JP3765514B2 - 転写シート及びそれを用いた転写画像形成方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はゼログラフィ方式により、普通紙等の被転写材にトナー画像を静電転写する工程を有する電子写真複写機や熱転写記録方式により、被転写材に熱溶融性インク、昇華染料等を転写する工程を有するプリンタやインクジェット方式により水性インクや熱溶融性インクを被転写材に転写する工程を有するプリンタ(以下、複写装置と略称する)に用いられる転写シートに関し、より詳細には、複写装置で形成した転写シート上の画像を他の基材、例えば布、キャンバス、プラスチック、紙、木材、皮革、ガラス、陶器、金属等の基材、特にプラスチック、木材、皮革、ガラス、陶器、金属等従来の加熱、加圧による転写絵付けが困難であった基材等に再転写する工程に使用される転写シートに関するものであり、また、これを用いた画像形成方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年の複写装置の普及、発展に伴い、単に普通紙上に複写画像を形成するという複写装置本来の用途にとどまらず、その機能を応用して新しい用途を開拓する試みがなされている。
このような新しい用途の一つとして、複写装置で作成した画像を布や皮革、キャンバス、プラスチック、木材、ガラス、陶器、金属等の他の基材に再転写、定着して使用する例がある。このような使用方法は、例えばオーダーメイドのTシャツやトレーナー、エプロン、ジャンバー、コップ、皿、ステンドグラス、パネル複製絵画のような大量生産しない個人向け、もしくは小ロットの商品の製造方法として有効な手段であり、さらに最近では高品質画像が得られるフルカラー複写機を使用することも可能となったため、より高品質な画像が手軽にプリントできるようになり、さらに需要が拡大しつつある。
【0003】
このような被転写体にトナー画像を転写して転写画像を形成するための転写シートしては、例えば特開昭52−82509号公報に開示されているように、支持体上にシリコン及びフッ素化重合体よりなる群から選択する粘着物質からなる粘着要素の上に特定の低温溶融性重合体よりなる下塗り層を設けたものがある。これは画像再転写の際、画像形成した転写シートの低温溶融性重合体よりなる下塗り層と布等を合わせ、加熱、加圧することにより軟化した下塗り層と画像が一体化して転写するものである。
本発明では、このような加熱、加圧により転写絵付けを行なう方式を、以後乾式転写と呼称する。
【0004】
一方、水透過性の台紙の表面に水溶性樹脂を主体とする剥離層、被転写体に接着性を有する接着剤層、画像が形成される画像保持層が順次積層されてなる転写シートが提案されており、このような転写シートの例としては、例えば特開平8−108610号公報に開示されているものがある。
【0005】
このような転写シートは、画像形成後、転写シートを水中に浸漬し、剥離層を溶解させることで画像保持層/接着剤層膜を台紙から剥離可能とし、台紙からスライド剥離させた画像保持層/接着剤層膜をガラス、プラスチック等の基材に貼り付け、乾燥して転写画像を形成させるものである。
本発明では、このような水中に浸漬して剥離転写する方式を、以後湿式転写と呼称する。
【0006】
湿式転写は乾式転写シートに比べ、加熱、加圧処理のための特別な装置を必要とせず、ガラス、プラスチック等の加熱、加圧より変形や破れを起こす基材へも問題なく転写でき、任意の曲面形状のものにも簡単に転写できるという点で優れた方式である。
【0007】
しかしながら、上記特開平8−108610号公報に開示されている転写シートでは、水中浸漬後、画像保持層/接着剤層膜をスライド剥離させて、被転写体上に仮り置きした場合、該公報の接着剤層は常温で接着性を有するため、すぐに部分的に接着してしまい、位置の修正が困難であったり、シワが入った場合、シワを取り除くことが著しく困難である、といった欠点がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記のような事情に鑑みなされたもので、湿式転写方式において、剥離が短時間でできると共に、画像保持層膜を被転写体上に仮置きしても自由に位置の修正ができ、シワが入っても容易にシワを取り除くことができ、しかも被転写体へ十分な結着性が確保きる転写シートを提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは鋭意検討した結果、上記課題は、(1)「水透過性支持体上に水溶性樹脂を主体とする剥離層、加熱により粘着性及び/又は接着性を発現する結着剤層、画像が形成される画像保持層が順次積層されてなることを特徴とする湿式転写用の転写シート。」、(2)「結着剤層の乾燥付着量が0.1g/m2〜30g/m2であることを特徴とする前記(1)項に記載の転写シート。」、(3)「結着剤層が加熱により粘着性を発現するディレードタック粘着剤を主体として含有していることを特徴とする前記(1)項又は(2)項に記載の転写シート。」、(4)「結着剤層が加熱により接着性を発現するホットメルト接着剤を主体として含有していることを特徴とする前記(1)項又は(2)項に記載の転写シート。」、(5)「ディレードタック粘着剤がスチレン−アクリル酸エステル共重合体を主成分としてなることを特徴とする前記(3)項に記載の転写シート。」、(6)「ホットメルト接着剤がスチレン−アクリル酸エステル共重合体及び/又は熱可塑性ウレタン樹脂を主成分としてなることを特徴とする前記(4)項に記載の転写シート。」、(7)「水溶性樹脂がケン化度90%以下で、かつ重合度1000以下のポリビニルアルコールを主成分としてなることを特徴とする前記(1)項乃至(6)項のいずれか1に記載の転写シート。」(8)「水溶性樹脂がケン化度90%以下で、かつ重合度1000以下のイタコン酸変性ポリビニルアルコールを主成分としてなることを特徴とする前記(1)項乃至(6)項のいずれか1に記載の転写シート。」および(9)「画像保持層が酢酸ビニルの単独重合体又は共重合体を主成分としてなることを特徴とする前記(1)項乃至(8)項のいずれか1に記載の転写シート。」により解決されることを見い出した。
【0010】
また上記課題は、(10)「電子写真方式により像受容体にトナー像を形成する画像形成方法を用いて前記(1)項乃至(9)項のいずれか1に記載の転写シートに画像形成したことを特徴とする画像形成転写シート。」および(11)「熱記録方式により熱溶融インク層又は熱昇華性染料を受容紙上に転写する画像形成方法を用いて前記(1)項乃至(9)項のいずれか1に記載の転写シートに画像形成したことを特徴とする画像形成転写シート。」により解決されることを見い出した。
【0011】
さらに上記課題は、(12)「前記(1)項乃至(9)項のいずれか1に記載の転写シートの画像保持層に画像形成し、該画像形成転写シートを水中に浸漬し、剥離可能となった画像形成画像保持層/結着剤層一体化膜を被転写体に結着剤層と被転写体を合わせ、仮着し、加熱処理することを特徴とする転写画像形成方法。」により解決されることを見い出した。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の内容をさらに詳しく説明する。
すなわち、本発明の転写シートは、上記特開平8−108610号公報記載の転写シートにおける接着剤層が加熱により粘着性及び/又は接着性を発現する結着剤層となっているため、水中浸漬後、画像保持層/結着剤層膜をスライド剥離させて被転写体上に仮着しても、加熱しなければ粘着性及び/又は接着性を発現しない結着剤層が被転写体と接触しているため、仮着の時点では容易に位置の修正やシワの除去が可能である。
位置の確定やシワの除去後、乾燥し、加熱処理することで被転写体と接触している結着剤層が粘着性及び/又は接着性を発現し、被転写体への結着性が確保される。
【0013】
本発明における転写シートの結着剤層は、上記の如く常温付近では粘着性及び/又は接着性を有しておらず、加熱によって初めて粘着性及び/又は接着性を発現するという機能が特徴であり、本願明細書に記載のディレードタック粘着剤、ホットメルト接着剤のみに限定されないことは明白である。
また、これらディレードタック粘着剤とホットメルト接着剤を混合したものも本発明における転写シートの結着剤層として好適に使用し得る。
本発明でいう常温付近とは概ね5〜40℃の範囲を指し、加熱とは概ね40℃以上の温度環境下に置くことをいう。
【0014】
本発明でいうディレードタック粘着剤は常温付近では粘着性がないが、加熱によって粘着性が発現し、冷却後も半永久的に持続するものであり、一般的には結晶性の固体可塑剤とポリマーを主成分としてなる。この固体可塑剤は常温付近ではほとんど可塑化作用がないが、高温では溶融してポリマーに溶け込み、通常の可塑剤と同様にポリマーを軟化させて粘着性を付与する。
【0015】
これらディレードタック粘着剤の詳細な組成、材料名等は「接着便覧」第12版(高分子刊行会発行、昭和55年)に記載されており、本発明ではこれらを使用することができる。すなわちこの接着剤には、結晶性の固体可塑剤が含まれている。この可塑剤は常温ではほとんど可塑化作用がないが、高温では溶融してポリマーに溶けこみ、通常の可塑剤と同様にポリマーを軟化させて粘着性を付与する。最も簡単な製法は、エマルジョンと固体可塑剤を混合してボールミルで練る方法である。配合組成は、100部のベースポリマー、30〜100部のタッキファイヤー、5〜20部のワックス、1〜2部の老化防止剤、0〜20部のフィラー、0〜70部の可塑剤・オイル、及び適量の溶剤からなるのが普通である。ベースポリマーとしては比較的低分子量で感温性のよいもの、タッキファイヤーも液状か融点80℃位までのものが良い。いずれもエーテル結合などセグメントの自由度が大きく動きやすい分子構造を持っているものを選ぶ。ワックスは常温では他の成分に相溶性が悪く、加温時相溶し結晶化が遅いものがよい。すなわちディレードタックをだすには、成分の相溶性と結晶性、分子運動の持続性をバランスよく組合せることである。他の方法として、タッキファイヤーや可塑剤をマイクロカプセルに封入し、他の成分と均一分散させておき、加熱によりカプセルが融けて相溶しタックが発現する方法もある。組成の一例を具体的に示すと、無論これに限らないが、つぎのとおりである。
組成の一例
インデン樹脂 45重量部
エチルセルロース 10重量部
フタル酸ジフェニル 45重量部
アミン分散剤 6重量部
水 169重量部
ポリメタクリル酸ブチルエマルジョン(50%濃度) 10重量部
このようなディレードタック粘着剤の中でも、ポリマーとして、スチレン−アクリル酸エステル共重合体を主成分としてなるものは粘着力の強さや粘着力の持続性の点で優れており好ましい。
【0016】
本発明でいうホットメルト接着剤は、熱可塑性ポリマーをベースとする固体の接着剤で、加熱すると融解し、冷却すると固化する。接着は樹脂の溶融状態で行ない、結合は接着後の冷却によって生じる。このホットメルト接着剤は溶剤や水を含まない。熱可塑性の高分子ポリマーをベースとする固体の接着剤で、加熱すると融解し、冷却すると固化する。接着は樹脂の溶融状態で行い、結合は接着後の冷却によって生じる。
本発明でいうホットメルト接着剤としては、いわゆるドライラミネート用接着材料も含まれる。
【0017】
ホットメルト接着剤の構成成分は、天然ポリマーをベースとするものから新しい合成ポリマー、あるいはそれらの混合物を主とした組成を含み、その種類は非常に広範囲にわたっているが、一般的には上記熱可塑性ポリマー、ワックス類、可塑剤、粘着付与剤、酸化防止剤、熱安定剤、充填剤等により構成される。
これら各組成物は、新高分子文庫8「接着百科(上)」(芝崎一郎著)の210ページから214ページに記載されており、本発明ではこれらを使用することができる。すなわち、このホットメルト接着剤の原料ポリマーとして、エチルセルロース、酢酸ビニル樹脂およびその誘導体、ポリエチレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ブチルメタクリル樹脂、ポリスチレンおよび共重合体、ポリイソブチレン、炭化水素樹脂(石油樹脂)、ポリプロピレン、ポリアミド樹脂、ポリエステル樹脂、エチレン三元重合体、フェノキシ樹脂(可塑化したもの)、トランスポリイソプレン等を挙げることができ、これらに相溶性のポリブテン、ブチルゴム、β−ピネン樹脂、エポキシ樹脂、マレイン酸樹脂、フェノール樹脂、ユリア系樹脂、ポリビニルエーテル、エステルガム、ダンマー樹脂、ピンゾール樹脂、ポリエステル樹脂、アクリル系樹脂等を含むことができ、また、古くから使用されてきたクマロンインデン樹脂、ロジンおよびその誘導体、鉱物系、植物系、石油系ワックス、動植物膠、アルキド樹脂、テルペン樹脂、フェノール樹脂、アスファルトおよびコールタールピッチをも使用することができ、その他の原料ポリマーとして、天然ゴムおよグタペルカ(イソプレンのトランス型重合物)、さらに天然ゴムと類似の構造を持つ合成物として、コーラルゴム(Firestone Tire & Rubber)、アメボールSN(Goodrich)などがあり、また弾性を要しない場合には、合成イソプレンをも使用することができる。
【0018】
上記のように、本発明におけるホットメルト接着剤の構成成分は天然ポリマーをベースとするものから新しい合成ポリマー、あるいはそれらの混合物を主とした組成を含むが、上記樹脂分の他、ワックス類、可塑剤、粘着付与剤、酸化防止剤、熱安定剤、充てん剤などを含むことができる。
【0019】
ワックス類としては、石油系ワックス(パラフィンワックス等)、動植物系ワックス(木ろう、白ろう、蜜ろう、カルナウバワックス、キャンデリアワックス等)鉱物系ワックス(マイクロクリスタリンワックスなど)などを、樹脂分として又はホットメルト接着剤の粘度および適用性を改良するための改質剤として用いることができる。
【0020】
可塑剤としては、DBP,DOP,TCP,BBP、塩化パラフィンなど普通の可塑剤の他、接着剤の溶融を早め、流動性を改良し、また被着体表面をぬらす目的でまた接着剤の低温たわみ性、耐衝撃性、耐はく離性、あるいは粘着性などを改良する目的でポリブテン(イソブチレンの高次重合体)、スルホンアミド樹脂、石油樹脂(Piccopale)、β−ピネン樹脂(Piccoplastics,Piccolate)などを使用することができる。
【0021】
粘着付与剤としてはブチラール樹脂、ポリイソブチレン、アクリロニトリルポリマー、石油樹脂などを挙げることができる。また、酸化防止剤として、ジラウリルチオジプロピオネート、2,6−ジ−t−ブチル−p−クレゾール、p−オクチルフェノール、安息香酸ソーダ、ステアリン酸カルシウムなどを使用することができる。さらに、充てん剤として、タルク、クレー、炭酸カルシウム、炭酸バリウム、パライタ(硫酸バリウム)等一般的に用いられる充てん剤を使用することができるが、比重のはなはだしく異なる充てん剤については使用条件を十分に考慮に入れる必要がある。
【0022】
これら結着剤層の乾燥付着量としては0.1g/m2〜30g/m2であることが好ましい。0.1g/m2以下では結着性が不十分であり、30g/m2以上では不経済である上、転写画像が厚く不自然となる。
【0023】
本発明の転写シートの剥離層は水溶性樹脂を主体とするが、水溶性樹脂は従来公知のもので良く、例示すれば、デキストリン、ポリビニルアルコール、ゼラチン、にかわ、カゼイン、セラック、でん粉、タンパク質、ポリアクリル酸アミド、ポリビニルメチルエーテル、メチルビニルエーテルと無水マレイン酸との共重合体、ポリビニルピロリドン、アセチルセルロース、アセチルブチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、メチルセルロース、ヒドロキシメチルセルロース、アルギン酸ソーダ等がある。
【0024】
この中でもポリビニルアルコール、特にケン化度90%以下で、かつ重合度1000以下のポリビニルアルコールが好ましく、特に好ましくはケン化度90%以下で、かつ重合度1000以下のイタコン酸変性ポリビニルアルコールが、水中浸漬時、水への溶解速度が速いため、支持体と画像保持層/結着剤層膜が速く剥離可能となり、操作性に優れる点で好ましい。
【0025】
剥離層乾燥付着量は1g/m2〜50g/m2であることが好ましい。1g/m2以下では、支持体と結着剤層が製造時部分的に接着してしまい、剥離が困難となり、50g/m2以上では、剥離後、剥離層材料が結着剤層表面に相当量残留し、結着剤層と加熱時に混合してしまい、結着性能を低下させる。
【0026】
本発明の転写シートの画像保持層の材料としては、水溶性がなく、画像形成成分(トナー、インク、染料等)との接着性、相溶性が良く、フィルム形成性と形状保持性がある樹脂なら特に限定されるものではないが、例示すれば以下の樹脂等がある。
すなわち、酢酸ビニルの単独重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリウレタン、ポリアミド、ポリエスル、ポリオレフィン、硝酸セルロース、硝酸セルロースなどのセルロース誘導体、ポリスチレン、ポリα−メチルスチレンなどのスチレン樹脂又はスチレン共重合体、ポリ(メタ)アクリル酸メチル、ポリ(メタ)アクリル酸エチルなどのアクリル樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、エチレン−ビニルアルコール共重合体などのビニル重合体、ロジン、ロジン変性マレイン酸樹脂などのロジンエステル樹脂、ポリイソプレンゴム、スチレンブタジエンゴムなどの天然、または合成ゴム類、及び各種アイオノマーなどの他、エポキシ樹脂、フェノール樹脂等である。
【0027】
ポリウレタンには、イソシアネート類と、分子末端がヒドロキシル基であるポリオールとの反応により得られる熱可塑性ポリウレタンが含まれる。イソシアネート類には、例えば、トリレンジイソシアネート、ジフェニルメタン−4,4’−ジイソシアネートなどの芳香族ジイソシアネート;イソホロンジイソシアネートなどの脂環族ジイソシアネート;トリメチレンジイソシアネート、テトラメチレンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、ドデカメチレンジイソシアネートなどの脂肪族ジイソシアネートなどが含まれる。
ポリオールには、アルカンポリオール、ポリエステルポリオール、ポリエーテルポリオールなどのポリヒドロキシ化合物が含まれる。これらのポリヒドロキシ化合物は少なくとも1種用いられる。
アルカンポリオールとしては、1,5−ペンタンジオール、1,8−オクタンジオール、1,10−デカンジオール、1,12−ドデカンジオールなどのアルカンジオールなどが挙げられる。
ポリエステルポリオールとしては、脂肪族ポリエステルジオール、例えば、後述する脂肪族ジオール及び脂肪族ジカルボン酸のいずれか一方の成分を構成単位として含むポリエステルジオールが含まれる。ポリエーテルポリオールには、例えば、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、ポリエチレングリコール、トリプロピレングリコール、ポリプロピレングリコール、ビスフェノールAとエチレンオキサイドなどのアルキレンオキサイドとの付加化合物などのポリエーテルジオールが含まれる。
ポリアミドしては、例えば、ナイロン6、ナイロン11、ナイロン12、ナイロン13、ナイロン610、ナイロン612、ナイロン616などや、これらのナイロン原料を用いた共重合ナイロン(例えばナイロン6/12など)などが例示される。
【0028】
ポリエステルには、脂肪族ジオール及び脂肪族ジカルボン酸のいずれか一方の成分を構成単位として含むポリエステル、特に、脂肪族ジオールと脂肪族ジカルボン酸を構成成分とする脂肪族ポリエステルが含まれる。好ましいポリエステルには、飽和脂肪族カルボン酸の単位を含む場合が多い。
脂肪族ジオール成分には、例えば、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、トリプロピレングリコール、ポリプロピレングリコール、1,3−ブタンジオール、1,4−ブタンジオール、ネオペンチルグリコール、1,6−ヘキサンジオール、ポリメチレングリコールなどが含まれ、脂肪族ジカルボン酸成分としては、例えば、マレイン酸、フマル酸などの不飽和脂肪族ジカルボン酸、無水コハク酸、アジピン酸、アゼライン酸、セバシン酸、スベリン酸、ドデカン二酸などの飽和脂肪族ジカルボン酸などが挙げられる。
ポリオレフィンには、例えば、低密度ポリエチレンや直鎖状低密度ポリエチレンなどのポリエチレン、エチレン−ブテン−1共重合体、エチレン−(4−メチルペンテン−1)共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−(メタン)アクリル酸共重合体、エチレン−(メタ)−アクリレート共重合体、プロピレン−ブテン−1共重合体、エチレン−プロピレン共重合体、エチレン−プロピレン−ブテン−1共重合体、無水マレインなどの変性ポリオレフィンなどが挙げられる。好ましいポリオレフィンには、変性ポリオレフィンなどが含まれる。
これら樹脂の中でも、酢酸ビニル樹脂が画像形成成分(トナー、インク、染料等)との接着性、相溶性とフィルム形状保持性のバランスの点で優れており、好ましい。
【0029】
画像保持層は、必要に応じて、粘着性付与剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、着色剤、帯電防止剤、難燃剤、ワックス、可塑剤、充填剤などを含んでいてもよい。 画像保持層の乾燥付着量としては5g/m2〜100g/m2が好ましい。5g/m2以下では膜強度が低く、100g/m2以上では転写画像が厚く、不自然となる。
本発明の水透過性支持体は、水中浸漬時、速やかに水が浸透する材質、構造のものであれば特に限定されるものではなく、紙、合成紙、布、不織布、皮革、またポリエチレンテレフタレート、ジアセテートセルロース、トリアセテートセルロース、アクリル系ポリマー、セロハン、セルロイド、ポリ塩化ビニル、ポリカーボネート、ポリイミド、ポリエーテルスルホン、ポリエチルエーテルケトン、ポリエチレン、ポリプロピレン等の樹脂シート、金属板、金属箔等が挙げられる。またこれらの材料を適宜組み合わせて製造した複合シートや、これらに塗工やラミネートによって耐水性や導電性を付与したもの等の使用が可能であり特に限定されない。好ましくは秤量20〜200g/m2の紙が経済性及び複写装置内搬送安定性、透水性の面で用いられる。
【0030】
剥離層、結着剤層、画像保持層を形成するには、各層を形成する材料を水又は適当な溶剤中に溶解もしくは分散もしくはエマルジョン化させて調整した塗工液を、ロールコーター、ブレードコーター、ワイヤーバーコーター、エアナイフコーター、ロッドコーター等のコーターを適宜使用して支持体上に塗布して形成する。その他、ホットメルトコーター、ラミネートコーター等を使用して支持体上に積層して形成してもよい。
【0031】
本発明の転写シート上に画像を形成するには、上述したような電子写真記録、感熱転写記録、熱昇華性染料を用いた感熱転写記録、インクジェット記録を適用する他にも、オフセット印刷、凸版印刷、凹版印刷、孔版印刷等の各種の印刷方法、さらに静電記録、ドットインパクト記録、手書き等の記録方法を適宜選択して適用することができる。
【0032】
【実施例】
以下、本発明を実施例を用いてさらに具体的に説明する。なお、以下に示す「部」はいずれも重量基準を表わす。
実施例1
水透過性支持体として秤量104g/m2の無サイズ上質紙を用い、下記組成よりなる剥離層用塗料(A)を支持体の片面にワイヤーバーで塗布、乾燥して剥離層(乾燥塗布量11g/m2)を得た。
〈剥離層用塗料(A)〉
イタコン酸変性ポリビニルアルコール 20部
(KL−506、クラレ社製、
ケン化度74.0〜80.0%、重合度600)
水 80部
上記で得られた剥離層の上に、下記組成よりなる結着剤層塗料(A)をワイヤーバーで塗布、乾燥して結着剤層(乾燥塗布量2g/m2)を設けた。
【0033】
〈結着剤層用塗料(A)〉
ディレードタック型粘着剤エマルジョン 10部
(PSA DT−1000、昭和高分子社製、
スチレン−アクリル酸エステル共重合体主成分、
固形分50〜54%)
水 40部
上記で得られた結着剤層の上に、下記画像保持層塗料(A)をワイヤーバーで塗布、乾燥して画像保持層(乾燥塗布量30g/m2)を設けて本発明の転写シート(a)を得た。
【0034】
〈画像保持層用塗料(A)〉
酢酸ビニル系エマルジョン
(SH−502、昭和高分子社製、固形分50%)
得られた転写シート(a)を、カラー複写機(リコー製、プリテール550)を使用し、画像保持層にフルカラー画像を形成した。画像保持層に形成された画像は鮮明、高画質であり、プリテール550専用普通紙に形成した場合の画像との差は認められなかった。
【0035】
次に上記で得られたフルカラー画像形成済の転写シート(a)を摂氏20℃の水に1分間浸し、その後剥離したところ、容易に剥離することができ、画像が歪んだり、結着剤層に紙の繊維が付着することはなかった。
さらに上記で得られた剥離済みの画像保持層/結着剤層膜を結着剤層がガラス板に密着するように乗せ(仮着)、ヘラでしごいた後に水分を室温で乾燥させた。
仮着の際、画像保持層/結着剤層膜はガラス板上で容易に動かすことができ、位置の修正やシワの除去は容易に行なうことができた。
また、乾燥後の画像保持層/結着剤層膜とガラス板は結着していないものの、剥がそうとしなければ剥がれない程度にはくっついており、仮着状態にあった。次に、上記で得られた画像保持層/結着剤層膜が仮着されたガラス板をオーブン中110℃で10分間加熱し、加熱後オーブンより取り出し、室温まで徐冷した。
徐冷後、画像保持層はガラス板に強固に結着しており、剥がそうとしても剥がれず、無理に剥がそうとすると画像保持層が破れた。
【0036】
実施例2
実施例1の結着剤層用塗料(A)に代えて、下記結着剤層用塗料(B)を使用する以外はすべて実施例1と同様にして本発明の転写シート(b)を得た.
〈結着剤層用塗料(B)〉
ホットメルト接着剤エマルジョン 10部
(PSA SE−9500、昭和高分子社製、
スチレン−アクリル酸エステル共重合体主成分、
固形分45〜49%)
水 40部
【0037】
上記で得られた転写シート(b)を実施例1と同様にして画像形成し、1分間水中浸漬後、容易に剥離した画像保持層/結着剤層膜を結着剤層がガラス板に密着するように乗せ、ヘラでしごいた後に水分を室温で乾燥させた。
仮着の際、実施例1と同様に位置の修正やシワの除去は容易に行なうことができた。
次に、上記で得られた画像保持層/結着剤層膜が仮着されたガラス板をオーブン中、100℃で5分間加熱し、加熱後オーブンより取り出し、室温まで徐冷した。
徐冷後、画像保持層はガラス板に強固に結着しており、剥がそうとしても剥がれず、無理に剥がそうとすると画像保持層が破れた。
【0038】
実施例3
実施例1の結着剤層用塗料(A)に代えて、下記結着剤層用塗料(C)を使用し、画像保持層にフルカラー画像を形成する際、カラー複写機を使用する代わりにコダック社製、昇華転写リボンを使用し、リコー試作昇華転写プリンタを用いて画像形成する以外はすべて実施例1と同様にして本発明の転写シート(c)を得た。
〈結着剤層用塗料(C)〉
ホットメルト接着剤溶液
(タケラック T3500A、武田薬品工業社製、
熱可塑性ウレタン樹脂主成分、固形分24.5%)
【0039】
上記で得られた転写シート(c)を実施例1と同様にして画像形成し、1分間水中浸漬後、容易に剥離した画像保持層/結着剤層膜を結着剤層がガラス板に密着するように乗せ、ヘラでしごいた後に水分を室温で乾燥させた。
仮着の際、実施例1と同様に位置の修正やシワの除去は容易に行なうことができた。
次に、上記で得られた画像保持層/結着剤層膜が仮着されたガラス板をオーブン中120℃で5分間加熱し、加熱後オーブンより取り出し、室温まで徐冷した。
徐冷後、画像保持層はガラス板に強固に結着しており、剥がそうとしても剥がれず、無理に剥がそうとすると画像保持層が破れた。
【0040】
比較例1
実施例1の結着剤層用塗料(A)に代えて、下記接着剤層用塗料(A)を使用する以外はすべて実施例1と同様にして本発明の転写シート(d)を得た。
〈結着剤層用塗料(A)〉
アクリル酸エステル系共重合体樹脂エマルジョン 10部
(SE−4100、昭和高分子社製、固形分62%)
水 40部
【0041】
上記で得られた転写シート(d)を実施例1と同様にして画像形成し、1分間水中浸漬後、容易に剥離した画像保持層/接着剤層膜を接着剤層がガラス板に密着するように乗せたが、この仮着の時点で接着剤層がガラス板にくっつき、位置の修正やシワの除去は不可能もしくは非常に困難であった。
【0042】
実施例4
実施例1の剥離層用塗料(A)に代えて、下記剥離層用塗料(B)を使用する以外はすべて実施例1と同様にして転写シート(e)を得た。
〈剥離層用塗料(B)〉
ポリビニルアルコール 20部
(PVA−105、クラレ社製、
ケン化度98.0〜99.0%、重合度500)
水 80部
【0043】
実施例5
実施例1の剥離層用塗料(A)に代えて、下記剥離層用塗料(C)を使用する以外はすべて実施例1と同様にして転写シート(f)を得た。
〈剥離層用塗料(C)〉
ポリビニルアルコール 10部
(PVA−217、クラレ社製、
ケン化度87.0〜89.0%、重合度1700)
水 90部
実施例4で得られた転写シート(e)と実施例5で得られた転写シート(f)を使用して実施例1と同様にして画像形成し、1分間水中浸漬後、水中より取り出し、支持体から画像保持層/結着剤層膜を剥離しようとしたが、剥離が重く容易に剥離しなかったが、剥離することはかろうじてできた。
剥離した画像保持層/結着剤層膜を結着剤層がガラス板に密着するように乗せ、ヘラでしごいた後に水分を室温で乾燥させた。
仮着の際、実施例1・2と同様に位置の修正やシワの除去は容易に行なうことができた。
次に得られた画像保持層/結着剤層膜が仮着されたオーブン中110℃で10分間加熱し、加熱後オーブンより取り出し、室温まで徐冷した。
徐冷後、画像保持層はガラス板に強固に結着しており、剥がそうとしても剥がれず、無理に剥がそうとすると画像保持層が破れた。
【0044】
【発明の効果】
以上、詳細かつ具体的な説明から明らかなように、本発明によれば、鮮明、高画質の画像を形成する画像保持層膜を有する転写シートが得られ、この転写シートは、該画像保持層膜を普通の水を用いた湿式転写方式により簡単に、短時間で剥離できると共に、該画像保持層膜を被転写体上に仮置きしても自由に位置の修正ができ、シワが入っても容易にシワを取り除くことができ、画像の歪みがなく、しかも該画像保持層膜は被転写体へ十分な結着性が確保できるという、極めて優れた効果を発揮する。
Claims (14)
- 水透過性支持体上に水溶性樹脂を主体とする剥離層、加熱により粘着性及び/又は接着性を発現する結着剤層、画像が形成される画像保持層が順次積層されてなることを特徴とする湿式転写用の転写シート。
- 結着剤層の乾燥付着量が0.1g/m2〜30g/m2であることを特徴とする請求項1に記載の転写シート。
- 結着剤層が加熱により粘着性を発現するディレードタック粘着剤を主体として含有していることを特徴とする請求項1又は2に記載の転写シート。
- 結着剤層が加熱により接着性を発現するホットメルト接着剤を主体として含有していることを特徴とする請求項1又は2に記載の転写シート。
- ディレードタック粘着剤がスチレン−アクリル酸エステル共重合体を主成分としてなることを特徴とする請求項3に記載の転写シート。
- ホットメルト接着剤がスチレン−アクリル酸エステル共重合体及び/又は熱可塑性ウレタン樹脂を主成分としてなることを特徴とする請求項4に記載の転写シート。
- 水溶性樹脂がケン化度90%以下で、かつ重合度1000以下のポリビニルアルコールを主成分としてなることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1に記載の転写シート。
- 水溶性樹脂がケン化度90%以下で、かつ重合度1000以下のイタコン酸変性ポリビニルアルコールを主成分としてなることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1に記載の転写シート。
- 画像保持層が酢酸ビニルの単独重合体又は共重合体を主成分としてなることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1に記載の転写シート。
- 電子写真方式により像受容体にトナー像を形成する画像形成方法を用いて請求項1乃至9のいずれか1に記載の転写シートに画像形成したことを特徴とする画像形成転写シート。
- 熱記録方式により熱溶融インク層又は熱昇華性染料を受容紙上に転写する画像形成方法を用いて請求項1乃至9のいずれか1に記載の転写シートに画像形成したことを特徴とする画像形成転写シート。
- 請求項1乃至9のいずれか1に記載の転写シートの画像保持層に画像形成し、該画像形成転写シートを水中に浸漬し、剥離可能となった画像形成画像保持層/結着剤層一体化膜を被転写体に結着剤層と被転写体を合わせ、仮着し、加熱処理することを特徴とする転写画像形成方法。
- 請求項10に記載の画像形成転写シートを使用することを特徴とする請求項12に記載の転写画像形成方法。
- 請求項11に記載の画像形成転写シートを使用することを特徴とする請求項12に記載の転写画像形成方法。
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