JP3508233B2 - 化粧シート - Google Patents

化粧シート

Info

Publication number
JP3508233B2
JP3508233B2 JP22427894A JP22427894A JP3508233B2 JP 3508233 B2 JP3508233 B2 JP 3508233B2 JP 22427894 A JP22427894 A JP 22427894A JP 22427894 A JP22427894 A JP 22427894A JP 3508233 B2 JP3508233 B2 JP 3508233B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
decorative sheet
adhesive layer
thermosetting adhesive
resin
containing polymer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP22427894A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0860109A (ja
Inventor
ゆか 今井
健二郎 黒田
達也 守満
義明 椎名
信明 堀井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toppan Inc filed Critical Toppan Inc
Priority to JP22427894A priority Critical patent/JP3508233B2/ja
Publication of JPH0860109A publication Critical patent/JPH0860109A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3508233B2 publication Critical patent/JP3508233B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Laminated Bodies (AREA)
  • Adhesive Tapes (AREA)
  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パーティクルボードや
MDF(Middle Density Fiber board) 等の家具部材、
ハウジング部材などの表面を装飾するための化粧シート
に関する。
【0002】
【従来の技術】建物の内装材料や家具用材料としてパー
ティクルボードやベニアなどが使用されているが、これ
らに木目などの装飾模様を付与することにより商品価値
を高めることが行われている。従来、装飾模様を付与す
る有力な方法の一つとして、塩化ビニルシート基材上に
木目などの模様が印刷された塩化ビニル化粧シートを、
そのシートの非印刷面に接着剤を塗工しながらパーティ
クルボードなどへ接着することが行われている。最近で
は、製造コストの低減と環境問題への配慮から、塩化ビ
ニル化粧シートに代えて、基材として紙を使用した化粧
シートを使用してパーティクルボードを装飾することが
試みられている。
【0003】ところで、このような化粧シートをパーテ
ィクルボードに接着する場合、従来の塩化ビニル化粧シ
ートの場合と同様に、化粧シートに溶剤系やエマルジョ
ン系などの接着剤を塗工ユニットで塗布し、乾燥機であ
る程度乾燥しながら、パーティクルボードなどに貼り合
わせている。しかし、この場合には、接着剤の粘度や塗
工速度等の塗工条件について最適条件を見出すことが困
難であるという問題があった。また、接着剤を乾燥する
際に化粧シートに大きなカールが発生し、そのために貼
着性が大きく低下したり、貼着時に紙切れが起こり易く
なったりするなどの問題があった。更に、接着剤が紙基
材から裏抜けし、化粧シートとして使用できなくなり、
生産性が大きく低下するという問題もあった。
【0004】これに対し、溶剤系やエマルジョン系など
の接着剤に代えてホットメルト接着剤を使用することも
考えられる。しかし、ホットメルト接着剤は温度により
粘着性の程度が大きく異なるために、ホットメルト接着
剤で化粧シートをパーティクルボードなどに貼着する場
合には、加熱溶融した直後に化粧シートを貼着しない
と、化粧シートの接着状態が不十分となり、剥離しやす
くなるという問題があった。
【0005】これらの問題を解決するために、本出願人
は、先に、紙ベース基材に感熱遅延型粘着剤層を設けて
なる化粧シートを使用することを提案した(特願平6−
127722号明細書)。この感熱遅延型粘着剤層は、
ポリ酢酸ビニルやウレタン樹脂などの高分子化合物と、
ロジン誘導体やフェノール樹脂などの粘着性付与剤と、
フタル酸エステルなどの固体可塑剤と、更に化粧シート
の耐水性やその表面硬度を向上させるための架橋剤とを
含有しており、加熱直後の粘着性がしばらく時間が経過
した後も保持される性質を有している。そのため、化粧
シートの全域をパーティクルボードなどに均一に貼着す
ることができる。よって、カールの発生や紙切れの発生
を大きく抑制することができる。また、感熱遅延型粘着
剤層の塗工条件を、化粧シートとパーティクルボードと
の接着条件と独立的に定めることができるので、最適塗
工条件の設定が容易となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、感熱遅
延型粘着剤層を設けた化粧シートの場合、感熱遅延型粘
着剤層の粘着力が、それに添加された架橋剤の影響のた
めに、時間の経過に伴って低下したり、いったんパーテ
ィクルボードに貼着した後も、約60℃以上の高温雰囲
気下で保持すると粘着力が低下するという点で問題があ
った。
【0007】本発明は、以上のような従来技術の問題点
を解決しようとするものであり、カールや紙切れを抑制
できるように、化粧シートをパーティクルボードなどに
強固かつ均一に貼着できるようにし、パーティクルボー
ドなどに貼着された化粧シートが高温雰囲気下で保持し
た場合でも優れた接着力を保持できるようにすることを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者は、化粧シート
に設ける接着剤層として、カルボジイミド基含有ポリマ
ーを含有する熱硬化性接着剤層を使用することにより上
述の目的が達成できることを見出し、本発明を完成させ
るに至った。
【0009】即ち、本発明は、基材とその片面に形成さ
れた熱硬化性接着剤層とからなる化粧シートにおいて、
熱硬化性接着剤層が、後述する式(1)で表されるカル
ボジイミド基含有ポリマーと、ウレタン樹脂、アクリル
樹脂、ポリエステル樹脂、アクリル/塩酢ビ共重合体、
ポリアミド樹脂又はポリビニルアルキルエーテル樹脂か
らなるバインダー樹脂とを含有することを特徴とする化
粧シートを提供する。
【0010】以下、本発明を図面を参照しながら詳細に
説明する。
【0011】図1は、基材1とその上に形成された熱硬
化性接着剤層2からなる本発明の基本的態様の化粧シー
トの断面図であり、図2は、熱硬化性接着剤層2と反対
側の基材1の表面上に印刷層3、更にトップコート層4
が形成された態様の化粧シートの断面図である。
【0012】本発明の化粧シートの特徴は、熱硬化性接
着剤層2がカルボジイミド含有ポリマーを含むことであ
る。このカルボジイミド含有ポリマーは、その分子中に
少なくとも一つ以上のカルボジイミド基(−N=C=N
−)を有し、通常、室温で固体のポリマーである。この
ポリマーは、加熱溶融すると、カルボジイミド基の二重
結合が開環重合して内部架橋反応を起して硬化し、熱硬
化性接着剤層2に優れた耐熱性と耐水性とを付与する。
この場合、その重合は、通常、加熱溶融後1〜2分で開
始する。従って、熱硬化性接着剤層2は、加熱後1〜2
分間は硬化せずにその軟化もしくは溶融流動状態を保持
することができる。よって、パーティクルボードなどに
均一に仮接着させた後に十分に硬化させることができる
ので、良好な接着状態を得ることができる。
【0013】また、カルボジイミド基は、活性水素を有
する活性水素化合物に対して反応性を有する。従って、
熱硬化性接着剤層2の架橋密度は、活性水素を有する架
橋剤により高めることができる。
【0014】本発明で使用するカルボジイミド含有ポリ
マーとしては、公知のものを使用することができる(米
国特許2,941,956号明細書;特公平47−33
279号公報;J.Org.Chem.,28,206
9〜2075(1963);Chemical Rev
iew 81(4),619〜621(1981)
等)。中でも、カルボジイミド含有ポリマーとしては、
製造し易さなどの点から、式(1)
【0015】
【化2】 (式中、Rは、有機ジイソシアネート残基であり、nは
10〜10,000、好ましくは50〜5,000の数
である。)で表されるポリカルボジイミドを含有するも
のを好ましく例示することができる。これらは、有機ジ
イソシアネートの脱二酸化炭素を伴う縮合反応を利用す
る公知の方法により容易に製造することができる。
【0016】式(1)において、Rとしては、1,6−
ヘキサメチレンジイソシアネート等の脂肪族系ジイソシ
アネート残基、イソホロンジイソシアネート等の脂環式
系ジイソシアネート残基、トリレンジイソシアネート等
の芳香族系ジイソシアネート残基、キシリレンジイソシ
アネート等の芳香族−脂肪族系ジイソシアネート残基、
これらの混合物残基を例示することができる。従って、
式(1)のカルボジイミド基含有ポリマーとしては、例
えば、以下式(2)〜(16)
【0017】
【化3】
【0018】
【化4】 で表されるものを例示することができる。これらの中で
もRが芳香族系ジイソシアネート残基が好ましい。具体
的なカルボジイミド基含有ポリマーとしては、カルボジ
ライト10M−SP、カルボジライトIM−50、カル
ボジライト9010(いずれも日清紡製)等で特定され
る市販品を使用することができる。
【0019】なお、式(1)のカルボジイミド基含有ポ
リマーの末端は、モノイソシアネート化合物等により封
止されていてもよい。
【0020】以上説明したカルボジイミド基含有ポリマ
ーは、テトラクロロエチレンなどの有機溶媒に溶解した
溶液として、あるいは溶液から沈殿させた粉末として得
ることができる。カルボジイミド基含有ポリマーとして
粉末を使用する場合には、その溶融温度が好ましくは8
0〜180℃、より好ましくは100〜160℃となる
ようにnの値やRなどを設定する。これは、溶融温度が
80℃より低い場合には、カルボジイミド基含有ポリマ
ーを含有する塗液又は塗工物の安定性に問題が生じ、溶
融温度が180℃を超えると貼着条件が厳しくなるため
である。
【0021】本発明において、熱硬化性接着剤層2に
は、カルボジイミド基含有ポリマーに加えてバインダー
樹脂を添加することができる。特に、カルボジイミド基
含有ポリマーが粉体の場合には、バインダー樹脂にカル
ボジイミド基含有ポリマーを分散保持させることが好ま
しい。
【0022】このようなバインダー樹脂としては、カル
ボジイミド基含有ポリマーとの分散性が良好であり且つ
基材1へ均一に成膜できるものを使用することが好まし
い。例えば、ウレタン樹脂、アクリル樹脂、ポリエステ
ル樹脂、アクリル/塩酢ビ共重合体、ポリアミド樹脂、
ポリビニルアルキルエーテル樹脂などの熱可塑性樹脂を
使用することができる。特に、ポリビニルアルキルエー
テル樹脂のうちポリビニルブチルエーテルなどの室温で
粘着性を有する樹脂を使用することにより、熱硬化性接
着剤層2を熱硬化させる前にパーティクルボードなどへ
仮貼着できるようになり、取扱性が向上するので好まし
い。
【0023】なお、バインダー樹脂を使用する場合、そ
の使用量が多すぎると熱硬化後の接着力が低下するおそ
れがあり、少なすぎると成膜性が低下するので、バイン
ダー樹脂の固形分に対してカルボジイミド基含有ポリマ
ーの含有量が2重量%〜200重量%となるようにす
る。
【0024】熱硬化性接着剤層2の厚みは、使用目的に
応じて適宜設定することができるが、通常は5〜200
μmとすることが好ましい。
【0025】熱硬化性接着剤層2には、前述したよう
に、活性水素を有する架橋剤を添加することができる。
【0026】本発明の化粧シートにおいて使用する基材
1としては、環境問題、原料コスト、印刷適性などの点
から紙を好ましく使用することができる。この場合、紙
の種類には特に限定はなく、例えば、上質紙、アート
紙、コート紙、加工紙などを使用目的に応じて適宜使用
することができる。また、紙の坪量なども使用目的など
に応じて適宜設定することができるが、通常は20〜1
00g/m2 とすることが好ましい。
【0027】その他に基材1としては、ポリプロピレ
ン、ポリエステル、ポリ塩化ビニルなどのプラスチック
のフィルムあるいはシートや、ポリプロピレン繊維など
からなる不織布などを使用することもできる。また、紙
にこれらを積層した複合基材も使用することができる。
この場合には、基材1の機械的強度を向上させることが
でき、しかも印刷インクの遮断性も向上させることがで
きる。
【0028】印刷層3は、化粧シートに所望の絵柄を付
与するものであり、一般的な印刷インクを使用すること
ができる。
【0029】トップコート層4は、化粧シートの表面保
護のために設けられる。また、トップコート層4を設け
ることにより、熱硬化性接着剤層2の形成時及び熱硬化
性接着剤層2の加熱硬化時に、接着剤が基材1としての
紙を裏抜けしないようにすることができる。このような
トップコート層4は一般的なトップコート用樹脂、例え
ば硬化型ウレタン樹脂などから形成することができる。
【0030】本発明の化粧シートは、常法により製造す
ることができる。例えば、図2の態様の化粧シートは、
基材1に印刷を施して印刷層3を形成し、更にその印刷
層3上にトップコート層を形成する。そして、基材1の
非印刷面に、カルボジイミド基含有ポリマー粉末をバイ
ンダー樹脂と溶媒とに分散させた分散液を塗工し、乾燥
することにより製造することができる。
【0031】次に、本発明の化粧シートをパーティクル
ボードにラッピング(貼着)する方法の一例を図3のラ
ッピング装置を適用する場合について説明する。
【0032】まず、巻き出しロールAに巻かれた本発明
の化粧シート31を、ガイドローラー33及び34によ
り図中の矢印の方向へ搬送する。このとき、ガイドロー
ラ33と34との間で、カルボジイミド基含有ポリマー
を含有する熱硬化性接着剤層が形成された側の化粧シー
ト表面31aに、熱風発生装置32から120℃〜30
0℃程度の熱風を吹き付け、熱硬化性接着剤層を軟化も
しくは溶融させる。なお、熱風発生装置32に代えてヒ
ートロールを使用することもできる。また、粉末状のカ
ルボジイミド基含有ポリマーを使用する場合、内部架橋
反応を起こさせるために、それが溶融する温度以上に加
熱する必要がある。
【0033】これとは別に、搬送ローラー35で、化粧
シート31を貼着する対象、例えばパーティクルボード
36を点線矢印の方向に搬送する。このとき、パーティ
クルボード36の表面36a上に付着している塵や埃
は、搬送ローラー35の搬入部35a近傍に設けられた
バキュームクリーナー37により除去しておく。
【0034】次に、ガイドローラ34を経た化粧シート
31の熱硬化性接着剤層側の化粧シート表面31aを、
圧着ローラ38によりパーティクルボード36に圧着す
る。このとき、熱硬化性接着剤層は硬化せずに軟化ある
いは溶融しているので、パーティクルボード36に均一
且つ十分に仮接着することができる。そして、仮接着後
に内部架橋反応がはじまり強固で均一に化粧シート31
をパーティクルボード36に接着することができる。
【0035】
【作用】本発明の化粧シートの熱硬化性接着剤層は、カ
ルボジイミド基含有ポリマーを含有する。このカルボジ
イミド基含有ポリマーは、加熱溶融すると、カルボジイ
ミド基の二重結合が開環重合して内部架橋反応を起して
硬化し、熱硬化性接着剤層に優れた耐熱性と耐水性とを
付与する。この場合、その重合は、通常、加熱溶融後1
〜2分で開始する。従って、熱硬化性接着剤層2は、加
熱後1〜2分間は硬化せずにその軟化もしくは溶融状態
を保持することができる。よって、パーティクルボード
などに均一に仮接着させた後に十分に硬化させることが
できるので、良好な接着状態を得ることが可能となる。
【0036】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて具体的に説
明する。なお、比較例1及び2は、従来例において言及
した特願平6−127722号明細書の感熱遅延型粘着
層を有する化粧シートの例である。
【0037】実施例1 坪量30g/m2 の紙に、ニトロセルロース樹脂バイン
ダーを含む樹脂インクで木目模様をグラビア印刷し、そ
の印刷面上にトップコート層として、約9g/m2 の割
合で硬化型ウレタン樹脂を塗工した。
【0038】次に、上述の紙の非印刷面に、ウレタン樹
脂バインダー30重量部、融点140℃の粉末状カルボ
ジイミド基含有ポリマー(カルボジライト9010、日
清紡製)15重量部及び溶媒(トルエン/MEK/エタ
ノール(4/5/1))からなる固形分45%の熱硬化
性接着剤組成物を乾燥厚で25μmとなるように塗工
し、熱硬化性接着剤層を形成することにより化粧シート
を作製した。
【0039】得られた化粧シートを、図3のラッピング
装置(ラッピング速度50M/min)を使用して被ラッピン
グ材(MDF)にラッピングした。この際、熱硬化性接着
剤層を熱風(吹出口温度300℃)で溶融させ、硬化が始
まる前に被ラッピング材に仮接着し、更に硬化させた。
その結果化粧シートは、外見上、良好に接着できた。
【0040】実施例2 アクリル樹脂バインダー(BR106、三菱レーヨン株
式会社製)25重量部、融点140℃の粉末状カルボジ
イミド基含有ポリマー(カルボジライト9010、日清
紡製)8重量部及び溶媒(トルエン/MEK(1/
1))からなる固形分45%の熱硬化性接着剤組成物を
使用して、乾燥厚30μmの熱硬化性接着剤層を形成す
る以外は実施例1と同様に化粧シートを作製し、ラッピ
ングした。その結果、外見上、良好に接着できた。
【0041】実施例3 ポリエステル樹脂バインダー(バイロン20SS、東洋
紡株式会社製)20重量部、融点140℃の粉末状カル
ボジイミド基含有ポリマー(カルボジライト9010、
日清紡製)5重量部及び溶媒(トルエン/MEK(1/
1))からなる固形分45%の熱硬化性接着剤組成物を
使用して、乾燥厚25μmの熱硬化性接着剤層を形成す
る以外は実施例1と同様に化粧シートを作製し、ラッピ
ングした。その結果、外見上、良好に接着できた。
【0042】実施例4 アクリル/塩酢ビ共重合体樹脂バインダー30重量部、
融点140℃の粉末状カルボジイミド基含有ポリマー
(カルボジライト9010、日清紡製)12重量部及び
溶媒(トルエン/MEK(1/1))からなる固形分4
5%の熱硬化性接着剤組成物を使用して、乾燥厚40μ
mの熱硬化性接着剤層を形成する以外は実施例1と同様
に化粧シートを作製し、ラッピングした。その結果、外
見上、良好に接着できた。
【0043】実施例5 ポリアミド樹脂バインダー(トーマイド1310、富士
化成株式会社製)30重量部、融点140℃の粉末状カ
ルボジイミド基含有ポリマー(カルボジライト901
0、日清紡製)12重量部及び溶媒(トルエン/IPA
(2/8))からなる固形分35%の熱硬化性接着剤組
成物を使用して、乾燥厚40μmの熱硬化性接着剤層を
形成する以外は実施例1と同様に化粧シートを作製し、
ラッピングした。その結果、外見上、良好に接着でき
た。
【0044】比較例1 熱硬化性接着剤層に代えて、ウレタン樹脂バインダー1
0重量部とロジンエステル10重量部とフタル酸ジシク
ロヘキシル10重量部とからなる固形分50%の感熱遅
延型粘着組成物を使用し、乾燥厚20μmの感熱遅延型
粘着層を形成する以外は実施例1と同様に化粧シートを
作製し、ラッピングした。その結果、外見上、良好に接
着できた。
【0045】比較例2 比較例1の感熱遅延型粘着組成物に、更にエポキシ系架
橋剤(BXX4867、東洋インキ製造株式会社製)1
重量部を添加する以外は比較例1と同様に化粧シートを
作製し、ラッピングした。その結果、外見上、良好に接
着できた。
【0046】(評価)化粧シートがラッピングされた実
施例及び比較例の被ラッピング材(MDF)について、
その化粧シートの接着力と耐熱性(耐温水性)とを以下
に示す方法により試験評価した。
【0047】接着力試験 常温(23℃)雰囲気と60℃雰囲気とにおいて、それ
ぞれ180°剥離によるピール強度 (gf/25mm) を測定
した。その結果を表1に示す。なお、表中において、
「材破」とは化粧シートが破断した場合を意味する。
【0048】耐温水性試験 化粧シートでラッピングした被ラッピング材を70℃の
温水中に2時間浸漬した後に、60℃雰囲気中に被ラッ
ピング材をそれが乾燥するまで放置し、乾燥後の化粧シ
ートが被ラッピング材から浮いたり剥がれたりしていな
いかを以下の評価基準で目視にて評価した。
【0049】[耐温水性評価基準] ランク 状態 ○: 化粧シートの浮きや剥がれがない場合 ×: 化粧シートの浮き又は剥がれがある場合
【0050】
【表1】 表1からわかるように、実施例の化粧シートは常温及び
高温(60℃)においても十分な接着力が得られ、耐温
水も十分なものであった。
【0051】一方、比較例1及び2の化粧シートは、い
ずれも60℃雰囲気では大きく接着力が低下した。特に
比較例1の化粧シートは耐温水性が不十分であった。
【0052】
【発明の効果】本発明の化粧シートによれば、パーティ
クルボードなどに化粧シートを貼着する際のカールや紙
切れを大きく抑制することができ、強固かつ均一に貼着
できる。また、貼着された化粧シートは高温雰囲気下に
おいても優れた接着力を保持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の化粧シートの断面図である。
【図2】本発明の別の態様の化粧シートの断面図であ
る。
【図3】化粧シートのラッピング装置の説明図である。
【符号の説明】
1 基材 2 熱硬化性接着剤層 3 印刷層 4 トップコート層 31 化粧シート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 椎名 義明 東京都台東区台東一丁目5番1号 凸版 印刷株式会社内 (72)発明者 堀井 信明 東京都台東区台東一丁目5番1号 凸版 印刷株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−113020(JP,A) 特開 平3−111471(JP,A) 特開 平5−25456(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C09J 7/02 B32B 27/00 C09J 179/00 E04F 13/00 B32B 33/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基材とその片面に形成された熱硬化性接
    着剤層とからなる化粧シートにおいて、熱硬化性接着剤
    層が、式(1) 【化1】 −(N=C=N−R)n− (1)(式中、Rは有機ジイソシアネート残基であり、nは1
    0〜10,000の数である。)で表されるカルボジイ
    ミド基含有ポリマーと、ウレタン樹脂、アクリル樹脂、
    ポリエステル樹脂、アクリル/塩酢ビ共重合体、ポリア
    ミド樹脂又はポリビニルアルキルエーテル樹脂からなる
    バインダー樹脂と を含有することを特徴とする化粧シー
    ト。
  2. 【請求項2】 カルボジイミド基含有ポリマーが、80
    ℃〜180℃の溶融温度を有する請求項1記載の化粧シ
    ート。
  3. 【請求項3】 カルボジイミド基含有ポリマーの含有量
    が、バインダー樹脂固形分に対して2〜200重量%で
    ある請求項1又は2記載の化粧シート。
  4. 【請求項4】 熱硬化性接着剤層と反対側の基材面上
    に、印刷層、更にトップコート層が形成されている請求
    項1〜のいずれかに記載の化粧シート。
JP22427894A 1994-08-24 1994-08-24 化粧シート Expired - Fee Related JP3508233B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22427894A JP3508233B2 (ja) 1994-08-24 1994-08-24 化粧シート

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22427894A JP3508233B2 (ja) 1994-08-24 1994-08-24 化粧シート

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0860109A JPH0860109A (ja) 1996-03-05
JP3508233B2 true JP3508233B2 (ja) 2004-03-22

Family

ID=16811274

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22427894A Expired - Fee Related JP3508233B2 (ja) 1994-08-24 1994-08-24 化粧シート

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3508233B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100460616C (zh) * 2006-06-19 2009-02-11 上海斯米克建筑陶瓷股份有限公司 一种复合保温瓷板
JP2012086363A (ja) * 2010-10-15 2012-05-10 Techno Polymer Co Ltd 積層体
US9376596B2 (en) * 2012-03-09 2016-06-28 Hitachi Metals, Ltd. Adhesive film and flat cable using the same
CN113544231A (zh) * 2019-03-07 2021-10-22 巴斯夫欧洲公司 基于碳二亚胺化学的胶粘剂

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0860109A (ja) 1996-03-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0330519B2 (ja)
JP5708153B2 (ja) 真空成形用加飾フィルム、加飾成形品、およびその製造方法
JP5892405B2 (ja) 真空成形用加飾フィルム、加飾成形品、およびその製造方法
JP3508233B2 (ja) 化粧シート
JP2004197049A (ja) 水性接着剤
JPH073221A (ja) 装飾用粘着シート
JPS62240589A (ja) マ−カ−アツセンブリ
JPH10287857A (ja) 接着剤組成物、それを用いた接着方法ならびに化粧シート被覆材料の製造方法
JP3765514B2 (ja) 転写シート及びそれを用いた転写画像形成方法
JPH08218055A (ja) 化粧シート
JP6579455B2 (ja) 真空成形用加飾フィルム、加飾成形品、およびその製造方法
JP3041079B2 (ja) 溶液接着剤およびプリントラミネーション用接着剤
JP3358312B2 (ja) 板材の化粧方法及び化粧紙
JPH05230429A (ja) プライマー組成物
JP3324627B2 (ja) 板材の化粧方法
JP2636886B2 (ja) 熱硬化性被覆用シート
JPH08283674A (ja) 化粧シート及び化粧シート貼着材料の製造方法
JPH0557843A (ja) 可塑化基体に永久接着する背面接着性フイルム複合体
JPH08199149A (ja) ポリウレタン接着剤及びこの接着剤を使用する化粧シート被覆材料の製造方法
JPH10100596A (ja) 化粧板の製造方法及びそれにより製造される化粧板
EP0688844A2 (en) A clinging sheet
JPH06322325A (ja) 粘着テープ
JP2000265123A (ja) マーキングフィルム及び複合マーキングフィルム
JP2002146274A (ja) プライマ及び粘着テープ
JPH08100121A (ja) 熱硬化性樹脂組成物

Legal Events

Date Code Title Description
A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20031215

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080109

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090109

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100109

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100109

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110109

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120109

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130109

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees