間遅延させる第1の遅延回路と、入力
されたビデオ入力信号を入力とし、色副搬送波信号の帯
域を通すバンドパスフィルター特性を持つ第1のバンド
パスフィルター回路と、前記第1の遅延回路の出力信号
を入力とし、色副搬送波信号の帯域を通すバンドパスフ
ィルター特性を持つ第2のバンドパスフィルター回路
と、前記第1、第2のバンドパスフィルター回路の出力
信号を入力とし、2つの信号より色副搬送波信号の相関
の有無を検出して色副搬送波信号の相関検出結果を出力
する相関検出回路と、前記相関検出回路の出力信号を水
平期間遅延させる第2の遅延回路と、前記第1、第2の
バンドパスフィルター回路、及び前記第1、第2の遅延
回路、及び前記相関検出回路の出力信号を入力とし、前
記相関検出回路からの1ビットの出力信号と前記第2の
遅延回路からの1ビットの出力信号との状態によって、
前記第1、2のバンドパスフィルター回路からの出力信
号等を切り替える事によりクロマ信号(C信号)を生成
し、さらにこのC信号と前記第1の遅延回路からの出力
信号より輝度信号(Y信号)を生成するような演算回路
とを備えたことを特徴とするものであり、従来の2ライ
ンYC分離回路では分離できなかったパターンにおいて
も、完全にYC分離をすることができるようにしたもの
である
【0009】
【作用】本発明は上記した構成によって、図23(a)
と図23(d)とのパターンを区別することことで、誤
動作を起こしにくくすることができる。
【0010】
【実施例】以下本発明の実施例における2ラインYC分
離回路について、図面を参照しながら説明する。
【0011】(実施例1) 図1は本発明の第1の実施例における2ラインYC分離
回路のブロック構成図を示す。図1において、符号10
1は入力された映像信号を水平期間遅延させる遅延回
路、102は入力された映像信号を入力とするバンドパ
スフィルター回路、103は前記遅延回路101の出力
信号を入力とするバンドパスフィルター回路、104は
前記バンドパスフィルター回路102、103の出力信
号を入力とする相関検出回路、105は前記相関検出回
路104の出力信号を水平期間遅延させる遅延回路、1
06は前記バンドパスフィルター回路102、103、
及び前記遅延回路101、105、及び前記相関検出回
路104の出力信号を入力とする演算回路である。
【0012】以上のように構成された2ラインYC分離
回路について、簡単に動作説明を行い、その後に図8、
図9を用いてその動作を詳しく説明する。
【0013】バンドパスフィルター回路102、103
は色副搬送波周波数を中心とした帯域を通過させるフィ
ルターであり、相関検出回路104はクロマ信号を入力
させたときに相関ありと判断する回路である。遅延回路
105は相関検出回路104の出力信号である1ビット
の信号を1水平期間遅延させる回路である。演算回路1
06は相関検出回路104の出力信号と遅延回路105
の出力信号とで論理演算をした結果を用いて、遅延回路
101、バンドパスフィルター回路102、103によ
って構成された適応型くし型フィルターを制御する。そ
して、輝度出力信号108とクロマ出力信号109を出
力する。
【0014】次に図8、図9を用いて動作説明をする。
図8は本発明の2ラインYC分離回路に図23(a)の
パターン信号を入力させたときの各部の波形を示し、図
9は本発明回路に図23(d)のパターン信号を入力さ
せたときの各部の波形を示す。図8(a)、図9(a)
は入力信号107の波形、図8(b)、図9(b)は遅
延回路101の出力信号、図8(c)、図9(c)は相
関検出回路104の出力信号、図8(d)、図9(d)
は遅延回路105の出力信号である。
【0015】従来の問題点であった図23(a)の及
び図23(d)のの部分は図8の及び図9のに対
応してある。図8のの部分(図23(a)の)は図
8(c)に示す相関検出回路104の出力では有り・無
しとなっており、図8(d)に示す遅延回路105の出
力では有り・有りとなっている。一方、図9の(図2
3(d)の)の部分は図9(c)に示す相関検出回路
104の出力では無し・無しとなっており、図9(d)
に示す遅延回路105の出力では無し・無しとなってい
る。つまり、従来のY/C分離回路では区別できなかっ
た図8の(図23(a)の)と、図9の(図23
(d)の)とが本発明回路では完全に区別できてお
り、これらの信号の論理演算を使うと、より完全な適応
型くし型フィルターを構成できる。
【0016】以上のように本発明回路を用いることによ
り、従来区別できずに誤動作を起こしていたパターンで
も完全に区別することができ、より誤動作の少ない適応
型くし型フィルターを構成することができる。
【0017】(実施例2) 図2は本発明の第2の実施例における2ラインYC分離
回路のブロック構成図を示すものである。図2におい
て、符号201は入力された映像信号を水平期間遅延さ
せる遅延回路、202は入力された映像信号を入力とす
るバンドパスフィルター回路、203は前記遅延回路2
01の出力信号を入力とするバンドパスフィルター回
路、204は前記バンドパスフィルター回路202、2
03の出力信号を入力とする相関検出回路、205は前
記相関検出回路204の出力信号を水平期間遅延させる
遅延回路、206は前記バンドパスフィルター回路20
2、203、及び前記遅延回路205、ビデオ入力信号
207、及び前記相関検出回路204の出力信号を入力
とする演算回路である。
【0018】以上のように構成された2ラインYC分離
回路について、簡単に動作説明を行い、その後に図8、
図9を用いてその動作を詳しく説明する。
【0019】バンドパスフィルター回路202、203
は色副搬送波周波数を中心とした帯域を通過させるフィ
ルターであり、相関検出回路204はクロマ信号を入力
させたときに相関ありと判断する回路である。遅延回路
205は相関検出回路204の出力信号である1ビット
の信号を1水平期間遅延させる回路である。演算回路2
06は相関検出回路204の出力信号と遅延回路205
の出力信号とで論理演算をした結果を用いて、ビデオ入
力信号207、バンドパスフィルター回路202、20
3によって構成された適応型くし型フィルターを制御す
る。そして、輝度出力信号208とクロマ出力信号20
9を出力する。
【0020】次に図8、図9を用いて動作説明をする。
図8は本発明回路に図23(a)のパターン信号を入力
させたときの各部の波形を示したものであり、図9は本
発明回路に図23(d)のパターン信号を入力させたと
きの各部の波形を示したものである。図8(a)、図9
(a)は入力信号207の波形、図8(b)、図9
(b)は遅延回路201の出力信号、図8(c)、図9
(c)は相関検出回路204の出力信号、図8(d)、
図9(d)は遅延回路205の出力信号である。
【0021】従来の問題点であった図23(a)の及
び図23(d)のの部分は図8の及び図9のに対
応してある。図8の(図23(a)の)の部分は図
8(c)に示す相関検出回路204の出力では有り・無
しとなっており、図8(d)に示す遅延回路205の出
力では有り・有りとなっている。一方、図9(図23
(d)の)の部分は図9(c)に示す相関検出回路2
04の出力では無し・無しとなっており、図9(d)に
示す遅延回路205の出力では無し・無しとなってい
る。つまり、従来のY/C分離回路では区別できなかっ
た図8の(図23(a)の)と、図9の(図23
(d)の)が本発明回路では完全に区別できており、
これらの信号の論理演算を使うとより完全な適応型くし
型フィルターを構成できる。
【0022】以上のように本発明回路を用いることによ
り、従来区別できずに誤動作を起こしていたパターンで
も完全に区別することができ、より誤動作の少ない適応
型くし型フィルターを構成することができる。
【0023】(実施例3) 図3は本発明の第3の実施例における2ラインYC分離
回路のブロック構成図を示すものである。図3におい
て、符号301は入力された映像信号を水平期間遅延さ
せる遅延回路、302は入力された映像信号を入力とす
るバンドパスフィルター回路、303は前記遅延回路3
01の出力信号を入力とするバンドパスフィルター回
路、304は前記バンドパスフィルター回路302、3
03の出力信号を入力とする相関検出回路、305は前
記相関検出回路304の出力信号を水平期間遅延させる
遅延回路、320は前記バンドパスフィルター回路30
2の出力信号を入力とする反転回路、306は前記遅延
回路305の出力信号と前記相関検出回路304の出力
信号とを入力とするスイッチ決定回路、307は前記バ
ンドパスフィルター回路303の出力信号と前記反転回
路320の出力信号及び無入力信号とを入力とするスイ
ッチ回路、308は前記バンドパスフィルター回路30
3の出力信号と前記反転回路320の出力信号と前記ス
イッチ決定回路306の出力信号とを入力とする3ライ
ンコム演算回路、309は前記遅延回路301の出力信
号と前記3ラインコム演算回路308の出力信号とを入
力とする引き算回路、310は前記3ラインコム演算回
路308の出力信号を入力とするフィルター回路、31
1は入力ビデオ信号、312は輝度出力信号、313は
クロマ出力信号である。
【0024】以上のように構成された2ラインYC分離
回路について、簡単に動作説明を行い、その後に図1
0、図11、図12を用いてその動作を詳しく説明す
る。
【0025】バンドパスフィルター回路302、303
は色副搬送波周波数を中心とした帯域を通過させるフィ
ルターであり、相関検出回路304はクロマ信号を入力
させたときに相関ありと判断する回路である。遅延回路
305は相関検出回路304の出力信号である1ビット
の信号を1水平期間遅延させる回路である。スイッチ決
定回路306は相関検出回路304と遅延回路305の
出力信号の論理演算を行い、スイッチ回路307の信号
を切り替えるための制御信号を作る回路である。スイッ
チ回路307はバンドパスフィルター回路303の出力
信号316、反転回路320の出力信号317、及び無
入力信号318を切り替え、適応型くし型フィルターを
構成する回路である。3ラインコム演算回路308は図
7に示す回路であり、元々3ラインコム演算回路用に開
発されたフィルターであるが、ここでは2H前入力端子
716にスイッチ回路307の出力信号319を入力
し、1H前入力端子715出力信号316を入力し、0
H入力端子714に出力信号317を入力する。引き算
回路309は遅延回路301の出力信号と3ラインコム
フィルター回路308の出力信号とを引き算して輝度出
力信号312を出力する回路である。フィルター回路3
10は3ラインコム演算回路308の出力信号にフィル
タリングし、クロマ出力信号313を出力する回路であ
る。
【0026】次に図10、図11、図12を用いて動作
説明をする。図10にはスイッチ決定回路306とスイ
ッチ回路307にて構成される適応スイッチ回路の論理
演算結果を示しており、図11は本発明回路に図23
(a)のパターン信号を入力させたときの各部の波形を
示したものであり、図12は本発明回路に図23(d)
のパターン信号を入力させたときの各部の波形を示した
ものである。
【0027】図11(a)、図12(a)はバンドパス
フィルター回路302の出力信号、図11(b)、図1
2(b)は0H信号317、図11(c)、図12
(c)は1H前信号316、図11(d)、図12
(d)は相関検出回路304の出力信号314、図11
(e)、図12(e)は遅延回路305の出力信号31
5、図11(f)、図12(f)はスイッチ回路307
の出力信号である2H前信号319、図11(g)、図
12(g)は3ラインコム演算回路308の出力信号、
図11(h)、図12(h)は輝度出力信号312であ
る。
【0028】まず、図11(d)、図11(e)、図1
2(d)、図12(e)の出力状態と図10の論理演算
表によって図11(f)、図12(f)に示される信号
が出力される。
【0029】次に3ラインコム演算回路308は図7に
示すような回路であり、図11(b)、図12(b)を
0H信号に、図11(c)、図12(c)を1H前信号
に、図11(f)、図12(f)を2H前信号に入力す
ると、出力する信号は図11(g)、図12(g)の波
形になる。
【0030】これらの波形は図23(g)、図23
(h)に示す本来あるべき波形と同じであることがわか
る。つまり、従来のY/C分離回路では分離できなかっ
たパターンにおいて本発明回路では完全にY/C分離す
ることができる。
【0031】(実施例4) 図4は本発明の第4の実施例における2ラインYC分離
回路のブロック構成図を示すものである。図4におい
て、符号401は入力された映像信号を水平期間遅延さ
せる遅延回路、402は入力された映像信号を入力とす
るバンドパスフィルター回路、403は前記遅延回路4
01の出力信号を入力とするバンドパスフィルター回
路、404は前記バンドパスフィルター回路402、4
03の出力信号を入力とする相関検出回路、405は前
記相関検出回路404の出力信号を水平期間遅延させる
遅延回路、406は前記遅延回路405の出力信号と前
記相関検出回路404の出力信号とを入力とするスイッ
チ決定回路、416は前記バンドパスフィルター回路4
02、403の出力信号を入力とする引き算回路、41
7は前記引き算回路416の出力信号を半分にする割り
算回路、407は前記バンドパスフィルター回路403
の出力信号及び前記割り算回路417の出力信号を入力
とするスイッチ回路、421は前記バンドパスフィルタ
ー回路402の出力信号を入力とする反転回路、408
は前記バンドパスフィルター回路403の出力信号と前
記反転回路421の出力信号と前記スイッチ決定回路4
07の出力信号とを入力とする3ラインコム演算回路、
409は前記遅延回路401の出力信号と前記3ライン
コム演算回路408の出力信号とを入力とする引き算回
路、410は前記3ラインコム演算回路408の出力信
号を入力とするフィルター回路、411は入力ビデオ信
号、412は輝度出力信号、413はクロマ出力信号、
414は前記相関検出回路404の出力信号、415は
前記遅延回路405の出力信号、418は前記割り算回
路417の出力信号、419は前記バンドパスフィルタ
ー回路403の出力信号、420は前記スイッチ回路4
07の出力信号、422は前記反転回路421の出力信
号である。
【0032】以上のように構成された2ラインYC分離
回路について、簡単に動作説明を行い、その後に図1
3、図14、図15を用いてその動作を詳しく説明す
る。
【0033】バンドパスフィルター回路402、403
は色副搬送波周波数を中心とした帯域を通過させるフィ
ルターであり、相関検出回路404はクロマ信号を入力
させたときに相関ありと判断する回路である。遅延回路
405は相関検出回路404の出力信号である1ビット
の信号を1水平期間遅延させる回路である。スイッチ決
定回路406は相関検出回路404と遅延回路405の
出力信号の論理演算を行い、スイッチ回路407の信号
を切り替えるための制御信号を作る回路である。スイッ
チ回路407は出力信号418と出力信号419を切り
替え、適応型くし型フィルターを構成する回路である。
3ラインコム演算回路408は図7に示す回路であり、
元々3ラインコム演算回路用に開発されたフィルターで
あるが、ここでは2H前入力端子716にスイッチ回路
407の出力信号319を入力し、1H前入力端子71
5に出力信号419、0H入力端子714に出力信号4
22を入力する。引き算回路409は遅延回路401の
出力信号と3ラインコムフィルター回路408の出力信
号とを引き算して輝度出力信号412を出力する回路で
ある。フィルター回路410は3ラインコム演算回路
08の出力信号にフィルタリングし、クロマ出力信号4
13を出力する回路である。
【0034】次に図13、図14、図15を用いて動作
説明をする。図13にはスイッチ決定回路406とスイ
ッチ回路407にて構成される適応スイッチ回路の論理
演算結果を示しており、図14は本発明回路に図23
(a)のパターン信号を入力させたときの各部の波形を
示したものであり、図15は本発明回路に図23(d)
のパターン信号を入力させたときの各部の波形を示した
ものである。
【0035】図14(a)、図15(a)はバンドパス
フィルター回路402の出力信号、図14(b)、図1
5(b)は出力信号422、図14(c)、図15
(c)は出力信号419、図14(d)、図15(d)
は相関検出回路404の出力信号414、図14
(e)、図15(e)は遅延回路405の出力信号41
5、図14(f)、図15(f)は出力信号418、図
14(g)、図15(g)は出力信号420、図14
(h)、図15(h)は3ラインコム演算回路408の
出力信号、図14(i)、図15(i)は輝度出力信号
412である。
【0036】まず、図14(d)、図14(e)、図1
5(d)、図15(e)の出力状態と図13の論理演算
表によって図14(g)、図15(g)に示される信号
が出力される。
【0037】次に3ラインコム演算回路408は図7に
示すような回路であり、図14(b)、図15の(b)
を0H信号に、図14(c)、図15(c)を1H前信
号に、図14(g)、図15(g)を2H前信号に入力
すると、出力信号は図14(h)、図15(h)の波形
になる。
【0038】これらの波形は図23(g)、図23
(h)に示す本来あるべき波形と同じであることがわか
る。つまり、従来のY/C分離回路では分離できなかっ
たパターンにおいて本発明回路では完全にY/C分離す
ることができる。
【0039】(実施例5) 図5は本発明の第5の実施例における2ラインYC分離
回路のブロック構成図を示すものである。図5におい
て、符号501は入力された映像信号を水平期間遅延さ
せる遅延回路、502は入力された映像信号を入力とす
るバンドパスフィルター回路、503は前記遅延回路5
01の出力信号を入力とするバンドパスフィルター回
路、504は前記バンドパスフィルター回路502、5
03の出力信号を入力とする相関検出回路、505は前
記相関検出回路504の出力信号を水平期間遅延させる
遅延回路、506は前記遅延回路505の出力信号と前
記相関検出回路504の出力信号とを入力とするスイッ
チ決定回路、522は前記バンドパスフィルター回路5
02の出力信号を反転する反転回路、517は前記バン
ドパスフィルター回路503の出力信号と反転回路52
2の出力信号とを入力とする相関検出回路、507は前
記バンドパスフィルター回路503の出力信号及び前記
反転回路522の出力信号及び無入力信号を切り替える
スイッチ回路、508は前記バンドパスフィルター回路
503の出力信号と前記反転回路522の出力信号と前
記スイッチ決定回路507の出力信号とを入力とする3
ラインコム演算回路、509は前記遅延回路501の出
力信号と前記3ラインコム演算回路508の出力信号と
を入力とする引き算回路、510は前記3ラインコム演
算回路508の出力信号を入力とするフィルター回路、
511は入力ビデオ信号、512は輝度出力信号、51
3はクロマ出力信号、514は前記相関検出回路504
の出力信号、515は前記遅延回路505の出力信号、
516は前記相関検出回路517の出力信号、519は
前記反転回路522の出力信号、520は無入力信号
521はスイッチ回路507の出力信号である。
【0040】以上のように構成された2ラインYC分離
回路について、簡単に動作説明を行い、その後に図1
6、図17、図18を用いてその動作を詳しく説明す
る。
【0041】バンドパスフィルター回路502、503
は色副搬送波周波数を中心とした帯域を通過させるフィ
ルターであり、相関検出回路504はクロマ信号を入力
させたときに相関ありと判断する回路であり、相関検出
回路517は輝度信号を入力したときに相関ありと判断
する回路である。遅延回路505は相関検出回路504
の出力信号である1ビットの信号を1水平期間遅延させ
る回路である。スイッチ決定回路506は相関検出回路
504、517と遅延回路505の出力信号の論理演算
を行い、スイッチ回路507の信号を切り替えるための
制御信号を作る回路である。スイッチ回路507は出力
信号518と出力信号519及び無入力信号520を切
り替え、適応型くし型フィルターを構成する回路であ
る。3ラインコム演算回路508は図7に示す回路であ
り、元々3ラインコム演算回路用に開発されたフィルタ
ーであるが、ここでは2H前入力端子716にスイッチ
回路507の出力信号521を入力し、1H前入力端子
715に出力信号518を入力し、0H入力端子714
に出力信号519を入力する。引き算回路509は遅延
回路501の出力信号と3ラインコムフィルター回路5
08の出力信号とを引き算して輝度出力信号512を出
力する回路である。フィルター回路510は3ラインコ
ム演算回路508の出力信号にフィルタリングし、クロ
マ出力信号513を出力する回路である。
【0042】次に図16、図17、図18を用いて動作
説明をする。図16にはスイッチ決定回路506とスイ
ッチ回路507にて構成される適応スイッチ回路の論理
演算結果を示しており、図17は本発明回路に図23
(a)のパターン信号を入力させたときの各部の波形を
示したものであり、図18は本発明回路に図23(d)
のパターン信号を入力させたときの各部の波形を示した
ものである。
【0043】図17(a)、図18(a)はバンドパス
フィルター回路502の出力信号、図17(b)、図1
8(b)は出力信号519、図17(c)、図18
(c)は出力信号518、図17(d)、図18(d)
は相関検出回路504の出力信号514、図17
(e)、図18(e)は遅延回路505の出力信号51
5、図17(f)、図18(f)は相関検出回路517
の出力信号516、図17(g)、図18(g)は出力
信号521、図17(h)、図18(h)は3ラインコ
ム演算回路508の出力信号、図17(i)、図18
(i)は輝度出力信号512である。
【0044】まず、図17(d)、図17(e)、図1
7(f)、図18(d)、図18(e)、図18(f)
の出力状態と図16の論理演算表によって図17
(g)、図18(g)に示される信号が出力される。
【0045】次に3ラインコム演算回路508は図7に
示すような回路であり、図17(b)、図18の(b)
を0H信号に、図17(c)、図18(c)を1H前信
号に、図17(g)、図18(g)を2H前信号に入力
すると、出力信号は図17(h)、図18(h)の波形
になる。
【0046】これらの波形は図23(g)、図23
(h)に示す本来あるべき波形と同じであることがわか
る。つまり、従来のY/C分離回路では分離できなかっ
たパターンにおいて本発明回路では完全にY/C分離す
ることができる。
【0047】(実施例6) 図6は本発明の第6の実施例における2ラインYC分離
回路のブロック構成図を示すものである。図6におい
て、符号601は入力された映像信号を水平期間遅延さ
せる遅延回路、602は入力された映像信号を入力とす
るバンドパスフィルター回路、603は前記遅延回路6
01の出力信号を入力とするバンドパスフィルター回
路、604は前記バンドパスフィルター回路602、6
03の出力信号を入力とする相関検出回路、605は前
記相関検出回路604の出力信号を水平期間遅延させる
遅延回路、606は前記遅延回路605の出力信号と前
記相関検出回路604の出力信号とを入力とするスイッ
チ決定回路、616は前記バンドパスフィルター回路6
02、603の出力信号を入力とする引き算回路、61
7は前記引き算回路616の出力信号を半分にする割り
算回路、607は前記バンドパスフィルター回路603
の出力信号及び前記割り算回路617の出力信号を入力
とするスイッチ回路、621は前記遅延回路605の出
力信号と前記相関検出回路604の出力信号とを入力と
するスイッチ決定回路、622は前記バンドパスフィル
ター回路603の出力信号と前記割算回路617の出力
信号とを入力とするスイッチ回路、624は前記バンド
パスフィルター回路602の出力信号を反転する反転回
路、608は前記反転回路624の出力信号と前記スイ
ッチ決定回路607、622の出力信号とを入力とする
3ラインコム演算回路、609は前記遅延回路601の
出力信号と前記3ラインコム演算回路608の出力信号
とを入力とする引き算回路、610は前記3ラインコム
演算回路608の出力信号を入力とするフィルター回
路、611は入力ビデオ信号、612は輝度出力信号、
613はクロマ出力信号、614は前記相関検出回路6
04の出力信号、615は前記遅延回路605の出力信
号、618は前記割り算回路617の出力信号、619
は前記バンドパスフィルター回路603の出力信号、6
20は前記スイッチ回路607の出力信号、623は前
記スイッチ回路622の出力信号、625は前記反転回
路624の出力信号である。
【0048】以上のように構成された2ラインYC分離
回路について、簡単に動作説明を行い、その後に図1
9、図20、図21を用いてその動作を詳しく説明す
る。
【0049】バンドパスフィルター回路602、603
は色副搬送波周波数を中心とした帯域を通過させるフィ
ルターであり、相関検出回路604はクロマ信号を入力
させたときに相関ありと判断する回路である。遅延回路
605は相関検出回路604の出力信号である1ビット
の信号を1水平期間遅延させる回路である。スイッチ決
定回路606は相関検出回路604と遅延回路605の
出力信号の論理演算を行い、スイッチ回路607の信号
を切り替えるための制御信号を作る回路である。スイッ
チ回路607は出力信号618と出力信号619を切り
替え、適応型くし型フィルターを構成する回路である。
スイッチ決定回路621は相関検出回路604と遅延回
路605の出力信号の論理演算を行い、スイッチ回路6
22の信号を切り替えるための制御信号を作る回路であ
る。スイッチ回路622は出力信号618と出力信号6
19を切り替え、適応型くし型フィルターを構成する回
路である。3ラインコム演算回路608は図7に示す回
路であり、元々3ラインコム演算回路用に開発されたフ
ィルターであるが、ここでは2H前入力端子716にス
イッチ回路607の出力信号620(出力信号618、
出力信号619のいずれかの信号)を入力する。また、
1H前入力端子715にスイッチ回路622の出力信号
623(出力信号618、出力信号619のいずれかの
信号)を入力し、0H入力信号714に出力信号625
を入力する。引き算回路609は遅延回路601の出力
信号と3ラインコムフィルター回路608の出力信号と
を引き算して輝度出力信号612を出力する回路であ
る。
【0050】フィルター回路610は3ラインコム演算
回路608の出力信号にフィルタリングし、クロマ出力
信号613を出力する回路である。
【0051】次に図19、図20、図21を用いて動作
説明をする。図19(a)にはスイッチ決定回路606
とスイッチ回路607にて構成される適応スイッチ回路
の論理演算結果を示しており、図19(b)にはスイッ
チ決定回路621とスイッチ回路622にて構成される
適応スイッチ回路の論理演算結果を示している。図20
は本発明回路に図23(a)のパターン信号を入力させ
たときの各部の波形を示したものであり、図21は本発
明回路に図23(d)のパターン信号を入力させたとき
の各部の波形を示したものである。
【0052】図20(a)、図21(a)はバンドパス
フィルター回路602の出力信号、図20(b)、図2
1(b)は出力信号625、図20(c)、図21
(c)は出力信号619、図20(d)、図21(d)
は相関検出回路604の出力信号614、図20
(e)、図21(e)は遅延回路605の出力信号61
5、図20(f)、図21(f)は出力信号618、図
20(g)、図21(g)は出力信号623、図20
(h)、図21(h)は出力信号620、図20
(i)、図21(i)は3ラインコム演算回路608の
出力信号、図20(j)、図21(j)は輝度出力信号
612である。
【0053】まず、図20(d)、図21(d)、図2
0(e)、図21(e)の出力状態と図19(a)の論
理演算表によって図20(g)、図21(g)が出力さ
れ、図20(d)、図21(d)、図20(e)、図2
1(e)の出力状態と図19(b)の論理演算表によっ
て図20(h)、図21(h)が出力される。
【0054】次に3ラインコム演算回路608は図7に
示すような回路であり、図20(b)、図21(b)を
0H信号に、図20(g)、図21(g)を1H前信号
に、図20(h)、図21(h)を2H前信号に入力す
ると、出力信号は図20(i)、図21(i)の波形に
なる。
【0055】これらの波形は図23(g)、図23
(h)に示す本来あるべき波形と同じであることがわか
る。つまり、従来のY/C分離回路では分離できなかっ
たパターンにおいて本発明回路では完全にY/C分離す
ることができる。
【0056】
【発明の効果】以上のように本発明は入力された映像信
号を水平期間遅延させる第1の遅延回路と、入力された
映像信号を入力とする第1のバンドパスフィルター回路
と、前記第1の遅延回路の出力信号を入力とする第2の
バンドパスフィルター回路と、前記第1、第2のバンド
パスフィルター回路の出力信号を入力とする相関検出回
路と、前記相関検出回路の出力信号を水平期間遅延させ
る第2の遅延回路と、前記第1、第2のバンドパスフィ
ルター回路、及び前記第1、第2の遅延回路、及び前記
相関検出回路の出力信号を入力とする演算回路を設ける
ことにより、従来のY/C分離回路では分離できなかっ
たパターンを完全にY/C分離することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における2ラインYC分
離回路のブロック構成図
【図2】本発明の第2の実施例における2ラインYC分
離回路のブロック構成図
【図3】本発明の第3の実施例における2ラインYC分
離回路のブロック構成図
【図4】本発明の第4の実施例における2ラインYC分
離回路のブロック構成図
【図5】本発明の第5の実施例における2ラインYC分
離回路のブロック構成図
【図6】本発明の第6の実施例における2ラインYC分
離回路のブロック構成図
【図7】3ラインコム演算回路のブロック構成図
【図8】本発明の第1、第2の実施例における2ライン
YC分離回路第1の動作説明図
【図9】本発明の第1、2の実施例における2ラインY
C分離回路第2の動作説明図
【図10】本発明の第3の実施例における2ラインYC
分離回路論理演算説明図
【図11】本発明の第3の実施例における2ラインYC
分離回路第1の動作説明図
【図12】本発明の第3の実施例における2ラインYC
分離回路第2の動作説明図
【図13】本発明の第4の実施例における2ラインYC
分離回路論理演算説明図
【図14】本発明の第4の実施例における2ラインYC
分離回路第1の動作説明図
【図15】本発明の第4の実施例における2ラインYC
分離回路第2の動作説明図
【図16】本発明の第5の実施例における2ラインYC
分離回路論理演算説明図
【図17】本発明の第5の実施例における2ラインYC
分離回路第1の動作説明図
【図18】本発明の第5の実施例における2ラインYC
分離回路第2の動作説明図
【図19】本発明の第6の実施例における2ラインYC
分離回路論理演算説明図
【図20】本発明の第6の実施例における2ラインYC
分離回路第1の動作説明図
【図21】本発明の第6の実施例における2ラインYC
分離回路第2の動作説明図
【図22】従来の2ラインYC分離回路のブロック構成
【図23】従来の2ラインYC分離回路の動作説明図
【符号の説明】
101,201,301,401,501,601 遅
延回路 102,202,302,402,502,602 バ
ンドパスフィルター回路 103,203,303,403,503,603 バ
ンドパスフィルター回路 104,204,304,404,504,517,6
04 相関検出回路 105,205,305,405,505,605 遅
延回路 106,206 演算回路 107,207,311,411,511,611 ビ
デオ入力信号 108,208,312,412,512,612 輝
度出力信号 109,209,313,413,513,613 ク
ロマ出力信号 306,406,506,606,621 スイッチ決
定回路 307,407,507,607,622 スイッチ回
路 308,408,508,608 3ラインコム演算回
309,409,509,609 引き算回路 310,410,510,610 フィルター回路 320,421,522,624 反転回路 416,616 引き算回路 417,617 わり算回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 9/44 - 9/78

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力されたビデオ入力信号を水平期間遅
    延させる第1の遅延回路と、入力されたビデオ入力信号
    を入力とし、色副搬送波信号の帯域を通すバンドパスフ
    ィルター特性を持つ第1のバンドパスフィルター回路
    と、前記第1の遅延回路の出力信号を入力とし、色副搬
    送波信号の帯域を通すバンドパスフィルター特性を持つ
    第2のバンドパスフィルター回路と、前記第1、第2の
    バンドパスフィルター回路の出力信号を入力とし、2つ
    の信号より色副搬送波信号の相関の有無を検出して色副
    搬送波信号の相関検出結果を出力する相関検出回路と、
    前記相関検出回路の出力信号を水平期間遅延させる第2
    の遅延回路と、前記第1、第2のバンドパスフィルター
    回路、及び前記第1、第2の遅延回路、及び前記相関検
    出回路の出力信号を入力とし、前記相関検出回路からの
    1ビットの出力信号と前記第2の遅延回路からの1ビッ
    トの出力信号との状態によって、前記第1、2のバンド
    パスフィルター回路からの出力信号等を切り替える事に
    よりクロマ信号(C信号)を生成し、さらにこのC信号
    と前記第1の遅延回路からの出力信号より輝度信号(Y
    信号)を生成するような演算回路とを備えたことを特徴
    とする2ラインYC分離回路。
  2. 【請求項2】 入力されたビデオ入力信号を水平期間遅
    延させる第1の遅延回路と、入力されたビデオ入力信号
    を入力とし、色副搬送波信号の帯域を通すバンドパスフ
    ィルター特性を持つ第1のバンドパスフィルター回路
    と、前記第1の遅延回路の出力信号を入力とし、色副搬
    送波信号の帯域を通すバンドパスフィルター特性を持つ
    第2のバンドパスフィルター回路と、前記第1、第2の
    バンドパスフィルター回路の出力信号を入力とし、2つ
    の信号より色副搬送波信号の相関の有無を検出して色副
    搬送波信号の相関検出結果を出力する相関検出回路と、
    前記相関検出回路の出力信号を水平期間遅延させる第2
    の遅延回路と、前記第1、第2のバンドパスフィルター
    回路、及び前記第2の遅延回路、ビデオ入力信号及び前
    記相関検出回路の出力信号を入力とし、前記相関検出回
    路からの1ビットの出力信号と前記第2の遅延回路から
    の1ビットの出力信号との状態によって、前記第1、2
    のバンドパスフィルター回路からの出力信号等を切り替
    える事によりクロマ信号(C信号)を生成し、さらにこ
    のC信号と前記ビデオ入力信号の出力信号より輝度信号
    (Y信号)を生成するような演算回路とを備えたことを
    特徴とする2ラインYC分離回路。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の2ラインYC分離回路に
    おいて、演算回路は前記請求項1記載の相関検出回路か
    らの出力信号と前記請求項1記載の第2の遅延回路から
    の出力信号とを入力とし、後述するスイッチ回路を切り
    替える制御信号を生成するスイッチ決定回路と、前記請
    求項1記載の第1のバンドパスフィルター回路からの出
    力信号を入力とし、その位相を反転させる反転回路と、
    前記請求項1記載の第2のバンドパスフィルター回路か
    らの出力信号と前記反転回路からの出力信号と振幅
    「0」の状態を前記スイッチ決定回路からの制御信号に
    よって、前記請求項1記載の第2の遅延回路からの出力
    信号が相関ありの場合は前記請求項1記載の第2のバン
    ドパスフィルター回路からの出力信号を出力し、前記請
    求項1記載の第2の遅延回路からの出力信号が相関なし
    であり、かつ前記請求項1記載の相関検出回路からの出
    力信号が相関ありの場合は振幅「0」の状態を出力し、
    前記請求項1記載の第2の遅延回路からの出力信号が相
    関なしであり、かつ前記請求項1記載の相関検出回路か
    らの出力信号も相関なしの場合は前記反転回路からの出
    力信号を出力しするように切り替えるスイッチ回路と、
    前記反転回路からの出力信号を0H入力端子に入力し、
    前記請求項1の第2のバンドパスフィルター回路からの
    出力信号を1H前入力端子に入力し、前記スイッチ回路
    からの出力信号を2H前入力端子に入力し、3ラインコ
    ム演算処理を行なう3ラインコム演算回路と、前記請求
    項1記載の第1の遅延回路からの出力信号より前記3ラ
    インコム演算回路の出力信号を引き算する引き算回路
    と、前記3ラインコム演算回路からの出力信号を入力と
    し、色副搬送波信号の帯域を通すフィルター特性を持つ
    フィルター回路を備えた事を特徴とする2ラインYC分
    離回路。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の2ラインYC分離回路に
    おいて、演算回路は前記請求項1記載の相関検出回路か
    らの出力信号と前記請求項1記載の第2の遅延回路から
    の出力信号とを入力とし、後述するスイッチ回路を切り
    替える制御信号を生成するスイッチ決定回路と、前記請
    求項1記載の第1のバンドパスフィルター回路からの出
    力信号を入力とし、その位相を反転させる反転回路と、
    前記請求項1記載の第2のバンドパスフィルター回路か
    らの出力信号より前記請求項1記載の第1のバンドパス
    フィルター回路からの出力信号を引き算する引き算回路
    と、前記引き算回路からの出力信号を半分の振幅にする
    割算回路と、前記請求項1記載の第2のバンドパスフィ
    ルター回路からの出力信号と前記割算回路からの出力信
    号とを前記スイッチ決定回路からの制御信号によって、
    前記請求項1記載の第2の遅延回路からの出力信号が相
    関なしの場合は前記割算回路の出力信号を出力し、前記
    請求項1記載の第2の遅延回路からの出力信号が相関あ
    りで、かつ前記請求項1記載の相関検出回路からの出力
    信号も相関ありの場合は前記割算回路の出力信号を出力
    し、前記請求項1記載の第2の遅延回路からの出力信号
    が相関ありで、かつ前記請求項1記載の相関検出回路か
    らの出力信号が相関なしの場合は前記請求項1記載の第
    2のバンドパスフィルター回路からの出力信号を出力す
    るように切り替えるスイッチ回路と、前記反転回路から
    の出力信号を0H入力端子に入力し、前記請求項1の第
    2のバンドパスフィルター回路からの出力信号を1H前
    入力端子に入力し、前記スイッチ回路からの出力信号を
    2H前入力端子に入力し、3ラインコム演算処理を行な
    う3ラインコム演算回路と、前記請求項1記載の第1の
    遅延回路からの出力信号より前記3ラインコム演算回路
    の出力信号を引き算する引き算回路と、前記3ラインコ
    ム演算回路からの出力信号を入力とし、色副搬送波信号
    の帯域を通すパスフィルター特性を持つフィルター回路
    を備えた事を特徴とする2ラインYC分離回路。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の2ラインYC分離回路に
    おいて、演算回路は前記請求項1記載の相関検出回路か
    らの出力信号と前記請求項1記載の第2の遅延回路から
    の出力信号と後述する第2の相関検出回路からの出力信
    号を入力とし、後述するスイッチ回路を切り替える制御
    信号を生成するスイッチ決定回路と、前記請求項1記載
    の第1のバンドパスフィルター回路からの出力信号を入
    力とし、その位相を反転させる反転回路と、前記請求項
    1記載の第2のバンドパスフィルター回路からの出力信
    前記反転回路からの出力信号が入力され前記2つの
    入力信号から輝度信号の相関の有無を判断して輝度信号
    の相関検出結果を出力する第2の相関検出回路と、前記
    反転回路からの出力信号と前記請求項1記載の第2のバ
    ンドパスフィルター回路からの出力信号と振幅「0」の
    状態を前記スイッチ決定回路からの制御信号によって、
    前記請求項1記載の第2の遅延回路からの出力信号が相
    関ありで前記第2の相関検出回路からの出力信号も相関
    ありの場合は前記反転回路からの出力信号を出力し、前
    記請求項1記載の第2の遅延回路からの出力信号が相関
    ありで前記第2の相関検出回路からの出力信号が相関な
    しの場合は前記請求項1記載の第2のバンドパスフィル
    ター回路からの出力信号を出力し、前記請求項1記載の
    第2の遅延回路からの出力信号が相関なしで前記請求項
    1記載の相関検出回路からの出力信号が相関ありの場合
    は振幅「0」の状態を出力し、前記請求項1記載の第2
    の遅延回路からの出力信号が相関なしで前記請求項1記
    載の相関検出回路からの出力信号も相関なしの場合は前
    記反転回路からの出力信号を出力するように切り替える
    スイッチ回路と、前記反転回路からの出力信号を0H入
    力端子に入力し、前記請求項1の第2のバンドパスフィ
    ルター回路からの出力信号を1H前入力端子に入力し、
    前記スイッチ回路からの出力信号を2H前入力端子に入
    力し、3ラインコム演算処理を行なう3ラインコム演算
    回路と、前記請求項1記載の第1の遅延回路からの出力
    信号より前記3ラインコム演算回路の出力信号を引き算
    する引き算回路と、前記3ラインコム演算回路からの出
    力信号を入力とし、色副搬送波信号の帯域を通すフィル
    ター特性を持つフィルター回路を備えた事を特徴とする
    2ラインYC分離回路。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の2ラインYC分離回路に
    おいて、演算回路は前記請求項1記載の相関検出回路か
    らの出力信号と前記請求項1記載の第2の遅延回路から
    の出力信号を入力とし、後述する第1のスイッチ回路を
    切り替える制御信号を生成する第1のスイッチ決定回路
    と、前記請求項1記載の相関検出回路からの出力信号と
    前記請求項1記載の第2の遅延回路からの出力信号を入
    力とし、後述する第2のスイッチ回路を切り替える制御
    信号を生成する第2のスイッチ決定回路と、前記請求項
    1記載の第1のバンドパスフィルター回路からの出力信
    号を入力とし、その位相を反転させる反転回路と、前記
    請求項1記載の第2のバンドパスフィルター回路からの
    出力信号より前記請求項1記載の第1のバンドパスフィ
    ルター回路からの出力信号を引き算する引き算回路と、
    前記引き算回路からの出力信号を半分の振幅にする割算
    回路と、前記割算回路からの出力信号と前記請求項1記
    載の第2のバンドパスフィルター回路からの出力信号と
    を前記第1のスイッチ決定回路からの制御信号によっ
    て、前記請求項1記載の第2の遅延回路からの出力信号
    が相関なしの場合は割算回路からの出力信号を出力し、
    前記請求項1記載の第2の遅延回路からの出力信号が相
    関ありで前記請求項1記載の相関検出回路からの出力信
    号も相関ありの場合は前記割算回路からの出力信号を出
    力し、前記請求項1記載の第2の遅延回路からの出力信
    号が相関ありで前記請求項1記載の相関検出回路からの
    出力信号が相関なしの場合は前記請求項1の第2のバン
    ドパスフィルター回路からの出力信号を出力するように
    切り替えて、その出力信号を後述する3ラインコム演算
    回路の2H前入力端子に入力する第1のスイッチ回路
    と、前記割算回路からの出力信号と前記請求項1記載の
    第2のバンドパスフィルター回路からの出力信号とを前
    記第2のスイッチ決定回路からの制御信号によって、前
    記請求項1記載の第2の遅延回路からの出力信号が相関
    ありの場合は前記請求項1の第2のバンドパスフィルタ
    ー回路からの出力信号を出力し、前記請求項1記載の第
    2の遅延回路からの出力信号が相関なしで前記請求項1
    記載の相関検出回路からの出力信号が相関ありの場合は
    前記請求項1の第2のバンドパスフィルター回路からの
    出力信号を出力し、前記請求項1記載の第2の遅延回路
    からの出力信号が相関なしで前記請求項1記載の相関検
    出回路からの出力信号も相関なしの場合は前記割算回路
    からの出力信号を出力するように切り替えて、その出力
    信号を後述する3ラインコム演算回路の1H前入力端子
    に入力する第2のスイッチ回路と、前記反転回路からの
    出力信号を0H入力端子に入力し、前記第1のスイッチ
    回路からの出力信号を2H前入力端子に入力し、前記第
    2のスイッチ回路からの出力信号を1H前入力端子に入
    力し、3ラインコム演算処理を行なう3ラインコム演算
    回路と、前記請求項1記載の第1の遅延回路からの出力
    信号より前記3ラインコム演算回路の出力信号を引き算
    する引き算回路と、前記3ラインコム演算回路からの出
    力信号を入力とし、色副搬送波信号の帯域を通すフィル
    ター特性を持つフィルター回路を備えた事を特徴とする
    2ラインYC分離回路。
  7. 【請求項7】 請求項3,4,5,6記載の2ラインY
    C分離回路において、3ラインコム演算回路は1H前入
    力信号と2H前入力信号とを入力し、2入力信号のうち
    振幅の小さい方の入力信号を出力する第1のMIN回路
    と、1H前入力信号と0H入力信号とを入力し、2入力
    信号のうち振幅の小さい方の入力信号を出力する第2の
    MIN回路と、1H前入力信号と0H入力信号とを入力
    し、2入力信号のうち振幅の大きい方の入力信号を出力
    する第1のMAX回路と、1H前入力信号と2H前入力
    信号とを入力し、2入力信号のうち振幅の大きい方の入
    力信号を出力する第2のMAX回路と、前記第1,2の
    MIN回路の出力信号を入力し、2入力信号のうち振幅
    の大きい方の入力信号を出力する第3のMAX回路と、
    前記第1,2のMIN回路の出力信号を入力し、2入力
    信号のうち振幅の小さい方の入力信号を出力する第3の
    MIN回路と、前記第1,2のMAX回路の出力信号を
    入力し、2入力信号のうち振幅の大きい方の入力信号を
    出力する第4のMAX回路と、前記第1,2のMAX回
    路の出力信号を入力し、2入力信号のうち振幅の小さい
    方の入力信号を出力する第4のMIN回路と、前記第3
    のMIN回路と前記第4のMAX回路の出力信号を入力
    し、それらを加算した後に半分の振幅にして出力する加
    算回路と、前記第3のMAX回路の出力信号と前記加算
    回路の出力信号を入力し、2入力信号のうち振幅の小さ
    い方の入力信号を出力する第5のMIN回路と、前記第
    3のMAX回路の出力信号と前記第4のMIN回路の出
    力信号を入力し、2入力信号のうち振幅の小さい方の入
    力信号を出力する第6のMIN回路と、前記第4のMI
    N回路の出力信号と前記加算回路の出力信号を入力し、
    2入力信号のうち振幅の小さい方の入力信号を出力する
    第7のMIN回路と、前記第5,6,7の出力信号を入
    力し、3入力信号のうちもっとも振幅の大きい入力信号
    を出力する第5のMAX回路を備えた事を特徴とする2
    ラインYC分離回路。
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